JP5514460B2 - 入力電流制限回路及びこれを用いた電源装置 - Google Patents

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本発明は、入力電流制限回路、及び、これを用いた電源装置に関するものである。
USB[Universal Serial Bus]電源など、出力可能な電流の上限値が厳しく制限されている電源を用いる場合、電源からの入力電圧を所望の出力電圧に変換して負荷に供給する電圧変換装置には、高い変換効率を維持しつつ、電源からの入力電流が所定の上限値を超えないように制限する能力が求められる。
そのため、従来の電圧変換装置は、電源からの入力電流が所定の上限値近傍まで増大したときに、負荷への出力電圧を低下させることで負荷への出力電流を抑制し、延いては、電源からの入力電流が所定の上限値を超えないように制限する入力電流制限回路を備えた構成とされていた。
なお、入力電流制限回路に関連する従来技術の一例として、特許文献1には、入力端間に接続される第1の抵抗とコンデンサとのRC時定数回路と、主回路に挿入されてベースに前記コンデンサの端子電圧が印加される第1のトランジスタと、主回路で該第1のトランジスタと直列に接続される第2の抵抗と、該第2の抵抗での電圧降下によって駆動され前記第1のトランジスタを制御する第2のトランジスタと、を具備している入力電流制限回路が開示・提案されている。
実開昭63−135411号公報
しかしながら、電源には数多くの規格があり、その規格毎に出力可能な電流の上限値も千差万別であるため、これら一つ一つに適切な入力電流制限を行うためには、電源毎の専用IC(例えばUSB電源専用のDC/DCコンバータIC)を用意しなければならず、コストアップやモデルチェンジへの対応力不足などが問題となっていた。
本発明は、上記の問題点に鑑み、専用ICを要することなく、簡易な構成で適切な入力電流制限を行うことが可能な入力電流制限回路、及び、これを用いた電源装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明に係る入力電流制限回路は、電源からの入力電圧を所望の出力電圧に変換する電圧変換装置に適用され、前記電源からの入力電流が所定の上限値を超えないように制限するものであって、前記入力電流の電流値に応じて電圧値が変動する検出電圧を生成する電流検出部と、前記検出電圧の電圧値に応じて電流値が変動する帰還電流を生成し、前記電圧変換装置の出力帰還ループを形成しているエラーアンプの出力端から前記帰還電流を引き抜く帰還電流生成部と、を有して成る構成(第1の構成)とされている。
なお、上記第1の構成から成る入力電流制限回路において、前記電流検出部は、前記電圧変換装置の出力トランジスタに流れるスイッチ電流の電流値に応じて電圧値がパルス状に変動するスイッチ電圧を生成するセンス抵抗と、前記スイッチ電圧を平滑化して前記検出電圧を生成する平滑回路と、を有して成る構成(第2の構成)にするとよい。
また、上記第1または第2の構成から成る入力電流制限回路において、前記帰還電流生成部は、抵抗と、前記抵抗の一端に前記検出電圧を印加して前記帰還電流を生成する検出電圧印加回路と、を有して成る構成(第3の構成)にするとよい。
また、本発明に係る電源装置は、前記電圧変換装置の少なくとも一部を集積化した半導体装置と、前記半導体装置に外付けされた上記第1〜第3いずれかの構成から成る入力電流制限回路と、を有して成る構成(第4の構成)とされている。
本発明に係る入力電流制限回路、及び、これを用いた電源装置であれば、専用ICを要することなく、簡易な構成で適切な入力電流制限を行うことが可能となる。
本発明に係る入力電流制限回路を用いた電源装置の一構成例を示す回路図 入力電流制限動作を説明するための模式図 本発明に係る入力電流制限回路を用いた電源装置の別構成例を示す回路図
図1は、本発明に係る入力電流制限回路を用いた電源装置の一構成例を示す回路図である。本構成例の電源装置は、出力可能な電流の上限値が厳しく制限されている電源(USB電源など)からの入力電圧Vinを所望の出力電圧Voutに変換する電圧変換装置1と、電圧変換装置1に適用されて、電源からの入力電流Iinが所定の上限値を超えないように制限する入力電流制限回路2と、を有して成る。なお、電圧変換装置1は、半導体装置10と、出力回路20と、位相補償回路30と、を有して成る昇圧スイッチングレギュレータ(昇圧チョッパレギュレータ)である。また、入力電流制限回路2は、電流検出部40と、帰還電流生成部50と、を有して成る。
半導体装置10は、これに集積化された回路ブロックとして、エラーアンプ11と、コントローラ12と、ドライバ13と、を有するほか、外部との電気的な接続手段として、外部端子T1〜T3を有して成る汎用DC/DCコンバータICである。
エラーアンプ11は、非反転入力端(+)に入力される所定の参照電圧Vref(出力電圧Voutの目標値を設定するための一定電圧)と、外部端子T2を介して反転入力端(−)に入力される帰還電圧Vfb(出力電圧Voutの分圧電圧)との差分を増幅して誤差電圧Verrを生成する。すなわち、誤差電圧Verrの電圧レベルは、出力電圧Voutがその目標設定値よりも低いほど高レベルとなる。このように、エラーアンプ11は、電圧変換装置1の出力帰還ループを形成する回路要素の一つである。
コントローラ12は、エラーアンプ11から入力される誤差電圧Verrが小さくなるようにパルス幅変調信号S1(以下では、PWM[Pulse Width Modulation]信号S1と呼ぶ)を生成し、これをドライバ13に供給する。より具体的に述べると、コントローラ12は、誤差電圧Verrが大きいほど、トランジスタN1のオンデューティが大きくなるように、逆に、誤差電圧Verrが小さいほど、トランジスタN1のオンデューティが小さくなるように、PWM信号S1のデューティ制御を行う。
ドライバ13は、コントローラ12から入力されるPWM信号S1に基づいてゲート駆動信号S2を生成し、これを出力回路20に供給する。
なお、半導体装置10には、上記した回路ブロックのほか、その他の回路ブロック(例えば、低入力誤動作防止回路や温度保護回路などの保護回路ブロック)を適宜組み込んでも構わない。
出力回路20は、半導体装置10の外部に接続される素子として、Nチャネル型MOS[Metal Oxide Semiconductor]電界効果トランジスタN1と、コイルL1と、ダイオードD1と、コンデンサC1と、抵抗R1及び抵抗R2と、を有して成る。コイルL1の一端は、入力電圧Vinの入力端に接続されている。コイルL1の他端は、トランジスタN1のドレインとダイオードD1のアノードに接続されている。トランジスタN1のゲートは、半導体装置10の外部端子T1を介して、ドライバ13の出力端(ゲート信号S2の出力端)に接続されている。トランジスタN1のソース及びバックゲートは、入力電流制限回路2を形成するセンス抵抗41を介して接地端に接続されている。ダイオードD1のカソードは、出力電圧Voutの出力端に接続されている。なお、出力電圧Voutの出力端は、コンデンサC1を介して接地されている。また、出力電圧Voutの出力端は、抵抗R1と抵抗R2から成る抵抗分圧回路を介して接地されている。抵抗R1と抵抗R2との接続ノード(帰還電圧Vfbの出力端)は、半導体装置10の外部端子T2を介してエラーアンプ11の反転入力端(−)に接続されている。
位相補償回路30は、抵抗RxとコンデンサCxを有して成る。抵抗Rxの一端は、半導体装置10の外部端子T3を介してエラーアンプ11の出力端に接続されている。抵抗Rxの他端は、コンデンサCxの一端に接続されている。コンデンサCxの他端は接地されている。
電流検出部40は、トランジスタN1に流れるスイッチ電流Iswの電流値(延いては入力電流Iinの電流値)に応じて電圧値が変動する検出電圧Vbを生成する手段であって、センス抵抗41と、抵抗42と、コンデンサ43と、を有して成る。センス抵抗41の一端は、トランジスタN1のソースに接続されている。センス抵抗41の他端は、接地されている。抵抗42の一端は、センス抵抗41の一端に接続されている。抵抗42の他端は、コンデンサ43を介して接地される一方、検出電圧Vbの出力端として、帰還電流生成部50を形成するオペアンプ52の非反転入力端(+)にも接続されている。
すなわち、センス抵抗41は、出力トランジスタN1に流れるスイッチ電流Iswの電流値に応じて電圧値がパルス状に変動するスイッチ電圧Vaを生成する電流/電圧変換素子として機能し、抵抗42及びコンデンサ43は、スイッチ電圧Vaを平滑化(積分)して検出電圧Vbを生成する平滑回路として機能する。なお、センス抵抗41の抵抗値は、電圧変換装置1の変換効率を損なわないように、微小値に設定することが望ましい。
帰還電流生成部50は、検出電圧Vbの電圧値に応じて電流値が変動する帰還電流Ifbを生成し、電圧変換装置1の出力帰還ループを形成しているエラーアンプ11の出力端から帰還電流Ifbを引き抜く手段であって、抵抗51と、オペアンプ52と、npn型バイポーラトランジスタ53と、を有して成る。先にも述べたように、オペアンプ52の非反転入力端(+)には、電流検出部40から検出電圧Vbが入力されている。オペアンプ52の反転入力端(−)は、トランジスタ53のエミッタに接続されている。オペアンプ52の出力端は、トランジスタ53のベースに接続されている。トランジスタ53のコレクタは、半導体装置10の外部端子T3を介してエラーアンプ11の出力端に接続されている。トランジスタ53のエミッタは、抵抗51を介して接地されている。
なお、オペアンプ52は、非反転入力端(+)に入力される検出電圧Vbと、反転入力端(−)に入力される抵抗51の一端電圧とが一致するように、トランジスタ53の導通度を制御する。従って、抵抗51の抵抗値をRとした場合、帰還電流Ifbの電流値は、Vb/Rという数式に従って算出される。このように、帰還電流生成部50において、オペアンプ52とトランジスタ53は、抵抗51の一端に検出電圧Vbを印加して帰還電流Ifbを生成する検出電圧印加回路として機能する。
次に、上記構成から成る電源装置の基本動作(電圧変換装置1の直流/直流変換動作)について詳細な説明を行う。
トランジスタN1がオン状態にされると、コイルL1にはトランジスタN1及びセンス抵抗41を介して接地端に向けたスイッチ電流Iswが流れ、その電気エネルギが蓄えられる。なお、トランジスタN1のオン期間において、すでにコンデンサC1に電荷が蓄積されていた場合、不図示の負荷には、コンデンサC1からの出力電流Ioutが流れることになる。また、このとき、ダイオードD1のアノード電位は、トランジスタN1及びセンス抵抗41を介して、ほぼ接地電位まで低下するため、ダイオードD1は逆バイアス状態となり、コンデンサC1からトランジスタN1に向けて電流が流れ込むことはない。
一方、トランジスタN1がオフ状態にされると、コイルL1に生じた逆起電圧によってコイルL1に蓄積されていた電気エネルギが放出される。このとき、ダイオードD1は順バイアス状態となるため、ダイオードD1を介して流れる電流は、不図示の負荷に流れ込むとともに、コンデンサC1を介して接地端にも流れ込み、コンデンサC1を充電することになる。上記の動作が繰り返されることによって、不図示の負荷には、コンデンサC1によって昇圧され、かつ、平滑された直流出力が供給される。
このように、半導体装置10は、トランジスタN1のオン/オフ制御によってエネルギ貯蔵素子であるコイルL1を駆動することにより、入力電圧Vinを昇圧して出力電圧Voutを生成する電圧変換装置1(昇圧スイッチングレギュレータ)の一構成要素として機能する。
次に、上記構成から成る電源装置の入力電流制限動作について、先出の図1とともに、図2を参照しながら詳細な説明を行う。図2は、入力電流制限動作を説明するための模式図である。なお、図2の横軸は、出力電流Ioutを示しており、図2の縦軸は、出力電圧Voutないしは入力電流Iinを示している。
先にも述べたように、電流検出部40は、トランジスタN1に流れるスイッチ電流Iswをセンス抵抗41で受けてパルス状のスイッチ電圧Vaを生成し、これを平滑化することで、スイッチ電流Isw(延いては入力電流Iin)の積分電流値に応じて電圧値が変動する検出電圧Vbを生成する。なお、検出電圧Vbの電圧値は、入力電流Iinが大きいほど高くなり、入力電流Iinが小さいほど低くなる。
一方、帰還電流生成部50は、抵抗51の一端に検出電圧Vbを印加することにより、検出電圧Vbの電圧値に応じて電流値が変動する帰還電流Ifbを生成し、これをエラーアンプ11の出力端から引き抜く。なお、検出電圧Vbの電圧値が高いほど、エラーアンプ11の出力端から引き抜かれる帰還電流Ifbの電流値は大きくなる。言い換えれば、入力電流Inの電流値が大きいほど、エラーアンプ11の出力端から引き抜かれる帰還電流Ifbの電流値は大きくなる。
エラーアンプ11の電流出力能力の範囲内で、エラーアンプ11の出力端から帰還電流Ifbが引き抜かれている間、エラーアンプ11から出力される誤差電圧Verrの電圧値に大きな変動はなく、出力電圧Voutは通常通りに出力され、その電圧値は所定の目標値に維持される。
一方、入力電流Iinの電流値が大きくなり、エラーアンプ11の出力端から引き抜かれる帰還電流Ifbの電流値がエラーアンプ11の電流出力能力(例えば30μA)を超えると、エラーアンプ11から出力される誤差電圧Vfbの電圧値が低下して、PWM信号S1に基づくトランジスタN1のオンデューティが小さくなり、出力電圧Voutが低下に転じる。その結果、負荷への出力電流Ioutが低下し、延いては電源からの入力電流Iinが低下する。
このような入力電流制限動作によって入力電流Iinが小さくなると、帰還電流Ifbの電流値も小さくなるので、エラーアンプ11から出力される誤差電圧Vfbの電圧値が回復し、PWM信号S1に基づくトランジスタN1のオンデューティが復帰して、出力電圧Voutが上昇に転じる。
以後も、上記と同様の動作が繰り返されることにより、入力電流Iinの電流値に応じてエラーアンプ11から出力される誤差電圧Verrの電圧値が制限され、入力電流Iinを所定の上限値に維持したまま出力電圧Voutが低下していく。
このように、入力電流制限回路2が適用された電圧変換装置1では、入力電流Iinが所定の上限値に達すると、電源からそれ以上の入力電流Iinを引き込むことができなくなり、入力電流Iin電流値が所定の上限値で安定するようにフィードバックがかかる。
すなわち、入力電流制限回路2が適用された電圧変換装置1であれば、電源毎の専用IC(例えばUSB電源専用のDC/DCコンバータIC)を用意することなく、汎用の半導体装置10にわずか数点の外部素子を接続するだけで、多種多様な電源の規格毎に必要となる入力電流制限特性を容易かつ安価に実現することができるので、新セット開発時などに設計の簡素化を図ることが可能となる。
なお、入力電流Iinの上限値は、エラーアンプ11の出力端から引き抜かれる帰還電流Ifbがエラーアンプ11の電流出力能力と等しくなる電流値に相当する。すなわち、入力電流Iinの上限値は、抵抗51の抵抗値を調整することにより任意に調整することが可能である。
また、帰還電流Ifbをエラーアンプ11の出力端から引き抜く構成であれば、帰還電流Ifbを引き抜くための外部端子として、既存の位相補償回路30を接続するための外部端子T3を流用することができるので、半導体装置10のピン数を不要に増大せずに済み合理的である。
また、上記の実施形態では、入力電圧Vinを昇圧して出力電圧Voutを生成する電圧変換装置1(昇圧スイッチングレギュレータ)の入力電流Iinを制限するための手段として、本発明に係る入力電流制限回路2を適用した構成を例示したが、本発明に係る入力電流制限回路2の適用対象はこれに限定されるものではなく、例えば、図3に示す昇降圧レギュレータ(いわゆるSEPIC[Single-Ended Primary Inductance Converter]回路)など、他形式の電圧変換装置にも広く適用することが可能である。
また、本発明の構成は、上記実施形態のほか、発明の主旨を逸脱しない範囲で種々の変更を加えることが可能である。
本発明は、例えば、出力可能な電流の上限値が厳しく制限されている電源からの入力電圧を所望の出力電圧に変換する電圧変換装置に適用される入力電流制限回路として好適に利用可能な技術である。
1 電圧変換装置
2 入力電流制限回路
10 半導体装置(汎用DC/DCコンバータIC)
11 エラーアンプ
12 コントローラ
13 ドライバ
20 出力回路
30 位相補償回路
40 電流検出部
41 センス抵抗
42 抵抗
43 コンデンサ
50 帰還電流生成部
51 抵抗
52 オペアンプ
53 npn型バイポーラトランジスタ
N1 Nチャネル型MOS電界効果トランジスタ(出力トランジスタ)
L1、L2 コイル
D1 ダイオード
C1、C2 コンデンサ
R1、R2 抵抗
T1〜T3 外部端子
Rx 抵抗
Cx コンデンサ

Claims (2)

  1. 電源からの入力電圧を所望の出力電圧に変換する電圧変換装置に適用され、前記電源からの入力電流が所定の上限値を超えないように制限する入力電流制限回路であって、
    前記入力電流の電流値に応じて電圧値が変動する検出電圧を生成する電流検出部と、
    前記検出電圧の電圧値に応じて電流値が変動する帰還電流を生成し、前記電圧変換装置の出力帰還ループを形成しているエラーアンプの出力端から前記帰還電流を引き抜く帰還電流生成部と、
    を有して成り、
    前記電流検出部は、
    前記電圧変換装置の出力トランジスタに流れるスイッチ電流の電流値に応じて電圧値がパルス状に変動するスイッチ電圧を生成するセンス抵抗と、
    前記スイッチ電圧を平滑化して前記検出電圧を生成する平滑回路と、
    を含み、
    前記帰還電流生成部は、
    前記検出電圧が非反転入力端に印加されるオペアンプと、
    前記オペアンプの反転入力端と接地端との間に接続された抵抗と、
    ベースが前記オペアンプの出力端に接続され、エミッタが前記オペアンプの反転入力端に接続され、コレクタが前記エラーアンプの出力端に接続されたトランジスタと、
    を含むことを特徴とする入力電流制限回路。
  2. 前記電圧変換装置の少なくとも一部を集積化した半導体装置と、前記半導体装置に外付けされた請求項記載の入力電流制限回路と、を有して成ることを特徴とする電源装置。
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