JP4760194B2 - エアバッグ及びエアバッグ装置 - Google Patents

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Description

本発明は自動車等に用いられるエアバッグ及びエアバッグ装置に関する。
衝突時に自動車の乗員を拘束するために、ステアリングホイールに運転席用エアバッグ装置を設けること、助手席前方のインストルメントパネルに助手席用エアバッグ装置を設けることは周知である。
衝突時にエアバッグによって乗員の腕を受け止めて乗員を拘束するためのエアバッグ装置として、運転席用エアバッグと、この運転席用エアバッグの下部の左右に配置されたアームバッグとを有するエアバッグ装置が特開2003−182500号公報に記載されている。しかしながら、このエアバッグ装置は、合計3個のエアバッグを用いるところから、コスト高になるおそれがある。
ところで、エアバッグとしてフロント側及びリヤ側の2枚のパネルで構成されたものがある。特開2000−25544号公報の第11図〜第18図には、膨張したときの厚みを大きくとることができるエアバッグとその縫製手順が記載されている。このエアバッグとその縫製手順について本書添付の第4図〜第11図を参照して次に説明する。
このエアバッグは、同号公報の請求項2の通り、
『 略台形の2枚のパネルA,Bが縫合されてなるエアバッグであって、
該パネルAは、台形の上辺に相当する辺2と、台形の底辺に相当する辺4と、台形の斜辺に相当する辺1,3とを有すると共に、辺4の中央部には矩形切込部5が設けられ、
該パネルBは、台形の上辺に相当する辺12と、台形の底辺に相当する辺14と、2個の斜辺に相当する辺11,13とを有すると共に、辺14の中央部からは矩形の突片15が突設されており、
この突片15は、辺14に連なる辺15a,15bと、これらの辺15a,15bをつなぐ辺15cとを有しており、
パネルAの辺1はパネルBの辺11と重なる辺1fとそれから延出する辺1rとからなり、
パネルAの辺3はパネルBの辺13と重なる辺3fとそれから延出する辺3rとからなり、
該パネルAの辺4は、矩形切込部5の両側が辺4a,4bとなっており、
該矩形切込部5は、該辺4a,4bに連なる辺51,53と、該辺51,53同士をつなぐ辺52とを有しており、
パネルBの辺14にあっては、突片15の両側辺15a,15bと辺11,13との間に辺14a,14bが存在しており、
辺1fと辺11に沿って、辺2と辺12に沿って、及び辺3fと辺13に沿って、それぞれパネルA,Bが縫目20によって縫合されており、
パネルAの辺4aに沿う部分と辺4bに沿う部分とが縫目30により縫合され、
パネルの辺15aに沿う部分と辺14aに沿う部分とが縫目58によって縫合され、
パネルの辺15bに沿う部分と辺14bに沿う部分とが縫目58によって縫合され、
パネルAの辺1r及び3rに沿う部分とパネルBの辺15cに沿う部分とが縫目48によって縫合され、
パネルAの矩形切込部5の辺51,53に沿う部分と辺52に沿う部分とが縫目60によって縫合されているエアバッグ。』
である。
このエアバッグを製造するには、まず、添付の第4図(a),(b)に示すように、2枚のパネルA,Bを基布から切り出し、重ね合わせる。パネルAは、4辺1,2,3,4を有した略々台形形状のものであり、台形の底辺に相当する辺4は略「く」字形状に曲成しており、その中央部分には矩形切込部5が設けられている。該パネルAの辺4は、矩形切込部5の両側が辺4a,4bとなっており、該矩形切込部5は、該辺4a,4bに連なる辺51,53と、該辺51,53同士をつなぐ辺52とを有している。
台形の斜辺に相当する辺1,3はそれぞれ前部側の辺1f,3fと後部側の辺1r,3rとからなる。辺1f,3fの長さは辺11,13とほぼ等しい。
このパネルAにはガス導入口9が設けられている。
パネルBは、4辺11,12,13,14を有した略々台形形状であり、台形の底辺に相当する辺14からは突片15が突設されている。符号15a,15bはこの突片15の辺14に連なる側辺を示す。15cは辺15a,15bを結ぶ辺を示す。また、符号14a,14bは、該辺14のうち該突片15の側方の部分を示している。
これらのパネルA,Bを辺1f,11同士、辺2,12同士、辺3f,13同士が重なるように重ね合わせた後、第4図(c),(d)の通り辺1〜3,11〜13に沿って縫合する。符号20はこの縫目を示す。なお、辺1r,3rは辺11,13からはみ出しており、辺11,13には縫合されない。第4図(d)は第4図(c)のD−D線に沿う断面図である。
次に、第4図(d)の矢印G方向にこの縫合体のパネルA,Bを引張る。
そうすると、第5図(a)及び第6図のように、パネルAにあっては第4図()の中心線gに沿って二ツ折りされ辺4a,4bが重なり合う。また、パネルBにあっては同じく中心線gに沿って二ツ折りされ、突片15も二ツ折りされ、辺15a,15bが重なり合い、辺14a,14bが重なり合う。そこで、第5図(b)及び第7図の如くパネルAの辺4a,4bに沿う部分同士を縫合する。符号30は、この辺4a,4bに沿う縫目を示す。
なお、第5図(c),(d)は第5図(b)のC−C線断面図、D−D線矢視図である。
第5図(c)に示される通り、縫目20による縫合部21,21は袋体の外部に配置されている。
次に、第5図(d)の矢印E方向にこの縫合された袋体のパネルA,Bを引っ張る。これにより、第5図(e)の状態を経てさらに第5図(e)のF方向に引っ張られることにより第5図(f)及び第8図の状態となり、パネルAの辺1r,3rが一直線状となる。
そこで、第9図及び第11図の通り、突片15の辺15cをパネルAの辺1r,3rに縫目48によって縫合し、辺15aと14a、辺15bと14bをそれぞれ縫目58で縫合する。
その後、第10図(a)に示すように、矩形切込部5の部分にあっては、辺部51,53と辺部52とが交わる左右のコーナー部5L,5Rの部分をX−X方向に引っ張る。そして、第10図(b)の通り辺部51,52,53に沿ってパネルAを縫合する。符号60はこの縫合の縫目を示す。
これにより、第11図に示すエアバッグが完成する。
特開2003−182500号公報 特開2000−25544号公報
本発明は、乗員の腕を受け止めることができるエアバッグを低コストに提供することを目的とする。
請求項1のエアバッグは、乗員の前方において上下方向に延在するように膨張するエアバッグにおいて、膨張時の下部の左右幅が該下部よりも上側の左右幅よりも大きくなるように構成されており、該エアバッグは、膨張時において比較的左右幅が小さい中間部(82)と、該中間部(82)よりも左右幅の大きい上部(81)及び下部(83)とを有しており、該上部(81)の最大左右幅をW とし、該中間部(82)の最小左右幅をW とし、該下部(83)の最大左右幅をW とした場合、W <W <W であり、該エアバッグは、それぞれ略台形のリヤパネル(80A)とフロントパネル(80B)とが縫合されてなるものであり、該リヤパネル(80A)は、台形の上辺に相当するリヤ上辺(2)と、台形の底辺に相当するリヤ下辺(4)と、台形の斜辺に相当するリヤ左辺(1)及びリヤ右辺(3)とを有すると共に、該リヤ下辺(4)の中央部には矩形切込部(5)が設けられており、該フロントパネル(80B)は、台形の上辺に相当するフロント上辺(12)と、台形の底辺に相当するフロント下辺(14)と、台形の斜辺に相当するフロント左辺(11)及びフロント右辺(13)とを有すると共に、該フロント下辺(14)の中央部から矩形の突片(15)が突設されており、該突片(15)は、該フロントパネル(80B)のフロント下辺(14)に連なる左側突縦辺(15a)及び右側突縦辺(15b)と、該突縦辺(15a,15b)同士をつなぐ突横辺(15c)とを有しており、該フロント下辺(14)にあっては、該突片(15)の左側突縦辺(15a)と前記フロント左辺(11)との間、及び該突片(15)の右側突縦辺(15b)と前記フロント右辺(13)との間に、それぞれフロント下左側辺(14a)及びフロント下右側辺(14b)が存在しており、該リヤパネル(80A)のリヤ左辺(1)は、該フロントパネル(80B)のフロント左辺(11)と重なるリヤ左上側辺(1f)及びリヤ左中間辺(1f’)と、それから延出するリヤ左下側辺(1r)とからなり、該リヤ左上側辺(1f)は、前記リヤ上辺(2)の左端に連なり、且つ直線状に延在しており、該リヤ左中間辺(1f’)は、該リヤ左上側辺(1f)の前記リヤ下辺(4)側に連なり、且つ該リヤパネル(80A)の中央側に凹曲する曲線状に延在しており、該リヤ左下側辺(1r)は、該リヤ左中間辺(1f’)の該リヤ下辺(4)側と該リヤ下辺(4)の左端とをつなぎ、且つ直線状に延在しており、該リヤパネル(80A)のリヤ右辺(3)は、該フロントパネル(80B)のフロント右辺(13)と重なるリヤ右上側辺(3f)及びリヤ右中間辺(3f’)と、それから延出するリヤ右下側辺(3r)とからなり、該リヤ右上側辺(3f)は、前記リヤ上辺(2)の右端に連なり、且つ直線状に延在しており、該リヤ右中間辺(3f’)は、該リヤ右上側辺(3f)の前記リヤ下辺(4)側に連なり、且つ該リヤパネル(80A)の中央側に凹曲する曲線状に延在しており、該リヤ右下側辺(3r)は、該リヤ右中間辺(3f’)の該リヤ下辺(4)側と該リヤ下辺(4)の右端とをつなぎ、且つ直線状に延在しており、該リヤパネル(80A)は、該リヤ左上側辺(1f)とリヤ右上側辺(3f)との間における左右幅が、該リヤ左中間辺(1f’)とリヤ右中間辺(3f’)との該リヤ下辺(4)側の端部同士の間における左右幅よりも小さくなっており、該フロントパネル(80B)のフロント左辺(11)は、該リヤパネル(80A)のリヤ左上側辺(1f)と重なるフロント左上側辺(11f)と、該リヤパネル(80A)のリヤ左中間辺(1f’)と重なるフロント左中間辺(11f’)とからなり、該フロント左上側辺(11f)は、前記フロント上辺(12)の左端に連なり、且つ直線状に延在しており、該フロント左中間辺(11f’)は、該フロント左上側辺(11f)の前記フロント下左側辺(14a)側と、該フロント下左側辺(14a)の左端とをつなぎ、且つ該フロントパネル(80B)の中央側に凹曲する曲線状に延在しており、該フロントパネル(80B)のフロント右辺(13)は、該リヤパネル(80A)のリヤ右上側辺(3f)と重なるフロント右上側辺(13f)と、該リヤパネル(80A)のリヤ右中間辺(3f’)と重なるフロント右中間辺(13f’)とからなり、該フロント右上側辺(13f)は、前記フロント上辺(12)の右端に連なり、且つ直線状に延在しており、該フロント右中間辺(13f’)は、該フロント右上側辺(13f)の前記フロント下右側辺(14b)側と、該フロント下右側辺(14b)の右端とをつなぎ、且つ該フロントパネル(80B)の中央側に凹曲する曲線状に延在しており、該フロントパネル(80B)は、該フロント左上側辺(11f)とフロント右上側辺(13f)との間における左右幅が、該フロント下左側辺(14a)の左端からフロント下右側辺(14b)の右端までの左右幅よりも小さくなっており、前記リヤ下辺(4)は、前記矩形切込部(5)の両側がリヤ下左側辺(4a)及びリヤ下右側辺(4b)となっており、該矩形切込部(5)は、該リヤ下左側辺(4a)に連なる左側切込縦辺(51)と、該リヤ下右側辺(4b)に連なる右側切込縦辺(53)と、該切込縦辺(51,53)同士をつなぐ切込横辺(52)とを有しており、該リヤ左前側辺(1f)及びリヤ左中間辺(1f’)と該フロント左前側辺(11f)及びフロント左中間辺(11f’)とに沿って、該リヤ上辺(2)と該フロント上辺(12)とに沿って、並びに、該リヤ右前側辺(3f)及びリヤ右中間辺(3f’)と該フロント右前側辺(13f)及びフロント右中間辺(13f’)とに沿って、それぞれ、該リヤパネル(80A)とフロントパネル(80B)とが縫目(20)によって縫合され、該リヤパネル(80A)のリヤ下左側辺(4a)に沿う部分と、リヤ下右側辺(4b)に沿う部分とが縫目(30)により縫合され、該フロントパネル(80B)の突片(15)の左側突縦辺(15a)に沿う部分と、フロント下左側辺(14a)に沿う部分とが縫目(58)によって縫合され、該フロントパネル(80B)の突片(15)の右側突縦辺(15b)に沿う部分と、フロント下右側辺(14b)に沿う部分とが縫目(58)によって縫合され、該リヤパネル(80A)のリヤ左下側辺(1r)及びリヤ右下側辺(3r)に沿う部分と、該フロントパネル(80B)の突片(15)の突横辺(15c)に沿う部分とが縫目(48)によって縫合され、該リヤパネル(80A)の矩形切込部(5)の左側切込縦辺(51)及び右側切込縦辺(53)に沿う部分と、切込横辺(52)に沿う部分とが縫目(60)によって縫合されており、該リヤパネル(80A)に、ガス導入用の開口部(84)が設けられていることを特徴とするものである。
請求項のエアバッグは、請求項において、WはWよりも50〜100mm大であり、WはWよりも100〜150mm大であることを特徴とするものである。
請求項のエアバッグ装置は、エアバッグと、該エアバッグを膨張させるインフレータとを有するエアバッグ装置において、該エアバッグが請求項1又は2に記載のエアバッグであることを特徴とするものである。
本発明のエアバッグ及びエアバッグ装置にあっては、エアバッグの下部の左右幅が大きくなっており、この下部で乗員の腕を受け止めることができる。本発明では、アームバッグが不要であり、低コストである。また、エアバッグの下部よりも上側の上部及び中間部の左右幅が小さくなっているので、エアバッグ全体の左右幅を大きくする場合に比べてエアバッグの容積が小さいものとなる。このため、インフレータとして容量の小さいものを採用することができる。
請求項1,2のように、中間部よりも上部の左右幅を大きくすることにより、乗員頭部の拘束特性が向上する。
以下、図面を参照して実施の形態について説明する。
第1図は実施の形態に係る助手席用エアバッグ80の膨張時の正面図、第2図(a),(b)はエアバッグを構成するリヤパネルとフロントパネルの平面図、第3図はリヤパネルとフロントパネルとの係合関係を示す斜視図である。
このエアバッグ80は、助手席の乗員前方にて膨張した状態において、中間部82の最小左右幅Wが最も小さく、上部81の最大左右幅WがWよりも大きく、下部83の最大左右幅WがWよりも大きいものである。即ち、エアバッグ80の左右幅はW<W<Wの関係にある。好ましくは、WはWよりも50〜100mm大きく、WはWよりも100〜150mm大きい。Wは350〜400mmであることが好ましい。エアバッグ80の上下長さLは700〜750mmであることが好ましい。
このエアバッグ80によると、乗員の腕を下部83の左右に張り出した部分83a,83bで受け止めることができる。また、中間部82及び上部81の左右幅が下部83に比べて小さく、中間部82の左右幅が上部81よりも小さいものとなっているので、エアバッグ80の容量が小さい。このため、インフレータとして小容量のものを用いることができる。
この実施の形態では、上部81の左右幅が中間部82よりも大きいので、乗員の頭部の拘束性が良好である。
このエアバッグ80は、リヤパネル80A及びフロントパネル80Bの周縁部を縫合することにより製造される。リヤパネル80A及びフロントパネル80Bの形状は前記第4図に示したパネルA,Bと殆ど同一であるので、同一部分に同一符号を付してある。パネル80A,80BがパネルA,Bと異なるのは、パネルA,Bでは辺1,3,11,13の前部側の辺1f,3f,11f,13fが直線状となっているのに対し、パネル80A,80Bでは辺1,3,11,13の前部側のうち最も前部側の直線状の辺1f,3f,11f,13fにひきつづく部分が、パネル中央側に凹曲する曲線部1f’,3f’,11f’,13f’となっている点である。
また、リヤパネル80Aには、開口9の代わりに、1対の平行なスリット84,84が設けられている。このスリット84,84を通してインフレータがエアバッグ80内に配置される。
パネル80A,80B同士の縫合方法は、第4図〜第11図に示したパネルA,Bの縫合方法と全く同一である。凹曲した辺1f’,3f’,11f’,13f’を設けたことにより、左右幅の小さい中間部82が形成される。また、辺1f’と3f’との左右幅及び辺11f’と13f’との左右幅をそれぞれ辺1rと3rとの左右幅及び辺14の左右幅よりも小さくしているところから、上部81の左右幅が下部83の左右幅よりも小さいものとなる。
実施の形態に係る助手席用エアバッグ80の膨張時の正面図である。 (a),(b)図はエアバッグを構成するリヤパネルとフロントパネルの平面図である。 リヤパネルとフロントパネルとの係合関係を示す斜視図である。 特開2000−25544号に係るエアバッグの縫合手順図である。 特開2000−25544号に係るエアバッグの縫合手順図である。 特開2000−25544号に係るエアバッグの縫合手順図である。 特開2000−25544号に係るエアバッグの縫合手順図である。 特開2000−25544号に係るエアバッグの縫合手順図である。 特開2000−25544号に係るエアバッグの縫合手順図である。 特開2000−25544号に係るエアバッグの縫合手順図である。 縫合された特開2000−25544号に係るエアバッグの斜視図である。
符号の説明
A,B パネル
1、2,3,4,11,12,13,14 辺
5 矩形切込部
5 突片
9 開
0,30,4,58,60 縫目
21 縫合部
80A リヤパネル
80B フロントパネル
81 上部
82 中間部
83 下部
84 スリット

Claims (3)

  1. 乗員の前方において上下方向に延在するように膨張するエアバッグにおいて、
    膨張時の下部の左右幅が該下部よりも上側の左右幅よりも大きくなるように構成されており、
    該エアバッグは、膨張時において比較的左右幅が小さい中間部(82)と、該中間部(82)よりも左右幅の大きい上部(81)及び下部(83)とを有しており、
    該上部(81)の最大左右幅をW とし、
    該中間部(82)の最小左右幅をW とし、
    該下部(83)の最大左右幅をW とした場合、
    <W <W であり、
    該エアバッグは、それぞれ略台形のリヤパネル(80A)とフロントパネル(80B)とが縫合されてなるものであり、
    該リヤパネル(80A)は、台形の上辺に相当するリヤ上辺(2)と、台形の底辺に相当するリヤ下辺(4)と、台形の斜辺に相当するリヤ左辺(1)及びリヤ右辺(3)とを有すると共に、該リヤ下辺(4)の中央部には矩形切込部(5)が設けられており、
    該フロントパネル(80B)は、台形の上辺に相当するフロント上辺(12)と、台形の底辺に相当するフロント下辺(14)と、台形の斜辺に相当するフロント左辺(11)及びフロント右辺(13)とを有すると共に、該フロント下辺(14)の中央部から矩形の突片(15)が突設されており、
    該突片(15)は、該フロントパネル(80B)のフロント下辺(14)に連なる左側突縦辺(15a)及び右側突縦辺(15b)と、該突縦辺(15a,15b)同士をつなぐ突横辺(15c)とを有しており、
    該フロント下辺(14)にあっては、該突片(15)の左側突縦辺(15a)と前記フロント左辺(11)との間、及び該突片(15)の右側突縦辺(15b)と前記フロント右辺(13)との間に、それぞれフロント下左側辺(14a)及びフロント下右側辺(14b)が存在しており、
    該リヤパネル(80A)のリヤ左辺(1)は、該フロントパネル(80B)のフロント左辺(11)と重なるリヤ左上側辺(1f)及びリヤ左中間辺(1f’)と、それから延出するリヤ左下側辺(1r)とからなり、
    該リヤ左上側辺(1f)は、前記リヤ上辺(2)の左端に連なり、且つ直線状に延在しており、該リヤ左中間辺(1f’)は、該リヤ左上側辺(1f)の前記リヤ下辺(4)側に連なり、且つ該リヤパネル(80A)の中央側に凹曲する曲線状に延在しており、該リヤ左下側辺(1r)は、該リヤ左中間辺(1f’)の該リヤ下辺(4)側と該リヤ下辺(4)の左端とをつなぎ、且つ直線状に延在しており、
    該リヤパネル(80A)のリヤ右辺(3)は、該フロントパネル(80B)のフロント右辺(13)と重なるリヤ右上側辺(3f)及びリヤ右中間辺(3f’)と、それから延出するリヤ右下側辺(3r)とからなり、
    該リヤ右上側辺(3f)は、前記リヤ上辺(2)の右端に連なり、且つ直線状に延在しており、該リヤ右中間辺(3f’)は、該リヤ右上側辺(3f)の前記リヤ下辺(4)側に連なり、且つ該リヤパネル(80A)の中央側に凹曲する曲線状に延在しており、該リヤ右下側辺(3r)は、該リヤ右中間辺(3f’)の該リヤ下辺(4)側と該リヤ下辺(4)の右端とをつなぎ、且つ直線状に延在しており、
    該リヤパネル(80A)は、該リヤ左上側辺(1f)とリヤ右上側辺(3f)との間における左右幅が、該リヤ左中間辺(1f’)とリヤ右中間辺(3f’)との該リヤ下辺(4)側の端部同士の間における左右幅よりも小さくなっており、
    該フロントパネル(80B)のフロント左辺(11)は、該リヤパネル(80A)のリヤ左上側辺(1f)と重なるフロント左上側辺(11f)と、該リヤパネル(80A)のリヤ左中間辺(1f’)と重なるフロント左中間辺(11f’)とからなり、
    該フロント左上側辺(11f)は、前記フロント上辺(12)の左端に連なり、且つ直線状に延在しており、該フロント左中間辺(11f’)は、該フロント左上側辺(11f)の前記フロント下左側辺(14a)側と、該フロント下左側辺(14a)の左端とをつなぎ、且つ該フロントパネル(80B)の中央側に凹曲する曲線状に延在しており、
    該フロントパネル(80B)のフロント右辺(13)は、該リヤパネル(80A)のリヤ右上側辺(3f)と重なるフロント右上側辺(13f)と、該リヤパネル(80A)のリヤ右中間辺(3f’)と重なるフロント右中間辺(13f’)とからなり、
    該フロント右上側辺(13f)は、前記フロント上辺(12)の右端に連なり、且つ直線状に延在しており、該フロント右中間辺(13f’)は、該フロント右上側辺(13f)の前記フロント下右側辺(14b)側と、該フロント下右側辺(14b)の右端とをつなぎ、且つ該フロントパネル(80B)の中央側に凹曲する曲線状に延在しており、
    該フロントパネル(80B)は、該フロント左上側辺(11f)とフロント右上側辺(13f)との間における左右幅が、該フロント下左側辺(14a)の左端からフロント下右側辺(14b)の右端までの左右幅よりも小さくなっており、
    前記リヤ下辺(4)は、前記矩形切込部(5)の両側がリヤ下左側辺(4a)及びリヤ下右側辺(4b)となっており、該矩形切込部(5)は、該リヤ下左側辺(4a)に連なる左側切込縦辺(51)と、該リヤ下右側辺(4b)に連なる右側切込縦辺(53)と、該切込縦辺(51,53)同士をつなぐ切込横辺(52)とを有しており、
    該リヤ左前側辺(1f)及びリヤ左中間辺(1f’)と該フロント左前側辺(11f)及びフロント左中間辺(11f’)とに沿って、該リヤ上辺(2)と該フロント上辺(12)とに沿って、並びに、該リヤ右前側辺(3f)及びリヤ右中間辺(3f’)と該フロント右前側辺(13f)及びフロント右中間辺(13f’)とに沿って、それぞれ、該リヤパネル(80A)とフロントパネル(80B)とが縫目(20)によって縫合され、
    該リヤパネル(80A)のリヤ下左側辺(4a)に沿う部分と、リヤ下右側辺(4b)に沿う部分とが縫目(30)により縫合され、
    該フロントパネル(80B)の突片(15)の左側突縦辺(15a)に沿う部分と、フロント下左側辺(14a)に沿う部分とが縫目(58)によって縫合され、
    該フロントパネル(80B)の突片(15)の右側突縦辺(15b)に沿う部分と、フロント下右側辺(14b)に沿う部分とが縫目(58)によって縫合され、
    該リヤパネル(80A)のリヤ左下側辺(1r)及びリヤ右下側辺(3r)に沿う部分と、該フロントパネル(80B)の突片(15)の突横辺(15c)に沿う部分とが縫目(48)によって縫合され、
    該リヤパネル(80A)の矩形切込部(5)の左側切込縦辺(51)及び右側切込縦辺(53)に沿う部分と、切込横辺(52)に沿う部分とが縫目(60)によって縫合されており、
    該リヤパネル(80A)に、ガス導入用の開口部(84)が設けられていることを特徴とするエアバッグ。
  2. 請求項において、WはWよりも50〜100mm大であり、WはWよりも100〜150mm大であることを特徴とするエアバッグ。
  3. エアバッグと、該エアバッグを膨張させるインフレータとを有するエアバッグ装置において、該エアバッグが請求項1又は2に記載のエアバッグであることを特徴とするエアバッグ装置。
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