JP5686491B1 - 抄紙用ポリエステル系繊維の処理剤、不織布の製造方法及び不織布 - Google Patents

抄紙用ポリエステル系繊維の処理剤、不織布の製造方法及び不織布 Download PDF

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Abstract

【課題】水性液の安定性に優れ、また抄紙工程でのポリエステル系繊維の分散性に優れ、更にポリエステル系繊維への付着泡が少ない抄紙用ポリエステル系繊維の処理剤、かかる処理剤を用いた不織布の製造方法及びかかる製造方法によって得られる不織布を提供する。【解決手段】特定の三つの構成単位から構成された特定の質量平均分子量のポリエーテルエステル化合物を含有して成る抄紙用ポリエステル系繊維の処理剤を用いた。【選択図】なし

Description

本発明は抄紙用ポリエステル系繊維の処理剤、不織布の製造方法及び不織布に関し、更に詳しくは水性液の安定性に優れ、また抄紙工程でのポリエステル系繊維の分散性に優れ、更にポリエステル系繊維への付着泡が少ない抄紙用ポリエステル系繊維の処理剤、かかる処理剤を用いた不織布の製造方法及びかかる製造方法によって得られる不織布に関する。
従来、抄紙用ポリエステル系繊維の処理剤として、特定のポリエステル樹脂を含有して成るもの等が提案されている(例えば、特許文献1及び特許文献2参照)。しかし、これら従来の抄紙用ポリエステル系繊維の処理剤には、これらを付着したポリエステル系繊維を抄紙浴に分散させても分散性が不充分であり、また抄紙浴に分散させたポリエステル系繊維に気泡が多く付着して水面に浮上してくるという問題がある。抄紙浴でポリエステル系繊維の分散性が不充分であったり、またポリエステル系繊維が付着した気泡により水面に浮上してくると、得られる不織布の強度低下や厚み斑を誘発することになる。またこれら従来の抄紙用ポリエステル系繊維の処理剤には、これらを通常は水性液の形にして使用に供するが、かかる水性液の安定性が低いという問題がある。水性液の安定性が低いと、使用中にポリエステル系繊維への処理剤の均一付着性が低下し、ポリエステル系繊維の分散性が悪くなって、前記の場合と同様に、得られる不織布の強度低下や厚み斑を誘発することになる。
WO2007/108206号公報 WO2011/018933号公報
本発明が解決しようとする課題は、水性液の安定性に優れ、また抄紙工程でのポリエステル系繊維の分散性に優れ、更にポリエステル系繊維への付着泡が少ない抄紙用ポリエステル系繊維の処理剤、かかる処理剤を用いた不織布の製造方法及びかかる製造方法によって得られる不織布を提供することにある。
本発明者らは前記の課題を解決するべく検討した結果、特定の三つの構成単位から構成された特定の質量平均分子量のポリエーテルエステル化合物を含有して成る抄紙用ポリエステル系繊維の処理剤を用いることが正しく好適であることを見出した。
すなわち本発明は、下記の構成単位Aが30〜45モル%、下記の構成単位Bが10〜40モル%及び下記の構成単位Cが10〜50モル%(合計100モル%)の割合から構成された質量平均分子量1000〜10000のポリエーテルエステル化合物を含有して成ることを特徴とする抄紙用ポリエステル系繊維の処理剤に係る。また本発明は、かかる抄紙用ポリエステル系繊維の処理剤を用いる不織布の製造方法及びかかる製造方法により得られる不織布に係る。
構成単位A:芳香族ジカルボン酸、芳香族ジカルボン酸のエステル形成性誘導体、スルホ基を有する芳香族ジカルボン酸、スルホ基を有する芳香族ジカルボン酸のエステル形成性誘導体、スルホ基を有する芳香族ジカルボン酸のアルカリ金属塩、スルホ基を有する芳香族ジカルボン酸のアンモニウム塩、スルホ基を有する芳香族ジカルボン酸のホスホニウム塩、スルホ基を有する芳香族ジカルボン酸のエステル形成性誘導体のアルカリ金属塩、スルホ基を有する芳香族ジカルボン酸のエステル形成性誘導体のアンモニウム塩及びスルホ基を有する芳香族ジカルボン酸のエステル形成性誘導体のホスホニウム塩から選ばれる一つ又は二つ以上から形成された構成単位
構成単位B:炭素数2〜4のアルキレングリコールから選ばれる一つ又は二つ以上から形成された構成単位
構成単位C:下記の化1で示されるポリオキシエチレン多環芳香族エーテルから選ばれる一つ又は二つ以上から形成された構成単位
Figure 0005686491
化1において、
:水素原子又は炭素数1〜4のアルキル基
n:1〜3の整数
m:11〜30の整数
先ず、本発明に係る抄紙用ポリエステル系繊維の処理剤(以下、本発明の処理剤という)について説明する。本発明の処理剤は、前記の構成単位Aが30〜45モル%、前記の構成単位Bが10〜40モル%及び前記の構成単位Cが10〜50モル%(合計100モル%)の割合から構成された質量平均分子量1000〜10000のポリエーテルエステル化合物を含有して成るものである。
構成単位Aは、芳香族ジカルボン酸、芳香族ジカルボン酸のエステル形成性誘導体、スルホ基を有する芳香族ジカルボン酸、スルホ基を有する芳香族ジカルボン酸のエステル形成性誘導体、スルホ基を有する芳香族ジカルボン酸のアルカリ金属塩、スルホ基を有する芳香族ジカルボン酸のアンモニウム塩、スルホ基を有する芳香族ジカルボン酸のホスホニウム塩、スルホ基を有する芳香族ジカルボン酸のエステル形成性誘導体のアルカリ金属塩、スルホ基を有する芳香族ジカルボン酸のエステル形成性誘導体のアンモニウム塩及びスルホ基を有する芳香族ジカルボン酸のエステル形成性誘導体のホスホニウム塩から選ばれる一つ又は二つ以上から形成された構成単位である。
具体的に構成単位Aを形成することとなる化合物としては、1)テレフタル酸、イソフタル酸、2,6−ナフタレンジカルボン酸等の芳香族ジカルボン酸、2)ジメチルテレフタル酸、ジメチルイソフタル酸、ジメチル−2,6−ナフタレンジカルボン酸等の芳香族ジカルボン酸のエステル形成性誘導体、3)5−スルホイソフタル酸等のスルホ基を有する芳香族ジカルボン酸、4)1,3−ジメチル−5−スルホイソフタル酸等のスルホ基を有する芳香族ジカルボン酸のエステル形成性誘導体、5)5−スルホイソフタル酸ナトリウム塩、5−スルホイソフタル酸カリウム塩、5−スルホイソフタル酸リチウム塩等のスルホ基を有する芳香族ジカルボン酸のアルカリ金属塩、6)5−スルホイソフタル酸アンモニウム塩、5−スルホイソフタル酸(N−メチル)アンモニウム塩、5−スルホイソフタル酸(N,N−ジメチル)アンモニウム塩、5−スルホイソフタル酸(N,N,N−トリメチル)アンモニウム塩、5−スルホイソフタル酸(N,N,N,N−テトラメチル)アンモニウム塩、5−スルホイソフタル酸(N,N−ジエチル)アンモニウム塩等のスルホ基を有する芳香族ジカルボン酸のアンモニウム塩、7)5−スルホイソフタル酸ホスホニウム塩、5−スルホイソフタル酸(P−メチル)ホスホニウム塩、5−スルホイソフタル酸(P,P−ジメチル)ホスホニウム塩、5−スルホイソフタル酸(P,P,P−トリメチル)ホスホニウム塩、5−スルホイソフタル酸(P,P,P,P−テトラメチル)ホスホニウム塩、5−スルホイソフタル酸(P,P−ジエチル)ホスホニウム塩等のスルホ基を有する芳香族ジカルボン酸のホスホニウム塩、8)1,3−ジメチル−5−スルホイソフタル酸ナトリウム塩、1,3−ジメチル−5−スルホイソフタル酸カリウム塩、1,3−ジメチル−5−スルホイソフタル酸リチウム塩等のスルホ基を有する芳香族ジカルボン酸のエステル形成性誘導体のアルカリ金属塩、9)1,3−ジメチル−5−スルホイソフタル酸アンモニウム塩、1,3−ジメチル−5−スルホイソフタル酸(N−メチル)アンモニウム塩、1,3−ジメチル−5−スルホイソフタル酸(N,N−ジメチル)アンモニウム塩、1,3−ジメチル−5−スルホイソフタル酸(N,N,N−トリメチル)アンモニウム塩、1,3−ジメチル−5−スルホイソフタル酸(N,N,N,N−テトラメチル)アンモニウム塩、1,3−ジメチル−5−スルホイソフタル酸(N,N−ジエチル)アンモニウム塩等のスルホ基を有する芳香族ジカルボン酸のエステル形成性誘導体のアンモニウム塩及び10)1,3−ジメチル−5−スルホイソフタル酸ホスホニウム塩、1,3−ジメチル−5−スルホイソフタル酸(P−メチル)ホスホニウム塩、1,3 −ジメチル−5−スルホイソフタル酸(P,P−ジメチル)ホスホニウム塩、1,3−ジメチル−5−スルホイソフタル酸(P,P,P−トリメチル)ホスホニウム塩、1,3−ジメチル−5−スルホイソフタル酸(P,P,P,P−テトラメチル)ホスホニウム塩、1,3−ジメチル−5−スルホイソフタル酸(P,P−ジエチル)ホスホニウム塩等のスルホ基を有する芳香族ジカルボン酸のエステル形成性誘導体のホスホニウム塩等が挙げられる。なかでも構成単位Aを形成することとなる化合物としては、テレフタル酸、イソフタル酸等の芳香族ジカルボン酸、ジメチルテレフタル酸、ジメチルイソフタル酸等の芳香族ジカルボン酸のエステル形成性誘導体、5−スルホイソフタル酸等のスルホ基を有する芳香族ジカルボン酸、1,3−ジメチル5−スルホイソフタル酸等のスルホ基を有する芳香族ジカルボン酸のエステル形成性誘導体、5−スルホイソフタル酸ナトリウム塩、5−スルホイソフタル酸カリウム塩、5−スルホイソフタル酸リチウム塩等のスルホ基を有する芳香族ジカルボン酸のアルカリ金属塩及び1,3−ジメチル−5−スルホイソフタル酸ナトリウム塩、1,3−ジメチル−5−スルホイソフタル酸カリウム塩、1,3−ジメチル−5−スルホイソフタル酸リチウム塩等のスルホ基を有する芳香族ジカルボン酸のエステル形成性誘導体のアルカリ金属塩が好ましい。
構成単位Bは、エチレングリコール、プロピレングリコール、ブチレングリコールの炭素数2〜4のアルキレングリコールから選ばれる一つ又は二つ以上から形成された構成単位であるが、なかでもエチレングリコールから形成された構成単位が好ましい。
構成単位Cは、化1で示されるポリオキシエチレン多環芳香族エーテルから選ばれる一つ又は二つ以上から形成された構成単位である。化1において、Rは、水素原子又はメチル基、エチル基、プロピル基、ブチル基の炭素数1〜4のアルキル基である。nは、1〜3の整数であるが、なかでも2又は3が好ましく、3がより好ましい。mは、11〜30の整数であるが、11〜25の整数が好ましい。
具体的に構成単位Cを形成することとなる化合物としては、トリスチレン化フェノール−ω−ヒドロキシ(ポリオキシエチレン)(オキシエチレン単位の繰り返し数が11〜30、以下m=11〜30とする)、トリ(α−エチルベンジル)化フェノール−ω−ヒドロキシ(ポリオキシエチレン)(m=11〜30)、トリ(α−プロピルベンジル)化フェノール−ω−ヒドロキシ(ポリオキシエチレン)(m=11〜30)、トリ(α−ブチルベンジル)化フェノール−ω−ヒドロキシ(ポリオキシエチレン)(m=11〜30)、ジスチレン化フェノール−ω−ヒドロキシ(ポリオキシエチレン)(m=11〜30)、ジ(α−エチルベンジル)化フェノール−ω−ヒドロキシ(ポリオキシエチレン)(m=11〜30)、ジ(α−プロピルベンジル)化フェノール−ω−ヒドロキシ(ポリオキシエチレン)(m=11〜30)、ジ(α−ブチルベンジル)化フェノール−ω−ヒドロキシ(ポリオキシエチレン)(m=11〜30)、モノスチレン化フェノール−ω−ヒドロキシ(ポリオキシエチレン)(m=11〜30)、モノ(α−エチルベンジル)化フェノール−ω−ヒドロキシ(ポリオキシエチレン)(m=11〜30)、モノ(α−プロピルベンジル)化フェノール−ω−ヒドロキシ(ポリオキシエチレン)(m=11〜30)、モノ(α−ブチルベンジル)化フェノール−ω−ヒドロキシ(ポリオキシエチレン)(m=11〜30)、トリベンジル化フェノール−ω−ヒドロキシ(ポリオキシエチレン)(m=11〜30)、ジベンジル化フェノール−ω−ヒドロキシ(ポリオキシエチレン)(m=11〜30)、モノベンジル化フェノール−ω−ヒドロキシ(ポリオキシエチレン)(m=11〜30)等が挙げられる。なかでも構成単位Cを形成することとなる化合物としては、トリスチレン化フェノール−ω−ヒドロキシ(ポリオキシエチレン)(m=11〜30)、ジスチレン化フェノール−ω−ヒドロキシ(ポリオキシエチレン)(m=11〜30)、モノスチレン化フェノール−ω−ヒドロキシ(ポリオキシエチレン)(m=11〜30)、トリベンジル化フェノール−ω−ヒドロキシ(ポリオキシエチレン)(m=11〜30)、ジベンジル化フェノール−ω−ヒドロキシ(ポリオキシエチレン)(m=11〜30)、モノベンジル化フェノール−ω−ヒドロキシ(ポリオキシエチレン)(m=11〜30)等が好ましく、トリスチレン化フェノール −ω −ヒドロキシ(ポリオキシエチレン)(m=11〜30)、ジスチレン化フェノール −ω −ヒドロキシ(ポリオキシエチレン)(m=11〜30)、トリベンジル化フェノール −ω −ヒドロキシ(ポリオキシエチレン)(m=11〜30)、ジベンジル化フェノール −ω −ヒドロキシ(ポリオキシエチレン)(m=11〜30)等がより好ましく、トリスチレン化フェノール−ω−ヒドロキシ(ポリオキシエチレン)(m=11〜30)、トリベンジル化フェノール−ω−ヒドロキシ(ポリオキシエチレン)(m=11〜30)等が特に好ましい。
本発明の処理剤は、以上説明したようなポリエーテルエステル化合物を含有して成るものであるが、更に下記のアニオン界面活性剤を含有して成るものが好ましく、ポリエーテルエステル化合物を80〜99.9質量%及びアニオン界面活性剤を0.1〜20質量%(合計100質量%)の割合で含有して成るものがより好ましい。
アニオン界面活性剤:炭素数5〜30のスルフォネート塩、炭素数5〜30のサルフェート塩、炭素数5〜30の脂肪族炭化水素基又は芳香族炭化水素基を有するホスフェート塩及び炭素数5〜30の脂肪酸塩から選ばれる一つ又は二つ以上
具体的に炭素数5〜30のスルフォネート塩としては、アルキル(C14−16)スルホン酸ナトリウム、アルキル(C14−16)スルホン酸カリウム、ラウリルスルホン酸ナトリウム、ラウリルスルホン酸カリウム、ジオクチルスルホコハク酸ナトリウム、ジオクチルスルホコハク酸カリウム、オクチルスルホン酸ナトリウム、オクチルスルホン酸カリウム、ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム、ドデシルベンゼンスルホン酸カリウム等が挙げられる。また炭素数5〜30のサルフェート塩としては、ラウリル硫酸ナトリウム、ラウリル硫酸カリウム、オクチル−ジオキシエチレン−硫酸ナトリウム、オクチル−ジオキシエチレン−硫酸カリウム、オクチル−ジオキシエチレン−硫酸トリエタノールアミン、オクチル−ジオキシエチレン−硫酸ジエタノールアミン、ラウリル−トリオキシエチレン−硫酸ナトリウム、ラウリル−トリオキシエチレン−硫酸カリウム、ラウリル−トリオキシエチレン−硫酸トリエタノールアミン、ラウリル−トリオキシエチレン−硫酸ジエタノールアミン等が挙げられる。更に炭素数5〜30の脂肪族炭化水素基又は芳香族炭化水素基を有するホスフェート塩としては、オクチルリン酸ナトリウム、オクチルリン酸カリウム、オクチルリン酸トリエタノールアミン、オクチルリン酸ジエタノールアミン、ラウリルリン酸ナトリウム、ラウリルリン酸カリウム、ラウリルリン酸トリエタノールアミン、ラウリルリン酸ジエタノールアミン、トリスチレン化フェニルリン酸ナトリウム、トリスチレン化フェニルリン酸カリウム、トリスチレン化フェニルリン酸トリエタノールアミン、トリスチレン化フェニルリン酸ジエタノールアミン等が挙げられる。更に炭素数5〜30の脂肪酸塩としては、オクチル酸ナトリウム、オクチル酸カリウム、オクチル酸トリエタノールアミン、オクチル酸ジエタノールアミン、ラウリル酸ナトリウム、ラウリル酸カリウム、ラウリル酸トリエタノールアミン、ラウリル酸ジエタノールアミン、オレイン酸ナトリウム、オレイン酸カリウム、オレイン酸トリエタノールアミン、オレイン酸ジエタノールアミン等が挙げられる。
次に本発明に係る不織布の製造方法(以下、本発明の製造方法という)について説明する。本発明の製造方法は、下記の工程1及び下記の工程2を経る方法である。
工程1:前記した本発明の処理剤を、ポリエステル系繊維に対し0.01〜5質量%となるよう付着させる工程
工程2:工程1により得られたポリエステル系繊維を水中に分散させて抄紙する工程
工程1において、本発明の処理剤をポリエステル系繊維に対し0.01〜5質量%となるよう付着させるが、本発明の処理剤を抄紙用ポリエステル系繊維に付着させる方法としては公知の方法が適用でき、これには例えば、ローラータッチ法、スプレー法、シャワー法、浸漬法などが挙げられる。本発明の処理剤を付着させる抄紙用ポリエステル系繊維としては、ポリエチレンテレフタレート、ポリトリメチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート、ポリエチレンナフタレート、ポリ乳酸、これらポリエステル系樹脂を含有して成る複合ポリエステル系繊維等が挙げられる。本発明の処理剤は、裁断された繊維長が10mm以上で繊度が0.5デニール以下のファインデニールの抄紙用ポリエステル系繊維に付着させる場合に特に有効である。本発明の処理剤を付着させる工程としては、紡糸工程、延伸工程、仕上げ工程のいずれの工程でもよい。
工程2において、工程1により得られたポリエステル系繊維を水中に分散させて抄紙する。抄紙には、公知の方法が適用できる。
最後に、本発明に係る不織布(以下、本発明の不織布という)について説明する。本発明の不織布は、以上説明した本発明の製造方法により得られるものである。
以上説明した本発明によると、水性液の安定性に優れ、また抄紙工程でのポリエステル系繊維の分散性に優れ、更にポリエステル系繊維への付着泡が少ないという効果がある。
以下、本発明の構成及び効果をより具体的にするため、実施例等を挙げるが、本発明がこれらの実施例に限定されるというものではない。尚、以下の実施例及び比較例において、部は質量部を、また%は特に断りが無い限り質量%を意味する。
試験区分1(ポリエーテルエステル化合物の合成)
・ポリエーテルエステル化合物(P−1)の合成
トリスチレン化フェノール−ω−ヒドロキシ(ポリオキシエチレン)(n=18)821.2g(0.69モル)、テレフタル酸ジメチル199.1g(1.03モル)、エチレングリコール159.1g(2.57モル)、酢酸亜鉛二水和物0.36g及び三酸化アンチモン0.10gを反応容器に仕込み、窒素雰囲気下、150〜220℃でメタノールを留出させながら6時間反応させ、ほぼ理論量のメタノールが留出したことを確認した。続いて20mmHgの減圧下に220〜250℃で60分間、更に0.5〜1.0mmHgの減圧下に250〜260℃で6時間重縮合反応を行い、全構成単位中、構成単位Aに相当するテレフタル酸ジメチルから形成された構成単位を42.8モル%、構成単位Bに相当するエチレングリコールから形成された構成単位を28.6モル%、構成単位Cに相当するトリスチレン化フェノール−ω−ヒドロキシ(ポリオキシエチレン)(n=18)から形成された構成単位を28.6モル%(合計100モル%)の割合で有するポリエーテルエステル化合物(P−1)を得た。このポリエーテルエステル化合物(P−1)をテトラヒドロフランに溶解させ、GPC法により分析したところ、質量平均分子量2496であった。
・ポリエーテルエステル化合物(P−2)〜(P−14)及び(RP−1)〜(RP−9)の合成
ポリエーテルエステル化合物(P−1)の合成と同様にして、ポリエーテルエステル化合物(P−2)〜(P−14)及び(RP−1)〜(RP−9)を合成した。以上で合成したポリエーテル化合物の内容を表1にまとめて示した。






























Figure 0005686491
表1において、
A−1:テレフタル酸ジメチルから形成された構成単位
A−2:イソフタル酸ジメチルから形成された構成単位
A−3:5−スルホイソフタル酸ナトリウム塩から形成された構成単位
*1:A−1/A−2=80/20(モル%)の割合の構成単位
*2:A−1/A−3=95/5(モル%)の割合の構成単位
*3:A−1/A−3=90/10(モル%)の割合の構成単位
*4:ポリエチレングリコールモノメチルエーテルから形成された構成単位(ただし、エチレングリコールの繰り返し数は22)
B−1:エチレングリコールから形成された構成単位
C−1:トリスチレン化フェノール−ω−ヒドロキシ(ポリオキシエチレン)(オキシエチレン単位の繰り返し数が18、以下m=18とする)ジメチルから形成された構成単位
C−2:トリベンジル化フェノール−ω−ヒドロキシ(ポリオキシエチレン)(m=18)から形成された構成単位
C−3:ジスチレン化フェノール−ω−ヒドロキシ(ポリオキシエチレン)(m=18)から形成された構成単位
C−4:ジスチレン化フェノール−ω−ヒドロキシ(ポリオキシエチレン)(m=25)から形成された構成単位
C−5:モノスチレン化フェノール−ω−ヒドロキシ(ポリオキシエチレン)(m=18)から形成された構成単位
C−6:トリスチレン化フェノール−ω−ヒドロキシ(ポリオキシエチレン)(m=25)から形成された構成単位
C−7:トリスチレン化フェノール−ω−ヒドロキシ(ポリオキシエチレン)(m=14)から形成された構成単位
C−8:トリスチレン化フェノール−ω−ヒドロキシ(ポリオキシエチレン)(m=28)から形成された構成単位
RC−1:トリスチレン化フェノール−ω−ヒドロキシ(ポリオキシエチレン)(m=40)から形成された構成単位
RC−2:フェノール−ω−ヒドロキシ(ポリオキシエチレン)(m=303)から形成された単位
RC−3:フェノール−ω−ヒドロキシ(ポリオキシエチレン)(m=69)から形成された構成単位
RC−4:フェノール−ω−ヒドロキシ(ポリオキシエチレン)(m=9)
RC−5:トリスチレン化フェノール−ω−ヒドロキシ(ポリオキシエチレン)(m=105)
RC−6:メチル-ω-ヒドロキシ(ポリオキシエチレン)(m=22)から形成された構成単位
RC−7:トリスチレン化フェノール-ω-ヒドロキシ(ポリオキシエチレン)(m=7)から形成された構成単位
試験区分2(抄紙用ポリエステル系繊維の処理剤の水性液の調製)
・実施例1
1000mLのビーカーに20℃の水718.1gを秤量し、ラウリル硫酸ナトリウム(30%水溶液)2.7g加えた。これをホモミキサーで撹拌(4000rpm)しつつ、予め150℃で溶融状態にしておいたポリエーテルエステル化合物(P−1)79.2gを加えた後、10分間撹拌(4000rpm)し、抄紙用ポリエステル系繊維の処理剤(実施例1)の10%水性液を調製した。
・実施例2〜実施例57及び比較例1〜比較例31
抄紙用ポリエステル繊維の処理剤(実施例1)の10%水性液の調製と同様にして、抄紙用ポリエステル繊維の処理剤(実施例2〜実施例57及び比較例1〜比較例31)の10%水性液を調製した。ただし、溶融温度は各ポリエーテルエステル化合物の溶融する温度とし、仕込み量は表2及び表3に記載した割合とした。以上で調製した各例の処理剤の内容を表2及び表3にまとめて示した。
試験区分3(ポリエステル系繊維束への処理剤の付着及び評価)
・抄紙用ポリエステル系繊維の処理剤の水性液の安定性評価
試験区分2で調製した各例の10%水溶液を更に水希釈して1%水性液とし、試験管に10mL取り分け、25℃にて24時間静置し、24時間静置後の安定性を以下の基準で判定し、結果を表2及び表3にまとめて示した。
5:沈殿物が全く認められない。
4:沈殿物がわずかに認められる。
3:沈殿物が明らかに認められる。
2:沈殿物が多く認められる。
1:調製直後から沈殿物が多く認められる。
・ポリエステル系繊維束への処理剤の付着
原料繊維(繊度1.3dtex、長さ10mmのポリエチレンテレフタレート短繊維)10gに対して、試験区分2で調製した各例の10%水性液を更に水希釈して1%水性液としたものを2gスプレー法で付着させ、80℃の乾燥機で1時間乾燥した。得られた短繊維試料について、次のように抄紙特性の評価を行った。結果を表2及び表3にまとめて示した。
・抄紙特性の評価
25℃にて水1000mLと前記の短繊維試料0.1gとを2000mLのビーカー(直径11cm×高さ15cm)に入れ、直径4cmの4枚羽根のプロペラにより200rpmの速度で1分間撹拌した後、ポリエステル短繊維の分散状態とポリエステル短繊維への気泡の付着状態を目視し、以下の基準で評価した。結果を表2及び表3にまとめて示した。
・ポリエステル短繊維の分散状態の評価基準
5:短繊維が完全に均一に分散しており、短繊維束の存在が全く認められない。
4:短繊維が均一に分散しているが、短繊維束の存在がわずかに認められる。
3:短繊維が概ね均一に分散しているが、短繊維束の存在が明らかに認められる。
2:短繊維があまり均一に分散しておらず、短繊維束が多く認められる。
1:短繊維の分散状態が不均一で、短繊維束の存在が全体に認められる。
・気泡の付着状態の評価基準
5:気泡の付着が全く認められない。
4:気泡の付着がわずかに認められる。
3:気泡の付着が明らかに認められる。
2:気泡の付着が多く認められる。
1:気泡の付着が全体に認められる。
























Figure 0005686491



Figure 0005686491
表2及び表3において、
P−1〜P−14,RP−1〜RP−9:表1に記載の処理剤
AS−1:ラウリル硫酸ナトリウム
AS−2:オクチル−EO2mol−硫酸ナトリウム
AS−3:ラウリル−EO3mol−硫酸トリエタノール
AS−4:アルキル(C14−16)スルホン酸ナトリウム
AS−5:ジオクチルスルホコハク酸ナトリウム
AS−6:オクチルリン酸カリウム
AS−7:オクチルリン酸ジエタノールアミン
AS−8:ラウリルリン酸カリウム
AS−9:トリスチレン化フェニルリン酸カリウム
AS−10:ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム
*5:調製直後から沈殿物が多く認められたので、評価しなかった。
既に明らかなように、以上説明した本発明によると、処理剤の水性液の乳化安定性を維持することができ、かつ、繊維長10mm以上の長繊維であっても、抄紙工程の分散浴に投入したポリエステル系繊維束を単繊維に速やかに均一分散し、しかもその均一分散状態を安定維持することができ、繊維への付着泡も少ない。したがって均一で厚み斑が無く、優れた強度を有する抄紙を得ることができる。

Claims (10)

  1. 下記の構成単位Aが30〜45モル%、下記の構成単位Bが10〜40モル%及び下記の構成単位Cが10〜50モル%(合計100モル%)の割合から構成された質量平均分子量1000〜10000のポリエーテルエステル化合物を含有して成ることを特徴とする抄紙用ポリエステル系繊維の処理剤。
    構成単位A:芳香族ジカルボン酸、芳香族ジカルボン酸のエステル形成性誘導体、スルホ基を有する芳香族ジカルボン酸、スルホ基を有する芳香族ジカルボン酸のエステル形成性誘導体、スルホ基を有する芳香族ジカルボン酸のアルカリ金属塩、スルホ基を有する芳香族ジカルボン酸のアンモニウム塩、スルホ基を有する芳香族ジカルボン酸のホスホニウム塩、スルホ基を有する芳香族ジカルボン酸のエステル形成性誘導体のアルカリ金属塩、スルホ基を有する芳香族ジカルボン酸のエステル形成性誘導体のアンモニウム塩及びスルホ基を有する芳香族ジカルボン酸のエステル形成性誘導体のホスホニウム塩から選ばれる一つ又は二つ以上から形成された構成単位
    構成単位B:炭素数2〜4のアルキレングリコールから選ばれる一つ又は二つ以上から形成された構成単位
    構成単位C:下記の化1で示されるポリオキシエチレン多環芳香族エーテルから選ばれる一つ又は二つ以上から形成された構成単位
    Figure 0005686491
    (化1において、
    :水素原子又は炭素数1〜4のアルキル基
    n:1〜3の整数
    m:11〜30の整数)
  2. 構成単位Cが、化1中のnが2又は3である場合のものである請求項1記載の抄紙用ポリエステル系繊維の処理剤。
  3. 構成単位Cが、化1中のnが3である場合のものである請求項1記載の抄紙用ポリエステル系繊維の処理剤。
  4. 構成単位Cが、化1中のmが11〜25の整数である場合のものである請求項1〜3のいずれか一つの項記載の抄紙用ポリエステル系繊維の処理剤。
  5. 構成単位Aが、芳香族ジカルボン酸、芳香族ジカルボン酸のエステル形成性誘導体、スルホ基を有する芳香族ジカルボン酸、スルホ基を有する芳香族ジカルボン酸のエステル形成性誘導体、スルホ基を有する芳香族ジカルボン酸のアルカリ金属塩及びスルホ基を有する芳香族ジカルボン酸のエステル形成性誘導体のアルカリ金属塩から選ばれる一つ又は二つ以上から形成された構成単位である請求項1〜4のいずれか一つの項記載の抄紙用ポリエステル系繊維の処理剤。
  6. 構成単位Bが、エチレングリコールから形成された構成単位である請求項1〜5のいずれか一つの項記載の抄紙用ポリエステル系繊維の処理剤。
  7. 更に、下記のアニオン界面活性剤を含有する請求項1〜6のいずれか一つの項記載の抄紙用ポリエステル系繊維の処理剤。
    アニオン界面活性剤:炭素数5〜30のスルフォネート塩、炭素数5〜30のサルフェート塩、炭素数5〜30の脂肪族炭化水素基又は芳香族炭化水素基を有するホスフェート塩及び炭素数5〜30の脂肪酸塩から選ばれる一つ又は二つ以上
  8. ポリエーテルエステル化合物を80〜99.9質量%及びアニオン界面活性剤を0.1〜20質量%(合計100質量%)の割合で含有して成る請求項7記載の抄紙用ポリエステル系繊維の処理剤。
  9. 下記の工程1及び下記の工程2を経ることを特徴とする不織布の製造方法。
    工程1:請求項1〜8のいずれか一つの項記載の抄紙用ポリエステル系繊維の処理剤を、ポリエステル系繊維に対し0.01〜5質量%となるよう付着させる工程
    工程2:工程1により得られたポリエステル系繊維を水中に分散させて抄紙する工程
  10. 請求項9記載の不織布の製造方法により得られることを特徴とする不織布。
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