JP2017084449A - 燃料電池車及びそれに用いる分岐合流管 - Google Patents
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Abstract
Description
また、冷媒の分岐点毎に数種類の配管を設けると、それぞれに固定点が必要となるので組み立て性が悪くなると共に、部品点数が多くなることからコストの上昇要因になってしまう問題があった。
また、燃料電池車は、分岐合流管を備えるので、分岐や合流のために例えば2つのY字管とそれらの間のホースを使用する場合に比べて、配管の部品点数や固定点を削減することができると共に、冷媒の主通流方向の長さを短縮することができる。これにより、システム全体の小型化及び組み立て性を向上することができる。
したがって、例えば燃料電池車の始動時のように燃料電池の温度が発電に適した温度よりも低くなっているときに、ラジエータをバイパスすることで、燃料電池の温度を発電に適した温度に素早く昇温することができる。
また、分岐合流管は、バイパス側出口ポートを廃熱回収側分岐ポートの下流に備えるので、バイパス側出口ポートよりも上流の比較的高温の冷媒を、廃熱回収回路に分岐することができ、燃料電池の廃熱を効率よく利用できる。
図1に示す燃料電池車Mは、燃料電池スタック10と、燃料電池スタック10のアノードに対してアノードガス(水素)を供給するアノード系と、燃料電池スタック10のカソードに対してカソードガス(酸素を含む空気)を供給するカソード系と、燃料電池スタック10を経由するように冷媒を循環させるFC(Fuel Cell)側冷媒系と、燃料電池スタック10の発電電力を消費する電力消費系と、ヒータコア(廃熱回収機器)63を経由するように冷媒を循環させる空調側冷媒系と、これらを制御するECUと、を備えている。
燃料電池スタック10は、車両の前側空間に配置されている。ここで、前側空間とは、車両の前側であって、ボンネット下に形成された空間である。前側空間は、モータが配置される空間(モータルーム)を含んでいる。
燃料電池スタック10は、固体高分子型燃料電池(Polymer Electrolyte Fuel Cell:PEFC)であり、膜/電極接合体(Membrane Electrode Assembly:MEA)を一対の導電性のセパレータ(図示せず)で挟持してなる単セル10a(図2参照)を、車幅方向(左右方向)に複数積層して構成されている。
燃料電池スタック10の各セパレータには、各膜/電極接合体の全面に水素又は酸素を供給するための溝及び貫通孔が形成されており、これらの溝及び貫通孔がアノード流路11、カソード流路12として機能する。
O2+4H++4e-→2H2O・・・(式2)
<アノード系>
アノード系は、図示を省略した水素タンク、遮断弁、減圧弁(レギュレータ)、エゼクタ及び希釈器を備えると共に、水素タンクから遮断弁、減圧弁及び配管a1を通って供給される水素を温める熱交換器21を備えている。なお、水素タンクから流出される水素は断熱膨張して低温になっており、これを温めるために熱交換器21が配置されている。
カソード系は、コンプレッサ31と、入口封止弁32と、出口封止弁33と、EGRポンプ34と、を備えている。
コンプレッサ31は、内部の羽根車(図示せず)を回転させることで車外から空気を吸引・圧縮し、配管b1等を介してカソード流路12に供給する空気圧送用の圧縮機である。
出口封止弁33は、電磁作動式の開閉弁であり、上流側が配管b3を介してカソード流路12の出口に接続され、下流側が配管b4に接続されている。
燃料電池車(燃料電池システム)の停止時に入口封止弁32及び出口封止弁33が閉弁されることで、カソード流路12が系外から締め切られる。
なお、アノード系の熱交換器21の熱源として使われた冷媒が配管g2を通って、カソード系の出口封止弁33及びEGRポンプ34の周囲の空気を熱交換により温めることで、これらのデバイスの凍結を防止している。
FC側冷媒系は、分岐合流管41と、温度センサ42と、第1ポンプ43と、ラジエータ44と、サーモスタット弁45と、第1タンク46と、第2タンク47と、イオン交換器48と、を備えている。
ここで、ラジエータ44は、冷媒の入口であるラジエータ冷媒入口Q3と、冷媒の出口であるラジエータ冷媒出口Q4と、を有している。そして、燃料電池冷媒出口Q2及びラジエータ冷媒入口Q3を接続し、燃料電池スタック10から排出される冷媒が通流する「第1冷媒流路」は、配管C1、分岐合流管41、配管C2を含んで構成される。また、ラジエータ冷媒出口Q4及び燃料電池冷媒入口Q1を接続し、ラジエータ44から排出される冷媒が通流する「第2冷媒流路」は、配管C3〜C6を含んで構成される。
分岐合流管41は、図3に示すように、入口ポートP1と、出口ポートP7と、廃熱回収側分岐ポートP2と、廃熱回収側合流ポートP3と、バイパス側出口ポートP4と、イオン交換器側入口ポートP5と、デバイス側出口ポートP6と、を備えている。なお、以下では、ポート名称を省略して単にポート番号だけを記載することがある。
以下では、まず、図1及び図3を参照して各ポートの接続先を説明し、次いで、分岐合流管41の構造について説明する。
出口ポートP7は、ラジエータ冷媒入口Q3に向かう冷媒の出口である。このポートP7は、配管C2を介してラジエータ冷媒入口Q3に接続される。
廃熱回収側合流ポートP3は、分岐合流管41に廃熱回収回路(配管d3)からの冷媒を合流させる合流口である。このポートP3は、配管d3を介してヒータコア63に接続される。
分岐合流管41は、このようにポートP4を備えるので、分岐合流管41よりも下流側にバイパス配管e1(ラジエータバイパス流路)に向かう冷媒を分岐するY字管等の他の配管を備える場合に比べて、分岐合流管41の出口ポートP7から前記Y字管等の他の配管までの冷媒流路を短縮できる。その結果、通流する冷媒量も少なくできるため、冷媒を早く循環させて燃料電池の温度を発電に適した温度に素早く昇温することができる。
本実施形態では、一例として、本体部50は燃料電池スタック10の前面10cに取り付けられている。なお、前面10cは、燃料電池スタック10の側面のうちの1つである。
ポートP4,P5の軸線方向の向きは、ポートP2,P3の軸線方向の向きとは異なっているので、各ポートに対して、配管となるホースを接続する作業を行い易くなっている。なお、その他の各ポートの向きや配置高さを適宜ずらしてもよく、この場合、ホース組み付け作業性をさらに高めることができる。
センサ取付部54には、ボルト穴54aと、温度センサ42のセンサ部を案内するためのガイド穴54bとが形成されている。温度センサ42のセンサ部をガイド穴54bに挿入してボルト穴54aにボルトを差し込んで螺合することで分岐合流管41に温度センサ42が固定される。
ホースバンドは、分岐合流管41のポート等のホース取付部にホースを嵌入した後でホースの端部を固定したり、ホースをまとめたりするために用いられる。リング状のホースバンドの外周面のピン突起を固定用孔部55aに嵌合することで、分岐合流管41の周囲のホースのホースバンドを固定することができる。つまり、固定突起部55は、分岐合流管41に周囲のホースをまとめ、限られた空間にホースをコンパクトにまとめることでシステム全体の小型化を向上させ、また、固定点として機能することで組み立て性を向上させることができる。
第1ポンプ43は、第1冷媒流路(配管C1〜C2)及び第2冷媒流路(配管C3〜C6)に冷媒を循環させるポンプである。第1ポンプ43は、ECUからの指令に従って駆動し、燃料電池冷媒入口Q1に向けて冷媒を圧送する。第1ポンプ43は、その吸入側が配管C5、第1タンク46、配管C4を介してサーモスタット弁45に接続され、吐出側が配管C6を介して燃料電池冷媒入口Q1に接続されている。
サーモスタット弁45は、冷媒が所定温度以上になった場合に膨張するワックス(図示せず)と、このワックスの膨張に伴って移動する弁体(図示せず)と、を有している。
サーモスタット弁45は、一方の入口ポートが配管C3を介してラジエータ冷媒出口Q4に接続され、他方の入口ポートがバイパス配管e1に接続されている。
また、サーモスタット弁45の出口ポートは、配管C4、第1タンク46、配管C5を介して第1ポンプ43の吸入口に接続されている。
また、燃料電池スタック10の前面10cにイオン交換器48だけを取り付ける場合と比べて、正面衝突時に衝撃緩衝のためにイオン交換器48の前方に要するクリアランスを短くできるので、システム全体を小型化することができる。
つまり、イオン交換器48の前側に配置されるラジエータ44、図示しないフロントグリルやバンパー等を車両の後ろ寄りに設置できる。その結果、車両の全長又はフロントノーズの長さを短縮することができる。
電力消費系は、燃料電池スタック10の発電電力やバッテリ(図示せず)の充放電を制御するVCU(Voltage Control Unit)や走行モータ(図示せず)を備えている。
空調側冷媒系は、第2ポンプ61と、冷媒加熱用ヒータ62と、ヒータコア63と、を備えている。
第2ポンプ61は、ECUからの指令に従って駆動し、ヒータコア63に向けて冷媒を圧送するポンプである。第2ポンプ61は、吸入側が配管d1を介して分岐合流管41に接続され、吐出側が配管d2を介して冷媒加熱用ヒータ62に接続されている。
ヒータコア63は、ダクト71内においてエボパレータ73よりも下流側に設置されている。ヒータコア63の流出口は、配管d3を介して分岐合流管41に接続されている。
図1に示すダクト71は、上流端が開口して車内外に連通し、下流端が開口して車室に連通するように設置される筒状部材である。ダクト71内には、上流側から順に、送風機72、エボパレータ73、エアミックスドア74、及びヒータコア63が設置されている。
エボパレータ73は、送風機72から送り込まれる空気を冷却するものであり、冷房運転時に蒸発器として機能する。
なお、図1では図示を省略したが、圧縮機(図示せず)、コンデンサ(凝縮器:図示せず)、膨張弁(図示せず)、及びエボパレータ73が配管(図示せず)を介して環状に順次接続されている。そして、前記した圧縮機を駆動し、膨張弁の開度を絞ることで、エボパレータ73に低温低圧の冷媒が流入する。
ECU(Electric Control Unit)は、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、各種インタフェースなどの電子回路を備えて構成され、その内部に記憶したプログラムに従って各種機能を発揮する。
ECUは、IG(Ignition Switch:図示せず)から入力されるON/OFF信号、温度センサ42からの温度情報、空調スイッチ(図示せず)から入力されるON/OFF信号、操作者によって設定される設定温度等に応じて、各機器の駆動を制御する。すなわち、ECUは、自身に入力される各信号に応じて、アノード系の遮断弁(図示せず)と、カソード系のコンプレッサ31と、FC側冷媒系の第1ポンプ43と、空調側冷媒系の第2ポンプ61と、電力消費系のVCU、空調側冷媒系の冷媒加熱用ヒータ62、送風機72及びエアミックスドア74と、の動作を統括制御する。
なお、ECUは、空調制御用ECUと、燃料電池システム制御用ECUと、を別体で構成してもよいし、一体で構成してもよい。
IG(図示せず)からON信号が入力されると、ECUは、カソード系のコンプレッサ31を駆動すると共に、アノード系の遮断弁(図示せず)を開弁する。これによって、燃料電池スタック10のアノード流路11に水素が供給され、カソード流路12に酸素を含む空気が供給される。そうすると、膜/電極接合体において前記した電極反応が起こり、燃料電池スタック10が発熱する。
ECUは、空調スイッチ(図示せず)からON信号が入力されたとき、車室の温度を検出する温度センサ(図示せず)、車外の温度を検出する複数の温度センサ(図示せず)、操作者によって設定される設定温度等に基づいて、暖房運転を開始する必要があると判定した場合、目標温度を設定する。
なお、FC側冷媒系の第1ポンプ43も駆動しているため、ラジエータ44での熱交換も継続している。
配管d1を介して分岐合流管41から流出した冷媒は、配管d2を介してヒータコア63に流入する。ヒータコア63を通流する高温の冷媒は、送風機72によって送風される空気に対して放熱する。
本実施形態によれば、FC側冷媒系において分岐合流管41を備えるので、分岐や合流のための余分な機器(例えば複数のY字管とそれらの間のホース)を追加する必要がない。したがって、燃料電池車Mに要するコストを低減できる。加えて、配管の部品点数や固定点を削減することができると共に、冷媒の主通流方向の長さを短縮することができる。これにより、システム全体の小型化及び組み立て性を向上することができる。
以上、本発明に係る燃料電池車Mについて前記各実施形態により説明したが、本発明はこれらの記載に限定されるものではなく、種々の変更を行うことができる。
例えば、前記実施形態では、分岐合流管41が、燃料電池スタック10の前面10cに取り付けられる場合について説明したが、これに限らず、他の側面(後面、上面、下面)に取り付けてもよい。なお、ラジエータ44を燃料電池スタック10の前面10cに配置する場合、分岐合流管41をラジエータ44と燃料電池スタック10との間に配置するのがよいので、この場合は、分岐合流管41を前面10cに取り付けることが好ましい。
10 燃料電池スタック
41 分岐合流管
43 第1ポンプ
44 ラジエータ
50 本体部
51 傾斜部
61 第2ポンプ
63 ヒータコア
P1 入口ポート
P2 廃熱回収側分岐ポート
P3 廃熱回収側合流ポート
P4 バイパス側出口ポート
P5 イオン交換器側入口ポート
P6 デバイス側出口ポート
P7 出口ポート
Q1 燃料電池冷媒入口
Q2 燃料電池冷媒出口
Q3 ラジエータ冷媒入口
Q4 ラジエータ冷媒出口
C1,C2 配管(第1冷媒流路)
C3,C4,C5,C6 配管(第2冷媒流路)
d1,d2,d3 配管(廃熱回収回路)
e1 バイパス配管(バイパス流路)
Claims (6)
- 車両の前側空間に配置され、複数の単セルが積層されることで構成され、燃料電池冷媒入口及び燃料電池冷媒出口を有する燃料電池スタックと、
ラジエータ冷媒入口及びラジエータ冷媒出口を有し、冷媒の熱を放熱するラジエータと、
前記燃料電池冷媒出口及び前記ラジエータ冷媒入口を接続する第1冷媒流路と、
前記ラジエータ冷媒出口及び前記燃料電池冷媒入口を接続する第2冷媒流路と、
前記第1冷媒流路及び前記第2冷媒流路に冷媒を循環させる第1ポンプと、
前記第1冷媒流路から冷媒の一部を分岐し、廃熱回収機器を経由させ熱を回収した後、前記第1冷媒流路に合流させる廃熱回収回路と、
前記廃熱回収回路に設けられ、冷媒を圧送する第2ポンプと、
前記第1冷媒流路に設けられた分岐合流管と、
を備え、
前記分岐合流管は、前記燃料電池冷媒出口からの冷媒の入口である入口ポートと、前記ラジエータ冷媒入口に向かう冷媒の出口である出口ポートと、前記廃熱回収回路に向けて冷媒を分岐する廃熱回収側分岐ポートと、前記廃熱回収回路からの冷媒を合流させる廃熱回収側合流ポートと、を備え、
前記廃熱回収側分岐ポートと、前記廃熱回収側合流ポートとは、前記第1冷媒流路の通流方向において近接している
ことを特徴とする燃料電池車。 - 下流側が前記第2冷媒流路に接続され、前記ラジエータをバイパスするラジエータバイパス流路を備え、
前記分岐合流管は、前記廃熱回収側分岐ポートの下流において、前記ラジエータバイパス流路に向かう冷媒の出口となるバイパス側出口ポートを備える
ことを特徴とする請求項1に記載の燃料電池車。 - 前記燃料電池冷媒出口は、前記燃料電池スタックの積層方向における一端面に形成され、
前記分岐合流管は、
前記燃料電池スタックの側面に取り付けられ、当該側面に沿って延びる本体部と、
前記本体部の一端面側から当該一端面に近づくにつれて前記側面から離れるように斜めに延び、先端部が前記入口ポートを構成する傾斜部と、
を備える
ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の燃料電池車。 - 冷媒からイオンを除去するイオン交換器を備え、
前記分岐合流管は、前記イオン交換器からの冷媒の入口となるイオン交換器側入口ポートを備え、
前記イオン交換器は、前記傾斜部に重なるように配置されている
ことを特徴とする請求項3に記載の燃料電池車。 - 前記燃料電池スタックの側面は前面であって、当該前面に前記分岐合流管が取り付けられ、
前記イオン交換器は、前記分岐合流管の前記傾斜部の上に平面視で重なるように配置されている
ことを特徴とする請求項4に記載の燃料電池車。 - 車両の前側空間に配置され、複数の単セルが積層されることで構成され、燃料電池冷媒入口及び燃料電池冷媒出口を有する燃料電池スタックと、
ラジエータ冷媒入口及びラジエータ冷媒出口を有し、冷媒の熱を放熱するラジエータと、
前記燃料電池冷媒出口及び前記ラジエータ冷媒入口を接続する第1冷媒流路と、
前記ラジエータ冷媒出口及び前記燃料電池冷媒入口を接続する第2冷媒流路と、
前記第1冷媒流路及び前記第2冷媒流路に冷媒を循環させる第1ポンプと、
前記第1冷媒流路から冷媒の一部を分岐し、廃熱回収機器を経由させ熱を回収した後、前記第1冷媒流路に合流させる廃熱回収回路と、
前記廃熱回収回路に設けられ、冷媒を圧送する第2ポンプと、
を備える燃料電池車における前記第1冷媒流路に設けられる分岐合流管であって、
前記燃料電池冷媒出口からの冷媒の入口である入口ポートと、前記ラジエータ冷媒入口に向かう冷媒の出口である出口ポートと、前記廃熱回収回路に向けて冷媒を分岐する廃熱回収側分岐ポートと、前記廃熱回収回路からの冷媒を合流させる廃熱回収側合流ポートと、を備え、
前記廃熱回収側分岐ポートと、前記廃熱回収側合流ポートとは、前記第1冷媒流路の通流方向において近接している
ことを特徴とする分岐合流管。
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