JP5695439B2 - 半導体装置 - Google Patents

半導体装置 Download PDF

Info

Publication number
JP5695439B2
JP5695439B2 JP2011033469A JP2011033469A JP5695439B2 JP 5695439 B2 JP5695439 B2 JP 5695439B2 JP 2011033469 A JP2011033469 A JP 2011033469A JP 2011033469 A JP2011033469 A JP 2011033469A JP 5695439 B2 JP5695439 B2 JP 5695439B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
switch
voltage
generation circuit
power supply
reference voltage
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2011033469A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2012173049A (ja
Inventor
拓 木下
拓 木下
晋亮 吉村
晋亮 吉村
鈴木 彰
彰 鈴木
晶 大泉
晶 大泉
小林 聡一
聡一 小林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Renesas Electronics Corp
Original Assignee
Renesas Electronics Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Renesas Electronics Corp filed Critical Renesas Electronics Corp
Priority to JP2011033469A priority Critical patent/JP5695439B2/ja
Priority to US13/367,883 priority patent/US8860392B2/en
Priority to CN201210044224.3A priority patent/CN102645947B/zh
Publication of JP2012173049A publication Critical patent/JP2012173049A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5695439B2 publication Critical patent/JP5695439B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G05CONTROLLING; REGULATING
    • G05FSYSTEMS FOR REGULATING ELECTRIC OR MAGNETIC VARIABLES
    • G05F3/00Non-retroactive systems for regulating electric variables by using an uncontrolled element, or an uncontrolled combination of elements, such element or such combination having self-regulating properties
    • G05F3/02Regulating voltage or current
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F1/00Details not covered by groups G06F3/00 - G06F13/00 and G06F21/00
    • G06F1/26Power supply means, e.g. regulation thereof
    • GPHYSICS
    • G05CONTROLLING; REGULATING
    • G05FSYSTEMS FOR REGULATING ELECTRIC OR MAGNETIC VARIABLES
    • G05F3/00Non-retroactive systems for regulating electric variables by using an uncontrolled element, or an uncontrolled combination of elements, such element or such combination having self-regulating properties
    • G05F3/02Regulating voltage or current
    • G05F3/08Regulating voltage or current wherein the variable is dc
    • G05F3/10Regulating voltage or current wherein the variable is dc using uncontrolled devices with non-linear characteristics
    • G05F3/16Regulating voltage or current wherein the variable is dc using uncontrolled devices with non-linear characteristics being semiconductor devices
    • G05F3/20Regulating voltage or current wherein the variable is dc using uncontrolled devices with non-linear characteristics being semiconductor devices using diode- transistor combinations
    • G05F3/30Regulators using the difference between the base-emitter voltages of two bipolar transistors operating at different current densities

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Electromagnetism (AREA)
  • Radar, Positioning & Navigation (AREA)
  • Automation & Control Theory (AREA)
  • Semiconductor Integrated Circuits (AREA)
  • Measurement Of Current Or Voltage (AREA)
  • Tests Of Electronic Circuits (AREA)

Description

この発明は、半導体基板上に形成された複数の構成部品からなる半導体装置に関する。
マイクロコンピュータなどの半導体集積回路には、内部回路に駆動電圧を供給するために、外部電源電圧を降圧して内部電源電圧を生成する内部降圧レギュレータ(VDC:Voltage Down Converter)が備えられている。内部降圧レギュレータは、通常、基準電圧を生成する基準電圧生成回路と、ネガティブフィードバック(負帰還)ループを備えた内部電源電圧生成回路とによって構成される。基準電圧生成回路としては、シリコンのバンドギャップを利用して約1.1Vの基準電圧を生成するバンドギャップリファレンス(BGR:Band Gap Reference)回路が代表的である。
内部電源電圧は、製品仕様に応じてたとえば1.5Vなどに定められる。この電圧設定値になるように基準電圧生成回路や内部電源電圧生成回路は設計されているが、製造工程のゆらぎにより内部電源電圧が設計時の値からずれることがある。特に半導体集積回路の微細化が進むほど回路部品の特性ばらつきが大きくなるので、実際の値と設計時の値との誤差は避け難い。そこで、基準電圧生成回路や内部電源電圧生成回路には、誤差を補正するためのトリミング機能が設けられている。
典型的なトリミングの手法は、半導体集積回路装置に内蔵されたアナログ・デジタル変換器(ADC:Analog-to-Digital Converter)によって内部電源電圧を測定し、内部電源電圧が所望の値(たとえば、1.5V)になるように、基準電圧生成回路のトリミングを行なうものである。内部電源電圧に代えて基準電圧生成回路から出力される基準電圧を検出してもよいが、この場合には基準電圧生成回路の出力のインピーダンス変換を行なうためにボルテージフォロア回路を設ける必要がある。基準電圧生成回路の電荷供給能力は十分でないので、ボルテージフォロア回路を介さずに基準電圧生成回路とADCとを直接接続すると、チャージシェアによって基準電圧が変動してしまうからである。
なお、チャージシェアは、ダイナミック論理回路においてしばしば問題となっており、チャージシェアを回避するための方法が提案されている。たとえば、特開2004−289641号公報(特許文献1)に記載された方法では、論理回路内の配線をプリチャージする際に、充電された電荷が隣接するノードに移動してしまわないように、プリチャージされた配線から電荷が移動する可能性のあるノードもプリチャージされる。特開2001−274677号公報(特許文献2)は、クロスカップル負荷型のダイナミック論理回路について開示する。この回路では、複数の負荷トランジスタが接続されるサブダイナミックノードに、ダイナミックノードに蓄積していた電荷が移動する可能性がある。そこで、ダイナミックノードをプリチャージする際に、サブダイナミックノードもプリチャージする。
特開2004−289641号公報 特開2001−274677号公報
従来の基準電圧のトリミング手法では基準電圧の測定精度に問題がある。すなわち、内部電源電圧の観測結果に基づいて基準電圧生成回路のトリミングを行なう場合には、基準電圧生成回路の誤差だけでなく内部電源電圧生成回路の誤差も含めて観測していることになる。ボルテージフォロア回路を介して基準電圧を測定する方法の場合には、観測されたデータにはボルテージフォロア回路のオフセットの影響が含まれている。いずれの場合も、基準電圧の測定精度に限界があるので、基準電圧を所望の値に合わせこむことは困難である。
既に説明したように、ボルテージフォロア回路を介さずに基準電圧生成回路とADCとを直接接続するとボルテージフォロア回路のオフセットの影響を受けないが、チャージシェアによって基準電圧が変動するという問題が生じる。基準電圧が変動すると、基準電圧に基づいて生成される内部電源電圧も大きく変動することになるため、内部電源電圧を受けて動作する内部回路が暴走したり破壊されたりする可能性がある。
この発明の目的は、電圧生成回路を備えた半導体装置において、電圧生成回路の電荷供給能力が十分でない場合であってもチャージシェアを引き起こすことなく、電圧生成回路の出力電圧を従来よりも高精度に検出できるようにすることである。
この発明の実施の一形態による半導体装置は、電圧生成回路と、第1のスイッチと、充電回路とを備える。電圧生成回路は、電圧を生成して出力し、生成する電圧の大きさを調整する機能を有する。第1のスイッチは、オン状態のときに互いに導通する第1および第2の導通端子を有し、第1の導通端子が電圧生成回路の出力ノードと配線を介して接続される。充電回路は、第1のスイッチの第2の導通端子に接続された配線を充電する。
上記の実施の形態によれば、第1のスイッチを介して電圧生成回路に接続される配線を、充電回路によって充電することができる。このため、電圧生成回路の電荷供給能力が十分でない場合であってもチャージシェアを引き起こすことなく、電圧生成回路の出力電圧を従来よりも高精度に検出できる。
この発明の実施の一形態による半導体装置の構成を示すブロック図である。 図1の基準電圧生成回路11の構成を示す回路図である。 図2のバイアス発生回路30の構成を示す回路図である。 図1の基準電圧生成回路11の変形例としての基準電圧生成回路11Aの構成を示す回路図である。 図4のバイアス発生回路30Aの構成を示す回路図である。 図1の内部電源電圧生成回路12の構成を示す回路図である。 図1のスイッチSW1,SW2,SW3の詳細な構成を示す回路図である。 図1のスイッチSW4,SW5,SW6の詳細な構成を示す回路図である。 図1の基準電圧生成回路11のトリミング手順を示すフローチャートである。 図9のステップS5について説明するための図である。 図9のステップS7、S8について説明するための図である。 チャージシェアが発生した場合の内部電源電圧の時間変動を示す図である。
以下、この発明の実施の形態について図面を参照して詳しく説明する。なお、同一または相当する部分には同一の参照符号を付して、その説明を繰返さない。
[マイクロコンピュータチップの全体構成]
図1は、この発明の実施の一形態による半導体装置の構成を示すブロック図である。図1にはこの発明が適用される代表的な半導体装置の一例としてマイクロコンピュータチップ1が示されている。
図1を参照してマイクロコンピュータチップ1は、外部電源電圧VCCが与えられる電源端子2と、接地電圧VSSが与えられる接地端子3と、外部電源電圧AVCCが与えられる電源端子4と、接地電圧AVSSが与えられる接地端子5とを含む。電源端子2および4はマイクロコンピュータチップ1の外部では共通の電源に接続してもよいが、マイクロコンピュータチップ1内ではこれらの電源端子2,4は直接接続されない。したがって、外部電源電圧VCCおよびAVCCは互いに独立した電源電圧として扱われる。同様に、接地端子3および5は外部の共通の接地に接続されるが、マイクロコンピュータチップ1上ではこれらの接地端子3,5は直接接続されない。したがって、接地電圧VSSおよびAVSSは互いに独立した接地電圧として扱われる。特に電源端子4および接地端子5には、流入するノイズによって内部回路が破壊されないように保護回路が取り付けられるのが望ましい。この実施の形態では、外部電源電圧VCC,AVCCは3.3Vである。
マイクロコンピュータチップ1は、さらに、基準電圧生成回路11と、内部電源電圧生成回路12と、内部回路としてのVDD系ロジック回路13と、アナログテストバス(Analog Test Bus)24と、増幅器VFと、ADC22と、デジタル・アナログ変換器(DAC:Digital-to-Analog Converter)21と、スイッチSW1〜SW6とを含む。増幅器VFは、基準電圧生成回路11の出力インピーダンスの変換を行なうボルテージフォロアとして用いられる。
基準電圧生成回路11、内部電源電圧生成回路12、および増幅器VFは、電源端子2に接続された電源線2Aを介して外部電源電圧VCCを受け、接地端子3に接続された接地線3Aを介して接地電圧VSSを受ける。DAC21およびADC22は、電源端子4を介して外部電源電圧AVCCを受け、接地端子5を介して接地電圧AVSSを受ける。
基準電圧生成回路11は、外部電源電圧VCCに基づいて、外部電源電圧VCCおよび環境温度に対する依存性の極めて小さな基準電圧Vrefを生成して出力する。基準電圧生成回路11には、生成する電圧を調整する機能(トリミング機能)が設けられる。この実施の形態では、基準電圧生成回路11としてBGR回路が用いられる。BGR回路によって約1.1Vの基準電圧が生成される。基準電圧生成回路11の詳細な構成については、図2〜図5を参照して後述する。
内部電源電圧生成回路12は、基準電圧Vrefに基づいて、VDD系ロジック回路13を駆動するための駆動電圧である内部電源電圧VDDを生成する。内部電源電圧生成回路12には、生成する電圧を調整する機能(トリミング機能)が設けられる。この実施の形態の場合、内部電源電圧生成回路12は、基準電圧Vrefを目標値とするフィードバック制御によって、外部電源電圧VCCの変動に影響されない一定の電圧(1.5V)を生成する。内部電源電圧生成回路12の構成の詳細については、図6を参照して後述する。
VDD系ロジック回路13は、内部電源電圧生成回路12の出力ノードから引き出された内部電源電圧VDD供給用の配線23と接続され、内部電源電圧VDDを駆動電圧として動作する。VDD系ロジック回路13には、接地線3Aを介して接地電圧VSSが与えられる。図1に示すように、VDD系ロジック回路13は、中央処理装置(CPU:Central Processing Unit)16、RAM(Random Access Memory)14、ROM(Read Only Memory)15、タイマ回路(TMR)17、ダイレクトメモリアクセス(DMA:Direct Memory Access)制御回路18、およびシリアル通信インターフェース(SCI:Serial Communication Interface)19などを含む。
アナログテストバス24は、基準電圧Vrefおよび内部電源電圧VDDの値を調整するときに、基準電圧生成回路11とADC22、および内部電源電圧生成回路12とADC22とを接続するためのバスとして用いられる。アナログテストバス24は、スイッチSW2を介して基準電圧生成回路11の出力ノードと接続され、スイッチSW3を介して内部電源電圧VDD供給用の配線23と接続される。アナログテストバス24は、さらに、スイッチSW1を介してボルテージフォロアとして用いられる増幅器VFの出力ノードと接続される。この実施の形態のマイクロコンピュータチップ1では、ボルテージフォロアを用いなくても基準電圧Vrefの測定が可能であるので、増幅器VFおよびスイッチSW1は必ず必要なわけはない。
ADC22は、入力されたアナログ電圧をデジタル値に変換して出力する。ADC22の入力ノードはスイッチSW5を介してアナログテストバス24に接続される。これにより、ADC22の入力ノードには、スイッチSW5およびアナログテストバス24を介して基準電圧Vrefや内部電源電圧VDDが入力される。
DAC21は、入力されたデジタル値をアナログ電圧に変換して出力する。DAC21の出力ノードは、スイッチSW4を介してアナログテストバス24と接続される。後述するように、DAC21およびスイッチSW4は、基準電圧VrefをADC22によって測定するときに、アナログテストバス24を含めてスイッチSW2に接続される配線を予め充電するための充電回路20として用いられる。
マイクロコンピュータチップ1は、さらに、モニタ端子6と、アナログ入力端子7と、アナログ出力端子8とを含む。図示を省略しているが、マイクロコンピュータチップ1には複数の汎用入出力端子なども設けられる。
モニタ端子6は、スイッチSW6を介してアナログテストバス24と接続される。モニタ端子6は、外部機器によって基準電圧Vrefおよび内部電源電圧VDDを測定するときに、外部に基準電圧Vrefおよび内部電源電圧VDDを出力するための端子として用いられる。
アナログ入力端子7は、ADC22の入力ノードと接続され、外部から入力されたアナログ電圧をADC22に入力するための端子として設けられる。アナログ出力端子8は、DAC21の出力ノードと接続され、DAC21から出力されたアナログ電圧を外部に出力するための端子として設けられる。
上記の各構成要素を接続する配線の長さは、次のような関係を満たすことが望ましい。基準電圧生成回路11からスイッチSW2までの配線の長さは、スイッチSW2からスイッチSW4までの配線(アナログテストバス24の一部を含む)の長さよりも短く、したがって、スイッチSW2からDAC21までの配線の長さよりも短いことが望ましい。スイッチSW4からスイッチSW3までの配線の長さは、スイッチSW4からスイッチSW2までの配線の長さよりも短いことが望ましい。基準電圧生成回路11からスイッチSW2までの配線の長さは、内部電源電圧生成回路12からスイッチSW3までの配線(配線23を含む)の長さよりも短いことが望ましい。スイッチSW4からスイッチSW5までの配線の長さは、スイッチSW4からスイッチSW2までの配線の長さよりも短いことが望ましい。
[基準電圧生成回路の構成]
図2は、図1の基準電圧生成回路11の構成を示す回路図である。
図3は、図2のバイアス発生回路30の構成を示す回路図である。図2、図3に示す基準電圧生成回路11は、Y.Okuda他の文献("A Trimming-Free CMOS Bandgap-Reference Circuit with Sub-1-V-Supply Voltage Operation"、2007 Symposium on VLSI Circuits Digest of Technical Papers、p.96-97)に開示されたBGR回路である。
図2、図3を参照して、基準電圧生成回路11は、バイアス発生回路30と、PMOS(Positive-channel Metal Oxide Semiconductor)トランジスタ31と、NPN型のバイポーラトランジスタ32と、n+1個の抵抗素子RA1〜RAn+1(抵抗素子RAと総称する)と、n個のスイッチSWA1〜SWAnとを含む。バイアス発生回路30は、PMOSトランジスタM1〜M3と、NPN型のバイポーラトランジスタTr1〜T3と、オペアンプA1,A2と、抵抗素子RDとを含む。バイポーラトランジスタTr3はk個のバイポーラトランジスタが並列接続されたものである。スイッチSWA1〜SWAnの各々は、NMOS(Negative-channel MOS)トランジスタまたはトランスミッションゲートなどによって構成される。以下では、まず、基準電圧生成回路11を構成する要素間の接続について説明する。
トランジスタM1,Tr1はこの順で電源線2Aと接地線3Aとの間に直列に接続される。同様に、トランジスタM2,Tr2はこの順で電源線2Aと接地線3Aとの間に直列に接続され、トランジスタM3,Tr3および抵抗素子RDはこの順で電源線2Aと接地線3Aとの間に直列に接続される。トランジスタ31,32およびn+1個の抵抗素子RAn+1,RAn,…,RA1は、この順で電源線2Aと接地線3Aとの間に直列に接続される。トランジスタTr1および32は、ベースとコレクタとが接続されたダイオード接続のトランジスタである。トランジスタ32のコレクタ(ノード33)の電圧が、基準電圧Vrefとして出力される。
スイッチSWA1〜SWAnは、抵抗素子RA1〜RAnとそれぞれ並列に接続され、トリミング制御信号TRC1によって各々がオンまたはオフに制御される。トリミング制御信号TRC1は、図1のVDD系ロジック回路13内に設けられたレジスタ(図示省略)の設定値に応じた多ビット(nビット)の信号である。トリミング制御信号TRC1に応じてスイッチSWA1〜SWAnが選択的にオンまたはオフに切替えられることによって、トランジスタ32のエミッタと接地線3Aとの間の抵抗値が調整される。
オペアンプA1は、その反転入力端子がPMOSトランジスタM1のドレイン(ノード34)に接続され、その非反転入力端子がPMOSトランジスタM2のドレイン(ノード35)に接続され、その出力端子がバイポーラトランジスタTr1〜Tr3のベースに接続される。オペアンプA2は、その非反転入力端子がPMOSトランジスタM3のドレイン(ノード36)に接続され、その反転入力端子がPMOSトランジスタM1のドレイン(ノード34)に接続され、その出力端子がPMOSトランジスタM1〜M3,31のゲートに接続される。オペアンプA2の出力電圧をVbとする。
次に、基準電圧生成回路11の動作について説明する。基準電圧生成回路11において、PMOSトランジスタM1〜M3,31のサイズ(チャネル幅Wとチャネル長との比W/L)が等しいとすると、各PMOSトランジスタに流れる電流Iref(以下、基準電流Irefと称する)は等しい。バイポーラトランジスタTr1,Tr3のベース・エミッタ間電圧をそれぞれVbe1,Vbe3とし、抵抗素子RDの抵抗値をrdとする。オペアンプA2によって、PMOSトランジスタM1のドレイン(ノード34)の電位と、PMOSトランジスタM3のドレイン(ノード36)の電位とが等しくなるように基準電流Irefが決定されるので、基準電流Irefは、
Vbe1=Vbe3+Iref×rd …(1)
の関係を満たす。上式(1)から、基準電流Irefは、
Iref=(Vbe1−Vbe3)/rd …(2)
と求まる。オペアンプA1は、オペアンプA2のオフセットによって基準電流Irefが変動するのを抑制するために設けられている。
バイポーラトランジスタ32のベース・エミッタ間電圧をVbe4とし、トランジスタ32のエミッタから接地線3Aまでの抵抗値をraとすると、基準電圧Vrefは、
Vref=Vbe4+Iref×ra
=Vbe4+(Vbe1−Vbe3)×ra/rd …(3)
で与えられる。
上式(3)において、Vbe4の温度係数は負であり、Vbe1−Vbe3の温度係数は、(B/q)×ln(k)(ただし、Bはボルツマン定数、qは電気素量、lnは自然対数、kはバイポーラトランジスタTr3の並列接続数を表わす)となって正になる。したがって、抵抗値の比ra/rdを調整することによって出力電圧Vrefの温度係数を0にすることができる。抵抗値raはトリミング制御信号TRC1により調整可能であるので、半導体装置の作製プロセスの影響で温度係数および抵抗値の比ra/rdが設計値からずれても抵抗値raを調整することによって、基準電圧Vrefの温度係数をほぼ0にすることができる。
図4は、図1の基準電圧生成回路11の変形例としての基準電圧生成回路11Aの構成を示す回路図である。
図5は、図4のバイアス発生回路30Aの構成を示す回路図である。図4、図5を参照して、基準電圧生成回路11Aは、抵抗素子RA1〜RAn+1およびスイッチSWA1〜SWAnに代えて抵抗素子RBがトランジスタ32のエミッタと接地線3Aとの間に設けられる点で図2、図3の基準電圧生成回路11と異なる。基準電圧生成回路11Aは、さらに、抵抗素子RDに代えてn+1個の抵抗素子RE1〜REn+1(抵抗素子REと総称する)およびn個のスイッチSWE1〜SWEnが設けられる点で図2、図3の基準電圧生成回路11と異なる。抵抗素子RE1〜REn+1は、この順で接地線3AとトランジスタTr3のエミッタとの間に直列に接続される。スイッチSWE1〜SWEnは、抵抗素子RE1〜REnとそれぞれ並列に接続され、トリミング制御信号TRC1によって各々がオンまたはオフに制御される。すなわち、トランジスタTr3のエミッタと接地線3Aとの間の抵抗値(式(3)の抵抗値rdに相当する)がトリミング制御信号TRC1によって調整できる。したがって、図2、図3に示した基準電圧生成回路11の場合と同様に基準電圧Vrefの温度係数をほぼ0に調整できる。
[内部電源電圧生成回路の構成]
図6は、図1の内部電源電圧生成回路12の構成を示す回路図である。
図6を参照して、内部電源電圧生成回路12は、差動アンプ40と、PMOSトランジスタ41と、m+1個(mは2以上の整数)の抵抗素子RC_0〜RC_m(抵抗素子RCと総称する)と、選択回路42とを含む。差動アンプ40の反転入力端子には基準電圧Vrefが入力され、非反転入力端子は選択回路42の出力ノードに接続され、出力端子はPMOSトランジスタ41のゲートに接続される。PMOSトランジスタ41のソースは電源線2Aに接続される。抵抗素子RC_0〜RC_mは、この順で接地線3AとPMOSトランジスタ41のドレインとの間に直列に接続される。PMOSトランジスタのドレイン(ノード43)から内部電源電圧VDDが出力される。選択回路42は、抵抗素子RC_0〜RC_mのm個の接続ノードのうち、トリミング制御信号TRC2によって選択されたノードの電圧を差動アンプ40の非反転入力端子に出力する。トリミング制御信号TRC2は、図1のVDD系ロジック回路13内に設けられたレジスタ44の設定値に応じた多ビットの信号である。
上記の構成によってPMOSトランジスタ41は可変抵抗のように機能する。すなわち、PMOSトランジスタ41のドレイン電圧が所望の電圧より低くなればPMOSトランジスタ41のソースからドレインへの電荷流入を増やす方向に作用し、PMOSトランジスタ41のドレイン電圧が所望の電圧より高くなればPMOSトランジスタ41のソースからドレインへの電荷の流入を絞る方向に作用する。この結果、PMOSトランジスタ41のドレイン電圧が常に所望の電圧(内部電源電圧VDD)で安定するようなネガティブフィードバックが働く。内部電源電圧VDDを何ボルトに合わせるかは、PMOSトランジスタ41のチャネル間抵抗の設計値(すなわち、PMOSトランジスタ41のチャネル長L、チャネル幅W、およびドーパント注入量の設計値や拡散レシピの設定など)と、P型ウェル等で形成される抵抗素子RCの抵抗の設計値(すわなち、P型ウェル抵抗の長さL、幅W、およびドーパント注入量や拡散レシピ等の設定など)で決まる。ただし、製造工程のゆらぎによってこれらの設計値と実際の値とには誤差が生じるので、誤差が生じても内部電源電圧VDDが所望の値になるように、差動アンプ40の反転入力端子に入力される電圧値がトリミング制御信号TRC2によって調整される。
[スイッチSW1〜SW6の構成]
図7は、図1のスイッチSW1,SW2,SW3の詳細な構成を示す回路図である。
図7に示すスイッチは、導通端子TM1,TM2と、これらの導通端子TM1,TM2間に設けられたPMOSトランジスタ50およびNMOSトランジスタ51によって構成されるトランスミッションゲートと、外部電源電圧VCCによって駆動されるインバータ52とを含む。PMOSトランジスタ50のゲートにはスイッチ制御信号SCが入力され、NMOSトランジスタ51のゲートには、インバータ52によってスイッチ制御信号SCの論理レベルを反転させた信号が入力される。
スイッチ制御信号SCは、スイッチSW1,SW2,SW3にそれぞれ対応して設けられ(SC1,SC2,SC3と記載する)、図1のVDD系ロジック回路13内に設けられたレジスタ(図示省略)の設定値に応じて論理レベルが切り替わる。スイッチ制御信号SCがハイレベル(Hレベル)のとき導通端子TM1,TM2間が非導通状態になる。スイッチ制御信号SCがローレベル(Lレベル)のとき導通端子TM1,TM2間が導通状態になる。
図8は、図1のスイッチSW4,SW5,SW6の詳細な構成を示す回路図である。
図8に示すスイッチは、導通端子TM1,TM2と、PMOSトランジスタ53〜55と、NMOSトランジスタ56〜58と、外部電源電圧AVCCによって駆動されるインバータ59とを含む。PMOSトランジスタ53,54が導通端子TM1,TM2間に直列に接続されるとともに、NMOSトランジスタ56,57が導通端子TM1,TM2間に直列かつPMOSトランジスタ53,54の直列接続接続体と並列に接続されることによって、T型トランスミッションゲートが構成される。PMOSトランジスタ53,54の接続ノード60は、PMOSトランジスタ55を介して電源端子4と接続される。NMOSトランジスタ56,57の接続ノード61は、NMOSトランジスタ58を介して接地端子5と接続される。PMOSトランジスタ53,54のゲートおよびNMOSトランジスタ58のゲートにはスイッチ制御信号SCが入力される。PMOSトランジスタ55のゲートおよびNMOSトランジスタ56,57のゲートには、インバータ59によってスイッチ制御信号SCの論理レベルを反転させた信号/SCが入力される。
スイッチ制御信号SCは、スイッチSW4,SW5,SW6にそれぞれ対応して設けられ(SC4,SC5,SC6と記載する)、図1のVDD系ロジック回路13内に設けられたレジスタ(図示省略)の設定値に応じて論理レベルが切替わる。スイッチ制御信号SCがHレベルのとき導通端子TM1,TM2間が非導通状態になるとともにノード60の電圧が外部電源電圧AVCCに初期化され、ノード61の電圧が接地電圧AVSSに初期化される。スイッチ制御信号SCがLレベルのとき、導通端子TM1,TM2が導通状態になる。
外部端子に直結する箇所や、ノイズに対して慎重に取り扱うべき信号線に対しては、図8に示すT型トランスミッションゲート構成のスイッチを使用し、そうでない箇所についてはより回路面積が小さくなる図7のスイッチを使用するのが一般的な使い分け方である。
[基準電圧生成回路のトリミング方法]
図9は、図1の基準電圧生成回路11のトリミング手順を示すフローチャートである。
図1、図9を参照して、ステップS1でトリミング対象のマイクロコンピュータチップ1に外部電源電圧VCC,SVCCが投入される。
次のステップS2で、マイクロコンピュータチップ1に内蔵されたROM15もしくはRAM14または外部メモリに格納されたプログラムに従って、内蔵のCPU16が起動する。初期状態では、スイッチSW1〜SW6はオフ状態である。
次のステップS3で、CPU16は、DAC21につながるスイッチSW4とADC22につながるスイッチSW5とがオン状態になるように、スイッチSW1〜SW6の開閉を制御するレジスタの値を設定する。このとき、スイッチSW1〜SW3,SW6はオフ状態のままである。
次のステップS4で、CPU16は、所望のアナログ電圧(約1.1V)が出力されるようにDAC21にデジタル値を入力する。この結果、DAC21からの出力電圧によって配線がプリチャージされる(ステップS5)。
図10は、図9のステップS5について説明するための図である。図9、図10を参照して、DAC21からアナログテストバス24までの配線、アナログテストバス24、アナログテストバス24からADC22までの配線、およびアナログテストバス24からスイッチSW1,SW2,SW3の各々までの配線がプリチャージされる。図10では、プリチャージされた配線を太線で示している。後述するステップS8で基準電圧Vrefを測定するときに基準電圧Vrefの変動をできるだけ抑制するためには、スイッチSW2を基準電圧生成回路11の近傍に配置することによって、基準電圧生成回路11からスイッチSW2までの配線の長さをスイッチSW2からDAC21までの配線の長さよりも短くすることが望ましい。
次のステップS6で、CPU16は、ADC22によってDACの出力をダミー測定する。ADC22の検出値が所望の電圧値になっていることによって配線のプリチャージの完了を確認することができるが、ステップS6は必ずしも必要なステップではない。CPU16は、ADC22による測定によってプリチャージの完了が確認できたら、あるいは、プリチャージを開始してから所定の時間が経過したら、スイッチSW4をオフ状態にすることによってプリチャージを完了する。
次のステップS7で、CPU16は、基準電圧生成回路11につながるスイッチSW2と、ADC22につながるスイッチSW5とがオン状態になるように、スイッチSW1〜SW6の開閉を制御するレジスタの値を設定する。このとき、スイッチSW1,SW3,SW4,SW6はオフ状態である。その後、ステップS8で、CPU16は、ADC22によって基準電圧生成回路11の出力電圧を測定する。
図11は、図9のステップS7、S8を説明するための図である。図11では、基準電圧生成回路11から出力される基準電圧Vrefが供給される配線を太線で示している。図10と比較すれば明らかなように、基準電圧Vrefが供給される配線は、既にプリチャージ済みであるのでチャージシェアが生じないことがわかる。
図9の次のステップS9で、CPU16は、ステップS8でADC22によって検出された電圧が所望の電圧値になっているか否かを判定する。検出電圧が所望の電圧値に等しい場合には(ステップS9でYES)、処理が終了する。検出電圧が所望の電圧値に等しくない場合には(ステップS9でNO)、次のステップS10において、CPU16は、トリミング制御信号TRC1に対応するレジスタの値を変更する。その後、ステップS3〜S9の処理を繰返す。
[チャージシェアの問題点]
図12は、チャージシェアが発生した場合の内部電源電圧の時間変動を示す図である。
図1、図12を参照して、プリチャージを行なわずに、基準電圧生成回路11の出力ノードを寄生容量の大きな配線と接続した場合(図12の時刻t1)、基準電圧生成回路11は大きな電荷供給能力を有していないため、チャージシェアによって基準電圧Vrefが一時的に低下する。基準電圧Vrefが低下すると内部電源電圧生成回路12の出力である内部電源電圧VDDも低下する(図12の時刻t2)。このとき、内部電源電圧生成回路12はフィードバック制御によって常に一定の内部電源電圧を出力しようとする回路なので、内部電源電圧VDDの低下を、フィードバック系を通して検知した時点で、内部電源電圧VDDを設定値である1.5Vまで復帰させようとする。このとき、一時的に昇圧しすぎて内部電源電圧VDDはオーバーシュートする(図12の時刻t3)。その後、図12に示すような電圧変動を経て、最終的には内部電源電圧VDDは再び設定値である1.5Vに戻る(図12の時刻t4)。
この発明の発明者らは、図12のアンダーシュート、オーバーシュートがどのくらいの大きさであるかシミュレーションを行なった。シミュレーションでは、150nmプロセスを想定し、配線の寄生容量を5pFとし、内部電源電圧VDDの設定値を1.5Vとした。この結果、内部電源電圧VDDは1.1V付近までアンダーシュートし、2.2V付近までオーバーシュートした。内部回路の動作可能範囲を1.5V±10%とすると、アンダーシュート時の1.1Vの電圧値は動作下限電圧(1.35V)を下回る電圧であり、CPUが動作不良になったり暴走したりする可能性がある。オーバーシュート時の2.2Vの電圧値は、内部回路の絶対最大定格(2.1V)を超える電圧であり、内部回路を破壊しかねない。
この実施の形態によるマイクロコンピュータチップ1の場合には、充電回路20によって配線をプリチャージしてから基準電圧生成回路11とADC22とを接続するのでチャージシェアは生じない。したがって、CPUの動作不良や暴走、内部回路の破壊の可能性はない。充電回路20として用いるのは、マイクロコンピュータチップに通常設けられているDACであるので余分な回路を設ける必要がないというメリットもある。さらに、従来のようにボルテージフォロアを介した基準電圧Vrefの測定ではないので、従来よりも正確に基準電圧Vrefを測定することができる。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものでないと考えられるべきである。この発明の範囲は上記した説明ではなくて請求の範囲によって示され、請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1 マイクロコンピュータチップ、11,11A 基準電圧生成回路、12 内部電源電圧生成回路、13 VDD系ロジック回路、20 充電回路、24 アナログテストバス、AVCC,VCC 外部電源電圧、AVSS,VSS 接地電圧、21 デジタル・アナログ変換器(DAC)、22 アナログ・デジタル変換器(ADC)、SC1〜SC6 スイッチ制御信号、SW1〜SW6 スイッチ、TM1,TM2 導通端子、TRC1,TRC2 トリミング制御信号、VDD 内部電源電圧、Vref 基準電圧。

Claims (8)

  1. 電圧を生成して出力し、前記生成する電圧の大きさを調整する機能を有する電圧生成回路と、
    オン状態のときに互いに導通する第1および第2の導通端子を有し、前記第1の導通端子が前記電圧生成回路の出力ノードと配線を介して接続される第1のスイッチと、
    前記第1のスイッチの前記第2の導通端子に接続された配線を、前記第1のスイッチがオフ状態のときに充電するための充電回路とを備えた半導体装置。
  2. 前記充電回路は、入力されたデジタル値をアナログ電圧に変換して出力するデジタル・アナログ変換器を含み、
    前記第1のスイッチの前記第2の導通端子に接続された配線は、前記デジタル・アナログ変換器から出力されたアナログ電圧によって充電される、請求項1に記載の半導体装置。
  3. 前記充電回路から前記第1のスイッチの前記第2の導通端子までの配線の長さは、前記第1のスイッチの前記第1の導通端子から前記電圧生成回路までの配線の長さよりも長い、請求項1に記載の半導体装置。
  4. 前記充電回路は、第2のスイッチをさらに含み、
    前記デジタル・アナログ変換器の出力ノードは、前記第2のスイッチを介して、前記第1のスイッチの前記第2の導通端子に接続された配線と接続され、
    前記半導体装置は、
    入力されたアナログ電圧をデジタル値に変換して出力するアナログ・デジタル変換器と、
    第3のスイッチとをさらに備え、
    前記アナログ・デジタル変換器の入力ノードは、前記第3のスイッチを介して、前記第1のスイッチの前記第2の導通端子に接続された配線と接続される、請求項2に記載の半導体装置。
  5. 基準電圧を生成して出力し、前記生成する基準電圧の大きさを調整する機能を有する基準電圧生成回路と、
    前記基準電圧に基づいて内部電源電圧を生成する内部電源電圧生成回路と、
    前記内部電源電圧を駆動電圧として動作する内部回路と、
    オン状態のときに互いに導通する第1および第2の導通端子を有し、前記第1の導通端子が前記基準電圧生成回路の出力ノードと接続される第1のスイッチと、
    前記第1のスイッチの前記第2の導通端子に接続された配線を、前記第1のスイッチがオフ状態のときに充電するための充電回路とを備えた半導体装置。
  6. 前記充電回路は、入力されたデジタル値をアナログ電圧に変換して出力するデジタル・アナログ変換器を含み、
    前記第1のスイッチの前記第2の導通端子に接続された配線は、前記デジタル・アナログ変換器から出力されたアナログ電圧によって充電される、請求項5に記載の半導体装置。
  7. 前記充電回路から前記第1のスイッチの前記第2の導通端子までの配線の長さは、前記第1のスイッチの前記第1の導通端子から前記基準電圧生成回路までの配線の長さよりも長い、請求項5に記載の半導体装置。
  8. 前記充電回路は、第2のスイッチをさらに含み、
    前記デジタル・アナログ変換器の出力ノードは、前記第2のスイッチを介して、前記第1のスイッチの前記第2の導通端子に接続された配線と接続され、
    前記半導体装置は、
    入力されたアナログ電圧をデジタル値に変換して出力するアナログ・デジタル変換器と、
    第3のスイッチとをさらに備え、
    前記アナログ・デジタル変換器の入力ノードは、前記第3のスイッチを介して、前記第1のスイッチの前記第2の導通端子に接続された配線と接続される、請求項6に記載の半導体装置。
JP2011033469A 2011-02-18 2011-02-18 半導体装置 Expired - Fee Related JP5695439B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011033469A JP5695439B2 (ja) 2011-02-18 2011-02-18 半導体装置
US13/367,883 US8860392B2 (en) 2011-02-18 2012-02-07 Semiconductor device including voltage generating circuit
CN201210044224.3A CN102645947B (zh) 2011-02-18 2012-02-17 具备电压生成电路的半导体装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011033469A JP5695439B2 (ja) 2011-02-18 2011-02-18 半導体装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2012173049A JP2012173049A (ja) 2012-09-10
JP5695439B2 true JP5695439B2 (ja) 2015-04-08

Family

ID=46658806

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2011033469A Expired - Fee Related JP5695439B2 (ja) 2011-02-18 2011-02-18 半導体装置

Country Status (3)

Country Link
US (1) US8860392B2 (ja)
JP (1) JP5695439B2 (ja)
CN (1) CN102645947B (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20110227538A1 (en) * 2010-03-19 2011-09-22 O2Micro, Inc Circuits for generating reference signals
KR20150096197A (ko) * 2014-02-14 2015-08-24 삼성전자주식회사 반도체 집적회로의 누설전류 측정 회로
CN104932598B (zh) * 2015-05-20 2016-11-23 深圳创维-Rgb电子有限公司 一种芯片的电压微调控制电路
KR20170135063A (ko) * 2016-05-30 2017-12-08 삼성전자주식회사 피이드백 제어 회로를 포함하는 전압 발생기 및 메모리 장치
CN117055679B (zh) * 2023-10-10 2023-12-12 合肥奎芯集成电路设计有限公司 一种低失调带隙基准电路和低失调带隙基准芯片

Family Cites Families (25)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0363805A (ja) * 1989-08-02 1991-03-19 Mitsubishi Electric Corp マイクロコンピュータ
JPH03272166A (ja) * 1990-03-22 1991-12-03 Hitachi Ltd 半導体集積回路
US6262567B1 (en) * 1997-08-01 2001-07-17 Lsi Logic Corporation Automatic power supply sensing with on-chip regulation
JP2000040959A (ja) * 1998-07-23 2000-02-08 Advantest Corp Pll周波数シンセサイザ
JP3262079B2 (ja) * 1998-09-09 2002-03-04 日本電気株式会社 基準電圧発生回路
US6826390B1 (en) 1999-07-14 2004-11-30 Fujitsu Limited Receiver, transceiver circuit, signal transmission method, and signal transmission system
JP3986214B2 (ja) * 1999-07-14 2007-10-03 富士通株式会社 レシーバ回路
JP3948864B2 (ja) * 1999-09-28 2007-07-25 富士通株式会社 レシーバ、トランシーバ回路および信号伝送システム
JP2001274677A (ja) 2000-03-24 2001-10-05 Toshiba Corp クロスカップル負荷型論理回路
JP2002341953A (ja) * 2001-05-15 2002-11-29 Denso Corp バンドギャップ基準電圧回路
JP4119773B2 (ja) * 2003-03-06 2008-07-16 松下電器産業株式会社 半導体記憶装置および半導体装置
JP3754028B2 (ja) 2003-03-24 2006-03-08 株式会社東芝 半導体装置
JP2005242570A (ja) 2004-02-25 2005-09-08 Matsushita Electric Ind Co Ltd 半導体集積回路
US7053690B2 (en) * 2004-07-08 2006-05-30 Oki Electric Industry Co., Ltd. Voltage generating circuit with two resistor ladders
JP4578878B2 (ja) * 2004-07-27 2010-11-10 パナソニック株式会社 半導体集積回路
JP2006197749A (ja) * 2005-01-14 2006-07-27 Ricoh Co Ltd ステッピングモータ駆動装置
JP5132884B2 (ja) * 2005-12-28 2013-01-30 三菱電機株式会社 シフトレジスタ回路およびそれを備える画像表示装置
US7751139B1 (en) * 2006-08-17 2010-07-06 Marvell International Ltd. Circuits, systems, and methods for calibration of bias across a magneto-resistive sensor
KR100805839B1 (ko) * 2006-08-29 2008-02-21 삼성전자주식회사 고전압 발생기를 공유하는 플래시 메모리 장치
US7827330B2 (en) * 2007-07-27 2010-11-02 Microchip Technology Incorporated Configuring multi-bit slave addressing on a serial bus using a single external connection
JP2009201259A (ja) 2008-02-21 2009-09-03 Toshiba Corp 永久磁石式回転電機、永久磁石式回転電機の組立方法、永久磁石式回転電機の分解方法及び永久磁石電動機ドライブシステム
SE533293C2 (sv) * 2008-10-10 2010-08-17 Zoran Corp Analog/digital-omvandlare
JP2010177612A (ja) * 2009-02-02 2010-08-12 Renesas Electronics Corp 半導体集積回路装置
CN101881982B (zh) * 2009-05-05 2012-08-08 瑞萨电子(中国)有限公司 一种防止过冲的稳压电路及基准电路
JP5412190B2 (ja) * 2009-06-29 2014-02-12 ルネサスエレクトロニクス株式会社 半導体集積回路装置

Also Published As

Publication number Publication date
CN102645947A (zh) 2012-08-22
JP2012173049A (ja) 2012-09-10
US8860392B2 (en) 2014-10-14
CN102645947B (zh) 2016-11-23
US20130207634A1 (en) 2013-08-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6073112B2 (ja) 基準電圧発生回路
JP4648346B2 (ja) 調整可能なトランジスタボディバイアス回路網
US7482798B2 (en) Regulated internal power supply and method
US6448844B1 (en) CMOS constant current reference circuit
US7332904B1 (en) On-chip resistor calibration apparatus and method
JP3966016B2 (ja) クランプ回路
JP5695439B2 (ja) 半導体装置
TW202008702A (zh) 電壓調節器及動態洩流電路
US10437275B2 (en) Current reference circuit and semiconductor integrated circuit including the same
US20190163224A1 (en) Bandgap reference circuit
JP5492702B2 (ja) 半導体装置
JP4703406B2 (ja) 基準電圧発生回路および半導体集積装置
US20060028366A1 (en) Fixed offset digital-to-analog conversion device and method
JPH08248067A (ja) テクノロジー及び温度の補償をした電圧検出回路
US11237585B2 (en) Self-biased current trimmer with digital scaling input
EP3893079B1 (en) In-chip reference current generation circuit
US9239583B2 (en) Circuit for generation of an electric current with a configurable value
CN109491429B (zh) 带隙参考电压产生电路和带隙参考电压产生系统
US10333542B2 (en) Digital-to-analog converters having a resistive ladder network
CN114726352A (zh) 半导体器件
JP2010074587A (ja) 電圧比較器
JP2004304632A (ja) パワーオンディテクタ、及びこのパワーオンディテクタを用いたパワーオンリセット回路
JP2014026680A (ja) 電流補償回路及び半導体記憶装置。
JPH03139873A (ja) 温度検出回路
KR101261342B1 (ko) 기준전류 생성회로

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20130912

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20140220

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20140417

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20140422

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140619

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20150120

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20150206

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5695439

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees