JP5673420B2 - Dcdcコンバータ - Google Patents

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本発明は、電源の電圧を昇圧して負荷に出力するDCDCコンバータに関するものである。
図8は、従来のDCDCコンバータの回路図を示している。このDCDCコンバータ70のDCDCコンバータ本体10は、バッテリーからの電圧VBを供給する主電源11に一方の端部が接続されたコイルLと、コイルLの他方の端部にアノード側が接続されたダイオードDを備えている。また、コイルLの他方の端部と接地部12の間には、コイルL側から順にスイッチ素子Tr、および例えばシャント抵抗を有する電流検出部13が接続されている。また、DCDCコンバータ本体10には、一方の電極がダイオードDのカソード側に接続され、他方の電極が電流検出部13にスイッチ素子Trと共通接続されたコンデンサCが、設けられている。
また、DCDCコンバータ70は、スイッチ素子Trのオン/オフを制御する制御部71を備えている。この制御部71は、ICチップ3の一部として設けられており、電流検出部13を流れる電流に応じて検出された電圧を増幅して出力する増幅アンプ22と、増幅アンプ22から出力された増幅電圧と基準電圧設定部73で生成された基準電圧とを比較し、その結果に応じた信号を出力する電圧比較部23と、この電圧比較部23からの出力信号に応じて、スイッチ素子Trをオン/オフするための信号を出力する制御回路74を有している。増幅アンプ22および電圧比較部23は、第1電源部21から供給される電圧VDD1で駆動される。
また、制御部71は、かさ上げ電圧生成部72を有しており、このかさ上げ電圧生成部72は、かさ上げ電圧を生成し、生成したかさ上げ電圧を、増幅アンプ22に入力される電流検出部13からの電圧に加算してかさ上げすることによって、電圧比較部23で基準電圧と比較するのに十分な増幅電圧を確保している。また、基準電圧は、基準電圧設定部73で設定される。
また、従来のDCDCコンバータとして、特許文献1に開示されたものが知られている。このDCDCコンバータは、直流電源の出力を変換して所望の電圧を生成する主回路と、この主回路に並列に設けられたバックアップ回路と、制御回路を備えている。制御回路は、通常動作時において、主回路から出力される電圧が目標電圧に維持されるように、主回路の主スイッチのオン/オフを制御する。また、このDCDCコンバータでは、直流電源から入力される入力電圧が所定の閾値を下回ったときなど、主回路の動作に異常が発生すると、主回路を停止するとともにバックアップ回路を起動し、直流電源からバックアップ回路を経由して負荷に電圧が供給される。
特開2006−230111号公報
しかし、上述した従来のDCDCコンバータ70では、第1電源部21の電圧VDD1が低下した場合、増幅アンプ22から出力される増幅電圧の大きさが制限され、電圧比較部23での基準電圧との比較が適正に行われず、コンデンサCへの充電、ひいてはその放電対象の駆動に支障を来すおそれがある。これを回避するためには、第1電源部21の電圧低下に応じて、かさ上げ電圧による電圧のかさ上げ量をより小さくするとともに、それに応じて電圧比較部23で比較する基準電圧もより低くすることが考えられる。しかし、その場合、例えばコンデンサCからの放電が急激に行われ、コンデンサCの電流検出部13側の電位がマイナスになったときなどに、増幅アンプ22に入力される電圧が、かさ上げしたとしても増幅アンプ22を飽和領域で動作させられるレベルに達せず、増幅アンプ22が非飽和領域で動作するおそれがある。このような増幅アンプ22の非飽和領域での動作と飽和領域での動作の間の変動が継続すると、増幅アンプ22を構成する素子の劣化を促進してしまうおそれがある。また、このような動作領域の変動を回避するために、例えば上述した特許文献に係るDCDCコンバータのように、バックアップ回路を設けることが考えられるが、その場合、バックアップ回路の分、回路構成が複雑化し、基板面積の増大や製造コストの増大を招いてしまう。
本発明は、以上のような課題を解決するためになされたものであり、回路の複雑化および増幅アンプの動作領域の変動を抑制しながら、電源電圧の変動にかかわらず、安定して電圧を出力することができるDCDCコンバータを提供することを目的としている。
上記の目的を達成するために、特許請求の範囲に記載の請求項1に係るDCDCコンバータ1は、一端側が主電源部11に接続されたコイルLと、コイルLと主電源部11よりも電圧が低い接地部12との間に設けられたスイッチ素子Trと、一方の電極がコイルL側に接続され、他方の電極が接地部12側に共通接続されたコンデンサCと、スイッチ素子TrとコンデンサCとの共通接続部と、接地部12との間に設けられ、共通接続部と接地部12の間を流れる電流に応じた電圧信号を出力する電流検出部13と、電流検出部13から出力された電圧信号に応じてスイッチ素子Trのオン/オフを制御する制御回路24と、を備えたDCDCコンバータ1であって、第1電源部21と、第1電源部21の電圧を検出する電源電圧検出部26と、かさ上げ電圧を生成するかさ上げ電圧生成部30と、第1電源部21からの電圧によって動作し、電流検出部13によって検出された電圧信号に対し、かさ上げ電圧生成部30によって生成されたかさ上げ電圧を加えた電圧に応じた増幅電圧を出力する増幅部(実施形態における(以下、本項において同じ)「増幅アンプ22」)と、基準電圧を設定する基準電圧設定部40と、増幅部から出力された増幅電圧と、基準電圧設定部40によって設定された基準電圧とを比較し、比較結果に応じた信号を出力する電圧比較部23と、を備え、制御回路24は、電圧比較部23から出力された信号に応じてスイッチ素子Trのオン/オフを制御するように構成され、かさ上げ電圧生成部30は、電源電圧検出部26によって検出された第1電源部21の電圧が低いほど、かさ上げ電圧がより低くなるようにかさ上げ電圧を切り換えるように構成され、基準電圧設定部40は、電源電圧検出部26によって検出された電圧が低いほど、基準電圧がより低くなるように基準電圧を切り換えるように構成され、前記基準電圧設定部により前記基準電圧を切り換えた後に、前記かさ上げ電圧生成部により前記かさ上げ電圧を切り換えることを特徴とする。
このDCDCコンバータによれば、主電源部と接地部との間には、主電源部側から順に、コイル、スイッチ素子および電流検出部が設けられ、電流検出部によって検出された電流に基づく電圧信号に応じて、制御回路によりスイッチ素子がオン/オフされる。それにより、主電源部に接続されたコイルを介して、主電源部からコンデンサに充電され、電荷が蓄積される一方、コンデンサの一方の電極側から、DCDCコンバータの出力対象に放電される。
また、電流検出部は、コンデンサの他方の電極とスイッチ素子との共通接続部から接地部に流れる電流に応じた電圧を検出し、この電圧に、かさ上げ電圧生成部で生成されたかさ上げ電圧を加算した電圧が、増幅部によって増幅され、増幅電圧として出力される。そして、基準電圧設定部によって設定された基準電圧と増幅電圧とが、電圧比較部によって比較され、その比較結果に応じて出力された信号に基づいて、制御回路により、スイッチ素子がオン/オフされる。
また、電源電圧検出部によって検出された第1電源部の電圧が低いほど、かさ上げ電圧がより低くなるように、かさ上げ電圧生成部によって切り換えられる。したがって、増幅部により増幅が行われる前の段階で、増幅部に入力される電圧が、増幅部を駆動する第1電源部の電圧の低下に応じて低下することによって、増幅部における増幅を制限なく適切に実行することができる。
また、検出された第1電源部の電圧が低いほど、基準電圧もまた、より低くなるように基準電圧設定部によって設定される。したがって、第1電源部の電圧の低下に伴う増幅電圧の低下に対応して、電圧比較部での比較の基準である基準電圧がより低下するので、第1電源部の電圧が低下した状態においても、電圧比較部における比較を適切に行うことができ、その結果、第1電源部の電圧が変動しても、DCDCコンバータの正常な動作を維持することができる。
また、増幅部を作動させる第1電源部の電圧の低下を検出したときには、先に基準電圧を切り換えた後に、かさ上げ電圧が切り換えられる。これにより、電源電圧の低下に伴ってかさ上げ電圧および基準電圧が低下する際、電圧比較部での比較結果に基づくスイッチ素子のオン/オフの制御、すなわちコンデンサへの充電の制御を、適切に行うことが可能になり、第1電源部の電圧の低下の前後におけるDCDCコンバータの正常な動作を維持することができる。
請求項に係る発明は、請求項に記載のDCDCコンバータ1において、かさ上げ電圧生成部30は、第2電源部31と、第2電源部31よりも電圧が低い第2接地部32との間に直列に接続された複数の抵抗R1〜R3と、直列に接続された複数の抵抗R1〜R3間の中間端子と増幅アンプの間にそれぞれ設けられた複数のスイッチSW1、SW2と、電源電圧検出部26によって検出された第1電源部21の電圧が低いほど、第2接地部31側のスイッチをオンするとともに他のスイッチをオフすることにより、かさ上げ電圧がより低くなるように、かさ上げ電圧を切り換えるかさ上げ電圧制御回路(制御回路24)と、を有していることを特徴とする。
この構成によれば、電源電圧検出部で検出された第1電源部の電圧が低いほど、第2接地部により近い側のスイッチがオンされるとともに他のスイッチがオフされ、第2電源部からオンされたスイッチの間の抵抗に応じてより大きく降圧された第2電源部の電圧が、かさ上げ電圧として、電流検出部からの電圧に加算される。このように、増幅部に入力される電圧が、第1電源部の電圧の低下に応じて低下することによって、増幅部における増幅を制限なく適切に実行することができる。
請求項に係る発明は、請求項に記載のDCDCコンバータ1において、基準電圧設定部40は、第2電源部31と第2接地部32との間に直列に接続された複数の複数の抵抗R4〜R6と、直列に接続された複数の抵抗R4〜R6間の中間端子と電圧比較部23の間にそれぞれ設けられた複数のスイッチSW3、SW4と、電源電圧検出部26によって検出された第1電源部31の電圧が低いほど、第2接地部32側のスイッチをオンするとともに他のスイッチをオフすることにより、基準電圧がより低くなるように、基準電圧を切り換える基準電圧制御回路24と、を有していることを特徴とする。
この構成によれば、電源電圧検出部で検出された第1電源部の電圧が低いほど、第2接地部により近い側のスイッチがオンされるとともに他のスイッチがオフされ、第2電源部からオンされたスイッチの間の抵抗に応じてより大きく降圧された第2電源部の電圧が、基準電圧として電圧比較部に供給される。すなわち、第1電源部の電圧の低下に伴う増幅電圧の低下に応じ、電圧比較部での比較の基準である基準電圧をより低下させることによって、第1電源部の電圧が低下した状態においても、電圧比較部における比較を適切に行うことができ、その結果、DCDCコンバータの正常な動作を維持することができる。
本発明の第1実施形態に係るDCDCコンバータを示す回路図である。 図1の電流検出部、増幅アンプおよびかさ上げ電圧生成部を示す回路図である。 図1のDCDCコンバータの動作例を示すタイミングチャートである。 本発明の第2実施形態に係るDCDCコンバータを示す回路図である。 図3のDCDCコンバータの動作例を示すタイミングチャートである。 本発明の第3実施形態に係るDCDCコンバータを示す回路図である。 図5のDCDCコンバータの動作例を示すタイミングチャートである。 従来のDCDCコンバータを示す回路図である。
[第1実施形態]
以下、本発明の第1実施形態に係るDCDCコンバータについて、図面を参照しながら説明する。このDCDCコンバータ1は、例えば、車両に搭載された内燃機関を制御する電子制御装置(以下「ECU」という)(図示せず)に搭載されており、前述した従来のDCDCコンバータ70と近似した構成を有している。以下、従来のDCDCコンバータ70と同様の構成要素には同じ符号を付して、本実施形態のDCDCコンバータ1について説明する。
図1に示すように、DCDCコンバータ1は、コンデンサCを有するDCDCコンバータ本体10と、このコンデンサCへの充電、および例えばインジェクタなどの負荷(図示せず)の駆動回路2へ放電を制御するための制御部20を備えている。DCDCコンバータ本体10は、バッテリー電圧VBを供給するための主電源部11と、この主電源部11に一端側が接続されたコイルLと、コイルLの他端側にアノードが接続されたダイオードDを有しており、このダイオードDのカソードは、コンデンサCの一方の電極に接続されている。また、コイル12の他端側には、主電源部11のバッテリー電圧VBよりも電圧が低い接地部12との間に、スイッチ素子Trおよび電流検出部13が、コイルL側から順に直列に接続されている。
スイッチ素子Trは、例えばMOSトランジスタ、IGBTおよびSITのいずれかで構成されたパワー半導体素子である。また、コンデンサCの一方の電極側には、駆動回路2が接続されており、他方の電極側は、スイッチ素子Trと電流検出部13の中間端子に接続されており、すなわち、接地部12側にスイッチ素子Trおよび電流検出部13と共通接続されている。
図2に示すように、電流検出部13は、例えばシャント抵抗SRを有しており、スイッチ素子Trと接地部12の間を流れる電流に応じた電圧信号を、制御部20に出力する。また、制御部20は、ICチップ3の一部として設けられており、バッテリー電圧を降圧した電圧VDD1を供給する第1電源部21、増幅アンプ22(増幅部)、電圧比較部23、および制御回路24などを有している。
増幅アンプ22は、第1電源部21からの電圧VDD1で駆動されるオペアンプOAおよびその周辺回路などで構成されており、この増幅アンプ22に、前述した電流検出部13から出力された電圧信号が入力される。具体的には、オペアンプOAの非反転入力端子にシャント抵抗RSの主源部11側の端子が、抵抗Raを介して接続され、反転入力端子に同じく接地部12側の端子が、抵抗Rbを介して接続されている。また、非反転入力端子には、後述するかさ上げ電圧生成部30が、抵抗Rcを介して接続されている。また、オペアンプOAの出力側と反転入力端子との間には帰還抵抗Rdが設けられている。
また、制御部20は、電圧VDD2を供給する第2電源部31、かさ上げ電圧生成部30および基準電圧設定部40を有している。かさ上げ電圧生成部30は、第2電源部31と、電圧VDD2よりも電圧の低い第2接地部32の間に設けられ、第2電源部31側から順に直列に接続された第1〜第3抵抗R1〜R3を有している。また、第1および第2抵抗R1、R2の間の中間端子と、増幅アンプ22との間には、第1スイッチSW1が設けられており、第2および第3抵抗R2、R3の間の中間端子と、増幅アンプ22との間には、第2スイッチSW2が設けられている。
第1および第2スイッチSW1、SW2には、制御回路24が接続されており、制御回路24からの第1の制御信号によって、第1および第2スイッチ素子SW1、SW2がそれぞれオン/オフされる。
基準電圧設定部40は、上述したかさ上げ電圧生成部30と同様に構成されており、第2電源部31と第2接地部32の間において直列に接続された第4〜第6抵抗R4〜R6と、第4および第5抵抗R4、R5の間の中間端子と電圧比較部23の間に設けられた第3スイッチSW3と、第5および第6スイッチSW5、SW6の間の中間端子と電流比較器23の間に設けられた第4スイッチSW4とを有している。また、第3および第4スイッチSW3、SW4は、制御回路24に接続されており、制御回路24からの第2の制御信号によって、それぞれオン/オフされる。
また、第1電源部21と増幅アンプ22の間には電圧検出部26が設けられており、第1電源部21および増幅アンプ22の間の電圧VDD1を検出して制御回路24に出力する。
次いで、上述したDCDCコンバータ1の動作を、図3を参照しながら説明する。同図に示すように、タイミングt1においてイグニッションスイッチがオンされ、内燃機関が始動されると(いずれも図示せず)、主電源部11の電圧VBが徐々に上昇し、所定の電圧で安定する。また、第1電源部21の電圧VDD1も、主電源部11から若干、遅れて徐々に上昇し、バッテリー電圧VBよりも低い所定の電圧で安定する。
そして、タイミングt2において、制御回路24によりスイッチ素子Trの制御が開始され、スイッチ素子Trがオンされるのに伴って第1電源部21から接地部12に電流が流れることにより、スイッチ素子Trがオフされるまで電流検出部13で検出される電流値が、上昇する。スイッチ素子Trのオフと同時に電流が停止するので、電流値は0に戻る。このようなスイッチ素子のオン/オフが、所定のデューティ比のPWM制御により反復されることによって、コンデンサCが充電され、DCDCコンバータ1から出力される電圧が徐々に上昇する。そして、出力される電圧が所定の出力電圧に達したところで、PWM制御が一旦、停止される。
そして、タイミングt3において、駆動回路2が、始動時のイニシャル状態から通常の動作が可能な状態に切り換えられ、タイミングt4において、駆動回路2の動作により、コンデンサCに蓄積された電荷が急激に放電されると、電流検出部13で検出される電圧がマイナスになる。その結果、検出された電圧がプラスの所定の電圧に回復するまで、スイッチ素子Trがオンに維持され、回復した後は、通常のPWM制御に戻される。
以上のようなDCDCコンバータ1の動作中に、バッテリー電圧VBが低下し始めた場合、それに伴って電圧VDD1も、バッテリー電圧VBに若干、遅れて低下し始める。この電圧VDD1が通常時よりも低下したことは、電圧検出部26によって検出され、検出された電圧が、タイミングt5において、閾値電圧VLIMまで低下したときには、まず、基準電圧の切換えが行われる。すなわち、基準電圧設定部40への第2の制御信号がオンされることにより、スイッチSW3がオフされる一方、スイッチSW4がオンされることによって、基準電圧がより低い値に切り換えられる。
また、基準電圧の切換え直後のタイミングt6において、かさ上げ電圧生成部30への第1の制御信号がオンされることによって、スイッチSW1がオフされる一方、スイッチSW2がオンされ、より低いかさ上げ電圧に切り換えられる。これにより、電圧比較部23における出力電圧と基準電圧の比較が、電圧VDD1の低下前と同様に適切に実行され、スイッチ素子Trのオン/オフが適切に制御される結果、DCDCコンバータ1からの出力電圧が維持される。
また、バッテリー電圧VBが上昇を開始し、回復に向かうと、それに伴って電圧VDD1もまた、上昇し始める。タイミングt7において、電圧VDD1が閾値電圧VLIMに達し、これを電圧検出部26で検出すると、電圧VDD1が低下していたときとは逆に、スイッチSW2をオフする一方、スイッチSW1をオンすることによって、かさ上げ電圧を電圧VDD1の低下前の状態に復帰させる。
そして、タイミングt8において、スイッチSW4をオフする一方、スイッチSW3をオンすることによって、基準電圧もまた、もとの電圧に戻され、DCDCコンバータ1は、通常の動作状態に復帰する。
以上のように、本実施形態のDCDCコンバータ1によれば、電圧検出部26によって第1電源部21の電圧VDD1の低下が検出されると、かさ上げ電圧生成部30により、かさ上げ電圧がより低くなるように切り換えられる。したがって、かさ上げ電圧が加算された増幅アンプ22に入力される電圧が、増幅アンプ22により増幅が行われる前の段階で、第1電源部21の電圧VDD1の低下に応じて低下することによって、増幅アンプ22における増幅を制限なく適切に実行することができる。また、オペアンプOAを飽和領域での動作に維持でき、非飽和領域での動作が防止される結果、増幅アンプ22の耐久性、ひいてはDCDCコンバータ1の耐久性を向上させることができる。
また、第1電源部21の電圧VDD1の低下が検出されると、基準電圧もまた、より低くなるように基準電圧設定部40によって切り換えられる。すなわち、電圧VDD1の低下に伴う増幅電圧の低下に対応して、電圧比較部23での比較の基準である基準電圧が低下するので、第1電源部21の電圧VDD1が低下した状態においても、電圧比較部23における比較を適切に行うことができ、その結果、電圧VDD1が低下しても、DCDCコンバータ1の動作を維持し、駆動回路2へ電圧を安定して供給することができる。
また、第1電源部21の電圧VDD1の低下を検出したときには、先に基準電圧を切り換えた後に、かさ上げ電圧が切り換えられる。このように、電圧VDD1の低下に伴ってかさ上げ電圧および基準電圧が低下する際、先に基準電圧を切り換えておくことによって、電圧比較部23での比較結果に基づくスイッチ素Trのオン/オフの制御、すなわちコンデンサCへの充電の制御を、適切に行うことが可能になり、電圧VDD1の低下の前後におけるDCDCコンバータ1の正常な動作をより確実に維持することができる。
なお、上述した第1実施形態のDCDCコンバータ1では、第1〜第3抵抗R1〜R3によって、かさ上げ電圧を2段階に切り換えて増幅アンプ22に供給するように、かさ上げ電圧生成部30を構成したが、これに限定されることなく、第2電源部31と第2接地部32の間により多くの抵抗およびスイッチを設け、電圧VDD1の低下度合いに応じて、かさ上げ電圧を3段階以上の多段階に切り換えて供給するようにしてもよい。同様に、基準電圧設定部40にもより多くの抵抗およびスイッチを設けることにより、電圧VDD1の低下度合いに応じて基準電圧を多段階に切り換えて電流比較器23に供給するようにしてもよい。
[第2実施形態]
図4は、第2実施形態のDCDCコンバータ50を示している。このDCDCコンバータ50は、上述した第1実施形態のDCDCコンバータ1と比較して、増幅アンプ、かさ上げ電圧生成部および基準電圧生成部の構成が主に異なっている。したがって、以下の説明では、これらの第1実施形態との差異を中心として説明する。
本実施形態のDCDCコンバータ50では、電流検出部13と電圧比較部23の間には、Nチャンネル型増幅アンプ53およびPチャンネル型増幅アンプ54が並列に設けられており、両増幅アンプ53、54と電流検出部13の間には、スイッチSW5、SW6がそれぞれ設けられている。スイッチSW5、SW6は、制御回路24に接続されており、制御回路24からの制御信号によって、両増幅アンプ53、54の電流検出部13との接続を、バイアス電流源回路55、55との接続にそれぞれ切り換える。バイアス電流源回路55は、両増幅アンプ53、54に一定の電流が流れるための定電圧を供給する。
また、本実施形態のかさ上げ電圧生成部は、前述した従来のDCDCコンバータ70のかさ上げ電圧生成部72と同様に構成されており、第2電源部31と第2接地部32の間に直列に接続された抵抗R7、R8を有している。第2電源部31の電圧VDD2は、抵抗R7、R8により分割されることによって降圧され、かさ上げ電圧としてNチャンネル型増幅アンプ53およびPチャンネル型増幅アンプ54にそれぞれ入力される。
また、本実施形態の基準電圧設定部もまた、前述した従来のDCDCコンバータ70のかさ上げ電圧生成部72と同様に構成されており、第2電源部31と第2接地部32の間に直列に接続された抵抗R9、R10を有している。第2電源部31の電圧VDD2は、抵抗R9、R10により分割されることによって降圧され、基準電圧として電圧比較部23に入力される。
図5は、上述した第2実施形態のDCDCコンバータ50の動作例を示している。この動作例では、DCDCコンバータ50は、前述した第1実施形態のDCDCコンバータ1と基本的に同様に動作する。前述した第1実施形態では、電圧VDD1が閾値電圧VLIMまで低下したときに、基準電圧を切り換えたが、本実施形態では、タイミングt11において、電圧VDD1が閾値電圧VLIMまで低下したときに、制御信号をオンすることにより、スイッチSW5およびスイッチSW6を切り換えることによって、Nチャンネル型増幅アンプ53およびPチャンネル型増幅アンプ54への入力電圧を、電流検出部13で検出された電圧から、バイアス電流源55からのものに切り換える。
これにより、電流検出部13からの電圧の変動が遮断され、バイアス電流源55からの一定の電圧にかさ上げ電圧を加算した電圧を、増幅することができる。したがって、電圧VDD1が低下した状態であっても、増幅電圧と基準電圧の電圧比較部23での比較を適切に行うことができ、DCDCコンバータ50の正常な動作を維持することができる。
そして、タイミングt12において、電圧VDD1が閾値電圧VLIMまで回復すると、スイッチSW5およびスイッチSW6を切り換えることによって、両増幅アンプ53、54への入力電圧が、電流検出部13からのものに戻され、DCDCコンバータ50は、通常の動作に復帰する。
[第3実施形態]
図5は、第3実施形態のDCDCコンバータ60を示している。このDCDCコンバータ60は、前述した第1実施形態のDCDCコンバータ1と比較して、増幅アンプ、かさ上げ電圧生成部および基準電圧生成部の構成が主に異なっている。したがって、以下の説明では、これらの第1実施形態との差異を中心として説明する。
本実施形態では、電流検出部13と増幅アンプ22の間にスイッチSW11が設けられている。このスイッチSW11には、放電検出回路63が接続されており、この放電検出回路63は、駆動回路2の作動に伴い、コンデンサCに充電された電荷が放電されたことを検出すると、制御信号によりスイッチSW11を切り換えることによって、増幅アンプ22から電流検出部13を遮断する一方、増幅アンプ22にバイアス電流源55を接続させる。
また、本実施形態のかさ上げ電圧生成部および基準電圧設定部は、前述した従来のDCDCコンバータ70および第2実施形態と同様に構成されている。
図7は、上述した第3実施形態のDCDCコンバータ60の動作例を示している。この動作例では、DCDCコンバータ60は、前述した第1実施形態のDCDCコンバータ1と基本的に同様に動作する。前述した第1実施形態では、電圧VDD1が閾値電圧VLIMまで低下したときに、基準電圧を切り換えたが、本実施形態では、電圧VDD1が閾値電圧VLIMを下回っているときに、タイミングt21において放電が行われ、そのことを放電検出回路63が検出すると、制御信号をオンすることにより、スイッチSW11を切り換えることによって、増幅アンプ22への入力電圧を、電流検出部13で検出された電圧から、バイアス電流源55からのものに切り換える。
これにより、電流検出部13からの電圧の変動が遮断され、バイアス電流源55からの一定の電圧にかさ上げ電圧を加算した電圧を、増幅することができる。したがって、電圧VDD1が低下した状態であっても、増幅電圧と基準電圧の電圧比較部23での比較を適切に行うことができ、DCDCコンバータ60の正常な動作を維持することができる。
そして、タイミングt22において、放電検出回路63により放電が一旦、終了したことを検出すると、スイッチSW11を切り換えることによって、増幅アンプ22への入力電圧が、電流検出部13からのものに戻され、DCDCコンバータ60は、通常の動作に復帰する。
なお、上述した各実施形態では、DCDCコンバータは内燃機関を制御するECUに搭載されたものとして、説明したが、本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、DCDCコンバータを用いて負荷に電圧を供給する種々の電源回路や制御装置に適用してもよい。その他、本発明の趣旨の範囲内で、細部の構成を適宜、変更することが可能である。
1 DCDCコンバータ
11 主電源部
12 接地部
13 電流検出部
21 第1電源部
22 増幅アンプ(増幅部)
23 電圧比較部
24 制御回路(かさ上げ電圧制御回路、基準電圧制御回路)
26 電源電圧検出部
30 かさ上げ電圧生成部
31 第2電源部
32 第2接地部
40 基準電圧設定部
L コイル
Tr スイッチ素子
C コンデンサ
R1〜R6 抵抗
SW1〜SW4 スイッチ

Claims (3)

  1. 一端側が主電源部に接続されたコイルと、
    当該コイルと前記主電源部よりも電圧が低い接地部との間に設けられたスイッチ素子と、
    一方の電極が前記コイル側に接続され、他方の電極が前記接地部側に共通接続されたコンデンサと、
    前記スイッチ素子と前記コンデンサとの共通接続部と、前記接地部との間に設けられ、前記共通接続部と前記接地部の間を流れる電流に応じた電圧信号を出力する電流検出部と、
    当該電流検出部から出力された電圧信号に応じて前記スイッチ素子のオン/オフを制御する制御回路と、
    を備えたDCDCコンバータであって、
    第1電源部と、
    当該第1電源部の電圧を検出する電源電圧検出部と、
    かさ上げ電圧を生成するかさ上げ電圧生成部と、
    前記第1電源部からの電圧によって動作し、前記電流検出部によって検出された電圧信号に対し、前記かさ上げ電圧生成部によって生成されたかさ上げ電圧を加えた電圧に応じた増幅電圧を出力する増幅部と、
    基準電圧を設定する基準電圧設定部と、
    前記増幅部から出力された増幅電圧と、前記基準電圧設定部によって設定された基準電圧とを比較し、比較結果に応じた信号を出力する電圧比較部と、
    を備え、
    前記制御回路は、前記電圧比較部から出力された信号に応じて前記スイッチ素子のオン/オフを制御するように構成され、
    前記かさ上げ電圧生成部は、前記電源電圧検出部によって検出された前記第1電源部の電圧が低いほど、前記かさ上げ電圧がより低くなるように当該かさ上げ電圧を切り換えるように構成され、
    前記基準電圧設定部は、前記電源電圧検出部によって検出された電圧が低いほど、前記基準電圧がより低くなるように当該基準電圧を切り換えるように構成され
    前記基準電圧設定部により前記基準電圧を切り換えた後に、前記かさ上げ電圧生成部により前記かさ上げ電圧を切り換えることを特徴とするDCDCコンバータ。
  2. 前記かさ上げ電圧生成部は、
    第2電源部と、
    当該第2電源部よりも電圧が低い第2接地部との間に直列に接続された複数の抵抗と、
    当該直列に接続された抵抗間の複数の中間端子と前記増幅アンプの間にそれぞれ設けられた複数のスイッチと、
    前記電源電圧検出部によって検出された前記第1電源部の電圧が低いほど、前記第2接地部側のスイッチをオンするとともに他のスイッチをオフすることにより、前記かさ上げ電圧がより低くなるように、当該かさ上げ電圧を切り換えるかさ上げ電圧制御回路と、
    を有していることを特徴とする請求項1に記載のDCDCコンバータ。
  3. 前記基準電圧設定部は、
    前記第2電源部と前記第2接地部との間に直列に接続された複数の抵抗と、
    当該直列に接続された抵抗間の複数の中間端子と前記電圧比較部の間にそれぞれ設けられた複数のスイッチと、
    前記電源電圧検出部によって検出された前記第1電源部の電圧が低いほど、前記第2接地部側のスイッチをオンするとともに他のスイッチをオフすることにより、前記基準電圧がより低くなるように、当該基準電圧を切り換える基準電圧制御回路と、
    を有していることを特徴とする請求項に記載のDCDCコンバータ。
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