JP5710757B2 - 自動車のハンドル用エアーバッグ装置 - Google Patents

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Description

本発明は、請求項1、3及び4に記載の自動車のハンドル用エアーバッグ装置に関する。
自動車のドライバーを保護するためのエアーバッグ装置は、自動車のハンドル内に統合されたエアーバッグを有することが先行技術で知られている。また、膨張したエアーバッグの形状を定義するため、エアーバッグの内部に伸びるつなぎ網(テサー)を供給することも知られている。
本発明の解決すべき課題は、自動車のハンドル用エアーバッグ装置を供給することであり、そのエアーバッグは良好な制止能力を有し、そして、エアーバッグの衝突の間、自動車の乗員にかかる負荷が最小になるよう構成される。
本課題は、請求項1記載の特徴を有するエアーバッグ装置により解決され、請求項3記載の特徴を有するエアーバッグ装置により解決され、そして、請求項4の特徴を有するエアーバッグ装置により解決される。本発明の実施形態はその従属請求項において特定される。
従って、自動車のハンドル用エアーバッグ装置が供給され、そのエアーバッグ装置は、
― 自動車の乗員を保護するための膨張可能なエアーバッグを有し、
― そのエアーバッグは、膨張し車内に備え付けられると、或る部分にくぼみを有し、その部分はハンドルの正面の位置で自動車の床を指し、身体部分の方向にエアーバッグの膨張を低減し、自動車乗員の腹部の下に広がり、そうして、自動車の乗員がエアーバッグに衝突する間、身体部分にかかる負荷が最小化されるようになる。
特に、そのくぼみは、自動車の衝突の間、保護されるべき自動車乗員の腹部が、少なくとも部分的にそのくぼみの中に移動するように位置付けられ、そうして、この敏感な身体部分への負荷が低減されるようになる。しかし、自動車乗員の胸部と頭部範囲は、そのくぼみの上方のエアーバッグの一部に衝突することができ、そうして、エアーバッグは、良好な制止能力と腹部範囲への低減された負荷とを同時に与えるようになる。
そのくぼみは(ハンドルの正面の位置に関して)、ステアリング軸と垂直自動車軸(Z軸)とによって張られる平面がそのくぼみを通って(特に、くぼみの底を通って)わたるように位置付けられ、自動車垂直軸はハンドル軸を横切ることが考慮される。そして、そのくぼみは、ハンドルに関して“6時の位置”に配置され、即ち、横方向と長手方向の自動車方向とによって張られる平面(即ち水平面)よりも完全に下に位置し、その平面はハンドルの中心を通る。
特に、くぼみは、ステアリング軸と自動車垂直軸とによって張られる平面に関して対称的に配置される。自動車の乗員が、自動車シート上の通常の座席位置にあるとき、ステアリング軸と自動車乗員の背骨が位置する平面はそのくぼみを通り、そのくぼみは、例えば、自動車乗員に関して中央に配置される。
さらに、くぼみは、自動車シートの座席エリアに面し、即ち、自動車の乗員が通常の座席位置にいるとき、その乗員の大腿部に向く。また、エアーバッグとくぼみは、そのくぼみの底部分が少なくとも部分的に広がり、自動車シートの座席エリアに少なくとも実質的に平行に広がるように構成されることも考えられる。
そのくぼみにより、膨張したエアーバッグは、第1の中間部を含み、その第1の中間部は、ハンドルのハンドルリム平面に平行に渡る平面に沿って広がり、又は、自動車垂直方向で見て、その第1部分の横に隣接するエアーバッグの第2部分よりも小さい、自動車の床に向かう広がりを有する。特に、エアーバッグは、2つの側面部を含み、中間部の異なる側に配置され、その中間部よりも大きな、自動車の床に向かう広がりを有する。特に、中間部の外側の自動車の床に面する部分は、くぼみの底を形成し、一方、中間部の横に隣接するエアーバッグの他の部分は、くぼみの側壁を形成する。
例えば、くぼみは、その底が、垂直自動車方向でみて、実質的にハンドルのハンドルリムの下側のレベルに位置するよう構成される。ハンドルリムの“下側”は、自動車の床から最も近い距離のハンドルリムの部分である。しかし、そのくぼみの横に隣接するエアーバッグの範囲は、ハンドルリムを越え、自動車の床に向かって広がり、そして、ハンドルリムを安全に覆い、一方、そのくぼみは、自動車の乗員の腹部が遅れてエアーバッグに衝突するか、又は、全く衝突しないという効果を有する。
しかし、そのくぼみは、より深く形成することも考えられ、即ち、その底部は、ハンドルの中心を通って伸びる水平面と、ハンドルリムの下側との間に位置する。さらに、もちろん、そのくぼみは浅く伸びることも考えられ、即ち、そのくぼみ底部は、自動車垂直方向でみて、ハンドルリムの外側に位置し、即ち、ハンドルリムよりも小さい床までの距離を有する。
他の側面によれば、本発明は、自動車のハンドル用エアーバッグ装置に関連し、
― 自動車の乗員を保護するための膨張可能なエアーバッグを含み、
― そのエアーバッグは、膨張し車内に取り付けられるとき、自動車の床に面する側面を含み、その側面は、自動車長手方向と横の自動車方向とによって張られる平面に実質的に平行に広がる。
例えば、本発明の第2側面に従ったエアーバッグは、その下側(即ち、自動車の床に面する側)が少なくとも実質的に平坦に形成され、特に、運転席の座席エリアに少なくとも実質的に平行に伸びるよう構成される。特に、エアーバッグは、自動車の床に面する側面が、自動車長手方向と自動車垂直方向とによって張られる平面(即ち、水平面)に平行に伸び、そして、長手方向自動車方向でエアーバッグの完全な膨張を実質的に越えて伸びるよう構成される。
本発明の第3の側面によれば、エアーバッグは、膨張し車内に取り付けられるとき、自動車垂直方向でみて自動車の床に向かって、実質的に、ハンドルのハンドルリムを越えて広がることはない。例えば、エアーバッグの下側(自動車の床に面する側)は、垂直方向にみたとき、少なくとも実質的にハンドルリムの下側のレベルで広がる。ハンドルリムの下側は、上述したように、ハンドルリムのセクションであり、自動車の床までの距離が最も小さい。しかし、エアーバッグの下側がハンドルの中心とハンドルリムの下側との間に位置することを除外しない。
特に、エアーバッグの下側は平坦に広がり、即ち、例えば、水平に、又は、水平に対して斜めに方向付けられる平面に沿って広がる。
本発明の第2と第3の側面によれば、エアーバッグはくぼみを有さず、しかし、その下側の外形により、エアーバッグは下向きに(自動車の床に向かって)短縮され(平坦化され)、それにより、小さな負荷、特に、自動車の乗員の腹部への小さな負荷が達成される。というのも、この身体部分は、自動車の乗員の上部身体部より遅く、エアーバッグに衝突するか、又は、全く衝突しないからである。
エアーバッグが、“実質的に”ハンドルのハンドルリムを越えて広がらないという表現は、膨張したエアーバッグがある程度ハンドルリムを越えて突出してもよいことを意味することに留意する。例えば、エアーバッグは、ハンドルの半径の20%まで、ハンドルリムを越えて下向きに突出することができる(自動車垂直方向で測定して)。
特に、エアーバッグ(本発明の第1、第2、又は第3の側面に従って)は、膨張した状態で、ステアリング軸と自動車横方向とによって張られる平面の上方に、その平面の下方よりも大きなボリュームを有し、ハンドルの中心を通って広がるように構成される。
本発明の他の実施形態によれば(第1、第2、又は第3の側面に従って)、エアーバッグの一部は、膨張し車内に取り付けられるとき、自動車乗員の胸部、特に胸骨に面し、エアーバッグに衝突する間、自動車乗員の胸部にかかる負荷を最小化するため、胸部くぼみを有する。その胸部くぼみのため、膨張状態のエアーバッグは、自動車長手方向でみて(X軸)、胸部くぼみの上方よりも小さい胸部くぼみの範囲の広がりを有する。これは、自動車の乗員がエアーバッグに衝突する間、特に、その乗員の頭部が効果的に制止され、一方で、胸部、特に胸骨の範囲にかかる負荷は小さいという効果を有する。なぜなら、保護される乗員の上部身体部分にかかる力は、胸部くぼみを越えて突き出る隣接エアーバッグ範囲を介してつくられるからである。従って、胸部より下に位置する身体部分の負荷を最小化する目的を持つ(下部)くぼみに加えて、エアーバッグは、別のくぼみ(胸部くぼみ)を有し、そのくぼみは胸部の高い負荷を緩和する。
エアーバッグ範囲は、自動車横方向から見て、胸部くぼみの底部の横に配置されてもよく、即ち、エアーバッグは、胸部くぼみの範囲よりも、自動車長手方向で、その胸部くぼみの側面と上方に、より大きい広がりを有する。胸部くぼみは、下側で(自動車の床に向かって)、自動車長手方向でより大きな広がりを有する別のエアーバッグ範囲によって区切られることも可能である。
例えば、胸部くぼみの底部は、平坦に形成される。しかし、これは、必要ではない。むしろ、胸部くぼみの底部は、少なくとも実質的にライン状に形成され、即ち、胸部くぼみは、溝の形状を有し、例えば、ハンドルの前方運転位置に関して、自動車垂直方向と平行に方向づけられることが考慮される。
エアーバッグは、胸部くぼみが配置されるエアーバッグの部分(横の部分)が、横と垂直の自動車方向によって張られる平面に少なくとも実質的に平行に広がるよう構成される。
本発明の他の実施形態によれば、胸部くぼみは、エアーバッグに接続される少なくとも1つのテサーによって生成され、そのテサーはエアーバッグの内部に伸び、そのテサーは、エアーバッグの膨張状態で、ハンドルに面するエアーバッグの部分と、ハンドルから離れているエアーバッグの部分との間に伸びる。特に、そのテサーの長さは、自動車長手方向で、エアーバッグの広がりを低減するよう選ばれ、そうして、胸部くぼみが生成される。
ハンドルから離れている端部で、テサーの幅を使用し、胸部くぼみは寸法が決められる。例えば、自動車垂直方向での広がりである。ハンドルに面するテサーの端部は、ハンドルから離れているテサーの端部よりも小さく、それによって、一方では、エアーバッグの入口開口部(下の説明を参照)の範囲内でテサーの接続が可能であり、他方では、充分に大きい胸部くぼみが生成され得る。
特に、エアーバッグは、入口開口部を含み、その開口部を通して、ガス発生器のガスがエアーバッグに流入する。テサーは、ハンドル側で、入口開口部の範囲で、エアーバッグに接続されることができ、即ち、ハンドルに面する端部で接続される。さらには、入口開口部のリム部は、クランプ(例えば、エアーバッグ内部に位置するディフューザ、又は、取り付けリングで)を介して、エアーバッグ装置の一部(例えば、モジュールハウジングやガス発生器キャリア)に固定され、テサーに隣接する端部の接続は、エアーバッグのこの固定リム部内で実現される。それにより、エアーバッグが開く間、テサーの衝突の力は、そのリム部を介して伝達される。ハンドルから離れているテサーの終端は、他の部分で、エアーバッグの内側に接続される。
エアーバッグは、特にはエアーバッグ素材(布地)から作製される点に留意する。例えば、エアーバッグは、エアーバッグ素材の2つのエアーバッグ層(プレカット)から作製され、その2つのエアーバッグ層は、円周のシームに沿って、相互に接続される。例えば、テサーは、ハンドルに隣接した端部によって第1エアーバッグ層に接続され、そして、他の端部によって第2エアーバッグ層に接続される。例えば、テサーはエアーバッグ素材によって作製されてもよい。
テサーのエアーバッグへの接続は、例えば、縫合、溶接、及び/又は、接着によって実現され、特には、ハンドルに隣接するテサーの端部のエアーバッグへの接続は、ライン状、即ち、接続ラインに沿って、例えば、縫合、溶接、又は、接着シームを介して行われ、特に、その接続は直線的に伸びる。
例えば、テサーが少なくとも部分的に伸びる平面は、ステアリング軸と垂直自動車方向とによって張られる平面に対して、斜めに方向付けられる。特に、テサーの方向付けは、接続ラインの方向付けによって決定され、その接続ラインに沿って、ハンドルから離れている端部は、エアーバッグに接続される。例えば、この接続ラインは、そのテサーが或る平面に沿って(少なくともハンドルから離れている端部の範囲で)伸びるように方向づけられ、その平面は、エアーバッグの(下部)くぼみを通るように方向付けられる。別言すれば、テサーは下部くぼみに向かって方向づけられ、その下部くぼみは、自動車乗員の下部身体範囲にかかる負荷を低減する目的を有する。この方向づけにより、下部くぼみの幾何形状は、テサーを介して影響をうけ、特に、下部くぼみの深さは、テサーの方向に依存してもよい。
本発明の他の実施形態によれば、胸部くぼみが、少なくとも2つのテサーによって、又は、少なくとも1つのテサーの2つのセクションによって生成される。特に、そのテサー又はそのセクションは、エアーバッグの膨張状態で、ステアリング軸と自動車垂直軸とによって張られる平面の異なる側に配置される。
胸部くぼみが単一のテサーの2つのセクションによって形成されるとき、その2つのセクションのハンドルから離れている端部は、例えば、ねじれ又は曲げを介して互いに一体的に接続される。
別言すれば、テサーは、エアーバッグ内に配置され、エアーバッグに接続される前に折り畳まれ、そうして、ねじれ又は曲げ、2つのセクション(特に、同じ長さを有する)が作られるようになる。従って、テサーは、特にねじれ又は曲げの範囲で、例えば、そのねじれ又は曲げに続くラインに沿って、エアーバッグに接続される。
胸部くぼみは、2つのテサー又は1つのテサーの2つのセクションによって排他的に形成されることが考慮される。しかし、2つより多いテサーが供給されることも可能であり、例えば、少なくとも2つのテサー(又は、1つのテサーの2つのセクション)が、ステアリング軸と自動車垂直軸とによって張られる平面の両側に供給され、それらのテサーは、(自動車垂直方向で)互いに或る距離を有する。
特に、テサー又は単一テサーのセクションは、ステアリング軸と自動車垂直方向とによって張られる平面に関して対称に配置され、即ち、ステアリング軸と自動車垂直軸方向とによって張られる平面は、テサーに関して対称面を表す。また、エアーバッグの下部くぼみ、及び/又は、胸部くぼみは、この対称面に関して対称的に形成されることも可能である。例えば、完全なエアーバッグは、ステアリング軸と自動車垂直方向とによって張られる平面に関して、少なくとも実質的に対称的に形成されることができる。
本発明の他の実施形態によれば、エアーバッグは、補強層を含み、その補強層を介して、ハンドルから離れているテサーの端部がエアーバッグに接続される。特に、その補強層はエアーバッグを保護し、特に、エアーバッグの膨張開始時の高熱から保護し、そして、エアーバッグの更なる膨張の間の高い機械的力から保護する。補強層がテサーと統合的に形成されることは考慮可能である。例えば、胸部くぼみは、上述したように、統合形成されたテサーの2つのセクションによって実現されることが可能であり、補強層はテサーに一体的に接続されてもよく、即ち、テサーの2つのセクションは、他の胸部くぼみを形成し、その補強層は1つの同じプレカットから形成される。
本発明は、また、本発明に係るエアーバッグ装置を含むハンドルに関連する。
なお、ハンドルに面するテサーの端部が、ハンドルから離れている端部よりも細くなり得る。
また、テサーが広がる平面は、ステアリング軸と自動車垂直方向とによって張られる平面に関して、部分的に斜めに方向づけられ得る。
テサーは或る平面に少なくとも部分的に沿って広がることができ、平面はくぼみを通るように方向づけられる。
胸部くぼみは、少なくとも2つのテサー、又は、少なくとも1つのテサーの2つの部分によって生成されることができ、エアーバッグの膨張状態で、ステアリング軸と自動車垂直方向とによって張られる平面の異なる側に配置される。
ハンドルから離れているテサーの2つの部分の端部が、ねじり又は曲げを介して、互いに統合的に接続され得る、そして、前記テサーは、ねじり又は曲げの範囲で前記エアーバッグに接続され得る。
少なくとも2つのテサーは、平面の各側に配置され得る。
テサー、又は、テサーの部分は、ステアリング軸と自動車垂直方向とによって張られる平面に関して、対称に配置され得る。

以下、本発明は、図面を参照して実施形態を用いて議論され、本発明は次の図面で例示される。
図1は、本発明の第1実施形態によるエアーバッグ装置の側面図である。 図2は、図1のエアーバッグ装置の上面図(自動車の乗員から見た)である。 図3は、本発明の第2実施形態によるエアーバッグ装置の上面図である。 図4は、本発明の第3実施形態によるエアーバッグ装置の上面図である。 図5は、本発明の第4実施形態によるエアーバッグ装置の側面図である。
図1及び2に描かれるハンドル統合型エアーバッグ装置は、図示の膨張状態で、自動車ハンドル2と、自動車シート9に位置する自動車の乗員3との間に広がるエアーバッグ1を有する。エアーバッグ1は、その下側に位置するくぼみ4を有し、即ち、その下側では、そのくぼみは、膨張状態で、自動車の床と、自動車の乗員が位置している自動車シート9のシートエリア91とに向かって、それぞれ面しており(図1参照)、そのくぼみは、自動車の乗員の胸部より下に位置する、自動車の乗員の身体部分(特に腹部)に対する負荷を最小化する。くぼみ4は、特に、ステアリング軸Lと自動車垂直方向とによって張られる平面がそのくぼみを通って(特にその底部を通って)広がるように構成され位置付けられる。例えば、そのくぼみ4は、この平面に関して対称的である。従って、自動車の乗員3の通常の座席位置では、ステアリング軸Lと自動車の乗員3の背骨31とが位置する平面が、くぼみ4を通って広がる。
くぼみ4がなければ、膨張するエアーバッグは、エアーバッグが膨張した後、自動車の乗員の腹部まで広がり、この身体部を直接圧迫することになるだろう。くぼみのない、下部エアーバッグの外形は、図1では、点線100で示される。従って、下部のくぼみ4は、下部エアーバッグ範囲の水平伸張(即ち、自動車長手方向の伸張)の部分的減少をもたらす。なぜなら、エアーバッグ1はハンドルリムの平面に沿って、少なくとも部分的に斜めに広がるからである。
図2によれば、エアーバッグ1は、―自動車の乗員から見て―、少なくとも実質的に円形の外形を有するが、下部範囲では、くぼみ4を形成する。そのくぼみ4により、エアーバッグ1は中間部11を有し、その中間部は、ステアリング軸Lと自動車垂直方向とによってかけられる平面Sの両側に広がる。その平面Sから離れた側面部12,13は、中間部11に隣接する。
中間部11は、―自動車垂直方向に沿って、又は、ハンドルリム平面に沿って見て―、自動車の床へ広がりを有し、側面部12,13の対応する広がりよりも小さく、特に、エアーバッグの部分は、ハンドル中心を通って広がる水平面Hの下に広がると考えられる。その側面部12、13は、中間部11の別々の異なる側に配置され、エアーバッグの膨張状態では、それぞれ、ハンドル2に隣接して配置されて自動車長手方向側(セクション12)と、別の離れた自動車長手方向側(エアーバッグセクション13)に向かって面する。
自動車の床に面する外側を備えた中間部11は、くぼみ4の底部41を形成し、一方で、隣接するエアーバッグ部分12、13はそれぞれくぼみ4の側壁42、43を形成する。底部41は、ハンドル2のハンドルリム21の下側と同じレベルに位置し、一方で、側面部12、13は、ハンドルリムを安全に覆うため、ハンドルリムを覆って、自動車の床に向かって広がる。さらに、底部は、少なくとも部分的に、少なくとも実質的に、水平面H(自動車横方向と自動車垂直方向とによって張られる平面)に平行に広がる。
図1と2(及び、同様に他の図面も)は、くぼみの代わりに、水平面Hに平行に渡るエアーバッグの下面を供給する可能性を示す。この下面は、点線8で示される。その下面8は、平坦に且つ水平面Hに平行に広がり、自動車長手方向(X方向)と自動車横方向(Y方向)のエアーバッグの完全な下側の広がりを実質的に覆うことが示される。さらに、下面8は、ハンドルリム21の下側とおおよそ同じレベルで位置付けられ、即ち、エアーバッグは、自動車の乗員の腹部がエアーバッグへ早期に衝突するのをさけるため、自動車垂直方向に沿って、自動車の床に向かって、ハンドル2のハンドルリムを越えて広がらないように構成される。
エアーバッグの下面は、水平に広がらず、斜めに広がることもある。しかし、これは、エアーバッグがハンドルリムの下側を越えて、自動車の床に向かって広がらないようになされる。
エアーバッグ1は―側面から見て―、ある種のV形状を有し、自動車の乗員に面する側は、少なくとも実質的に、自動車の横及び垂直の方向によって張られる平面に平行に伸び、一方、ハンドル2に面するガスバッグの側面は、ハンドルリムの平面と実質的に平行に広がる。
自動車の乗員の身体部分の胸部より下部を保護するくぼみ4、又は、この部分に割り当てられているくぼみ4に加えて、胸部くぼみ5が自動車乗員に面するエアーバッグ1の側面に供給され、その胸部くぼみは、自動車乗員の胸部のレベルに位置し、自動車乗員がエアーバッグに衝突する間、その胸部にかかる負荷を最小にする目的を有する。その胸部くぼみは、2つのテサー61、62によって形成され、ステアリング軸Lとそのステアリング軸Lを横切る自動車垂直軸とによって張られる(対称面)平面Sの異なる側で対称に配置される。
そのテサー61,62は、ハンドル2に面する端部611、621により、エアーバッグ1のリム部に接続され、そのリム部15は、エアーバッグ層1001の中に形成されるエアーバッグの入口開口部14を取り囲み、その入口開口部を通って、エアーバッグを膨張させるガス発生器(不図示)のガスがエアーバッグの内部に流れ込むことができる。ガス発生器は、少なくとも部分的に、その入口開口部を通ってエアーバッグ1の内部に突出する。リム部15は、特に、ガス発生器と一緒にガス発生器キャリア6に接続される(例えばクランプされる)。
さらに、リム部15では、エアーバッグは、そのリム部に固定される補強層によって補強されてもよく、テサー61、62を介して、エアーバッグ1に接続されてもよい。テサー61、62のリム部15への接続により、そのテサーとエアーバッグとの間の安定した結合が実現され、特に、膨張する間のエアーバッグの振動を弱め、そうして、エアーバッグは意図する保護位置をすぐに取るようになる。特に、エアーバッグとガス発生器、ガス発生器キャリアとハウジング(不図示)は、ハンドル統合型エアーバッグモジュールのコンポーネントである。ハンドル2から離れたテサー61、62の端部612、613は、エアーバッグ1の内側に接続され、その接続は、接続線6121,6221に沿って、特に線形に行われる(特に、接着剤、溶接、接着シームの形態で)。エアーバッグ1は、2つの少なくとも実質的に適合するエアーバッグ層1001、1002によって形成され、円周シームUに沿って相互に接続され、ハンドル側のテサーはエアーバッグ層1001に接続され、そして、ハンドルから離れている他方のエアーバッグ層1002の端部に接続される。
さらに、ハンドルから離れている端部612、622の範囲においては、テサー61、62は、ハンドルに面する端部611、621の範囲よりも、大きな幅を有する。ハンドルから離れている端部612、622の幅によって、特に、胸部くぼみ5の高さ(自動車垂直方向で見て)が決定され、一方、自動車横方向に沿ったテサー61、62の間の距離によって、胸部くぼみ5の幅が決定される。さらに、胸部くぼみ5の深さは、テサー61、62の自動車長手方向の長さによって定義されてもよい。
特に、ハンドル2から離れている端部612、622の範囲において、テサー61、62は、下部くぼみ4を通して広がる平面に沿って方向付けられ、即ち、そのテサーは、下部くぼみ4の方向に向けられ、そうして、図4の上面図では、それらは原則としてV字のアームを形成する。特に、テサー61,62の端部612、622の方向付けにより、即ち、特に、接続ライン6121、6221の方向により、下部くぼみ4の形状(例えば深さ)は影響を受けてもよく、下部くぼみ4の影響を低減する負荷が、そのテサー61,62の方向により変化することができるようになる。
図3は、図1と2の実施形態の変形例に関する。胸部くぼみ5は、また、2つのテサー61、62により形成される。しかし、テサー61,62のハンドルから離れている端部612、622は、距離を隔ててエアーバッグ1に接続されず、接続ライン6121,6221は、オーバラップするか、又は、少なくとも互いにごく小さい距離を隔てて(例えば、10mmより小さい)配置される。また、テサー61、62の両端部612,622は、共通の接続ラインを介して、エアーバッグ1に接続される。
端部612、622のこうした固定により、少なくとも実質的に長手方向の胸部くぼみ5が形成され、図3の例では、自動車垂直方向に向けられる。特に、2つの分離したテサーの代わりに、単一のテサーが使用されることも可能であり、エアーバッグに接続される前に折り畳まれ、(テサー61,62に代替して)2つのセクションが形成されるようになり、ねじれ又は曲げを介して折畳み範囲で互いに接続される。従って、エアーバッグの中に配置されるテサーは、V字の形態で広がる(上方からみて)。そして、テサーは、ねじれ又は曲げの範囲で、接続ラインに沿って、エアーバッグに接続される。ハンドル側のテサーのセクションの2つの端部は、例えば、エアーバッグ1のリム部15に接続され、そのリム部は、分離したテサー61,62と同様に、エアーバッグの入口開口部を取り囲む。
図4は、上述の実施形態の他の改良に関連する。そのエアーバッグは、補強層7を含み、その補強層はエアーバッグと同じ素材で作製されてもよい。補強層7は、エアーバッグ1の内側部分にわたって及び図2に従って配置されるテサー61、62の間に広がる。
特に、補強層7は、自動車長手方向で、エアーバッグの入口開口部14の反対にあるセクションと少なくとも一緒に位置するように配置され、そうして、エアーバッグ内に流れ込むガスの少なくとも一部が補強層7に影響を与え、そして、流入するガスの過剰な熱の影響に対して、エアーバッグを保護するようになる。
特に、テサー61,62と補強層7は一体的に形成されることが可能であり、即ち、単一のプレカットから加工され、テサー61、62を実現するためエアーバッグ内にプレカットを配置する前に、補強層7を実現する面積部分セクションが折り畳まれ、テサー61、62を実現するプレカットの部分が、ねじれや曲げを介して補強層7に接続されるようになる。例えば、プレカットは、ねじれや曲げの範囲の接続シームを介して、エアーバッグに接続される。
図5は、本発明のエアーバッグ装置のエアーバッグの他の例を示す。例えば、図1とは対照的に、4つのテサーが配置され、そのうちの2つはステアリング軸と自動車垂直方向とによって張られる対称面の夫々の側に配置される。
図5はエアーバッグの側面図を示しているので、2つのテサー61a、61bだけが描かれ、対称面の同じ側に配置される。図1のテサー61と比較して、テサー61a、61bはより小さく、自動車垂直方向でみると、互いに離れて配置されている。より詳しくは、テサー61a、61bの間の(従って、対称面の他方側のテサー間の)距離は、ハンドル2からの距離が増大するにつれて、増大する。
対称面の同じ側で配置されるテサーは、共通の平面に沿って方向づけられることが考えられる。特に、図1に関連して既に説明したように、下部くぼみ4に向かってである。従って、そうした接続範囲を介して、ハンドル2に面するテサー61a、61bの端部612a、612bは、エアーバッグ1に接続され、その接続範囲は、下部くぼみ4に向かって方向付けられる。ハンドルに近接して配置される端部611a、611bは、例えば、エアーバッグ1の入口開口部14を取り囲むリム部15に接続される。
対称面の異なる側に配置されるテサーは、互いに一体的に接続されることができる。例えば、上部のテサー61aは、対称面の他方側の下部のテサー(図5には不図示)と一体的に形成されることができ、即ち、図3に関して上記で説明したようにである。
図1−5の実施形態の要素は、もちろん、組み合わされて使用されてもよいことに留意する。例えば、図5のテサーは、図4で示される補強層4と一緒に実現されることができ、及び/又は、図3に従って配置されることもできる。
1 エアーバッグ
2 ハンドル
3 自動車の乗員
4 くぼみ
5 胸部くぼみ
6 ガス発生器キャリア
7 補強層
8 下面
9 自動車シート
11 中間部分
12,13 側面部分
14 入口開口部
15 リム部
21 ハンドルリム
31 背骨
41 床
42,43 側壁
61、61a、61b、62 テサー
91 座席面
611、611a、611b、621 ハンドル側端部
612、612a、612b、622 ハンドル反対側端部
6121、6221 接続ライン
1001、1002 エアーバッグ層
S 対称面
H 水平面
L ステアリング軸

Claims (4)

  1. 自動車のハンドル用エアーバッグ装置であって、
    ― 自動車の乗員を保護するための膨張可能なエアーバッグを含み、
    ― 前記エアーバッグは、膨張し車内に取り付けられると、或る部分にくぼみを有し、そのくぼみはハンドルの正面位置で自動車の床を向き、エアーバッグの膨張を前記乗員の胸部の下に伸びる身体部分の方向で低減し、前記乗員の前記エアーバッグの衝突の間、前記身体部分にかかる負荷は最小化されるようになり、前記自動車の床を向く前記或る部分の前記くぼみは、前記ハンドルのハンドルリムの下側と同じレベルに位置する底部を有し、
    ― 前記エアーバッグが膨張し車内に取り付けられると、保護されるべき自動車の乗員の胸部に面する前記エアーバッグの一部が、胸部くぼみを含み、その結果、前記自動車の乗員の胸部の負荷を最小化し、
    ― 前記胸部くぼみはテサーによって生成され、該テサーは、前記エアーバッグの内部に伸び、前記テサーは、前記エアーバッグが膨張すると、前記ハンドルに面する前記エアーバッグの一部と、前記ハンドルから離れている前記エアーバッグの一部との間に伸びる、
    エアーバッグ装置。
  2. 前記くぼみのため、膨張したエアーバッグは第1中間部を有し、前記第1中間部は、自動車垂直方向に沿って見て、前記エアーバッグの前記第1中間部に隣接して配置される第2部分よりも自動車の床に向かってより小さな膨張を有する、請求項1記載のエアーバッグ装置。
  3. 前記胸部くぼみは平面の底部を含む、請求項記載のエアーバッグ装置。
  4. 前記胸部くぼみは長手方向の底部を含む、請求項記載のエアーバッグ装置。
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