JP5677032B2 - 加熱調理設備 - Google Patents

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Description

本発明は、コンロバーナを横幅方向に並べた状態で備えるビルトインコンロが、キッチンカウンターのカウンタトップに形成した矩形状の開口に挿入される状態で装着される加熱調理設備に関する。
かかる加熱調理設備におけるキッチンカウンターは、一般家庭の台所に設置されて使用されるものであり、通常は、シンクを備えたカウンターや調理台として機能するカウンター等と並べて設置されることになる。
つまり、本発明の加熱調理設備におけるキッチンカウンターは、ビルトインコンロを備えるものであるが、シンクを備えないものであり、このため、通常は、シンクを備えたカウンター等の他のカウンターと並べて設置されて使用されることになる。
そして、かかる調理設備においては、ビルトインコンロが、キッチンカウンターのカウンタトップに形成した矩形状の開口に挿入される状態で装着されるものであるから、使い易く、また、カウンタトップの上部側箇所を美麗な状態にできるものである。
かかる加熱調理設備の従来例として、ビルトインコンロを挿入する開口が、カウンタトップの横幅方向において、カウンタトップの中央位置に形成され、その開口にビルトインコンロが挿入される状態で装着されたものがある(例えば、特許文献1参照。)。
ちなみに、特許文献1においては、ビルトインコンロを装着したキッチンカウンターの左側に、建物の壁が位置し、キッチンカウンターの右側に、シンクを備えたカウンターが配設される例が開示されている。
つまり、キッチンカウンターが、その左側を建物の壁に隣接させる状態で配置され、そして、シンクを備えたカウンターが、キッチンカウンターの右側に並置される例が記載されている。
また、特許文献1において例示されるビルトインコンロには、横方向に並ぶコンロバーナとして、3つのコンロバーナが備えられ、それら3つのコンロバーナのうちの2つのコンロバーナが、前側部分に横方向に並ぶ状態で設けられ、残りの一つのコンロが、後側部分に、横方向において前側の2つのコンロバーナの間に相当する箇所に位置する状態で設けられている。
特開平10−38225号公報
ビルトインコンロに横方向に並べた状態で備えさせるコンロバーナとしては、最大火力が異なるものが装備されることが多く、一般には、横方向に並ぶ複数のコンロバーナのうちの、一端側のものが他端側のものよりも最大火力が高火力となる状態となるように構成されることになる。
このように、横方向に並ぶコンロバーナの一端側のものと他端側のものとで最大火力を異ならせる場合には、キッチンカウンターの横側に位置する壁の過熱を抑制すべく、壁に隣接するコンロバーナの最大火力が低くなるようにする必要がある。
このため、ビルトインコンロとして、横幅方向に並ぶコンロバーナのうちの左端のコンロバーナの最大火力を右端のコンロバーナの最大火力よりも大きくする左端高火力型コンロと、横幅方向に並ぶコンロバーナのうちの右端のコンロバーナの最大火力を左端のコンロバーナの最大火力よりも大きくする右端高火力型コンロとを用意しておき、これらの形式のビルトインコンロを、キッチンカウンターの設置状況に合わせて、選択して装着することが行われている。
つまり、キッチンカウンターの左側に建物の壁が存在する場合には、右端高火力型コンロを選択して装着し、また、キッチンカウンターの右側に建物の壁が存在する場合には、左端高火力型コンロを選択して装着することになる。
このように、従来では、キッチンカウンターが、その左側又は右側を建物の壁に隣接させる状態で配置される場合には、横方向に並ぶコンロバーナのうちの、壁から最も離れる側のコンロバーナの最大火力の方が壁に隣接するコンロバーナの最大火力よりも大きくなる状態で、複数のコンロバーナが並ぶものとなるが、このような形態でコンロバーナが並ぶ状態は、使用者によっては、使い勝手が悪い場合があり、改善が望まれるものである。
すなわち、コンロバーナは、その最大火力が大きいと、その最小火力も大きくなることが多く、壁から最も離れる側のコンロバーナの最大火力が大きい場合には、壁から最も離れる側のコンロバーナでは、十分に小さな火力にて加熱調理を行えないものとなるため、使用者によっては、使い勝手が悪いと感じるものであった。
つまり、キッチンカウンターが、その左側又は右側を建物の壁に隣接させる状態で配置される場合においては、そのキッチンカウンターにおける建物の壁が存在する側とは反対側の横側部に、シンクを備えるカウンターを並べることが多く、使用者は、シンクを用いて洗いもの等の作業を行いながら、加熱調理を行うことが多いものであり、このようなときには、シンクを備えるカウンターに隣接するコンロバーナを使用することが望まれる。
しかしながら、加熱調理としては、大きな火力を必要とする場合よりも、むしろ十分に小さな火力を必要とする場合の方が多いため、壁から最も離れる側のコンロバーナの火力を十分に小さな火力に調節することができないことに起因して、壁に隣接するコンロバーナを使用する頻度が大きくなるものであった。
そして、壁に隣接するコンロバーナは、シンクを備えるカウンターから離れた状態で位置するため、使用者によっては、使い勝手が悪いと感じるものであった。
本発明は、上記実情に鑑みて為されたものであって、その目的は、キッチンカウンターの横側に隣接する建物の壁を過熱することを抑制しながらも、使用者の使い勝手を向上させることができる加熱調理設備を提供する点にある。
本発明の加熱調理設備は、コンロバーナを横幅方向に並べた状態で備えるビルトインコンロが、キッチンカウンターのカウンタトップに形成した矩形状の開口に挿入される状態で装着される加熱調理設備であって、その第1特徴構成は、
横方向に並ぶ複数のコンロバーナのうちの、一端側のものが他端側のものよりも最大火力が高火力となる状態に構成され、
前記開口が、前記カウンタトップの横幅方向において、前記コンロバーナのうちの最大火力が一端側のコンロバーナよりも低い他端側のコンロバーナが存在する側に偏った位置に形成されて、前記コンロバーナのうちの最大火力が高火力となる一端側のコンロバーナとそれに対応する側の前記カウンタトップの横端部との間隔が、前記コンロバーナのうちの最大火力が一端側のコンロバーナよりも低い他端側のコンロバーナとそれに対応する側の前記カウンタトップの横端部との間隔よりも大きくなるように構成され
横方向に並ぶ複数の前記コンロバーナのうちの、一端側のものが他端側のものよりも最大火力が高火力となる状態に構成された前記ビルトインコンロの、前記カウンタトップの横幅方向において、前記コンロバーナのうちの最大火力が一端側のコンロバーナよりも低い他端側のコンロバーナが存在する側に偏った位置に前記開口が形成された前記カウンタトップを備えたキッチンカウンターへの装着を許容し、且つ、横方向に並ぶ複数の前記コンロバーナのうちの、他端側のものが一端側のものよりも最大火力が高火力となる状態に構成された前記ビルトインコンロの、前記カウンタトップの横幅方向において、前記コンロバーナのうちの最大火力が一端側のコンロバーナよりも低い他端側のコンロバーナが存在する側に偏った位置に前記開口が形成された前記カウンタトップを備えたキッチンカウンターへの装着を牽制する、誤設置防止用牽制手段が設けられている点を特徴とする。
すなわち、コンロバーナのうちの最大火力が高火力となる一端側のコンロバーナとそれに対応する側のカウンタトップの横端部との間隔が、コンロバーナのうちの最大火力が一端側のコンロバーナよりも低い他端側のコンロバーナとそれに対応する側のカウンタトップの横端部との間隔よりも大きくなるように構成されているから、最大火力が高火力となる一端側のコンロバーナの横側部に建物の壁が存在しても、そのコンロバーナと建物の壁との間隔が大きいため、そのコンロバーナを高火力にて燃焼させても、建物の壁を過熱することを抑制でき、また、最大火力が低火力となる他端側のコンロバーナの横側部に建物の壁が存在しても、そのコンロバーナの最大火力が小さいため、そのコンロバーナと建物の壁との間隔は小さいものの、そのコンロバーナの燃焼により、建物の壁を過熱することを抑制できる。
つまり、キッチンカウンターを、その左側を建物の壁に隣接させる状態で配置する場合や、その右側を建物の壁に隣接させる状態で配置する場合のいずれにおいても、キッチンカウンターに隣接する建物の壁を過熱することを抑制できる。
したがって、ビルトインコンロとキッチンカウンターとの組み合わせとして、一端側を左側とする形態のものと、一端側を右側とする形態のものとを用意して、使用者の要望に合わせて、それらの形態のいずれかを選択して設置することにより、使用者の使い勝手を向上させることができる。
例えば、キッチンカウンターを、その左側を建物の壁に隣接させる状態で設置し、そのキッチンカウンターの右側に、シンクを備えるカウンターを配置する場合において、横方向に並ぶコンロバーナのうちの左端のコンロバーナの最大火力を高火力として、右端のコンロバーナの最大火力が低火力となるようにすれば、使用者は、シンクを用いて洗いもの作業を行いながら、シンクを備えるカウンター側に位置するコンロバーナを用いて、十分に小さな火力にて加熱調理を行うこともできるものとなるのである。
要するに、本発明の第1特徴構成によれば、キッチンカウンターの横側に隣接する建物の壁を過熱することを抑制しながらも、使用者の使い勝手を向上させることができる加熱調理設備を提供できる。
すなわち、誤設置防止用牽制手段が、横方向に並ぶ複数の前記コンロバーナのうちの、一端側のものが他端側のものよりも最大火力が高火力となる状態に構成された前記ビルトインコンロの、前記カウンタトップの横幅方向において、前記コンロバーナのうちの最大火力が一端側のコンロバーナよりも低い他端側のコンロバーナが存在する側に偏った位置に前記開口が形成された前記カウンタトップを備えたキッチンカウンターへの装着を許容し、且つ、横方向に並ぶ複数の前記コンロバーナのうちの、他端側のものが一端側のものよりも最大火力が高火力となる状態に構成された前記ビルトインコンロの、前記カウンタトップの横幅方向において、前記コンロバーナのうちの最大火力が一端側のコンロバーナよりも低い他端側のコンロバーナが存在する側に偏った位置に前記開口が形成された前記カウンタトップを備えたキッチンカウンターへの装着を牽制する。
要するに、本発明の第特徴構成によれば、使用者の使い勝手を向上させながらも、キッチンカウンターの横側に隣接する建物の壁の過熱を的確に抑制することができる加熱調理設備を提供できる。
本発明の第特徴構成は、上記した第特徴構成に加えて、
前記ビルトインコンロが、前記コンロバーナを備える本体部と天板とを備え、
前記本体部が、前記開口に挿入される状態で、且つ、その上端に備える鍔部が前記カウンタトップ側に係止支持される状態で、前記カウンタトップに組み付けられ、
前記天板が、前記カウンタトップに組み付けた前記本体部を覆う状態に装着され、
前記鍔部を含めた前記本体部の前後幅又は横幅の少なくとも一方が、前記開口の前後幅又は横幅よりも小さく形成され、
前記鍔部を載置支持する載置枠が、前記開口の縁部に係止支持される状態で設けられ、
前記鍔部が、前記開口の縁部にて係止支持された前記載置枠に載置されることより、前記カウンタトップ側に係止支持されるように構成され、
記誤設置防止用牽制手段が、前記カウンタトップの横幅方向において、前記コンロバーナのうちの最大火力が一端側のコンロバーナよりも低い他端側のコンロバーナが存在する側に偏った位置に前記開口が形成された前記カウンタトップに対して、横方向に並ぶ複数の前記コンロバーナのうちの、一端側のものが他端側のものよりも最大火力が高火力となる状態に構成された前記ビルトインコンロの装着に使用する前記載置枠の装着を許容し、且つ、横方向に並ぶ複数の前記コンロバーナのうちの、他端側のものが一端側のものよりも最大火力が高火力となる状態に構成された前記ビルトインコンロの装着に使用する前記載置枠の装着を牽制する手段である点を特徴とする。
すなわち、本体部を、開口に挿入する状態で、かつ、その上端に備える鍔部をカウンタトップ側に係止する状態で、カウンタトップに組み付け、そのように組み付けられた本体部を覆う状態に天板を装着することにより、ビルトインコンロが、カウンタトップに装着されることになる。
上端に鍔部を備える本体部は、鍔部を含めた前後幅又は横幅の少なくとも一方が、開口の前後幅又は横幅よりも小さくなるように形成されているため、本体部の上端に備えさせた鍔部が、開口の縁部に係止支持される状態で設けられる載置枠にて載置されることにより、カウンタトップ側に係止されることになる。
また、前記誤設置防止用牽制手段が、前記カウンタトップの横幅方向において、前記コンロバーナのうちの最大火力が一端側のコンロバーナよりも低い他端側のコンロバーナが存在する側に偏った位置に前記開口が形成された前記カウンタトップに対して、横方向に並ぶ複数の前記コンロバーナのうちの、一端側のものが他端側のものよりも最大火力が高火力となる状態に構成された前記ビルトインコンロの装着に使用する前記載置枠の装着を許容し、且つ、横方向に並ぶ複数の前記コンロバーナのうちの、他端側のものが一端側のものよりも最大火力が高火力となる状態に構成された前記ビルトインコンロの装着に使用する前記載置枠の装着を牽制する。
また、鍔部を備える本体部の鍔部を含めた前後幅又は横幅の少なくとも一方が開口よりも小さいため、配送のためにビルトインコンロを梱包するにあたり、鍔部を備える本体部の鍔部を含めた前後幅及び横幅を開口よりも大きくする場合に較べて、その梱包の大きさを小さくすることができるものとなるのであり、配送のための搬送面において有利となるのである。
要するに、本発明の第特徴構成によれば、上記した第特徴構成による作用効果に加えて、設備全体の簡素化を図ることができ、かつ、配送のための搬送面において有利となる加熱調理設備を提供できる。
本発明の第特徴構成は、上記第特徴構成に加えて、
前記カウンタトップの横幅方向において、前記コンロバーナのうちの最大火力が一端側のコンロバーナよりも低い他端側のコンロバーナが存在する側に偏った位置に前記開口が形成された前記カウンタトップに、横方向に並ぶ複数の前記コンロバーナのうちの、一端側のものが他端側のものよりも最大火力が高火力となる状態に構成された前記ビルトインコンロの装着に使用する前記載置枠が前記開口の縁部に装着されるのを許容し、且つ、横方向に並ぶ複数の前記コンロバーナのうちの、他端側のものが一端側のものよりも最大火力が高火力となる状態に構成された前記ビルトインコンロの装着に使用する前記載置枠の下端側部分に設けた牽制用凸部との接当により、当該載置枠が前記開口の縁部に装着されるのを牽制する牽制用当たり部が設けられ、
前記誤設置防止用牽制手段が、前記牽制用凸部及び前記牽制用当たり部にて構成されている点を特徴とする。
すなわち、前記カウンタトップの横幅方向において、前記コンロバーナのうちの最大火力が一端側のコンロバーナよりも低い他端側のコンロバーナが存在する側に偏った位置に前記開口が形成された前記カウンタトップに、横方向に並ぶ複数の前記コンロバーナのうちの、一端側のものが他端側のものよりも最大火力が高火力となる状態に構成された前記ビルトインコンロの装着に使用する前記載置枠が前記開口の縁部に装着されるのを許容し、且つ、横方向に並ぶ複数の前記コンロバーナのうちの、他端側のものが一端側のものよりも最大火力が高火力となる状態に構成された前記ビルトインコンロの装着に使用する前記載置枠の下端側部分に設けた牽制用凸部との接当により、当該載置枠が前記開口の縁部に装着されるのを牽制する牽制用当たり部が設けられている。
そして、前記誤設置防止用牽制手段が、前記牽制用凸部及び前記牽制用当たり部にて構成されている。
要するに、本発明の第特徴構成によれば、上記した第特徴構成による作用効果に加えて、牽制用凸部と牽制用当たり部とを用いた簡単な構成にて、ビルトインコンロ適正な装着状態を的確に現出できる加熱調理設備を提供できる。
本発明の第特徴構成は、上記した第特徴構成に加えて、
前記鍔部を含めた前記本体部の横幅が前記開口の横幅よりも小さく形成され、
前記載置枠が、前記カウンタトップの前後幅方向に伸びる長尺状に形成されて、その前後両端部が前記開口の前方側及び後方側の縁部にて係止支持される左右一対の縦枠部分を備え、
前記鍔部における前記本体部の左右に位置する左右鍔部分が、前記左右一対の縦枠部分に載置されるように構成され、
前記左右一対の縦枠部分に、前記牽制用凸部が形成されている点を特徴とする。
すなわち、鍔部を含めた本体部の横幅が、開口の横幅よりも小さく形成され、それに合わせて、載置枠が、カウンタトップの前後幅方向に伸びる長尺状に形成されて、その前後両端部が開口の前方側及び後方側の縁部にて係止支持される左右一対の縦枠部分を備えるように構成される。
そして、鍔部における本体部の左右に位置する左右鍔部分が、左右一対の縦枠部分に載置されることにより、本体部が開口に装着されることになる。
また、左右一対の縦枠部分に、牽制用凸部が形成されて、ビルコインコンロ適正な装着状態を的確に現出できる。
このように、鍔部を含めた本体部の横幅を、開口の横幅よりも小さく形成しながら、ビルトインコンロ適正な装着状態を的確に現出させるものであるから、本体部の横幅が小さくなることにより、配送のためにビルトインコンロを梱包するにあたり、その梱包の大きさの小型化を図り易いものとなり、配送のための搬送面において一層有利となる。
つまり、本体部は、コンロバーナを横幅方向に並べた状態に備えることになるため、その横幅が前後幅よりも大きくなるものであるが、そのような本体部の横幅を、極力小さくできるものとなるため、ビルトインコンロを梱包するにあたり、その梱包の大きさの小型化を図り易いものとなるのである。
要するに、本発明の第特徴構成によれば、上記した第特徴構成による作用効果に加えて、ビルトインコンロを梱包するにあたり、その梱包の大きさの小型化を図ることができる加熱調理設備を提供できる。
本発明の第特徴構成は、上記第特徴構成に加えて、
前記鍔部を含めた前記本体部の前後幅が前記開口の前後幅よりも小さく形成され、
前記載置枠が、前記カウンタトップの横幅方向に伸びる長尺状に形成されて、その左右両端部が前記左右一対の縦枠部分にて載置支持される横枠部分を、前記開口の前方側又は後方側の縁部に隣接する設定組付位置に位置させる状態で備え、
前記牽制用凸部が、装着が牽制されるべき前記キッチンカウンターに対して、前記左右一対の縦枠部分が前後反転姿勢で前記開口の縁部に装着された場合には、前記牽制用当たり部と接当しないように構成され、
前記鍔部における前記本体部の前後に位置する前後鍔部分のうちの、前記横枠部分が存在する側の鍔部分が、前記横枠部分に載置され、且つ、前記横枠部分が存在しない側の鍔部分が、前記開口の前方側又は後方側の縁部に載置されるように構成され、
前記左右一対の縦枠部分と前記横枠部分とに、前記左右一対の縦枠部分が前後適正姿勢で前記開口の縁部に装着された場合には、前記設定組付位置に位置させた前記横枠部分の両端部を前記左右一対の縦枠部分に載置するときに係合状態となり、前記左右一対の縦枠部分が前後反転姿勢で前記開口の縁部に装着された場合には、前記設定組付位置に位置させた前記横枠部分の両端部を前記左右一対の縦枠部分に載置するときに非係合状態となる載置牽制用係合部が設けられている点を特徴とする。
すなわち、鍔部を含めた本体部の前後幅が開口の前後幅よりも小さく形成され、それに合わせて、載置枠が、カウンタトップの横幅方向に伸びる長尺状に形成されて、その左右両端部が左右一対の縦枠部分にて載置支持される横枠部分を、開口の前方側又は後方側の縁部に隣接する設定組付位置に位置させる状態で備えるように構成される。
そして、鍔部における本体部の前後に位置する前後鍔部分のうちの、横枠部分が存在する側の鍔部分が、横枠部分に載置され、且つ、横枠部分が存在しない側の鍔部分が、開口の前方側又は後方側の縁部に載置されることにより、本体部が開口に装着されることになる。
このように、鍔部を含めた本体部の前後幅を、開口の前後幅よりも小さく形成するものであるから、配送のためにビルトインコンロを梱包するにあたり、その梱包の大きさの一層の小型化を図り易いものとなる。
そして、鍔部を含めた本体部の前後幅を開口の前後幅よりも小さく形成するのに合わせて、鍔部における本体部の前後に位置する前後鍔部分を載置するために、載置枠に横枠部分を備えさせるようにするにあたり、開口の前方側又は後方側の縁部に隣接する設定組付位置に位置させるようにする一つの横枠部分を備えさせて、鍔部における本体部の前後に位置する前後鍔部分のうちの、横枠部分が存在する側の鍔部分を、横枠部分に載置させ、横枠部分が存在しない側の鍔部分を、開口の前方側又は後方側の縁部に載置させるものであるから、開口の前方側及び後方側の縁部に隣接する位置に装着する一対の横枠部分を備えさせるようにするに較べて、載置枠の簡素化を図ることができるものとなる。
また、左右一対の縦枠部分と横枠部分とに、載置牽制用係合部が設けられて、左右一対の縦枠部分が前後適正姿勢で開口の縁部に装着された場合には、設定組付位置に位置させた横枠部分の両端部を左右一対の縦枠部分に載置するときに、載置牽制用係合部が係合状態となるものの、左右一対の縦枠部分が前後反転姿勢で開口の縁部に装着された場合には、設定組付位置に位置させた横枠部分の両端部を左右一対の縦枠部分に載置するときに、載置牽制用係合部が非係合状態となるため、左右一対の縦枠部分が、前後反転姿勢で装着される状態になることを抑制できる。
そして、左右一対の縦枠部分が、装着が牽制されるべきキッチンカウンターに対して、前後反転姿勢で装着されると、牽制用凸部と牽制用当たり部との接当による牽制作用が適正通り発揮されない場合においても、左右一対の縦枠部分が前後反転姿勢で装着される状態になることを抑制できるため、牽制用凸部と牽制用当たり部との接当による牽制作用を適切に発揮させることができるものとなる。
要するに、本発明の第特徴構成によれば、第特徴構成による作用効果に加えて、ビルトインコンロを梱包するにあたり、その梱包の大きさの一層の小型化を図ることができ、しかも、載置枠の構成の簡素化を図り、さらには、左右一対の縦枠部分を適正な姿勢にて装着することができる加熱調理設備を提供できる。
本発明の第特徴構成は、上記第特徴構成に加えて、
前記天板に、下方に突出する突起部が設けられ、
前記左右一対の縦枠部分が前記前後反転姿勢で前記開口の縁部に装着され、かつ、前記横枠部分が、前記設定組付位置とは反対側に相当する前記開口の前方側又は後方側の縁部に隣接する位置にて、前記前後反転姿勢の前記左右一対の縦枠部分にて載置される前後反転組付状態においては、前記載置牽制用係合部が係合状態となるように構成され、
前記載置枠に、前記左右一対の縦枠部分が前記前後適正姿勢で前記開口の縁部に装着され、かつ、前記横枠部分が、前記設定組付位置にて、前記前後適正姿勢の前記左右一対の縦枠部分にて載置される適正組付状態においては、前記突起部が挿入可能となり、且つ、前記左右一対の縦枠部分及び前記横枠部分の前記前後反転組付状態においては、前記突起部が挿入不能となる状態で、前記突起部の挿入孔が形成されている点を特徴とする。
すなわち、左右一対の縦枠部分が前後適正姿勢で開口の縁部に装着され、かつ、横枠部分が、設定組付位置にて、前後適正姿勢の前記左右一対の縦枠部分にて載置される適正組付状態においては、天板に設けた突起部が、載置枠に形成した挿入孔に挿入可能となる。
しかしながら、左右一対の縦枠部分が前後反転姿勢で開口の縁部に装着され、かつ、横枠部分が、設定組付位置とは反対側に相当する開口の前方側又は後方側の縁部に隣接する位置にて、前後反転姿勢の左右一対の縦枠部分にて載置される前後反転組付状態においては、天板に設けた突起部が、載置枠に形成した挿入孔に挿入不能となるため、この挿入不能な状態になることをもって、前後反転組付状態の載置枠に載置された状態で本体部が装着された状態であることを認識させることが可能となる。
説明を加えると、左右一対の縦枠部分が前後適正姿勢で開口の縁部に装着された場合において、設定組付位置に位置させた横枠部分の両端部を左右一対の縦枠部分に載置するときに、載置牽制用係合部が係合状態となるということは、左右一対の縦枠部分が前後反転姿勢であっても、横枠部分を設定組付位置とは反対側の開口の前方側又は後方側に位置させた状態で、その横枠部分の両端部を左右一対の縦枠部分に載置すると、載置牽制用係合部が係合状態となるため、上述した前後反転組付状態にて、左右一対の縦枠部分や横枠部分を組み付けることができるものとなる。
このため、前後反転組付状態にて載置枠を組み付けて、その載置枠に載置させる状態で本体部を組み付けてしまう虞がある。
そして、前後反転組付状態においては、牽制用凸部と牽制用当たり部との接当による牽制作用が適正通り発揮されない。
しかしながら、上述の如く、天板に設けた突起部が載置枠に形成した挿入孔に挿入不能な状態になることをもって、前後反転組付状態の載置枠に載置された状態で本体部が装着された状態であることを認識させることが可能となるから、前後反転組付状態にて載置枠を装着して、その載置枠に載置させる状態で本体部を組み付けている状態であることを認識させて、適正組付状態に載置枠を装着させることができるため、牽制用凸部と牽制用当たり部との接当による牽制作用を適切に発揮させながら、適正組付状態に装着された載置枠にて載置させた状態で本体部を装着できる。
要するに、本発明の第特徴構成によれば、第特徴構成による作用効果に加えて、ビルトインコンロをキッチンカウンター適正通り装着した状態を一層的確に現出させることができる加熱調理設備を提供できる。
左端高火力型コンロを装備した加熱調理設備の斜視図 右端高火力型コンロを装備した加熱調理設備の斜視図 ガスコンロ装着部の縦断側面図 ガスコンロを離脱させた状態のガスコンロ装着部の切欠正面図 ガスコンロ装着部の切欠き正面図 同部を破断した状態の斜視図 ガスコンロの天板を外した状態の平面図 ガスコンロを破断した状態の斜視図 ガスコンロ装着部の前端側箇所を示す縦断側面図 ガスコンロ装着部の後端側箇所を示す縦断側面図 載置枠の左端高火力型コンロ用の縦枠部分を示す斜視図 図11におけるXII−XII線矢視図 載置枠の横枠部分を示す斜視図 同枠部分の縦断側面図 載置枠の右端高火力型コンロ用の縦枠部分を示す斜視図 図15におけるXVI−XVI線矢視図 天板の平面図 天板の裏面図 天板の正面図 ガラスプレート固定部の縦断側面図 ガラスプレート固定具の斜視図 天板止着手段の切欠き側面図 同手段の切欠き側面図 同手段の正面図 本体部止着手段の斜視図 同手段の分解斜視図 誤設置状態を示す破断斜視図 誤設置状態を示す破断斜視図
〔実施形態〕
次に、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1及び図2に示すように、コンロバーナ1を横幅方向に並べた状態で備えるビルトインコンロとしてのビルトイン式のガスコンロGが、キッチンカウンターKのカウンタトップKaに形成した矩形状の開口2(図7参照)に挿入される状態で装着されて加熱調理設備が構成されている。
本実施形態においては、コンロバーナ1として、3つのコンロバーナ1L、1M、1Rが横方向に並べて備えられている。
そして、ガスコンロGとして、3つのコンロバーナ1L〜1Rのうちの、一端側のコンロバーナとしての左端のコンロバーナ1Lの最大火力が、他端側のコンロバーナとしての右端のコンロバーナ1Rの最大火力よりも大きくなるように構成された左端高火力型コンロGL(図1参照)と、3つのコンロバーナ1L〜1Rのうちの、一端側のコンロバーナとしての右端のコンロバーナ1Rの最大火力が、他端側のコンロバーナとしての左端のコンロバーナ1Lの最大火力よりも大きくなるように構成された右端高火力型コンロGR(図2参照)とがある。
ちなみに、本実施形態においては、左端高火力型コンロGLにおける中間のコンロバーナ1Mの最大火力が、左端のコンロバーナ1Lと同じ火力となるように構成され、右端高火力型コンロGRにおける中間のコンロバーナ1Mの最大火力が、右端のコンロバーナ1Rと同じ火力となるように構成されているが、中間のコンロバーナ1Mの最大火力は、種々変更できるものである。
また、カウンタトップKaに形成される開口2が、カウンタトップKaの横幅方向において、3つのコンロバーナ1L〜1Rのうちの最大火力が一端側のコンロバーナよりも低い他端側のコンロバーナが存在する側に偏った位置に形成されている。
すなわち、キッチンカウンターKとして、開口2がカウンタトップKaの横幅方向において右側に偏った位置に形成された左端高火力型用カウンターKL(図1参照)と、開口2がカウンタトップKaの横幅方向において左側に偏った位置に形成された右端高火力型用カウンターKR(図2参照)とがある。
そして、左端高火力型コンロGLを左端高火力型用カウンターKLに装着した状態や、右端高火力型コンロGRを右端高火力型用カウンターKRに装着した状態においては、3つのコンロバーナ1L〜1Rのうちの最大火力が高火力となる一端側のコンロバーナとそれに対応する側のカウンタトップKaの横端部との間隔LHが、3つのコンロバーナ1L〜1Rのうちの最大火力が一端側のコンロバーナよりも低い他端側のコンロバーナとそれに対応する側のカウンタトップKaの横端部との間隔Lhよりも大きくなるように構成されている。
つまり、3つのコンロバーナ1L〜1Rのうちの最大火力が高火力となる一端側のコンロバーナとそのコンロバーナに隣接するカウンタトップKaの横端部との間隔LHが、3つのコンロバーナ1L〜1Rのうちの最大火力が一端側のコンロバーナよりも低い他端側のコンロバーナとそのコンロバーナに隣接するカウンタトップKaの横端部との間隔Lhよりも大きくなっている。
したがって、左端高火力型コンロGLを装着した左端高火力型用カウンターKLや、右端高火力型コンロGRを装着した右端高火力型用カウンターKRは、建物の壁部がその両横側のいずれの側に位置しても、建物の壁部を過熱することを回避できるものとなる。
つまり、キッチンカウンターKの設置箇所が、左右いずれの側に壁部が存在する場合であっても、使用者の好みに合わせて、左端高火力型コンロGLを装着した左端高火力型用カウンターKL及び右端高火力型コンロGRを装着した右端高火力型用カウンターKRを選択して設置できるものとなる。
以下、左端高火力型コンロGL及び左端高火力型用カウンターKLを代表にして、ガスコンロG及びキッチンカウンターKについて説明を加える。
尚、以下の説明において、3つのコンロバーナ1L〜1Rを区別する必要がないときには、単に、コンロバーナ1と記載し、左端高火力型コンロGLと右端高火力型コンロGRとを区別する必要がないときには、単に、ガスコンロGと記載し、さらに、左端高火力型用カウンターKLと右端高火力型用カウンターKRとを区別する必要が無いときには、単に、キッチンカウンターKと記載する。
図3及び図4に示すように、ガスコンロGは、コンロバーナ1を備える本体部G1、天板G2、及び、操作部G3を主要部として構成されている。
本体部G1が、カウンタトップKaの開口2に挿入される状態で、且つ、その上端に備える鍔部3がカウンタトップ側に係止支持される状態で、カウンタトップKaに組み付けられている。
天板G2が、カウンタトップKaに組み付けられた本体部G1を覆い且つ周縁部をカウンタトップKaの上面に接当させる状態に装着され、また、天板G2の上部には、五徳Dが装備されている。
本体部G1は、図8にも示すように、底壁及び側壁を備えた金属製の有底筒状のケーシング4の内部に、コンロバーナ1等の機器類を収納して構成され、そのケーシング4の上端に、そのケーシング4と一体形成される状態で鍔部3が設けられている。
ケーシング4は、上方側部分Uが下方側部分4Dよりも、平面視形状が大きくなるように形成されており、図3及び図8に示すように、上方側部分4Uが、下方側部分4Dよりも前方側に大きく張り出す張り出し部4Uhを前方側に備えるように構成されている。
そして、上方側部分4Uの張り出し部4Uhの下面を利用して、後述の如く、ケーシング4がキッチンカウンターKに固定されるようになっている。
本実施形態においては、本体部G1が、カウンタトップKaの前縁よりも後方側に大きく引退した位置に装着され、天板G2が、本体部G1の装着箇所を覆う状態で装着されており、カウンタトップKaにおける天板G2よりも前側部分が、調理作業面を構成するようになっている。
操作部G3は、横長の帯板状に形成されて、その上面部に、3つのコンロバーナ1L〜1Rの点火及び消火、並びに、火力調整等の操作を行う操作スイッチ類を備えている。
そして、上述の如く、本体部G1や天板G2がカウンタトップKaの前縁よりも後方側に引退した位置に装着されるのに対して、操作部G3は、キッチンカウンターKの前縁側部分に装着されている。
具体的には、操作部G3が、カウンタトップKaの下方側に収納される収納位置とカウンタトップKaの前方側に突出する突出位置とに位置変更自在に支持されて、突出位置に位置された状態において、3つのコンロバーナ1L〜1Rの点火及び消火、並びに、火力調整等の操作を行えるようになっている。
尚、例示はしないが、収納位置に位置する操作部G3を後方側に少し押し込み操作することにより、操作部G3を突出位置に自動的に位置変更操作し、突出位置に位置する操作部G3を収納位置に押し込み操作することにより、収納位置に自動的に保持する操作部保持機構が設けられている。
また、図1に示すように、キッチンカウンターKの前面における操作部G3の横側箇所には、消火ボタンBが装備されており、操作部G3を収納位置に収納してコンロバーナ1を燃焼させている状態において、コンロバーナ1を消火するときに、この消火ボタンBを押し操作することにより、コンロバーナ1を消火させることができるようになっている。
ちなみに、消火ボタンBが押し操作されると、3つのコンロバーナ1L、1M、1Rのうちの点火しているものが全て消火されることになる。
本体部G1の鍔部3は、図7及び図8に示すように、本体部G1の前側に延びる前側の鍔部分3F、本体部G1の後側に延びる後側の鍔部分3B、本体部G1の左側に延びる左側の鍔部分3L、及び、本体部G1の右側に延びる右側の鍔部分3Rからなる。
これら鍔部分3F〜3Rは、本体部G1の同じ高さに形成されている。
そして、本体部G1の鍔部3を含めた前後幅及び横幅が、開口2の前後幅及び横幅よりも小さく形成され、鍔部3を載置支持する載置枠5が、開口2の縁部に係止支持される状態で設けられている。
そして、鍔部3が、開口2の縁部にて係止支持された載置枠5の鍔部載置面Sに載置されることにより、カウンタトップ側に係止支持されるように構成されている。
開口2の縁部が、カウンタトップKaの上面よりも下方側に位置する段部状に形成されており、載置枠5が、段部状の縁部に載置されるようになっている。
本実施形態においては、段部状の縁部として、図3、図4、及び、図7に示すように、開口2の前縁に沿って形成される前方側の縁部EF、開口2の後縁に沿って形成される後方側の縁部EB、開口2の左縁に沿って形成される左方側の縁部EL、及び、開口2の右縁に沿って形成される右方側の縁部ERが設けられている。ちなみに、これら縁部EF〜ERの上面の高さは同じ高さである。
載置枠5が、図7に示す如く、カウンタトップKaの前後幅方向に伸びる長尺状に形成されて、その前後両端が開口2の前方側及び後方側の縁部EF、EBに係止支持されるように載置される左右一対の縦枠部分5A、及び、カウンタトップKaの横幅方向に伸びる長尺状に形成されて、その左右端部が左右一対の縦枠部分5Aに係止支持されるように載置され、且つ、開口2の前方側の縁部EFに隣接する箇所に配置される横枠部分5Bを備えるように構成されている。
ちなみに、本実施形態においては、開口2の前方側の縁部EFに隣接する箇所に横枠部分5Bを位置させる状態が、開口2の前方側の縁部EFに隣接する設定組付位置に横枠部分5Bを位置させる状態に相当する。
そして、鍔部3における本体部G1の左右に位置する左右鍔部分3L、3Rが、左右一対の縦枠部分5Aに載置され、鍔部3における本体部G1の前後に位置する前後鍔部分3F、3Bのうちの、横枠部分5Bが存在する側の前方側の鍔部分3Fが、横枠部分5Bに載置され、横枠部分5Bが存在しない側の後方側の鍔部分3Bが、後方側の縁部EBに載置されるように構成されている。
左右の縦枠部分5Aは、同じ仕様であって、図11及び図12に示すように、断面形状逆U字状の主体部分A1の両端に、前後の縁部EF、EBに係止支持されるように載置される板状の端部部分A2を備えるものであり、主体部分A1の上面にて、鍔部載置面Sが形成されている。
また、主体部分A1が、端部部分A2に対して、その端部部分A2の板厚部分だけ下方に位置するよう形成されており、主体部分A1の上面にて形成される鍔部載置面Sが、前後や左右の縁部EF〜ERの上面の高さと同じ高さになるように構成されている。
横枠部分5Bは、図13及び図14に示すように、断面形状逆U字状の主体部分B1の両端に、左右の縦枠部分A1に係止支持されるように載置される板状の端部部分B2を備えるものであり、主体部分B1の上面にて、鍔部載置面Sが形成されている。
また、主体部分B1が、端部部分B2に対して、その端部部分B2の板厚部分だけ下方に位置するよう形成されており、主体部分B1の上面にて形成される鍔部載置面Sが、前後や左右の縁部EF〜ERの上面の高さと同じ高さとなるように構成されている。
横枠部分5Bの端部部分B2には、下向きの舌片6が切り出し形成され、縦枠部分5Aの主体部分A1における開口2の前縁側に相当する部分には、横枠部分5Bの舌片6が嵌合する嵌合孔7が形成されている。
尚、縦枠部分5Aは、開口2における左方側箇所に配置する場合と右方側箇所に配置する場合とがあり、且つ、横枠部分5Bが縦枠部分5Aに載置された状態において、横枠部分5Bの舌片6が縦枠部分5Aの横幅方向における中央よりも端部側に位置するため、縦枠部分5Aには、嵌合孔7が左右一対形成されている。
そして、本実施形態においては、左右一対の縦枠部分5Aに形成された嵌合孔7と横枠部分5Bに形成された舌片6とが、左右一対の縦枠部分5Aが前後適正姿勢で開口2の縁部に装着された場合には、設定組付位置に位置させた横枠部分5Bの両端部を左右一対の縦枠部分5Aに載置するときに係合状態となり、左右一対の縦枠部分5Aが前後反転姿勢で開口2の縁部に装着された場合には、設定組付位置に位置させた横枠部分5Bの両端部を左右一対の縦枠部分5Aに載置するときに非係合状態となる載置牽制用係合部として機能するように構成されている。
図11及び図12に示す縦枠部分5Aは、左端高火力型コンロGLを左端高火力型用カウンターKLに装着する際に使用するものであり、その上面には、「L」のマークが刻印されている。
そして、図15及び図16に示す縦枠部分5Aは、右端高火力型コンロGRを右端高火力型用カウンターKRに装着する際に使用するものであり、その上面には、「R」のマークが刻印されている。
つまり、左端高火力型コンロGLに使用する縦枠部分5Aと横枠部分5Bとから、左端高火力型用の載置枠5Lが構成され、また、右端高火力型コンロGRに使用する縦枠部分5Aと横枠部分5Bとから、右端高火力型用の載置枠5Rが構成されている。
左端高火力型コンロGLに使用する縦枠部分5Aと、右端高火力型コンロGRに使用する縦枠部分5Aとは、同様に構成されるものであるが、誤設置防止のために、一部が異なる状態に構成されている。
すなわち、左端高火力型コンロGLに使用する縦枠部分5Aにおいては、図11及び図12に示すように、主体部分A1の左右の縦壁部AL、ARのうちの左側の縦壁部ALが、右側の縦壁部ARよりも長くなる状態に形成されて、その先端部にて牽制用凸部Faが構成されている。
これに対して、右端高火力型コンロGRに使用する縦枠部分5Aにおいては、図15及び図16に示すように、主体部分A1の左右の縦壁部AL、ARのうちの右側の縦壁部ARが、左側の縦壁部ALよりも長くなる状態に形成されて、その先端部にて牽制用凸部Faが構成される。
そして、図4〜図6及び図27に示すように、左端高火力型用カウンターKLにおける開口2の右側の縁部ERよりも内方側の下方箇所には、左端高火力型コンロ用の載置枠5Lにおける縦枠部分5Aが開口2の縁部に装着されるのを許容しかつ右端高火力型コンロ用の載置枠5Rにおける縦枠部分5Aが開口2の縁部に装着されるのを牽制用凸部Faとの接当により牽制する牽制用当たり部Fbが設けられている。
つまり、右端高火力型コンロ用の載置枠5Rを左端高火力型用カウンターKLに装着しようとすると、牽制用凸部Faが牽制用当たり部Fbに接当して、右側の縦枠部分5Aが傾くことになり、本体部G1を装着できないことになる。
また、図28に示すように、右端高火力型用カウンターKRにおける開口2の左側の縁部ELよりも内方側の下方箇所には、右端高火力型コンロ用の載置枠5Rにおける縦枠部分5Aが開口2の縁部に装着されるのを許容しかつ左端高火力型コンロ用の載置枠5Lにおける縦枠部分5Aが開口2の縁部に装着されるのを牽制用凸部Faとの接当により牽制する牽制用当たり部Fbが設けられている。
つまり、左端高火力型コンロ用の載置枠5Lを右端高火力型用カウンターKRに装着しようとすると、牽制用凸部Faが牽制用当たり部Fbに接当して、左側の縦枠部分5Aが傾くことになり、本体部G1を装着できないことになる。
したがって、牽制用凸部Faと牽制用当たり部Fbとの接当により、左端高火力型コンロGLの右端高火力型用カウンターGRへの装着を牽制し、かつ、右端高火力型コンロGRの左端高火力型用カウンターGLへの装着を牽制して、左端高火力型用カウンターKLには左端高火力型コンロGLが装着され、かつ、右端高火力型用カウンターKRには右端高火力型コンロGRが装着される適正な装着状態を的確に現出できるように構成されている。
すなわち、本実施形態においては、左端高火力型コンロGLの左端高火力型用カウンターKLへの装着を許容しかつ右端高火力型用カウンターKRへの装着を牽制し、且つ、右端高火力型コンロGRの右端高火力型用カウンターKRへの装着を許容しかつ左端高火力型用カウンターKLへの装着を牽制する誤設置防止用牽制手段Fが、左端高火力型コンロ用の載置枠5Lの左端高火力型用カウンターKLへの装着を許容しかつ右端高火力型用カウンターKRへの装着を牽制し、且つ、右端高火力型コンロ用の載置枠5Rの右端高火力型用カウンターKRへの装着を許容しかつ左端高火力型用カウンターKLへの装着を牽制する手段として構成されるものであり、具体的には、誤設置防止用牽制手段Fが、牽制用凸部Faと牽制用当たり部Fbとから構成されている。
上述の如く、開口2の縁部、つまり、前方側の縁部EF、後方側の縁部EB、左方側の縁部EL、及び、右方側の縁部ERが、カウンタトップKaの上面よりも下方側に位置する段部状に形成されているため、天板G2が、開口2に嵌合される状態で装着されて、その上面がカウンタトップKaの上面と同じ高さになるように構成さている。
天板G2は、図17〜図20に示すように、ガラスプレート10、そのガラスプレート10の下面側に位置する金属製の載置プレート11、及び、周縁枠12を主要部として構成されている。
周縁枠12は、図20に示すように、断面形状がT字状であり、上部の外側延出部分が、パッキン13を介してカウンタトップKaの上面に接当するカウンタトップ接当部分12aとして構成され、上部の内側延出部分が、ガラスプレート10の上面に接当するガラスプレート接当部分12bとして構成されている。
周縁枠12の内面側部分には、図20に示すように、載置プレート11を載置支持するガラスプレート固定具14が、周縁枠12の長手方向の複数箇所に設けられている。
このガラスプレート固定具14は、図21に示すように、周縁枠12の長手方向に沿って伸びる長尺状でかつ緩やかに弓形状に湾曲する縦板部分14a、及び、この縦板部分14aの両端部から水平方向に突出する支持板部分14bを主要部として構成され、縦板部分14aには、周縁枠12の内面側部に形成した係合凹部12cに係合する係合凸部14cが、打ち出し形成されている。
したがって、ガラスプレート固定具14が、縦板部分14aの係合凸部14cを周縁枠12の係合凹部12cに係合させた状態で、周縁枠12の内面側部に装着されることになり、そして、ガラスプレート10及び載置プレート11が、ガラスプレート固定具14の支持板部分14bと周縁枠12のガラスプレート接当部分12bとの間に挟まれる状態で、周縁枠12に支持されるように構成されている。
尚、図20においては記載を省略するが、周縁枠12、ガラスプレート固定具14、ガラスプレート10の端面部分、及び、載置プレート11の端面部分にて囲まれる空間部分には、シリコンが充填されるようになっている。
また、天板G2には、図17及び図18に示すように、コンロバーナ1を挿通する開口部が形成され、その開口部には、バーナリング15が装着されている。
このバーナリング15は、その下面側においてはコンロバーナ1と係合し、かつ、その上面側においては五徳Dを位置決め保持するように構成されている。
キッチンカウンターKは、図1及び図2に示すように、下方枠部分D1と上方枠部分D2とが段積みされた状態に構成され、上方枠部分D2の上部に、カウンタトップKaが装着されている。
上方枠部分D2は、図3〜図5に示すように、左右の側板16A、背板16B、底板16C、及び、底板16Cから立設された仕切り板16Dを備え、また、前面部には、左右の開閉扉16E、16F、及び、それら開閉扉16E、16Fの上方に位置する前側板16Gを備えている。
仕切り板16Dは、上方枠部分D2の内部空間を左右に仕切るものであって、本実施形態においては、内部空間を左右が不均一となる状態で仕切るように配置されている。そして、左右の開閉扉16E、16Fが、仕切り板16Dの仕切り位置に合わせた大きさに形成されている。
尚、例示図では、左端高火力型用カウンターKLでは、右方側の方を左方側よりも大きな空間とするように仕切り板16Dが配置され、右端高火力型用カウンターKRでは、左方側の方を右方側よりも大きな空間とするように仕切り板16Dが配置されている。
上方枠部分D2の内部の上方側箇所で、且つ、本体部G1のケーシング4における上方側部分4Uの張り出し部4Uhの下方に相当する箇所に、キッチンカウンターKの横幅方向に伸びる木製の連結板17が設けられている。
この連結板17は、左右の側板16Aに亘る大きさに形成され、また、ケーシング4の上方側部分4Uの張り出し部4Uhの下方に位置する部分の高さが、ケーシング4の上方側部分4Uの底面が位置する高さよりも少し低い高さとなり、かつ、左右の端部側部分の高さが、カウンタトップKaの底面に接触する高さとなるように構成されている。
そして、連結板17は、左右の端部側部分が左右の側板16Aに接続され、かつ、左右の端部側部分の上面が、カウンタトップKaの底面に接続されて、上方枠部分D2の強度部材として、機能するように構成されている。
尚、連結板17とケーシング4の上方側部分4Uの張り出し部4Uhの底面との間には、シール材18が配設されている(図3参照)。
連結板17と前側板16Gとの間に、左右の側板16Aに亘る大きさの薄板状の前遮蔽板19が配設され、その遮蔽板19よりも上方の空間が、上述した操作部G3や、その操作部G3と本体部G1とを接続する電線類等を配設する収納空間として機能するように構成されている。
この前遮蔽板19は、後端側が連結板17の前面の凹溝に嵌合し、且つ、前端側が前側板16Gの裏面側に設けられた枠体に着脱自在にビス等により連結された状態で設けられて、着脱できるように構成されており、後述の如く、ガスコンロGの本体部G1や天板G2を装着する作業を行うときには、取り外されることになる。
連結板17の下方部と背板16Bとの間には、本体部G1の下方側箇所を覆う後遮蔽板20が設けられている。
この後遮蔽板20は、左右の側板16Aに亘る大きさに形成されて、両端部が左右の側板16Aに着脱自在に接続されており、後述の如く、ガスコンロGの本体部G1や天板G2を装着する作業を行うときには、取り外されることになる。
ちなみに、上方枠部分D2の内部の上方側空間、つまり、ガスコンロGが配設されることになる上方側空間が、前遮蔽板19、連結板17、及び、後遮蔽板20にて、下方側空間と遮蔽されるため、開閉扉16E、16Fを開閉したときに、上方側空間内に空気が出入することが抑制されて、コンロバーナ1の燃焼に悪影響を与えることが回避されるようになっている。
本実施形態においては、ガスコンロGの本体部G1を開口2の縁部EL、ER、EF、EBからの浮き上がりを阻止するように止着する本体部止着手段P、及び、天板G2をカウントトップKaに押圧するように止着する天板止着手段Qが装備されており、以下、本体部止着手段P、及び、天板止着手段Qについて説明する。
先ず、本体部止着手段Pについて説明する。
図3及び図5に示すように、キッチンカウンターKの内部に配置される連結板17と本体部G1のケーシング4における上方側部分4Uの張り出し部4Uhの底面とを接続するL字状の固定金具21が、キッチンカウンターKの横幅方向の3箇所に設けられている。
固定金具21は、その下方部が連結板17の前面に当て付けた状態で、ビス22にて連結板17に締め付け固定され、そして、その上方部が張り出し部4Uhの底面に当て付けた状態で、ビス23にて張り出し部4Uhの底壁に締め付け固定されている。
つまり、張り出し部4Uhは金属製であるため、その底壁に形成されたビス孔24に、ビス23が螺合されるようになっている。
ちなみに、固定金具21を設置する手順としては、先ず、その下方部を連結板17に締め付け固定し、次に、その上方部を張り出し部4Uhに締め付け固定する手順が用いられることになり、このような手順を用いることにより、上方部を張り出し部4Uhに締め付け固定する際に、ケーシング4を下方側に引っ張り操作できるため、本体部G1の鍔部3を載置枠5や開口2の後方の縁部EBに圧接できることになる。
図3、図7及び図10に示すように、カウンタトップKaの開口2における後方側の縁部EBの下面に当て付ける固定用係止部材25が、キッチンカウンターKの横幅方向の2箇所に設けられている。
この固定用係止部材25は、図25及び図26に示すように、キッチンカウンターKの前後幅方向に沿って伸びる左右の縦壁部25Aと、その両縦壁部25Aの長手方向の中間部における上部同士を接続する接続部25Bとからなり、縦壁部25Aの先端部が、係止作用部として機能するように構成されている。
縦壁部25Aの後端部には、揺動支点形成用の切欠き部26が先端側に向かって凹入する状態に形成され、また、接続部25Bには、ロック用ボルト27の螺合孔28が形成されている。
この固定用係止部材25をその長手方向に沿ってスライド自在に且つ上下揺動自在に支持する支持枠29が、ケーシング4の上部開口の近くに設けた支持台30(図10参照)にボルト固定される状態で設けられている。
支持枠29は、側面視形状が逆U字状に形成されるものであって、その先端部には、支持台30に対する接続部29Aを備え、その後端部には、固定用係止部材25における揺動支点形成用の切欠き部26に係合する揺動支点形成用の突起29Bを備え、さらに、上壁部には、ロック用ボルト27が上下に貫通する挿通孔31が、縦壁部25Aの長手方向に沿う長孔状に形成されている。
そして、固定用係止部材25が、切欠き部26に突起29Bを係合させ、かつ、接続部25Bを支持枠29の内部に位置させる状態に配置され、ロック用ボルト27が、支持枠29の挿通孔31を上方から下方に向けて貫通して、その先端を固定用係止部材25の螺合孔28に螺合させる状態で配置されている。
したがって、本体部G1のケーシング4の上部開口を通して、ロック用ボルト27の頭部を、キッチンカウンターKの前後幅方向に沿って移動させることにより、固定用係止部材25を、キッチンカウンターKの前後幅方向に沿ってスライド操作でき、また、ロック用ボルト27を正逆に回転操作することにより、突起29Bを支点として、固定用係止部材25を上下に揺動操作できるように構成されている。
ちなみに、固定用係止部材25の設置手順は、本体部G1を開口2に装着する際には、固定用係止部材25をケーシング4の内方に引退させておき、本体部G1が開口2に装着された後において、固定用係止部材25を十分に下方側に揺動させた状態で、ロック用ボルト27をキッチンカウンターKの後部側に向けてスライド移動させ、その後、固定用係止部材25を上方に向けて揺動させるように、ロック用ボルト27を回転操作することになる。
以上の通り、本実施形態の本体部止着手段Pは、本体部G1の前側部分をL字状の固定金具21にて止着し、且つ、本体部G1の後側部分を固定用係止部材25にて止着するように構成されている。
そして、L字状の固定金具21を装着する作業は、カウンタトップKaの下方で行うことになるものの、その固定金具21を装着する箇所が、キッチンカウンターKの内部空間のうちの前方側部分であるため、見やすく、手が届き易い箇所であり、固定金具21を装着する作業を良好に行える。
また、固定用係止部材25を装着する作業は、カウンタトップKaの上方側からケーシング4の上部開口を通して、ロック用ボルト27を操作することにより行えるため、その作業を良好に行える。
次に、天板止着手段Qについて説明する。
図18、図19、及び、図20に示すように、天板G2の下面側には、頭付きの雄ネジ部材32が、頭部を載置プレート11の内方側に位置させ且つ棒状ネジ部を載置プレート11から突出させた状態に、載置プレート11に取付けられている。
つまり、天板G2には、下方に突出する固定用の雄ネジ部材32が設けられている。
この雄ネジ部材32は、天板G2が開口2に嵌合された状態において、載置枠5における横枠部分5Bの両端部や中間部に対応する位置、及び、縦枠部分5AにおけるカウンタトップKaの奥側に相当する端部に対応する位置に位置させた状態で、天板G2の周縁部に沿って5つ設けられ、そして、図7及び図11〜図14に示すように、載置枠15の横枠部分5Bや縦枠部分5Aの雄ネジ部材32に対応する位置には、雄ネジ部材32を挿通させる挿通孔33が形成されている。
また、図3、図5及び図9に示すように、天板G2が開口2に嵌合された状態において挿通孔33より突出する雄ネジ部材32の先端部に螺合させる蝶ナット式の雌ネジ部材34が設けられている。
したがって、天板G2を装着する際に、雄ネジ部材32が載置枠5の挿通孔33を挿通され、その状態において、雌ネジ部材34を締め付けることにより、載置枠5に対して雄ネジ部材32を引っ張り操作して、天板G2を下方側に引っ張り操作した状態に装着できるようになっている。
ちなみに、本実施形態においては、左右一対の縦枠部分5Aが前後反転姿勢で開口2の縁部に装着され、かつ、横枠部分5Bが、設定組付位置とは反対側に相当する開口2の後方側の縁部に隣接する位置にて、前後反転姿勢の左右一対の縦枠部分5Aにて載置される前後反転組付状態においても、載置牽制用係合部としての舌片6と嵌合孔7とが係合状態となるように構成されるものであるが、載置枠5に形成された挿通孔33が、左右一対の縦枠部分5A及び横枠部分5Bの前後反転組付状態においては、突起部としての雄ネジ部材32が挿入不能となり、且つ、左右一対の縦枠部分5Aが前後適正姿勢で開口2の縁部に装着され、かつ、横枠部分5Bが、設定組付位置にて、前後適正姿勢の左右一対の縦枠部分5Aにて載置される適正組付状態においては、突起部としての雄ネジ部材32が挿入する状態で形成される挿入孔として作用することになる。
したがって、天板G2の雄ネジ部材32が載置枠5の挿通孔33に挿入不能となることをもって、載置枠5が前後反転組付状態であることを認識させることができるように構成されている。
このように、載置枠5が前後反転組付状態であることを認識させることができるため、載置枠5を適正組付状態にて組み付ける状態に装着し直すことにより、上述した誤設置防止用牽制手段Fの牽制作用を適切に作用させることができるようになっている。
つまり、誤設置防止用牽制手段Fは、上述の説明から明らかな如く、牽制用凸部Faが、装着が牽制されるべき前記左端高火力型用カウンター又は前記右端高火力型用カウンターに対して、左右一対の縦枠部分5Aが前後反転姿勢で開口2の縁部に装着された場合には、牽制用当たり部Fbと接当しないように構成されることになるため、載置枠5が前後反転組付状態の場合には、牽制作用を適切に発揮しないことになるが、載置枠5が前後反転組付状態であることを認識させて、載置枠5を適正組付状態にて組み付ける状態に装着し直すようにすることができるため、誤設置防止用牽制手段Fの牽制作用を適切に作用させることができるのである。
図3、図7及び図8に示すように、天板G2の後端側で且つ横幅方向の中央側から下方に向けて突出する状態で天板G2から連設した被係止片35を係止して、天板G2を下方側に引っ張り移動する回動式の係止体36が設けられている。
この係止体36は、図22〜図24に示すように、ケーシング4の底壁から上方に延びる状態で設けられた筒状の支持枠体37の上部に、横軸心X周りで回動自在に枢支されて、被係止体35から離間する待機位置(図22参照)と被係止体35を係止して下方側に押圧する係止位置(図23参照)とに回動されるように構成され、且つ、捩りコイル式のスプリング38によって、待機位置に復帰付勢されている。
係止体36を待機位置と係止位置とに回動操作する棒状体39が、支持枠体37の上端側に設けた雌ネジ部材40に螺進移動自在に螺合し、且つ、下端側の挿通支持部41に回転自在及び長手方向に移動自在に支持された状態で設けられている。
そして、棒状体39を正逆に回転操作して螺進移動させることにより、棒状体39の先端部にて係止体36の被操作部36Aを押し操作して、係止体36を待機位置と係止位置とに回動操作するように構成されている。
また、棒状体39の下端部の操作作用部39Aが、ケーシング4の底壁に形成した操作用開口部42に臨むように位置されて、棒状体39をケーシング4の外方より回転操作できるように構成されている。
ちなみに、操作作用部39Aの端面には、マイナスドライバーやプラスドライバー等の回転操作具が嵌合する嵌合部が形成されて、棒状体39を大きな力で回転操作できるように構成されている。
以上の通り、本実施形態の天板止着手段Qは、天板G2の前側部分及び横側部分については天板G2の下方から突出する状態で設けた雄ネジ部材32を用いて止着し、且つ、天板G2の後側部分については係止体36を用いて止着するように構成されている。
そして、雄ネジ部材32に雌ネジ部材34を装着する作業は、カウンタトップKaの下方で行うことになるものの、本体部G1の前方や横側方であるため、見やすく、手が届き易い箇所であり、雌ネジ部材34を装着する作業を良好に行える。
また、係止体36を回動操作する作業は、カウンタトップKaの下方で行うものの、本体部G1の底壁近くで行えるため、その作業を良好に行える。
〔別実施形態〕
次に別実施形態を説明する。
(イ)上記実施形態においては、3つのコンロバーナを横幅方向に並べた状態でビルトインコンロに備えさせる場合を例示したが、4つ以上のコンロバーナを横幅方向に並べた状態で備えさせる形態や、一対のコンロバーナを横幅方向に並べた状態で備えさせる形態で実施してもよい。
(ロ)上記実施形態では、誤設置防止用牽制手段を、載置枠を用いて構成する場合を例示したが、例えば、本体部の鍔部を、開口の縁部に、直接的に載置させるように構成し、そして、その鍔部に、牽制用凸部を形成する等、本発明は、載置枠を備えない形態でも実施できるものである。
(ハ)上記実施形態では、鍔部を含めた本体部の前後幅及び横幅が、開口の前後幅及び横幅よりも小さく形成される場合を例示したが、鍔部を含めた本体部の横幅を、開口の横幅よりも小さく形成して、鍔部を含めた本体部の前後幅を、開口の前後幅よりも大きく形成して、鍔における本体部の前後に位置する前後鍔部分を、開口の前後の縁部に、直接的に載置する形態で実施してもよい。
(ニ)上記実施形態では、鍔部を含めた本体部の前後幅を、開口の前後幅よりも小さく形成する場合において、開口の前方側の縁部に隣接する位置を設定組付位置として、横枠部分を組み付ける場合を例示したが、開口の後方側の縁部に隣接する位置を設定組付位置として、横枠部分を組み付ける形態で実施してもよい。
(ホ)上記実施形態においては、開口の縁部を段部状に形成して、その段部状の縁部に、載置枠や鍔部を載置する場合を例示したが、開口の縁部として、カウンタトップの上面を用いる形態で実施してもよい。
(ヘ)上記実施形態では、天板の下方に突出する突起部として、天板を本体部に止着する雄ネジ部材を兼用する場合を例示したが、専用の突起部を設けて実施してもよい。
(ト)上記実施形態では、本体部と操作部とが別体に構成されて、本体部がカウンタトップの奥側に配置され、操作部がカウンタトップの前側に配置されるビルトインコンロを例示したが、本体部と操作部とが一体に構成されるビルトインコンロを用いてもよく、そして、キッチンカウンターの構成は、ビルトインコンロの構成に合わせて各種変更できる。
1 コンロバーナ
2 開口
3 鍔部
3F、3B前後鍔部分
3L、3R左右鍔部分
5 載置枠
5A 縦枠部分
5B 横枠部分
6、7 載置牽制用係合部
32 突起部
33 挿入孔
F 誤設置防止用牽制手段
Fa 牽制用凸部
Fb 牽制用当たり部
G ビルトインコンロ
G1 本体部
G2 天板
GL 左端高火力型コンロ
GR 右端高火力型コンロ
K キッチンカウンター
Ka カウンタトップ
KL 左端高火力型用カウンター
KR 右端高火力型用カウンター
LH 間隔
Lh 間隔

Claims (6)

  1. コンロバーナを横幅方向に並べた状態で備えるビルトインコンロが、キッチンカウンターのカウンタトップに形成した矩形状の開口に挿入される状態で装着される加熱調理設備であって、
    横方向に並ぶ複数のコンロバーナのうちの、一端側のものが他端側のものよりも最大火力が高火力となる状態に構成され、
    前記開口が、前記カウンタトップの横幅方向において、前記コンロバーナのうちの最大火力が一端側のコンロバーナよりも低い他端側のコンロバーナが存在する側に偏った位置に形成されて、前記コンロバーナのうちの最大火力が高火力となる一端側のコンロバーナとそれに対応する側の前記カウンタトップの横端部との間隔が、前記コンロバーナのうちの最大火力が一端側のコンロバーナよりも低い他端側のコンロバーナとそれに対応する側の前記カウンタトップの横端部との間隔よりも大きくなるように構成され
    横方向に並ぶ複数の前記コンロバーナのうちの、一端側のものが他端側のものよりも最大火力が高火力となる状態に構成された前記ビルトインコンロの、前記カウンタトップの横幅方向において、前記コンロバーナのうちの最大火力が一端側のコンロバーナよりも低い他端側のコンロバーナが存在する側に偏った位置に前記開口が形成された前記カウンタトップを備えたキッチンカウンターへの装着を許容し、且つ、横方向に並ぶ複数の前記コンロバーナのうちの、他端側のものが一端側のものよりも最大火力が高火力となる状態に構成された前記ビルトインコンロの、前記カウンタトップの横幅方向において、前記コンロバーナのうちの最大火力が一端側のコンロバーナよりも低い他端側のコンロバーナが存在する側に偏った位置に前記開口が形成された前記カウンタトップを備えたキッチンカウンターへの装着を牽制する、誤設置防止用牽制手段が設けられている加熱調理設備。
  2. 前記ビルトインコンロが、前記コンロバーナを備える本体部と天板とを備え、
    前記本体部が、前記開口に挿入される状態で、且つ、その上端に備える鍔部が前記カウンタトップ側に係止支持される状態で、前記カウンタトップに組み付けられ、
    前記天板が、前記カウンタトップに組み付けた前記本体部を覆う状態に装着され、
    前記鍔部を含めた前記本体部の前後幅又は横幅の少なくとも一方が、前記開口の前後幅又は横幅よりも小さく形成され、
    前記鍔部を載置支持する載置枠が、前記開口の縁部に係止支持される状態で設けられ、
    前記鍔部が、前記開口の縁部にて係止支持された前記載置枠に載置されることより、前記カウンタトップ側に係止支持されるように構成され、
    記誤設置防止用牽制手段が、前記カウンタトップの横幅方向において、前記コンロバーナのうちの最大火力が一端側のコンロバーナよりも低い他端側のコンロバーナが存在する側に偏った位置に前記開口が形成された前記カウンタトップに対して、横方向に並ぶ複数の前記コンロバーナのうちの、一端側のものが他端側のものよりも最大火力が高火力となる状態に構成された前記ビルトインコンロの装着に使用する前記載置枠の装着を許容し、且つ、横方向に並ぶ複数の前記コンロバーナのうちの、他端側のものが一端側のものよりも最大火力が高火力となる状態に構成された前記ビルトインコンロの装着に使用する前記載置枠の装着を牽制する手段である請求項記載の加熱調理設備。
  3. 前記カウンタトップの横幅方向において、前記コンロバーナのうちの最大火力が一端側のコンロバーナよりも低い他端側のコンロバーナが存在する側に偏った位置に前記開口が形成された前記カウンタトップに、横方向に並ぶ複数の前記コンロバーナのうちの、一端側のものが他端側のものよりも最大火力が高火力となる状態に構成された前記ビルトインコンロの装着に使用する前記載置枠が前記開口の縁部に装着されるのを許容し、且つ、横方向に並ぶ複数の前記コンロバーナのうちの、他端側のものが一端側のものよりも最大火力が高火力となる状態に構成された前記ビルトインコンロの装着に使用する前記載置枠の下端側部分に設けた牽制用凸部との接当により、当該載置枠が前記開口の縁部に装着されるのを牽制する牽制用当たり部が設けられ、
    前記誤設置防止用牽制手段が、前記牽制用凸部及び前記牽制用当たり部にて構成されている請求項記載の加熱調理設備。
  4. 前記鍔部を含めた前記本体部の横幅が前記開口の横幅よりも小さく形成され、
    前記載置枠が、前記カウンタトップの前後幅方向に伸びる長尺状に形成されて、その前後両端部が前記開口の前方側及び後方側の縁部にて係止支持される左右一対の縦枠部分を備え、
    前記鍔部における前記本体部の左右に位置する左右鍔部分が、前記左右一対の縦枠部分に載置されるように構成され、
    前記左右一対の縦枠部分に、前記牽制用凸部が形成されている請求項記載の加熱調理設備。
  5. 前記鍔部を含めた前記本体部の前後幅が前記開口の前後幅よりも小さく形成され、
    前記載置枠が、前記カウンタトップの横幅方向に伸びる長尺状に形成されて、その左右両端部が前記左右一対の縦枠部分にて載置支持される横枠部分を、前記開口の前方側又は後方側の縁部に隣接する設定組付位置に位置させる状態で備え、
    前記鍔部における前記本体部の前後に位置する前後鍔部分のうちの、前記横枠部分が存在する側の鍔部分が、前記横枠部分に載置され、且つ、前記横枠部分が存在しない側の鍔部分が、前記開口の前方側又は後方側の縁部に載置されるように構成され、
    前記牽制用凸部が、装着が牽制されるべき前記キッチンカウンターに対して、前記左右一対の縦枠部分が前後反転姿勢で前記開口の縁部に装着された場合には、前記牽制用当たり部と接当しないように構成され、
    前記左右一対の縦枠部分と前記横枠部分とに、前記左右一対の縦枠部分が前後適正姿勢で前記開口の縁部に装着された場合には、前記設定組付位置に位置させた前記横枠部分の両端部を前記左右一対の縦枠部分に載置するときに係合状態となり、前記左右一対の縦枠部分が前後反転姿勢で前記開口の縁部に装着された場合には、前記設定組付位置に位置させた前記横枠部分の両端部を前記左右一対の縦枠部分に載置するときに非係合状態となる載置牽制用係合部が設けられている請求項記載の加熱調理設備。
  6. 前記天板に、下方に突出する突起部が設けられ、
    前記左右一対の縦枠部分が前記前後反転姿勢で前記開口の縁部に装着され、かつ、前記横枠部分が、前記設定組付位置とは反対側に相当する前記開口の前方側又は後方側の縁部に隣接する位置にて、前記前後反転姿勢の前記左右一対の縦枠部分にて載置される前後反転組付状態においては、前記載置牽制用係合部が係合状態となるように構成され、
    前記載置枠に、前記左右一対の縦枠部分が前記前後適正姿勢で前記開口の縁部に装着され、かつ、前記横枠部分が、前記設定組付位置にて、前記前後適正姿勢の前記左右一対の縦枠部分にて載置される適正組付状態においては、前記突起部が挿入可能となり、且つ、前記左右一対の縦枠部分及び前記横枠部分の前記前後反転組付状態においては、前記突起部が挿入不能となる状態で、前記突起部の挿入孔が形成されている請求項記載の加熱調理設備。
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