JP2015169362A - 加熱調理器 - Google Patents

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Abstract

【課題】被調理物を調理室に対し上方から出し入れ可能であり、かつ、調理室及び加熱口を十分に大きくすることのできる加熱調理器を提供すること。
【解決手段】本発明の加熱調理器1Aは、上面開口部を有し、被調理物100を収納する調理室10と、上面開口部を開閉する扉4と、扉4に設けられ、扉4の上面に載置された被加熱物を加熱する加熱装置14と、を備える。加熱調理器1Aは、調理室10に設けられ、被調理物100を載せる載置部11と、載置部11を昇降させる機構(モータ18、ギヤ19、シャフト20、多条送りねじ21)と、を備える。
【選択図】図4

Description

本発明は、加熱調理器に関する。
下記特許文献1には、コンロ部がグリルの上方に配置され、グリルを手前に引き出すようにしてグリルを開けるように構成された調理用コンロが開示されている。この調理用コンロでは、調理後にグリルを開けると、高温部分が手前に引き出されることになる。そのため、周囲の者がそのような高温部分に誤って触らないように十分に注意しなければならず、煩わしい。
下記特許文献2には、水平な天板の下方にグリル部を備えたコンロ装置において、天板の一部を開閉自在なグリル扉にすると共に、このグリル扉の下方にグリル部のグリル庫(調理室)を設け、グリル扉を開放するとグリル庫が上方に開口し、グリル庫に対して上方から被調理物を出し入れ可能にしたコンロ装置が開示されている。
特開2000−325240号公報 特開2008−304107号公報
特許文献2のコンロ装置(加熱調理器)では、天板部に設けられた二つ加熱口の間の部分にグリル扉を設けている。既存のシステムキッチンにおける加熱調理器の設置空間、あるいは加熱調理器の設置台の大きさなどにより、加熱調理器の幅寸法には制約がある。そのため、特許文献2のような構成では、グリル扉の幅が狭くなり、グリル庫(調理室)の幅も狭くなるという課題がある。また、特許文献2のような構成において、グリル扉及びグリル庫(調理室)の幅を十分に広くしようとすると、加熱口を小さくせざるを得ず、加熱口の加熱装置の小型化が必要になったり、被加熱物より加熱口が小さくなるという課題がある。
本発明は、上述のような課題を解決するためになされたもので、被調理物を調理室に対し上方から出し入れ可能であり、かつ、調理室及び加熱口を十分に大きくすることのできる加熱調理器を提供することを目的とする。
本発明に係る加熱調理器は、上面開口部を有し、被調理物を収納する調理室と、上面開口部を開閉する扉と、扉に設けられ、扉の上面に載置された被加熱物を加熱する加熱装置と、を備えたものである。
本発明によれば、被調理物を調理室に対し上方から出し入れ可能であり、かつ、調理室及び加熱口を十分に大きくすることが可能となる。
本発明の実施の形態1の加熱調理器の扉が閉まった状態の上面図である。 本発明の実施の形態1の加熱調理器の扉が開いた状態の上面図である。 本発明の実施の形態1の加熱調理器の外観を示す正面図である。 本発明の実施の形態1の加熱調理器の扉が閉まった状態の断面を正面から見た図である。 本発明の実施の形態1の加熱調理器の扉が開いた状態の断面を正面から見た図である。 本発明の実施の形態2の加熱調理器の扉が閉まった状態の上面図である。 本発明の実施の形態2の加熱調理器の扉が開いた状態の上面図である。 本発明の実施の形態2の加熱調理器の外観を示す正面図である。 本発明の実施の形態2の加熱調理器の扉が閉まった状態の断面を正面から見た図である。 本発明の実施の形態2の加熱調理器の扉が開いた状態の断面を正面から見た図である。 本発明の実施の形態3の加熱調理器の扉が閉まった状態の上面図である。 本発明の実施の形態3の加熱調理器の扉が開いた状態の上面図である。 本発明の実施の形態3の加熱調理器の扉が閉まった状態の断面を側面から見た図である。 本発明の実施の形態3の加熱調理器の扉が開いた状態の断面を側面から見た図である。 本発明の実施の形態4の加熱調理器の扉が閉まった状態の上面図である。 本発明の実施の形態4の加熱調理器の扉が開いた状態の上面図である。 本発明の実施の形態4の加熱調理器の扉が閉まった状態の断面を正面から見た図である。 本発明の実施の形態4の加熱調理器の扉が開いた状態の断面を正面から見た図である。 本発明の実施の形態5の加熱調理器の扉が閉まった状態を側面から見た図である。 本発明の実施の形態5の加熱調理器の扉が開いた状態を側面から見た図である。 本発明の実施の形態6の加熱調理器の扉が閉まった状態を側面から見た図である。 本発明の実施の形態6の加熱調理器の扉が開いた状態を側面から見た図である。 本発明の実施の形態7の加熱調理器の扉が閉まった状態を正面から見た図である。 本発明の実施の形態7の加熱調理器の扉が開いた状態を正面から見た図である。 本発明の実施の形態8の加熱調理器の扉が閉まった状態を正面から見た図である。 本発明の実施の形態8の加熱調理器の扉が開いた状態を正面から見た図である。 本発明の実施の形態9の加熱調理器の扉が閉まった状態を側面から見た図である。 本発明の実施の形態9の加熱調理器の扉が開いた状態を側面から見た図である。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。なお、各図において共通する要素には、同一の符号を付して、重複する説明を省略する。また、本発明は、以降に示す各実施の形態のあらゆる組み合わせを含むものとする。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1の加熱調理器の扉が閉まった状態の上面図である。図2は、本発明の実施の形態1の加熱調理器の扉が開いた状態の上面図である。図3は、本発明の実施の形態1の加熱調理器の外観を示す正面図である。図4は、本発明の実施の形態1の加熱調理器の扉が閉まった状態の断面を正面から見た図である。図5は、本発明の実施の形態1の加熱調理器の扉が開いた状態の断面を正面から見た図である。
これらの図に示す本実施の形態1の加熱調理器1Aは、システムキッチンに組み込まれる加熱調理器である。図1及び図2の下側が加熱調理器1Aの正面側(使用者にとって手前側)である。図1及び図2の上側が加熱調理器1Aの背面側(使用者にとって奥側)である。図1に示すように、加熱調理器1Aの上面には、天板3、扉4、排気口5、操作部6、及び表示部7が配置されている。天板3は略長方形の開口部を有する。図1に示す状態では、天板3の開口部が扉4でふさがれている。扉4は、上面から見て略長方形をなす。扉4の上面には、鍋等の調理容器(被加熱物)を加熱する第一加熱口8が設けられている。天板3の上面には、鍋等の調理容器(被加熱物)を加熱する第二加熱口9が設けられている。第一加熱口8は加熱調理器1Aの上面の中央より左側に位置する。第二加熱口9は加熱調理器1Aの上面の中央より右側に位置する。本実施の形態1の加熱調理器1Aは、第一加熱口8及び第二加熱口9の二つの加熱口を有するが、本発明の加熱調理器が備える加熱口の数は、一つでも三つ以上でもよい。表示部7は、加熱調理器1Aの動作状態、操作部6からの入力及び操作内容等の情報を表示する。
図2に示すように、天板3の開口部の下方には、例えば魚、肉等の被調理物100を収納する調理室10が設けられている。調理室10は、略長方形の上面開口部を有する。天板3の開口部は、調理室10の上面開口部に重なる位置に形成されている。扉4を開くことで、調理室10の上面開口部が開放され、被調理物100を調理室10内へ出し入れできる。調理室10には、被調理物100を載せる載置部11が配置されている。扉4を閉めることで、調理室10の上面開口部が閉鎖される。扉4には気密部材(図示省略)が配置され、扉4を閉めた状態では扉4と調理室10の上面開口部との隙間を気密部材がシールする。これにより、調理室10の空気が扉4と調理室10の上面開口部との隙間から漏れることを抑制できる。排気口5は、天板3の背面側に設けられている。排気口5には、天板3の下方側にある調理室10との通風路が接続されている。
図示の構成における扉4、排気口5、操作部6、表示部7等の配置は一例である。図示の構成に限らず、第二加熱口9側に扉4及び調理室10を設けても良い。また、扉4を両開きとし、第一加熱口8及び第二加熱口9をそれぞれの扉4に設けても良い。排気口5を天板3と扉4の間に配置しても良い。操作部6を左右に配置しても良い。操作部6を右側に寄せて配置しても良い。操作部6を上面に配置しなくても良い。表示部7を中央に配置しても良い。表示部7を上面に配置しなくても良い。表示部7を二つ以上配置しても良い。
扉4にはスライドレール12の可動側が取り付けられている。スライドレール12により、扉4を水平方向(右方向)にスライドさせることで、扉4を第二加熱口9の上へ移動できる。本実施の形態1では、扉4を右側へ寄せることで扉4を開く機構を示しているが、開閉する扉4の移動方向はこれに限るものではなく、扉4を左側に寄せることで扉4を開く機構にしたり、扉4を背面側に寄せることで扉4を開く機構にしたり、扉4を天板3の下側に移動させることで扉4を開く機構にしても良い。
図3に示すように、加熱調理器1Aの筐体2の正面の左側には、調理室10を覆う筐体壁面13が設けられている。筐体2の正面の右側には操作部29が設けられている。図示の構成における調理室10および操作部29の配置は一例である。図示の構成に限らず、調理室10を加熱調理器1Aの中央部に配置したり、調理室10を加熱調理器1Aの右側に寄せて配置しても良い。また、操作部29を左右に配置しても良い。操作部29を左に寄せて配置しても良い。操作部29を正面に配置しなくても良い。調理室10を覆う筐体壁面13には、調理室10の内部を確認できるように、耐熱ガラスなどの可視光透過材の窓を設けたり、調理室10内で調理される被調理物100を正面から出し入れできるように開閉可能な扉を設けてもよい。
図4に示すように、扉4には、第一加熱口8に載置された被加熱物を加熱する加熱装置14が設けられている。扉4を閉じた状態で、調理室10は、第一加熱口8及び加熱装置14の下方に位置する。天板3の下方には、第二加熱口9に載置された被加熱物を加熱する加熱装置15が配置されている。加熱装置14,15としては、例えば、誘導加熱コイル、ラジエントヒータなどを好適に用いることができる。調理室10の天井面に相当する加熱装置14の下面を発熱させ、調理室10内の被調理物100を加熱しても良い。扉4及びスライドレール12は、図示しない昇降機構により、上下方向に移動可能になっている。この昇降機構は、扉4の上面が天板3の上面と同じ高さになる位置と、扉4の下面が天板3の上面より高くなる位置とに、扉4及びスライドレール12を昇降できる。扉4を開けるときには、図4に示す状態から、扉4及びスライドレール12を上方に移動させた後、扉4を右方向に移動させる。
調理室10内の載置部11の下方には、被調理物100を加熱する加熱装置16が配置されている。加熱装置16としては、例えば、シーズヒータ、赤外線ヒータ、ガラス管ヒータなどを好適に用いることができる。加熱装置16は、被調理物100を放射または空気の熱伝達で加熱できる手段であれば、いかなる構成でも良い。本実施の形態1では載置部11の下方に加熱装置16を設け下方からの放射または空気の熱伝達で被調理物100を加熱するようにしているが、被調理物100の上側に加熱装置16を配置したり、扉4の底面に加熱装置16を配置したり、被調理物100の左右の側面に加熱装置16を配置し、被調理物100を上方または左右から加熱するようにしてもよい。
筐体2の内部には、回路基板17と、モータ18とが設けられている。モータ18は、回路基板17での制御により、正方向及び逆方向へ回転駆動される。モータ18の動作と連動して、ギヤ19とシャフト20と多条送りねじ21が動作する。多条送りねじ21は、載置部11及び加熱装置16の左側及び右側に配置されている。多条送りねじ21が回転することで載置部11及び加熱装置16が昇降する。図5に示すように、扉4が開いた状態で、多条送りねじ21を回転させることで、載置部11の上面を天板3の上面とほぼ同じ高さの位置まで上昇させることができる。載置部11の上面が天板3の上面とほぼ同じ高さの位置まで上昇すると、クラッチ22が多条送りねじ21を空転させる。これにより、モータ18、ギヤ19、シャフト20、多条送りねじ21に過大な負荷がかかることを確実に防止できる。
本実施の形態1の加熱調理器1Aによれば、以下のような効果が得られる。
(1)扉4を開けることで、被調理物100を調理室10に対し上方から出し入れ可能である。調理室10の載置部11を加熱調理器1Aの正面側に引き出す構成でないので、高温になる載置部11に周囲の者が誤って触れるようなことを確実に抑制できる。また、載置部11を加熱調理器1Aの正面側に引き出すことがないので、載置部11が使用者の動作の妨げになることもない。また、載置部11から被調理物100を誤って床に落とすようなことが起きにくい。
(2)扉4に加熱装置14を設けたことで、第一加熱口8及び第二加熱口9の大きさを縮小することなく、扉4の幅(左右方向の寸法)を十分に大きくできる。このため、調理室10の幅(左右方向の寸法)も十分に大きくできる。
(3)扉4の上面を水平に維持したまま扉4を移動させる機構(スライドレール12)を備えたことで、扉4を開いた状態でも扉4の上面(第一加熱口8)に物を載せることが可能となる。
(4)扉4を水平方向に移動させる機構(スライドレール12)を備えたことで、扉4を開けたときに、調理室10の上面開口部の上方に扉4が位置しないので、調理室10への被調理物100の出し入れなどをさらに容易に行える。
(5)調理室10の載置部11を昇降させる機構(モータ18、ギヤ19、シャフト20、多条送りねじ21)を備えたことで、載置部11上の被調理物100を取り扱うとき、第一加熱口8及び第二加熱口9に載置する鍋等と同程度の高さで作業ができる。このため、使用者が腰をかがめたり手を伸ばしたりするなどの無理な姿勢をとることを抑制でき、自然な態勢で調理をすることができる。また、載置部11を上昇させた位置にすることで、清掃も容易にできる。
実施の形態2.
次に、図6から図10を参照して、本発明の実施の形態2について説明するが、上述した実施の形態1との相違点を中心に説明し、同一部分または相当部分は同一符号を付し説明を省略する。図6は、本発明の実施の形態2の加熱調理器の扉が閉まった状態の上面図である。図7は、本発明の実施の形態2の加熱調理器の扉が開いた状態の上面図である。図8は、本発明の実施の形態2の加熱調理器の外観を示す正面図である。図9は、本発明の実施の形態2の加熱調理器の扉が閉まった状態の断面を正面から見た図である。図10は、本発明の実施の形態2の加熱調理器の扉が開いた状態の断面を正面から見た図である。
これらの図に示す本実施の形態2の加熱調理器1Bは、システムキッチンに組み込まれる加熱調理器である。図6及び図7の下側が加熱調理器1Bの正面側(使用者にとって手前側)である。図6及び図7の上側が加熱調理器1Bの背面側(使用者にとって奥側)である。図6に示すように、加熱調理器1Bの上面には、天板3、扉23,24、排気口5、操作部6、及び表示部7が配置されている。天板3は略長方形の開口部を有する。図6に示す状態では、天板3の開口部が扉23,24でふさがれている。扉23,24は、上面から見て略長方形をなす。扉23の上面には、第一加熱口8が設けられている。扉24の上面には、第二加熱口9が設けられている。
図7に示すように、天板3の開口部の下方には、調理室10が設けられている。調理室10は、略長方形の上面開口部を有する。天板3の開口部は、調理室10の上面開口部に重なる位置に形成されている。扉23,24を両開きに開くことで、調理室10の上面開口部が開放され、被調理物100を調理室10内へ出し入れできる。扉23,24を閉めることで、調理室10の上面開口部が閉鎖される。扉23,24には気密部材(図示省略)が配置され、扉23,24を閉めた状態では扉23,24と調理室10の上面開口部との隙間を気密部材がシールする。これにより、調理室10の空気が扉23,24と調理室10の上面開口部との隙間から漏れることを抑制できる。
図8に示すように、調理室10は、加熱調理器1Bの正面側から見たときに中央部に配置されている。操作部29は、加熱調理器1Bの正面側から見たときに調理室10を挟むように左側及び右側に配置されている。
図9に示すように、扉23には、第一加熱口8に載置された被加熱物を加熱する加熱装置14が設けられている。扉24には、第二加熱口9に載置された被加熱物を加熱する加熱装置15が配置されている。扉23,24は、図示しない昇降機構により、上下方向に移動可能になっている。この昇降機構は、扉23,24の上面が天板3の上面と同じ高さになる位置と、扉23,24の下面が天板3の上面より高くなる位置とに、扉23,24を昇降できる。扉23,24には、扉23,24を開閉させるリンク装置25,26が取り付けられている。扉23,24を開けるときには、図9に示す状態から、扉23,24を上方に移動させた後、リンク装置25により扉23を左方向に移動させ、リンク装置26により扉24を右方向に移動させる。リンク装置25,26は、扉23,24の上面を水平に維持したまま扉23,24を移動させるように構成されている。扉23,24を閉じた状態で、調理室10は、第一加熱口8及び加熱装置14並びに第二加熱口9及び加熱装置15の下方に位置する。
載置部11及び加熱装置16の左側及び右側には、ピニオンギヤ27と、ピニオンギヤ27を回転駆動するモータ(図示省略)が取り付けられている。筐体2には、上下方向に延びる一対のラックレール28が設置されている。ピニオンギヤ27はラックレール28に噛み合っている。ピニオンギヤ27が回転してラックレール28に沿って移動することで、載置部11及び加熱装置16が昇降する。図10に示すように、扉23,24が開いた状態で、ピニオンギヤ27を回転させることで、載置部11及び加熱装置16を扉23,24の上面とほぼ同じ高さの位置まで上昇させることができる。ピニオンギヤ27に代えてタイヤなどの弾性材料で覆われた車輪を設け、ラックレール28に代えて平坦な走路を設け、走路と車輪との間の摩擦力で載置部11を昇降させてもよい。その場合、載置部11が上昇した位置で固定できるロック機構を備えるのがよい。
本実施の形態2の加熱調理器1Bによれば、以下のような効果が得られる。
(1)扉23,24を開けることで、被調理物100を調理室10に対し上方から出し入れ可能である。調理室10の載置部11を加熱調理器1Bの正面側に引き出す構成でないので、高温になる載置部11に周囲の者が誤って触れるようなことを確実に抑制できる。また、載置部11を加熱調理器1Bの正面側に引き出すことがないので、載置部11が使用者の動作の妨げになることもない。また、載置部11から被調理物100を誤って床に落とすようなことが起きにくい。
(2)扉23,24に加熱装置14,15を設けたことで、第一加熱口8及び第二加熱口9の大きさを縮小することなく、扉23,24の幅(左右方向の寸法)を十分に大きくできる。このため、調理室10の幅(左右方向の寸法)も十分に大きくできる。
(3)扉23,24の上面を水平に維持したまま扉23,24を移動させるリンク装置25,26を備えたことで、扉23,24を開いた状態でも扉23,24の上面(第一加熱口8,第二加熱口9)に物を載せることが可能となる。
(4)扉23,24を水平方向に移動させる機構(リンク装置25,26)を備えたことで、扉23,24を開けたときに、調理室10の上面開口部の上方に扉23,24が位置しないので、調理室10への被調理物100の出し入れなどをさらに容易に行える。
(5)調理室10の載置部11を昇降させる機構(ピニオンギヤ27、ラックレール28)を備えたことで、載置部11上の被調理物100を取り扱うとき、第一加熱口8及び第二加熱口9に載置する鍋等と同程度の高さで作業ができる。このため、使用者が腰をかがめたり手を伸ばしたりするなどの無理な姿勢をとることを抑制でき、自然な態勢で調理をすることができる。
(6)複数の加熱口(第一加熱口8及び第二加熱口9)が扉23,24により移動可能であるので、調理室10の上面開口部をより大きくすることができ、より広い調理室10を確保可能となる。
実施の形態3.
次に、図11から図14を参照して、本発明の実施の形態3について説明するが、上述した実施の形態1との相違点を中心に説明し、同一部分または相当部分は同一符号を付し説明を省略する。図11は、本発明の実施の形態3の加熱調理器の扉が閉まった状態の上面図である。図12は、本発明の実施の形態3の加熱調理器の扉が開いた状態の上面図である。図13は、本発明の実施の形態3の加熱調理器の扉が閉まった状態の断面を側面から見た図である。図14は、本発明の実施の形態3の加熱調理器の扉が開いた状態の断面を側面から見た図である。
これらの図に示す本実施の形態3の加熱調理器1Cは、システムキッチンに組み込まれる加熱調理器である。図11及び図12の下側並びに図13及び図14の左側が加熱調理器1Cの正面側(使用者にとって手前側)である。図11及び図12の上側並びに図13及び図14の右側が加熱調理器1Cの背面側(使用者にとって奥側)である。図11に示すように、加熱調理器1Cの上面には、天板3、扉30、排気口5、及び操作部6が配置されている。天板3は略長方形の開口部を有する。図11に示す状態では、天板3の開口部が扉30でふさがれている。扉30は、上面から見て略長方形をなす。扉30の上面には、鍋等の調理容器(被加熱物)を加熱する第一加熱口8及び第二加熱口9が設けられている。扉30を開くときには、扉30が後方へ移動する。扉30を閉じた状態で、第一加熱口8及び第二加熱口9は、加熱調理器1Cの前側に寄せて配置されている。このため、加熱調理器1Cの上面の後ろ寄りにスペースがあり、開いた扉30をこのスペースに移動させることができる。加熱調理器1Cの上面の後ろ寄りにスペースには、扉30を開いたときに扉30の下面に接触する緩衝材31が設置されている。
図12に示すように、天板3の開口部の下方には、調理室10が設けられている。調理室10は、略長方形の上面開口部を有する。天板3の開口部は、調理室10の上面開口部に重なる位置に形成されている。扉30を開くことで、調理室10の上面開口部が開放され、被調理物100を調理室10内へ出し入れできる。扉30を閉めることで、調理室10の上面開口部が閉鎖される。扉30には気密部材(図示省略)が配置され、扉30を閉めた状態では扉30と調理室10の上面開口部との隙間を気密部材がシールする。これにより、調理室10の空気が扉30と調理室10の上面開口部との隙間から漏れることを抑制できる。扉30にはスライドレール12の可動側が取り付けられている。スライドレール12により、扉30を水平方向(後方)にスライドさせることで、扉30を加熱調理器1Cの上面の後ろ寄りにスペースへ移動できる。
図13に示すように、扉30には、第一加熱口8に載置された被加熱物を加熱する加熱装置14及び第二加熱口9に載置された被加熱物を加熱する加熱装置15が設けられている。扉30を閉じた状態で、調理室10は、第一加熱口8及び加熱装置14並びに第二加熱口9及び加熱装置15の下方に位置する。調理室10の天井面に相当する加熱装置14,15の下面を発熱させ、調理室10内の被調理物100を加熱しても良い。
調理室10内の載置部11の下方には、被調理物100を加熱する加熱装置16が配置されている。載置部11及び加熱装置16の下方側には、前方に突出する支持アーム32と、後方に突出する支持アーム33とが設けられている。支持アーム32,33の突出長さは、アクチュエータ36により伸縮可能になっている。支持アーム32の先端には磁石34が設けられている。支持アーム33の先端には磁石35が設けられている。筐体2の内部には、磁石34と対向する位置に、磁石34に対し反発する複数の磁石37が上下方向に並べて設置されている。複数の磁石37が並ぶ方向は、上側の磁石37ほど前寄りの位置になるように、傾斜している。筐体2の内部には、磁石35と対向する位置に、磁石35に対し反発する複数の磁石38が上下方向に並べて設置されている。複数の磁石38が並ぶ方向は、上側の磁石37ほど後ろ寄りの位置になるように、傾斜している。アクチュエータ36が支持アーム32,33の突出長さを長くすることで、磁石34,35と磁石37,38との反発力により、磁気浮揚力が生じ、載置部11及び加熱装置16が上昇する。逆に、アクチュエータ36が支持アーム32,33の突出長さを短くすることで、載置部11及び加熱装置16が下降する。図13は、載置部11及び加熱装置16が下降した位置にある状態を示す。
図14に示すように、スライドレール12には、スライドレール12を水平方向(前後方向)に移動させるリンク装置39が取り付けられている。リンク装置39は、扉30の上面を水平に維持したまま扉30を移動させるように構成されている。扉30、スライドレール12及びリンク装置39は、図示しない昇降機構により、上下方向に移動可能になっている。この昇降機構は、扉30の上面が天板3の上面と同じ高さになる位置と、扉30の下面が天板3の上面より高くなる位置とに、扉30、スライドレール12及びリンク装置39を昇降できる。扉30を開けるときには、図13に示す状態から、まず、扉30、スライドレール12及びリンク装置39を上方に移動させる。次いで、リンク装置39により、扉30及びスライドレール12を後方へ移動させる。その後、スライドレール12により扉30を後方へさらに移動させる。図14は、このようにして扉30を開いて後方へ移動させた状態を示している。スライドレール12により扉30を後方へ移動させる前にリンク装置39により扉30及びスライドレール12を後方へ移動させても良い。
上記のようにして扉30を開いた後、アクチュエータ36により支持アーム32,33の突出長さを長くすることで、載置部11及び加熱装置16を上昇させる。これにより、図14に示すように、載置部11の上面を天板3の上面とほぼ同じ高さの位置まで上昇させることができる。なお、本実施の形態3では、磁石34,35,37,38の種類は特に限定されるものではなく、永久磁石でも電磁石でもよい。また、磁石34,35,37,38によりリニアモータを構成し、リニアモータの駆動力により載置部11及び加熱装置16を昇降させても良い。
本実施の形態3の加熱調理器1Cによれば、以下のような効果が得られる。
(1)扉30を開けることで、被調理物100を調理室10に対し上方から出し入れ可能である。調理室10の載置部11を加熱調理器1Cの正面側に引き出す構成でないので、高温になる載置部11に周囲の者が誤って触れるようなことを確実に抑制できる。また、載置部11を加熱調理器1Cの正面側に引き出すことがないので、載置部11が使用者の動作の妨げになることもない。また、載置部11から被調理物100を誤って床に落とすようなことが起きにくい。
(2)扉30に加熱装置14,15を設けたことで、第一加熱口8及び第二加熱口9の大きさを縮小することなく、扉30の幅(左右方向の寸法)を十分に大きくできる。このため、調理室10の幅(左右方向の寸法)も十分に大きくできる。
(3)扉30の上面を水平に維持したまま扉30を移動させる機構(スライドレール12、リンク装置39)を備えたことで、扉30を開いた状態でも扉30の上面(第一加熱口8及び第二加熱口9)に物を載せることが可能となる。
(4)扉30を水平方向に移動させる機構(スライドレール12、リンク装置39)を備えたことで、扉30を開けたときに、調理室10の上面開口部の上方に扉30が位置しないので、調理室10への被調理物100の出し入れなどをさらに容易に行える。
(5)調理室10の載置部11を昇降させる機構(支持アーム32,33、磁石34,35,37,38、アクチュエータ36)を備えたことで、載置部11上の被調理物100を取り扱うとき、第一加熱口8及び第二加熱口9に載置する鍋等と同程度の高さで作業ができる。このため、使用者が腰をかがめたり手を伸ばしたりするなどの無理な姿勢をとることを抑制でき、自然な態勢で調理をすることができる。
(6)複数の加熱口(第一加熱口8及び第二加熱口9)が扉30により移動可能であるので、調理室10の上面開口部をより大きくすることができ、より広い調理室10を確保可能となる。
実施の形態4.
次に、図15から図18を参照して、本発明の実施の形態4について説明するが、上述した実施の形態1との相違点を中心に説明し、同一部分または相当部分は同一符号を付し説明を省略する。図15は、本発明の実施の形態4の加熱調理器の扉が閉まった状態の上面図である。図16は、本発明の実施の形態4の加熱調理器の扉が開いた状態の上面図である。図17は、本発明の実施の形態4の加熱調理器の扉が閉まった状態の断面を正面から見た図である。図18は、本発明の実施の形態4の加熱調理器の扉が開いた状態の断面を正面から見た図である。
これらの図に示す本実施の形態4の加熱調理器1Dは、システムキッチンに組み込まれる加熱調理器である。図15及び図16の下側が加熱調理器1Dの正面側(使用者にとって手前側)である。図15及び図16の上側が加熱調理器1Dの背面側(使用者にとって奥側)である。図15に示すように、加熱調理器1Dの上面には、天板3、扉40、排気口5、操作部6、及び表示部7が配置されている。天板3は略扇形の開口部を有する。図1に示す状態では、天板3の開口部が扉40でふさがれている。扉40の上面には、鍋等の調理容器(被加熱物)を加熱する第一加熱口8が設けられている。天板3の上面には、鍋等の調理容器(被加熱物)を加熱する第二加熱口9及び第三加熱口41が設けられている。第三加熱口41は、加熱調理器1Dの上面の中央よりやや奥の位置に配置されている。扉40は、上面から見て中心角が約90°の略扇形をなす。扉40は、回転軸42を中心に回転可能である。回転軸42は、上下方向(鉛直方向)に延びる軸である。上面から見て扉40の略扇形の二辺がなす角の近傍に回転軸42が配置されている。
図16に示すように、天板3の開口部の下方には、例えば魚、肉等の被調理物100を収納する調理室10が設けられている。調理室10は、略扇形の上面開口部を有する。天板3の開口部は、調理室10の上面開口部に重なる位置に形成されている。調理室10の形状も、上面から見て略扇形である。扉40及び回転軸42は、図示しない昇降機構により、上下方向に移動可能になっている。この昇降機構は、扉40の上面が天板3の上面と同じ高さになる位置と、扉40の下面が天板3の上面より高くなる位置とに、扉40及び回転軸42を昇降できる。扉40を開けるときには、この昇降機構により扉40及び回転軸42を上昇させた後、上面から見て扉40を回転軸42を中心に反時計回りに回転させる。これにより、図16に示す状態になる。扉40を開くことで、調理室10の上面開口部が開放され、被調理物100を調理室10内へ出し入れできる。調理室10には、被調理物100を載せる載置部11が配置されている。扉40を閉めることで、調理室10の上面開口部が閉鎖される。扉40には気密部材(図示省略)が配置され、扉40を閉めた状態では扉40と調理室10の上面開口部との隙間を気密部材がシールする。これにより、調理室10の空気が扉40と調理室10の上面開口部との隙間から漏れることを抑制できる。
図17に示すように、扉40には、第一加熱口8に載置された被加熱物を加熱する加熱装置14が設けられている。扉40を閉じた状態で、調理室10は、第一加熱口8及び加熱装置14の下方に位置する。天板3の下方には、第二加熱口9に載置された被加熱物を加熱する加熱装置15が配置されている。載置部11及び加熱装置16の下方には、載置部11及び加熱装置16を上下方向に移動させるパンタグラフ装置43が配置されている。図18に示すように、扉40が開いた状態で、パンタグラフ装置43を伸長させることで、載置部11の上面を天板3の上面とほぼ同じ高さの位置まで上昇させることができる。
本実施の形態4の加熱調理器1Dによれば、以下のような効果が得られる。
(1)扉40を開けることで、被調理物100を調理室10に対し上方から出し入れ可能である。調理室10の載置部11を加熱調理器1Dの正面側に引き出す構成でないので、高温になる載置部11に周囲の者が誤って触れるようなことを確実に抑制できる。また、載置部11を加熱調理器1Dの正面側に引き出すことがないので、載置部11が使用者の動作の妨げになることもない。また、載置部11から被調理物100を誤って床に落とすようなことが起きにくい。
(2)扉40に加熱装置14を設けたことで、第一加熱口8及び第二加熱口9の大きさを縮小することなく、扉40の幅(左右方向の寸法)を十分に大きくできる。このため、調理室10の幅(左右方向の寸法)も十分に大きくできる。
(3)扉40を回転させる機構(回転軸42)を備えたことで、簡単な構造で扉40の開閉することができる。
(4)上下方向に延びる回転軸42を中心に扉40を回転させることで、扉40の上面を水平に維持したまま扉40を開閉することができる。このため、扉40を開いた状態でも扉40の上面(第一加熱口8)に物を載せることが可能となる。
(5)調理室10の載置部11を昇降させる機構(パンタグラフ装置43)を備えたことで、載置部11上の被調理物100を取り扱うとき、第一加熱口8及び第二加熱口9に載置する鍋等と同程度の高さで作業ができる。このため、使用者が腰をかがめたり手を伸ばしたりするなどの無理な姿勢をとることを抑制でき、自然な態勢で調理をすることができる。
実施の形態5.
次に、図19及び図20を参照して、本発明の実施の形態5について説明するが、上述した実施の形態1との相違点を中心に説明し、同一部分または相当部分は同一符号を付し説明を省略する。図19は、本発明の実施の形態5の加熱調理器の扉が閉まった状態を側面から見た図である。図20は、本発明の実施の形態5の加熱調理器の扉が開いた状態を側面から見た図である。
これらの図に示す本実施の形態5の加熱調理器1Eは、システムキッチンに組み込まれる加熱調理器である。図19及び図20の左側が加熱調理器1Eの正面側(使用者にとって手前側)である。図19及び図20の右側が加熱調理器1Eの背面側(使用者にとって奥側)である。図19に示すように、加熱調理器1Eの上面には、天板3及び扉44が配置されている。天板3は略長方形の開口部を有する。図19に示す状態では、天板3の開口部が扉44でふさがれている。扉44は、上面から見て略長方形をなす。扉44の上面には、鍋等の調理容器(被加熱物)を加熱する第一加熱口8及び第二加熱口9が設けられている。
扉44は、回転軸45を中心に回転可能である。回転軸45は、左右方向(水平方向)に延びる軸である。扉44の背面側の辺に沿って回転軸45が配置されている。天板3の開口部の下方には、調理室10が設けられている。調理室10は、略長方形の上面開口部を有する。天板3の開口部は、調理室10の上面開口部に重なる位置に形成されている。扉44を閉めることで、調理室10の上面開口部が閉鎖される。扉44には気密部材(図示省略)が配置され、扉44を閉めた状態では扉44と調理室10の上面開口部との隙間を気密部材がシールする。これにより、調理室10の空気が扉44と調理室10の上面開口部との隙間から漏れることを抑制できる。
扉44には、第一加熱口8に載置された被加熱物を加熱する加熱装置14及び第二加熱口9に載置された被加熱物を加熱する加熱装置15が設けられている。扉44を閉じた状態で、調理室10は、第一加熱口8及び加熱装置14並びに第二加熱口9及び加熱装置15の下方に位置する。調理室10の天井面に相当する加熱装置14,15の下面を発熱させ、調理室10内の被調理物100を加熱しても良い。調理室10内の載置部11の下方には、被調理物100を加熱する加熱装置16が配置されている。載置部11及び加熱装置16は、多条送りねじ21の回転により、上下方向に移動可能になっている。
図20に示すように、扉44を開く際には、回転軸45を中心に扉44を手前側から奥側へ回転させる。扉44を開くことで、調理室10の上面開口部が開放され、被調理物100を調理室10内へ出し入れできる。また、扉44が開いた状態で、多条送りねじ21を回転させることで、載置部11の上面を天板3の上面とほぼ同じ高さの位置まで上昇させることができる。
本実施の形態5の加熱調理器1Eによれば、以下のような効果が得られる。
(1)扉44を開けることで、被調理物100を調理室10に対し上方から出し入れ可能である。調理室10の載置部11を加熱調理器1Eの正面側に引き出す構成でないので、高温になる載置部11に周囲の者が誤って触れるようなことを確実に抑制できる。また、載置部11を加熱調理器1Eの正面側に引き出すことがないので、載置部11が使用者の動作の妨げになることもない。また、載置部11から被調理物100を誤って床に落とすようなことが起きにくい。
(2)扉44に加熱装置14,15を設けたことで、第一加熱口8及び第二加熱口9の大きさを縮小することなく、扉44の幅(左右方向の寸法)を十分に大きくできる。このため、調理室10の幅(左右方向の寸法)も十分に大きくできる。
(3)扉44を回転させる機構(回転軸45)を備えたことで、簡単な構造で扉44の開閉することができる。
(4)調理室10の載置部11を昇降させる機構(多条送りねじ21)を備えたことで、載置部11上の被調理物100を取り扱うとき、第一加熱口8及び第二加熱口9に載置する鍋等と同程度の高さで作業ができる。このため、使用者が腰をかがめたり手を伸ばしたりするなどの無理な姿勢をとることを抑制でき、自然な態勢で調理をすることができる。
実施の形態6.
次に、図21及び図22を参照して、本発明の実施の形態6について説明するが、上述した実施の形態1との相違点を中心に説明し、同一部分または相当部分は同一符号を付し説明を省略する。図21は、本発明の実施の形態6の加熱調理器の扉が閉まった状態を側面から見た図である。図22は、本発明の実施の形態6の加熱調理器の扉が開いた状態を側面から見た図である。
これらの図に示す本実施の形態6の加熱調理器1Fは、設置台に据え置いて使用される加熱調理器である。図21及び図22の左側が加熱調理器1Fの正面側(使用者にとって手前側)である。図21及び図22の右側が加熱調理器1Fの背面側(使用者にとって奥側)である。加熱調理器1Fは、本体46と、扉47とを有する。扉47は、回転軸48を介して本体46に接続されている。扉47は、回転軸48を中心に回転可能である。回転軸48は、左右方向(水平方向)に延びる軸である。扉47の背面側の辺に沿って回転軸48が配置されている。図22に示すように、扉47を開く際には、回転軸48を中心に扉47を手前側から奥側へ回転させる。
本体46には、被調理物100を収納する調理室10が設けられている。調理室10は、略長方形の上面開口部を有する。調理室10には、被調理物100を載せる載置部11と、被調理物100を加熱する加熱装置16とが配置されている。扉47を開くことで、調理室10の上面開口部が開放され、被調理物100を調理室10内へ出し入れできる。扉47を閉めることで、調理室10の上面開口部が閉鎖される。扉47には気密部材(図示省略)が配置され、扉47を閉めた状態では扉47と調理室10の上面開口部との隙間を気密部材がシールする。これにより、調理室10の空気が扉47と調理室10の上面開口部との隙間から漏れることを抑制できる。本体46には、調理室10で生ずる煙を処理する排煙ユニット49が設けられている。
扉47には、天板50と、天板50の上面に形成された第一加熱口51に載置された鍋等の調理容器(被加熱物)を加熱する加熱装置52と、天板50の上面に形成された第二加熱口53に載置された鍋等の調理容器(被加熱物)を加熱する加熱装置54と、操作部55と、回路基板56と、持ち手部57とが設けられている。加熱装置52,54としては、例えば、誘導加熱コイル、ラジエントヒータなどを好適に用いることができる。扉47を閉じた状態で、調理室10は、第一加熱口51及び加熱装置52の下方に位置する。持ち手部57は、扉47の手前側に設けられている。扉47を開く際には、持ち手部57を手で持って手動で扉47を開く。操作部55は、扉47の上面の手前側に設けられている。持ち手部57は、操作部55の下側に収納可能になっていても良い。
本実施の形態6の加熱調理器1Fによれば、以下のような効果が得られる。
(1)扉47を開けることで、被調理物100を調理室10に対し上方から出し入れ可能である。調理室10の載置部11を加熱調理器1Fの正面側に引き出す構成でないので、高温になる載置部11に周囲の者が誤って触れるようなことを確実に抑制できる。また、載置部11を加熱調理器1Fの正面側に引き出すことがないので、載置部11が使用者の動作の妨げになることもない。また、載置部11から被調理物100を誤って床に落とすようなことが起きにくい。
(2)扉47に加熱装置52,54を設けたことで、第一加熱口51及び第二加熱口53の大きさを縮小することなく、扉47の面積を十分に大きくできる。このため、調理室10の面積も十分に大きくできる。
(3)扉47を回転させる機構(回転軸48)を備えたことで、簡単な構造で扉47の開閉することができる。
(4)複数の加熱口(第一加熱口51及び第二加熱口53)を扉47に設けたことで、調理室10の上面開口部をより大きくすることができ、より広い調理室10を確保可能となる。
また、本実施の形態6の加熱調理器1Fの本体46には、調理室10の正面側を覆う壁58と、壁58を回転可能にする回転軸59とが設けられている。図22に示すように、扉47を開いた状態で、回転軸59により壁58を回転させることで、壁58を手前側に倒すことができる。このように、壁58を手前側に倒すことで、調理室10の被調理物100をさらに容易に出し入れすることが可能となる。
実施の形態7.
次に、図23及び図24を参照して、本発明の実施の形態7について説明するが、上述した実施の形態1との相違点を中心に説明し、同一部分または相当部分は同一符号を付し説明を省略する。図23は、本発明の実施の形態7の加熱調理器の扉が閉まった状態を正面から見た図である。図24は、本発明の実施の形態7の加熱調理器の扉が開いた状態を正面から見た図である。
これらの図に示す本実施の形態7の加熱調理器1Gは、設置台に据え置いて使用される加熱調理器である。加熱調理器1Gは、本体60と、扉61とを有する。扉61は、回転軸62を介して本体60に接続されている。扉61は、回転軸62を中心に回転可能である。回転軸62は、前後方向(水平方向)に延びる軸である。扉61の右側の辺に沿って回転軸62が配置されている。図24に示すように、扉61を開く際には、回転軸62を中心に扉61を左側から右側へ回転させる。図示の構成とは逆に、扉61の左側の辺に沿って回転軸62を設け、扉61を右側から左側へ回転させることで扉61を開くように構成しても良い。
本体60には、被調理物100を収納する調理室10が設けられている。調理室10は、略長方形の上面開口部を有する。調理室10には、被調理物100を載せる載置部11と、被調理物100を加熱する加熱装置16とが配置されている。扉61を開くことで、調理室10の上面開口部が開放され、被調理物100を調理室10内へ出し入れできる。扉61を閉めることで、調理室10の上面開口部が閉鎖される。扉61には気密部材(図示省略)が配置され、扉61を閉めた状態では扉61と調理室10の上面開口部との隙間を気密部材がシールする。これにより、調理室10の空気が扉61と調理室10の上面開口部との隙間から漏れることを抑制できる。
扉61には、天板63と、天板63の上面に形成された第一加熱口64に載置された鍋等の調理容器(被加熱物)を加熱する加熱装置65と、天板63の上面に形成された第二加熱口66に載置された鍋等の調理容器(被加熱物)を加熱する加熱装置67と、回路基板56と、持ち手部57とが設けられている。扉61を閉じた状態で、調理室10は、第一加熱口64及び加熱装置65並びに第二加熱口66及び加熱装置67の下方に位置する。加熱装置65,67としては、例えば、誘導加熱コイル、ラジエントヒータなどを好適に用いることができる。持ち手部57は、扉61の左端に配置されている。扉61を開く際には、持ち手部57を手で持って手動で扉61を開く。持ち手部57は、扉61の内部に収納可能になっていても良い。
本実施の形態7の加熱調理器1Gによれば、以下のような効果が得られる。
(1)扉61を開けることで、被調理物100を調理室10に対し上方から出し入れ可能である。調理室10の載置部11を加熱調理器1Gの正面側に引き出す構成でないので、高温になる載置部11に周囲の者が誤って触れるようなことを確実に抑制できる。また、載置部11を加熱調理器1Gの正面側に引き出すことがないので、載置部11が使用者の動作の妨げになることもない。また、載置部11から被調理物100を誤って床に落とすようなことが起きにくい。
(2)扉61に加熱装置65,67を設けたことで、第一加熱口64及び第二加熱口66の大きさを縮小することなく、扉61の面積を十分に大きくできる。このため、調理室10の面積も十分に大きくできる。
(3)扉61を回転させる機構(回転軸62)を備えたことで、簡単な構造で扉61の開閉することができる。
(4)複数の加熱口(第一加熱口64及び第二加熱口66)を扉61に設けたことで、調理室10の上面開口部をより大きくすることができ、より広い調理室10を確保可能となる。
実施の形態8.
次に、図25及び図26を参照して、本発明の実施の形態8について説明するが、上述した実施の形態1及び実施の形態7との相違点を中心に説明し、同一部分または相当部分は同一符号を付し説明を省略する。図25は、本発明の実施の形態8の加熱調理器の扉が閉まった状態を正面から見た図である。図26は、本発明の実施の形態8の加熱調理器の扉が開いた状態を正面から見た図である。
これらの図に示す本実施の形態8の加熱調理器1Hは、設置台に据え置いて使用される加熱調理器である。加熱調理器1Hは、本体60と、扉61とを有する。本体60と扉61との間には、伸縮可能な支柱68が設けられている。本体60にはモータ69及び多条送りねじ70が設置されている。モータ69により多条送りねじ70を回転させることで支柱68が伸縮する。支柱68、モータ69及び多条送りねじ70は、加熱調理器1Hの左側及び右側にそれぞれ設けられている。扉61を開くときには、支柱68を伸長させる。これにより、図26に示すように、支柱68に支持された扉61が本体60の上方へ上昇することで、扉61が開く。図26の状態から扉61を閉めるときには、支柱68を収縮させる。これにより、扉61が下降し、図25の閉じた状態に戻る。
扉61と、調理室10の載置部11とは、伸縮可能な支持アーム71を介して接続されている。支持アーム71は、載置部11の左側及び右側にそれぞれ設けられている。図25に示すように、扉61が閉じた状態では支持アーム71は収縮している。支柱68が伸長して扉61が上昇するにつれて、支持アーム71が伸長する。そして、支柱68が伸び切る前に支持アーム71が伸び切った状態になる。このため、扉61が上昇する途中で、支持アーム71が伸び切ることで、載置部11は支持アーム71により扉61から吊り下げられた状態になる。その状態から扉61が更に上昇すると、載置部11が支持アーム71を介して扉61に吊り上げられることで、載置部11が上昇し、図26に示す状態になる。
本実施の形態8の加熱調理器1Hによれば、以下のような効果が得られる。
(1)扉61を開けることで、被調理物100を調理室10に対し上方から出し入れ可能である。調理室10の載置部11を加熱調理器1Hの正面側に引き出す構成でないので、高温になる載置部11に周囲の者が誤って触れるようなことを確実に抑制できる。また、載置部11を加熱調理器1Hの正面側に引き出すことがないので、載置部11が使用者の動作の妨げになることもない。また、載置部11から被調理物100を誤って床に落とすようなことが起きにくい。
(2)扉61に加熱装置65,67を設けたことで、第一加熱口64及び第二加熱口66の大きさを縮小することなく、扉61の面積を十分に大きくできる。このため、調理室10の面積も十分に大きくできる。
(3)扉61の上面を水平に維持したまま扉61を移動させる機構(支柱68、モータ69、多条送りねじ70)を備えたことで、扉61を開いた状態でも扉61の上面(第一加熱口64及び第二加熱口66)に物を載せることが可能となる。
(4)扉61を上下方向に移動させる機構(支柱68、モータ69、多条送りねじ70)を備えたことで、扉61を上方に移動させて開くことができるので、開いた扉61が周囲の物に干渉することを確実に抑制できる。
(5)調理室10の載置部11を昇降させる機構(支持アーム71)を備えたことで、載置部11上の被調理物100を取り扱うとき、第一加熱口8及び第二加熱口9に載置する鍋等と同程度の高さで作業ができる。このため、使用者が腰をかがめたり手を伸ばしたりするなどの無理な姿勢をとることを抑制でき、自然な態勢で調理をすることができる。
(6)載置部11の昇降を扉61の開閉に連動させる機構(支持アーム71)を備えたことで、載置部11の昇降操作が不要になり、使い勝手に優れる。
(7)複数の加熱口(第一加熱口64及び第二加熱口66)を扉61に設けたことで、調理室10の上面開口部をより大きくすることができ、より広い調理室10を確保可能となる。
なお、前述した実施の形態1から5においても、載置部11の昇降を扉の開閉に連動させる機構を設けても良い。また、本発明では、扉の開閉動作及び載置部11の昇降動作は、手動でも自動でも良い。
実施の形態9.
次に、図27及び図28を参照して、本発明の実施の形態9について説明するが、上述した実施の形態1との相違点を中心に説明し、同一部分または相当部分は同一符号を付し説明を省略する。図27は、本発明の実施の形態9の加熱調理器の扉が閉まった状態を側面から見た図である。図28は、本発明の実施の形態9の加熱調理器の扉が開いた状態を側面から見た図である。
これらの図に示す本実施の形態9の加熱調理器1Jは、設置台に据え置いて使用される加熱調理器である。図27及び図28の左側が加熱調理器1Jの正面側(使用者にとって手前側)である。図27及び図28の右側が加熱調理器1Jの背面側(使用者にとって奥側)である。加熱調理器1Jは、本体72と、扉73とを有する。扉73は、リンク74,75を介して本体72に接続されている。リンク74,75の長さは等しい。リンク74,75は、本体72に対し回転可能に接続されている。リンク74,75は、扉73に対し回転可能に接続されている。本体72におけるリンク74の回転部とリンク75の回転部との距離は、扉73におけるリンク74の回転部とリンク75の回転部との距離に等しい。扉73は、リンク74,75により平行移動することで、図27の閉じた位置と図28の開いた位置とに移動可能である。
本体72には、被調理物100を収納する調理室10が設けられている。調理室10は、略長方形の上面開口部を有する。調理室10は、加熱調理器1Jにおいて手前寄りの位置に配置されている。調理室10には、被調理物100を載せる載置部11が配置されている。載置部11の下側には、被調理物100を加熱する加熱装置16が配置されている。載置部11及び加熱装置16は、フレーム76により支持されている。フレーム76は、移動可能になっている。フレーム76には、支持アーム77,78の一端が接続されている。支持アーム77,78は、円弧状をなしている。支持アーム77,78は、伸縮可能になっている。支持アーム77,78は、フレーム76に対し回転可能に接続されている。支持アーム77の他端は、扉73におけるリンク74の回転部と同軸的に回転可能に接続されている。支持アーム78の他端は、扉73におけるリンク75の回転部と同軸的に回転可能に接続されている。フレーム76における支持アーム77の回転部と支持アーム78の回転部との距離は、扉73におけるリンク74の回転部とリンク75の回転部との距離に等しい。
扉73には、天板79と、天板79の上面に形成された加熱口80に載置された鍋等の調理容器(被加熱物)を加熱する加熱装置81と、持ち手部82とが設けられている。扉73を閉じた状態で、調理室10は、加熱口80の下方に位置する。加熱装置81としては、例えば、誘導加熱コイル、ラジエントヒータなどを好適に用いることができる。持ち手部82は、扉73の手前側に設けられている。扉73を開く際には、持ち手部82を手で持って手動で扉73を開く。持ち手部82は、扉73の内部に収納可能になっていても良い。
図27に示すように、扉73を閉めることで、調理室10の上面開口部が閉鎖される。扉73には気密部材(図示省略)が配置され、扉73を閉めた状態では扉73と調理室10の上面開口部との隙間を気密部材がシールする。これにより、調理室10の空気が扉73と調理室10の上面開口部との隙間から漏れることを抑制できる。扉73を閉めた状態では、支持アーム77,78が収縮した状態になっている。
図28に示すように、扉73を開くことで、調理室10の上面開口部が開放され、被調理物100を調理室10内へ出し入れできる。扉73を閉めた状態から扉73を開き始めると、支持アーム77,78が伸長していく。そして、扉73が開き切る前に支持アーム77,78が伸び切った状態になる。その状態から扉73をさらに開くと、フレーム76が支持アーム77,78に支持されて持ち上げられることで、載置部11及び加熱装置16が上昇し、図28に示す状態になる。扉73を開いた状態の扉73の位置は、扉73を閉めた状態の扉73の位置に比べて、後方(奥側)かつ高い位置になる。扉73を開いた状態の扉73の位置は、載置部11の上方に重ならない位置になる。
本実施の形態9の加熱調理器1Jによれば、以下のような効果が得られる。
(1)扉73を開けることで、被調理物100を調理室10に対し上方から出し入れ可能である。調理室10の載置部11を加熱調理器1Jの正面側に引き出す構成でないので、高温になる載置部11に周囲の者が誤って触れるようなことを確実に抑制できる。また、載置部11を加熱調理器1Jの正面側に引き出すことがないので、載置部11が使用者の動作の妨げになることもない。また、載置部11から被調理物100を誤って床に落とすようなことが起きにくい。
(2)扉73に加熱装置81を設けたことで、加熱口80の大きさを縮小することなく、扉73の面積を十分に大きくできる。このため、調理室10の面積も十分に大きくできる。
(3)扉73の上面を水平に維持したまま扉73を移動させる機構(リンク74,75)を備えたことで、扉73を開いた状態でも扉73の上面(加熱口80)に物を載せることが可能となる。
(4)扉73を平行移動させる機構(リンク74,75)を備えたことで、扉73を閉めた状態の位置と扉73を開いた状態の位置とが離れているような場合であっても、扉73を円滑に移動できる。
(5)調理室10の載置部11を昇降させる機構(支持アーム77,78)を備えたことで、載置部11上の被調理物100を取り扱うとき、加熱口80に載置する鍋等と同程度の高さで作業ができる。このため、使用者が腰をかがめたり手を伸ばしたりするなどの無理な姿勢をとることを抑制でき、自然な態勢で調理をすることができる。
(6)載置部11の昇降を扉73の開閉に連動させる機構(支持アーム77,78)を備えたことで、載置部11の昇降操作が不要になり、使い勝手に優れる。
1A、1B、1C、1D,1E,1F,1G,1H,1J 加熱調理器、2 筐体、3 天板、4 扉、5 排気口、6 操作部、7 表示部、8 第一加熱口、9 第二加熱口、10 調理室、11 載置部、12 スライドレール、13 筐体壁面、14,15,16 加熱装置、17 回路基板、18 モータ、19 ギヤ、20 シャフト、21 多条送りねじ、22 クラッチ、23,24 扉、25,26 リンク装置、27 ピニオンギヤ、28 ラックレール、29 操作部、30 扉、31 緩衝材、32 支持アーム、32,33 支持アーム、34,35,37,38 磁石、36 アクチュエータ、39 リンク装置、40 扉、41 第三加熱口、41,42 回転軸、43 パンタグラフ装置、44 扉、45 回転軸、46 本体、47 扉、48 回転軸、49 排煙ユニット、50 天板、51 第一加熱口、52,54 加熱装置、53 第二加熱口、55 操作部、56 回路基板、57 持ち手部、58 壁、59 回転軸、60 本体、61 扉、62 回転軸、63 天板、64 第一加熱口、65,67 加熱装置、66 第二加熱口、68 支柱、69 モータ、70 多条送りねじ、71 支持アーム、72 本体、73 扉、74,75 リンク、76 フレーム、77,78 支持アーム、79 天板、80 加熱口、81 加熱装置、82 持ち手部、89 支持アーム、100 被調理物

Claims (8)

  1. 上面開口部を有し、被調理物を収納する調理室と、
    前記上面開口部を開閉する扉と、
    前記扉に設けられ、前記扉の上面に載置された被加熱物を加熱する加熱装置と、
    を備える加熱調理器。
  2. 前記扉の上面を水平に維持したまま前記扉を移動させる機構を備える請求項1に記載の加熱調理器。
  3. 前記扉を水平方向に移動させる機構を備える請求項1に記載の加熱調理器。
  4. 前記扉を上下方向に移動させる機構を備える請求項1に記載の加熱調理器。
  5. 前記扉を回転させる機構を備える請求項1に記載の加熱調理器。
  6. 上下方向に延びる回転軸を中心に前記扉を回転させる機構を備える請求項1に記載の加熱調理器。
  7. 前記扉を平行移動させる機構を備える請求項1に記載の加熱調理器。
  8. 前記調理室に設けられ、前記被調理物を載せる載置部と、
    前記載置部を昇降させる機構と、
    を備える請求項1から請求項7のいずれか一項に記載の加熱調理器。
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