JP5731847B2 - 画像処理装置および画像処理方法 - Google Patents
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Description
本実施形態では、異なるデバイス間における出力画像の色味を合わせるように、出力対象の画像データに対し、デバイス依存色空間上での色変換を行う色変換テーブル(第3の色変換テーブル)を作成する手法について説明する。
図1及び図2は、本発明における画像処理システムの概要および詳細構成を示すブロック図である。図1に示すように、シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)、ブラック(K)の各トナーを用いるMFP101a、101b及び101cは、ネットワーク105を介して互いに接続されている。以下、これら複数のMFP101a,101b,101cをまとめて、MFP101と記述する。また、サーバー103とPC104は、ネットワーク105を介してMFP101と接続されている。測色機102は、チャート画像を読み取ってL*a*b*やXYZ等のデバイスに依存しない色空間の値を取得可能な装置であり、該読み取ったデータをネットワーク105を介してサーバー103やPC104、MFP101へ送信することができる。
以下、画像処理部213における画像処理について、図3を用いて説明する。画像処理部213では、まずS301にて画像データを受信する。そしてS302にて、受け取った画像データが、スキャナ218から受信したスキャンデータと、PC104のドライバ222から送られたラスター画像212のいずれであるかを判別する。スキャンデータでない場合は該画像データはラスター画像212であるから、前段のCMS205またはCMS208によってプリンタ214に依存するCMYKに既に変換されており、これをそのままCMYK画像311とする。一方、スキャンデータである場合には、該画像データはRGB画像303であるため、以下の処理を行ってCMYK画像311を得る。すなわち、まずS304にてRGB画像303に対する色変換処理を行い、共通RGB画像305を生成する。ここで共通RGB画像305とは、デバイスに依存しないRGB色空間で定義されており、演算によってL*a*b*等のデバイス非依存色空間に変換することが可能である。S304の色変換と並行して、S306にてRGB画像303から画像のエッジ等を検出することで文字判定処理を行い、文字判定データ307を生成する。そしてS308にて、共通RGB画像305に対してフィルタ処理を行うが、このとき文字判定データ307を参照して文字部とそれ以外とで異なるフィルタ処理を行う。次にS309にて下地飛ばし処理を行い、さらにS310でRGB→CMYKの色変換処理を行って、下地を除去したCMYK画像311が生成される。
上述したように本実施形態においては、自機における混色の色味を他機に合わせるように補正するための4D-LUTを作成することを特徴とする。以下、MFP101a(以下、自機と称する)においてこの4D-LUTを作成する際に、ユーザからの指示を受け付けるためのUIの流れについて、図4、および図13〜図17を用いて説明する。このUIは、MFP101aにおけるコントローラ201の制御に応じて表示装置217に表示される。
本実施形態では自機における基準情報として、CMYをL*a*b*に変換する3D-LUT507と、L*a*b*をCMYに変換する3D-LUT610を作成する。以下、上記S407で行われる基準情報の作成処理の流れについて、図5〜図7と図27を用いて詳細に説明する。なお、この基準情報作成処理は、自機(MFP101a)のコントローラ201において制御される。
以下、上記S504において、チャートA503を測色してチャート測色値(L*a*b*値505)を取得する処理について、図27を用いて詳細に説明する。
本実施形態では、自機の色再現範囲情報である色再現範囲データA(L*a*b*)805と、複数の補正対象機に共通する色再現範囲情報である共通色再現範囲データ(L*a*b*)811を算出する。以下、上記S415で行われる色再現範囲情報の算出処理の流れについて、図8および図9を用いて詳細に説明する。なお、この色再現範囲算出処理はコントローラ201において制御される。
以下、上記S809の色再現範囲内外判定処理、すなわち共通色再現範囲作成処理の詳細について図9を用いて説明する。まずS901にて、デバイス非依存色空間における注目データ
としてのL*a*b*データ810を読み出す。次にS902にて、第1の色再現範囲判定処理を行う。すなわち、S901で読み出したL*a*b*データ810が、色再現範囲データA(L*a*b*)805が示す自機の色再現範囲内にあるか否かの判定を行う。この判定方法としては、例えば特許第3566350号等に記載された既存の手法を用いることができる。この方法によれば、デバイスの色再現範囲がR,G,B,C,M,Y,Bk,Wの8点によって定義されている場合、まず該8点をL*a*b*値に変換する。そしてR,G,B,C,M,Yの6点とBk及びWの陵線から形成される12面体でデバイスの色再現範囲を近似し、形成された12面体に対してデバイスの色再現範囲の内部に存在する点は、色再現範囲内であると判定する。したがって、本実施形態のチャートデータB(CMY)802のデータがR,G,B,C,M,Y,Bk,Wを表現するパッチである場合、色再現範囲データA(L*a*b*)805から12面体でデバイス色再現範囲を近似できる。したがって、L*a*b*データ810に対してデバイスの色再現範囲の内外判定を行うことができる。
本実施形態では、自機において、複数の補正対象機に共通する色再現範囲内の出力画像の色味を、補正目標として選択された補正目標機に合わせるような色補正を行うためのパラメータとして、4D-LUTを作成する。以下、上記S422における色味補正パラメータ作成処理の詳細について、図10〜図12を用いて説明する。なお、この色味補正パラメータ作成処理は、自機(MFP101a)のコントローラ201において制御される。
以下、上記S1010における3次元LUT補正処理の詳細について、図11を用いて説明する。まずS1101にて、基準値(L*a*b*)1009と測色値(L*a*b*)1007の差分算出処理を行うことによって、差分データ1102を得る。ここで、基準値(L*a*b*)1009と測色値(L*a*b*)1007は共に、共通色再現範囲データ(L*a*b*)811に基づいて出力されたチャート画像を読み取ったものであるから、互いに同数のデータからなる。したがって、差分データ1102は、チャートデータC(CMY)1003のデータ個数分が算出される。この差分データ1102が、補正目標機と自機との間における色味のずれを示す。
以下、上記S1012における4次元LUTの作成処理の詳細について、図12を用いて説明する。まずS1201にて、CMYK値を均等割することで予め作成されているCMYK均等データ1202から、1つのCMY値を抽出する。ここでCMYK均等データ1202としては、作成するCMYK→CMYKの4D-LUT1014の格子点と同じ数のCMY値からなり、そのデータの間隔も格子点と同じである。例えば、CMYK→CMYKの4D-LUT1014の格子点数が8×8×8×8=4096個である場合は、CMYK均等データ1202のデータ数も4096個となる。また、データが8ビット(0〜255)で表現される場合は、データの間隔は約36となる。
以下、本発明に係る第2実施形態について説明する。上述した第1実施形態では、異なるデバイス間における共通色再現範囲内のチャートデータを用いて、デバイスの混色の色味を合わせる4D-LUTを算出し、共通色再現範囲内の混色の色味を、補正目標機に近づける例を説明した。これに対し第2実施形態では、共通色再現範囲だけでなく、補正しているデバイス自身(自機)の色再現範囲も含めたチャートデータを用いて、混色の色味を補正する。これにより、共通色再現範囲内の混色の色味を補正目標機に近づけるだけでなく、自機の色再現範囲全体において混色の色味の安定性を高めることができる。
図19は、第2実施形態において基準データ格納部1907に格納される、色再現範囲データA(L*a*b*)1905、共通色再現範囲データ(L*a*b*)1912、および共通色再現範囲内フラグ1913を作成する処理の流れを示す。S1901〜S1908の処理は、上記図8におけるS801〜S807の処理と同等であるため、説明を省略する。
以下、上記S1910の色再現範囲内外判定処理の詳細について図20を用いて説明する。S2001〜S2005の処理は、上記図9のS901〜S905の処理と同等であるため、説明を省略する。
以下、第2実施形態における色味補正パラメータの作成処理について、図21〜図23を用いて詳細に説明する。図21は、色味補正パラメータを作成する処理の流れを示したものである。まずS2101にて、基準データ格納部1907から、上記S417の基準選択画面から選択された、補正目標となる基準情報としてのL*a*b*→CMYの3D-LUT2102、CMY→L*a*b*のLUT2103、を得る。S2101ではさらに、上記S418の色再現範囲選択画面から選択された、補正目標となる色再現範囲としての共通色再現範囲データ(L*a*b*)1912と、それに対応する共通色再現範囲内フラグ1913を読み出す。続くS2104〜S2108の処理は上記図10のS1002〜S1006の処理と同等であるため、説明を省略する。ただし、第2実施形態ではS2104においてチャートデータC(CMY)2105を作成する際に、共通色再現範囲データ(L*a*b*)1912が自機の色再現範囲を全て含んでいる。したがってチャートデータC(CMY)2105はすなわち、全ての補正対象機に共通する色再現範囲外を含めて、自機に最適なCMY値からなる。
以下、上記S2112における基準値合成処理の詳細について、図22を用いて説明する。まず、S2201にて自機のコントローラ201は、共通色再現範囲内フラグ1913を読み出す。そしてS2202にて、該読み出した共通色再現範囲内フラグ1913がオンであるか否か、すなわち共通の色再現範囲内を示しているか否かの判定を行う。共通の色再現範囲内を示している場合は、S2203にて該共通の色再現範囲に対応する補正目標機の基準値A(L*a*b*)2111のL*a*b*値を読み出す。一方、共通色再現範囲内フラグ1913がオフである、すなわち共通の色再現範囲外を示している場合には、S2204にて該共通の色再現範囲外にある共通色再現範囲データ(L*a*b*)1912のL*a*b*値を読み出す。そしてS2205にて、S2203またはS2204にて読み出されたL*a*b*値を、基準値B(L*a*b*)2113として格納する。
次に、上記S2114におけるL*a*b*→CMYの3D-LUT2102の補正処理の詳細について、図23を用いて説明する。S2301〜S2305、およびS2307〜S2310の処理は、上記図11のS1101〜S1105、およびS1107〜S1110の処理と同等であるため、説明を省略する。すなわち第2実施形態の3D-LUT補正処理においては、S2306における格子点補正量の決定処理において、共通色再現範囲内フラグ1913を参照する点が、第1実施形態とは異なる。
ただし、上式においてWは重み、gamutは共通色再現範囲内フラグ1913に対応する係数、distは基準値と差分データとの距離を格子点3つ分の距離で正規化したもの、を表す。共通色再現範囲内フラグ1913に対応する係数gamutについては、共通の色再現範囲内にある場合は1とし、共通の色再現範囲外にある場合は2とすることで、共通の色再現範囲内の差分データの影響を強くすることが可能になる。
以下、本発明に係る第3実施形態について説明する。上述した第1実施形態では、画像処理部213において、図3に示すように4D-LUT補正処理(S312)を行って、共通した色再現範囲内の混色の色味補正を実現する例を示した。これに対し第3実施形態では、画像処理部213において、図28に示すように4D-LUT補正処理を行わず、代わりにICCプロファイル等の既存の色変換プロファイル情報を補正することで、複数デバイス間における混色の色味を合わせる例を示す。
以下、上記S2422における色味補正パラメータ作成処理、およびS2423のプロファイル補正処理の詳細について、図25を用いて説明する。図25において、S2501〜S2516はS2422の色味補正パラメータ作成処理に対応しており、これは上記図10のS1001〜S1012の処理と同等であるため、説明を省略する。また、S2518〜S2521はS2423のプロファイル補正処理に対応している。
以下、本発明に係る第4実施形態について説明する。上述した第1実施形態ではそれぞれのMFP101がそれぞれの4D-LUTを作成する例を示した。第4実施形態ではサーバー103においてMFP101の各機における4D-LUT作成処理を行い、複数デバイス間における混色の色味を合わせる例について説明する。第4実施形態におけるシステム構成は、上述した第1実施形態において図1および図2に示したものと同様であるため、説明を省略する。以下、第4実施形態において4D-LUTを作成する処理について説明する。
また、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。
Claims (14)
- デバイス非依存色空間からデバイス依存色空間への対応関係を記述した第1の色変換テーブルと、該デバイス依存色空間から該デバイス非依存色空間への対応関係を記述した第2の色変換テーブルを有する第1の出力デバイスによる出力画像の色味を、該第1の出力デバイスとは異なる第2の出力デバイスによる出力画像に合わせるように、出力対象の画像データを該デバイス依存色空間上で補正するための第3の色変換テーブルを作成する画像処理装置であって、
前記第1の出力デバイスの色再現範囲を示す第1の色再現範囲データを取得する第1の色再現範囲取得手段と、
前記デバイス非依存色空間における注目データが前記第1の出力デバイスの色再現範囲内にあるか否かを、前記第1の色再現範囲データに基づいて判定する第1の色再現範囲判定手段と、
前記第2の出力デバイスの色再現範囲を示す第2の色再現範囲データを取得する第2の色再現範囲取得手段と、
前記注目データが前記第2の出力デバイスの色再現範囲内にあるか否かを、前記第2の色再現範囲データに基づいて判定する第2の色再現範囲判定手段と、
前記第1および第2の色再現範囲判定手段により、前記第1の出力デバイスの色再現範囲内にあり、かつ前記第2の出力デバイスの色再現範囲内にあると判定された前記注目データを共通色再現範囲データとする共通色再現範囲作成手段と、
前記共通色再現範囲データにより前記第1の出力デバイスが出力する画像の測色値を取得する測色値取得手段と、
前記共通色再現範囲データにより前記第2の出力デバイスが出力する画像の測色値を基準値として取得する基準値取得手段と、
前記第1の色変換テーブルの各格子点の出力値を、前記共通色再現範囲データに対応する前記基準値と前記測色値との差分に応じて補正するテーブル補正手段と、
前記第2の色変換テーブルおよび前記テーブル補正手段で補正された前記第1の色変換テーブルを用いて、前記第3の色変換テーブルの格子点を表すデータを変換した結果を、該第3の色変換テーブルの格子点の出力値に設定するテーブル作成手段と、
を有することを特徴とする画像処理装置。 - さらに、前記第1および第2の出力デバイスとは異なる第3の出力デバイスの色再現範囲を示す第3の色再現範囲データを取得する第3の色再現範囲取得手段と、
デバイス非依存色空間における前記注目データが前記第3の出力デバイスの色再現範囲内にあるか否かを、前記第3の色再現範囲データに基づいて判定する第3の色再現範囲判定手段と、を有し、
前記共通色再現範囲作成手段は、前記第1、第2および第3の色再現範囲判定手段により、前記第1、第2および第3の出力デバイスの色再現範囲内にあると判定された前記注目データを前記共通色再現範囲データとすることを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。 - 前記デバイス依存色空間は、シアン、マゼンタ、イエローの3色に対応する3次元の色空間であることを特徴とする請求項1または2に記載の画像処理装置。
- 前記第3の色変換テーブルは、前記3色にブラックを加えた4色に対応する4次元の色空間上において前記画像データの色変換の関係を示すテーブルであることを特徴とする請求項3に記載の画像処理装置。
- 前記テーブル作成手段は、前記ブラックの記録剤の載り量が許容量以下に制限されるように、前記第3の色変換テーブルを作成することを特徴とする請求項4に記載の画像処理装置。
- 前記テーブル作成手段は、前記第3の色変換テーブルの入力値が純色を示す場合に、該第3の色変換テーブルの出力値が前記入力値と同じ色の純色を示すように、前記第3の色変換テーブルを作成することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の画像処理装置。
- さらに、前記第1の色変換テーブルに基づいて、前記デバイス非依存色空間で表現される前記共通色再現範囲データを、前記デバイス依存色空間で表現されるチャートデータに変換するチャートデータ作成手段を有し、
前記測色値取得手段は、前記チャートデータにより前記第1の出力デバイスが出力するチャート画像の測色値を取得することを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の画像処理装置。 - 前記テーブル補正手段は、
前記基準値と、該基準値に対応する前記測色値との差分を算出する差分算出手段と、
前記第1の色変換テーブルの各格子点について、該格子点と前記基準値との距離を算出する距離算出手段と、
該距離が所定の閾値以内である前記基準値に対応する前記差分と、当該格子点を表すデータとの加算値を算出する算出手段と、
該加算値に対応する前記デバイス依存色空間上の値を前記第1の色変換テーブルを用いて算出し、該算出された値を当該格子点の出力値とする補正手段と、
を有することを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載の画像処理装置。 - さらに、前記デバイス依存色空間を均等に分割したチャートデータに基づくチャートの測色値に基づいて前記第2の色変換テーブルを作成し、該第2の色変換テーブルに基づいて前記第1の色変換テーブルを作成する基準情報作成手段を有することを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項に記載の画像処理装置。
- デバイス非依存色空間からデバイス依存色空間への対応関係を記述した第1の色変換テーブルと、該デバイス依存色空間から該デバイス非依存色空間への対応関係を記述した第2の色変換テーブルを有する第1の出力デバイスによる出力画像の色味を該第1の出力デバイスとは異なる第2の出力デバイスによる出力画像に合わせるように、出力対象の画像データを該デバイス依存色空間上で補正するための第3の色変換テーブルを作成する画像処理装置であって、
前記第1の出力デバイスの色再現範囲を示す第1の色再現範囲データを取得する第1の色再現範囲取得手段と、
前記デバイス非依存色空間における注目データが前記第1の出力デバイスの色再現範囲内にあるか否かを、前記第1の色再現範囲データに基づいて判定する第1の色再現範囲判定手段と、
前記第2の出力デバイスの色再現範囲を示す第2の色再現範囲データを取得する第2の色再現範囲取得手段と、
前記注目データが前記第2の出力デバイスの色再現範囲内にあるか否かを、前記第2の色再現範囲データに基づいて判定する第2の色再現範囲判定手段と、
前記第1の色再現範囲判定手段により、前記第1の出力デバイスの色再現範囲内にあると判定された前記注目データを、共通色再現範囲データとして保持する共通色再現範囲作成手段と、
前記共通色再現範囲データに対し、前記第2の色再現範囲判定手段により、対応する注目データが前記第2の出力デバイスの色再現範囲内にあると判定されればフラグをオンに設定し、前記第2の出力デバイスの色再現範囲外にあると判定されれば前記フラグをオフに設定するフラグ設定手段と、
前記共通色再現範囲データにより前記第1の出力デバイスが出力する画像の測色値を取得する測色値取得手段と、
前記共通色再現範囲データにより前記第2の出力デバイスが出力する画像の測色値を基準値として取得する基準値取得手段と、
前記共通色再現範囲データに対し、前記フラグがオンであれば該フラグに対応する前記基準値を設定し、該フラグがオフであれば該フラグに対応する該共通色再現範囲データを設定することで、合成基準値を作成する基準値合成手段と、
前記第1の色変換テーブルの各格子点の出力値を、前記共通色再現範囲データに対応する前記合成基準値と前記測色値との差分に応じて補正するテーブル補正手段と、
前記第2の色変換テーブルおよび前記テーブル補正手段で補正された前記第1の色変換テーブルを用いて、前記第3の色変換テーブルの格子点を表すデータを変換した結果を、該第3の色変換テーブルの格子点の出力値に設定するテーブル作成手段と、
を有することを特徴とする画像処理装置。 - 前記テーブル補正手段は、
前記合成基準値と、該合成基準値に対応する前記測色値との差分を算出する差分算出手段と、
前記第1の色変換テーブルの各格子点について、該格子点と前記合成基準値との距離を算出する距離算出手段と、
該距離が所定の閾値以内である前記合成基準値に対応する前記差分と、当該格子点を表すデータとの加算値を前記フラグに応じて算出する算出手段と、
該加算値に対応する前記デバイス依存色空間上の値を前記第1の色変換テーブルを用いて算出し、該算出された値を当該格子点の出力値とする補正手段と、
を有することを特徴とする請求項10に記載の画像処理装置。 - さらに、前記第1の出力デバイスが保持する色変換プロファイルに対し、その前記デバイス依存色空間上の値を、前記第3の色変換テーブルを用いて補正するプロファイル補正手段、を有することを特徴とする請求項1乃至11のいずれか1項に記載の画像処理装置。
- 第1の色再現範囲取得手段、第1の色再現範囲判定手段、第2の色再現範囲取得手段、第2の色再現範囲判定手段、共通色再現範囲作成手段、測色値取得手段、基準値取得手段、テーブル補正手段、およびテーブル作成手段、を有し、デバイス非依存色空間からデバイス依存色空間への対応関係を記述した第1の色変換テーブルと、該デバイス依存色空間から該デバイス非依存色空間への対応関係を記述した第2の色変換テーブルを有する第1の出力デバイスによる出力画像の色味を、該第1の出力デバイスとは異なる第2の出力デバイスによる出力画像に合わせるように、出力対象の画像データを該デバイス依存色空間上で補正するための第3の色変換テーブルを作成する画像処理装置における画像処理方法であって、
前記第1の色再現範囲取得手段が、前記第1の出力デバイスの色再現範囲を示す第1の色再現範囲データを取得し、
前記第1の色再現範囲判定手段が、前記デバイス非依存色空間における注目データが前記第1の出力デバイスの色再現範囲内にあるか否かを、前記第1の色再現範囲データに基づいて判定し、
前記第2の色再現範囲取得手段が、前記第2の出力デバイスの色再現範囲を示す第2の色再現範囲データを取得し、
前記第2の色再現範囲判定手段が、前記注目データが前記第2の出力デバイスの色再現範囲内にあるか否かを、前記第2の色再現範囲データに基づいて判定し、
前記共通色再現範囲作成手段が、前記第1および第2の色再現範囲判定手段により、前記第1の出力デバイスの色再現範囲内にあり、かつ前記第2の出力デバイスの色再現範囲内にあると判定された前記注目データを共通色再現範囲データとし、
前記測色値取得手段が、前記共通色再現範囲データにより前記第1の出力デバイスが出力する画像の測色値を取得し、
前記基準値取得手段が、前記共通色再現範囲データにより前記第2の出力デバイスが出力する画像の測色値を基準値として取得し、
前記テーブル補正手段が、前記第1の色変換テーブルの各格子点の出力値を、前記共通色再現範囲データに対応する前記基準値と前記測色値との差分に応じて補正し、
前記テーブル作成手段が、前記第2の色変換テーブルおよび前記テーブル補正手段で補正された前記第1の色変換テーブルを用いて、前記第3の色変換テーブルの格子点を表すデータを変換した結果を、該第3の色変換テーブルの格子点の出力値に設定する
ことを特徴とする画像処理方法。 - コンピュータ装置で実行されることにより、該コンピュータ装置を請求項1乃至12のいずれか1項に記載の画像処理装置の各手段として機能させるためのプログラム。
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