JP5971984B2 - データ処理装置およびデータ処理方法 - Google Patents

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Description

本発明は、予め記録の対象とはしていない記録媒体のために、キャリブレーションを行ったり新たなカラープロファイルを用意したりすることが可能な、データ処理装置およびデータ処理方法に関する。
近年、様々な種類の記録媒体に対し安定した濃度や色彩の画像を出力するために、予め記録の対象とはしていない記録媒体のキャリブレーションを行ったり、カラープロファイルを新たに生成したりする記録装置や記録システムが提供されている。このような記録装置或いは記録システムでは、上記記録媒体に対し所定のパターンを記録し当該パターンを測色器を用いて測色し、その測色結果に基づいてキャリブレーションを行ったり、カラープロファイルを生成したりする。
ここで、本明細書におけるキャリブレーションとは、記録媒体で表現される画像濃度を記録媒体の種類によらず安定させるための機能である。そのために、例えば濃度が高く表現されがちな記録媒体の場合は入力信号値を低レベルに、濃度が低く表現されがちな記録媒体の場合は入力信号値を高レベルに変換する。このような変換処理を行うために、各インク色の入力信号(CMYK)のそれぞれに対して適切な補正出力信号(C´M´Y´K´)が対応付けられた1次元の変換テーブルが、記録媒体ごとに用意される。
一方、本明細書におけるカラープロファイル生成機能とは、どのような記録媒体であっても、同じ入力信号の組み合わせ(RGB)に対しては同等の色度が表現されるように、入力信号値に補正をかける処理である。このような変換処理を行うために、入力信号(RGB)に対して適切な補正出力信号(R´G´B´)が対応付けられた多次元の変換テーブルを記録媒体ごとに用意する。
キャリブレーションにしてもカラープロファイルにしても、変換テーブルを作成するためには、注目する記録媒体に対し所定のパッチを記録し、それを測色し、測色結果に応じて変換テーブルを生成するという作業が要される。
ここで、記録システムが決められた種類の記録媒体にしか記録を行わない場合は、夫々の記録媒体に対応する変換テーブルを予め用意し、記録システムの内部メモリに記録しておけばよい。しかしながら、近年のように様々な記録媒体が提供される状況においては、予め登録されていない記録媒体に対しても記録が行われることがあり、目標の濃度や目標の色度が表現できなくなってしまうおそれが生じる。ただし、記録システムが測色器を備えていれば、新たな種類の記録媒体が装着された場合であっても、その記録媒体に対して上記作業すなわち所定のパッチを記録し、それを測色し、測色結果に応じて変換テーブルを生成するという作業を行うことが出来る。そして、新たに生成した変換テーブルを用いることにより、その記録媒体に目標の濃度や目標の色度を表現することが可能となる。
特開平05−024224号公報
しかしながら、上述したような変換テーブルを生成するための作業は、全ての記録媒体について正常に実行可能なわけではない。例えば、表面の凹凸が激しく測色器との光学条件を一定に保てない記録媒体や、表面の明度や色度、光沢度が一定でない記録媒体は、測色結果が安定しないことが多い。そして、このように安定しない測色結果に基づいて変換テーブルを生成しても、信頼性の高い補正を行うことが出来ず、不本意な色再現しか出来ないという問題が生じていた。
また記録媒体の地色が一般的な白色ではなく黄色味などの色相を彩度高く有する場合には、一連の作業を行って変換テーブルを生成することはできるが、測色結果には地色の影響が含まれてしまっている。よって、生成された変換テーブルを用いても、記録媒体にインクを付与することによって表現される色相や彩度のずれを適切に補正することが難しく、出力された画像において誤った色再現がなされてしまう場合もあった。
このような不本意な色再現を防ぐために、例えば引用文献1には、プリンタメーカーが予め多種類の記録媒体に対し印を付しておき、その印をセンサで読み取ることにより、装置に適合性のない記録媒体を排除する方法が提案されている。しかし、引用文献1の方法においても、印を付けることが出来る記録媒体の種類には限度があり、ユーザが独自に用意した未知の記録媒体に十分に対応することは出来ない。
すなわち、様々な記録媒体が市場に存在する状況において、キャリブレーションやカラープロファイル補正のための正常な変換テーブルを生成できるか否かを、全ての記録媒体について正確に判断することは出来ず、安定した色再現処理が行えない状態であった。
本発明は、上記問題点を解決するためになされたものである。よってその目的とするところは、キャリブレーションやカラープロファイル補正の為の不適切なパラメータが未知の記録媒体に対応づけて用意されることを回避し、安定した色再現で画像を出力可能なデータ処理装置およびデータ処理方法を提供することである。
そのために本発明は、対象となる記録媒体上の記録材が付与されていない領域を測定手段を用いて測定した第1の測定結果を取得する取得手段と、前記対象となる記録媒体への記録のために画像データを補正する補正データが有効であるか否かを、前記取得手段が取得した前記第1の測定結果に基づいて判断する判断手段とを備え、前記補正データは、前記対象となる記録媒体に対して前記記録材が付与された領域を前記測定手段により測定した第2の測定結果と、前記記録材が付与された前記領域に対応する目標値と、に基づいて生成されることを特徴とする。
また、対象となる記録媒体上の、記録材が付与されていない領域を測定手段を用いて測定した第1の測定結果を取得する取得工程と、前記対象となる記録媒体への記録のために画像データを補正する補正データが有効であるか否かを、前記取得工程が取得した前記第1の測定結果に基づいて判断する判断工程とを有し、前記補正データは、前記対象となる記録媒体に対して前記記録材が付与された領域を前記測定手段により測定した第2の測定結果と、前記記録材が付与された前記領域に対応する目標値と、に基づいて生成されることを特徴とする。
本発明によれば、登録されていない記録媒体に対応づけて不適切なパラメータを用意することを回避し、様々な記録媒体に記録を行う状況においても、比較的安定した色再現で画像を出力することが可能となる。
(a)〜(c)は、本発明の記録システムで使用可能な制御構成例を示す図である。 記録部によって実行される記録動作を模式的に説明する図である。 記録システムが画像処理部で実行する画像処理の工程を示すブロック図である。 記録システムが、記録媒体ごとのパラメータを記憶管理する状態を示す図である。 新たな記録媒体を登録する際の処理工程を説明するためのフローチャートである。 既に登録されている記録媒体の種類と重さの情報を示した図である。 記録媒体ごとのパラメータを記憶管理する状態を示す図である。 測色器パラメータの生成処理を説明するためのフローチャートである。 測色結果の利用の可否のためのテストパターンの一例を示す図である。 (a)〜(c)は、測色結果の例を示した図である。
以下、図面を参照して本発明の好適な実施形態を説明する。
図1(a)〜(c)は、本実施形態のインクジェット記録システムにおいて使用可能な制御構成の形態例を示した図である。図1(a)は、ホスト装置301に対し、記録装置302および測色器303がそれぞれ独立に接続された画像記録システムを示し、図1(b)は、記録装置322の内部に測色部323が設けられている形態を示す。また図1(c)は、ホスト装置301は画像を提供するだけの機能を有し、本発明の特徴的な処理の全てが記録装置332内で実行される画像記録システムを示している。本実施形態の画像記録システムは、図1(a)〜(c)のいずれの形態であっても対応することができるが、ここでは図1(a)を例に各ブロック区の機能について具体的に説明する。
ホスト装置301は、記録装置302への記録制御指示、必要な情報及びデータの転送、測色器303への測色制御指示、測色値の入手及び格納などを実施し、これら一連の機能はCPU304が司っている。記憶装置305には、OSをはじめ、本実施形態のシステムプログラムや本発明で必要な予め設定しておくべき測色値や各種パラメータのほか、各種アプリケーションソフト及び各種処理に必要なパラメータデータが記憶管理されている。記憶装置305は、ハードディスクやフラッシュROMに代表される手段で構成可能である。
CPU304は、記憶装置305に格納された上記ソフトウェアを、作業メモリ307を用いて実行する。すなわちCPU304は、本発明を実施するにあたり、ソフトウェアプログラムに基づいて、以下の説明における各工程での制御を各構成部に命令指示、情報伝達を行うことにより実施する。
ユーザインターフェースとなる操作部(以下、単に「UI」ともいう)306は、上記処理の実行に関して、ユーザに対する入出力に関する処理を行い、キーボードやマウス等の入力機器やディスプレイ等の表示器を含むものである。ユーザは、操作部306を介することにより、本発明に必要なパラメータを入力したりコマンドを発生したりする一方、システム内の情報を表示器を介して取得することが出来る。
測色器303は、ネットワークやUSBまたはローカルバスなどのインターフェースを介し、ホスト装置301に接続されている。測色器303は、L***データを取得可能なセンサを備え、記録装置302で記録された所定のテストチャートをホスト装置301の指示に従って測色し、その結果をホスト装置301に送信する。本実施形態における測色器303は、例えば米国X−Rite社製のi1 Pro, i1 iSis等の汎用の分光反射測定装置とすることが出来る。
記録装置302は、データ転送部309、プリンタ制御部312、画像処理部310、記録部311を備えている。ホスト装置301から出力される印刷データは、データ転送部309で受信される。印刷データは、画像データと、記録媒体に対応付けられた画像処理パラメータとメカパラメータ、および測色器パラメータなどで構成されている。データ転送部309は、PC301から送られてきた印刷データから、画像データと画像処理パラメータを取り出して画像処理部310に送り、メカパラメータと測色器パラメータをプリンタ制御部312に送る。プリンタ制御部312は、メカパラメータや測色器パラメータに従って記録装置302の搬送動作やキャリッジ動作および測色器の設定などを実行する。
記録部311はインクを吐出する記録ヘッドやそのドライバから構成され、画像処理部310で一連の画像処理が施された後の画像データに従って、インクの吐出動作を実行する。
図1(b)および(c)における各ブロックも、図1(a)の各ブロックと同等の機能を有する。但し、図1(b)では測色機能を有する測色部323が、記録装置322の内部に備えられた形態となっている。この際、測色部323の制御は記録装置322内のプリンタ制御部321が行う。
また、図1(c)においては、図1(a)および(b)におけるホスト装置301の機能ブロックを含む機能が、演算部334として記録装置332内に包含された形態となっている。そして、図1(c)の場合、演算部334は、図1(a)および(b)のプリンタ制御部312、321に代わって記録装置332および測色部333の制御も行う。
図1(c)において、データ入出力装置337はCDやMOに代表される可搬性のある記憶装置やLANカードに代表されるようなデータ通信機器である。データ入出力装置337は、印刷対象データや校正処理の実行命令を他のホスト装置301から受け取る際のインターフェースとして使用される。このとき、印刷対象データを可搬性のある記憶装置を介して入力を行い、校正処理や通常印刷実行命令をUI335から指定すれば出力装置332のみで処理は完結するため、ホストPC301は必須ではない。
本実施形態の記録システムは、図1(a)〜(c)のいずれの形態も採ることが出来る。図1(a)の場合はホスト装置301および記録装置302および測色器303を合わせたシステムが本発明の記録システムとなる。図1(b)の場合は、ホスト装置301および測色部404を含む記録装置322を合わせたシステムが本発明の記録システムとなる。図1(c)の場合は、演算部334および測色部404を含む記録装置332が本発明の記録システムとなる。以下、図1(a)の形態を有する記録システムを例に説明を続ける。
図2は、本実施形態における記録部311あるいは341によって実行される記録動作を模式的に説明する図である。記録ヘッドを搭載したキャリッジ403は、キャリッジ軸405に案内支持されながら図のx方向に移動し、この移動の最中に記録ヘッドは画像データに従ってインクを吐出し、記録媒体401に着弾させる。このような記録ヘッドによるx方向の記録走査と、記録媒体401をy方向に搬送する搬送動作とを交互繰り返すことにより、記録媒体401に段階的に画像データに従った画像を形成していく。なお、図2では、キャリッジ403の側部に測色を行うためのセンサ404が配置されており、図1(b)または(c)の形態、すなわち測色部404が記録装置内に配備されている形態を示している。
図3は、本実施形態の記録システムが画像処理部310または340で実行する画像処理の工程を示すブロック図である。画像処理部は、画像信号I/F 201を介して画像データを受信する。この画像データは、レッド、グリーンおよびブルーの輝度信号値で構成されたRGB信号、あるいはシアン、マゼンタ、イエローおよびブラックで構成されたCMYK信号のいずれかであり、どちらも8ビット程度の多値信号で構成されている。
入力信号がRGBである場合は、RGB系カラーマッチング処理部202において、記録装置に依存しない色空間RGBから、本実施形態の記録装置に依存する色空間R´G´B´への変換が行われる。その後、色分解処理部204において、記録装置で使用するインク色に対応したCMYK信号に色変換される。RGB系カラーマッチング処理部202においても色分解処理部204においても、予め用意された3次元のルックアップテーブルが参照され、RGBやR´G´B´のそれぞれがテーブルによって対応付けられたR´G´B´やCMYKに変換される。
一方、入力信号がCMYKである場合は、CMYK系カラーマッチング処理部203において、やはり記録装置に依存しない色空間CMYKから、本実施形態の記録装置に依存する色空間C´M´Y´K´への変換が行われる。CMYK系カラーマッチング処理部203においては、予め用意された4次元のルックアップテーブルが参照され、CMYKに対応付けられたC´M´Y´K´に変換される。
その後、色分解処理部204からの出力信号CMYK、およびCMYK系カラーマッチング処理部203からの出力信号C´M´Y´K´は、階調補正処理部205に入力される。階調補正処理部205では、記録媒体で表現される記録濃度が入力信号と線形関係を維持できるように、色毎に一次変換が行われる。この際、階調補正処理部205では、色ごとに用意された1次元のルックアップテーブルが参照される。なお、これら、RGB系カラーマッチング処理部202、CMYK系カラーマッチング処理部203、色分解処理部204、および階調補正処理部205で行われる信号値変換は、全て8ビット程度の多値信号で行われる。
階調補正処理が施された多値データはハーフトーニング処理部206に入力され、各インク色について、ドットの記録(1)あるいは非記録(0)を示す2値データに変換される。その後、2値データは、記録部207(311、341)に送られ、記録ヘッドから当該データに従った吐出動作が行われる。
ところで、RGB系カラーマッチング処理部202、CMYK系カラーマッチング処理部203、色分解処理部204、および階調補正処理部205で参照されるルックアップテーブルは、記録媒体の種類に応じて複数ずつ用意されるのが一般である。これは、同じインクを用いて記録を行った場合でも、表現される色空間や入力信号と画像濃度の線形関係が、記録媒体に応じて様々であるからである。また、画像処理以外でも、記録媒体の扱い方は記録媒体の種類に応じて異なる場合も多い。そこで本実施形態では、例えば搬送条件を設定するパラメータのように記録媒体の扱い方を示すメカパラメータについても、画像処理のパラメータとともに、記録媒体ごとに用意し記憶する手段を備えるものとする。
図4は、本実施形態の記録システムが、記録媒体ごとのパラメータを記憶管理する状態を示す図である。ここでは、一例として、普通紙A〜C、コート紙A〜C、光沢紙A〜Cが予め定められた記録媒体として登録されており、それぞれの記録媒体ごとにパラメータが管理されている状態を示している。各記録媒体については、メカパラメータ、画像処理パラメータ、測色器パラメータがそれぞれ用意されている。ここで、メカパラメータには、記録媒体をy方向に搬送する搬送モータの回転量を設定するためのパラメータや、記録媒体の厚みに応じて記録ヘッドの高さを調整するためのパラメータなどが含まれる。画像処理パラメータは、図3で説明した各種変換処理を実行する際に参照するルックアップテーブルが該当する。また、測色器パラメータには、例えば測色を行う際にUVカットフィルターの是非を指定したり、測色データの利用可否を指定したりするパラメータが含まれている。測色データの利用可否パラメータについては、後に詳しく説明する。
本実施形態の記録システムにおいては、このような3種類のパラメータが記録媒体の種類ごとにメモリに記憶され管理されている。そして、このように予め登録されている記録媒体以外の新たな記録媒体を登録する際には、これらとは別の領域に新たなメモリ領域を確保し、ここに新たな記録媒体のメカパラメータ、画像処理パラメータ、測色器パラメータを記憶管理する。
図5は、本実施形態の記録システムにおいて、新たな記録媒体を登録する際にCPUが実行する処理工程を説明するためのフローチャートである。ここでは、一例としてカラープロファイル生成機能について説明する。本処理は、ユーザが新たに登録したい記録媒体を記録装置にセットし、カラープロファイル生成コマンドをUI306に入力することによって開始される。
本処理が開始されると、CPU304は、まずステップS501において、類似する記録媒体種情報をUI306から受信し、新たに登録したい記録媒体の各種パラメータを仮設定する。具体的に説明すると、まずユーザは、既に登録済みの記録媒体の中から、新たに登録したい記録媒体と類似する記録媒体種を、UI306のプルダウンメニュー等から選択し、ベースメディアとして設定する。
図6は、既に登録されている記録媒体の種類と単位面積当たりの重さの情報を示した図である。このような情報は、ユーザが予め知識として持っていてもよいし、記憶装置305に記憶された情報が、ヘルプ機能によってUI306を介して表示されてもよい。ここで、新たに登録したい記録媒体が、例えばレジンを基材としたコート紙で、重さが150g/m2であったとすると、ユーザは、図6の一覧表の中から「光沢紙B」をベースメディアとして設定することが出来る。CPU304はこのようなベースメディア設定を受け、記憶装置305内に、新たに登録したい記録媒体のための記憶領域を「光沢紙D」として確保する。
図7は、CPU304が「光沢紙D」のための記憶領域を確保した状態における、記録媒体ごとのパラメータを記憶管理する状態を示す図である。図4と比較するに、既に登録済みの9種類の記録媒体に加え、「光沢紙D」のための記憶領域が他の記録媒体と同様に設けられている。CPU304は、当該領域のメカパラメータ、画像処理パラメータ、測色器パラメータを記憶する領域のそれぞれに、「光沢紙B」のメカパラメータ、画像処理パラメータ、測色器パラメータをコピーし仮設定する。
ステップS502において、CPU304は、光沢紙Dのためのメカパラメータの生成を行う。具体的には、セットされた記録媒体を給紙し、仮設定された「光沢紙B」のパラメータを用いながら給紙調整のための所定のテストパターンを記録し、これを検出する。そして、この測定結果に基づいて「光沢紙D」のためのメカパラメータを新たに算出し、これを「光沢紙D」のメカパラメータ領域に記憶する。なお、メカパラメータ取得のためのパターン記録、検出および算出方法に関しては、公知の技術であり本発明の特徴とするところではないため、ここではその詳細な説明を省略する。
続くステップS503において、CPU304は、「光沢紙D」のための測色器パラメータの生成を行う。
図8は、ステップS503で実行する測色器パラメータの生成処理を説明するためのフローチャートである。本処理が開始されると、CPU304は、まずステップS800において、セットされた記録媒体を給紙し、現状設定されている「光沢紙D」のパラメータを用いながら測色データの利用の可否のための所定のテストパターンを記録する。
図9は、上記テストパターンの一例を示す図である。白紙領域901を設けながら、所定の記録密度で複数のパッチ902が記録されている。パッチ902については、例えばシアン、マゼンタ、イエローおよびブラックをそれぞれ20%の記録密度で記録したパターンとすることが出来る。但し、本実施形態において、このようなインクの付与を伴うパッチが必ずしも必要なわけではない。ステップS503における工程は、注目する記録媒体を用いて測色が適切に行われるか否かを判定するための工程であるので、記録媒体の非記録部分901のみを測色するのみで判断が可能な場合には、パッチ902は記録しなくても構わない。この場合ステップS800は記録媒体の給紙動作のみとなる。
ステップS801において、CPU304は、測色器303を用いて図9で示したテストパターンの複数の白紙領域および複数のパッチ領域をそれぞれ測色する。そして、白紙領域とパッチ領域の夫々について平均値と標準偏差を算出し、一時的に保存する。
図10(a)〜(c)は、ステップS801において測定および記憶される測色結果の例を示した図である。図10(a)は比較的一般的な光沢紙の測色結果、同図(b)は表面に凹凸があるキャンパス地の測色結果、同図(c)は地色に比較的鮮やかな黄色味を帯びている記録媒体の測色結果をそれぞれ示している。
凹凸があるキャンパス地の場合、白紙領域についても、パッチ領域についても、他の記録媒体に比べL*(明度)の標準偏差が大きいことが分かる。これは、記録媒体の表面に凹凸があるため、入射光の散乱が位置によって様々で、他の記録媒体に比べ受光量のばらつきが大きいことが考えられる。このような記録媒体においては、測色結果が安定せずその結果も信頼できるものとはならない。
一方、黄色味を帯びた記録媒体の場合、白紙領域のa**の平均値が他の記録媒体と大きくずれていることが分かる。これは、白紙領域に既に0でない色度が含まれていることを意味する。このような記録媒体の場合、パッチ領域の測色結果に地色の影響が含まれ、記録媒体にインクを付与したことによる色相や彩度への影響が判断し難くなる。その結果、このような記録媒体上に記録されたパッチを測色しても、インクの付与に伴う色相や彩度への影響を補正するためのカラープロファイルを適切に生成することは出来ない。
以上のことより、本実施形態では、図10(b)のような記録媒体や図10(c)のような記録媒体については、測色データの利用やカラープロファイル生成をあえて行わないようにする。そのため、まず、ステップS803において、CPU304はステップS802で算出した標準偏差が規定値以上であるか否かを判断する。具体的に説明すると、本例では、測色結果のL*値の標準偏差が閾値0.5未満であるか否かを判断する。L*値の標準偏差が0.5未満である場合は、測色可能と判断しステップS804に進む。一方、L*値の標準偏差が0.5以上である場合は、測色不可能と判断しステップS805に進む。そして、ステップS805では、測色器パラメータの測色データ利用可否判定情報として“0”を設定する。図10(b)のような結果が得られる記録媒体の場合、測色器パラメータの測色データ利用可否判定情報には“0”が設定される。
一方、ステップS804において、CPU304はステップS802で算出したL***の平均値が所定の条件を満たすか否かを判断する。具体的には、L***の平均値が、L*>80 且つ −5<a*<5 且つ −15<b*<5 を満たすか否かを判断する。上記条件を満たす場合はカラープロファイル作成が可能と判断し、ステップS806に進む。そして、ステップS806では、測色器パラメータの測色データ利用可否判定情報として“1”を設定する。図10(a)のような結果が得られる記録媒体の場合、測色器パラメータの測色データ利用可否判定情報には“1”が設定される。
一方、L***の平均値が上記条件を満たさない場合は、カラープロファイル作成不可能と判断し、ステップS807に進む。ステップS807では、測色器パラメータの測色データ利用可否判定情報として“2”を設定する。図10(c)のような結果が得られる記録媒体の場合、測色器パラメータの測色データ利用可否判定情報には“2”が設定される。
ステップS805〜ステップS807によって、記録媒体に応じた測色データ利用可否判定情報が設定されると、本処理を終了し図5のフローチャートに戻る。
再度図5を参照する。ステップS504では、ステップS503で記憶した測色器パラメータの測色データ利用可否判定情報を確認し、「光沢紙D」のためにカラープロファイルを作成可能か否かを判断する。具体的には、測色データ利用可否判定情報が“1”の場合はカラープロファイルを作成可能と判断しステップS505へ進み、測色データ利用可否判定情報が“0” または “2”の場合はカラープロファイルを作成不可能と判断しステップS507へジャンプする。
ステップS505では、セットされた記録媒体を給紙し、現状の「光沢紙D」のパラメータを用いながらカラープロファイルを作成するための所定のテストパターンを記録する。ここで、現状の「光沢紙D」のパラメータとは、メカパラメータについてはステップS502で設定されたパラメータとなる。画像処理パラメータについては、ステップS501で仮設定した「光沢紙B」のパラメータとなる。具体的には、再度図3を参照するに、所定のRGBデータを有するいくつかのパッチデータを用意し、これらに対しカラーマッチング処理部202のみスルーさせ、色分解処理以降の処理は、光沢紙Bのパラメータを用いて行った上で記録を行う。記録したパターンは例えば図2の様になる。そして、所定のパッチパターンが記録されると、測色器303を用いてこれを測色する。測色データは、記憶装置305に一時的に記憶される。
ステップS506では、ステップS505で記憶した測色データに基づいて、カラープロファイルを作成する。測色データからルックアップテーブルを生成する方法は、公知の技術であり本発明の特徴事項ではないので詳細な説明は省略する。生成されたカラープロファイルは、「光沢紙D」に記録を行う際に、カラーマッチング処理部202で参照される3次元のルックアップテーブルとなる。
ステップS507では、以上のステップで新たに生成された各種パラメータを「光沢紙D」の固有パラメータとして記憶装置の「光沢紙D」の領域に正式に設定する。ここで、ステップS504でカラープロファイルを作成可能と判断された記録媒体については、ステップS506で新たに生成されたカラープロファイルが正式設定される。一方、ステップS504でカラープロファイルを作成不可能と判断された記録媒体については、「光沢紙B」に最適化されたカラープロファイルが「光沢紙D」のために正式設定される。以上で本処理が終了する。
以上説明した本実施形態によれば、登録されていない新たな記録媒体への記録を行おうとしたとき、当該記録媒体のパラメータを生成する前に、その測色の是非および測色データに基づいて適切なカラープロファイルを生成できるか否かを判断することが出来る。つまり、適切なカラープロファイルを生成できない記録媒体の場合には、ステップS505およびステップS506の工程が行われず、無駄に記録媒体や時間を消費することを回避することが出来る。そして、当該記録媒体に対し実際の記録を行う際は、ステップS507で正式に設定されたパラメータを用いて画像処理が行われる。このとき、凹凸の激しい記録媒体や彩度の高い地色を有する記録媒体の場合には、その記録媒体に対する測色データからカラープロファイルを無理に生成することなく、最も似通った記録媒体のカラープロファイルを用いて画像処理が行われる。
すなわち本実施形態によれば、測色が適切に行われ、専用のカラープリファイルを信頼性の高い状態で生成可能と判断された記録媒体についてのみ、そのようなカラープロファイルが生成され、色再現性に優れた画像を出力することが出来るのである。また、測色が適切に行われず、専用のカラープリファイルを信頼性の高い状態で生成可能ではないと判断された記録媒体については、似通った記録媒体のカラープロファイルを用いて画像処理が行われ、安定した色再現の画像を出力することが出来るのである。その結果、新たな記録媒体に記録を行う場合でも、当該記録媒体に対応づけて不適切なパラメータを用意することを回避し、比較的安定した色再現で画像を出力することが可能となる。
なお、以上ではカラーマッチング処理部202で参照するカラープロファイルを生成す場合について説明したが、無論本実施形態の機能をキャリブレーションに適用することも出来る。この場合には、ステップS505でテストパターンを記録する際に、カラーマッチング処理部202および色分解処理部204の処理は現状のパラメータを用いて行いながら、階調補正処理部205のみスルーで画像処理を行うこととなる。また、テストパターンとして記録されるパッチは、インク色ごとに用意された複数階調のパッチとなる。生成されるテーブルは、多次元の変換テーブルではなく階調補正処理部205が参照する1次元の変換テーブルとなる。
更に、カラープロファイルの生成とキャリブレーションとを同時に行うことも可能である。この場合、例えば測色データ利用可否判定情報が“2”である記録媒体については、色度が影響するカラープロファイルの生成を行うことは出来なくても、濃度のみで判断するキャリブレーションは行える場合がある。このような場合には、測色データ利用可否判定情報に応じて、階調補正処理部で参照する1次元のルックアップテーブルのみを生成し、カラープロファイルについては、上記実施形態のように似通った記録媒体のデータを用いるようにしても構わない。
202 RGB系カラーマッチング処理部
203 CMYK系カラーマッチング処理部
204 色分解処理部
205 階調補正処理部
301 ホスト装置
302 記録装置
303 測色器
304 CPU
305 記憶装置
306 UI
307 作業メモリ
309 データ転送部
310 画像処理部
311 記録部
312 プリンタ制御部

Claims (31)

  1. 対象となる記録媒体上の記録材が付与されていない領域を測定手段を用いて測定した第1の測定結果を取得する取得手段と、
    前記対象となる記録媒体への記録のために画像データを補正する補正データが有効であるか否かを、前記取得手段が取得した前記第1の測定結果に基づいて判断する判断手段と
    を備え、
    前記補正データは、前記対象となる記録媒体に対して前記記録材が付与された領域を前記測定手段により測定した第2の測定結果と、前記記録材が付与された前記領域に対応する目標値と、に基づいて生成されることを特徴とするデータ処理装置。
  2. 前記補正データは、前記対象となる記録媒体に付与すべき複数の色の前記記録材の付与量のバランスを調整するための多次元の変換テーブルであることを特徴とする請求項1に記載のデータ処理装置。
  3. 前記補正データは、前記対象となる記録媒体に付与すべき前記記録材の付与量を調整するための1次元の変換テーブルであることを特徴とする請求項1に記載のデータ処理装置。
  4. 前記第1の測定結果は前記対象となる記録媒体上の、前記記録材が付与されていない複数の領域をそれぞれ測定した複数の測定結果を含み、前記判断手段は、前記複数の測定結果の標準偏差あるいは平均値に基づいて、前記補正データが有効であるか否かを判断することを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載のデータ処理装置。
  5. 前記第1の測定結果は、前記対象となる記録媒体上の前記記録材が付与されていない複数の領域の明度を含み、前記判断手段は、前記明度の標準偏差に基づいて判断することを特徴とする請求項4に記載のデータ処理装置。
  6. 前記第1の測定結果は、前記対象となる記録媒体上の前記記録材が付与されていない複数の領域の色度を含み、前記判断手段は、前記色度の平均値に基づいて判断することを特徴とする請求項4に記載のデータ処理装置。
  7. 前記第1の測定結果は、Lab値であることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載のデータ処理装置。
  8. 前記第1の測定結果は、前記対象となる記録媒体上の前記記録材が付与されていない複数の領域のLab値を含み、前記判断手段は、前記第1の測定結果のうち、L値の標準偏差が所定の閾値よりも小さく、且つ、L値、a値、b値それぞれの平均値がそれぞれ対応する閾値よりも小さい場合に、前記補正データが有効であると判断することを特徴とする請求項7に記載のデータ処理装置。
  9. 前記第1の測定結果は、対象とする記録媒体における前記記録材が付与されていない領域の色を表し、前記第2の測定結果は前記対象とする記録媒体における前記記録材が付与されている領域の色を表すことを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1項に記載のデータ処理装置。
  10. 前記第2の測定結果は、前記記録材が付与されている複数の領域をそれぞれ測定した複数の測定結果を含み、
    前記判断手段は、当該複数の測定結果の標準偏差が所定の閾値よりも小さい場合は前記第2の測定結果が有効であり、当該複数の測定結果の標準偏差が前記所定の閾値以上の場合は前記第2の測定結果が有効ではないと更に判断することを特徴とする請求項1ないし9のいずれか1項に記載のデータ処理装置。
  11. ユーザから前記対象となる記録媒体に対応する前記補正データの生成を指示する情報を受け付ける受付手段と、
    前記受付手段により前記情報を受け付け、且つ、前記判断手段が前記補正データは有効であると判断した場合に、前記補正データを生成する生成手段と
    を更に備えることを特徴とする請求項1ないし10のいずれか1項に記載のデータ処理装置。
  12. 前記生成手段が生成した前記補正データを前記対象となる記録媒体に対応付けて記憶する記憶手段を更に備えることを特徴とする請求項11に記載のデータ処理装置。
  13. 前記判断手段が前記補正データは有効ではないと判断した場合、ユーザに前記補正データが有効ではないことに対応する情報を通知する通知手段を更に備えることを特徴とする請求項1ないし12のいずれか1項に記載のデータ処理装置。
  14. 前記判断手段が前記補正データは有効ではないと判断した場合に、前記対象となる記録媒体に似通った記録媒体に対応する補正データを、前記対象となる記録媒体に対応付けて記憶する記憶手段を更に備えることを特徴とする請求項1ないし13のいずれか1項に記載のデータ処理装置。
  15. 前記判断手段が前記補正データが有効であると判断した場合、前記取得手段によって前記第1の測定結果が取得された後に前記第2の測定結果は取得され、前記判断手段が前記補正データが有効ではないと判断した場合、前記第2の測定結果は取得されないことを特徴とする請求項1ないし14のいずれか1項に記載のデータ処理装置。
  16. 画像を形成するために前記記録媒体に記録材を付与する記録手段を更に備えることを特徴とする請求項1ないし15のいずれか1項に記載のデータ処理装置。
  17. 対象となる記録媒体上の、記録材が付与されていない領域を測定手段を用いて測定した第1の測定結果を取得する取得工程と、
    前記対象となる記録媒体への記録のために画像データを補正する補正データが有効であるか否かを、前記取得工程が取得した前記第1の測定結果に基づいて判断する判断工程と
    を有し、
    前記補正データは、前記対象となる記録媒体に対して前記記録材が付与された領域を前記測定手段により測定した第2の測定結果と、前記記録材が付与された前記領域に対応する目標値と、に基づいて生成されることを特徴とするデータ処理方法。
  18. 前記補正データは、前記対象となる記録媒体に付与すべき複数の色の前記記録材の付与量のバランスを調整するための多次元の変換テーブルであることを特徴とする請求項17に記載のデータ処理方法。
  19. 前記補正データは、前記対象となる記録媒体に付与すべき前記記録材の付与量を調整するための1次元の変換テーブルであることを特徴とする請求項17に記載のデータ処理方法。
  20. 前記第1の測定結果は前記対象となる記録媒体上の、前記記録材が付与されていない複数の領域をそれぞれ測定した複数の測定結果を含み、前記判断工程は、前記複数の測定結果の標準偏差あるいは平均値に基づいて、前記補正データが有効であるか否かを判断することを特徴とする請求項17ないし19のいずれか1項に記載のデータ処理方法。
  21. 前記第1の測定結果は、前記対象となる記録媒体上の前記記録材が付与されていない複数の領域の明度を含み、前記判断工程は、前記明度の標準偏差に基づいて判断することを特徴とする請求項20に記載のデータ処理方法。
  22. 前記第1の測定結果は、前記対象となる記録媒体上の前記記録材が付与されていない複数の領域の色度を含み、前記判断工程は、前記色度の平均値に基づいて判断することを特徴とする請求項20に記載のデータ処理方法。
  23. 前記第1の測定結果は、Lab値であることを特徴とする請求項17ないし19のいずれか1項に記載のデータ処理方法。
  24. 前記第1の測定結果は、前記対象となる記録媒体上の前記記録材が付与されていない複数の領域のLab値を含み、前記判断工程は、前記第1の測定結果のうち、L値の標準偏差が所定の閾値よりも小さく、且つ、L値、a値、b値それぞれの平均値がそれぞれ対応する閾値よりも小さい場合に、前記補正データが有効であると判断することを特徴とする請求項23に記載のデータ処理方法。
  25. 前記第1の測定結果は、対象とする記録媒体における前記記録材が付与されていない領域の色を表し、前記第2の測定結果は前記対象とする記録媒体における前記記録材が付与されている領域の色を表すことを特徴とする請求項17ないし20のいずれか1項に記載のデータ処理方法。
  26. 前記第2の測定結果は、前記記録材が付与されている複数の領域をそれぞれ測定した複数の測定結果を含み、
    前記判断工程は、当該複数の測定結果の標準偏差が所定の閾値よりも小さい場合は前記第2の測定結果が有効であり、当該複数の測定結果の標準偏差が前記所定の閾値以上の場合は前記第2の測定結果が有効ではないと更に判断することを特徴とする請求項17ないし25のいずれか1項に記載のデータ処理方法。
  27. ユーザから前記対象となる記録媒体に対応する前記補正データの生成を指示する情報を受け付ける受付工程と、
    前記受付工程により前記情報を受け付け、且つ、前記判断工程が前記補正データは有効であると判断した場合に、前記補正データを生成する生成工程と
    を更に有することを特徴とする請求項17ないし26のいずれか1項に記載のデータ処理方法。
  28. 前記生成工程が生成した前記補正データを前記対象となる記録媒体に対応付けて記憶する記憶工程を更に有することを特徴とする請求項27に記載のデータ処理方法。
  29. 前記判断工程が前記補正データは有効ではないと判断した場合、ユーザに前記補正データが有効ではないことに対応する情報を通知する通知工程を更に有することを特徴とする請求項17ないし28のいずれか1項に記載のデータ処理方法。
  30. 前記判断工程が前記補正データは有効ではないと判断した場合に、前記対象となる記録媒体に似通った記録媒体に対応する補正データを、前記対象となる記録媒体に対応付けて記憶する記憶工程を更に有することを特徴とする請求項17ないし29のいずれか1項に記載のデータ処理方法。
  31. 前記判断工程が前記補正データが有効であると判断した場合、前記取得工程によって前記第1の測定結果が取得された後に前記第2の測定結果は取得され、前記判断工程が前記補正データが有効ではないと判断した場合、前記第2の測定結果は取得されないことを特徴とする請求項17ないし30のいずれか1項に記載のデータ処理方法。
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