JP5752657B2 - 半導体装置 - Google Patents

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Description

本発明の実施形態は、半導体装置に関する。
電子機器では、静電気放電(Electro-Static Discharge:以下、ESDという)による静電破壊から回路を保護するためのESD対策が採られている。
ESD対策の評価のために、従来より、機器あるいはモジュールのレベルで、HBM(ヒューマンボディモデル)、MM(マシーンモデル)に基づく、ESD耐性評価が行われる。例えば、評価対象の機器あるいはモジュールに対して、HBMでは、2KV〜3KVの電圧が印加され、MMでは、200Vの電圧が印加されて、ESD耐性評価が行われる。
また、従来より、半導体装置を搭載した電子機器あるいはモジュールのレベルについても、例えば、IEC-61000-4.2のESD規格の規格に準じて、接触放電で8KVの電圧印加、気中放電で15KVの電圧印加をしてESD耐性評価が行われているが、最近では、半導体装置のチップのピンレベルでも、上記規格に準じた同様のESD耐性評価が要求される場合がある。
一般に、チップのピンレベルで、所定の規格のESD耐性条件を満たすようにするためには、I/O設計において、パワークランプ回路の強化、あるいは配線パターンの幅を増加させて配線抵抗を下げるといった対策が必要となる。
しかし、配線パターン幅の増加という方策は、チップのレイアウト設計に大きな制約を与えるだけでなく、結果として、チップ面積の増加、ひいてはチップのコスト増加に繋がるという問題がある。
特開2003−309179号公報 特開平06−89973号公報 国際公開第06/011292号
そこで、実施形態は、配線パターン幅の増加をすることなく、半導体装置のチップのピンレベルでのESD耐性を向上することができる半導体装置を提供することを目的とする。
実施形態によれば、複数の第1のパッドと、前記複数の第1のパッドにボンディングワイヤにより接続された第2のパッドと、前記複数の第1のパッドに、1つの前記第1のパッドに1つのESD保護回路が対応するように、接続された複数のESD保護回路と、前記複数のESD保護回路の出力端同士が接続された接続部に接続され、前記複数の第1のパッドに入力された少なくとも1つの入力信号を入力するI/O回路と、前記複数の第1のパッド間に設けられたスイッチ部と、前記スイッチ部の開閉を制御するスイッチ制御信号を出力するスイッチ制御部と、を有する半導体装置が提供される。
実施形態に係わる半導体装置のチップレイアウトイメージを示す図である。 実施形態の半導体装置が半導体パッケージに搭載された状態を説明するための図である。 実施形態のチップ1のESD保護回路12を含むI/O部の構成を説明するための回路図である。 実施形態の半導体装置の変形例1の構成を説明するための回路図である。 実施形態の半導体装置の変形例1において、1つのパッド2c1に対して複数のESD保護回路12が設けられている構成を説明するための回路図である。 実施形態の半導体装置の変形例2の構成を説明するためのチップ1A上のパッド2cのレイアウトを説明するための図である。 実施形態の半導体装置の変形例3の構成を説明するためのチップ1B上のパッド2cのレイアウトを説明するための図である。
以下、図面を参照して実施形態を説明する。
(構成)
図1は、本実施形態に係わる半導体装置のチップレイアウトイメージを示す図である。図2は、本実施形態の半導体装置が半導体パッケージに搭載された状態を説明するための図である。
本実施形態の半導体チップ(以下、単にチップという)1では、図1に示すように、矩形のチップの2つの周辺部に、例えばボンディングワイヤが接続される複数のパッド2がチップ1の二辺に沿って直線状に配置されている。
なお、ここでは、矩形形状を有するチップ1の二辺の周辺部に、複数のパッド2が直線状に配置されているが、複数のパッド2は、四辺の周辺部に配置されていてもよいし、周辺部だけでなくもよい。
チップ1の複数のパッド2の一部のパッド2a、2bは、電源用のパッドであり、一部の複数のパッド2cは、互いに電気的に接続されるべき入出力信号用のパッドである。後述するように、入出力信号用の複数のパッド2cは、ダイオードを用いた複数のESD保護回路を含むI/O部3に接続されている。チップ1の中央部には、各種機能を実現する処理部であるロジック回路4が配置されている。チップ1の処理部は、メモリ部などでもよい。よって、処理部は、I/O部3からの出力信号を入力するロジック回路及びメモリ回路の少なくとも一方を含む。
なお、以下の説明では、複数のESD保護回路を含むI/O部3は、入出力信号用パッドについてのI/O部3について説明するが、入力信号用パッドについても同様に複数のESD保護回路を含むI/O部3を設けるようにしてもよい。
図2に示すように、チップ1は、2点鎖線で示す半導体パッケージ100に封入されて搭載される。チップ1の複数のパッド2は、接続配線手段としてのボンディングワイヤ101により、ピンあるいは半田ボールなどの複数の外部接続端子に接続された複数の電極端子(以下、外部電極という)102に接続される。半導体パッケージ100の複数の外部接続端子(図示せず)は、半導体パッケージ100が搭載されるプリント配線基板などの複数のランドに接続される。
図2に示すように、一組のパッド2cが1つの外部電極102に接続されるように、入力信号用の複数のパッド2cは、複数の外部電極102に接続される。複数のパッド2cは、複数の外部電極102により互いに電気的に接続される。チップ1には複数の入力信号が入力され、各入力信号は、ロジック回路4において所定の処理が行われる。その所定の処理がされた各種信号が、チップ1から複数の出力信号として出力される。
図3は、チップ1のESD保護回路12を含むI/O部の構成を説明するための回路図である。複数のパッド2のうちパッド2a及び2bは、電源用のパッドである。パッド2aは、電源電圧VDDが印加される電極であり、パッド2bは、グラウンド電位VSSが接続される電極である。パワークランプ回路11は、パッド2aと2b間に設けられている。なお、図3では、電源用のパッド2として、パッド2aとパッド2bが、それぞれ1つ示されているが、チップ1には、パッド2aと2bはそれぞれ複数設けられていてもよい。
さらに、図3において、パッド2c1と2c2は、複数のパッド2のうちの入力信号用の電極である。パッド2c1と2c2は、パッド2c1と2c2に接続された1つの外部電極102に接続された、1つの入力信号を入力するための一組のパッドである。パッド2c1と2c2は、2本のボンディングワイヤ101により、半導体パッケージ100内の1つの外部電極102と、接続される。
図3では、1つの外部電極102に入力される1つの入力信号用のパッド2c1と2c2のみが示されているが、チップ1上には、複数の組の入力信号用のパッド2cが設けられており、各組のパッド2cは、2本のボンディングワイヤ101により、対応する1つの外部電極102と接続されている。
なお、ここでは、外部電極102に入力される1つの入力信号について、2つのパッド2c1と2c2が設けられているが、図3において2点鎖線で示すように、1つの入力信号について、3つのパッド2c1,2c2,2c3を設けてもよいし、さらに、図示しないが、1つの入力信号に対して、4つ以上のパッドを設けてよい。すなわち、各入力信号が入力される外部電極に対して、3以上のパッド2cを設けてもよい。
さらになお、ここでは、全ての入力信号のそれぞれについて、複数のESD保護回路12を含むI/O部3を設けているが、チップ1の複数の入力信号のうち少なくとも1つの入力信号用について、複数のESD保護回路12を含むI/O部3を設けるようにしてもよい。
以上のように、チップ1には、複数の入力信号のそれぞれに対して1組のパッド2c1と2c2が設けられている。
パッド2c1と2c2のそれぞれは、2つのダイオードDp,Dnと抵抗Rを含むESD保護回路12に接続されている。図3に示すように、パッド2c1と2c2は、それぞれ、抵抗Rの一端が接続された2つのダイオードDpとDnの接続点P1とP2に接続されている。
具体的には、パッド2c1は、ESD保護回路12に接続されている。ESD保護回路12のダイオードDpのカソードは、電源電圧VDDに接続され、ダイオードDpのアノードは、ダイオードDnのカソードに接続されている。ダイオードDnのアノードは、基準電位であるグラウンド電位VSSに接続されている。パッド2c1は、ダイオードDpとDnの接続点P1に接続されている。
パッド2c2も、同様のESD保護回路12に接続され、ESD保護回路12の2つのダイオードDpとDnの接続点P2に接続されている。
すなわち、複数(ここでは2つ)のESD保護回路12が、1つのパッド2cに1つのESD保護回路12が対応するように、2つのパッド2c1,2c2に接続されている。
さらに、接続点P1とP2には、それぞれ抵抗Rの一端が接続され、2つの抵抗Rの他端同士は、接続され、その接続点Pcの電位は、I/O回路13に入力される。
すなわち、I/O回路13は、2つのESD保護回路12の出力端同士が接続された接続部である接続点Pcに接続され、2つのパッド2c1,2c2に入力された入力信号が入力される。
I/O回路13は、トランジスタと抵抗を含むバッファ回路、あるいは入出力変換回路などである。I/O回路13の出力は、ロジック回路4に入力される。
以上のように、図2に示すようにチップ1の半導体パッケージ100には、ボンディングワイヤ101により複数のパッド、例えばパッド2c1,2c2に接続された外部電極102が、複数設けられている。
チップ1には、入力信号毎に2つのパッド2c1と2c2が設けられている。複数(ここでは2つ)のパッド2c(ここでは2c1,2c2)は、矩形のチップ1の少なくとも1辺(ここでは二辺)に沿って直線状に配置されている。
各パッド2c1と2c2には、ESD保護回路12が接続されている。2つのESD保護回路12の出力端同士が接続されて、その接続点の電位がI/O回路13に入力される。I/O回路13の出力が、ロジック回路4に入力される。
なお、1つの入力信号について3つ以上のパッド2cを設けた場合は、各パッド2cが2つのダイオードDpとDnの接続点に接続され、3つ以上のESD保護回路12の出力端同士が接続されて、その接続点Pcの電位がI/O回路13に入力される。
(動作)
次に、図1乃至図3に示したチップ1の動作について説明する。
各外部電極102に入力された1つの入力信号は、2本の信号線であるボンディングワイヤ101を介して2つのパッド2c1、2c2に入力される。
入力信号の電流は、2つのパッド2c1,2c2に流れるように分岐し、分岐した2つの電流I1,I2は、それぞれ配線L1,L2を介してESD保護回路12に入力される。2つのESD保護回路12の出力端は、接続点Pcにおいて接続されているので、2つのESD保護回路12から出力される電流は、接続点Pcで合流して、I/O回路13に入力される。I/O回路13を経由した入力信号は、ロジック回路4に入力されて、所定の処理が行われる。
例えば、ある外部電極102に高電圧の静電気が印加された場合、その電圧が2本のボンディングワイヤ101を介してパッド2c1、2c2にも印加される。
しかし、外部電極102に印加された電圧による電流Iは、2つのパッド2c1,2c2に分岐され、2つのパッド2c1,2c2に流れる電流I1,I2は、それぞれ、配線L1,L2を介して、対応するESD保護回路12へ流れる。
2本の配線L1,L2が並列接続されるため、配線L1,L2へ流れる電流I1,I2が小さくなるため、配線L1,L2の抵抗値のマージンができる。さらに、例えば配線L1とL2が同じ配線パターン幅で同じ長さであれば、各配線L1,L2に流れる電流I1,I2は全体の電流Iの半分になるため、各電流I1,I2は、ESD保護回路12のダイオードDp又はDnを介してVDD側又はVSS側へ電荷を逃げ易くなる。その結果、I/O回路13、及びロジック回路4は、破壊され難くなる。
上述した本実施の形態のような構成を利用しない従来の半導体装置では、パワークランプ回路の強化及び配線パターン幅の増加という方策が採られる。例えば、配線パターン幅を増加させた場合、パッド、ESD保護回路12及びI/O回路13からなる回路部全体の面積が大きくなってしまう。
しかし、上述した本実施の形態のような構成の場合、1つの入力信号に対して、2つのパッドと2つのESD保護回路12を設けることになるものの、配線パターン幅を増加する必要はなく、2つのパッドの大きさは従来のパッドよりも小さくすることができるため、チップ面積の増加を抑えることができる。
また、1つの入力信号に対して複数のパッドとESD保護回路12を設けたとしても、I/O回路13は1つで済む。
よって、1つの入力信号に対して、パッド2c及びESD保護回路12のそれぞれの数が、2つ、3つ、4つとなっても、パッド、ESD保護回路12及びI/O回路13の回路全体の面積は、I/O回路13は1つで済むため、回路全体の面積も、2倍、3倍、4倍にはならない。例えば、パッド、ESD保護回路12及びI/O回路13の面積比が、例えば、4:1:5の場合、パッド及びESD保護回路のそれぞれの数が2つ、3つ、4つと増えても本実施形態ではパッド、ESD保護回路12及びI/O回路13の回路全体の面積は、2倍、3倍、4倍にはならず、1.5倍、2倍、2.5倍となる。
従って、本実施形態によれば、配線パターン幅の増加をすることなく、チップのピンレベルでのESD耐性を向上することができる半導体装置を実現することができ、結果として、半導体装置において、大きなチップ面積の増加、ひいてはチップのコスト増加にはならない。
次にいくつかの変形例について説明する。
図4は、本実施形態の半導体装置の変形例1の構成を説明するための回路図である。図4では、1つの入力信号が入力される2つのパッド2c1,2c2のみが示されている。図4に示すように、パッド2c1,2c2間には、スイッチSWが設けられている。スイッチSWの両端がパッド2c1と2c2に接続されている。スイッチSWの開閉は、スイッチ制御信号CSによって制御される。スイッチSWがスイッチ制御信号CSによって閉じられると、2つのパッド2c1,2c2間は、導通する。
スイッチSWの開閉を制御するスイッチ制御信号CSを出力するスイッチ制御回路21は、図1及び図2において2点鎖線で示すように、チップ1上に設けられている。スイッチ制御回路21が、スイッチSWの開閉を制御するスイッチ制御信号CSの出力を制御するスイッチ制御部を構成する。
スイッチSWは、チップ1が半導体パッケージ100に搭載される前の状態において、2つのパッド2c1、2c2に同時に静電気が印加された状態でESD評価を行う場合に、用いられる。
すなわち、チップ1の状態で、2つのパッド2c1、2c2のそれぞれに対してESD評価のための所定の電圧を印加するだけでなく、このようなスイッチSWを2つのパッド2c1,2c2間に設けることによって、2つのパッド2c1,2c2に対応する外部電極102に所定の電圧を印加したと同じ状態で、ESD評価をすることができる。
具体的には、2つのパッド2c1、2c2のそれぞれに対して所定の電圧を印加することによって、チップ1の状態で、パッド毎にESD評価を行うことができるだけでなく、スイッチSWを閉じることによって、あたかも2つのパッド2c1,2c2が外部電極102に接続されて、2つのパッド2c1,2c2に同時に所定の電圧を印加したと同じ状態になる。
よって、半導体パッケージ100に搭載される前のチップ1の状態で、スイッチ制御回路21により、スイッチSWを閉じるように制御することにより、あたかも2つのパッド2c1,2c2が外部電極102に接続され、外部電極102に所定の電圧を印加したと同じ状態で、ESD評価をすることができる。
なお、1つの入力信号に対してパッド2cが3つ以上の場合は、複数のスイッチSWが3つ以上のパッド2cの各2つのパッド2c間に設けられる。そして、複数のスイッチSWが全て閉じたときに、複数のパッド2cに同時に所定の電圧が印加可能に、複数のスイッチSWは設けられる。
なお、図4に示す変形例1では2つのパッド2c1、2c2をスイッチSWを介して導通することにより共通信号を2つのESD保護回路12に入力しているが、パッドの数とESD保護回路の数は必ずしも同一にしなくてもよい。
図5は、本実施形態の半導体装置の変形例1において、1つのパッド2c1に対して複数のESD保護回路12が設けられている構成を説明するための回路図である。すなわち、図5に示すように、パッド2c2が無くてもスイッチSWを閉じることにより1つの入力信号は並列にESD保護回路12へ入力されるため、ESD耐性は向上する。
図5のような構成は、I/O部によりチップの多くの面積がとられてしまうような場合に有効である。
したがって、1つの入力に対して、1つのパッド且つ複数のESD保護回路、あるいは複数のパッド且つ複数のESD保護回路を経由することによってESD耐性は向上される。
図6は、本実施形態の半導体装置の変形例2の構成を説明するためのチップ1A上のパッド2cのレイアウトを説明するための図である。
上述した図1及び図2の場合、チップ1Aに設けられる複数のパッドは、チップ1Aの二辺に沿って1列に並ぶように配置されているが、本変形例2では、2つのパッド2c1,2c2の内の一方は、チップ1Aの一辺に直交する方向に配置される。
すなわち、複数(ここでは2つ)のパッド2c(2c1,2c2)は、矩形のチップ1の少なくとも1辺に直交する方向に沿って配置されている。
図6に示すように、2つのパッド2c1、2c2の内の一方のパッド2c1は、チップ1Aの二辺の近傍に設けられ、他方のパッド2c2は、ロジック回路4の直上に配置される。他方のパッド2c2は、チップ1AのESD保護回路12あるいはI/O回路13が形成された層の上に積層されるように設けられる。
なお、1つの入力信号に対するパッド2が3つになれば、図6において点線で示すように、3つ目のパッド2c3は、パッド2c2よりもさらにチップ1Aの内側に、パッド1の一辺に直交する方向に設けられる。1つの入出力信号に対するパッド2が4つ以上になった場合も、3つ目と同様に、さらにチップ1Aの内側に、パッド1の一辺に直交する方向に設けられる。
このような構成によれば、2つのパッド2cがチップ1Aの一辺だけに配置されないので、パッド数が2倍(あるいは3倍以上)になっても、パッド数の増加に応じて、チップ1Aの辺方向のサイズを大きくする必要がなく、チップ1Aがコンパクトになる。
図7は、本実施形態の半導体装置の変形例3の構成を説明するためのチップ1B上のパッド2cのレイアウトを説明するための図である。
本変形例3では、1つの入力信号に対するパッド2cが4つになったときには、図7において点線で示すように、1つの入力信号に対する4つのパッド2cが、チップ1Bの縁に沿って2つ、かつチップ1Bの縁に直交する方向に沿って2つ設けられるように、配設される。
具体的には、図7に示すように、1つの入力信号に対して4つのパッド2c1,2c2,2c3,2c4が設けられる場合に、4つのうちの2つのパッド2c1,2c2は、チップ1Bの各辺に沿って配設され、残りの2つのパッド2c3,2c4は、チップ1Bの各辺に直交する方向に沿って配設される。
すなわち、複数のパッド2cの一部は、矩形のチップ1Bの少なくとも一辺に沿って直線状に配置され、複数のパッド2cの残りの一部は、矩形のチップ1Bの少なくとも一辺に直交する方向に沿って配置されている。
このような構成によっても、パッド数の増加に応じて、チップ1Bの辺方向のサイズを大きくしなくても済むという効果が生じる。
なお、ここでは、1つの入力信号に対して4つのパッド2cが設けられる場合で説明したが、さらに多くのパッド2cが設けられる場合は、n個のパッド2cがチップ1Bの各縁に沿って配設され、さらに、各残りのパッド2cは、チップ1Bの各縁に直交する方向に沿ってn個配設されるように、複数のパッド2cが、n×nのマトリクス状に配設されるようにしてもよい。
さらに、1つの入力信号に対して複数のパッドが設けられる場合、チップ1Bの一辺に沿って配設されるパッド2cの数と、チップ1Bのその辺に直交する方向に沿って配設されるパッド2cの数は、異なるようにしてもよい。
以上のように、上述した本実施形態及び各変形例によれば、配線パターン幅の増加をすることなく、チップのピンレベルでのESD耐性を向上することができる半導体装置を実現することができ、結果として、半導体装置において、大きなチップ面積の増加、ひいてはチップのコスト増加にはならない。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として例示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると共に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1、1A、1B チップ、2、2a、2b、2c パッド、3 I/O部、4 ロジック回路、11 パワークランプ回路、12 ESD保護回路、13 I/O回路、21 スイッチ制御回路、100 半導体パッケージ、101 ボンディングワイヤ、102 外部電極。

Claims (2)

  1. 複数の第1のパッドと、
    前記複数の第1のパッドにボンディングワイヤにより接続された第2のパッドと、
    前記複数の第1のパッドに、1つの前記第1のパッドに1つのESD保護回路が対応するように、接続された複数のESD保護回路と、
    前記複数のESD保護回路の出力端同士が接続された接続部に接続され、前記複数の第1のパッドに入力された少なくとも1つの入力信号を入力するI/O回路と、
    前記複数の第1のパッド間に設けられたスイッチ部と、
    前記スイッチ部の開閉を制御するスイッチ制御信号を出力するスイッチ制御部と、
    を有する半導体装置。
  2. 複数の第1のパッドと、
    前記複数の第1のパッドに、1つの前記第1のパッドに1つのESD保護回路が対応するように、接続された複数のESD保護回路と、
    前記複数のESD保護回路の出力端同士が接続された接続部に接続され、前記複数の第1のパッドに入力された少なくとも1つの入力信号を入力するI/O回路と、
    前記複数の第1のパッド間に設けられたスイッチ部と、
    前記スイッチ部の開閉を制御するスイッチ制御信号を出力するスイッチ制御部と、
    を有する半導体装置。
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