JP5717983B2 - 部材の接合構造、建物、及び部材の接合方法 - Google Patents
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第1部材には、環状の定着部材が埋設されている。また、定着部材と、定着部材に連通する連通孔とにより、第1部材を貫通する貫通孔が形成されている。第2部材には、棒状の接合部材が挿入される接合孔が設けられている。
配置工程では、第1部材を貫通する貫通孔と、第2部材に設けられた接合孔とが連通するように、第1部材に対して第2部材を配置する。
充填工程では、接合孔に接合部材が挿入された後に、貫通孔と接合孔とに硬化剤を充填する。
まず、本発明の部材の接合構造について説明する。
そして、この状態で、心棒56の両端部に形成された雄ネジにナット62を捩じ込み、締め付けることによって、側型枠52、54に心棒56を固定する。
そして、脱型することにより、図5(c)に示すように、柱部材12が構築される。柱部材12には、シース管30、定着部材16及びシース管32が埋設され、シース管30、定着部材16及びシース管32によって貫通孔18が形成されている。
まず、図7(a)に示すように、配置工程では、柱部材12を貫通する貫通孔18と、梁部材14に設けられた接合孔20とが連通するように、柱部材12に対して梁部材14を配置する。図7(a)〜(c)の例では、柱部材12の接合面44と梁部材14の接合端面48との間に小さな隙間66を有するようにして、柱部材12に対して梁部材14が配置されている。
まず、図10(a)に示すように、継手部材としての差し込み式の機械式継手84のグラウト注入孔86からグラウト24を注入し、定着部材としての差し込み式の機械式定着部材88のグラウト排出孔90からグラウト24を排出して、機械式継手84、機械式定着部材88及び連通孔38にグラウト24を充填し硬化させる。
また、第1部材及び第2部材のどちらか一方を現場打ちコンクリートによって形成してもよい。
12 柱部材(第1部材)
14 梁部材(第2部材)
16 定着部材
18 貫通孔
20 接合孔
22 ねじ節鉄筋(接合部材)
24、78 グラウト(硬化剤)
28 鍔部
30、32 シース管(管材)
36、38 連通孔
80、88 機械式定着部材(定着部材)
82 異形鉄筋(接合部材)
Claims (5)
- 第1部材と第2部材とを接合する部材の接合構造において、
前記第1部材に埋設された環状の定着部材と、
前記定着部材の中空部、及び同孔径であり前記中空部の両端にそれぞれ連通して前記第1部材に設けられた連通孔を有して形成され前記第1部材を貫通する貫通孔と、
前記第2部材に設けられた接合孔と、
前記貫通孔と前記接合孔とが連通するように前記第1部材に対して前記第2部材を配置した状態で前記貫通孔の開口部から前記定着部材の中空部へねじ込まずに差し込んで通して前記接合孔へ挿入される棒状の接合部材と、
前記接合部材が前記接合孔へ挿入された後に前記定着部材よりも前記第2部材側にある前記連通孔と前記接合孔とに充填される硬化剤と、
を有する部材の接合構造。 - 前記連通孔は、前記第1部材に埋設された管材により形成されている請求項1に記載の部材の接合構造。
- 前記定着部材は、前記管材の外面よりも半径方向へ拡径した鍔部を備えている請求項2に記載の部材の接合構造。
- 請求項1〜3の何れか1項に記載された部材の接合構造を有する建物。
- 第1部材と第2部材とを接合する部材の接合方法において、
前記第1部材に埋設された環状の定着部材の中空部、及び同孔径であり前記中空部の両端にそれぞれ連通して前記第1部材に設けられた連通孔を有して形成され前記第1部材を貫通する貫通孔と前記第2部材に設けられた接合孔とが連通するように、前記第1部材に対して前記第2部材を配置する配置工程と、
前記貫通孔の開口部から前記定着部材の中空部へねじ込まずに差し込んで通して前記接合孔へ棒状の接合部材を挿入する接合工程と、
前記接合孔に前記接合部材が挿入された後に前記定着部材よりも前記第2部材側にある前記連通孔と前記接合孔とに硬化剤を充填する充填工程と、
を有する部材の接合方法。
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