JP5718739B2 - 水田作業機の整地装置 - Google Patents
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Description
前記駆動軸のうちの前記支持部材から機体横外側に突出する端部で前記駆動軸と一体回転自在に支持されるサイド整地輪体を設け、
前記サイド整地輪体を、前記駆動軸の端部に連結される回転板部とこの回転板部の外周側部の回転板部周方向での複数箇所に設けた整地爪部とを備えて構成し、
前記整地爪部それぞれの前記回転板部の機体横内側向きの側面から内側に突出する内向き突出長さを、前記回転板部の機体横外側向きの側面から外側に突出する外向き突出長さ
より長く設定し、
前記サイド整地輪体のボス部を、前記駆動軸の端部における端面に当て付けて連結ボルトによって締め付け連結されるように構成し、
前記連結ボルトは、前記ボス部を挿通して前記端部に装着されるように構成してある。
前記駆動軸のうちの前記支持部材から機体横外側に突出する端部で前記駆動軸と一体回転自在に支持されるサイド整地輪体を設け、
前記サイド整地輪体を、前記駆動軸の端部に連結される回転板部とこの回転板部の外周側部の回転板部周方向での複数箇所に設けた整地爪部とを備えて構成し、
前記整地爪部それぞれを、前記回転板部の機体横外側向きの側面から外側に突出せず、前記回転板部の機体横内側向きの側面から内側に突出するよう形成し、
前記サイド整地輪体のボス部を、前記駆動軸の端部における端面に当て付けて連結ボルトによって締め付け連結されるように構成し、
前記連結ボルトは、前記ボス部を挿通して前記端部に装着されるように構成してある。
図1に示すように、水田作業機は、右及び左の前輪1、右及び左の後輪2で支持された走行機体Aの後部に、リンク機構3により6条植型式の苗植付装置5(作業装置に相当)が昇降自在に支持され、リンク機構3を昇降駆動する油圧式の昇降シリンダ4が備えられて構成されている。後述するように、苗植付装置5が、田面Gに接地する作業位置と田面Gから大きく離れて上方する非作業位置(リンク機構3の上限位置)とにわたって昇降シリンダ4により昇降自在に構成されている。
図1,2,4に示すように、苗植付装置5は、1個のフィードケース17、3個の伝動ケース6、伝動ケース6の後部に回転駆動自在に支持された一対の回転ケース7、回転ケース7の両端に備えられた一対の植付アーム8、左右中央に位置する接地フロート9(以下、センターフロート9という)、及び、左右両側に位置する接地フロート11(以下、サイドフロート11という),6個の苗のせ面を備えて左右方向に往復横送り駆動される苗のせ台10、苗のせ台10の苗のせ面それぞれに備えられた縦送り機構25等を備えて構成されている。左右方向に延びる角筒状のメインフレーム18に、フィードケース17及び伝動ケース6が固定されており、フィードケース17がリンク機構3の後部下部の前後軸芯P1(図3参照)周りに左右揺動自在に支持されている。
図3,4に示すように、整地装置53は、苗植付装置5の左右の横端部に各別に位置する左右一対の支持部材81,81に回転自在に支持される機体横向きの断面形状が正方形の駆動軸61と、左側の支持部材81より機体横内側及び右側の支持部材81より機体横内側に位置する箇所、すなわち左右一対の支持部材81,81の間に位置する箇所で駆動軸61に一体回転自在に支持される整地ロータ62と、左側の支持部材81より機体横外側に位置する箇所で駆動自在に支持される左側のサイド整地輪体90と、右側の支持部材81より機体横外側に位置する箇所で駆動自在に支持される右側のサイド整地輪体90とを備えて構成してある。
図4に示すように、伝動ケース6に備えられた入力軸32に接続された伝動軸75が、ボス部材64及び支持部材81の内部に配置されている。支持部材81の内部において、伝動軸75にスプロケット78が相対回転自在に外嵌され、駆動軸61にスプロケット79が固定されて、スプロケット78,79に亘って伝動チェーン80が巻回されており、伝動軸75とスプロケット78との間に安全クラッチ77が備えられている。
昇降操作装置は、メインフレーム18に固定された支持フレーム52にステー52aを介して支持される電動モータ56、支持フレーム52に横軸芯P3周りに上下揺動自在に支持される扇型の昇降ギヤ54、昇降ギヤ54と駆動軸61とに取付けられた昇降リンク58を備えている。
図13は、別の実施構造を備えたサイド整地輪体90を示す斜視図である。図14,15は、別の実施構造を備えたサイド整地輪体90を示す横断平面図である。これらの図に示すように、別の実施構造を備えたサイド整地輪体90では、整地爪94は、回転板部93の機体横外側向きの側面93aから外側に突出せず、回転板部93の機体横内側向きの側面93bから内側に内向き突出する機体横方向長さを備えて構成してある。別の実施構造を備えたサイド整地輪体90は、この点以外の点では、上記した実施形態で説明したサイド整地輪体90と同じ構成を備えている。
(1)上記した実施形態では、支持部材81より機体横内側に位置する整地ロータ62を、小外径のセンタ整地ロータ部62Bと大外径のサイド整地ロータ部62Aとを備えて構成した例を示したが、外径が同じセンタ整地ロータ部62Bとサイド整地ロータ部62Aとを備えて構成してもよい。また、支持部材81より機体横内側に位置する整地ロータ62として、機体横方向に一連の整地ロータを採用して実施してもよい。
61 駆動軸
61a 駆動軸の端部
62 整地ロータ
81 支持部材
90 サイド整地輪体
91 ボス部
92 板状体
93 回転板部
93a 機体横外側向きの側面
93b 機体横内側向きの側面
94 整地爪部
95 環状支持部
97 凹入部
99a 開口
100 連結ボルト(ボス部を駆動軸に連結する連結ボルト)
101a 連結ボルトの端部
101 連結ボルト(板状体と回転板部とを連結する連結ボルト)
C 中央位置
T1 外向き突出長さ
T2 内向き突出長さ
Claims (6)
- 作業装置の横端部に位置する支持部材に回転自在に支持される駆動回転自在な機体横向きの駆動軸と、前記支持部材より機体横内側で前記駆動軸に一体回転自在に支持される整地ロータとを備えた水田作業機の整地装置であって、
前記駆動軸のうちの前記支持部材から機体横外側に突出する端部で前記駆動軸と一体回転自在に支持されるサイド整地輪体を設け、
前記サイド整地輪体を、前記駆動軸の端部に連結される回転板部とこの回転板部の外周側部の回転板部周方向での複数箇所に設けた整地爪部とを備えて構成し、
前記整地爪部それぞれの前記回転板部の機体横内側向きの側面から内側に突出する内向き突出長さを、前記回転板部の機体横外側向きの側面から外側に突出する外向き突出長さより長く設定し、
前記サイド整地輪体のボス部を、前記駆動軸の端部における端面に当て付けて連結ボルトによって締め付け連結されるように構成し、
前記連結ボルトは、前記ボス部を挿通して前記端部に装着されるように構成してある水田作業機の整地装置。 - 作業装置の横端部に位置する支持部材に回転自在に支持される駆動回転自在な機体横向きの駆動軸と、前記支持部材より機体横内側で前記駆動軸に一体回転自在に支持される整地ロータとを備えた水田作業機の整地装置であって、
前記駆動軸のうちの前記支持部材から機体横外側に突出する端部で前記駆動軸と一体回転自在に支持されるサイド整地輪体を設け、
前記サイド整地輪体を、前記駆動軸の端部に連結される回転板部とこの回転板部の外周側部の回転板部周方向での複数箇所に設けた整地爪部とを備えて構成し、
前記整地爪部それぞれを、前記回転板部の機体横外側向きの側面から外側に突出せず、前記回転板部の機体横内側向きの側面から内側に突出するよう形成し、
前記サイド整地輪体のボス部を、前記駆動軸の端部における端面に当て付けて連結ボルトによって締め付け連結されるように構成し、
前記連結ボルトは、前記ボス部を挿通して前記端部に装着されるように構成してある水田作業機の整地装置。 - 前記ボス部を、前記サイド整地輪体の回転軸芯方向での中央位置に対して前記支持部材側に偏倚させてある請求項1又は2記載の水田作業機の整地装置。
- 前記回転板部の外周縁部から機体横内側向きに延出され、かつ前記回転板部の全周にわたる環状に形成されて前記整地爪部それぞれを支持する環状支持部を備えてある請求項1〜3のいずれか一項に記載の水田作業機の整地装置。
- 前記環状支持部によって形成される前記サイド整地輪体の機体横内側向き開口を閉じるように前記環状支持部の延出端側に配備される板状体を備えてある請求項4記載の水田作業機の整地装置。
- 前記板状体と前記回転板部とを連結する連結ボルトの端部が入り込む凹入部を、前記回転板部の外向き側面に設けてある請求項5記載の水田作業機の整地装置。
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Family Applications (1)
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JP2011135753A Active JP5718739B2 (ja) | 2011-06-17 | 2011-06-17 | 水田作業機の整地装置 |
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