JP5693146B2 - 固体撮像装置及び固体撮像装置の駆動方法 - Google Patents

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Description

本発明は、デジタルスチルカメラ又はデジタルカメラ等で利用される固体撮像装置及び固体撮像装置の駆動方法に関する。
一般に固体撮像装置では、2次元マトリクス状に配置された複数の画素で光電変換された電気信号が、列毎の増幅器を介して後段の信号処理回路へ送られる。また、近年、固体撮像装置は多画素化と高速動作が要求されるため、増幅器の帯域幅は広く設定される傾向にある。信号帯域幅の増大に伴い、増幅器の信号帯域幅に比例するランダムノイズの積分値が大きくなる。特許文献1は、増幅器の基準電位をクランプする際、増幅器に容量が連結されている記載がある。増幅器の基準電位をクランプすることで、増幅器の出力端に容量が連結されるので増幅器の帯域が制限され、その結果、増幅器から発生するランダムノイズが低減する。
特開2008−78894号公報
増幅器を有する固体撮像装置では、用途に応じて増幅器の増幅率を様々に変化させることができる。例えば、暗い被写体と明るい被写体が同時に存在する広いダイナミックレンジを有する被写体の撮影を行うための駆動がある。また、加算モードと非加算モードの両モードを有し、モード毎にダイナミックレンジを確保する駆動、各色の画素毎に信号の増幅率を変化させる駆動がある。これらの駆動で、増幅器の増幅率は−数dBから数十dBにわたる。しかしながら、このように撮影条件に応じて増幅器の増幅率を変更する際、特許文献1に記載の駆動方法では、増幅器から発生するランダムノイズは必ずしも十分に低減できない。なぜなら特許文献1に記載されている方法では、増幅器の増幅率を決めている帰還容量と増幅率の出力端に接続されている信号保持容量とで周波数帯域が制限される。そのため、帰還容量の小さい低増幅率の動作ほど増幅器の周波数帯域が広がり、周波数帯域に比例してランダムノイズも増大するからである。つまり、設定される増幅率によっては増幅器から発生するランダムノイズは必ずしも十分低減できていないのである。
本発明の目的は、増幅回路から発生するランダムノイズを低減し、S/Nを向上させることができる固体撮像装置及び固体撮像装置の駆動方法を提供することである。
本発明の固体撮像装置は、光を電気信号に変換する光電変換素子を有する画素と、可変の帰還容量に応じた増幅率で、前記画素の信号を増幅する帰還型の増幅回路と、前記増幅回路の出力端子に第1のスイッチを介して接続される保持容量と、前記増幅回路の出力端子に第2のスイッチを介して接続される負荷容量とを有し、前記帰還容量をリセットする期間及び前記第1のスイッチがオンする期間のいずれか一方又は両方の期間において、前記第2のスイッチがオンすることを特徴とする。
増幅回路の増幅率に応じて、増幅回路の出力端子の負荷容量を変化させることで、増幅回路の帯域の広狭を制御し、増幅回路から発生するランダムノイズを低減し、S/Nを向上させることができる。
第1〜第3の実施形態の固体撮像装置の等価回路図である。 第1の実施形態の固体撮像装置の駆動タイミング図である。 第1の実施形態の駆動タイミング図である。 第1の実施形態の固体撮像装置の利得対周波数特性を示す図である。 第2の実施形態の固体撮像装置の駆動タイミング図である。 第2の実施形態の固体撮像装置の利得対周波数特性を示す図である。 第3の実施形態の固体撮像装置の駆動タイミング図である。 第4〜第7の実施形態の固体撮像装置の等価回路図である。 第4の実施形態の固体撮像装置の駆動タイミング図である。 第5の実施形態の固体撮像装置の駆動タイミング図である。 第6の実施形態の固体撮像装置の駆動タイミング図である。 第7の実施形態の固体撮像装置の駆動タイミング図である。
(第1の実施形態)
図1は、本発明の第1の実施形態による固体撮像装置の画素部と1列分の読み出し回路の等価回路図である。画素部は2次元配列した複数画素のうちのある2×1画素だけを示している。画素1は、光電変換素子2a,2bと、転送MOS電界効果トランジスタ3a,3bと、ソースフォロワMOS電界効果トランジスタ4と、リセットMOS電界効果トランジスタ5と、行選択MOS電界効果トランジスタ6とを有する。以下、転送MOS電界効果トランジスタ3a,3bを転送MOS3a,3b、ソースフォロワMOS電界効果トランジスタ4をSFMOS4、リセットMOS電界効果トランジスタ5をリセットMOS5、行選択MOS電界効果トランジスタ6を行選択MOS6という。光電変換素子2a,2bは、例えばフォトダイオードであり、画素1内に複数設けられ、光電変換により光を電気信号に変換する。転送MOS3a,3bは、光電変換素子2a,2bにより生成された信号をそれぞれSFMOS4のゲートに転送する。SFMOS4は、転送MOS3a,3bにより転送された信号を増幅する。リセットMOS5は、SFMOS4のゲート電圧を所定電位にリセットする。行選択MOS6は、SFMOS4のソース及び垂直出力線7との間の導通を制御する。
垂直出力線7は、増幅回路部8に接続されている。増幅回路部8は、帰還型の増幅回路であり、可変の帰還容量Cf1,Cf2に応じた増幅率で、垂直出力線7に出力された画素1の信号を増幅する。増幅回路部8は、クランプ容量C0、反転増幅器10、帰還容量Cf1,Cf2、増幅率選択MOS電界効果トランジスタ21,22、及びクランプスイッチ24を有する。以下、増幅率選択MOS電界効果トランジスタ21,22を増幅率選択MOS21,22という。増幅回路部8は、帰還容量Cf1,Cf2を増幅率選択MOS21,22により切り替えて選択することで、増幅率を変更することができる。また、反転増幅器10の非反転入力端子には基準電位VC0Rが印加されており、クランプスイッチ24のゲートに入力されるクランプパルスPC0Rがハイレベルになると、帰還容量Cf1又はCf2の両端が短絡される。これにより、基準電位VC0Rと垂直信号線7の電位差がクランプ容量C0に保持される。
以下、制御MOS電界効果トランジスタ12,13,16,17を制御MOS12,13,16,17という。増幅回路部8の出力端子は、制御MOS(第1のスイッチ)12を介して保持容量Ctnに接続される。同様に、増幅回路部8の出力端子は、制御MOS(第1のスイッチ)13を介して保持容量Ctsに接続される。保持容量Ctnは、リセットMOS5によるリセット時の基準電位VC0Rに対する垂直出力線7の電位である暗時信号(略VC0R)を保持する。保持容量Ctsは、光電変換素子2a又は2bにより生成された光電変換信号に暗時信号が重畳した信号を保持する。また、増幅回路部8の出力端子は、制御MOS(第2のスイッチ)16を介して負荷容量Cl1に接続される。同様に、増幅回路部8の出力端子は、制御MOS(第2のスイッチ)17を介して負荷容量Cl2に接続される。制御MOS16及び17は、所定期間、増幅回路部8の増幅率に連動して制御される。つまり、所定期間、増幅率毎に接続される負荷容量が変更される。さらに、保持容量Ctnと保持容量Ctsに保持された信号は、水平走査回路によって順次、読み出される。出力アンプ20は、保持容量Ctsの信号と保持容量Ctnの信号との差分を演算し、暗時信号をキャンセルした画素信号を外部に出力する。
図2は、図1の固体撮像装置の動作例を示すタイミング図である。まず、時刻t0に、クランプパルスPC0Rをハイレベルにすることのよりクランプスイッチ24がオンになることによって、増幅回路部8が電圧フォロワ状態となり、クランプ容量C0の反転増幅器10側の電極が略VC0R電圧となる。この時、信号PTN及びPTSがローレベルからハイレベルになることにより、制御MOS12及び13が同時にオンし、保持容量Ctn及びCtsにも同じく略VC0R電位が書き込まれる。
次に、時刻t1に、信号PRESがハイレベルからローレベルへ変化することによりリセットMOS5がオフし、SFMOS4のゲートのリセットが解除される。この時、SFMOS4のゲートには暗時に対応する電位が固定される。
次に、時刻t2に、クランプパルスPC0Rがハイレベルからローレベルへ変化し、クランプスイッチ24がオフする。その後、信号PTN及びPTSはローレベルになり、制御MOS12及び13はオフする。その後、保持容量CTn及びCtsは信号を保持する。
次に、時刻t3に、ゲート信号PSELをハイレベルにすることにより行選択MOS6がオンになると、暗時出力が垂直出力線7に現れ、クランプ容量C0にクランプされる。
次に、時刻t3’に、信号PCL1がローレベルからハイレベルに変化することにより制御MOS16がオンし、増幅回路部8の出力端子と負荷容量Cl1が接続される。
次に、時刻t4に、信号PTNがハイレベルになることにより制御MOS12がオンし、保持容量CtnはSFMOS4及び反転増幅器10のリセット信号である暗時信号を保持する。
次に、時刻t5に、信号PTX1が一定ハイレベルになることにより転送MOS3aが一定期間オンし、光電変換素子2aに蓄積された電荷がSFMOS4のゲートに転送される。
次に、時刻t6に、信号PTSがハイレベルになることにより制御MOS13がオンし、保持容量Ctsは暗時信号に光電変換信号を重畳した信号を保持する。この時、増幅回路部8の出力端子の電位は、クランプ容量C0と帰還容量Cf1又はCf2の分圧比で決まる。本実施形態では、信号PGA1及びPGA2がハイレベルであるので、増幅率選択MOS21及び増幅率選択MOS22がオンし、増幅回路部8の増幅率はC0/(Cf1+Cf2)になる。時刻t3’以降において、信号PCL1により制御MOS16は、信号PTN及びPTSの制御MOS12及び13がオンしている期間においてオンしている。
図3は、図1の固体撮像装置の他の増幅率の動作例を示すタイミング図である。別のモードで、増幅回路部8の増幅率を変更して使用する場合には負荷容量を変化させる。以下、図3のタイミング図が図2のタイミング図と異なる点を説明する。信号PGA1をハイレベルにすることにより増幅率選択MOS21がオンし、信号PGA2をローレベルにすることにより増幅率選択MOS22がオフするので、増幅回路部8の増幅率はC0/(Cf1)となる。時刻t3’では、信号PCL2をハイレベルにすることにより制御MOS17がオンし、増幅回路部8の出力端子と負荷容量Cl2が接続される。上記以外は、図2と同様である。つまり、負荷容量Cl1及びCl2は、読み出し期間に反転増幅器10の利得帯域を狭めるように作用する。
図4を参照しながら、反転増幅器10の利得帯域制限の様子を説明する。通常使用の駆動周波数をf、反転増幅回路10の伝達コンダクタンスをgm、負荷容量Cl1と負荷容量Cl2の関係はCl1>Cl2とする。図2のタイミングで示される増幅回路部8の増幅率がC0/(Cf1+Cf2)となる場合、負荷容量Cl1が接続されないと、保持容量Ctnへの読み出し期間の増幅回路部8の周波数帯域は、点線上の黒丸●faで示され、次式で表わされる。
fa=gm/(2π×C0/(Cf1+Cf2)×Ctn)
同じく、保持容量Ctsへの読み出し期間、増幅回路部8の周波数帯域は、点線上の黒丸●faで示され、次式で表わされる。
fa=gm/(2π×C0/(Cf1+Cf2)×Cts)
信号PCL1をハイレベルにすることにより制御MOS16がオンし、増幅回路部8の出力端子と負荷容量Cl1が接続されると、保持容量Ctnへの読み出し期間の増幅回路部8の周波数帯域は、点線上の白丸○fbで示され、次式で表わされる。
fb=gm/(2π×C0/(Cf1+Cf2)×(Ctn+Cl1)
同じく、保持容量Ctsへの読み出し期間の増幅回路部8の周波数帯域は、点線上の白丸○fbで示され、次式で表わされる。
fb=gm/(2π×C0/(Cf1+Cf2)×(Cts+Cl1)
fb<faであるから、負荷容量Cl1によって増幅回路部8の周波数帯域が制限されている。
一方、図3で示される増幅回路部8の増幅率がC0/(Cf1)となる場合、負荷容量Cl1が接続されていないと、保持容量Ctnへの読み出し期間の増幅回路部8の周波数帯域は、実線上の黒丸●fcで示され、次式で表わされる。
fc=gm/(2π×C0/(Cf1)×Ctn)
同じく、保持容量Ctsへの読み出し期間の増幅回路部8の周波数帯域は、実線上の黒丸●fcで示され、次式で表わされる。
fc=gm/(2π×C0/(Cf1)×Cts)
信号PCL2をハイレベルにすることにより制御MOS17がオンし、増幅回路部8の出力端子と負荷容量Cl2が接続された場合、保持容量Ctnへの読み出し期間の増幅回路部8の周波数帯域は、実線上の白丸○fdで示され、次式で表わされる。
fd=gm/(2π×C0/(Cf1)×(Ctn+Cl2)
同じく、保持容量Ctsへの読み出し期間の増幅回路部8の周波数帯域は、実線上の白丸○fdで示され、次式で表わされる。
fd=gm/(2π×C0/(Cf1)×(Cts+Cl2)
fd<fcであるから、負荷容量Cl1によって増幅回路部8の周波数帯域が制限されている。この時、f=fb=fdとなるように設定することが、増幅回路部8でランダムノイズを低減するのに最も好適である。つまり、駆動に必要な周波数がfであるとすると、f=fb=fdとなるように設計することが、ノイズを最小にするのに最も好適である。
なお、ここでは、増幅回路部8の帯域制限手段として負荷容量Cl1,Cl2を接続することを記載したが、これに限らない。例えば、抵抗素子や制御電極を有したトランジスタのオン抵抗を利用する手段も可能である。レイアウト面積等を加味して、適宜適用することが望ましい。また、帯域制限手段の素子数も、適宜設定されることが望ましい。
(第2の実施形態)
本発明の第2の実施形態の固体撮像装置及びその駆動方法について説明する。第2の実施形態の固体撮像装置の回路図は、第1の実施形態で説明した図1と同じである。図5は、本発明の第2の実施形態による固体撮像装置(図1)の動作例を示すタイミング図である。図5のタイミング図は、図2のタイミング図に対して、信号PCL1及びPCL2が異なる。以下、図5のタイミング図が図2のタイミング図と異なる点を説明する。増幅回路部8の増幅率は、図2と同じく、C0/(Cf1+Cf2)である。時刻t0において、信号PCL1及びPCL2をハイレベルにすることにより制御MOS16及び17がオンし、増幅回路部8の出力端子が負荷容量Cl1及びCl2に接続される。それと同時に、図2と同様に、時刻t0に、クランプパルスPC0Rをハイレベルにすることによりクランプスイッチ24がオンになる。これにより、帰還容量Cl1及びCl2がリセットされ、増幅回路部8が電圧フォロワ状態となり、クランプ容量C0の反転増幅器10側の電極が略VC0R電圧となる。この時、信号PTN及びPTSがローレベルからハイレベルになることにより、制御MOS12及び13が同時にオンし、保持容量Ctn及びCtsにも同じく略VC0R電位が書き込まれる。その後、時刻t2の後に、信号PCL1及びPCL2をローレベルにすることにより制御MOS16及び17がオフし、負荷容量Cl1及びCl2が増幅回路部8の出力端子から切り離される。信号PC0Rにより帰還容量Cl1及びCl2がリセットされている期間において、信号PCL1及びPCL2の制御MOS16及び17がオンしている。
また、別のモードで信号PGA1及びPGA2により増幅回路部8の増幅率を変更する場合においても、時刻t0の基準電位書き込み時には増幅回路部8の増幅率によらず、信号PCL1及びPCL2により制御MOS16及び17の両方をオンする。これにより、増幅回路部8の出力端子が負荷容量Cl1及びCl2に接続される。
時刻t0の基準電位書き込み時に発生するランダムノイズ成分は、出力アンプ20の差分演算であるCDS(Correlated Double Sampling)により殆ど消去されるが、必ずしも0にはならない。そのため、時刻t0の基準電位書き込み時の帯域制限によりランダムノイズ成分を低減することで、CDS後の残留ノイズを低減することができる。
図6は、増幅率(利得)対周波数特性を示す。時刻t0の基準電位書き込み時の増幅回路部8の増幅率は1であるから、増幅回路部8の周波数帯域は、黒丸●feで示され、次式で表わされる。
fe=gm/(2π×Cts)
信号PCL1及びPCL2をハイレベルにすることにより制御MOS16及び17がオンし、増幅回路部8の出力端子が負荷容量Cl1及びCl2に接続された場合、周波数帯域は、白丸○ffで示され、次式で表わされる。
ff=gm/(2π×(CL1+CL2+Cts))
f=ffとなるように、負荷容量Cl1及びCl2を決定することで、必要な帯域を確保しつつ、ノイズ成分を最小にすることができる。なお、ここでは増幅回路部8の帯域制限手段として負荷容量Cl1及びCl2を接続することを記載したが、これに限らない。例えば、抵抗素子や制御電極を有したトランジスタのオン抵抗を利用する手段も可能である。レイアウト面積等を加味して、適宜適用することが望ましい。また、帯域制限手段の素子数も、適宜設定されることが望ましい。
(第3の実施形態)
本発明の第3の実施形態の固体撮像装置は、第1及び第2の実施形態を組み合わせたものである。第3の実施形態の固体撮像装置の回路図は、図1と同じである。図7は、本発明の第3の実施形態による固体撮像装置の動作例を示すタイミング図である。図7のタイミング図は、図5のタイミング図に対して信号PCL1が異なる。以下、図7のタイミング図が図5のタイミング図と異なる点を説明する。図2と同様に、時刻t3の後、時刻t3’において、信号PCL1は再びハイレベルになり、制御MOS16がオンして、増幅回路部8の出力端子が負荷容量Cl1に接続される。その後、時刻t6の後、信号PCL1をローレベルにすることにより、制御MOS16がオフし、負荷容量Cl1が増幅回路部8の出力端子から切り離される。期間t0〜t2の帰還容量Cl1及びCl2がリセットされている期間において、信号PCL1及びPCL2の制御MOS16及び17がオンしている。さらに、時刻t3’以降の信号PTN及びPTSの制御MOS12及び13がオンしている期間において、信号PCL1の制御MOS16がオンしている。
なお、ここでは、増幅回路部8の帯域制限手段として負荷容量Cl1,Cl2を接続することを記載したが、これに限らない。例えば、抵抗素子や制御電極を有したトランジスタのオン抵抗を利用する手段も可能である。レイアウト面積等を加味して、適宜適用することが望ましい。また,帯域制限手段の素子数も、適宜設定されることが望ましい。
本実施形態により、増幅回路部8のリセット動作時のランダムノイズを低減するとともに、増幅率を高く設定した際のランダムノイズも低減することができる。第1〜第3の実施形態では、帰還容量Cf1,Cf2をリセットする期間及び制御MOS12,13がオンする期間のいずれか一方又は両方の期間において、制御MOS16,17がオンする。
(第4の実施形態)
本発明の第4の実施形態の固体撮像装置及びその駆動方法について以下に示す。本実施形態は、2画素加算の場合の動作例である。図8は、本発明の第4の実施形態の固体撮像装置の回路図である。図8の固体撮像装置は、図1の固体撮像装置に対して加算用制御MOS電界効果トランジスタ23を追加したものである。以下、加算用制御MOS電界効果トランジスタ23を加算用制御MOS23という。増幅回路部8内において、加算用制御MOS23は、ドレインが反転増幅器10の出力端子に接続され、ゲートが信号PC0Eのノードに接続され、ソースがMOS12,13,16,17,21,23の相互接続点に接続される。
図9は、図8に示す固体撮像装置の動作例を示すタイミング図である。まず、時刻t0に、クランプパルスPC0Rがハイレベルになることによりクランプスイッチ24がオンし、増幅回路部8が電圧フォロワ状態となり、クランプ容量C0の反転増幅器10側の電極が略VC0R電圧となる。この時、信号PTN及びPTSをハイレベルにすることにより制御MOS12及び13も同時にオンすることで、保持容量Ctn及びCtsにも同じく略VC0R電圧を書き込む。
次に、時刻t1に、信号PRESをハイレベルからローレベルにすることによりリセットMOS5がオフし、SFMOS4のゲートのリセットが解除される。SFMOS4のゲートには暗時に対応する電位が固定される。
次に、時刻t2に、クランプパルスPC0Rがハイレベルからローレベルへ変化し、クランプスイッチ24がオフする。その後、信号PTN及びPTSがローレベルになり、制御MOS12及び13がオフする。
次に、時刻t3に、信号PSELをハイレベルにすることにより行選択MOS6がオンし、暗時出力が垂直出力線7に現れ、クランプ容量C0にクランプされる。
次に、時刻t3’に、信号PCL1及びPC0Eをハイレベルにする。信号PCL1をハイレベルにすることにより制御MOS16がオンし、負荷容量Cl1は増幅回路部8の出力端子に接続される。また、信号PC0Eをハイレベルにすることにより加算用制御MOS23がオンし、反転増幅器10の出力端子がMOS12,13,16,17,21,22の相互接続点に接続される。
次に、時刻t4に、信号PTNをハイレベルにすることにより制御MOS12がオンし、保持容量CtnはSFMOS4及び反転増幅器10のリセット信号である暗時信号を保持する。
次に、時刻t5に、1行目の転送信号PTX1を一定間ハイレベルにすることにより1行目の転送MOS3aが一定期間オンし、光電変換素子2aに蓄積された電荷がSFMOS4のゲートに転送される。この動作で、光電変換素子2aからの信号は帰還容量Cf1及びCf2に保持される。
次に、時刻t6に、信号PC0Eをローレベルにすることにより加算用制御MOS23がオフし、反転増幅器10の出力端子と帰還容量11a、11bとの接続を切り離す。
次に、時刻t7で、クランプパルスPC0Rをハイレベルにすることによりクランプスイッチ24をオンにする。これにより、増幅回路部8が電圧フォロワ状態となり、クランプ容量C0及び帰還容量Cf1,Cf2の反転増幅器10側の電極が略VC0R電位となり、クランプ容量(入力容量)C0がリセットされる。その後、信号PRESが一定期間ハイレベルになり、リセットMOS5が一定期間オンし、SFMOS4のゲートがリセットされる。その後、クランプパルスPC0Rをローレベルにすることによりクランプスイッチ24がオフする。
次に、時刻t8に、信号PC0Eをハイレベルに戻すことにより加算用制御MOS23をオンにする。
次に、時刻t9に、2行目の転送信号PTX2を一定期間ハイレベルにすることにより2行目の転送MOS3bが一定期間オンし、光電変換素子2bに蓄積された電荷がSFMOS4のゲートに転送される。上記動作により、光電変換素子2bからの信号は帰還容量Cf1及びCf2にて2画素分の信号が加算されることとなる。その後、信号PCL1をハイレベルにすることにより制御MOS16がオンし、負荷容量Cl1が増幅回路部8の出力端子に接続される。
次に、時刻t10に、信号PTSをハイレベルにすることにより制御MOS13がオンすることで、保持容量Ctsは暗時信号に2画素分の光電変換信号を重畳した信号を保持する。
信号PGA1及びPGA2がハイレベルであるので、増幅回路部8の増幅率はC0/(Cf1+Cf2)である。信号PTNにより保持容量Ctnに信号を書き込むタイミング及び信号PTSにより保持容量Ctsに信号を書き込むタイミングに合わせて、信号PCL1の制御MOS16をオンさせ、増幅回路部8の出力端子を負荷容量Cl1に接続する。増幅回路部8は、時刻t5及びt9において複数の光電変換素子2a,2bの信号を順次入力して加算し増幅し、複数の光電変換素子2a,2bの信号を入力する間の時刻t7の期間でクランプ容量(入力容量)C0をリセットする。信号PTN及びPTSの制御MOS12及び13がオンする期間において、信号PCL1の制御MOS16がオンする。
増幅回路部8の増幅率を変更して、容量Cf1のみを使用する場合、増幅率はC0/(Cf1)となる。このとき、図3と同様に、信号PCL2により制御MOS17がオンし、増幅回路部8の出力端子が負荷容量Cl2に接続される。
以上の動作による増幅回路部8の帯域制限は、図4で示されるものと同じとなる。
(第5の実施形態)
本発明の第5の実施形態の固体撮像装置及びその駆動方法について以下に示す。本実施形態は、2画素加算の場合に、第1の画素の読み出しと第2の画素の読み出しの間に行われる増幅回路部8のリセット動作時に、帯域制限を加えるための容量の接続動作を行う点が特徴である。本実施形態の固体撮像装置の回路図は図8と同一である。
図10は、本実施形態の固体撮像装置の動作例を示すタイミング図である。時刻t3までの動作は、第4の実施形態と同じである。時刻t3の後、時刻t3’に、信号PC0Eをハイレベルにすることにより加算制御MOS23をオンするが、制御MOS16及び17はオフのままである。
次に、時刻t4に、信号PTNをハイレベルにすることにより制御MOS12がオンとなり、暗時信号を保持容量Ctnに転送する。
次に、時刻t5に、信号PTX1を一定期間ハイレベルにすることにより第1の画素の転送MOS3aをオンとすることで、第1の画素の信号が読み出される。その後、信号PCL1及びPCL2をハイレベルにすることにより制御MOS16及び17がオンし、負荷容量Cl1及びCl2が増幅回路部8の出力端子に接続される。
する。
次に、時刻t6に、信号PC0Eをローレベルにすることにより加算制御MOS23がオフとなる。
次に、時刻t7に、信号PC0Rをハイレベルにすることによりクランプスイッチ24がオンとなることで、反転増幅器10の帰還ループが短絡され、反転増幅器10及びクランプ容量(入力容量)C0がリセットされる。この状態で、反転増幅器10の出力端子は、負荷容量Cl1及びCl2に接続されているため、反転増幅器10の帯域が狭められ、ノイズが低減する。その後、信号PRESが一定期間ハイレベルになり、リセットMOS5が一定期間オンし、SFMOS4のゲートがリセットされる。その後、クランプパルスPC0Rをローレベルにすることによりクランプスイッチ24がオフする。
次に、時刻t8に、信号PC0Eをハイレベルに戻すことにより加算用制御MOS23をオンにする。
次に、時刻t9に、2行目の転送信号PTX2を一定期間ハイレベルにすることにより転送MOS3bを一定期間オンにし、光電変換素子2bに蓄積された電荷がSFMOS4のゲートに転送される。これにより、光電変換素子2bからの信号は帰還容量Cf1,Cf2にて2画素分の信号が加算されることとなる。
次に、時刻t10に、信号PTSを一定期間ハイレベルにすることにより制御MOS13が一定期間オンすることで、保持容量Ctsは暗時信号に2画素分の光電変換信号を重畳した信号を保持する。
信号PGA1及びPGA2がハイレベルであるので、増幅回路部8の増幅率はC0/(Cf1+Cf2)である。1行目の読み出しと2行目の読み出しの間のリセットにおいて、反転増幅器10の出力端子に負荷容量が接続されていない場合のノイズ発生状況を説明する。1行目の信号が読み出された後、加算用制御MOS23がローレベルとなり、反転増幅器10の出力端子と帰還容量11a、11bとの接続を切り離される際、帰還容量Cf1及びCf2に反転増幅器10の帯域に応じたノイズが固定される。その後、クランプスイッチ24においてクランプパルスPC0Rがローレベルとなる際、クランプ容量C0及び帰還容量Cf1,Cf2に帯域に応じたノイズが固定される。
反転増幅器10の出力端子に負荷容量Cl1,Cl2を接続することで、反転増幅器10の帯域を狭めることがノイズ低減に有効である。反転増幅器10の帯域制限の様子は図6と同じであるので説明を省略する。増幅回路部8は、時刻t5及びt9において複数の光電変換素子2a,2bの信号を順次入力して加算し増幅し、複数の光電変換素子2a,2bの信号を入力する間の時刻t7の期間にクランプ容量(入力容量)C0をリセットする。増幅回路部8がクランプ容量(入力容量)C0をリセットする期間において、信号PCL1及びPCL2の制御MOS16及び17がオンする。
なお、負荷容量Cl1,Cl2の代わりに抵抗素子や制御電極を有したトランジスタのオン抵抗を利用することも可能である。レイアウト面積等を加味して、適宜適用することが望ましい。また、帯域制限手段の素子数も、適宜設定されることが望ましい。
(第6の実施形態)
図11は、本発明の第5の実施形態の固体撮像装置の駆動タイミング図であり、負荷容量Cl1,Cl2の代わりに保持容量Ctn,Ctsを利用して同様なノイズ低減効果を得るための駆動タイミングを示す。本実施形態では、保持容量Ctn,Ctsと負荷容量Cl1,Cl2は、共通の容量である。図11のタイミング図は、図10のタイミング図に対して信号PTSが異なる。信号PTSは、時刻t6の前から時刻t8までの間にハイレベルとなる。それ以外は、図11は図10と同じであるため、説明は割愛する。本実施形態において、帯域制限手段として、容量素子以外の素子を用いることが可能であることは他の実施形態と同じである。
(第7の実施形態)
本発明の第7の実施形態は、第4〜6の実施形態を組み合わせたものである。固体撮像装置の回路図は、図8と同じである。図12は、本発明の第7の実施形態の駆動タイミング図である。図12において、図10からの変更点は、時刻t3から時刻t10の間で信号PCL1がハイレベルとなる点、時刻t6から時刻9の間で信号PTSがハイレベルとなる点である。この駆動により、第1の画素の読み出し期間と第2の画素の読み出し期間との間に行なわれる増幅回路部8のリセット動作時に、増幅回路部8の出力端子に負荷容量Cl1,Cl2及び保持容量Ctsを接続することができる。増幅回路部8で発生するランダムノイズを効果的に抑制することができる。
増幅回路部8は、時刻t5及びt9において複数の光電変換素子2a,2bの信号を順次入力して加算し増幅し、複数の光電変換素子2a,2bの信号を入力する間の時刻t7の期間にクランプ容量(入力容量)C0をリセットする。増幅回路部8がクランプ容量(入力容量)C0をリセットする時刻t7の期間及び制御MOS12及び13がオンする時刻t4及びt10の期間の両方の期間において、信号PCL1の制御MOS16がオンする。第4〜第6の実施形態では、増幅回路部8がクランプ容量((入力容量)C0をリセットする期間及び制御MOS12,13がオンする期間のいずれか一方又は両方の期間において、制御MOS16,17がオンする。
第1〜第6の実施形態において、制御MOS12,13がオンする期間において、制御MOS16,17は、増幅回路部8の増幅率に応じてオン及びオフを切り替える。具体的には、増幅回路部8の出力端子は、複数の制御MOS16,17複数の負荷容量Cl1,Cl2に接続される。制御MOS12,13がオンする期間において、複数の制御MOS16,17は、増幅回路部8の増幅率に応じてオン及びオフを切り替える。増幅回路部8の増幅率に応じて、増幅回路部8の出力端子の負荷容量Cl1,Cl2を変化させることで、増幅回路部8の帯域の広狭を制御し、増幅回路部8から発生するランダムノイズを低減し、S/Nを向上させることができる。
なお、上記実施形態は、何れも本発明を実施するにあたっての具体化の例を示したものに過ぎず、これらによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されてはならないものである。すなわち、本発明はその技術思想、又はその主要な特徴から逸脱することなく、様々な形で実施することができる。
1 画素、2a,2b 光電変換素子、8 増幅回路部、Cf1,Cf2 帰還容量、12,13,16,17 制御MOS、Ctn,Cts 保持容量、Cl1,Cl2 負荷容量

Claims (7)

  1. 光を電気信号に変換する光電変換素子を有する画素と、
    可変の帰還容量に応じた増幅率で、前記画素の信号を増幅する帰還型の増幅回路と、
    前記増幅回路の出力端子に第1のスイッチを介して接続される保持容量と、
    前記増幅回路の出力端子に第2のスイッチを介して接続される負荷容量とを有し、
    前記帰還容量をリセットする期間及び前記第1のスイッチがオンする期間のいずれか一方又は両方の期間において、前記第2のスイッチがオンすることを特徴とする固体撮像装置。
  2. 前記光電変換素子は、前記画素内に複数設けられ、
    前記増幅回路は、前記複数の光電変換素子の信号を順次入力して加算し増幅し、前記複数の光電変換素子の信号を入力する間に入力容量をリセットし、
    前記増幅回路が前記入力容量をリセットする期間及び前記第1のスイッチがオンする期間のいずれか一方又は両方の期間において、前記第2のスイッチがオンすることを特徴とする請求項1記載の固体撮像装置。
  3. 前記第1のスイッチがオンする期間において、前記第2のスイッチは、前記増幅回路の増幅率に応じてオン及びオフを切り替えることを特徴とする請求項1又は2記載の固体撮像装置。
  4. 前記第2のスイッチ及び前記負荷容量を複数有し、
    前記増幅回路の出力端子は、前記複数の第2のスイッチを介して前記複数の負荷容量に接続され、
    前記第1のスイッチがオンする期間において、前記複数の第2のスイッチは、前記増幅回路の増幅率に応じてオン及びオフを切り替えることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の固体撮像装置。
  5. 前記負荷容量と前記保持容量は、共通の容量であることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の固体撮像装置。
  6. 前記増幅回路の増幅率は、第1のゲインと、前記第1のゲインよりも低い第2のゲインとを有し、
    前記第1のゲインで前記増幅回路を動作させる際に接続される前記負荷容量の容量値は、前記第2のゲインで前記増幅回路を動作させる際に接続される前記負荷容量の容量値よりも小さいことを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の固体撮像装置。
  7. 光を電気信号に変換する光電変換素子を有する画素と、
    可変の帰還容量に応じた増幅率で、前記画素の信号を増幅する帰還型の増幅回路と、
    前記増幅回路の出力端子に第1のスイッチを介して接続される保持容量と、
    前記増幅回路の出力端子に第2のスイッチを介して接続される負荷容量とを有する固体撮像装置の駆動方法であって、
    前記帰還容量をリセットする期間及び前記第1のスイッチがオンする期間のいずれか一方又は両方の期間において、前記第2のスイッチがオンすることを特徴とする固体撮像装置の駆動方法。
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