JP5687926B2 - 船舶推進機用トリム・チルト装置 - Google Patents

船舶推進機用トリム・チルト装置 Download PDF

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Description

本発明は、船外機、船内外機等のための船舶推進機用トリム・チルト装置に関する。
従来、船舶推進機用トリム・チルト装置として、船体と、この船体に傾動自在に支持された船舶推進機との間にシリンダ装置を介装し、作動油給排装置からシリンダ装置に作動油を供給もしくは排出制御することにより、シリンダ装置を伸縮させて船舶推進機をトリム動作及びチルト動作させるものがある。
特許文献1に記載のトリム・チルト装置では、前記シリンダ装置が、船体と船舶推進機の一方に連結して用いられる、大径のトリム室を形成するハウジングと、ハウジングのトリム室に伸縮可能に挿入され、小径のチルト室を形成するシリンダと、ハウジングのトリム室内のシリンダ端部に固定され、トリム室をシリンダ収容側の第1トリム室と、シリンダ非収容側の第2トリム室とに区画する大径のトリムピストンと、船体と船舶推進機の他方に連結して用いられ、シリンダのチルト室に伸縮可能に挿入されるピストンロッドと、シリンダのチルト室内のピストンロッド端部に固定され、チルト室をピストンロッド収容側の第1チルト室と、ピストンロッド非収容側の第2チルト室とに区画する小径のチルトピストンとを有するものとしている。
更に、特許文献1に記載のトリム・チルト装置では、船舶推進機の任意のトリム姿勢での航走中に衝突する流木の衝撃力を、船舶推進機の跳ね上げによって吸収するとともに、その衝撃力の吸収後には船舶推進機を当初の航走可能なトリム姿勢に戻すため、チルトピストンにショックブロー弁とリターン弁を設けている。ショックブロー弁は、船舶推進機への流木衝突時に、シリンダ装置の伸長方向への衝撃力が加わったときに、設定圧で開き、第1チルト室の作動油を第2チルト室内にあるフリーピストンの側に移送してピストンロッドを伸長可能にし、船舶推進機を当初のトリム姿勢から跳ね上げることによってその衝撃力を吸収する。このとき、フリーピストンはその位置にとどまり、チルトピストンだけが動く。リターン弁は、ショックブロー弁の上述の開弁による衝撃力の吸収後、船舶推進機の自重でピストンロッドのチルトピストンが元の位置(フリーピストンがとどまっている位置)に戻ろうとするときに開き、チルトピストンとフリーピストンとの間の作動油を第1チルト室に戻し、船舶推進機のプロペラが水浸する、当初の航走可能なトリム姿勢に戻す。
特開2000-233797
しかしながら、特許文献1に記載のトリム・チルト装置では、船舶推進機への流木衝突に対処するため、フリーピストンを有し、かつチルトピストンにリターン弁を設ける必要があり、部品点数の増加による大重量、コスト高の不都合がある。
本発明の課題は、流木衝突に対処できるトリム・チルト装置において、部品点数の削減による軽量、コスト低減を図ることにある。
請求項1に係る発明は、船体と、この船体に傾動自在に支持された船舶推進機との間にシリンダ装置を介装し、作動油給排装置からシリンダ装置に作動油を供給もしくは排出制御することにより、シリンダ装置を伸縮させて船舶推進機をトリム動作及びチルト動作させるものであり、前記シリンダ装置が、船体と船舶推進機の一方に連結して用いられる、大径のトリム室を形成するハウジングと、ハウジングのトリム室に伸縮可能に挿入され、小径のチルト室を形成するシリンダと、ハウジングのトリム室内のシリンダ端部に固定され、トリム室をシリンダ収容側の第1トリム室と、シリンダ非収容側の第2トリム室とに区画する大径のトリムピストンと、船体と船舶推進機の他方に連結して用いられ、シリンダのチルト室に伸縮可能に挿入されるピストンロッドと、シリンダのチルト室内のピストンロッド端部に固定され、チルト室をピストンロッド収容側の第1チルト室と、ピストンロッド非収容側の第2チルト室とに区画する小径のチルトピストンとを有してなる船舶推進機用トリム・チルト装置において、前記トリムピストンに、第2チルト室を第2トリム室に連通する連通路を設け、トリムピストンとチルトピストンの間の第2チルト室を第2トリム室に常時直接的に連通可能にし、前記チルトピストンに、船舶推進機に加わった衝撃力によって第1チルト室の作動油が設定圧に達したときに開弁し、第1チルト室の作動油を第2チルト室に移送してピストンロッドを衝撃的に伸長させ、船舶推進機をトリム姿勢から跳ね上げ可能にするショックブロー弁を設けてなり、前記ショックブロー弁の開弁による衝撃力の吸収後、前記ピストンロッドの衝撃的な伸長によって第2チルト室に生じた真空部分を、船舶推進機の自重によって押し潰すように、ピストンロッドのチルトピストンが第2チルト室に進入し、船舶推進機をトリム姿勢に戻すように構成してなるようにしたものである。
(請求項1)
(a)任意のトリム姿勢で航走中の船舶推進機に流木が衝突し、シリンダ装置の伸長方向への衝撃力が船舶推進機に加わると、ショックブロー弁が設定圧で開き、第1チルト室の作動油がトリムピストンとチルトピストンの間の第2チルト室であって、フリーピストンのない第2チルト室に移送されてピストンロッドが伸長し、船舶推進機が当初のトリム姿勢から跳ね上げられ、その衝撃力を吸収する。
このとき、ピストンロッドが衝撃的に伸長せしめられる結果、第2チルト室に移送される油量に対し、第2チルト室の容積増加量が大幅に大きく、第2チルト室に真空部分が生ずる。
そこで、ショックブロー弁の上述の開弁による衝撃力の吸収後、船舶推進機の自重が上述の第2チルト室の真空部分を押し潰すように、ピストンロッドのチルトピストンが第2チルト室に進入し、船舶推進機のプロペラが水浸する航走可能なトリム姿勢に戻る。
(b)上述(a)により、流木衝突に対処できるトリム・チルト装置において、フリーピストンを有さず、かつチルトピストンにリターン弁を設けることもない。部品点数の削減により、軽量、コスト低減を図ることができる。
図1は船舶推進機を示す模式図である。 図2はトリム・チルト装置を示す模式図である。 図3はトリムアップ状態を示す模式図である。 図4は流木衝突状態を示す模式図である。 図5はトリム・チルト装置の油圧回路図である。
船舶推進機10(船外機、但し船内外機であっても良い)は、図1に示す如く、船体11の船尾板11Aにクランプブラケット12を固定され、クランプブラケット12にはチルト軸13を介してスイベルブラケット14が略水平軸まわりに傾動可能に枢着されている。スイベルブラケット14には、図示されない略鉛直配置される転舵軸を介して、推進ユニット15が転舵軸まわりに回動可能に枢着されている。推進ユニット15の上部にはエンジンユニット16が搭載され、推進ユニット15の下部にはプロペラ17が備えられている。
即ち、船舶推進機10は、船体11に固定のクランプブラケット12に、チルト軸13、スイベルブラケット14を介して推進ユニット15を傾動自在に支持され、クランプブラケット12とスイベルブラケット14との間にトリム・チルト装置20のシリンダ装置21を介装し、作動油給排装置22からシリンダ装置21に作動油を供給もしくは排出制御することにより、シリンダ装置21を伸縮させて推進ユニット15をトリム域ないしはチルト域で傾動可能としている。尚、船舶推進機10は、推進ユニット15をトリム域内の比較的緩傾斜状態に保持することにより、水面ロードの変化に対して最適な航走姿勢を得ることを可能としている。
(シリンダ装置21)
トリム・チルト装置20のシリンダ装置21は、図1、図2に示す如く、クランプブラケット12に連結して用いられるハウジング31を有し、このハウジング31に大径のトリム室32を形成している。尚、ハウジング31は、例えばアルミ合金の鋳造製であり、クランプブラケット12への取付ピン挿着孔33を備える。
また、シリンダ装置21は、トリム域でのトリムアップ−ダウン操作時に、ハウジング31の開口端に設けてあるシリンダガイド34からトリム室32に伸縮可能に挿入されるシリンダ41を有し、このシリンダ41に小径のチルト室42を形成している。シリンダガイド34は、ハウジング31の開口端に螺着されるとともに、トリム室32に密接するOリング等のシール部材35を備えるとともに、シリンダ41の外面に摺接するOリング等のシール部材36を備える。
また、シリンダ装置21は、ハウジング31のトリム室32内にあるシリンダ41の端部に螺着されて固定される大径のトリムピストン51を有する。トリムピストン51は、トリム室32の内面に摺接するOリング等のシール部材52を備え、トリム室32を、シリンダ41を収容する側の第1トリム室32Aと、シリンダ41を収容しない側の第2トリム室32Bとに区画する。
また、シリンダ装置21は、スイベルブラケット14に連結して設けられるピストンロッド61を有し、このピストンロッド61をチルト域でのチルトアップ−ダウン操作時にシリンダ41の開口端に設けてあるロッドガイド部43からチルト室42に伸縮可能に挿入している。ロッドガイド部43は、ピストンロッド61の外面に摺接するOリング等のシール部材44を備える。ピストンロッド61は取付ジョイント62にスイベルブラケット14への取付ピン挿着孔62Aを備える。
また、シリンダ装置21は、シリンダ41のチルト室42内にあるピストンロッド61の端部に座金71Aを介してナット71Bにより固定される小径のチルトピストン71を有する。チルトピストン71は、シリンダ41の内面に摺接するOリング等のシール部材72を備え、チルト室42を、ピストンロッド61を収容する側の第1チルト室42Aと、ピストンロッド61を収容しない側の第2チルト室42Bとに区画する。
しかるに、シリンダ装置21にあっては、シリンダ41を鉄系材料により鍛造成形されたものとし、外パイプ41Bと前述のロッドガイド部43を鍛造により一体成形し、組立工数を削減し、且つ強度面でも高強度化している。そして、シリンダ41は、ロッドガイド部43の内端面に設けた凹部と、外パイプ41Bに螺着される前述のトリムピストン51の内端面に設けた凹部との間に内パイプ41Aを挟持し、チルトシリンダ組立体としている。これにより、シリンダ41を内パイプ41Aと外パイプ41Bからなる二重筒構造とし、内パイプ41Aと外パイプ41Bの間の間隙を第1トリム室32Aと第1チルト室42Aとを連通する連通路46としている。即ち、第1トリム室32Aはハウジング31に設けてある第1流路91に直接接続され、第1チルト室42Aはシリンダ41の内パイプ41Aに設けた通路91A、シリンダ41の連通路46、シリンダ41の外パイプ41Bに設けた通路91B、トリムピストン51に設けた通路91C、第1トリム室32Aを介して第1流路91に接続される。これにより、第1トリム室32Aと第1チルト室42Aは、トリム動作とチルト動作の(a)収縮行程で作動油給排装置22の供給側に第1流路91を介して連絡され、(b)伸長行程で作動油給排装置22の排出側に第1流路91を介して連絡される。
また、シリンダ装置21にあっては、トリムピストン51が第2トリム室32Bと第2チルト室42Bとを連通する貫通孔状の連通路53を有している。即ち、第2トリム室32Bはハウジング31に設けてある第2流路92に直接接続され、第2チルト室42Bは、トリムピストン51の連通路53、第2トリム室32Bを介して第2流路92に接続される。これにより、第2トリム室32Bと第2チルト室42Bは、トリム動作とチルト動作の(a)伸長行程で作動油給排装置22の供給側に第2流路92を介して連絡され、(b)収縮行程で作動油給排装置22の排出側に第2流路92を介して連絡される。
(作動油給排装置22)
作動油給排装置22は、可逆式モータ23と可逆式ギヤポンプ24とタンク25と切替弁付き流路26からなり、前述の第1流路91、第2流路92を介して、シリンダ装置21の第1トリム室32A、第2トリム室32B、第1チルト室42A、第2チルト室42Bに作動油を給排可能とする。
また、本実施形態にあっては、シリンダ装置21のシリンダ41がトリム動作域でハウジング31のシリンダガイド34から外方に突き出る部分を、作動油給排装置22を構成するサブタンクハウジング28により覆っている。サブタンクハウジング28は例えば樹脂製からなり、サブタンクハウジング28の下端開口部をシリンダガイド34まわりに嵌合し、サブタンクハウジング28の下端フランジ部28AをOリング29Aを介してハウジング31の開口端面にボルトにより液密に締結してある。そして、サブタンクハウジング28の上端開口部にはピストンロッド61を液密に摺接可能とするオイルシール等のシール部材28Bを設けてある。これにより、サブタンクハウジング28は、シリンダ41とピストンロッド61の長手方向に沿ってそれらシリンダ41、ピストンロッド61の周囲に一定の間隙を介するように立設されてサブタンク28Cを形成し、このサブタンク28Cを、サブタンクハウジング28に設けた連絡口28Dを介してハウジング31の前述のタンク25に連通している。
尚、作動油給排装置22は、図5に示す如く、ポンプ24を第1流路91、第2流路92に連絡する切替弁付き流路26もハウジング31に内蔵し、この切替弁付き流路26にシャトル式切替弁101、逆止弁102、103、縮側リリーフ弁104、伸側リリーフ弁105、縮側緩衝弁106A、手動切替弁107を設けている。
シャトル式切替弁101は、シャトルピストン111、シャトルピストン111の両側に位置する第1チェック弁112A及び第2チェック弁112Bを有し、シャトルピストン111の第1チェック弁112A側に第1シャトル室113Aを画成し、シャトルピストン111の第2チェック弁112B側に第2シャトル室113Bを画成している。第1チェック弁112Aは、ポンプ24の正転によって管路93Aを介して第1シャトル室113Aに加えられる送油圧力によって開作動され、第2チェック弁112Bは、ポンプ24の逆転によって管路93Bを介して第2シャトル室113Bに加えられる送油圧力によって開作動可能とされている。また、シャトルピストン111は、ポンプ24の正転による送油圧力によって第2チェック弁112Bを開作動し、ポンプ24の逆転による送油圧力によって第1チェック弁112Aを開作動可能としている。
シャトル式切替弁101の第1チェック弁112Aは第1流路91に接続され、第2チェック弁112Bは第2流路92に接続されている。
ポンプ24とタンク25との接続管路94Aには逆止弁102が介装されている。即ち、船舶推進機10のチルトアップ操作時に、第1チルト室42Aの内容積は、ピストンロッド61の退出容積だけ増加することとなり作動油の循環油量が不足することから、上記逆止弁102が開作動し、タンク25からポンプ24に循環油量の不足分を補償可能としている。
ポンプ24とタンク25との接続管路94Bには逆止弁103が介装されている。即ち、船舶推進機10のトリムダウン操作時に、トリムピストン51が最大収縮位置に達してトリムダウンが完了し、第2トリム室32Bからポンプ24への戻り油がなくなった時点で、なおポンプ24が作動する場合に、上記逆止弁103が開作動し、タンク25からポンプ24に作動油を供給可能としている。
縮側リリーフ弁104は、第1シャトル室113Aに接続され、チルトダウン、トリムダウン作動時に余るロッド分の油量をタンク25に戻すため、及びトリムダウンが完了してもなおポンプ24を作動し続けたときの油圧回路保護のため、設定圧で回路圧をタンク25に逃がすものである。
伸側リリーフ弁105は、シャトルピストン111に内蔵され、チルトアップ操作時に、ピストンロッド61が最大伸長位置に達してチルトアップが完了してもなおポンプ24を作動し続けたときの油圧回路保護のため、設定圧で回路圧をタンク25に逃がすものである。
縮側緩衝弁106Aは、シリンダ装置21のチルトピストン71がチルト室42の中間位置で航走中、ピストンロッド61を収縮する方向の何らかの衝撃力が推進ユニット15に加わったとき(推進ユニット15に後方から障害物がぶつかった場合等)の油圧回路保護のため、設定圧で回路圧をタンク25に逃がすものである。
手動切替弁107は、第1流路91と第2流路92の連絡路95に介装され、第1流路91と第2流路92を導通することにより、シリンダ装置21を手動で伸縮せしめ、推進ユニット15をトリム域とチルト域とで傾動自在とするものである。
以下、トリム・チルト装置20の作動について説明する。
(1)トリムアップモータ23及びポンプ24を逆転すると、ポンプ24の吐出油は、管路93Bからシャトル式切替弁101の第2シャトル室113Bへ流れ、シャトルピストン111は図5で右側に移動し、第1チェック弁112Aを押し開く。また、切替弁101の第2シャトル室113Bに流入した作動油は自らの圧力で第2チェック弁112Bを押し開き、実線矢印で示すように、管路92を介して第2トリム室32Bに送られる。このようにして、第2トリム室32Bに流れ込んだ作動油は、トリムピストン51を押し上げようとする。尚、第2トリム室32Bの作動油は、トリムピストン51に作用するだけでなく、トリムピストン51に密接しているチルトピストン71にもトリムピストン51の貫通孔状の連通路53を通って作用するが、トリムピストン51の受圧面積の方がチルトピストン71の受圧面積より大きくなるように連通路53の面積を設定してあるため、トリムピストン51がチルトピストン71を押し上げ移動するものとなる。このとき、第1トリム室32Aの作動油が第1流路91へ流出し、ひいてはポンプ24に戻るため、トリムピストン51が移動するとともに、シリンダ41及びピストンロッド61をハウジング31の外方へ突出し、トリムアップする。そして、トリムピストン51が第1トリム室32A内のトリムアップ方向のストロークエンドに衝合するに至り、最大トリムアップとなる。
(2)チルトアップ上記(1)において、トリムピストン51が最大トリムアップまで移動した後、更に、作動油が第2トリム室32Bに供給されると、第2トリム室32B内の作動油圧力がトリムピストン51に設けてある貫通孔状の連通路53からチルトピストン71の反ピストンロッド61側端面に及ぶ。これにより、第2トリム室32Bに供給される作動油は、シリンダ41内でトリムピストン51とチルトピストン71との間に次第に拡張形成される第2チルト室42Bに充填され、第1チルト室42A内の作動油はシリンダ41のロッドガイド43に設けた通路91A、シリンダ41の連通路46、シリンダ41の外パイプ41Bに設けた通路91B、ハウジング31のシリンダガイド34に設けた通路91C、第1トリム室32Aを介して第1流路91へ流出するため、チルトピストン71のみが移動することとなる。これにより、ピストンロッド61はシリンダ41の外方へ突出し、チルトアップする。そして、チルトピストン71が第1チルト室42A内のチルトアップ方向のストロークエンドに衝合するに至り、最大チルトアップとなる。
(3)チルトダウンモータ23及びポンプ24が正転すると、ポンプ24からの吐出油は管路93Aから切替弁101の第1シャトル室113Aへ流れ、シャトルピストン111は図5で左側へ移動し、第2チェック弁112Bを押し開く。また、切替弁101の第1シャトル室113Aに流入した作動油は、自らの圧力で第1チェック弁112Aを押し開き、破線矢印で示すように、第1流路91から第1トリム室32A、通路91C、通路91B、シリンダ41の連通路46、通路91Aを介して第1チルト室42Aに送られる。このようにして、作動油が第1チルト室42Aへ流れ込むと、上記作動油はチルトピストン71を押し下げる。尚、このとき、第1トリム室32Aの作動油がトリムピストン51に作用するが、第1チルト室42Aに面するチルトピストン71の受圧面積の方が第1トリム室32Aに面するトリムピストン51の受圧面積より大きくなるように設定してあるため、チルトピストン71がトリムピストン51に衝合するまではチルトピストン71だけが押し下げられる。これにより、ピストンロッド61はシリンダ41の内方へ没入し、チルトダウンする。このとき、第2チルト室42Bの作動油がトリムピストン51の貫通孔状の連通路53から第2トリム室32Bを経て第2流路92へ流出し、ひいてはポンプ24に戻る。そして、チルトピストン71がトリム室32のトリムアップ方向のストロークエンドに停留しているトリムピストン51に衝合するに至り、チルトダウンを終了する。
(4)トリムダウン上記(3)のチルトダウン終了後、更に、作動油が第1トリム室32A、第1チルト室42Aに供給されると、チルトピストン71はトリムピストン51と一体となって第2トリム室32Bの側へ押し下げられ、第2トリム室32B内の作動油は第2流路92へ流出するため、シリンダ41及びピストンロッド61はハウジング31の内方へ更に没入し、トリムダウンする。そして、トリムピストン51が第2トリム室32B内のトリムダウン方向のストロークエンドに衝合するに至り、トリムダウンを終了する。
ここで、トリム・チルト装置22にあっては、上記(1)〜(2)のトリムアップからチルトアップへの移行過程、及び(3)〜(4)のチルトダウンからトリムダウンへの移行過程で、ピストン51、71の有効面積が大径トリムピストン51と小径チルトピストン71との間で変化する。このため、ピストンロッド61の移行速度は「トリム域<チルト域」であり、ピストンロッド61に作用する力は「トリム域>チルト域」である。即ち、上記実施例では、(a)トリム域においては、プロペラ推力に対向してトリム角の微調整ができるとともに、浅瀬航行も可能となり、(b)チルト域においては、推進ユニット自重を支えるに必要な比較的小さな力で、迅速にチルトアップ/ダウンできる。
しかるに、トリム・チルト装置20にあっては、流木衝突に対処するとともに、部品点数の削減による軽量、コスト低減を図るため、以下の構成を具備する。
まず、トリムピストン51に、第2チルト室42Bを第2トリム室32Bに連通する前述の連通路53を設け、トリムピストン51とチルトピストン71の間の第2チルト室42Bを第2トリム室32Bに常時直接的に連通可能にした。即ち、第2チルト室42B内に従来のフリーピストンの如くを設けていない。
次に、チルトピストン71に、推進ユニット15への流木衝突時等にシリンダ装置21の伸長方向への衝撃力が加わり、第1チルト室42Aの作動油が設定圧に達したときに開弁し、第1チルト室42Aの作動油を第2チルト室42Bに移送するショックブロー弁73を設けた。チルトピストン71には第2チルト室42Bの作動油を第1チルト室42Aへ戻す従来のリターン弁の如くを設けていない。
従って、本実施例によれば以下の作用効果を奏する。
(a)任意のトリム姿勢(トリム・チルト装置20は図3に示す状態にある)で航走中の推進ユニット15に流木が衝突し、シリンダ装置21の伸長方向への衝撃力が推進ユニット15に加わると、ショックブロー弁73が設定圧で開き、第1チルト室42Aの作動油がトリムピストン51とチルトピストン71の間の第2チルト室42Bであって、フリーピストンのない第2チルト室42Bに移送されてピストンロッド61が伸長し、推進ユニット15が当初のトリム姿勢から跳ね上げられ(トリム・チルト装置20は図4に示す状態になる)、その衝撃力を吸収する。
このとき、ピストンロッド61が衝撃的に伸長せしめられる結果、第2チルト室42Bに移送される油量に対し、第2チルト室42Bの容積増加量が大幅に大きく、第2チルト室42Bに真空部分が生ずる。
そこで、ショックブロー弁73の上述の開弁による衝撃力の吸収後、推進ユニット15の自重が上述の第2チルト室42Bの真空部分を押し潰すように、ピストンロッド61のチルトピストン71が第2チルト室42Bに進入し、推進ユニット15のプロペラが水浸する航走可能なトリム姿勢(トリム・チルト装置20は図3に示す状態に戻る)に戻る。
(b)上述(a)により、流木衝突に対処できるトリム・チルト装置20において、フリーピストンを有さず、かつチルトピストン71にリターン弁を設けることもない。部品点数の削減により、軽量、コスト低減を図ることができる。
以上、本発明の実施例を図面により詳述したが、本発明の具体的な構成はこの実施例に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更等があっても本発明に含まれる。
本発明は、船体と、この船体に傾動自在に支持された船舶推進機との間にシリンダ装置を介装し、作動油給排装置からシリンダ装置に作動油を供給もしくは排出制御することにより、シリンダ装置を伸縮させて船舶推進機をトリム動作及びチルト動作させるものであり、前記シリンダ装置が、船体と船舶推進機の一方に連結して用いられる、大径のトリム室を形成するハウジングと、ハウジングのトリム室に伸縮可能に挿入され、小径のチルト室を形成するシリンダと、ハウジングのトリム室内のシリンダ端部に固定され、トリム室をシリンダ収容側の第1トリム室と、シリンダ非収容側の第2トリム室とに区画する大径のトリムピストンと、船体と船舶推進機の他方に連結して用いられ、シリンダのチルト室に伸縮可能に挿入されるピストンロッドと、シリンダのチルト室内のピストンロッド端部に固定され、チルト室をピストンロッド収容側の第1チルト室と、ピストンロッド非収容側の第2チルト室とに区画する小径のチルトピストンとを有してなる船舶推進機用トリム・チルト装置において、前記トリムピストンに、第2チルト室を第2トリム室に連通する連通路を設け、トリムピストンとチルトピストンの間の第2チルト室を第2トリム室に常時直接的に連通可能にし、前記チルトピストンに、第1チルト室の作動油が設定圧に達したときに開弁し、第1チルト室の作動油を第2チルト室に移送するショックブロー弁を設けた。これにより、流木衝突に対処できるトリム・チルト装置において、部品点数の削減による軽量、コスト低減を図ることができる。
10 船舶推進機
11 船体
15 推進ユニット(船舶推進機)
20 トリム・チルト装置
21 シリンダ装置
22 作動油給排装置
31 ハウジング
32 トリム室
32A 第1トリム室
32B 第2トリム室
41 シリンダ
42 チルト室
42A 第1チルト室
42B 第2チルト室
51 トリムピストン
53 連通路
61 ピストンロッド
71 チルトピストン
73 ショックブロー弁

Claims (1)

  1. 船体と、この船体に傾動自在に支持された船舶推進機との間にシリンダ装置を介装し、作動油給排装置からシリンダ装置に作動油を供給もしくは排出制御することにより、シリンダ装置を伸縮させて船舶推進機をトリム動作及びチルト動作させるものであり、
    前記シリンダ装置が、
    船体と船舶推進機の一方に連結して用いられる、大径のトリム室を形成するハウジングと、
    ハウジングのトリム室に伸縮可能に挿入され、小径のチルト室を形成するシリンダと、
    ハウジングのトリム室内のシリンダ端部に固定され、トリム室をシリンダ収容側の第1トリム室と、シリンダ非収容側の第2トリム室とに区画する大径のトリムピストンと、
    船体と船舶推進機の他方に連結して用いられ、シリンダのチルト室に伸縮可能に挿入されるピストンロッドと、
    シリンダのチルト室内のピストンロッド端部に固定され、チルト室をピストンロッド収容側の第1チルト室と、ピストンロッド非収容側の第2チルト室とに区画する小径のチルトピストンとを有してなる船舶推進機用トリム・チルト装置において、
    前記トリムピストンに、第2チルト室を第2トリム室に連通する連通路を設け、トリムピストンとチルトピストンの間の第2チルト室を第2トリム室に常時直接的に連通可能にし、
    前記チルトピストンに、船舶推進機に加わった衝撃力によって第1チルト室の作動油が設定圧に達したときに開弁し、第1チルト室の作動油を第2チルト室に移送してピストンロッドを衝撃的に伸長させ、船舶推進機をトリム姿勢から跳ね上げ可能にするショックブロー弁を設けてなり、
    前記ショックブロー弁の開弁による衝撃力の吸収後、前記ピストンロッドの衝撃的な伸長によって第2チルト室に生じた真空部分を、船舶推進機の自重によって押し潰すように、ピストンロッドのチルトピストンが第2チルト室に進入し、船舶推進機をトリム姿勢に戻すように構成してなることを特徴とする船舶推進機用トリム・チルト装置。
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