JP5761110B2 - 燃料電池システム - Google Patents

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Description

本発明は、燃料電池ユニットと放熱器との間に冷却液が循環して燃料電池を冷却する燃料電池システムに関する。
従来から、燃料電池ユニットを冷却する冷却液の循環回路に設けられた放熱器と、循環回路の放熱器よりも上流側と放熱器よりも下流側とを繋ぎ放熱器を迂回して冷却液を流すバイパス通路と、循環回路へのバイパス通路合流点よりも下流側に設けられたポンプ手段と、循環回路へのバイパス通路の合流点に設けられて放熱器を通過する冷却液とバイパス通路を通過する冷却液との流量比率を調節する三方弁装置と備える燃料電池システムが知られている(下記特許文献1参照。)。
特開2010−282808号公報
しかしながら、上記従来技術の燃料電池システムでは、ポンプ手段が充分に性能を発揮できず、循環流量不足等の不具合を発生する場合があるという問題がある。本発明者らは、この問題点について鋭意検討を行い、三方弁装置の内部からポンプ手段の内部までの間において局所的な低圧部が形成されてキャビテーションが発生し、このキャビテーションによってポンプ手段が充分に性能を発揮できないことを見出した。すなわち、キャビテーションの発生を抑制してやれば、ポンプ手段が充分に性能を発揮することができることを見出した。
本発明は、上記点に鑑みてなされたものであり、キャビテーションの発生を抑制してポンプ手段が充分に性能を発揮することが可能な燃料電池システムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明では、
ポンプ手段(60)よりも冷却液流れ上流側で循環回路(20)に接続され、接続された接続点において循環回路内の圧力を大気圧以上の所定圧力範囲に調節する圧力調節手段(40、140)を備え、
三方弁装置(50)を圧力調節手段の接続点(40、141b)よりも冷却液流れ上流側に配設し、
圧力調節手段(140)は、循環回路に対して並列に設けられて上流端および下流端が循環回路と連通する連通路(141)と、連通路に設けられた圧力調整弁(40A)と、を有し、
接続点は、下流端が循環回路の連通する下流側連通点(141b)であることを特徴としている。
これによると、圧力調節手段が循環回路に接続する接続点において、循環回路内の圧力を大気圧以上の所定圧力範囲にすることができる。したがって、三方弁装置における圧力損失が大きいものであったとしても、三方弁装置よりも冷却液流れ下流側にある接続点とポンプ手段の内部との間においてキャビテーションを発生する局所的な低圧部が生成され難くなる。これにより、圧力調節手段の接続点とポンプ手段の内部との間においてキャビテーションが発生することを抑制することができる。このようにして、ポンプ手段が充分な流量を確保できなかったり、ポンプ手段にエロージョンが発生したりすることを防止し、ポンプ手段が充分に性能を発揮することができる。
なお、上記各手段に付した括弧内の符号は、後述する実施形態記載の具体的手段との対応関係を示す一例である。
本発明を適用した第1の実施形態における燃料電池システムの概略構成を示す模式構成図である。 燃料電池システムに用いるロータリバルブの概略構成を示す縦断面図である。 図2のIII−III線断面図である。 燃料電池スタックの出口水温に対するウォータポンプの制御特性を示すグラフである。 燃料電池の発熱量に対するウォータポンプの制御特性を示すグラフである。 燃料電池スタックの出口水温に対するロータリバルブの制御特性の一例を示すグラフである。 ロータリバルブの作動角と開口面積との関係を示すグラフである。 ロータリバルブの開口面積と圧力損失との関係を示すグラフである。 第2の実施形態における燃料電池システムの概略構成を示す模式構成図である。 第3の実施形態における燃料電池システムの概略構成を示す模式構成図である。 第4の実施形態における燃料電池システムの概略構成を示す模式構成図である。 リザーブタンクの概略構成を示す縦断面図である。 第5の実施形態における燃料電池システムの概略構成を示す模式構成図である。 他の実施形態における燃料電池システムの概略構成を示す模式構成図である。
以下に、図面を参照しながら本発明を実施するための複数の形態を説明する。各形態において先行する形態で説明した事項に対応する部分には同一の参照符号を付して重複する説明を省略する場合がある。各形態において構成の一部のみを説明している場合は、構成の他の部分については先行して説明した形態と同様とする。実施の各形態で具体的に説明している部分の組合せばかりではなく、特に組合せに支障が生じなければ、実施の形態同士を部分的に組み合せることも可能である。
(第1の実施形態)
本発明を適用した第1の実施形態について、図1〜図8を参照して説明する。
本実施形態の燃料電池システム1は、例えば車両に搭載されて、走行用電動モータ等に電力を供給する電源として用いることができる。図1に示すように、燃料電池システム1は、燃料電池スタック10(燃料電池ユニットに相当、以下FCスタックという場合がある)、循環回路20、ラジエータ30(放熱器に相当)、ラジエータキャップ40、ロータリバルブ50(三方弁装置に相当)、ウォータポンプ60(ポンプ手段に相当)および制御装置100(以下ECUという場合がある)等を備えている。
FCスタック10は、水素と酸素との電気化学反応を利用して電力を発生する燃料電池のセルを複数有している。燃料電池としては、固体高分子形燃料電池を用いることができる。燃料電池の種類はこれに限定されるものではなく、リン酸形燃料電池、溶融炭酸塩形燃料電池等であってもかまわない。
循環回路20は、燃料電池を冷却する冷却水(冷却液に相当)がFCスタック10から流出してFCスタック10へ戻るように、冷却水をFCスタック10の外部に循環させる回路である。循環回路20は、FCスタック10の図示下部の冷却水流出口と図示上部の冷却水流入口とを繋いでいる。冷却水としては、低温時の凍結を防止するために例えばエチレングリコールと水との混合溶液を用いることができる。
ラジエータ30は、循環回路20に設けられ、冷却水の熱を外気との熱交換により外部へ放出するようになっている。ラジエータキャップ40は、ラジエータ30の例えばタンク部に取り付けられている。ラジエータキャップ40には、余剰の冷却水を貯留するためのリザーブタンク41が接続している。リザーブタンク41は、例えば樹脂製の半透明の容器体であり、内圧が常時大気圧と同等である所謂簡易密閉型のリザーブタンクである。
ラジエータキャップ40は、負圧弁と圧力弁(高圧弁)とを有している。ラジエータキャップ40は、循環回路20内の圧力が大気圧以下になったときには負圧弁を開弁して、リザーブタンク41内の冷却水を循環回路20内へ移動させるようになっている。また、ラジエータキャップ40は、循環回路20内の圧力が大気圧よりも高い所定圧以上になったときには圧力弁を開弁して、循環回路20内の冷却水をリザーブタンク41内へ移動させるようになっている。ラジエータキャップ40は、循環回路20の一部をなすラジエータ30に直接接続されて、接続された接続点において循環回路20内の圧力を大気圧以上の所定圧力範囲に調節する圧力調節手段に相当する。
循環回路20には、ラジエータ30をバイパスして冷却水を流通するバイパス通路21が設けられている。すなわち、バイパス通路21は、ラジエータ30よりも冷却液流れ上流側の分岐点で循環回路20から分岐するとともにラジエータ30よりも冷却液流れ下流側の合流点で循環回路20に合流するように設けられている。
ロータリバルブ50は、循環回路20からバイパス通路21が分岐する分岐点に設けられ、ラジエータ30を通過する冷却水とバイパス通路21を通過する冷却水との流量比率を調節する弁装置である。
図2および図3に示すように、ロータリバルブ50は、例えば樹脂製のハウジング51と、ハウジング51内に回動可能に配設された弁体52と、ハウジング51と弁体52との間に介設された例えばゴム製のパッキン53とを備えている。
ロータリバルブ50は、図2図示下方側に冷却水の導入口51aが形成されている。また、図2図示左方側には冷却水をラジエータ30側へ流出させる第1流出口51b(第1開口に相当)が形成され、図2図示右方側には冷却水をバイパス通路21側へ流出させる第2流出口51c(第2開口に相当)が形成されている。
弁体52は、図2図示上下方向(図3紙面表裏方向)に延びる回転軸を有しており、導入口51aを常時開状態とするとともに、回動に伴って第1流出口51bの開度および第2流出口51cの開度を変更するようになっている。弁体52は、一体的に形成されており、第1流出口51bの開度および第2流出口51cの開度を変更する共通の弁体をなしている。なお、図2は、弁体52が両流出口51b、51cのうち第2流出口51cのみを開口した状態を示しており、図3は、弁体52が両流出口51b、51cをほぼ均等に開口した状態を示している。
図1に示すように、バイパス通路21には、並列接続した冷却水通路が設けられており、この冷却水通路にはイオン吸着手段をなすイオン吸着装置75が配設されている。イオン吸着装置75内には例えばイオン交換樹脂が充填されている。冷却水はFCスタック10内において燃料電池に接するため、イオン吸着装置75において冷却水からイオンを吸着除去し、冷却水の導電率の上昇を抑止するようになっている。
ウォータポンプ60は、循環回路20のうち、循環回路20へのバイパス通路21の合流点よりも冷却水流れ下流側に配設されている。すなわち、ウォータポンプ60は、循環回路20へのバイパパス通路21の合流点よりも下流側、かつ、FCスタック10よりも上流側に配設されている。ウォータポンプ60は、冷却水を循環回路20に循環させるための循環ポンプである。ウォータポンプ60は、例えば、ポンプハウジング内でインペラを回転させるポンプ装置とすることができる。
循環回路20には、FCスタック10の冷却水流出口への接続端の近傍に、FCスタック10から流出する冷却水の温度を検出する温度検出手段である温度センサ80が配設されている。
また、循環回路20には、FCスタック10をバイパスする冷却水通路が設けられており、この冷却水通路にはインタクーラ70が配設されている。インタクーラ70は、FCスタック10の燃料電池に供給される空気と冷却水とを熱交換する熱交換器であり、燃料電池に供給される空気を好適な温度に温度調節するようになっている。
本実施形態の燃料電池システム1では、循環回路20やバイパス通路21等の冷却水通路は、例えば管部材により構成される。ラジエータ30出口側通路やバイパス通路21は、比較的剛性が高い樹脂製もしくは金属製の管部材で形成することが好ましい。
ECU100は、システムを制御する制御手段である。ECU100は、FCスタック10が出力する燃料電池の発熱量もしくは発熱量に関連する物理量(例えば発電量)に関する情報や、温度センサ80が出力する温度情報を入力し、これらの入力情報に基づいてロータリバルブ50やウォータポンプ60を作動制御するようになっている。
ECU100は、例えば、温度センサ80が検出するFCスタック10の出口水温情報およびFCスタック10からの発熱量情報に基づいてウォータポンプ60を制御する。ECU100は、図4に一例を示す、FCスタック10の出口水温に対応するウォータポンプ60の制御特性(回転数R1)、および、図5に一例を示す、FCスタック10の発熱量に対応するウォータポンプ60の制御特性(回転数R2)を予め記憶している。そして、ECU100は、入力情報と記憶している上記制御特性とから導出した回転数R1の値と回転数R2の値とを比較して、高いほうの値の回転数でウォータポンプ60を作動させる。
また、ECU100は、例えば、温度センサ80が検出するFCスタック10の出口水温情報に基づいてロータリバルブ50を制御する。ECU100は、図6に一例を示す、FCスタック10の出口水温に対応するロータリバルブ50の制御特性(弁体52の作動角)を予め記憶している。そして、ECU100は、入力温度情報と記憶している上記制御特性とから導出した作動角度となるようにロータリバルブ50の弁体52を作動制御する。
ECU100は、例えば、FCスタック10の出口水温が70℃以上の場合には第1流出口51bを全開とするとともに第2流出口51cを全閉として、循環する冷却水の全量をラジエータ30に流通させる。ECU100は、FCスタック10の出口水温が60℃以下の場合には第1流出口51bを全閉とするとともに第2流出口51cを全開として、循環する冷却水の全量をバイパス通路21に流通させる。
そして、FCスタック10の出口水温が60〜70℃の場合には、第1流出口51bおよび第2流出口51cの両者を開く中間開度として、冷却水をラジエータ30とバイパス通路21との両者に流通させる。これにより、冷却水により温度調節される燃料電池の温度を、略65℃とすることができる。なお、図6では、中間開度の作動角特性として、FCスタック出口水温に対応して直線的に変化する例を示していたが、これに限定されるものではない。
本実施形態の燃料電池システム1によれば、ウォータポンプ60よりも冷却液流れ上流側で循環回路20に接続されように配設されて、接続するように配設された接続配設点において循環回路20内の圧力を大気圧以上の所定圧力範囲に調節するラジエータキャップ40を備えている。そして、ロータリバルブ50は、循環回路20のうちラジエータキャップ40の接続配設点よりも冷却液流れ上流側に設けられている。すなわち、ラジエータキャップ40は、循環回路20のロータリバルブ50とウォータポンプ60との間に配設されている。
これによると、ラジエータキャップ40が循環回路20に接続配設された点において、循環回路20内の圧力を大気圧以上の所定圧力範囲にすることができる。したがって、ロータリバルブ50による圧力損失が大きいものであったとしても、ロータリバルブ50よりも冷却液流れ下流側にあるラジエータキャップ40の接続配設点とウォータポンプ60(具体的にはウォータポンプ60の内部)との間においてキャビテーションを発生するような局所的低圧部が生成され難くなる。これにより、キャビテーションが発生することを抑制することができる。このようにして、ウォータポンプ60が充分な流量を確保できなかったり、ウォータポンプ60内にエロージョンが発生したりすることを防止し、ウォータポンプ60が充分に性能を発揮することができる。
燃料電池システム1の循環回路20には、内燃機関の冷却水循環回路と比較して、冷却水が高流量で流通する場合が多い。これは、複数の燃料電池の効率向上ためにFCスタック10内における温度分布を小さくすることが望まれるためである。循環回路20に冷却水を高流量で流通させると、ロータリバルブ50の内部からウォータポンプ60の内部までの間でキャビテーションが発生し易くなるが、本発明を適用した燃料電池システム1によれば、キャビテーションが発生を抑制することが可能である。
また、ラジエータ30に配設されて接続する接続点において循環回路20内の圧力を大気圧以上の所定圧力範囲に調節する圧力調節手段として、圧力調整弁であるラジエータキャップ40を用いている。
これによると、ラジエータ30に配設され(直接取り付けられ)接続したラジエータキャップ40を、循環回路20のロータリバルブ50とウォータポンプ60との間に設けるという簡単な構成により、ラジエータキャップ40の接続点とウォータポンプ60の内部との間においてキャビテーションが発生することを抑制することができる。
また、前述した構成を有するロータリバルブ50は、例えば図7に示すように、弁体52が第1流出口51bおよび第2流出口51cの両方を開く中間開度における開口面積の総和が、第1流出口51bおよび第2流出口51cのいずれか一方を全開にしたときの開口面積よりも小さくなる。図7において、一点鎖線が弁体52の作動角に対する各開口51b、51cの開口面積であり、実線がそれらの総和を示している。本実施形態のロータリバルブ50は、第1流出口51bおよび第2流出口51cを同等に開くときに開口面積の総和が最小となる。そして、図8に例示するように、開口面積の総和が小さくなるにしたがって開口を通過する冷却水の圧力損失(通水抵抗)が増大する。
これによると、弁体52が第1流出口51bおよび第2流出口51cの両方を開く中間開度に設定されたときには、第1流出口51bおよび第2流出口51cのいずれか一方を開いたときよりも、ロータリバルブ50を通過する冷却水の圧力損失が大きくなる。すなわち、弁体52が中間開度に設定されたときには、弁体52よりも下流側において低圧部が形成され易い。このような特性を有するロータリバルブ50を用いたとしても、ロータリバルブ50よりも冷却液流れ下流側にあるラジエータキャップ40の接続配置点とウォータポンプ40の内部との間においてキャビテーションが発生することを抑制することができる。
(第2の実施形態)
次に、第2の実施形態について図9に基づいて説明する。
第2の実施形態は、本発明を所謂完全密閉型のリザーブタンクを備えるシステムに適用した例である。なお、第1の実施形態と同様の部分については、同一の符号をつけ、その説明を省略する。
図9に示すように、本実施形態の燃料電池システムは、圧力調節機構140(圧力調節手段に相当)を備えている。圧力調節機構140は、循環回路20に対して並列に設けられた連通路141と、連通路141に設けられたリザーブタンク41Aと、リザーブタンク41Aに取り付けられたキャップ40A(連通路に設けられた圧力調整弁に相当)とを備えている。
連通路141は、上流端141aおよび下流端141bが循環回路20と連通している。本例では、上流端141aは、循環回路20の一部をなすラジエータ30のタンク部に接続してラジエータ30内と連通している。一方、下流端141bは、循環回路20のうち、ラジエータ30よりも下流側、かつ、バイパス通路21との合流点よりも上流側に位置する部位に接続して、循環回路20内と連通している。したがって、下流端141bは、本実施形態における下流側連通点であり、圧力調節手段の循環回路への接続点に相当する。
キャップ40Aは、第1の実施形態で説明したラジエータキャップ40と同様の構成を有している。したがって、リザーブタンク41Aは、内圧が大気圧以上の所定圧力範囲に調節される所謂完全密閉型のリザーブタンクである。
本実施形態の構成によれば、第1の実施形態と同様の効果を得ることができる。また、キャップ40Aにより圧力調節された連通路141の下流端141bを、循環回路20のロータリバルブ50とウォータポンプ60との間に設けるという簡単な構成により、連通路141の下流端141bの接続点とウォータポンプ60の内部との間においてキャビテーションが発生することを抑制することができる。
(第3の実施形態)
次に、第3の実施形態について図10に基づいて説明する。
第3の実施形態は、第2の実施形態と比較して、連通路141の下流端141bの循環回路20への接続位置が異なる。なお、第1、第2の実施形態と同様の部分については、同一の符号をつけ、その説明を省略する。
図10に示すように、本実施形態の燃料電池システムでは、連通路141の下流端141bは、循環回路20のうち、バイパス通路21との合流点よりも下流側、かつ、ウォータポンプ60よりも上流側に位置する部位に接続して、循環回路20内と連通している。下流端141bは、本実施形態における下流側連通点であり、圧力調節手段の循環回路への接続点に相当する。
本実施形態では、ロータリバルブ50は、循環回路20へのバイパス通路21の合流点に配設されている。これに伴い、第1の実施形態で説明した導入口51aが冷却水の流出口となり、両流出口51b、51cが冷却水の導入口となっている。
本実施形態の構成によれば、第2の実施形態と同様の効果を得ることができる。なお、ロータリバルブ50は、循環回路20とバイパス通路21との分岐点に配設するものであってもよい。
(第4の実施形態)
次に、第4の実施形態について図11および図12に基づいて説明する。
第4の実施形態は、第2の実施形態と比較して、リザーブタンク内を加圧する加圧装置を設けた点が異なる。なお、第1、第2の実施形態と同様の部分については、同一の符号をつけ、その説明を省略する。
図11に示すように、本実施形態の燃料電池システムは、加圧装置90(加圧手段に相当)を備えている。加圧装置90は、空気を圧縮する圧縮機91と、圧縮機91で生成した圧縮空気をリザーブタンク41B内へ導入する導入管92と、導入管92内の流体の逆流を防止する逆止弁93とを備えている。本例では、導入管92は、その上流端が、圧縮機91で生成した圧縮空気をインタークーラ70を介してFCスタック10の燃料電池へ供給する供給管95に分岐接続している。
本実施形態のリザーブタンク41Bは、第2、第3の実施形態におけるリザーブタンク41Aと同様に、所謂完全密閉型のリザーブタンクである。ただし、図12に示すように、リザーブタンク41Bは、リザーブタンク41Aとはエア導入口413を有する点が異なっている。エア導入口413には、導入管92の下流端が接続している。
リザーブタンク41Bは、例えば樹脂製の半透明の容器体であり、冷却水の流入口411および流出口412を有している。流入口411には、連通路141のうち、上流端141aから延びる上流側の部分の下流端が接続している。また、流出口412には、連通路141のうち、下流端141bへ延びる下流側の部分の上流端が接続している。
リザーブタンク41B内には、底部から仕切壁414が立設され、内部を2つの貯留部に区画している。流入口411は、図示左方側の貯留部に臨む位置に形成され、流出口412は、図示右方側の貯留部に臨む位置に形成されている。したがって、流入口411から流入し仕切壁414を越えてオーバーフローした冷却水が流出口412から流出可能となっている。前述のエア導入口413は、リザーブタンク41Bの天井部に形成されている。
本実施形態の構成によれば、第2の実施形態と同様の効果を得ることができる。
また、加圧装置90により、リザーブタンク41Bを介して連通路141内を加圧するようになっている。これによると、連通路141内の圧力を、キャップ40Aが圧力調整する大気圧以上の所定圧力範囲において比較的高い圧力にすることができる。これに伴い、連通路141の下流端141bが循環回路20に接続する接続点において、循環回路20内の圧力を大気圧以上の所定圧力範囲のうち比較的高い圧力にすることができる。したがって、循環回路20への下流端141bの接続点とウォータポンプ60の内部との間においてキャビテーションが発生することを確実に抑制することができる。
また、圧力調節機構140は、連通路141に設けられて余剰の冷却水を貯留するリザーブタンク41Bを有し、加圧装置90は、圧縮機91と、圧縮機91で生成した圧縮空気をリザーブタンク41B内へ導入する導入管92とを有している。これによると、圧縮機91で生成した圧縮空気を導入管92を介してリザーブタンク41B内へ導入することで、連通路141内を容易に加圧することができる。
また、圧縮機91で生成した圧縮空気を燃料電池へ供給する供給管95を備えている。これによると、圧縮機91で生成した圧縮空気を供給管95を介して燃料電池へも供給することができる。したがって、連通路141の加圧源および燃料電池への空気供給源として圧縮機91を共用することができる。換言すれば、連通路141の加圧源となる専用の圧縮機を設ける必要がない。これにより、燃料電池システムの構成を簡素化することができる。
FCスタック10における発電量が大きいときには、燃料電池が多量の空気を必要とするため、圧縮機91の吐出容量が増大される。また、FCスタック10における発電量が大きいときには、FCスタック10の発熱量も比例して大きくなるため、ウォータポンプ60の回転数も上昇する。ウォータポンプ60の回転数が上昇すると、ウォータポンプ60の吸入側において圧力が低下し易くなるが、上記した理由により圧縮機91の圧縮空気の供給能力も比例して上昇する。したがって、FCスタック10における発電量が増大した際にも、圧縮空気の供給能力が増大した加圧装置90により連通路141内を確実に加圧することができる。
また、導入管92に逆止弁93を設けている。これによると、リザーブタンク41B内からエアが導入管92を逆流することを防止でき、リザーブタンク41B内を高圧に維持することが容易である。したがって、リザーブタンク41B内の圧力が圧縮機91の吐出圧よりも低くなったときにのみ、導入管92を介して圧縮空気の導入が行われる。これにより、圧縮機91の仕事量を抑制することができる。
さらに、例えば圧縮機91が停止した際などに、リザーブタンク41B内のエアや冷却水が導入管92を逆流して圧縮機91やFCスタック10へ向かうことを確実に防止することができる。また、導入管92が接続するエア導入口413は、リザーブタンク41Bの天井部に形成され、冷却水貯留部よりも上方の空気溜まり領域に臨んでいる。これによれば、リザーブタンク41B内の冷却水が導入管92を逆流して圧縮機91やFCスタック10へ向かうことをより確実に防止することができる。
(第5の実施形態)
次に、第5の実施形態について図13に基づいて説明する。
第5の実施形態は、第4の実施形態と比較して、連通路141の下流端141bの循環回路20への接続位置が異なる。なお、第1〜第4の実施形態と同様の部分については、同一の符号をつけ、その説明を省略する。
図13に示すように、本実施形態の燃料電池システムでは、連通路141の下流端141bは、第3の実施形態と同様に、循環回路20のうち、バイパス通路21との合流点よりも下流側、かつ、ウォータポンプ60よりも上流側に位置する部位に接続して、循環回路20内と連通している。
また、ロータリバルブ50も、第3の実施形態と同様に、循環回路20へのバイパス通路21の合流点に配設されている。本実施形態の構成によれば、第4の実施形態と同様の効果を得ることができる。なお、本実施形態においても第3の実施形態と同様に、ロータリバルブ50を、循環回路20とバイパス通路21との分岐点に配設するものであってもよい。
(他の実施形態)
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明は上述した実施形態に何ら制限されることなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲において種々変形して実施することが可能である。
上記第1の実施形態では、圧力調整手段である圧力調整弁として、ラジエータ30に接続配置されるラジエータキャップ40を採用していたが、これに限定されるものではない。例えば、ラジエータキャップ40と同様の構成を有するキャップを循環回路20に接続配置するものであってもよい。
また、上記第2〜第5の実施形態では、圧力調整機構140の圧力調整弁として、リザーブタンクに装着されるキャップ40Aを採用していたが、これに限定されるものではない。例えば、キャップ40Aを連通路141に配置するものであってもよい。
また、上記第2〜第5の実施形態では、連通路141の上流端141aは、ラジエータ30に接続していたが、これに限定されるものではない。例えば、循環回路20のラジエータ30よりも上流側の部分に上流端141aを接続するものであってもよい。
また、上記各実施形態では、三方弁装置としてロータリバルブ50を採用していたが、これに限定されるものではない。例えば、直線状にスライド移動する弁体により流量比を調節するものであってもよい。
また、上記各実施形態では、ロータリバルブ50は、中間開度における開口面積の総和が、いずれか一方の開口のみを全開にしたときの開口面積よりも小さくなるものであったが、これに限定されるものではない。例えば、中間開度時の開口面積の総和と一方の開口のみを全開にしたときの開口面積とが同一であってもよい。また、中間開度時の開口面積の総和が一方の開口のみを全開にしたときの開口面積よりも大きいものであってもよい。
また、上記第4、第5の実施形態では、加圧装置90によりリザーブタンク41Bを介して加圧された連通路141の下流端141bが、循環回路20のロータリバルブ50とウォータポンプ60との間に接続していたが、これに限定されるものではない。
例えば、図14に示すように、循環回路20のロータリバルブ50よりも上流側の部分に接続するものであってもよい。すなわち、加圧装置90により、連通路141内を加圧するようになっていればよい。これによると、連通路141内の圧力を、キャップ40Aが圧力調整する大気圧以上の所定圧力範囲において比較的高い圧力にすることができる。これに伴い、連通路141の下流端141bが循環回路20に接続する接続点において、循環回路20内の圧力を大気圧以上の所定圧力範囲のうち比較的高い圧力にすることができる。したがって、循環回路20への下流端141bの接続点とウォータポンプ60の内部との間にロータリバルブ50があったとしても、この間における内圧が全体的に上昇されて、キャビテーションを発生するような局所的低圧部が生成され難くなる。これにより、キャビテーションが発生することを確実に抑制することができる。
1 燃料電池システム
10 燃料電池スタック(燃料電池ユニット)
20 循環回路
21 バイパス通路
30 ラジエータ(放熱器)
40 ラジエータキャップ(圧力調整弁、圧力調節手段)
50 ロータリバルブ(三方弁装置)
60 ウォータポンプ(ポンプ手段)
140 圧力調整機構(圧力調節手段)

Claims (5)

  1. 燃料電池を有する燃料電池ユニット(10)と、
    前記燃料電池を冷却する冷却液が前記燃料電池ユニットから流出して前記燃料電池ユニットへ戻るように循環する循環回路(20)と、
    前記循環回路に設けられ、前記冷却液の熱を外部へ放出する放熱器(30)と、
    前記放熱器よりも冷却液流れ上流側の分岐点で前記循環回路から分岐するとともに前記放熱器よりも冷却液流れ下流側の合流点で前記循環回路に合流するように設けられ、前記放熱器を迂回して前記冷却液を流すバイパス通路(21)と、
    前記循環回路に設けられ、前記放熱器を通過する前記冷却液と前記バイパス通路を通過する前記冷却液との流量比率を調節する三方弁装置(50)と、
    前記循環回路の前記合流点よりも冷却液流れ下流側に設けられ、前記冷却液を前記循環回路に循環させるポンプ手段(60)と、
    前記ポンプ手段よりも冷却液流れ上流側で前記循環回路に接続され、前記接続された接続点において前記循環回路内の圧力を大気圧以上の所定圧力範囲に調節する圧力調節手段(40、140)と、を備え、
    前記三方弁装置を前記接続点(40、141b)よりも冷却液流れ上流側に配設し、
    前記圧力調節手段(140)は、前記循環回路に対して並列に設けられて上流端および下流端が前記循環回路と連通する連通路(141)と、前記連通路に設けられた圧力調整弁(40A)と、を有し、
    前記接続点は、前記下流端が前記循環回路の連通する下流側連通点(141b)であることを特徴とする燃料電池システム。
  2. 前記連通路内を加圧する加圧手段(90)を備えることを特徴とする請求項1に記載の燃料電池システム。
  3. 前記圧力調節手段は、前記連通路に設けられて余剰の前記冷却液を貯留するリザーブタンク(41B)を有し、
    前記加圧手段は、空気を圧縮する圧縮機(91)と、前記圧縮機で生成した圧縮空気を前記リザーブタンク内へ導入する導入管(92)とを有することを特徴とする請求項2に記載の燃料電池システム。
  4. 前記圧縮機で生成した前記圧縮空気を前記燃料電池へ供給する供給管(95)を備えることを特徴とする請求項3に記載の燃料電池システム。
  5. 燃料電池を有する燃料電池ユニット(10)と、
    前記燃料電池を冷却する冷却液が前記燃料電池ユニットから流出して前記燃料電池ユニットへ戻るように循環する循環回路(20)と、
    前記循環回路に設けられ、前記冷却液の熱を外部へ放出する放熱器(30)と、
    前記放熱器よりも冷却液流れ上流側の分岐点で前記循環回路から分岐するとともに前記放熱器よりも冷却液流れ下流側の合流点で前記循環回路に合流するように設けられ、前記放熱器を迂回して前記冷却液を流すバイパス通路(21)と、
    前記循環回路に設けられ、前記放熱器を通過する前記冷却液と前記バイパス通路を通過する前記冷却液との流量比率を調節する三方弁装置(50)と、
    前記循環回路の前記合流点よりも冷却液流れ下流側に設けられ、前記冷却液を前記循環回路に循環させるポンプ手段(60)と、
    前記ポンプ手段よりも冷却液流れ上流側で前記循環回路に接続され、前記接続された接続点において前記循環回路内の圧力を大気圧以上の所定圧力範囲に調節する圧力調節手段(40、140)と、を備え、
    前記三方弁装置を前記接続点(40、141b)よりも冷却液流れ上流側に配設し、
    前記三方弁装置は、
    前記放熱器側の第1開口(51b)の開度および前記バイパス通路側の第2開口(51c)の開度を変更する共通の弁体(52)を有し、
    前記弁体が前記第1開口および前記第2開口の両方を開く中間開度における開口面積の総和が、前記第1開口および前記第2開口のいずれか一方を開いたときの開口面積よりも小さいことを特徴とする燃料電池システム。
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