JP4519481B2 - 乗用作業車 - Google Patents

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Description

本発明は、小型4輪乗用作業車の後部に作業機を取り付けるための構成に関し、特に、左右方向に複数の作業ユニットを並設した作業機を4輪乗用管理機の後部装着し、走行部の本機から作業機に動力を伝達するようにする技術に関する。
従来から、小型乗用作業車として、4輪乗用管理機の後部に作業機を装着し、該作業機に走行部の本機側から作業機に動力を伝達するようにした技術は公知となっている。(例えば、特許文献1参照)。この技術は、機体後部に2点リンク式の如く配置した作業機装着装置にロータリ耕耘装置を装着するとともに、機体後部の左右中央部において、PTO軸を左右方向に配置して、一端に伝動ケースを上下回動自在に取り付けて、該伝動ケースを介してロータリ耕耘装置の耕耘伝動ケースの上部に動力を伝達するようにしていた。
また、畝と畝の間の中耕管理作業等を行えるように、左右幅方向に複数の作業ユニットを配置して、該作業機を昇降可能、かつ、動力を本機から伝達できるようにした技術も公知となっている。(例えば、特許文献2参照)。この技術は、畝と畝の間の中耕等を行うためにロータリ機を左右方向に複数配置し、前輪と後輪の間で昇降可能に構成している。
特開平11−123947号公報 特開平11−225504号公報
このような作業車において、前者の技術では、PTO軸より前側の伝動ケース及び後側の伝動ケースを介してロータリ耕耘装置の耕耘伝動ケースの上部に動力を伝達する構成であったので、前側の伝動ケースがロータリ耕耘装置の前上方に位置して、作業機装着装置によりロータリ耕耘装置を上げるときには、前側の伝動ケースが邪魔となり、あまり高く上昇させることができなかった。また、後側の伝動ケースを耕耘伝動ケースと着脱可能に構成していたために、作業機を変更するときには、作業機を側方に移動させなければならず、作業がやり難かったのである。
また、後者の技術では、前輪と後輪の間に作業機装着装置に左右方向にツールバーを横設し、該ツールバーの左右と中央に作業機としてロータリ作業機の前上部を取り付けていたので、作業機を上昇させる場合、ツールバーは前後に配置した機体フレームよりも上方に上げることはできず、旋回時等で作業機の下部が畝等を引っ掛けることがあった。また、ツールバーを伝動軸等との干渉を避けるために下方位置に配置すると、畝上に栽培した作物と干渉するおそれがあり、できるだけ高い位置に配置することが望まれる。
本発明は、走行部の後部に作業機への動力伝達部を容易に着脱できるようにするとともに、左右方向に複数配設する作業機をできるだけ高い位置まで上昇できるようにするものである。
本発明の解決しようとする課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するための手段を説明する。
請求項1においては、走行部(10)の後部に作業機装着装置(17)を設け、該作業機装着装置(17)は乗用作業車のフレーム(21)に昇降リンク(11)の前端を枢支し、該昇降リンク(11)の後部にヒッチ(18)を装着し、該ヒッチ(18)の左右方向に取付杆(97)を支持して構成し、該取付杆(97)に複数の作業機を並設して装着し、該昇降リンク(11)を油圧シリンダ(14)で昇降可能とした乗用作業車において、該昇降リンク(11)の左右両側の後上頂部には、上方に開放した凹状の係合部(11a)を形成し、前記ヒッチ(18)の前上部に横架したピン(77)を上方から係合可能とし、該昇降リンク(11)の左右両側の後下頂部には、後方に開放した凹状の係合部(11b)を形成し、該ヒッチ(18)の下部に横架したピン(78)を係合可能として、前記作業機装着装置(17)にヒッチ(18)をワンタッチ操作で着脱可能に構成し、前記係合部(11b)の前部に支点軸(79)を軸支し、該支点軸(79)の左右中央にはロックアーム(79a)を固設して後方へ突出し、前記支点軸(79)の一端に、ロックレバー(80)を連接し、該ロックレバー(80)を回動することで、前記ロックアーム(79a)を、前記ヒッチ(18)のピン(78)に係合させてロック可能に構成し、該ロックレバー(80)は作業機装着装置(17)の一外側に位置し、作業機への動力伝達手段よりも機体内側に配置したものである。
請求項2においては、請求項1記載の乗用作業車において、前記ヒッチ(18)から、各作業ユニット(100)を取り付ける取付杆(97)を側方へ突出し、該取付杆(97)は左右に分割し、該左右の取付杆(97L・97R)を、下方に平行に配置した補強フレーム(95)により連結固定し、一方の取付杆(97L)の機体中央側は、該ヒッチ(18)の外側面に固設し、他方の取付杆(97R)の機体中央側は、該ヒッチ(18)に連結固定しない構成とし、複数の作業ユニット(100)を取り付けるために左右水平方向横設した取付杆(97)の左右略中央部に凹状の空間(98)を構成し、該凹状の空間(98)に作業機への動力伝達手段を配置したものである。
請求項3においては、請求項1又は請求項2記載の乗用作業車において、前記動力伝達手段を前伝動ケース(101)と後伝動ケース(102)より構成し、該前伝動ケース(101)を着脱可能に構成したものである。
請求項4においては、請求項3記載の乗用作業車において、前記前伝動ケース(101)をチェーンケースにより構成し、該チェーンケースを前後反転して変速可能に構成したものである。
本発明の効果として、以下に示すような効果を奏する。
請求項1の如く、走行部(10)の後部に作業機装着装置(17)を設け、該作業機装着装置(17)は乗用作業車のフレーム(21)に昇降リンク(11)の前端を枢支し、該昇降リンク(11)の後部にヒッチ(18)を装着し、該ヒッチ(18)の左右方向に取付杆(97)を支持して構成し、該取付杆(97)に複数の作業機を並設して装着し、該昇降リンク(11)を油圧シリンダ(14)で昇降可能とした乗用作業車において、該昇降リンク(11)の左右両側の後上頂部には上方に開放した凹状の係合部(11a)を形成し、前記ヒッチ(18)の前上部に横架したピン(77)を上方から係合可能とし、該昇降リンク(11)の左右両側の後下頂部には後方に開放した凹状の係合部(11b)を形成し、該ヒッチ(18)の下部に横架したピン(78)を係合可能として、前記作業機装着装置(17)にヒッチ(18)をワンタッチ操作で着脱可能に構成し、前記係合部(11b)の前部に支点軸(79)を軸支し、該支点軸(79)の左右中央にはロックアーム(79a)を固設して後方へ突出し、前記支点軸(79)の一端に、ロックレバー(80)を連接し、該ロックレバー(80)を回動することで、前記ロックアーム(79a)を、前記ヒッチ(18)のピン(78)に係合させてロック可能に構成し、該ロックレバー(80)は作業機装着装置(17)の一外側に位置し、作業機への動力伝達手段よりも機体内側に配置したので、作業機を作業機装着装置に装着するときには、ロックレバーを操作して確実にロックした状態にした後に動力伝達手段を取り付ける。このとき動力伝達手段を退避させることで着脱操作やロックレバーの操作は容易にできる。そして、装着後には動力伝達手段によりロックレバーが遮蔽されて不意にロックレバーに触れることがなく、外れることもない。また、作業ユニットを外すときには、まず動力伝達手段を退避させてロックレバーを操作するので、作業機装着装置からヒッチを外して動力伝達手段で作業ユニットの荷重を受けて動力伝達部を傷めるようなことがない。
つまり、動力伝達手段と作業機装着装置の間にロックレバーが配置されているので、該ロックレバーは動力伝達手段に遮蔽される如く配置されて不意に触れることがなく、誤って作業ユニットが外れることを防止している。
請求項2に記載の如く、請求項1記載の乗用作業車において、前記ヒッチ(18)から、各作業ユニット(100)を取り付ける取付杆(97)を側方へ突出し、該取付杆(97)は左右に分割し、該左右の取付杆(97L・97R)を、下方に平行に配置した補強フレーム(95)により連結固定し、一方の取付杆(97L)の機体中央側は、該ヒッチ(18)の外側面に固設し、他方の取付杆(97R)の機体中央側は、該ヒッチ(18)に連結固定しない構成とし、複数の作業ユニット(100)を取り付けるために左右水平方向横設した取付杆(97)の左右略中央部に凹状の空間(98)を構成し、該凹状の空間(98)に作業機への動力伝達手段を配置したので、凹状の空間は取付杆を左右に分割してその間に構成でき、大きな構造変更を要することがなく、他の部材と干渉することなく構成できる。
また、動力を伝達する手段を低い位置に配置でき、動力伝達手段と本機との間隔を大きくすることができて、作業機を高く上昇させることができる。また、左右方向に配置する作業機入力軸も低い位置に配置することができ、該作業機入力軸を収納するケースをコンパクトに構成できる。
請求項3の如く、請求項1又は請求項2記載の乗用作業車において、前記動力伝達手段を前伝動ケース(101)と後伝動ケース(102)より構成し、該前伝動ケース(101)を着脱可能に構成したので、前伝動ケース101を後伝動ケース102より小さく構成して、取り扱いを容易にすることができ、そして、前伝動ケース101は側方へ移動させることで外すことができ、作業機自体を側方へ移動させることなく、作業機を着脱できるようになる。
また、歯数の異なるスプロケットまたは歯車を収納した前伝動ケースと交換することで変速が容易にできる。
請求項4の如く、請求項3記載の乗用作業車において、前記前伝動ケース(101)をチェーンケースにより構成し、該チェーンケースを前後反転して変速可能に構成したので作業機の回転数を前伝動ケースを反転させるだけで変更でき、作業範囲を拡大することができる。
次に、発明の実施の形態を説明する。図1は本発明の乗用作業車の全体側面図、図2は同じく平面図、図3は機体フレームと伝動軸ケースの平面図、図4は同じく側面図、図5はヒッチと伝動ケース部分の側面図、図6は同じく平面図、図7は同じく前方の斜視図、図8は同じく後方斜視図である。
まず、本発明の乗用作業車として高床式の4輪乗用管理機を実施例として、図1、図2を用いて全体構成について説明する。本発明に係る乗用管理機は、自走可能な走行部10の後部に作業機装着装置17を設け、該作業機装着装置17に各種作業機を装着可能としている。該作業機装着装置17は後述する下部フレーム21に昇降リンク11を枢支し、該昇降リンク11の後部にヒッチ18を装着し、該ヒッチ18に作業ユニット100として本実施例ではロータリ耕耘装置を左右方向に3台並設して作業機として装着している。前記昇降リンク11と機体フレーム20との間には油圧シリンダ14が介装されて作業機を昇降可能としている。
走行部10は、機体フレーム20上の前後左右略中央部にミッションケース2を配置し、該ミッションケース2の前部の左右側部にそれぞれ前車輪伝動軸ケース(フロントアクスルケース)3・3を連動連設し、該前車輪伝動軸ケース3・3の外側端に前輪4・4を前車軸4a・4aを介して取り付けている。前記機体フレーム20の後部左右側部にクロスフレーム19を横設し、該クロスフレーム19の外側端に後車輪伝動軸ケース(リアアクスルケース)5・5をそれぞれ設け、該後車輪伝動軸ケース5・5に後輪7・7を後車軸7a・7aを介して取り付け、ミッションケース2の左右側部と左右後車輪伝動軸ケース5・5との間に、それぞれ伝動シャフトケース6・6とサイドフレーム16・16を介設して、車体支持構造体を構成している。
そして、機体フレーム20の前部上には、運転部9を設け、後部にエンジン24を配置してボンネット25で覆っている。該エンジン24は前記ミッションケース2の後部であって、クロスフレーム19の上方に配置し、後述する外周フレーム22の内側に配置している。前記ボンネット25の両側及びその前方はサイドカバー31・31で覆っている。前記エンジン24の下方に燃料タンク27を配設し、該エンジン24の出力軸からベルト等の動力伝達手段を介してミッションケース2内の変速装置に伝えると共に、ベルトまたはチェーン等の動力伝達手段を介して後部に配置したPTO軸15に動力を伝達する構成としている。
機体フレーム20は、図1〜図4に示すように、下部フレーム21と外周フレーム22と補助フレーム23からなり、該外周フレーム22はパイプ状の鋼材を略四角形状に走行部の外周に配置し、前部は低く前輪4の前上方に位置させ、後部は徐々に高くして後輪7よりも所定距離高い位置まで延設している。該外周フレーム22の後部は左右方向に横設するサブフレーム22aで連結している。下部フレーム21は左右一対のパイプ状の鋼材を側面視略L状に折り曲げて構成して、屈曲部を下方に突出した形状で後上端を前記サブフレーム22aの左右中央部に連結固定している。該下部フレーム21は外周フレーム22の後端に位置するサブフレーム22aの左右中部から下方に延設し、側面視で後輪7の車輪軸7a上部位置近傍で屈曲して前方へ延設し、ミッションケース2の後部下面に連結固定している。ミッションケース2の前部は前車輪伝動軸ケース3等を介して外周フレーム22と連結されて、機体フレーム20の剛性を得ている。前記左右の下部フレーム21・21の屈曲部に左右方向にクロスフレーム19を横設して、この部分より下部フレーム21を後上方へ立上げている。
前記外周フレーム22は平面視略U字状に構成した主フレームの左右間を、前後方向の後部と中途部においてサブフレーム22a・22bと補助フレーム23により連結して剛性をアップしている。側面視において、該外周フレーム22の前部は逆「へ」字状に折り曲げられ、この折り曲げられた外周フレーム22前部で囲まれた空間に足置き用のフロアフレームを固設し、該フロアフレームの下面の前則部または外周フレーム22の前側部から外側下方にステップ34が突設されている。
前記補助フレーム23は正面視門型に構成し、該外周フレーム22の下部を座席35後側部位置の外周フレーム22の前後中途部上で後方へ傾倒可能に取り付け、倉庫等に格納するときに補助フレーム23の上端が鴨居等に当たりそうな場合には後方へ回動できるようにしている。
前記運転部9は外周フレーム22の前部上に配置しており、図1に示すように、外周フレーム22の前部のフロアフレーム上にハンドルポスト26を立設し、該ハンドルポスト26内にハンドル支軸28を軸支して、該ハンドル支軸28上端にハンドル29を取り付けている。該ハンドルポスト26の側部にPTOクラッチレバー32やブレーキレバーやアクセルレバー等配設している。前記ハンドル支軸28の下端とミッションケース2の下部との間には前車輪操舵機構30を介設している。
そして、ミッションケース2上部には、座席支持機枠を介して座席35を載置し、該座席35の進行方向右側に主変速操作レバーと副変速操作レバーとを配設する一方、左側に作業機の昇降操作レバー38や耕深調節操作レバー等を配設している。
次に、作業ユニット100を取り付けるための作業機装着装置17について、図5、図6、図7、図8より説明する。走行部10の後部の左右略中央に位置する前記メインフレーム21の下部後面には軸受体76が固設され、該軸受体76に支持パイプが左右方向に横設され、該支持パイプにPTO軸15が回転自在に支持されている。左右の軸受体の間の支持パイプ上に昇降リンク11の前部が枢支され、該昇降リンク11は平面視コ字状に構成されて後方が開放され、側面視三角形状に構成されて、前部の頂部が支持パイプに枢支されている。左右両側の後上頂部には上方に開放した凹状の係合部11a・11aが形成されて、ヒッチ18の前上部に横架したピン77・77を係合可能としている。左右両側の後下頂部には後方に開放した凹状の係合部11b・11bが形成されて、ヒッチ18下部に横架したピン78を係合可能としている。
また、前記係合部11b・11bの前部には支点軸79を軸支し、該支点軸79の左右中央にはロックアーム79aを固設して後方へ突出している。前記支点軸79の一端にはロックレバー80を固設して、該ロックレバー80を後方へ回動することで、ロックアーム79aを前記ヒッチ18のピン78に係合させてロックできるようにしている。該ロックレバー80は作業機装着装置17の一外側に位置し、後述する動力伝達手段となる前伝動ケース101と後伝動ケース102よりも機体内側に配置されている。つまり、動力伝達手段と作業機装着装置17の間にロックレバー80が配置されて、該ロックレバー80は動力伝達手段に遮蔽される如く配置されて不意に触れることがなく、誤って作業ユニット100外れることを防止している。前記係合部11a・11aの後部には支持軸90が横設され、該支持軸90に前記油圧シリンダ14の下端が枢支されている。前記ヒッチ18は平面視コ字状に構成して前方を開放し、前上部両側にピン77・77を横架し、前下部にピン78を横架している。
以上のような構成において、作業ユニット100を取り付ける場合には、まず、油圧シリンダ14を伸長させて昇降リンク11を下降させた状態としてヒッチ18の下部に昇降リンク11の後部を位置させる。この状態から油圧シリンダ14を縮小させて昇降リンク11を上昇させ、係合部11a・11aをヒッチ18の前上部のピン77・77に係合させ、更に昇降リンク11を上昇させて係合部11b・11bにピン78を係合させる。そして、ロックレバー80を後方へ回動して、ロックアーム79aをヒッチ18のピン78に係合させてロックするのである。こうして、昇降リンク11にヒッチ18を固定してPTO軸15を中心に作業ユニット100を昇降できるようになるのである。
そして、前記ヒッチ18から側方に取付杆(ツールバー)97を横設しており、該取付杆97は左右に分割されて、その下方に配置した補強フレーム95により連結固定されている。即ち、ヒッチ18の後下部には補強フレーム95を横設してヒッチ18と補強フレーム95を一体化している。該補強フレーム95の両側上には連結体96・96が固設され、該連結体96・96上から左右水平方向に取付杆97L・97Rが左右両外方向に延設されて、取付杆97L・97Rと補強フレーム95を上下平行に配置している。該取付杆97L・97Rは同一軸心上に配置され、該取付杆97L・97Rと補強フレーム95は同じ部材で構成され、本実施例では鋼製の角パイプで構成している。
そして、一方(本実施では左側)の取付杆97Lの機体中央側は、ヒッチ18の外側面に固設されて取付杆97Lとヒッチが一体化されている。他方の取付杆97Rの機体中央側とヒッチ18は連結固定しない構成としている。つまり、複数の作業ユニット100を取り付けるために左右水平方向横設した取付杆97の左右略中央部に凹状の空間98を構成しており、本実施例では、ヒッチ18の進行方向右側部に凹状の空間98を構成している。即ち、取付杆97Rの機体中央側と補強フレーム95とヒッチ18により上方を開放した凹状の空間98を形成している。該凹状の空間98に作業機への動力伝達手段となる後述する後伝動ケース102を配置している。また、該凹状の空間98内のヒッチ18側面に伝動軸支持体99が固設されて該伝動軸支持体99とヒッチ18を一体化している。該伝動軸支持体99は後方へ延出して作業機入力軸120を左右水平方向に回転自在に支持している。該作業機入力軸120上に後伝動ケース102の後部を支持して前後回動可能とし、前記伝動軸支持体99の外側部に後伝動ケース102を配置して、該伝動軸支持体99と後伝動ケース102はボルト等で固定可能としている。
前記ヒッチ18の下端及び後部には左右中央の作業ユニット100が取り付けられている。つまり、作業ユニット100となるロータリ耕耘装置は図1に示すように、ビーム110の前端がヒッチ18の下部後面に固設され、該ビーム110の前部に耕耘伝動ケース111を上下方向に配置し、該耕耘伝動ケース111の上部には作業機入力軸120を貫通し、耕耘伝動ケース111の下部には耕耘爪軸112を横架し、該耕耘爪軸112上に複数の耕耘爪を植設している。
また、前記ビーム110の下面には耕耘カバー113が配設されて、前記耕耘爪の回動軌跡の上方及び上側方を覆って耕耘した土の飛散を防止している。ビーム110の後端には尾輪114が上下調節可能に配置され、該尾輪113の高さを調節することで耕耘深さを設定可能としている。このように構成した作業ユニット100が前記取付杆97上に複数並設できるようにしている。但し、中央の作業ユニット100以外の取付杆97上に取り付けられる作業ユニットのビーム110前部には、取付杆97に嵌合固定するための固定部材が設けられ、左右位置調節可能に構成している。
次に、前記PTO軸15から作業ユニット100に動力を伝達するための動力伝動構成について説明する。図1、図5、図6に示すように、PTO軸15の左右一側(本実施例では左側)には、入力プーリー103が固設され、ベルトやプーリー等を介してエンジン24から動力を伝えるようにしている。該PTO軸15の他端(本実施例では右端)は軸受体76より突出してスプラインを形成している。該スプライン部分に前伝動ケース101内に収納したスプロケット121をスプライン嵌合している。該スプロケット121は前伝動ケース101に軸受を介して回転自在に支持されている。
前記前伝動ケース101の他側(後側)はスプロケット122が軸受を介して回転自在に支持され、該スプロケット122は伝動軸123にスプライン嵌合されている。前記スプロケット121とスプロケット122にはチェーンが巻回されて動力を伝達できるように構成している。該スプロケット121とスプロケット122の歯数は異なるようにして、減速または増速して動力を伝達するようにしている。なお、PTO軸15のスプライン部分と伝動軸123のスプライン部分は同形状として、スプロケット121・122のいずれも嵌合できるようにしている。また、前伝動ケース101内のスプロケットの歯数を変更することで任意の変速が得られる。
前伝動ケース101の他側(後部)の側面は後伝動ケース102の前側部に嵌合可能に構成しており、該前伝動ケース101の前後中央部には取付孔を左右方向に開口している。なお、前伝動ケース101の一側(前部)の側面も後伝動ケース102の前側部に嵌合可能に構成している。一方、後伝動ケース102の前部から取付ステー103aが前方に突出され、前伝動ケース101を後伝動ケース102の前部に嵌合して、取付孔にノブ付ボルト124を挿入して取付ステー103aに螺装固定できるようにし、前伝動ケース101と後伝動ケース102が略前後方向に一直線上に配置するようにして動力伝達手段を構成している。
このように構成することによって、ノブ付ボルト124を外すことにより、前伝動ケース101は側方へ抜き取って外すことができ、走行部10から作業ユニット100への動力伝達を絶つことができ、前記ロックレバー80を解除して作業ユニット100を外すことができるのである。また、前伝動ケース101を前後反転させて取り付けることにより、PTO軸15から伝動軸123への伝動回転数を変更(変速)することができるのである。
前記後伝動ケース102の前部内の伝動軸123上にスプロケットが固設され、後伝動ケース102の後部に作業機入力軸120を貫通して、該作業機入力軸120上にスプロケットを固定して、該スプロケットと前記スプロケット間にチェーンを巻回して動力を伝達できるようにしている。但し、前伝動ケース101及び後伝動ケース102内の動力伝達はチェーン方式に限定することなく、歯車やシャフト等により動力を伝達する構成とすることも可能である。前記後伝動ケース102の前後中央部にはノブボルトによって前記伝動軸支持体99に固設するようにしている。
前記作業機入力軸120は左右両側方に延設され、ヒッチ18後部に配設した作業ユニット100、及び、取付杆97L・97R上に取り付けた作業ユニット100に動力を伝達可能としている。そして、各作業ユニット100において、作業機入力軸120は耕耘伝動ケース111上部に貫通されて、該作業機入力軸120上にスプロケットを固定して、該スプロケットよりチェーン、スプロケットを介して耕耘伝動ケース111下部に配置した耕耘爪軸112を駆動できるようにしている。
以上のような構成において、PTO軸15から作業ユニット100の作業機入力軸120へ動力を伝達するためのケースを、前伝動ケース101と後伝動ケース102とにより構成し、前伝動ケース101は後伝動ケース102の前側部より前方に着脱可能に延設している。本実施例では前述のようにノブ付ボルト124と取付ステー103aにより着脱可能に固定する構成としているが、ワンタッチ係止具とガイド部材等で固定することも可能であり限定するものではない。
後伝動ケース102の前後中央部に前記凹状の空間98が位置し、後伝動ケース102は該凹状の空間98を前後方向に貫通する如く配置している。即ち、作業ユニット100を取り付けるための取付杆97がビーム110の前方に位置する構成であると、つまり、図5における補強フレーム95の延長上に取付杆97を配置する構成であると、畝上の作物がある程度成長した時期に中耕作業等を行うと、取付杆と作物の上部が干渉して傷めてしまうことがある。また、ビーム110の前上方に取付杆を左右水平方向に延設した場合には、伝動ケースは取付杆を迂回させる必要があるために、取付杆の上方に伝動ケースを配置することになる。しかし、伝動ケースが取付杆の上方に配置すると、取付杆と走行部10の後端部との間隔が狭くなり、作業ユニットをPTO15を中心に回動して上昇させたときに、伝動ケースが機体後部に当接して、作業ユニットを高く上昇させることができなかったのである。また、伝動ケースが下方を迂回する構成であると、取付杆が高い位置となり、走行部10との間隔が狭くなり、作業ユニットを高く上昇させることはできない。
そこで、本発明では、取付杆97L・97Rを左右に分割して、取付杆97Lと取付杆97Rの間に空間98を形成して、補強フレーム95と連結体96とにより後伝動ケース102の下方を迂回して連結する構成としているのである。なお、連結体96は省いて取付杆97L・97Rと補強フレーム95を直接固設する構成とすることもでき、この固定方法は溶接であってもボルト等により固設することもできる。また、この連結体96の上下方向の長さを変更することで、凹状空間98の上下長さや幅を調整する構成とすることもできる。こうして、取付杆97L・97Rは畝上の作物と干渉することがなく、作業ユニット100を高く上昇させることが可能となって、機体を旋回させるときなど、ロータリが畝を崩すようなことを防止することができるのである。
そして、前記凹状の空間98の左右一側(進行方向左側)は伝動軸支持体99が配置されて凹状空間98の一側立ち上がり部を形成している。つまり、ヒッチ18と後伝動ケース102の間に伝動軸支持体99が配置されて、伝動軸支持体99をヒッチ18に固設することで、伝動軸支持体99が凹状空間98の一部を構成している。該凹状空間98の他側の立ち上がり部は取付杆97Rと連結体96により構成している。
また、図6に示すように、前記後伝動ケース102前部において、伝動軸支持体99と反対側、つまり、後伝動ケース102の外側には前伝動ケース101が配置されており、該前伝動ケース101と反対側(内側)には前記ロックレバー80が配置されている。前記作業機装着装置17はヒッチ18に対してワンタッチで着脱可能としており、該ロックレバー80を回動操作することによりヒッチ18(作業ユニット100)が外れないようにロックすることができ、このロックレバー80は前記後伝動ケース102を前記PTO軸15から動力を伝動する状態では邪魔になって操作し難い状態となっている。そして、作業ユニット100を外す場合には、前伝動ケース101を外し、後伝動ケース102を伝動軸支持体99に対して固定しているボルトを外すことにより、後伝動ケース102は作業機入力軸120を中心に後上方に回動することが可能となる。このように後伝動ケース102を後方に回動することによりロックレバー80の側方が開放されるようになり、容易にロックレバー80を操作でき、作業ユニット100を外すことができ、伝動手段を連結したまま外すようなことを防止することができるのである。逆に、前伝動ケース101を取り付けるときにロックレバー80がロック位置にあるか確認することができる。
また、該前伝動ケース101の後端は取付杆97Rよりも前方に配置され、作業ユニット100を昇降させた場合に干渉しないように配設している。つまり、前伝動ケース101は取付杆97Rの揺動軌跡外に配置している。また、後伝動ケース102の前部に前伝動ケース101を取り付けたまま後伝動ケース102を後方へ回動したときにも、前伝動ケース101は取付杆97Rに干渉しないようにしている。
本発明の乗用作業車の全体側面図。 本発明の乗用作業車の平面図。 機体フレームと伝動軸ケースの平面図。 機体フレームと伝動軸ケースの側面図。 ヒッチと伝動ケース部分の側面図。 ヒッチと伝動ケース部分の平面図。 ヒッチと伝動ケース部分の前方斜視図。 ヒッチと伝動ケース部分の後方斜視図。
10 走行部
17 作業機装着装置
18 ヒッチ
80 ロックレバー
97 取付杆
98 凹状の空間
100 作業ユニット
101 前伝動ケース
102 後伝動ケース

Claims (4)

  1. 走行部(10)の後部に作業機装着装置(17)を設け、該作業機装着装置(17)は乗用作業車のフレーム(21)に、昇降リンク(11)の前端を枢支し、該昇降リンク(11)の後部にヒッチ(18)を装着し、該ヒッチ(18)の左右方向に取付杆(97)を支持して構成し、該取付杆(97)に複数の作業機を並設して装着し、該昇降リンク(11)を油圧シリンダ(14)で昇降可能とした乗用作業車において、該昇降リンク(11)の左右両側の後上頂部には、上方に開放した凹状の係合部(11a)を形成し、前記ヒッチ(18)の前上部に横架したピン(77)を上方から係合可能とし、該昇降リンク(11)の左右両側の後下頂部には、後方に開放した凹状の係合部(11b)を形成し、該ヒッチ(18)の下部に横架したピン(78)を係合可能として、前記作業機装着装置(17)にヒッチ(18)をワンタッチ操作で着脱可能に構成し、前記係合部(11b)の前部に支点軸(79)を軸支し、該支点軸(79)の左右中央にはロックアーム(79a)を固設して後方へ突出し、前記支点軸(79)の一端に、ロックレバー(80)を連接し、該ロックレバー(80)を回動することで、前記ロックアーム(79a)を、前記ヒッチ(18)のピン(78)に係合させてロック可能に構成し、該ロックレバー(80)は作業機装着装置(17)の一外側に位置し、作業機への動力伝達手段よりも機体内側に配置したことを特徴とする乗用作業車。
  2. 請求項1記載の乗用作業車において、前記ヒッチ(18)から、各作業ユニット(100)を取り付ける取付杆(97)を側方へ突出し、該取付杆(97)は左右に分割し、該左右の取付杆(97L・97R)を、下方に平行に配置した補強フレーム(95)により連結固定し、一方の取付杆(97L)の機体中央側は、該ヒッチ(18)の外側面に固設し、他方の取付杆(97R)の機体中央側は、該ヒッチ(18)に連結固定しない構成とし、複数の作業ユニット(100)を取り付けるために左右水平方向横設した取付杆(97)の左右略中央部に凹状の空間(98)を構成し、該凹状の空間(98)に作業機への動力伝達手段を配置したことを特徴とする乗用作業車。
  3. 請求項1又は請求項2記載の乗用作業車において、前記動力伝達手段を前伝動ケース(101)と後伝動ケース(102)より構成し、該前伝動ケース(101)を着脱可能に構成したことを特徴とする乗用作業車。
  4. 請求項3記載の乗用作業車において、前記前伝動ケース(101)をチェーンケースにより構成し、該チェーンケースを前後反転して変速可能に構成したことを特徴とする乗用作業車。
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