JP6146521B2 - エアバッグ及びエアバッグ装置 - Google Patents

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本発明は、自動車等の乗員を衝突時等に拘束するためのエアバッグ及びエアバッグ装置に関する。なお、本発明において、前後・上下・左右の方向は、特に断らない限り、車両の前後・上下・左右の方向に対応するものである。
自動車等の車両の衝突や車体横転時等に、乗員の周囲各部でエアバッグをインフレータにより膨張させ、乗員の身体を拘束するエアバッグ装置が知られている。例えば、助手席用エアバッグ装置は、インストルメントパネル内に収容され、緊急時にエアバッグを膨張展開して、助手席乗員を拘束する。
車両の斜め衝突時や微小ラップ衝突時、助手席乗員は斜め前方に慣性移動する。そのため、斜め前方に移動する助手席乗員を拘束する助手席用エアバッグ装置が求められている。
国際公開第2013/099036号 特開2015−113027号公報 特開2010−201980号公報 特開2000−153747号公報 特開2006−256508号公報 特開2003−112593号公報 米国特許公開第2015/0175116号 特開2016−037130号公報 特開2016−037137号公報 特開2016−040155号公報 特開2016−060350号公報 国際公開2016/021381A1 特開2008−44594号公報
本発明は、上記従来の実状に鑑みてなされたものであり、斜め前方に移動する助手席乗員を拘束できるエアバッグ及びエアバッグ装置を提供することを目的とする。
第1発明のエアバッグは、助手席とインストルメントパネルとの間で膨張展開する助手席用のエアバッグであって、メインバッグと、上部及び下部が該メインバッグの側部に連結されたサブバッグとを備えたエアバッグにおいて、該サブバッグは、膨張完了状態において、上下方向の中間部が、該メインバッグから車幅方向に離れるように屈曲することを特徴とするものである。
第1発明の一態様によるエアバッグは、前記メインバッグと前記サブバッグとを連通する連通部をさらに備え、該メインバッグに供給されたガスが、該連通部を介して、該サブバッグに供給されるものである。この場合、前記サブバッグと前記メインバッグとを連結する連結部は、前記連通部の周縁を縫合した第1縫合部であってもよい。
第1発明の一態様によるエアバッグは、膨張完了状態で、前記サブバッグの車両前後方向における後端部は、前記メインバッグの車両前後方向における後端部よりも後方に位置する。この場合、膨張完了状態で、前記サブバッグの車両前後方向における後端部は、乗員の頭部が前記メインバッグに接触した際の頭部重心位置よりも後方に位置してもよい。
第1発明の一態様によるエアバッグにおいて、膨張完了状態で、前記サブバッグは、車両前後方向の前縁部において、車両上下方向の中間部が後方側に凹んでいる。
第1発明の一態様によるエアバッグにおいて、前記サブバッグは、前記メインバッグに連結される第1パネルと、該第1パネルを挟んで該メインバッグとは反対側に位置する第2パネルとを有し、車両上下方向の中間部において、該1パネルと該第2パネルとを縫合する第2縫合部が設けられており、該第2縫合部は該サブバッグの屈曲箇所に対応する。この場合、前記サブバッグは、前記第2縫合部よりも車両前後方向の後方側に、前記1パネルと前記第2パネルとを縫合する少なくとも1つの第3縫合部が設けられている。
第2発明のエアバッグは、助手席とインストルメントパネルとの間で膨張展開する助手席用のエアバッグであって、メインバッグと、該メインバッグの少なくとも車両センター側の側面部に連結されたサブバッグとを備えたエアバッグにおいて、該サブバッグは、膨張完了状態において、前部の下面がインストルメントパネルに接するものであり、膨張完了状態で、少なくとも車両センター側の前記サブバッグの車両前後方向における後端部は、前記メインバッグの車両前後方向における後端部よりも後方に位置する。
第2発明の一態様によるエアバッグにおいて、膨張完了状態で、少なくとも車両センター側の前記サブバッグの車両前後方向における後端部は、乗員の頭部が前記メインバッグに接触した際の頭部重心位置よりも後方に位置する。
第2発明の一態様によるエアバッグにおいて、前記メインバッグと前記サブバッグとを連通する連通部をさらに備え、該メインバッグに供給されたガスが、該連通部を介して、該サブバッグに供給される。
第2発明の一態様によるエアバッグにおいて、前記サブバッグと前記メインバッグとを連結する連結部の少なくとも一部は、前記連通部の周縁を縫合した縫合部である。
第2発明の一態様によるエアバッグにおいて、膨張完了状態で、前記メインバッグは、車両前後方向の中間部よりも前方側で左右幅が最大の最大幅部となっており、該メインバッグの左右幅は、該最大幅部から後方に向って徐々に減少している。
第2発明の一態様によるエアバッグにおいて、前記メインバッグの側面部の後部側の上部及び下部に、前記サブバッグとメインバッグとを縫合する第1及び第2縫合部が設けられており、膨張完了状態において、該第1及び第2縫合部間で該サブバッグとメインバッグとが接する。
第2発明の一態様によるエアバッグにおいて、前記メインバッグの側面部の前部側に、メインバッグとサブバッグとを縫合する少なくとも1つの第3縫合部が設けられている。
本発明の一態様によるエアバッグは、前記メインバッグの上部と前記サブバッグの上部とを連結する連結部材をさらに備える。また、本発明の一態様によるエアバッグは、前記メインバッグの下部と前記サブバッグの下部とを連結する連結部材をさらに備えてもよい。
本発明の一態様によるエアバッグにおいて、前記メインバッグの上面部と下面部とを連結する、上下方向テザーが設けられている。
本発明のエアバッグ装置は、本発明によるエアバッグと、前記メインバッグにガスを供給するインフレータと、を備えるものである。
第1発明では、メインバッグの側部に連結されたサブバッグが膨張展開すると、サブバッグの車両上下方向の中間部が、メインバッグから車幅方向に離れるように屈曲するため、メインバッグとサブバッグとの間に空間が形成される。斜突等により斜め前方に移動する助手席乗員をこの空間に入り込ませて、拘束できる。
第2発明のエアバッグでは、膨張完了状態において、車両センター側のサブバッグの後部がメインバッグの後部よりも後方に突出する。斜突等により車両センター側の斜め前方に移動する助手席乗員は、このサブバッグ後部とメインバッグ後面との交差隅部で拘束される。
第2発明のエアバッグでは、膨張完了状態においてサブバッグの前部下面がインストルメントパネルに接するので、エアバッグの姿勢が安定する。
実施の形態に係るエアバッグ装置の側面図である。 実施の形態に係るエアバッグの正面図である。 図1の矢印A方向から見たエアバッグを示す図である。 図1のIV-IV線断面図である。 (a)はサブバッグを展開した図であり、(b)は(a)のB−B線断面図である。 メインバッグとサブバッグとの間の空間に乗員が入り込む様子を示す図である。 乗員を拘束するエアバッグを示す上面図である。 乗員を拘束するエアバッグを示す側面図である。 別の実施の形態に係るエアバッグの側面図である。 別の実施の形態に係るエアバッグの側面図である。 別の実施の形態に係るエアバッグの側面図である。 別の実施の形態に係るエアバッグの側面図である。 図12のエアバッグの上面図である。 別の実施の形態に係るエアバッグの側面図である。 別の実施の形態に係るエアバッグを図1の矢印A方向から見た図である。 別の実施の形態に係るエアバッグを図1の矢印A方向から見た図である。 別の実施の形態に係るエアバッグの正面図である。 図16のXVIII-XVIII線断面図である。 第2発明の実施の形態に係るエアバッグの正面図である。 (a)は第2発明の実施の形態に係るエアバッグの側面図である。(b)は図19のXXb−XXb線断面図である。 図20のXXI−XXI線断面図である。 図20のXXII−XXII線断面図である。 実施の形態に係るエアバッグの上面図(図20(a)のXXIII矢視図)である。 乗員拘束時のエアバッグの正面図である。 乗員拘束時のエアバッグの側面図である。 乗員拘束時のエアバッグの上面図(図25のXXVI矢視図)である。 第2発明の別の実施の形態に係るエアバッグの断面図である。 第2発明の別の実施の形態に係るエアバッグの断面図である。 第2発明の別の実施の形態に係るエアバッグの断面図である。 (a)は第2発明の別の実施の形態に係るエアバッグの側面図、(b)は該エアバッグの上面図である。
以下、図1〜図8を参照して、第1発明の実施の形態に係るエアバッグ装置について説明する。
本実施の形態に係るエアバッグ装置は、通常時は折り畳まれており緊急時に膨張展開されるエアバッグ1と、エアバッグ1にガスを供給するインフレータ4とを備える。このエアバッグ装置は、いわゆる助手席用エアバッグ装置であり、助手席7の前方に配置されたインストルメントパネル5に収容される。エアバッグ1は、乗員P、インストルメントパネル5及びフロントガラス6により囲まれた空間に膨張展開される。
エアバッグ1は、メインバッグ2と、メインバッグ2の側部に連結されたサブバッグ3とを備える。メインバッグ2は、乗員Pのほぼ正面に膨張展開される。メインバッグ2の正面部21は、正面視略四角形状であり、エアバッグ1の膨張展開時にメインバッグ2の乗員P側の先端部にて略垂直状に位置して乗員Pに対向する。また、メインバッグ2は、乗員Pとは反対側の基端部29から、フロントガラス6に沿って正面部21の上端部に延びる上面部22と、基端部29からインストルメントパネル5の上面部に沿って延び、さらに正面部21の下端部まで延びる下面部23と、これら正面部21、上面部22、及び下面部23で囲まれた部分の両側部を覆う両側一対の側面部24,24とを備えている。
下面部23の基端部29近傍にインフレータ4の挿入口が設けられ、インフレータ4からメインバッグ2内にガスが供給されるようになっている。
側面部24の後方側には連通口25a,25bが設けられ、前方側にはベントホール26が設けられている。連通口25aは側面部24の上側に設けられ、連通口25bは側面部24の下側に設けられている。連通口25a,25bの径はベントホール26の径より大きくなっている。
サブバッグ3は、メインバッグ2に連結される内側パネル(第1パネル)31と、内側パネル31を挟んでメインバッグ2とは反対側に位置する外側パネル(第2パネル)32とを有し、内側パネル31及び外側パネル32の周縁部同士を縫合した袋体となっている。内側パネル31及び外側パネル32は同一又は略同一の形状となっている。
内側パネル31には連通口33a,33bが設けられている。連通口33a,33bの径は連通口25a,25bの径と同程度である。連通口33aは内側パネル31の上側に設けられ、連通口33bは内側パネル31の下側に設けられている。メインバッグ2の連通口25a,25bに、サブバッグ3の連通口33a,33bをそれぞれ位置合わせした状態で、これらの連通口の周縁で、内側パネル31とメインバッグ2の側面部24とを環状結合部11,12により結合する。環状結合部11,12は、例えば、縫糸による縫合により形成される。環状結合部11,12により、サブバッグ3はメインバッグ2に連結され、エアバッグ1が形成される。
サブバッグ3の内側パネル31を平たく広げた状態における連通口33aから連通口33bまでの長さL(図5(b))は、メインバッグ2の側面部24に設けられた連通口25aから連通口25bまでの長さL(図4)よりも大きい。長さLは25〜50cm程度であり、長さLは長さLの1.2〜2倍程度であることが好ましい。
サブバッグ3の内側パネル31及び外側パネル32は、その前縁側(図1では左側、図5(a)では右側)において、上下方向の中間部30cが、上部30a及び下部30bよりも後方側に凹んでいる。言い換えれば、上部30a及び下部30bは、中間部30cよりも前方側へ張り出している。上部30a及び下部30bの最も前方側の位置と、中間部30cの最も後方側の位置との前後方向の間隔は10〜25cm程度である。
インフレータ4が作動すると、インフレータ4からメインバッグ2内にガスが供給される。メインバッグ2内に供給されたガスは、連通口25a,25b,33a,33bを通ってサブバッグ3内に供給される。これにより、メインバッグ2及びサブバッグ3が膨張展開する。
上述したように、サブバッグ3は、上部及び下部が環状結合部11,12によりメインバッグ2に連結されている。また、内側パネル31の連通口33aから連通口33bまでの長さLは、メインバッグ2の連通口25aから連通口25bまでの長さLよりも大きい。さらに、サブバッグ3の前縁側において、上下方向の中間部30cが、上部30a及び下部30bよりも後方側に凹んでいる。
そのため、サブバッグ3は、図2、図4に示すように、膨張完了状態において、上下方向の中間部がメインバッグ2の側面部24から車幅方向に離れるように屈曲する。膨張したサブバッグ3は、前方又は後方から見て<形状(又はL字型)となり、メインバッグ2の側面部24との間に空間(ポケット)8を形成する。
膨張完了状態におけるメインバッグ2の車幅方向(図2の左右方向)の長さは25〜50cm程度であり、空間8の車幅方向の最大長さはメインバッグ2の車幅方向の長さの0.2〜0.6倍程度である。
図6に示すように、車両の斜め衝突や微小ラップ衝突により斜め前方に移動した乗員Pの頭部Hは、空間8に入り込んで拘束される。
図1に示すように、メインバッグ2のベントホール26は、サブバッグ3の前縁部よりも前方に位置し、膨張したサブバッグ3がベントホール26を塞がないようになっている。
サブバッグ3の後縁部30dは、メインバッグ2の正面部21より後方に位置する。図7に示すように、乗員Pの頭部Hがメインバッグ2の正面部21に拘束された際に、サブバッグ3の後縁部30dが頭部Hの重心CGよりも後方に位置することが好ましい。例えば、サブバッグ3の後縁部30dは、メインバッグ2の正面部21より10〜30cm程度後方に位置する。これにより、サブバッグ3は、重心CGを中心とした頭部Hの回転(図7では時計回りの回転)を抑制できる。
メインバッグ2とサブバッグ3とを連結する環状結合部11は、乗員Pの頭部Hから上方向に離れていることが好ましく、環状結合部12は頭部Hから下方に離れていることが好ましい。例えば、図8に示すように、エアバッグ1への頭部H進入方向と直交する方向において、環状結合部11の下端と頭部Hの上端との間隔d1が20mm以上となっており、環状結合部12の上端と頭部Hの下端との間隔d2が20mm以上となっていることが好ましい。これにより、斜め前方に移動した乗員Pの頭部Hが空間8にスムースに入り込んで拘束される。
このように、本実施の形態によれば、サブバッグ3が、前方又は後方から見て<形状(又はL字型)に膨張し、メインバッグ2の側面部24との間に空間8を形成するため、斜め前方に移動した乗員Pをこの空間8に入り込ませて拘束することができる。
上記実施の形態では、環状結合部11,12により、上下1ヶ所ずつでサブバッグ3とメインバッグ2とを連結していたが、連結箇所の数はこれに限定されない。例えば、図9に示すように、環状結合部11,12よりも前方側に、内側パネル31とメインバッグ2の側面部24とを結合する環状結合部13,14を設け、サブバッグ3Aとメインバッグ2とを上下2ヶ所ずつで連結してもよい。連結箇所の縫合の形状は環状に限定されず、直線状など他の形状でもよい。
上記実施の形態によるエアバッグ1は、メインバッグ2とサブバッグ3とを連通する連通部として、連通口25a,33aからなるものと、連通口25b,33bからなるものとの2個の連通部を有していたが、いずれか一方のみとしてもよい。
上記実施の形態では、膨張したサブバッグ3が屈曲し易いように、サブバッグ3の内側パネル31及び外側パネル32の前縁側において、上下方向の中間部30cが、上部30a及び下部30bよりも後方側に凹んだ形状としていたが、図10に示すように、上下方向の中間部に内側パネル31と外側パネル32とを結合する環状結合部15を設けてもよい。このような環状結合部15を設けることでも、膨張したサブバッグ3Bを屈曲させることができる。
内側パネル31及び外側パネル32のうち、環状結合部15の内側に位置する領域を切り抜いて開口部としてもよい。環状結合部15の内側を開口部とすることで、膨張したサブバッグ3Bがより屈曲し易くなる。
図11に示すように、サブバッグ3Cの内側パネル31及び外側パネル32の前縁側において、上下方向の中間部30cが、上部30a及び下部30bよりも後方側に凹んだ形状とし、さらに、中間部30cとサブバッグ3Cの後縁部30dとの間に、内側パネル31と外側パネル32とを結合する環状結合部16を設けてもよい。
図12に示すように、環状結合部15よりも後方側に、内側パネル31と外側パネル32とを結合する複数の環状結合部17を上下に配置してもよい。環状結合部17を上下に配置することで、図13に示すように、環状結合部17を基点にサブバッグ3Dの後縁部30dがメインバッグ2側に屈曲する。屈曲したサブバッグ3Dの後縁部30dが、乗員Pの頭部Hの回転を抑制する。複数の環状結合部17の代わりに直線状の線状結合部を上下方向にわたって形成してもよい。
図14に示すように、内側パネル31と外側パネル32とを結合する直線状の線状結合部19を、サブバッグ3Eの上下方向の中間部に前後方向にわたって形成してもよい。このような線状結合部19を設けることでも、膨張したサブバッグ3Eを屈曲させることができる。
サブバッグ3、3A〜3Eは、内側パネル31と外側パネル32との2枚のパネルの周縁部を縫合して袋状としたものに限定されず、1枚のパネルを半分に折り畳んで周縁部を縫合することで形成してもよいし、3枚以上のパネルを縫合して形成してもよい。
図15に示すように、メインバッグ2の両側部にサブバッグ3を設けてもよい。これにより、左右両方からの斜め衝突時や微小ラップ衝突に対応することができる。
図16に示すように、メインバッグ2の上面部22と、サブバッグ3の上部とを連結するテザー(連結部材)40を設けてもよい。テザー40を設けることで、ポケット8に乗員Pが入り込んだ際のサブバッグ3の移動を抑制できる。テザー40は、メインバッグ2の下面部23と、サブバッグ3の下部とを連結してもよい。また、メインバッグ2の上面部22とサブバッグ3の上部とを連結するテザーと、メインバッグ2の下面部23とサブバッグ3の下部とを連結するテザーとを設けてもよい。
図17、図18に示すように、メインバッグ2内に、一対の側面部24,24の後方側を連結するテザー(連結部材)50を設け、メインバッグ2が膨張した際に、正面部21の両側部に凹部52が形成されるようにしてもよい。テザー50は、側面部24,24の上下方向の中間部に設けられ、凹部52はポケット8の領域を拡張するように形成される。これにより、斜め前方に移動した乗員Pがスムースに空間8へ案内されて拘束される。
以下、図19〜図28を参照して、第2発明の実施の形態に係るエアバッグ及びエアバッグ装置について説明する。図19〜24は第2発明のエアバッグの一例を示し、図25〜28はそれぞれ第2発明のエアバッグの他の例を示している。
図19〜24の実施の形態に係るエアバッグ装置は、図20(a)の通り、通常時は折り畳まれており緊急時に膨張展開されるエアバッグ1Aと、エアバッグ1Aにガスを供給するインフレータ4とを備える。このエアバッグ装置は、助手席用エアバッグ装置であり、助手席の前方に配置されたインストルメントパネル5に収容される。エアバッグ1Aは、乗員P、インストルメントパネル5及びフロントガラス6により囲まれた空間に膨張展開される。
エアバッグ1Aは、メインバッグ2Aと、メインバッグ2Aの左側面部に連結されたサブバッグ3Lと、右側面部に連結されたサブバッグ3Rとを備える。この実施の形態では、自動車は左ハンドル車であり、助手席は右側座席である。エアバッグ1Aの左側面はエアバッグ1Aの車体センター側の側面である。右ハンドル車に搭載される場合、エアバッグ1Aは図示とは左右対称の構成とされる。
メインバッグ2Aは、乗員Pのほぼ正面に膨張展開される。メインバッグ2Aの正面部21は、正面視略四角形状であり、エアバッグ1Aの膨張展開完了時に乗員Pの頭部を含めた上半身に対面する。また、メインバッグ2Aは、乗員Pとは反対側の基端部(前端部)29から、フロントガラス6に沿って正面部21の上端部に延びる上面部22と、基端部29からインストルメントパネル5の上面部に沿って延び、さらに正面部21の下端部まで延びる下面部23と、これら正面部21、上面部22、及び下面部23で囲まれた部分の両側部を覆う左右の側面部24,24とを備えている。
下面部23の基端部29近傍にインフレータ4の挿入口が設けられ、インフレータ4からメインバッグ2A内にガスが供給されるようになっている。
側面部24の後方側には連通口25a,25bが設けられ、前方側には連通口25cが設けられている。また、メインバッグ2Aの前方側にはベントホール26が設けられている。連通口25aは側面部24の後部の上側に設けられ、連通口25bは側面部24の後部の下側に設けられている。連通口25a,25b,25cの径はベントホール26の径より大きくなっている。
図20,25に示すように、メインバッグ2Aのベントホール26は、サブバッグ3L,3Rの前部よりも上方に位置し、膨張したサブバッグ3L,3Rがベントホール26を塞がないようになっている。
サブバッグ3L,3Rは、メインバッグ2Aに連結される内側パネル(第1パネル)31と、内側パネル31を挟んでメインバッグ2Aとは反対側に位置する外側パネル(第2パネル)32とを有し、内側パネル31及び外側パネル32の周縁部同士を縫合した袋体となっている。内側パネル31及び外側パネル32は同一又は略同一の形状となっている。
内側パネル31には連通口33a,33b,33cが設けられている。連通口33a,33bの径は連通口25a,25bの径と同程度であり、連通口33cの径は連通口25cの径と同程度である。連通口33aは内側パネル31の後部の上側に設けられ、連通口33bは内側パネル31の後部の下側に設けられている。連通口25cは内側パネル31の前部に設けられている。メインバッグ2Aの連通口25a,25b,25cに、サブバッグ3の連通口33a,33b,33cをそれぞれ位置合わせした状態で、これらの連通口の周縁で、内側パネル31とメインバッグ2Aの側面部24とを環状結合部11a,11b,11cにより結合する。環状結合部11a〜11cは、例えば、縫糸による縫合により形成される。環状結合部11a〜11cにより、サブバッグ3L,3Rはメインバッグ2Aに連結され、エアバッグ1Aが形成される。
この実施の形態では、サブバッグ3L,3Rの内側パネル31を平たく広げた状態における連通口33aから連通口33bまでの長さは、メインバッグ2Aの側面部24に設けられた連通口25aから連通口25bまでの長さとほぼ等しい。従って、エアバッグ1Aが膨張した状態にあっては、サブバッグ3L,3Rの連通口33a,33b間は、メインバッグ2Aの側面部24のうち連通口25a,25b間に密着状に重なる。
この実施の形態にあっては、図23に示すエアバッグ1Aの膨張完了状態において、サブバッグ3Lの後縁部30dは、メインバッグ2Aの正面部21より10〜30cm程度後方に位置する。サブバッグ3Rの後縁部3gは、図23の状態において、メインバッグ2Aの正面部21と面一状であるか、又はメインバッグ2Aの正面部21よりも若干(例えば10cm以下程度)後方に位置する。
膨張完了状態におけるエアバッグ1Aの正面図(図19)では、サブバッグ3L,3Rの後部上面30uは、メインバッグ2Aの上面22よりも若干下方に位置すると共に、標準的体型の乗員Pの頭部Hよりも上側に位置する。また、膨張完了状態におけるエアバッグ1Aの正面図(図19)では、サブバッグ3L,3Rの後部下面30vは、メインバッグ2Aの下面23よりも上方に位置している。また、膨張完了状態におけるエアバッグ1Aの正面図(図19)では、サブバッグ3L,3Rの後部の下面30vは、標準的体型の乗員Pの肩Sよりも上側かつ頭部Hよりも下側に位置する。
この実施の形態においては、膨張完了状態における上面図(図23)の通り、メインバッグ2Aは前後方向の中間よりも前部側において左右方向幅が最大(最大幅部W)となっている。この最大幅部Wよりも前方側は、左右方向幅が前方ほど小さくなっている。
また、この最大幅W部分よりも後方に向って、メインバッグ2Aの左右幅は徐々に小さくなっている。メインバッグ2Aの左右の側面24の後方延長線e,eと車両の前後方向Dとの交差θは例えば10〜30度(deg)程度である。
膨張完了状態において、メインバッグ2Aの左右の連通口25a,25a間の距離Wは25〜50cm程度である。
インフレータ4が作動すると、インフレータ4からメインバッグ2A内にガスが供給される。メインバッグ2A内に供給されたガスは、連通口25a〜25c,33a〜33cを通ってサブバッグ3L,3R内に供給される。これにより、メインバッグ2A及びサブバッグ3L,3Rが膨張展開する。
この実施の形態では、図20(a)の通り、メインバッグ2Aの前部下面だけでなく、サブバッグ3L,3Rの前部下面もインストルメントパネル5に接するので、エアバッグ1Aの支持が安定する。特に、この実施の形態では、メインバッグ2Aの前部の最大幅Wを大きくしたことにより、エアバッグ1Aの支持が安定する。また、メインバッグ2Aの左右幅を最大幅部Wから後方及び前方に向ってそれぞれ小さくしたことにより、メインバッグ2Aの容積を小さくすることができる。
上述したように、サブバッグ3L,3Rは、環状結合部11a〜11cによりメインバッグ2Aに連結されている。また、内側パネル31の連通口33aから連通口33bまでの長さは、メインバッグ2Aの連通口25aから連通口25bまでの長さとほぼ等しい。そのため、図19,21に示すように、膨張完了状態において、連通口25a,33aと連通口25b,33bとの間において、メインバッグ2Aの側面部24とサブバッグ3L,3Rとは密着状に接している。
正面衝突時には、乗員はメインバッグ2A及びサブバッグ3L,3Rで拘束される。
車両の左方への斜め衝突や微小ラップ衝突の場合には、乗員Pは図24,26の通り、左斜め前方に移動し、サブバッグ3Lの後部とメインバッグ2Aの正面部21で拘束される。
サブバッグ3Lの後縁部30dは、メインバッグ2Aの正面部21より後方に位置する。図26に示すように、乗員Pの頭部Hがメインバッグ2Aの正面部21に拘束された際に、サブバッグ3Lの後縁部30dが頭部Hの重心CGよりも後方に位置することが好ましい。例えば、サブバッグ3Lの後縁部30dは、メインバッグ2Aの正面部21より10〜30cm程度後方に位置する。これにより、サブバッグ3Lは、重心CGを中心とした頭部Hの回転(図26では時計回りの回転)を抑制できる。
メインバッグ2Aとサブバッグ3L,3Rとを連結する環状結合部11aは、乗員Pの頭部Hから上方に離れており、環状結合部11bは頭部Hから下方にそれぞれ20mm以上離れていることが好ましい。これにより、斜め前方に移動した乗員Pの頭部Hがメインバッグ2Aとサブバッグ3Lとの重なり面に入り込み、衝撃が吸収される。
車両の右方への斜め衝突や微小ラップ衝突の場合には、乗員Pはメインバッグ2Aとサブバッグ3Rとで拘束される。
この実施の形態では、メインバッグ2Aの側面部24とサブバッグ3Lとの合わせ面が後方ほどメインバッグ2Aの中心側となるように車両前後方向Dに対して交差方向に延在しているので、斜め前方に移動した乗員Pの頭部Hをメインバッグ2Aの側面部24とサブバッグ3L,3Rとの間にスムーズに入り込ませて拘束することができる。
上記実施の形態では、環状結合部11a〜11cにより、サブバッグ3L,3Rとメインバッグ2Aとを連結していたが、両者の連結はこれに限定されない。例えば、図27に示すように、後部側の連通口25a,25b,33a,33b及びこれらを取り巻く環状結合部11a,11bを省略し、代わりにサブバッグ3L,3Rの上辺及び下辺に沿う部分とメインバッグ2Aの側面部24とを結合する線状結合部61,62を設けてもよい。
また、図28のように、後部側の連通口25a,25b,33a,33b及びこれらを取り巻く環状結合部11a,11bを省略し、代わりにサブバッグ3L,3Rの上辺部及び下辺部に沿ってスリット状連通口63,64を設けると共に、メインバッグ2Aの側面部24に、該連通口63,64と重なり合う位置関係にてスリット状連通口(符号略)を設け、これらのスリット状連通口63,64を取り巻くように縫合糸等による結合部65,66を設けてもよい。
また、図29のように、後部側の連通口25a,25b,33a,33b及び環状結合部11a,11bを省略し、前部側の連通口25cを上下方向に長く、かつ上方ほど後方へ延在し、また下方ほど後方へ延在するものとし、この連通口25cを取り巻く環状結合部11cによってメインバッグ2Aとサブバッグ3L,3Rとを連結してもよい。
本発明では、メインバッグ2Aの上面部22と下面部23とを連結する上下方向の内部テザーを設けてもよい。これにより、メインバッグ2Aの容積を小さくすることができる。
図30に示すように、後部側の連通口25a,25b,33a,33b及びこれらを取り巻く環状結合部11a,11bを省略し、代わりに、メインバッグ2Aの後部の上面部22と、サブバッグ3L,3Rの上面部30uとを連結するテザー(連結部材)70及びメインバッグ2Aの後部の下面部23とサブバッグ3L,3Rの下面部30vを連結するテザー(連結部材)71を設けてもよい。テザー70,71は縫合部72,73によってメインバッグ2A及びサブバッグ3L,3Rに縫着されている。
図示は省略するが、図19〜30のエアバッグ1Aにおいても、前述の図17、図18に示すように、メインバッグ2A内に、一対の側面部24,24の後方側を連結する内部テザー(連結部材)50を設け、メインバッグ2Aが膨張した際に、正面部21の両側部に凹部52が形成されるようにしてもよい。テザー50は、側面部24,24の上下方向の中間部に設けられ、側面部24とサブバッグ3L,3Rとの重なり合い部分を後方に向って開くように形成される。これにより、斜め前方に移動した乗員Pがスムーズにメインバッグ2Aの側面部24とサブバッグ3L,3R間へ案内されて拘束される。
第2発明においても、サブバッグ3L,3Rは、内側パネル31と外側パネル32との2枚のパネルの周縁部を縫合して袋状としたものに限定されず、1枚のパネルを半分に折り畳んで周縁部を縫合することで形成してもよいし、3枚以上のパネルを縫合して形成してもよい。
図示は省略するが、メインバッグ2Aの車両センター側のサブバッグ3Lのみを設けてもよい。ただし、図19〜30の通り、メインバッグ2Aの左右両側面部にサブバッグ3L,3Rを設けることにより、左右両方への斜め衝突や微小ラップ衝突に対応することができる。また、ドア側にサブバッグ3Rを設けることにより、膨張したサブバッグ3Rが車両のドアとメインバッグ2Aとの間に介在し、右方への斜突時にサブバッグ3Rがメインバッグ2Aに対し反力を与える。
本発明は上述した実施形態に限定されず、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変更が可能であることは勿論である。
1,1A エアバッグ
2,2A メインバッグ
3,3A〜3E,3L,3R サブバッグ
4 インフレータ
5 インストルメントパネル
6 フロントガラス
7 助手席
8 空間

Claims (19)

  1. 助手席とインストルメントパネルとの間で膨張展開する助手席用のエアバッグであって、
    メインバッグと、該メインバッグの少なくとも車両センター側の側面部に連結された第1サブバッグとを備えたエアバッグにおいて、
    該第1サブバッグは、膨張完了状態において、前部の下面がインストルメントパネルに接するものであり、膨張完了状態で、少なくとも車両センター側の前記第1サブバッグの車両前後方向における後端部は、前記メインバッグの車両前後方向における後端部よりも後方に位置し、
    膨張完了状態で、前記メインバッグは、車両前後方向の中間部よりも前方側で左右幅が最大の最大幅部となっており、
    該メインバッグの左右幅は、該最大幅部から後方に向って徐々に減少していることを特徴とするエアバッグ。
  2. 請求項1において、前記メインバッグの車両外側の側面部に連結された第2サブバッグをさらに備えることを特徴とするエアバッグ。
  3. 請求項1又は2において、膨張完了状態で、少なくとも車両センター側の前記第1サブバッグの車両前後方向における後端部は、乗員の頭部が前記メインバッグに接触した際の頭部重心位置よりも後方に位置することを特徴とするエアバッグ。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項において、前記メインバッグと前記第1サブバッグとを連通する連通部をさらに備え、
    該メインバッグに供給されたガスが、該連通部を介して、該第1サブバッグに供給されることを特徴とするエアバッグ。
  5. 請求項4において、前記第1サブバッグと前記メインバッグとを連結する連結部の少なくとも一部は、前記連通部の周縁を縫合した縫合部であることを特徴とするエアバッグ。
  6. 請求項1〜のいずれか1項において、前記メインバッグの側面部の後部側の上部及び下部に、前記第1サブバッグとメインバッグとを縫合する第1及び第2縫合部が設けられており、膨張完了状態において、該第1及び第2縫合部間で該第1サブバッグとメインバッグとが接することを特徴とするエアバッグ。
  7. 請求項1〜のいずれか1項において、前記メインバッグの側面部の前部側に、メインバッグと第1サブバッグとを縫合する少なくとも1つの第3縫合部が設けられていることを特徴とするエアバッグ。
  8. 助手席とインストルメントパネルとの間で膨張展開する助手席用のエアバッグであって、
    メインバッグと、上部及び下部が該メインバッグの側部に連結された第1サブバッグとを備えたエアバッグにおいて、
    該第1サブバッグは、膨張完了状態において、上下方向の中間部が、該メインバッグから車幅方向に離れるように屈曲することを特徴とするエアバッグ。
  9. 請求項において、前記メインバッグと前記第1サブバッグとを連通する連通部をさらに備え、
    該メインバッグに供給されたガスが、該連通部を介して、該第1サブバッグに供給されることを特徴とするエアバッグ。
  10. 請求項において、前記第1サブバッグと前記メインバッグとを連結する連結部は、前記連通部の周縁を縫合した第1縫合部であることを特徴とするエアバッグ。
  11. 請求項10のいずれか1項において、膨張完了状態で、前記第1サブバッグの車両前後方向における後端部は、前記メインバッグの車両前後方向における後端部よりも後方に位置することを特徴とするエアバッグ。
  12. 請求項11において、膨張完了状態で、前記第1サブバッグの車両前後方向における後端部は、乗員の頭部が前記メインバッグに接触した際の頭部重心位置よりも後方に位置することを特徴とするエアバッグ。
  13. 請求項12のいずれか1項において、膨張完了状態で、前記第1サブバッグは、車両前後方向の前縁部において、車両上下方向の中間部が後方側に凹んでいることを特徴とするエアバッグ。
  14. 請求項13のいずれか1項において、前記第1サブバッグは、前記メインバッグに連結される第1パネルと、該第1パネルを挟んで該メインバッグとは反対側に位置する第2パネルとを有し、
    車両上下方向の中間部において、該1パネルと該第2パネルとを縫合する第2縫合部が設けられており、該第2縫合部は該第1サブバッグの屈曲箇所に対応することを特徴とするエアバッグ。
  15. 請求項14において、前記第1サブバッグは、前記第2縫合部よりも車両前後方向の後方側に、前記1パネルと前記第2パネルとを縫合する少なくとも1つの第3縫合部が設けられていることを特徴とするエアバッグ。
  16. 請求項1〜15のいずれか1項において、前記メインバッグの上部と前記第1サブバッグの上部とを連結する連結部材をさらに備えることを特徴とするエアバッグ。
  17. 請求項1〜16のいずれか1項において、前記メインバッグの下部と前記第1サブバッグの下部とを連結する連結部材をさらに備えることを特徴とするエアバッグ。
  18. 請求項1〜17のいずれか1項において、前記メインバッグの上面部と下面部とを連結する、上下方向テザーが設けられていることを特徴とするエアバッグ。
  19. 請求項1〜18のいずれか1項に記載のエアバッグと、
    前記メインバッグにガスを供給するインフレータと、
    を備えることを特徴とするエアバッグ装置。
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