JP6434229B2 - グリル皿 - Google Patents

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本発明は、グリルに用いられるグリル皿に関するものである。
前開口を有するグリル庫と、前開口を介して前後に出入れ自在にグリル庫に収納されるグリル皿と、を備える加熱調理器が知られている(例えば特許文献1参照)。
特許第5293807号公報
グリル皿は、被加熱物が載置される載置面に凹凸が形成されている。これにより、被加熱物より生じた煮汁等が被加熱物に付着するのが抑制される。
しかしながら、載置面に形成される凹凸により、載置される被加熱物との密着が妨げられ、載置された被加熱物への熱伝達が効率良く行われず、エネルギー効率が悪いものであった。
本発明は上記従来の問題点に鑑みて発明したものであって、その目的とするところは、載置された被加熱物への熱伝達が効率良く行われ、エネルギー効率がよいグリル皿を提供することを課題とする。
上記課題を解決するために、請求項1に係る発明は、前開口を介して前後に出入れ自在にグリル庫に収納されるグリル皿であって、被加熱物が載置される載置面が、載置される前記被加熱物との密着を妨げない平坦性を有するとともに、その中央部からその周縁に向けて低くなる形態で傾斜する傾斜面にて構成されことを特徴とする。
請求項に係る発明は、前述した特徴に加えて、上面が前記載置面となる底壁部と、前記底壁部の周囲から立ち上がる前壁部と後壁部と左右の側壁部とを備え、前記前壁部と前記後壁部の正面視において、前記前壁部と前記後壁部のうち、前記グリル庫の下バーナに対応しない部分が低壁部となり、前記グリル庫の下バーナに対応する部分が、前記低壁部よりも高さが高い高壁部となることを特徴とする。
請求項に係る発明は、請求項に係る発明において、前記前壁部と左右の前記側壁部との間と、前記後壁部と左右の前記側壁部との間に、左右の前記側壁部に沿って前後方向に流動する煮汁を左右方向に偏向させる偏向部を備えることを特徴とする。
本発明にあっては、被加熱物が載置される載置面が、載置される被加熱物との密着を妨げない平坦性を有するため、載置された被加熱物への熱伝達が効率良く行われ、エネルギー効率がよい。また、載置面が平坦性を有するとともに周縁に向けて低くなる傾斜面にて構成されるため、被調理物からの煮汁等が周辺へ円滑に流動して、被調理物が油っぽくなったりすることが抑制される。
また、高壁部が形成されている部分において、煮汁が前壁部および後壁部の上端を乗り越えて溢れ出難くなるため、溢れ出た煮汁が下バーナに付着するといったことが抑制される。
また、偏向部を備えることにより、左右の前記側壁部に沿って前後方向に流動する煮汁が前壁部および後壁部の上端を乗り越えて溢れ出るのが抑制される。
第一実施形態におけるグリル付きガスコンロの前斜め上方より見た斜視図である。 第一実施形態におけるグリルの正面断面図である。 第一実施形態のグリル皿の前斜め上方より見た斜視図である。 第一実施形態のグリル皿の平面図である。 第一実施形態のグリル皿のA−A断面図である。 図6Aは第一実施形態におけるグリル皿の引出し状態を説明するグリルの前斜め上方より見た斜視図であり、図6Bは第一実施形態におけるグリル皿の引出し状態を説明するグリルの後斜め上方より見た一部拡大斜視図である。 第一実施形態におけるグリル皿の収納状態を説明するグリルの前斜め上方より見た斜視図である。
本発明のグリル皿の第一実施形態について添付図面に基いて説明する。
第一実施形態のグリル皿が設けられるグリルは、グリル付きガスコンロにおけるグリルであるが、コンロを備えないグリル単体であってもよい。また、第一実施形態のグリル付きガスコンロは、キッチンカウンターに形成された開口部に上方より挿入されて設置されるドロップインコンロであるが、特にドロップインコンロに限定されず、テーブルコンロであってもよい。
図1に示すように、グリル付きガスコンロ(以下、単にガスコンロ1という)は、加熱手段と、加熱手段を制御する加熱制御手段と、本体ケーシング10とを備える。ガスコンロ1は、加熱手段として、コンロバーナ11とグリルバーナ3(図2参照)とを備えている。加熱手段および加熱制御手段は本体ケーシング10に収納される。本体ケーシング10は、上方に開口する略箱状をし、上開口を覆う天板12が設置される。天板12のコンロバーナ11が挿通される部分には、コンロバーナ挿通口13が形成されている。このコンロバーナ挿通口13を介して、ブンゼンバーナであるコンロバーナ11の略円形状をした上部が上方に露出する。
天板12のコンロバーナ挿通口13の周囲には、調理容器を支持する五徳14が設置されている。なお、コンロ(コンロバーナ11、五徳14等)は本発明において任意の構成であり、設けられなくてもよい。
第一実施形態では、コンロバーナ11は、図1に示すように、五徳14に載置される調理容器の底部の温度を検知する温度センサー15を備えている。温度センサー15により検知された温度に基いて、加熱制御手段が自動調理モード等を実行する。
天板12の上面には、コンロバーナ11の点火/消火の切り替えや火力調節の制御指令を与える操作部16が設けられている。操作部16の操作を受けて、マイクロコンピュータからなる加熱制御手段がコンロバーナ11の制御を行う。
ガスコンロ1は、グリル2を備えている。グリル2は、図2に示すように、本体ケーシング10内に収納されるグリル庫20を有する。グリル庫20は、内部にグリルバーナ3を備え、内部空間を燃焼室とするものである。グリル庫20は、前開口を有しており、前開口を介して前方より被加熱物を出入れ可能である。前開口には、図1に示すように、グリル扉21が開閉自在に設けられる。グリル2については後述する。なお、ガスコンロ1における前後方向は、便宜上、図1に示すように、設計上使用者が位置する方を前方Fとするとともにその反対を後方Bとし、左右方向は、後方Bを向いた時の左方Lおよび右方Rをいうものとする。
ガスコンロ1の前面パネル17(図1参照)内には、グリルバーナ3の点火/消火の切り替えや火力調節の制御指令を加熱制御手段に与える操作部(不図示)と、ガスコンロ1における調理タイマーモード、湯沸しモード・炊飯モード等の自動調理モード、グリル2における調理タイマーモード、種々の焼成モードといった自動調理モードの制御指令を加熱制御手段に与える自動調理操作部(不図示)と、が設けられる。
コンロバーナ11およびグリルバーナ3には、図示しないが、本体ケーシング10内に収納されるガス供給路を介して都市ガス等の燃料ガスが供給される。ガス供給路には、元電磁弁、流量制御弁が設けられる。操作部を操作して、加熱制御手段に点火の指令を送ると、加熱制御手段は、対応するコンロバーナ11、グリルバーナ3のガス供給路の元電磁弁を開き、流量制御弁を所定開度で開くと共に点火プラグでスパークさせて点火させる。
以下、グリル2について説明する。グリル2は、図2に示すように、前開口を介して前後に出入れされるグリル皿4を有する。グリル皿4は、図3〜図5に示すように、底壁部40と、底壁部40の周縁より上方に向けて突出する前壁部41、後壁部42、左側の側壁部43、右側の側壁部44を有している。なお、前壁部41、後壁部42、左右の側壁部43、44の境界にて明確に区別されていなくてもよい。また、第一実施形態では、グリル皿4は平面視において点対称となるように形成されているが、特に限定されない。
グリル皿4は、底壁部40の上面に、被加熱物が直接載置されてもよいし、調理容器が載置されてもよいし、焼き網が載置されてこの上に被加熱物が載置されてもよく、特に利用形態は特に限定されない。本発明は、底壁部40の上面に被加熱物が直接載置される場合におけるもので、この点については後述する。
グリルバーナ3は、図2、図6に示すように、グリル庫20に収納されたグリル皿4の下側に配置される下バーナ31を備える。第一実施形態では、下バーナ31は、グリル庫20に収納されたグリル皿4の平面視における略中央部の下方に設けられる。また、下バーナ31は、コンロバーナ11と同様の略円形状をしたブンゼンバーナであるが、バーナの形態や形状は特に限定されない。
下バーナ31は、図2、図6に示すように、グリル皿4の底壁部40の温度を検知する温度センサー32を備えている。温度センサー32は、下バーナ31の中央部より上方に突出しており、グリル皿4の底壁部40の一部(第一実施形態では平面視における中央部)に当接する。そして、温度センサー32により検知された温度に基いて、加熱制御手段が自動調理モード等を実行する。なお、温度センサー32は設けられなくてもよい。
グリルバーナ3は、図2に示すように、グリル庫20に収納されたグリル皿4の上側に配置される上バーナ33を備える。上バーナ33および下バーナ31により、グリル皿4の上下からの加熱(両面焼き)が可能となる。なお、本発明において、上バーナ33は任意の構成であり、設けられなくてもよい。
グリル皿4は、図2、図6に示すように、皿受け5に支持される。皿受け5は、第一実施形態では、線材が屈曲されて平面視において概ね矩形状となる枠により構成されているが、枠状でなくてもよく、形状等も限定されない。
皿受け5は、図2、図6に示すように、可動レール22に固定されるグリル扉21に支持される。可動レール22は、グリル扉21の左右端部からそれぞれ後方に向けて突出して、前後方向を長手方向とするもので、外側の面に中間レール23が装着される。また、図2に示すように、グリル庫20の内側壁に、固定レール24が取付けられる。固定レール24は、前後方向を長手方向とするもので、内側の面に中間レール23が装着される。
中間レール23には、ベアリング(不図示)が設けられており、ベアリングが可動レール22と固定レール24とにそれぞれ抜け止め状態で転動自在に装着されている。これにより、可動レール22が中間レール23を介して固定レール24に対して前後にスライド移動自在となる。なお、第一実施形態では、可動レール22と中間レール23と固定レール24とを備えているが、これらを備えていなくてもよく、例えば中間レール23を備えていなくてもよい。
また、可動レール22には、図2に示すように、ビス等の固着具(不図示)によりレールカバー25が取り付けられる。グリル皿4がグリル庫20に収納されたときに、レールカバー25により、可動レール22と中間レール23と固定レール24の内側方および上方が覆われる。
図6に示すように、皿受け5の前辺の左右両端部には、前方に突出する前突出部51が形成されているとともに、皿受け5の後辺の左右両端部には、後方に突出する後突出部52が形成されている。皿受け5の前辺の左右の前突出部51の間の部分(中間部)は、上方に突出するように形成され、その両端部が、グリル皿4を支持する前支持部53となっている。また、皿受け5の後辺の左右の後突出部52の間の部分(中間部)は、上方に突出するように形成され、その両端部が、グリル皿4を支持する後支持部(不図示)となっている。
図3〜図6に示すように、グリル皿4の前壁部41の左右両端部の前支持部53に対応する位置には、前方に突出する前被支持部45が形成されている。また、グリル皿4の後壁部42の左右両端部の後支持部に対応する位置には、後方に突出する後被支持部46が形成されている。
図6に示すように、前被支持部45が前支持部53に載置されるとともに、後被支持部46が後支持部に支持されて、グリル皿4が皿受け5に支持される。
また、皿受け5の前辺の上方に突出する中間部に前壁部41が当接することにより、グリル皿4の前方への移動が規制され、皿受け5の後辺の上方に突出する中間部に後壁部42が当接することにより、グリル皿4の後方への移動が規制される。また、皿受け5の前辺の上方に突出する中間部に左側の前被支持部45が当接するとともに後辺の上方に突出する中間部に左側の後被支持部46が当接することにより、グリル皿4の右方への移動が規制される。また、皿受け5の前辺の上方に突出する中間部に右側の前被支持部45が当接するとともに後辺の上方に突出する中間部に右側の後被支持部46が当接することにより、グリル皿4の左方への移動が規制される。グリル皿4は、前後左右への移動が規制されるとともに皿受け5に対する位置決めがなされ、皿受け5の所定位置に設置される。
図6Bに示すように、グリル扉21の後面に、上方に突出する逆L字状をした係止部21aが形成されている。前突出部51が係止部21aに係止され、グリル扉21と皿受け5とが連結される。すなわち、前突出部51と係止部21aとが、グリル扉21と皿受け5とを連動させる連動機構を構成する。これにより、グリル扉21の開閉(前後移動)に連動して、皿受け5およびグリル皿4が前後移動する。
図6に示すように、前突出部51が係止部21aに係止されることで、皿受け5の前部がグリル扉21に支持される。皿受け5の後部は、後突出部52がグリル庫20の皿受け支持部26に載置されることで支持される。
皿受け支持部26は、図2、図6に示すように、前後方向を長手方向とするもので、グリル庫20の内側壁の固定レール24の上側に取り付けられる。図6に示すように、グリル扉21を前方に移動させて開くとともに皿受け5およびグリル皿4をグリル庫20の前方に引出した状態でも、後突出部52がグリル庫20に残って皿受け支持部26に載置される。
また、図7に示すように、グリル扉21を後方に移動させて前開口を閉じるとともに皿受け5およびグリル皿4をグリル庫20内に収納した状態では、後突出部52がグリル庫20の後方に突出する。図6に示すように、グリル庫20には、後壁27の後突出部52に対応する位置に、後突出部52が挿通可能な挿通口27aが形成されているとともに、後壁27から後方に向けて、後突出部52を受けて支持する後突出部受け部28が設けられている。これにより、図7に示すように、皿受け5をグリル庫20内に収納した状態でも、後突出部受け部28が後突出部52を支持することができる。
本発明におけるグリル皿4は、上面に被加熱物が直接載置される場合、被加熱物へ効率良く熱が伝達するように形成されるもので、図3〜図5に基いて説明する。
まず、グリル皿4の底壁部40の上面は、その中央部からその周縁に向けて低くなる形態で傾斜する傾斜面にて構成される。第一実施形態では、底壁部40の上面の前後の端部、すなわち上面の前壁部41と後壁部42に沿った部分に、被加熱物より生じた油や煮汁やその他の液体(煮汁等)が溜まる貯留部40bが形成されている。底壁部40の上面の貯留部40bを除く中間部分が、被加熱物が載置される載置面40aとなる。貯留部40bの上面は載置面40aよりも低い。
第一実施形態においては、図5に示すように、底壁部40の下面は一部の凹所を除いて平坦面(下平坦面とする)となっており、載置面40aは、中央部における下平坦面からの高さが8mm、周縁部における下平坦面からの高さが5.5mmとなるように形成されている。また、貯留部40bの底部の下平坦面からの高さは2mmとなっているが、特にこれらの数値は限定されない。
そして、載置面40aは、載置される被加熱物との密着を妨げない平坦性を有する、言い換えると、載置される被加熱物との密着を妨げる凹凸を有しないように形成されるものである。ここで、被加熱物は、秋刀魚、鯖、鰈、鯵、鮭をはじめとする魚や、平板状に形成された牛肉や豚肉等の肉を主に想定している。前記密着を妨げる凹凸とは、これら被加熱物が載置面40aに載置されたときに、被加熱物の下面の略全面が載置面40aに当接する状態とならないような、載置面40aに形成される凹凸である。このような平坦性を有する載置面40aの最良の形態としては、平坦面が挙げられるが、平坦面でなくてもよい。載置面40aに被加熱物が載置された場合の被加熱物と載置面40aとの接触面積が、被加熱物が平坦面に載置された場合の被加熱物と平坦面との接触面積と比較して、それ程遜色ない位に大きければよい(平坦面の90%以上、好ましくは95%以上、さらに好ましくは99%以上)。すなわち、使用により付く傷による凹みや盛り上がりや、図5に示すような小さな曲率で形成される全体的な凸形状は、被加熱物との密着を妨げる凹凸とはならない。
本発明のグリル皿4は、載置面40aが載置される被加熱物との密着を妨げない平坦性を有するため、載置された被加熱物への熱伝達が効率良く行われ、エネルギー効率がよいグリルとすることができる。
また、載置面40aが上記平坦性を有するとともに中央部から周縁に向けて低くなる傾斜面にて構成されるため、被調理物からの煮汁等の流動を妨げることもなく、煮汁等は円滑に貯留部に流動して載置面40aから効率良く排除される。これにより、載置面40aに煮汁等が貯留してしまうことにより、被調理物が油っぽくなったりして煮汁等の影響を受けることが抑制され、被調理物の仕上がりが良好なグリルとなる。
また、第一実施形態においては、前壁部41と後壁部42の正面視において下バーナ31に対応する部分が、その他の部分よりも高さが高い高壁部47となることに特徴を有するものである。図3〜図6に示すように、左右の前被支持部45、後被支持部46の間の部分が高壁部47となり、高壁部47の左右両側の部分は高壁部47よりも高さが低い低壁部48となっている。
グリル皿4をグリル庫20に出入れするには、グリル皿4を前後方向に移動させるが、その場合、グリル皿4に溜まっている煮汁等が、前壁部41や後壁部42の上端を乗り越えてグリル皿4より溢れ出易い。そして、グリル皿4より溢れ出て下バーナ31に煮汁等が付着しても、下バーナ31の清掃はし難く、また、付着した煮汁等を放置することは好ましくないため、下バーナ31に煮汁等が付着するのを抑制することが望ましい。
第一実施形態においては、前壁部41および後壁部42に高壁部47が形成されるため、高壁部47が形成されている部分においては、煮汁等が、前壁部41および後壁部42の上端を乗り越えて溢れ出難い。これにより、煮汁等が前壁部41および後壁部42の上端を乗り越えて溢れ出て、下バーナ31に付着することが抑制される。
特に、第一実施形態においては、下バーナ31に設けられる温度センサー32がグリル皿4の底壁部40に当接する。このため、煮汁等が、前壁部41や後壁部42の正面視において下バーナ31に対応する部分の上端を乗り越えると、外面を伝って底壁部40の下面を前後に移動して温度センサー32に到達し、下バーナ31に付着してしまう。このような温度センサー32を有する第一実施形態においては、特に有効である。
また、第一実施形態においては、前壁部41と左右の側壁部43、44との間、後壁部42と左右の側壁部43、44との間に、左右の側壁部43、44に沿って前後方向に流動する煮汁等を左右方向に偏向させる偏向部49を備える。具体的には、偏向部49は、前壁部41、後壁部42と、左右の側壁部43、44とを繋ぐR状の壁にて構成される。このような偏向部49を備えることにより、被加熱物より生じた煮汁等が左右の側壁部43、44に沿って前後方向に流動したとき、煮汁等が、前壁部41および後壁部42の上端(特に低壁部48の上端)を乗り越えて溢れ出るのが抑制される。
1 ガスコンロ
10 本体ケーシング
11 コンロバーナ
12 天板
13 コンロバーナ挿通口
14 五徳
15 温度センサー
16 操作部
17 前面パネル
2 グリル
20 グリル庫
21 グリル扉
21a 係止部
22 可動レール
23 中間レール
24 固定レール
25 レールカバー
26 皿受け支持部
27 後壁
27a 挿通口
28 後突出部受け部
3 グリルバーナ
31 下バーナ
32 温度センサー
33 上バーナ
4 グリル皿
40 底壁部
40 底壁部
41 前壁部
42 後壁部
43 側壁部
44 側壁部
45 前被支持部
46 後被支持部
47 高壁部
48 低壁部
49 偏向部
5 皿受け
51 前突出部
52 後突出部
53 前支持部

Claims (2)

  1. 前開口を介して前後に出入れ自在にグリル庫に収納されるグリル皿であって、
    被加熱物が載置される載置面が、載置される前記被加熱物との密着を妨げない平坦性を有するとともに、その中央部からその周縁に向けて低くなる形態で傾斜する傾斜面にて構成されており、
    上面が前記載置面となる底壁部と、前記底壁部の周囲から立ち上がる前壁部と後壁部と左右の側壁部とを備え、
    前記前壁部と前記後壁部の正面視において、前記前壁部と前記後壁部のうち、前記グリル庫の下バーナに対応しない部分が低壁部となり、前記グリル庫の下バーナに対応する部分が、前記低壁部よりも高さが高い高壁部となることを特徴とするグリル皿。
  2. 前記前壁部と左右の前記側壁部との間と、前記後壁部と左右の前記側壁部との間に、左右の前記側壁部に沿って前後方向に流動する煮汁を左右方向に偏向させる偏向部を備えることを特徴とする請求項1記載のグリル皿。
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