JP5132152B2 - 色補正を支援するためのページ記述ファイルの選択的平坦化方法及び装置 - Google Patents

色補正を支援するためのページ記述ファイルの選択的平坦化方法及び装置 Download PDF

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Description

本発明は、ディジタルカラー撮像に関し、特に、ページ記述ファイルにおける色値の修正に関する。
ディジタルカラー撮像は、典型的なハードコピープリンタの場合のシアン色、マゼンタ色、黄色及び黒色(CMYK)又は典型的なディスプレイモニタの場合の赤色、緑色及び青色(RGB)のような装置の色の組み合わせを用いる個々の色の再現を含む。適切な色再現を行うように、出力装置に供給される入力色値は適切に制御されなければならない。2つの異なるプリンタの色出力は、同一の入力色値に対して著しく異なる可能性がある。 同様に、共通の入力色値において、モニタ及びプリンタに対して異なる色出力を生成する可能性がある。このような理由のために、色入力データは、装置毎に不変の色出力を生成するように装置較正データを用いて、変換又は“補正”される。入力色値の修正により、実際には、異なる出力装置間の測色差を補償するように出力装置の駆動値は修正される。色変換は、通常、不変の色相を得るように用いられ、そして、基準装置の出力をシミュレートするように、画像データの画素ベースの変動、例えば、CMYK>C′M′Y′K′を含む。
ページ記述ファイルは、しばしば、カラー画像を規定するために用いられる。例えば、Adobe社のPostScriptのようなページ記述言語(PDL)は、グラフィックオブジェクトを生成するように複雑なコマンド及びサブルーチンを用いてページの規定を可能にする。例えば、Abobe社のPDF(Portable Document Format)のようなページ記述フォーマットは、異なる出力装置において画像の不変の幾何学的アピアランスのためのファイルフォーマットを与える。各々の場合、ページ記述ファイルは、特定の色値を指定し、再現するためにそれらの特定の色値を画像における画素に関連付けるコマンドを有する。
ラスタ画像プロセッサ(RIP)はページ記述ファイルをビットマップ化された画素画像に変換する。ハードウェアRIPは、出力装置に構築される又は個別の構成要素として与えられることが可能である。一部の装置に対しては、ROPはソフトウェアベースのものである。画素画像は、例えば、ハードウェア又はディスプレイモニタのような出力装置を駆動する入力色値を有する。画素画像は、出力装置を駆動するために必要な明示的データを与える一方、ページ記述ファイルは、明示的データと、RIP変換時に明示的データを生成するための暗示的コマンドを含むことが可能である。
ページ記述オブジェクト及びオブジェクトの群の特定のカテゴリは、それらが含む色情報がページ記述オブジェクトにおいては明示的に規定されるのではなく暗示的であるため、色変換又は補正に影響され難い。典型的には、グラフィック技術のワークフローは、単一の画像の色変換及び、例えば、テキスト、幾何学的形状及びベジェ曲線により規定される複雑な領域のようなベクトルコマンド及び複数の画像の混合のような複雑なページの変換を必要とする。
それらの複雑なファイルにおけるオブジェクトは、“色空間”に関して類似していることが可能である。例えば、ファイル内のオブジェクト全てが、SWOP(Specifications for Web Offset Publications)のような規格により規定され、
“SWOP”を数値的に規定する特定のICCプロファイルにより更に規定されるCMYKオブジェクトであることが可能である。代替として、複雑なファイルは、例えば、PostScriptページ記述言語において用いられるような非ICCフォーマット色定義又は一意のICCプロファイルを各々有する、例えば、RGB、L及びCMYK等の異なる色“空間”を有するオブジェクトを有する。
グラフィック技術のワークフローはまた、送信先装置又は媒体を規定するためにICCプロファイルを各々有プロファイルを用いて、例えば、特定のプリント基準のような新しい色指定に変換されるファイルを必要とする。しかしながら、“境界条件”のみが典型的に規定されるため、例えば、複数のオブジェクトの透明度オーバーレイ及び傾斜配合のような暗示的色オブジェクト定義を含むページ記述ファイルの領域は、適切に変換されない可能性がある。例えば、境界色“A”及び境界色“B”のみが、典型的には、“暗示的”カラーコマンドをもたらす“A”から“B”への混合を生成するようにスムーズシェードコマンドで規定される。“A”と“B”との間の中間色はシェード機能により暗示的に規定され、ファイルをラスタ画像処理するとき、即ち、ページ記述ファイルが特定の分解能を有する特定のCMYK又はRGB出力についてビットマップファイルに対して変換されるときにのみ“明示的”
になる。
本発明は、ページ記述ファイルにおける色値の修正に関する。特に、本発明は、ページ記述ファイルにおけるオブジェクトの選択的平坦化を可能にする。平坦化の選択可能な特徴は、平坦化される特定のオブジェクトの選択、オブジェクトに適用される平坦化の度合いの選択又はそれら両者に関係することが可能である。一部の実施形態においては、本発明は、色補正の有効性の評価に基づいて、ページ記述ファイルにおけるオブジェクトの選択的平坦化を可能にする。例えば、平坦化の度合いは、許容可能な色補正の結果を達成するように繰り返して調節されることが可能である。代替として、許容可能な色補正の結果が達成されなかった場合、ユーザはその結果を知らされることが可能である。
平坦化は、一般に、暗示的グラフィック又は色定義を与えるページ記述ファイルにおける複雑なコマンドの、明示的グラフィック又は色定義を与える、複雑性の小さい、即ち、より基本的なコマンドへの変換に関連する。オブジェクトを定義する暗示的カラーコマンドは、他のグラフィック情報及び色基準値の関数として色を定義することにより間接的に色値を特定する。ページ記述ファイル又はそれに含まれるオブジェクトが平坦化されるとき、ページ記述ファイルにおける暗示的カラーコマンドから生成されるオブジェクトは、明示的色定義を有する1つ又はそれ以上のオブジェクトに変換される。本発明に従って、この変換は、より正確なオブジェクトに対する色補正を可能にするように選択的に実行されることが可能である。
ファイル平坦化に関連する類似するオブジェクト変換処理は、例えば、オーバーレイオブジェクト間の透明度の効果を可能にするように、透明度の度合いを含む。例えば、平坦化は、オリジナルのアートワークの複雑度に依存するベクトル、ラスタ又はそれら両者のような別個の部分に重畳している透明なアートワークを分割することにより、ページ記述ファイルから透明度情報を取り除くように用いられることが可能である。複雑な透明度情報は色値を暗示的に特定し、平坦化により生成される個々の部分が明示的色値を割り当てられ、そのことはより正確な色補正を可能にする。
本発明は、ユーザが色補正を支援するように選択的平坦化を適用することを可能にし、ファイル平坦化の特定の度合いがページ記述ファイルにおいて得られた平坦化オブジェクトにおける色補正エラーの許容量をもたらすかどうかを決定する。一部の実施形態においては、エラーは、色補正された非平坦化ページ記述ファイルと色補正された平坦化ページ記述ファイルとの間で決定されることが可能である。そのエラーは、一旦、ページ記述ファイルの2つのバージョンが共通の画像分解能を有するビットマップ化された画像にラスタ画像処理されると、ページ記述ファイルの平坦化バージョン及び非平坦化バージョンについて共通の色空間内の平均及び最大差分について測定されることが可能である。
ページ記述ファイルの平坦化バージョンと非平坦化バージョンとの間の測定エラーが所定の値より大きいとき、ファイル平坦化の差分量は測定エラーを減少させるように適用されることが可能である。従って、色補正及び平坦化処理は、平坦化バージョンと非平坦化バージョンとの間の所望の色補正エラー閾値が満足されるまで、平坦化の度合いの増加に伴って、反復処理として実行されることが可能である。
一実施形態においては、本発明は、ページ記述ファイルの平坦化バージョンと、ページ記述ファイルの平坦化バージョンの色補正と、最初のビットマップを生成するようにページ記述ファイルの色補正された平坦化バージョンを処理するラスタ画像とを生成するように、平坦化の最初の度合いを用いてページ記述ファイルを平坦化する段階を有する方法に関する。その方法はまた、第2ビットマップを生成するようにページ記述ファイルの非平坦化バージョンをラスタ画像処理する段階と、そのページ記述ファイルのラスタが層処理された非平坦化バージョンから生成された第2ビットマップを色補正する段階とを有する。その方法は更に、第1ビットマップと第2ビットマップとの間の色エラーを決定する段階を有する。
他の実施形態においては、本発明は、システムであって、ページ記述ファイルを記憶するメモリと、メモリからページ記述ファイルの1つを受信するプロセッサと、ラスタ画像プロセッサ(RIP)とを有するシステムに関する。そのプロセッサは、ページ記述ファイルの平坦化バージョンを生成するように平坦化の最も低い度合いページ記述ファイルを平坦化する平坦化モジュールを含む。プロセッサはまた、ページ記述ファイルの平坦化バージョンを色変換する色変換モジュールと、比較モジュールとを有する。RIPは、第1ビットマップを生成するようにページ記述ファイルの色補正された平坦化バージョンを処理し、ラスタ画像が第2ビットマップを生成するようにページ記述ファイルの非平坦化バージョンを処理する。プロセッサの色補正モジュールは、ページ記述ファイルのラスタ入力処理された非平坦化バージョンから生成された第2ビットマップを色補正する。
他の実施形態においては、本発明は、ページ記述ファイルの平坦化バージョンを生成し、ページ記述ファイルの平坦化バージョンを色補正し、第1ビットマップを生成するようにページ記述ファイルの色補正された平坦化バージョンをラスタ画像処理するようにプログラマブルなプロセッサが平坦化の最も低い度合いページ記述ファイルを平坦化するようにするための指令を有するコンピュータ読み出し可能媒体に関する。それらの指令は更に、プログラマブルプロセッサが、第2ビットマップを生成するようにページ記述ファイルの非平坦化バージョンをラスタ画像処理し、ページ記述ファイルのラスタ入力処理された非平坦化バージョンから生成された第2ビットマップを色補正するようにする。それらの指令はまた、プログラマブルプロセッサが第1及び第2ビットマップ間の色エラーを決定するようにする。
図1は、本発明の実施形態に従ったページ記述ファイルにおける色値の修正のためのシステム100のブロック図である。システム100は、ここで説明するようなページ記述ファイルにおける色値の修正のための方法の実施に対して適切である。本発明に従って、システム100は、明示的カラーコマンドにページ記述ファイル内の暗示的カラーコマンドを変換するように選択的平坦化を適用する。
一部の実施形態においては、その平坦化は、明示的色規定を有する他のオブジェクトを損なわれていないままにして、ページ記述ファイル内の暗示的カラーコマンドにより規定されるオブジェクトに対して選的に適用される。更に、ここで説明するように、平坦化は、より効果的な色補正を達成するように平坦化の度合いを変えることにより、選択的に適用されることが可能である。例えば、平坦化の度合いは、許容可能な色補正の結果を得るように反復して調節されることが可能である。代替として、ユーザは、許容可能な色補正が選択的平坦化技術を用いて達成されなかった場合に、知らされることが可能である。
図1に示すように、システム100は、プロセッサ112と、メモリ114と、入力装置116と、表示モニタ118の形式の1つ又はそれ以上の出力装置117と、ハードコピープリンタ120とを有することが可能である。メモリ114は、プロセッサ112によりアクセスされ且つ実行されるプログラムコードを記憶するランダムアクセスメモリ(RAM)を有することが可能である。プログラムコードは、例えば、固定式ハードドライブ又はシステム100に関連付けられた取り外し可能な媒体装置のような他のメモリ装置からメモリ114にロードされることが可能である。特に、プログラムコードは、磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク又は他のディスク、テープ媒体、若しくは、例えば、電気的消去可能プログラム可能型読み出し専用メモリ(EEPROM)のような電子媒体等のコンピュータ読み出し可能媒体に最初に担持されることが可能である。代替として、プログラムコードは、例えば、ローカルエリアネットワーク、ワイドエリアネットワーク又はインターネットのようなグローバルネットワークによりリモートデータアーカイブからの送信によりメモリ114にロードされる。
プロセッサ112は、何れの従来の汎用のシングル又はマルチチップマイクロプロセッサ若しくは専用のマイクロプロセッサの形式をとることが可能である。入力装置116は、従来のキーボード、マウス又はトラックボール等のポインティング装置、並びに、必要に応じて、発話認識ハードウェア及びソフトウェア又は他の入力媒体を有することが可能である。ディスプレイ118は、ユーザにテキスト及び/又はグラフィック出力を与える、CRT、フラットパネル又は他の従来のディスプレイの形式をとることが可能である。プリンタ120は、インクジェット、染料昇華式、電子写真式、熱画像式、光熱画像式又は他の従来のハードコピープリンタの形式をとることが可能である。
電子ペーパーのような他の出力媒体についてまた、検討されている。更に、プロセッサ112,メモリ114、入力装置116、ディスプレイ118及びプリンタ120は、パーソナルコンピュータ又はコンピュータワークステーションと統合される若しくはそれらの一部を構成することが可能であり、例えば、Windows(登録商標)、Macintosh(登録商標)、Unix(登録商標)又はLinux(登録商標)等の従来のオペレーティングシステム環境で動作されることが可能である。
図2は、システム100の一部を更に詳細に示すブロック図である。プロセッサ112は、平坦化モジュール132と、色補正モジュール134と、補償モジュール136とを有する。動作中、プロセッサ112は、メモリ114からページ記述ファイル140を受信する。実施例として、ページ記述ファイル140は、Adobe社製のPostscript又はAdobe社製のAcrobat fileであることが可能である。ページ記述ファイル140は、ディスプレイ118又はプリンタにおける再現のための画像を規定するページ記述言語(PDL)コマンドを有することが可能である。それらのPLDコマンドの種々のバージョンが、時を経て、開発されてきた。PDLコマンドの新しいバージョンは、典型的には、PDLの新しい特徴をサポートするように用いられる付加コマンドと共にPDLのかつてのバージョンからのPDLコマンド全てを含む。
一部の場合には、プロセッサ112は、例えば、ディスプレイ118又はプリンタ120等の出力装置117と適合するページ記述ファイル140をレンダリングするために、PDLのかつてのバージョンにPDLの新しいバージョンからのページ記述ファイルを変換することが可能である。例えば、かつてのPDLバージョンは特定の複合オブジェクト又は透明度情報をサポートできない。このようなPDLの一のバージョンからPDLのかつてのバージョンへの変換処理は、暗示的コマンドの明示的コマンドへの変換を有することが可能であり、代表的には、平坦化と呼ばれている。平坦化は、一般に、本発明に従って、色補正をサポートするために用いられる。
平坦化モジュール132は、専用平坦化システムにおける処理として実施されることが可能である。代替として、平坦化モジュール132は、既存のソフトウェアアプリケーションにおいて既に備えられている平坦化処理に適合されること且つその平坦化処理を制御することが可能である。実施例として、平坦化モジュール132は、Adobe社製のAcrobat Proのような文書編集ソフトウェアアプリケーションに備えられている平坦化エンジンを呼び出すように構成されることが可能である。それ故、平坦化モジュール132は、ページ記述ファイルにおけるオブジェクトの直接平坦化か又は、外部の平坦化処理を呼び出す及び制御することによる間接平坦化のどちらかのために構成されることが可能である。
平坦化処理の一実施例として、典型的には、ビットマップ化された画像ファイルはPDLのバージョン全てによりサポートされるため、ページ記述ファイルは、ビットマップ化された画像に、完全にラスタ画像処理される(RIPed)ことが可能である。しかしながら、ビットマップ化された画像ファイルの生成はページ記述ファイルを再現するために大きいデータファイルを必要とするため、このファイル平坦化に対する方法は、典型的には、最適でない。
プロセッサが、ページ記述ファイルの選択された一部のみを平坦化するように、そのページ記述ファイルの選択された一部のみを操作する場合に、代替のファイル平坦化の方式を利用することが可能である。本発明に従って、平坦化は、平坦化される特定のオブジェクトの選択及び適用される平坦化の度合いの選択を支援する選択的基準に基づいて、平坦化モジュール132により実施される。
ページ記述ファイルの一部のみが暗示的カラーコマンドを明示的カラーコマンドに変換することにより平坦化される処理システムの一実施例については、国際公開第01/71656A1号パンフレットに記載されている。
上記の、市販されているAdobe社のAcrobat Pro文書編集アプリケーションにおいて、平坦化の度合いは、平坦化器の設定においてラスタ/ベクトルスライダを調節することにより制御される。平坦化は、第1ファイルフォーマットから第2ファイルフォーマットへのページ記述ファイル140の変換をもたらす。第1ファイルフォーマットは、オリジナルの平坦化されていないファイルフォーマットであり、第2ファイルフォーマットは平坦化されたファイルフォーマットである。一部の実施形態においては、平坦化モジュール132は、比較モジュール136により実行される色補正有効性の評価に基づいてページ記述ファイル140におけるオブジェクトの選択的平坦化と、所望の色補正の結果が達成されるまでの反復に基づく平坦化の異なる度合いの選択とを可能にする。
選択的平坦化は、適切なページ記述ファイルのラスタ画像処理に先立って適用されることが可能である。ラスタ画像プロセッサ(RIP)142は、ディスプレイ118又はプリンタ120のどちらかに構築されたハードウェアRIP、スタンドアロンハードウェアRIP又はソフトウェアベースRIPを有することが可能である。何れの場合、RIp142はページ記述指令を実行し、マルチカラー画像を再現するようにモニタ118又はプリンタ120を駆動するビットマップ化された画素画像を生成する。市販されているRIPのメーカとしては、Adobe Systems Inc.及びHarlequin Limitedがある。
RIP142の適用に先立って、画像を生成するようにディスプレイ118又はプリンタ120により実行されるとき、所望の基準出力に実質的に適合する色出力を画素画像が生成するように、ページ記述ファイル140において色値を修正するように色補正モジュール134にページ記述ファイル140を適用することは望ましい。図に示している実施形態においては、色補正モジュール134のユーザ選択により修正が行われる。他の実施形態においては、仮想的プリンタ又はカラーサーバにページ記述ファイル140を送信することにより修正が行われる。
一部の場合、修正されたファイルはRAMに記憶され、変換が行われるとき、実際のプリンタに送信される。ページ記述ファイル140において色値を修正することにより、プロセッサ112は、RIP142による全部のRIP変換がなされるとき、ディスプレイ118又はプリンタ129における装置依存性色ズレを補償する画素画像を生成するファイルを生成することができる。このように、一貫性のあるビジュアル色出力が装置毎に達成される。
平坦化モジュール132は、色補正モジュール134の適用に先立って、ページ記述ファイル140を平坦化するため、ディスプレイ118又はプリンタ120において生成されるビジュアル出力は所望の結果を生成しない可能性がある。ページ記述ファイル140に適用される平坦化の度合い及び性質は、色補正処理を適切に実行色補正モジュール134及びプロセッサ112の性能に悪影響を与える可能性がある。従って、色補正モジュール134は、一旦、ページ記述ファイル140が特定の度合いまで平坦化されると、色補正の正確度の所望のレベルが有効であるかどうかを決定するように、オリジナルの形及び平坦化された形の両方に、ページ記述ファイル140を処理することが可能である。
一旦、ファイルが平坦化されると、可能な色補正の正確度のレベルが有効な色補正の所定量より小さいことを比較モジュール136が判定するとき、プロセッサ112は、平坦化ファイルにおいて所望の色補正量を生成するように、平坦化モジュール132により実行されるファイル平坦化を変化させる。特に、プロセッサ112は、色補正モジュール134が平坦化されていないページ記述ファイル及び平坦化されたページ記述ファイルの両方に対して所望の色補正を実行するようにすることが可能である。
比較モジュール136は、次いで、恐らく適切な色の補正された平坦化されていないファイルからのその色補正された平坦化ファイルの色差量を決定するように、この処理により生成されたそれらの2つの色補正されたファイルを比較することが可能である。それら2つの色補正されたファイルにおける色差量が所定の色差量、即ち、エラー閾値より大きいとき、プロセッサ112は、平坦化ファイルがオリジナルのページ記述ファイルに対応する出力を十分、表さないことを決定する。その場合、プロセッサ112は、平坦化されたページ記述ファイルと平坦化されていないページ記述ファイルとの間の色適合性の所望のレベルを得るように、オリジナルのページ記述ファイル140に平坦化モジュールにより適用されるファイル平坦化の量、性質又はそれら両方を変化させることが可能である。
例えば、平坦化の度合いは、複合オブジェクト、透明度情報又は暗示的カラーコマンドを有する他の情報が微細な粒状度を有するより基本的なオブジェクトに分けられるように、選択的に又は自動的に増加される。この場合の目的は、平坦化ファイルと非平坦化ファイルとの間の色補正のズレに効果的である平坦化ファイルを生成することである。
種々の実施形態においては、プロセッサ112における平坦化モジュール132は、下で更に詳細に説明するように、ページ記述ファイル140において選択的平坦化を実行することが可能である。それらの選択的平坦化の解決方法の一部は、ファイルの何れも平坦化しない、ファイルの一部を平坦化する、殆どのファイルを平坦化する又は全部のファイルを平坦化する、どれかを示すように、適合可能なパラメータを用いることが可能である。“平坦化の度合い”の選択は0%乃至100%の範囲内にあるため、存在する場合に適合可能なパラメータの特定の値を有する特定のファイル平坦化処理は、特定のページ記述ファイル又はページ記述ファイルのクラスについての許容可能な色補正結果の達成において効果的である確実度の高い度合いを与えることが好ましい。ページ記述ファイルのクラスは、特定の所望の設定を有する特定のページレイアウトの適用により一貫して生成されるファイルを含むことが可能である。
今日のプロダクトとしては、Kodak社製のPolychrome Graphics Matchflow Composerがあり、それは、本質的に連続する色調データであって、例えば、典型的には、“写真”オブジェクトについては300dpiに、及び、ラインワークデータであって、例えば、典型的には、6倍の高分解能、即ち、1800dpiに、全体のページ記述ファイルをラスタ画像処理することによる極端な方法で“平坦化”の目的を達成することが可能である。結果として得られるラスタ画像処理ファイルは、そのファイルにおけるオブジェクト全てが、色、幾何学的形状及び位置について明示的であるため、明示的であり、曖昧性を伴わないで色変換される。
Matchflow Composerプロダクトが平坦化のために用いられるときと同様に、全部のページ記述ファイルをラスタ画像処理することを含む方法には一部の負の側面が存在する可能性がある。実施例としては、結果として得られるファイルは、しばしば、オリジナルのページ記述ファイルよりかなり大きい。更に、画像セッター、プレートセッター又はプルーファにおいて結果として得られるファイルをラスタ画像処理するための時間は、オリジナルのページ記述ファイルをラスタ画像処理することより3乃至10倍長い。また、一旦、極端平坦化が実行されると、結果として得られるファイルにおいてテキストを編集することはもはや、可能ではなく、即ち、“スマート”ページ記述ファイルはもはや可能ではない。上記の問題点全てのために、結果として得られるファイルは、World Wide Webにおいて使用するにはもはや、最適でない。
それ故、本発明に従って、ページ記述ファイルについての代替のシステムが、“選択平坦化”を実行するために提供される。選択平坦化は、適切な色補正を実行するように平坦化を必要とする領域のみをカバーすることを含むことが可能であり、効果的な色補正のために平坦化を必要としない領域には触れないまま保つことが可能である。例えば、単一の色値に設定されるテキストは、黒色又は特定の他のCMYKの着色の組み合わせであるに拘わらず、平坦化を必要としない単純な編集可能な文字列の形のまま保たれることが可能である。色変換のとき、テキストに関連付けられる色値のみが修正される。このように、テキストはラスタ画像処理されず又は平坦化されず、ページ記述ファイルにおいて尚も修正されることが可能である。この単純な実施例は、テキストオブジェクトが他のオブジェクト重なり合わず、透明度の度合いが活性化されない場合、有効である。
それとは対照的に、例えば、スムーズなシェード機能のようなより複合されたオブジェクトは、境界色の集合から拡張された色の領域を暗示的に規定することが可能である。より正確な色補正を達成するように、選択平坦化処理は、暗示的コマンド、例えば、スムーズなシェード機能を特定し、シェーディング領域に亘って色を明示的に規定するオブジェクトの集合を生成するようにそれを平坦化する。このように、より正確な色補正が、選択的に暗示的カラーコマンドを平坦化することにより達成される一方、十分暗示的なカラーコマンド又は情報を与える、損なわれていないコマンド又はオブジェクトはそのまま保たれる。
図3は、本発明の実施形態に従った色補正の一部として選択平坦化を必要とする暗示的カラーコマンドの領域を有するページ記述ファイルのレンダリングを示している。選択的平坦化技術は、平坦化が有利であるページ記述ファイル201からレンダリングされたページの領域を特定するようにページ記述ファイル201のコンテンツを処理する。例えば、領域211は、全体の領域に亘って変化するシェーディングを有し、領域212は単一のフィルカラーを有する。それ故、色補正の目的のために、単一のフィルカラーは全体の領域212について補正された色であることが可能である。この場合、領域212の平坦化は、色補正の有効性に対して有利でない。
領域211においては、しかしながら、色の領域はシェーディング機能により暗示的に規定される。シェーディング機能の実施例は、Adobe社製のProscript又はAdobe社製のAcrobat fileに現れるSmoothShade機能である。シェーディングは、エッジ間のシェーディング機能及び領域211のエッジにおける境界色に関して規定される。領域211は、対向するエッジ間で白色から黒色に遷移するシェーディングを有している。他の例においては、領域211は、例えば、対向するエッジ間で白色から黒色に及び黒色から白色に遷移するシェーディングのような他の種類のシェーディングを有することが可能である。図示している実施例においては、黒色シェーディングは、0%C、0%M、0%Y及び100%KとしてCMYK座標に関して規定されている。同様に、白色シェーディングは、0%C、0%M、0%Y及び0%KとしてCMYK座標に関して規定されている。何れの領域のそのようなシェーディングは、ここで説明する処理に適用可能である。
領域211のようなシェーディング領域に加えて、ページ記述ファイルは、色補正の問題点を与える重畳項目を有する可能性がある。例えば、テキストオブジェクト210は、シェーディングされた領域211のような第2オブジェクトを重畳する可能性がある。そのようなオブジェクトの組み合わせはまた、ある方法で組合させるとき、そのページについてレンダリングされた色がオブジェクトについての色に依存する重畳オブジェクトに対する透明度の度合いを含む。
透明度の度合いが0%と規定されるとき、組み合わされたオブジェクトにおいて背景オブジェクトからの色は全く認識されない。従って、平坦化されたページ記述ファイルのために必要な色補正は、組み合わされないときにオブジェクトのために必要な色補正に対応する。それとは対照的に、背景オブジェクトからの色は、透明度の度合いが0%より大きい値であるとき、前景オブジェクトを通してのにじみとして認識される。この後者の場合、組み合わされたオブジェクトについての色は、色補正を必要とする背景オブジェクトの色と、それ自体の色補正をまた必要とする前景オブジェクトの色と、前景オブジェクトを通して認識される背景オブジェクトからの色の量を決定する透明度の度合いの適用とに対応する。
透明度の非ゼロの度合いを有する重畳オブジェクトが平坦化されるとき、組み合わされたオブジェクトにおける画素についての色値は、典型的には、ビットマップ化された画像としてレンダリングされる。従って、平坦化に先立つ組み合わされたオブジェクトの色補正は、平坦化プロセスがページ記述ファイルに適用された後、そのページファイルに適用された色補正からの異なる結果をもたらすことが可能である。更に、平坦化の度合いは、色補正の結果への重要な影響を有することが可能である。両方のファイルのラスタ画像処理されたバージョンの画素の比較において測定されたような、それら2つのレンダリングされたページにおける差は、ファイル平坦化から生じる可能なカラーレンダリングエラーを表す。このエラーの位置及び量は、ディスプレイ118又はプリンタ120においてレンダリングされているとき、ファイル平坦化が所望の出力を得る上で悪影響を及ぼすかどうかの判定において重要である。
図4は、本発明の実施形態に従った暗示的カラーコマンドの領域から変換された明示的カラーコマンドの領域を含む選択的平坦化ページ記述ファイルのレンダリングを示す図である。選択的平坦化は、非平坦化第1ページ記述ファイル301の選択的平坦化ページ記述ファイルの302への変換をもたらす。この実施例においては、オリジナルの非平坦化ページ記述ファイル301は、テキストオブジェクト210及びシェーディングされた領域211を有する組み合わされたオブジェクト303を有する。更に、ページ記述ファイル301はべた領域212を規定する。
ページ記述ファイル301は、ライン305で示すように、平坦化ページ記述ファイル302に処理される。特に、組み合わされたオブジェクト303は、平坦化テキストオブジェクト310及び平坦化シェーディング領域311を生成するように処理される。一部の実施形態においては、べた領域212は平坦化べた領域312に処理されることが可能である。しかしながら、平坦化が色補正に有利である領域を特定するようにページ記述ファイル201のコンテンツが処理される選択平坦化の場合、べた領域212は非平坦化べた領域312に処理されることが可能である。換言すれば、べた領域212は単一のフィルカラーにより特定されるため、この領域の平坦化は、色補正に関して、それ以上有利ではない。
しかしながら、オブジェクトにおける色を暗示的に規定する機能によるのではなく、明示的な色の規定を用いて複数の空間的サブオブジェクトによりオブジェクトが表されるようにするため、オブジェクト303の平坦化は、色補正の有効性に対して有利である。このように、各々のサブオブジェクトの明示的色値は、まさに境界又はシェーディング機能の終点に代えて、色補正されることが可能である。この実施例においては、平坦化されたシェーディング領域311は、各々の領域がシェーディングのレベルを示す個別の明示的に規定された色を有する、一連の等しいサイズのシェーディング領域321A乃至Fを有する非平坦化領域211に略等しい。このように、平坦化領域311は、明示的に割り当てられる異なる色値である一連の領域321A乃至Fを生成する。シェーディング領域321A乃至Fの各々における画素についての色値は、平坦化されたシェーディング領域311にシェーディング領域211を処理するときに決定される。
平坦化処理が適用されるときに、平坦化されたシェーディング領域311が分割されるシェーディング領域321A乃至Fの数は、平坦化の度合いを表すパラメータにより制御されることが可能である。シェーディング領域321A乃至Fの各々における画素についての色値は、シェーディング領域211についてのエッジの色値を規定するように用いられる色値間のシェーディング曲線に沿って明示的色値を選択することにより決定される。このように、明示的色値は、色補正の有効性を改善する目的で、個別に色補正される。色補正を容易にするように暗示的カラーコマンドが明示的カラーコマンドに変換される処理システムについての実施形態の更なる詳細については、上記の特許文献に記載されている。
市販されているソフトウェアプロダクトは、本発明に従って、種々の平坦化の度合いを有する選択平坦化を適用するように適合されて用いられる。例えば、市販されているソフトウェアプロダクトは、PDFファイルの仕様からPostScriptファイルの仕様にページ記述ファイルを変換するように用いられることが可能である。例えば、Adobe社のAcrobat Proプロダクトのバージョン6.0のような既存のAdobe社のソフトウェアプロダクト及びライブラリに存在する基本ソフトウェア構成要素はこのPDFエクスポート機能を与える。このPDF変換機能はまた、エクスポート機能と呼ばれ、より最近のPDFバージョンのページ記述ファイルを古い画像セッター又は他のソフトウェアパッケージにおいて用いられるかつてのPostScriptのバージョンにユーザが変換することを可能にする。それらの古いソフトウェアパッケージの多くは、ごく最近のPDF入力ファイルではなく、EPS(Encapsulated PostScript)を用いることが可能である。
このファイル変換機能に関連して、Adobe社のAcrobat Proプロダクトのバージョン6.0は、この処理中、ユーザが用いられる平坦化の度合いを設定することを可能にする選択ウィンドウを与える。この選択設定ウィンドウは、例えば、透明度を比較的新しいオプションに関連するファイルに置かれている複数の重畳オブジェクトを伴って用いられる。平坦化オプションは、例えば、色混合及び/又は透明度を含む領域を平坦化することを必要とするページの選択領域をラスタ化するように、ページ記述ファイルを処理する。その平坦化オプションは、ユーザがそのようなラスタ化された領域の分解能等のパラメータを決定することを可能にする。このオプションはまた、典型的にデフォルトとして75%に設定される“平坦化の度合い”の設定を可能にする。ラスタ化されたコンテンツは、そのページにおける領域又は選択オブジェクトについての明示的な色の規定を与える。
それ故、そのようなAdobe社のAcrobat Proプロダクトのバージョン6.0等のプロダクト中にある平坦化オプションは、本発明に従った選択平坦化についてのエンジンを与えるように適合されることが可能である。特に、その平坦化オプションは、ここで記載しているように、選択平坦化処理の制御下で用いられることが可能である。その平坦化オプションはまた、選択オブジェクトについての平坦化の異なる度合いを用いて色補正の有効性を評価するように、一部の実施形態において反復して用いられルことが可能である。
ここで説明している色補正処理に関連する種類のオブジェクト及びコマンドの多くは、しばしば、Postscript及びPDF両方の後のバージョンに加えられた高レベルのコマンドである。例えば、特定の角度及び位置に特定のフォントを有するテキストを描くためのコマンドは、非常に初期のPostScript及びPDFに現れ始めた。それらのコマンドは、一般に、単一の明示的に規定された色値がオブジェクトを描くために用いられるため、そのページにおける色値を変換するときに負の影響を全く有しない。しかしながら、SmoothShadeのような複合カラーコマンドが、バージョン1.4の改訂の間にPDFにのみ追加され、それまでに、バージョン1.0の後、数年が経過した。
それ故、PostScript及びPDFのかつての又は非常に初期のバージョンを生成するAcrobat Proのようなアプリケーションにおいて認識されることが期待されるエクスポート機能の多くは、理想的な選択フラットナの所望の機能に略近いように平坦化モジュール132により用いられる。この種類の処理ソフトウェアを用いて、PDFファイルは、Acrobat Proのエクスポートの特徴によりPostscriptにエクスポートされ、続いて、Acrobat DistillerによりPDFに変換して戻される。ページ記述ファイルは、複合SmoothShadeオブジェクト及びテキストを有し、デフォルトを75%に設定された平坦化値を伴う平坦化のためにSmoothShadeオブジェクトに対して重要な修正を経験することが可能である。ページ記述ファイルは、平坦化ファイルのために幾らか大きいファイルサイズを結果的に得ることが可能である。しかしながら、編集可能テキストは変わらないまま保たれ、上記の手順の前後で、Adobo社のAcrobatのような処理プログラムを用いて編集されることが可能である。
図5は、本発明の実施形態に従った選択平坦化を用いるページ記述ファイルの修正のための方法を示すフロー図である。図5に示すファイル平坦化及び色補正処理は、図1及び2に示すシステムに適用されることが可能である。図5は、所望の色補正の有効性の度合いが達成されるまで、異なる平坦化の度合いがページ記述ファイルに適用される反復処理を示している。このように、平坦化の設定は色補正の有効性を確実にするように選択される。一部の実施形態においては、色補正の有効性は、平坦化ページ記述ファイルの色補正出力と全部のラスタ画像処理されたページ記述ファイルの色補正出力との間のエラーに関して評価されることが可能である。
プロセッサ112内の平坦化モジュール132は、第1(非平坦化)ファイルフォーマットから第2(平坦化)ファイルフォーマットにページ記述ファイル140を変換するように平坦化の最も低い度合いオリジナルのページ記述ファイル140を選択的に平坦化する(401)。選択的平坦化は暗示的カラーコマンドにより規定され、各々の選択オブジェクトの空間的サブオブジェクトに方向付けられる一連の明示的カラーコマンドに暗示的カラーコマンドを平坦化するオブジェクトの選択を有することが可能である。

色補正モジュール134は、平坦化ページ記述ファイルのコンテンツを色補正する。色補正は、ソースデバイスプロファイル、例えば、Profile Aと、デスティネーションデバイスプロファイル、例えば、Profile Bと、プロファイル接続空間(PCS)とからの使用を含むことが可能である(402)。色補正モジュール134は、特定の色管理モジュール(CMM)と、レンダリングのための設定とを有する。プロファイル及び色管理モジュールは、ICC仕様に従って規定されることが可能である。平坦化及び色補正に続いて、RIP142は、第1ビットマップ画像を生成するように平坦化された及び色補正されたページ記述ファイルをラスタ画像処理する(403)。第1ビットマップ画像は、処理時間を減少させるように、低分解能を有することが可能である。例えば、第1ビットマップ画像は分解能72dpiの連続階調を有することが可能である。
RIP142は、次いで、第2ビットマップ画像を生成するようにオリジナルの非平坦化ページ記述ファイル140をラスタ画像処理する。第2ビットマップ画像は、平坦化ページ記述ファイルの第1ビットマップ画像を生成するときに用いられる同じ低分解能を有することが可能である(404)。プロセッサ112内の色補正モジュール134は、同じプロファイル、CMM及びレンダリング設定を用いて、オリジナルの非平坦化ページ記述ファイルについて結果として得られる第2ビットマップ画像を色補正する。この場合、ページ記述ファイルのコンテンツではなく、非平坦化ページ記述ファイルから生成されたビットマップ画像が色変換される。
プロセッサ112内の比較モジュール136は、第1ビットマップ画像及び第2ビットマップ画像の2つの結果として得られた色補正ファイル、即ち、平坦化され、色補正され及びラスタ画像処理されたファイル並びに非平坦化され、ラスタ画像処理され及び色補正されたファイルそれぞれを比較する。実施例としては、2つのビットマップ画像ファイルにおける画素色値間の平均の及び最大のデルタEのエラーを演算し、同じプロファイルを用いてLbカラーにビットマップ画像を先ず、変換することにより実行されることが可能である。平坦化ファイルと非平坦化ファイルとの間の小さい差分は、平坦化モジュール132により用いられる平坦化の特定の度合いが適切であることを示している。たとえば、1デルタE又はそれ以下、即ち、デバイス座標空間における1%は、平坦化による色補正エラーの許容量を表している。平坦化からの効果を適切に決定するために、ソースプロファイル及びデスティネーションプロファイルは、ページ記述ファイルの広い領域に亘って意味がある上記の比較のための特徴において著しく異なる必要がある。例えば、デスティネーションプロファイルは、色補正のために用いられる一次元のルックアップテーブル(LUT)において特徴的な中間階調に対して+20%補正を必要とするように選択される。Adobe社製のSmoothShadeの例を用いる一テストにおいては、画素ズレについて20%の値が、20%だけ異なるプロファイルが0に設定された平坦化に関連して用いられるとき、2つの生成されたファイル間で観測される。
デルタEのエラーが所定の閾値より小さい(407のいいえの枝分かれ)とき、選択平坦化された色補正ファイルはレンダリングに適する(409)。この場合、平坦化の度合いは許容可能である。デルタEが所定の閾値より大きいとして検出される(407のはいの枝分かれ)とき、平坦化パラメータは適合され(408)、その処理は新たに平坦化されたページ記述ファイルを用いて(401)繰り返されることが可能である。上記の実施例においては、異なるオプションが、検出される重要なエラーのイベントにおいて与えられることが可能である。
第1オプションは、平坦化の度合いを、例えば、75%から90%に、又は50%から75%に自動的に増加させるようにし、再び試みることが可能である。この場合、平坦化の度合いは、反復して所定の段階において、増加されることが可能である。更なるオプションは、平坦化色補正ファイルと非平坦化色補正ファイルとの間で検出されたエラーの度合いに基づいて、平坦化の度合いにおける増加を自動的に決定するようにすることが可能である。特に、平坦化の度合いにおける増加は、エラーの値の関数として又はエラーの値に比例して決定されることが可能である。代替として、第3オプションが、平坦化の度合いの増加に関連する入力をユーザに要求する。それ故、平坦化の選択可能な度合いが適用され、ユーザ入力に応じて又は自動的に、結局、色のズレは満足されない。
平坦化の“度合い”又は“量”は、Adobe社のAcrobat Proのフラッタナ設定において“ラスタ/ベクトルスライダ”の操作と同等の又はそれに類似する方式で達成されることが可能であることに留意されたい。また、Adobe社のAcrobat Proのこの特徴に対するユーザインターフェースにおいて、“ラスタ/ベクトルスライダ”は、“ラスタ”としてスライダの左側において0%とラベリングされ、“ベクトル”としてスライダの右側において100%とラベリングされる。従って、本発明の記載中で用いられる用語“平坦化の度合い”は、Adobe社のAcrobat Proユーザインターフェースに従って、“非平坦化の度合い”又は“非ラスタ化の度合い”として通信されることが可能である。また、Adobe社のAcrobatにおけるラスタ/ベクトルスライダは、平坦化の度合いの定期的制御のためのツールの例を与える。それ故、Adobeのスライダの設定における0%の値は100%の平坦化に対応する。何れの場合、平坦化モジュール132は、平坦化エンジンを操作する又は呼び出すように備えられ、平坦化の調節の度合いは、選択的平坦化を支援するように、Adobe社のAcrobat Proプロダクトのような既存のソフトウェアアプリケーションにおいて備えられることが可能である。
Adobe社のAcrobatドキュメンテーションは、選択的ラスタ化の度合いが、ページの複雑度、利用可能なRAM及び他の因子に依存することを示している。外部のテストに基づいて、次のように推測することができる。
(a)“ラスタ/ベクトルスライダ”は、透明度を有する重畳領域に含まれる可能性が大きいオブジェクトの群に基本的に適用されるように現れる。
(b)“傾斜分解能”のパラメータ、即ち、ラスタに変換されるスムーズシェード及び傾斜の分解能は、“一般的オプション”ウィンドウ内の“Postscriptバージョン”により決定されるようにラスタへの傾斜及びスムーズシェードオブジェクトの変換に基本的に関連付けるように現れる。
上記の観測は次のようになされた。Adobe社のIllustratorの実施例のホルダにおけるPostscriptファイル“傾斜メッシュ”は、Adobe社のDistillerを用いてPDFに変換された。Acrobat Proの事前の特徴は、結果として得られたPDFファイルは多くの“スムーズシェード”オブジェクトを含むことが確認された。このファイルは、Acrobat Proにおける特徴のような“シェード”を用いてPostscriptに変換され、Distillerを用いてPDFに変換された。
Postscriptに変換するための一般設定ウィンドウ内でレベルIIIに設定されたPostscript及び“透明度平坦化”設定におけるデフォルト設定を有する上記動作を実行することにより、オリジナルのファイルに類似する新しいPDFファイルが得られた、即ち、それは、多くの“スムーズなシェード”のオブジェクトを含んでいた。レベルI又はレベルIIに設定されたPostscriptを用いて上記を実行することにより、“平坦化の度合い”が100%ベクトルに、即ち、ラスタ化が全くなく設定される場合でさえ、スムーズシェーディングオブジェクトを全く含まない新たなPDFを常に得る。それ故、傾斜がラスタに変換されることを確実にするように、PostscriptレベルI又はIIが選択される必要があることが分かる。透明度重畳が適切にラスタ化されることを確実にするように、“ラスタ/ベクトルスライダ”は、適切に高い平坦化の度合いが得られることを確実にするように、適切に低い設定に設定される必要がある。
一部の実施形態においては、上記のように、平坦化は、所望の結果が達成されるまで、反復して異なる度合いが適用されることが可能である。第2オプションは、警告ウィンドウによりユーザに通信することであり、他の通信はテストが失敗と示したもの、即ち、所望の色補正エラーレベルを満足しない失敗であり、その時点で、オペレータは次のアクションのコースを決定することが可能である。平坦化の度合いを変え、次いで、許容可能なデルタEのエラーが観測されるかどうかを判定する反復処理は、何れの特定のページ記述ファイルについての平坦化の許容可能な度合いを決定するように用いられることが可能である。
例えば、75%乃至90%のような高い平坦化の度合いに対する失敗の場合、その処理は、テストのような高分解能データ及び低分解能CT情報の品質を維持する有利点を有するKPG MatchFlow Composer又は類似する技術を用いて、そのファイルを自動的に処理することが可能である。上記のような不利点としては、ページの出力中に大きいファイルサイズ及びゆっくりした処理時間を含む。この場合、全部のRIP方法は、選択的平坦化が許容可能な結果を生成することを失敗する限定的例で用いられることが可能である。
代替の実施形態においては、システムは、ページ記述ファイル内のどの領域が平坦化を必要としているか及びどの領域が層ではないかを自動的に決定することが可能である。そのようなシステムはまた、SmoothShadeコマンド及びGradientBlendオブジェクトの正のスムーズな特性を、制御ポイントによりオブジェクトを副分割することにより、又はそのオブジェクトをオリジナルのサブ領域であるより小さいオブジェクトに分割することにより、保つことが可能である。また、そのような実施は、上記のエッジなどの適用において説明した実施と類似している。
しかしながら、それらのような“インテリジェントな”方法がそれらの複雑性のために利用可能でないとき、特定のアプリケーションが、PDFフォーマットファイルにおいて色を正確に変換するように、選択的平坦化を実行する手段としてページ記述言語のかつてのバージョンへのエクスポートで用いるように意図された、Adobe社のAcrobat Proのようなソフトウェアを適合されることは適切である。上記のテストを実行することにより、ユーザ又はシステムは、許容可能な結果が所定のページ記述ファイル又はファイルのクラスについて与えられることを確認することができる。テストに対する回答が否定的な場合、更に積極的な平坦化の方式が用いられ、テストが予測される結果を確実にするために反復されることが可能である。
平坦化傾斜のための一オプション又はスムーズなシェードオブジェクトは、生成された中間色について複数の基準点を有する類似したオブジェクトを再現することが可能である。オブジェクトが、色混合に関して、基本的に一次元(1D)である場合、オブジェクトの境界値間の範囲内にあるCMYK又はRGB値の線形アレイは中間色を適切に定義することが可能である。その傾斜が基本的に二次元(2D)である、即ち、複数の色境界により境界付けられている場合、2Dグリッドの基準点の幾つかの形式を用いることが可能である。ラスタ画像処理の前に、色が適切に明示的であるようにオブジェクトを再現するためのこのオプションは、ページ言語又はフォーマットにおけるそのような基準色点のための支援を前提としている。
ページ記述ファイルにおける色値の修正のためのシステムを示すブロック図である。 図1のシステムの一部を更に詳細に示すブロック図である。 本発明の実施形態に従った色補正の一部として選択的平坦化を必要とする暗示的カラーコマンドの領域を有するページ記述ファイルのレンダリングを示す図である。 本発明の実施形態に従った暗示的カラーコマンドの領域から変換された明示的カラーコマンドの領域を有する選択的に平坦化されたページ記述ファイルのレンダリングを示す図である。 ページ記述ファイルにおける色値の修正のための方法を示すフロー図である。

Claims (2)

  1. ページ記述ファイルの平坦化バージョンを生成するように平坦化の度合いで前記ページ記述ファイルを平坦化する段階であって、該平坦化は、前記ページ記述ファイルにおける表色に関連する複雑なコマンド又はオブジェクトをより複雑度が低いコマンド又はオブジェクトに変換する、段階;
    前記ページ記述ファイルの前記平坦化バージョンにより特定された色値を補正する段階;
    色補正された前記ページ記述ファイルの前記平坦化バージョンを、第1ビットマップを生成するように、ラスタ画像処理する段階;
    前記ページ記述ファイルの非平坦化バージョンを、第2ビットマップを生成するように、ラスタ画像処理する段階;
    ラスタ入力処理された前記ページ記述ファイルの非平坦化バージョンから生成された前記第2ビットマップにより特定された色値を補正する段階;及び
    前記第1ビットマップと前記第2ビットマップとの間の色誤差を決定する段階;
    を有する方法であって、
    前記平坦化する段階は、明示的色定義のみを用いるオブジェクトに、明示的色定義により暗示的に色定義された少なくとも一部のオブジェクトの部分を有する前記ページ記述ファイルにおける少なくとも一部のオブジェクトを変換する段階を有
    前記色誤差に基づいて平坦化の度合いを調整する;
    方法。
  2. 請求項1に記載の方法であって、前記色誤差は、前記第1ビットマップ及び第2ビットマップにおける画素についての色値間の平均差分及び最大差分を有する、ことを特徴とする方法。
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