JP4352947B2 - プレキャストコンクリート柱梁の接合構造 - Google Patents

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本発明は、鉄筋どうしを連結するための鉄筋連結用継手を用いた柱梁の接合構造に関する。
従来より、梁主筋等の鉄筋用の継手として、モルタル充填型継手が一般的に用いられている。モルタル充填型継手は、管状のスリーブの両側から鉄筋を挿入し、そのスリーブ内にモルタルを充填することにより鉄筋を連結する。
また、特許文献1には、梁主筋を柱コンクリートに定着するための定着構造が開示されている。この定着構造では、板状の定着部と、当該定着部の片側から突出し内周にねじ孔を有する筒状の突出部とを備えたねじ定着板を梁主筋にねじ込み、梁主筋とねじ孔との間にグラウトを注入することにより定着板を主筋に固定する。かかる定着構造によれば、梁主筋に引張力が作用すると、それに応じて、ねじ定着板の定着部にコンクリートから支圧力が作用し、これにより、梁主筋が柱コンクリートに定着される。この定着構造は、プレートナット工法と呼ばれており、その設計施工指針は非特許文献1に記載されている。
特許第2662150号公報 東京鐵鋼株式会社、”プレートナット工法設計施工指針(BCJ−C2280)”
ところで、本出願人は、特願2003−75125号において、プレキャストコンクリート(PCa)柱梁の接合構造を提案している。この接合構造は、図1に示すように、直方体状のPCa仕口パネル部材3を介して、PCa梁1をPCa柱4に接合するものである。PCa梁1の端部からは梁主筋1aを突出させ、この梁主筋1aをPCa仕口パネル部材3の内部の継手で互いに連結すると共に、上下の柱主筋を連結する連結筋4aをPCa仕口パネル部材3に貫通し、PCa仕口パネル部材3のコンクリートに梁主筋1aおよび連結筋4aを定着させる。かかるPCa柱梁の接合構造において、柱主筋の接合に上記のモルタル充填型継手を用いることが考えられる。
しかしながら、一般に、梁主筋を柱梁接合部に通し配筋する場合には、梁主筋が柱コンクリートから抜け出さないことを保証するため、柱幅を、主筋の径や破断強度に応じて定まる寸法以上になるように設計しなければならない。したがって、上記のPCa柱梁接合構造においても、このような設計基準に従ってPCa仕口パネル部材3の幅寸法を設計することが必要である。そして、従前のモルタル充填型継手は表面が滑らかに形成されているので、コンクリートへの付着性は期待できない。このため、上記のPCa柱梁接合構造において梁主筋を従前のモルタル型継手で接続した場合、継手部分はコンクリートへの付着長さとして評価することができないことになる。すなわち、図21に応力状態を示すように、柱梁接合部内に設けられた継手部分Aでは付着力を負担できないため、応力状態が厳しくなり、その結果、柱断面を大きくしたり、コンクリート強度を大きくするなどの対処が必要となってコストアップの要因になるのである。柱梁接合部以外のコンクリート接合部でも、鉄筋どうしを継手で連結する場合には同様の問題が生じ得る。
一方、特許文献1に開示される主筋の定着構造では、定着板によって梁主筋をコンクリートに定着することはできるものの、2本の梁主筋どうしを連結することは考慮されていない。
本発明は上記の点に鑑みてなされたものであり、鉄筋どうしをコンクリート内で連結しつつ、この連結部において確実にコンクリートへの定着を行えるようにすることを目的とする。
上記の目的を達成するため、本発明は、プレキャストコンクリート(PCa)の梁主筋どうしを連結するための梁主筋連結継手であって、前記梁主筋が両側から挿入されてグラウトが充填されることによりそれら梁主筋を互いに連結する管状部材を備え、当該管状部材の外周には、各梁主筋に作用する引張力に応じてコンクリートから支圧力が作用する支圧力作用部が設けられている梁主筋連結用継手を用いた柱梁の接合構造であって、
前記PCa梁はPCa柱にPCa仕口パネル部材を介して接合されており、前記梁主筋連結用継手は前記PCa仕口パネル部材に埋入されていることを特徴とする。
本発明によれば、管状部材にグラウトが充填されることで、梁主筋が互いに連結されると共に、管状部材の外周に設けられた支圧力作用部にコンクリートから支圧力が作用することで、梁主筋がその引張力によりコンクリートから抜け出すのを防止できる。
また、本発明において、前記支圧力作用部は、前記管状部材の外周に設けられた1つまたは複数の節部を含むこととしてもよい。
あるいは、前記支圧力作用部は、前記管状部材の長手方向に沿って設けられた異形形状部を含むこととしてもよい。この場合、支圧力は異型形状部の各凹凸部に局所的に作用し、異型形状部の全体としてみれば付着力が作用することになる。
本発明によれば、鉄筋どうしをコンクリート内で連結しつつ、この連結部において確実にコンクリートへの定着を行うことができる。
以下、本発明の一実施形態について説明する。本実施形態では、図1に示すPCa柱梁接合構造10において、梁主筋1aどうしをPCa仕口パネル部材3内で連結する。先ず、PCa柱梁接合構造10について、図1と共に図2に参照して詳細に説明する。図2は、図1に示す柱梁接合構造10の鉛直断面図である。
図1および図2に示すように、柱梁接合構造10は、PCa梁1とPCa柱4とを、PCa柱4の頭部に配置されるPCa仕口パネル部材3において接合するものである。なお、図1および図2では、PCa梁1、PCa柱4、PCa仕口パネル部材3、および接続筋4aが分解された状態を示しており、各部材を図中矢印で示す向きに設置することで柱梁接合構造10が完成する。
PCa梁1は架構のスパン長に亘る長さを有しており、その両端部が、PCa仕口パネル部材3を介してPCa柱4に接合される。PCa仕口パネル部材3は、直方体状に構成されたPCa部材であり、鉛直方向に貫通する複数の柱主筋孔3aと、水平方向に貫通する複数の梁主筋孔3bとを含んでいる。
PCa梁1の梁主筋1aのうち下端筋は梁コンクリートに埋入されてその端部が梁端面から突出し、上端筋は梁コンクリートから完全に露出している。ただし、上端筋および下端筋の両方が梁コンクリートに埋入される構成であってもよい。PCa仕口パネル部材3の両側に配置されるPCa梁1の梁主筋1aは、PCa仕口パネル部材3の梁主筋孔3bに両側から挿入され、梁主筋孔3bの内部において、本発明に係る梁主筋連結用継手により相互に連結される。
PCa仕口パネル部材3の柱主筋孔3aには上方から中継筋4aが挿入される。中継筋4aは、下階のPCa梁4の柱主筋4bと、上階のPCa柱4の柱主筋4bとを中継するための鉄筋である。PCa柱4の柱主筋4bの上端部には柱主筋用継手4cが埋入されており、中継筋4aの下端部がこの柱主筋用継手4cに定着されることにより下階の柱主筋4bに連結される。また、柱主筋4bの下端部にも柱主筋用継手4dが埋入されており、この柱主筋用継手4dに中継筋4aの上端部が定着される。なお、本実施形態では、上下の柱主筋4bを中継筋4aを介して連結しているが、これに限らず、例えば、柱主筋4bをPCa柱4の下面から長く突出させてPCa仕口パネル部材3の柱主筋孔3aに挿通させ、下階の柱主筋4bに連結するなど、他の構成を用いることもできる。
柱梁接合構造10を施工する場合、先ず、架構の端部に位置するPCa柱4−1の上部にPCa仕口パネル部材3を設置し、その柱主筋孔3aへ上方から中継筋4aを挿入すると共に、梁主筋孔3bに、このPCa仕口パネル部材3に接合すべきPCa梁1の一端から突出する梁主筋1aを挿入する。次に、PCa柱4−1に隣接するPCa柱4−2上に、次のPCa仕口パネル部材3を、その梁主筋孔3bに上記PCa梁1の他端から突出する梁主筋1aが挿入されるように横向きに移動させながら設置する。そして、PCa仕口パネル部材3の柱主筋孔3aに上方から中継筋4aを挿入すると共に、梁主筋孔3bに、当該PCa仕口パネル部材3に接合すべき次のPCa梁1の一端から突出する梁主筋1aを挿入する。このような作業を繰り返して柱梁を接合していくことにより架構を構築する。
次に、PCa仕口パネル部材3内で梁主筋1aどうしを連結する継手構造について説明する。図3は、この継手構造を詳細に示す
3に示すように、梁主筋孔3bにはスリーブ12に挟まれるように、本発明における管状部材としての鞘管11が設けられている。鞘管11には、梁主筋1aの先端が梁主筋孔3bの両端から鞘管11の内部まで挿入されている。また、PCa仕口パネル部材3には、その外表面と梁主筋孔3bとを接続するグラウト注入孔3cが設けられており、このグラウト注入孔3cからグラウト材が注入されることで、梁主筋1aが鞘管11に定着される。なお、図3では、グラウト注入孔3cがPCa仕口パネル部材3の側面と梁主筋孔3bとを接続する例を示したが、これに限らず、グラウト注入孔3cがPCa仕口パネル部材3の上面と梁主筋孔3bとを接続する構成であってもよい。
鞘管11の両端部の外周面には節部11aが設けられており、これら節部11aの間には凹凸状に形成された異型形状部11bが設けられている。図4は、鞘管11の節部11aを鞘管11の軸方向からみた形状の例を示す。節部11aは、同図(a)に示すように円盤状に形成されていてもよいし、同図(b)に示すように、歯車状に形成されていてもよい。要するに、鞘管11の外周面から突出して、支圧面積が確保される形状であればよい。
以上説明した継手構造によれば、例えば、図3中右側の梁主筋1aに引張力が生じた場合には、支圧力が右側の節部11aに作用し、左側の梁主筋1aに引張力が生じた場合には、支圧力が左側の節部11aに作用する。すなわち、図中右側の梁主筋1aと右側の節部11aとが対応すると共に、図中左側の梁主筋1aと左側の節部11aとが対応しており、何れかの梁主筋1aに引張力が生ずると、それに対応する節部11aに支圧力が作用するのである。したがって、地震等により左右の梁主筋1aに交互に引張力が生じた場合にも、何れかの節部11aに支圧力が作用することで、梁主筋1aがコンクリートから抜け出すのを防止することができる。
すなわち、本実施形態では、柱梁を接合するPCa仕口パネル部材3内部での応力状態は図5に示すようになり、節部11aに作用する支圧力及び異型形状部11bに作用する付着力が、梁主筋1aの引張力の一部を負担することで、上記図21と比較して分かるように、梁主筋1aのコンクリートへの付着応力度が小さくなる。これにより、柱幅を大きくしたりコンクリート強度を大きくするなどの処置を施さなくても、梁主筋1aの抜け出しを防止できるのである。
なお、この図5では、異型形状部11bによる効果を考慮しない場合の応力状態を示しているが、異型形状部11bの各凹凸部にも局所的な支圧力が作用し、これらの支圧力は、異型形状部11b全体では付着力として作用する。この付着力も梁主筋1aのコンクリートからの抜け出しを防止することに寄与し、その効果を考慮すれば図6に示す応力状態となる。図5と比較して分かるように、異型形状部11bを設けることで、梁主筋1aの付着応力度がより小さくなる。
また、鞘管11の外周に節部11aが設けられることで、鞘管11とPCa仕口パネル部材3のコンクリートとの付着力も高められている。これにより、鞘管11をPCa仕口パネル部材3内に、よりしっかりと保持することが可能となっている。
そして、本実施形態では、上記のように梁主筋1aどうしをPCa仕口パネル部材3の内部に設けた継手構造により連結できるので、現場でコンクリートを打設することなく、PCa梁1とPCa柱4とを接合できる。このため、現場での煩雑な型枠工事が不要となり、作業工数を減らして、低コスト化および工期短縮を図ることができる
下、上記実施形態の各種変形例について説明する。
図7は、鞘管11の節部11aを、鞘管11の長手方向中央部の1箇所に設けた実施形態を示す。また、図8は、この実施形態における応力状態図である。このような構成では、左右何れの梁主筋1aに引張力が作用しても中央部の節部11aに支圧力が作用することで、梁主筋1aがコンクリートから抜け出すのを防止することができる
図9は、鞘管11の外周に節部11aを設けずに、異型形状部11bのみを設けた実施形態を示す。このような構成では、同図中に示すように、異型形状部11bの各凸部には局所的に支圧力Pcが作用するので、これを支圧力作用部とみることもできるが、全体としてみると異型形状部11bには付着力Pbが作用し、この付着力により梁主筋1aがコンクリートが抜け出すのを防止できる
10は、グラウト注入孔をPCa梁1に設けた実施形態を示す。この実施形態では、PCa梁1の端部に、梁主筋1aを囲むように鞘管1bを設け、この鞘管1b内部とPCa梁1の外表面とを接続するグラウト注入孔1cを設けている。
図11および図12は、鞘管11の長さを変えた実施形態である。図11に示す実施形態では、鞘管11の長さをPCa仕口パネル部材3の幅に一致させている。また、図12に示す実施形態では、鞘管11の長さをPCa仕口パネル部材3の幅よりも大きくして、PCa仕口パネル部材3のコンクリート表面から突出させ、PCa梁1の端面に鞘管11の突出部11cを収容するための孔1dを設けている。
ところで、本発明の上記各実施形態では、PCa柱4とPCa梁1とがPCa仕口パネル部材3で接合されるものとし、梁主筋1aがPCa仕口パネル部材3の内部で連結されるが、本発明の参考例として、図13、PCa柱4とPCa梁1とを現場打ちコンクリート20で接合する構成の斜視図を示す。このような構成では、梁主筋1aを、上記各実施形態で説明したような節部11aや異型形状部11bを有する鞘管11で連結した後、柱梁接合部にコンクリート20を打設する。
また、本発明の別の参考例として、図14に、PCa梁100どうしを梁中間部(図中X部)で接合する構成において当該接合部にて各PCa梁100の梁主筋1aを連結する構成を示す。さらに別の参考例として、PCa梁どうしを連結する場合に限らず、現場でコンクリートを打設する在来工法において梁主筋を連結する場合が考えられる
また、さらに別の参考例として、図15〜図20に、柱どうし、壁どうし、床どうし、柱と壁、梁と壁、梁と床などの各接合部において鉄筋を連結する構成を模式的に示す。
図15は、柱52どうしの接合部分に継手50が設けられた構成を示す。なお、同図において、(A)は、柱52がプレキャストコンクリートであってプレキャストコンクリート内に継手50を埋入させる場合、(B)は、同じく接合される部材がプレキャストコンクリートであるが、接合部分53は現場打設コンクリートとして、この接合部分53に継手50を設ける場合、(C)は、在来工法における現場打設の鉄筋を連結する場合の構成を示している。
また、図16は、柱52と壁54との接合部分に継手50が設けられた構成、図17は、壁54と梁56との接合部分に継手50が設けられた構成、図18は、壁54どうしの接合部分に継手50が設けられた構成、図19は、梁56と床58との接合部分に継手50が設けられた構成、図20は、床58どうしの接合部分に継手50が設けられた構成を、夫々示している。なお、これら図16〜図20は接合される部材がPCaであって継手50をPCaに埋入させる場合を示しているが、図15の(B)、(C)のように、PCaの接合部を現場打設コンクリートとする構成や、在来工法により現場打設する構成も可能である。また、図18では、壁54の横筋を連結する場合を示しているが、縦筋の連結にも適用できる。
本発明が適用されるPCa柱梁接合構造の斜視図である。 図1のPCa柱梁接合構造の鉛直断面図である。 梁主筋を連結する継手構造を示す断面図である。 図4(a)、(b)は、継手構造を構成する鞘管の外周に設けられた節部の形状の例を示す図である。 本実施形態において異型形状部の付着力を考慮しない場合の応力状態図である。 本実施形態において異型形状部の付着力を考慮した場合の応力状態図である。 鞘管の節部を鞘管の長手方向中央部の1箇所に設けた実施形態を示す図である。 図7に示す実施形態の応力状態図である。 鞘管の外周面に異型形状部のみを設けた実施形態を示す図である。 鞘管へのグラウト注入孔をPCa梁に設けた実施形態を示す図である。 鞘管の長さをPCa仕口パネル部材の幅に一致させた実施形態を示す図である。 鞘管の長さをPCa仕口パネル部材の幅よりも大きくした実施形態を示す図である。 PCa柱とPCa梁とを現場打ちコンクリートで接合する本発明の参考例を示す斜視図である。 梁の中間部で梁主筋1aどうしを連結する本発明の参考例を示す斜視図である。 柱どうしの接合部分に本発明の継手が設けられた本発明の参考例の構成を示す立面図である。 柱と壁との接合部分に本発明の継手が設けられた本発明の参考例の構成を示す立面図である。 壁と梁との接合部分に本発明の継手が設けられた本発明の参考例の構成を示す立面図である。 壁どうしの接合部分に本発明の継手が設けられた本発明の参考例の構成を示す立面図である。 梁と床との接合部分に本発明の継手が設けられた本発明の参考例の構成を示す平面図である。 床どうしの接合部分に本発明の継手が設けられた本発明の参考例の構成を示す平面図である。 梁主筋を連結する継手部分での付着力を期待できない場合の柱梁接合部内での応力状態を示す図である。
1 PCa梁
1a 梁主筋
3 PCa仕口パネル部材
11 鞘管
11a 節部
11b 異型形状部

Claims (3)

  1. プレキャストコンクリート(PCa)梁の梁主筋どうしを連結するための梁主筋連結継手であって、前記梁主筋が両側から挿入されてグラウトが充填されることによりそれら梁主筋を互いに連結する管状部材を備え、当該管状部材の外周には、各梁主筋に作用する引張力に応じてコンクリートから支圧力が作用する支圧力作用部が設けられている梁主筋連結用継手を用いた柱梁の接合構造であって、
    前記PCa梁はPCa柱にPCa仕口パネル部材を介して接合されており、前記梁主筋連結用継手は前記PCa仕口パネル部材に埋入されていることを特徴とする柱梁の接合構造
  2. 前記支圧力作用部は、前記管状部材の外周に設けられた1つまたは複数の節部を含むことを特徴とする請求項1記載の柱梁の接合構造
  3. 前記支圧力作用部は、前記管状部材の外周面に設けられた異形形状部を含むことを特徴とする請求項1または2記載の柱梁の接合構造
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