JP5651499B2 - フロントフォーク用の姿勢維持具 - Google Patents

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この発明は、自動二輪車等の鞍乗り用車両におけるフロントフォークのインナーチューブに着脱自在に取り付けられるフロントフォーク用の姿勢維持具に関する。
自動二輪車等の鞍乗り用車両(以下、自動二輪車等という)におけるフロントフォークは、周知のように車体と車輪との間に介装されて、車輪に入力される路面振動を抑制するものである。
そして、上記フロントフォークは、例えば、特許文献1に開示されるように、アウターチューブとインナーチューブとからなる懸架部材本体内に、フロントフォークを常に伸張方向に附勢して路面からの突き上げ入力を吸収するコイルスプリングからなる懸架バネと、突き上げ入力の吸収に伴う伸縮運動を減衰するダンパとを収容する。
また、特許文献2には、懸架部材本体とダンパとの間に形成されるリザーバ内気室に気体を圧縮しながら封入してエアバネとして機能させ、このリザーバ内気室を特許文献1に記載の懸架バネの替わりとした構成が開示されている。
そして、特許文献2に開示のフロントフォークは、フロントフォークの最伸張時から一定のストローク範囲においてフロントフォークを収縮方向に附勢するバランスバネを備えている。
上記特許文献1,2に記載のフロントフォークは、アウターチューブのインナーチューブ挿入側開口部内周にインナーチューブ外周に摺接する環状のシール部材を備え、このシール部材で懸架部材本体内に収容される気体や作動流体が外部に漏れ出すことを防止している。
特開平09−280291号公報 特開2010−185572号公報
特に、特許文献2に記載のフロントフォークにおいて、自動二輪車等が長期間使用されずにシール部材が傷んでリザーバ内気室の気体が漏れ出した場合、バランスバネでリザーバ内気室が加圧されていること、懸架バネを備えていないことから、特許文献1に記載のフロントフォークよりもフロントフォークが圧縮され易く、車体の姿勢が大きく速く変化する虞がある。
そこで、本発明の目的は、自動二輪車等の駐車時において、フロントフォークの圧縮量を一定に留め、車体の姿勢を維持することが可能なフロントフォーク用の姿勢維持具を提供することである。
上記課題を解決するための手段は、フロントフォーク用の姿勢維持具がアウターチューブと、このアウターチューブ内に摺動自在に挿入されるインナーチューブと、上記アウターチューブのインナーチューブ挿入側開口部内周に取り付けられて上記インナーチューブ外周に摺接する環状のシール部材とを備えるフロントフォークの上記アウターチューブから露出する上記インナーチューブ外周に着脱自在に取り付けられてなり、筒状に形成されるスペーサと、このスペーサのアウターチューブ側に直列に配置されて上記シール部材を保護する環状のシール保護部材とを備え、上記アウターチューブを下支えすることである。
本発明によれば、上記フロントフォークが一定量圧縮したときシール保護部材を介してスペーサでアウターチューブを下支えするため、フロントフォークの圧縮量を一定に留め、車体の姿勢を維持することが可能となる。
本発明の一実施の形態に係るフロントフォーク用の姿勢維持具をフロントフォークに取り付けた状態を示し、部分的に切り欠いて示す側面図である。 本発明の一実施の形態に係るフロントフォーク用の姿勢維持具を取り付けるフロントフォークを示す正面図である。 図2に記載のフロントフォークのインナーチューブ挿入側開口部を拡大し、部分的に切り欠いて示す正面図である。 本発明の一実施の形態に係るフロントフォーク用の姿勢維持具を示す斜視図である。 本発明の一実施の形態に係るフロントフォーク用の姿勢維持具をフロントフォークに取り付けた状態を部分的に切り欠いて示す正面図であり、(a)に自動二輪車を駐車してすぐの状態を、(b)に自動二輪車を駐車して長期間が経過し、エア漏れが生じた状態を示す。 本発明の他の実施の形態に係るフロントフォーク用の姿勢維持具を示す斜視図である。 本発明の他の実施の形態に係るフロントフォーク用の姿勢維持具をフロントフォークに取り付けた状態を部分的に示す正面図である。
以下に本発明の一実施の形態を示すフロントフォーク用の姿勢維持具について、図面を参照しながら説明する。いくつかの図面を通して付された同じ符号は、同じ部品かまたはそれに対応する部品を示す。
図1に示すように、本実施の形態に係るフロントフォーク用の姿勢維持具は、アウターチューブ1と、このアウターチューブ1内に摺動自在に挿入されるインナーチューブ2と、上記アウターチューブ1のインナーチューブ2挿入側開口部10内周に取り付けられて上記インナーチューブ2外周に摺接する環状のシール部材3とを備えるフロントフォークの上記アウターチューブ1から露出する上記インナーチューブ2外周に着脱自在に取り付けられてなる。
そして、上記フロントフォーク用の姿勢維持具は、筒状に形成されるスペーサ4と、このスペーサ4のアウターチューブ1側に直列に配置されて上記シール部材3を保護する環状のシール保護部材5とを備え、上記アウターチューブ1を下支えする。
以下に詳細に説明すると、本実施の形態において、本発明に係る姿勢維持部材が取り付けられるフロントフォークは、図2に示すように、自動二輪車の前輪を懸架する倒立型のフロントフォークであり、前輪の両側に配置される左右一対の懸架部材F1,F2からなる。
これらの懸架部材F1,F2は、アウターチューブ1と、このアウターチューブ1内に摺動自在に挿入されるインナーチューブ2とからなる懸架部材本体をそれぞれ備え、各アウターチューブ1,1が車体側ブラケットB1を介してステアリングシャフトS1に連結され、各インナーチューブ2,2が車輪側ブラケットB2,B2を介して車軸S2に連結される。
そして、図示しないが、この懸架部材本体内には所定の減衰力を発生するダンパが収容され、このダンパと懸架部材本体との間にダンパの体積補償をするリザーバが形成される。
このリザーバは、作動流体が収容されてなるリザーバ内液室と、このリザーバ内液室の液面を介して上側に形成されるリザーバ内気室とからなり、このリザーバ内気室には気体が圧縮されながら収容される。
つまり、上記リザーバ内気室は、特許文献2に記載のリザーバ内気室と同様に懸架バネの替わりにエアバネとして機能するものであり、図示しないが、懸架部材本体内には、特許文献2と同様に、フロントフォークの最伸張時から一定のストローク範囲においてフロントフォークを圧縮方向に附勢するバランスバネが収容される。
懸架部材本体内に収容される上記ダンパの構成は、既知の構成であり図示しないが、作動流体で満たされるシリンダと、このシリンダ内を二つの作用室に区画してシリンダ内を軸方向に移動可能なピストンと、このピストンを介してシリンダ内に出没するロッドと、減衰力発生手段とを備える。
この減衰力発生手段は、両作用室を連通する流路の途中に設けられて流路を作動流体が通過する際に抵抗を与え、当該構成を備えることにより、ダンパが所定の減衰力を発生してフロントフォークFの伸縮運動を抑制する。
ところで、アウターチューブ1のインナーチューブ2挿入側(図中下側)開口部10内周には、インナーチューブ2外周に摺接するシール部材3が保持されてなり、このシール部材3は、図3に示すように、環状のオイルシール30と環状のダストシール31とからなり、オイルシール30がアウターチューブ1の内側(図中上側)に、ダストシール31が同外側(図中下側)に位置して直列に配置される。
そして、オイルシール30が懸架部材本体内に収容される作動流体や気体が漏れ出すことを防止し、ダストシール31がインナーチューブ2外周に付着した異物を掻き落としてオイルシール30が損傷することを防止している。
上記ダストシール31は、芯金32aを有してアウターチューブ1の開口部10の端部内周に圧入固定されるダストシール基部32と、このダストシール基部32の内周側に連設されて先端部がインナーチューブ2外周に摺接するダストシールリップ33と、このダストシールリップ33の先端部外周に取り付けられてダストシールリップ33をインナーチューブ2側に附勢する附勢部材34とを備えてなる。
上記ダストシールリップ33は、インナーチューブ2がアウターチューブ1内に挿入される際、アウターチューブ1から露出して外気に曝されたインナーチューブ2外周に付着した泥砂等の異物を掻き落とせるように、ダストシール基部32から図中下側にインナーチューブ2に向けて傾斜し、アウターチューブ1の外側に露出している。
そして、このダストシールリップ33を保護するため、本実施の形態に係るフロントフォーク用の姿勢維持具Aは、シール保護部材5を備えてなる。
本実施の形態において、フロントフォーク用の姿勢維持具Aを構成するスペーサ4とシール保護部材5は、一体的に形成されてなり、自動二輪車の駐車時にアウターチューブ1から露出するインナーチューブ2外周に取り付けられる。
図4に示すように、上記スペーサ4は、軸方向に沿う開口40を有して断面C字状に形成される柱状部材であり、上記シール保護部材5は、上記スペーサ4のアウターチューブ1側、即ち、図中上側に連設されて上記開口40と対応する位置に開口50を有してC字状に形成される環状部材である。
つまり、両開口40,50が連続して設けられることから、姿勢保持具Aの軸方向に沿って開口A10が形成される。
また、上記姿勢保持具Aは、合成樹脂で形成されて弾性を有し、姿勢保持具Aを変形させて開口A10を開いたとしても反力で元の形状に戻ることが可能である。
上記シール保護部材5は、図1に示すように、姿勢維持具Aをインナーチューブ2外周に取り付けた状態において、その内周51がダストシールリップ33外周よりも大きく、ダストシール基部32の外径よりも小さく形成される。
つまり、姿勢維持具Aが、上記スペーサ4及び上記シール保護部材5を備えることにより、長時間放置によるオイルシール30の劣化や損傷等で懸架部材本体内の気体が漏れ、車体の重量でフロントフォークFが圧縮されたとしても、フロントフォークFが一定量圧縮されると、図1に示すように、シール保護部材5の図中上側端部がダストシール基部32に、スペーサ4の図中下側端部が車輪側ブラケットB2に当接する。
したがって、姿勢維持具Aがいわゆる突っ張り棒として機能して、スペーサ4がシール保護部材5を介してアウターチューブ1を下支えし、フロントフォークFの圧縮量を一定に留めて車体の姿勢を維持することが可能となる。
更に、図5に示すように、自動二輪車を駐車してすぐ計測した姿勢維持具Aから露出するインナーチューブの露出量X(図5(a))と、自動二輪車を駐車してから長期間が経過した後に計測した露出量Y(図5(b))とを比較することにより、エア漏れを検知することが可能となる。尚、図5(b)には長期間の駐車によりシール部材3が劣化してエア漏れが発生した状態を示す。
つまり、姿勢保持具Aをいわゆるエア漏れ検知用のゲージとして使用することも可能となる。
また、本実施の形態においては、スペーサ4及びシール保護部材5を一体的に形成し、姿勢維持具Aが軸方向に沿う開口A10を有すると共に弾性を有することから、姿勢維持具Aを弾性変形させて開口A10を開閉し、姿勢維持具AをフロントフォークFに容易に着脱することが可能となる。
また、当該構成を備えることにより、自動二輪車の使用時には姿勢維持具Aをアウターチューブ1外周に取り付けて、アウターチューブ1の保護用および化粧用に用いることが可能となる。
更に、本実施の形態においては、シール保護部材5がC字状に形成されて、シール保護部材5の内周51がダストシールリップ33外周よりも大きく、ダストシール基部32の外径よりも小さく形成されることにより、シール保護部材5がダストシールリップ33よりも硬質であってもダストシールリップ33との接触を避けてダストシールリップ33を保護することが可能となる。
即ち、当該構成を備えることにより、シール保護部材5とアウターチューブ1を支えるケース4と同質素材で一体的に形成することが容易に可能となり、生産性及び加工性が向上する。
次に、本発明の他の実施の形態を示すフロントフォーク用の姿勢維持具について図面を参照しながら説明する。本実施の形態に係るフロントフォーク用の姿勢維持具A1は、一実施の形態と同様のスペーサ4及びシール保護部材5を備えてなる。
そして、図6に示すように、本実施の形態に係るフロントフォーク用の姿勢維持具A1は、シール保護部材5のアウターチューブ1側に起立するゲージ部材6を備える点においてのみ一実施の形態の姿勢維持具Aと相違する。
したがって、以下にゲージ部材6についてのみ詳細に説明する。他の構成及びその効果については一実施の形態と同様である。
上記ゲージ部材6は、シール保護部材5の外周に連設されてなり、自動二輪車を駐車したとき、ゲージ部材6の内側面がアウターチューブ1の開口部10外周に対向する。このとき、ゲージ部材6は、アウターチューブ1やシール部材3と接触しない。
上記ゲージ部材6は、軸方向に沿って開穿されるゲージ孔60を備えてなり、このゲージ孔60は、幅狭に形成される上下のNG領域60a,60bと、幅広に形成される中央のOK領域60cと、NG領域60a,60bとOK領域60cとの境界にそれぞれ形成される上下の目盛り60d,60eとからなる。
そして、ゲージ部材6にはNG領域60a,60bに対応する位置にNGの文字が記載され、OK領域60cに対応する位置にOKの文字が記載されている。
つまり、本実施の形態に係るフロントフォーク用の姿勢維持具A1は、ゲージ部材6を備えることにより、一実施の形態のように姿勢維持具Aから露出するインナーチューブ2の露出量を定規やノギス等で計測することなく、視認によりエア漏れを検知することが可能となる。
また、本実施の形態においては、ゲージ孔60を備えることにより、このゲージ孔60を介してシール部材3の位置を確認し、シール部材3の位置と目盛り60e,60eとを照らし合わせることが容易に可能となる。
例えば、自動二輪車を駐車してから長期間が経過した後に、図7に示すように、ゲージ孔60のOK領域60cにシール部材3が視認できる場合にはエア漏れなし、図示しないが、OK領域60cよりも下側のNG領域60bにシール部材3が視認で切る場合には、シール部材3が劣化してエア漏れが発生したものと判断することが可能となる。
また、本実施の形態においては、ゲージ部材6を利用してフロントフォークFの気体封入量を確認することも容易に可能となり、シール部材3が上側のNG領域60aにある場合に気体の封入過多、OK領域60cにある場合に気体量適正、下側のNG領域60bにある場合に気体の封入不足と判断することができる。
以上、本発明の好ましい実施の形態を詳細に説明したが、特許請求の範囲から逸脱することなく改造、変形及び変更を行うことができることは理解すべきである。
例えば、本発明に係るフロントフォーク用の姿勢維持具A,A1を取り付けるフロントフォークFは、上記実施の形態に限定されるものではなく、正立型のフロントフォークや、懸架バネを有するフロントフォークに本発明の姿勢維持具A,A1を取り付けても良いことは勿論である。
また、上記実施の形態において、フロントフォークFが自動二輪車に搭載されるとしたがこの限りではなく、フロントフォークFが他の鞍乗り用車両に搭載されるとしても良い。
また、上記実施の形態において、フロントフォークFが一定量圧縮されたとき姿勢維持具A,A1でアウターチューブ1を下支えするとしたが、姿勢維持具A,A1をフロントフォークFに装着したとき、常に姿勢維持具A,A1でアウターチューブ1を下支えするとしても良い。
また、上記実施の形態において、シール保護部材5とスペーサ4が一体的に形成されるとしたが、シール保護部材5とスペーサ4を分割して形成するとしても良く、シール保護部材5及びスペーサ4をインナーチューブ2にそれぞれ着脱自在に取り付けても良い。
また、図示しないが、シール保護部材5がダストシールリップ33よりも軟質の素材からなり、このシール保護部材をダストシールリップ33に当接させるとしても良く、この場合においてもシール部材3を保護することを防止することが可能となる。
また、上記実施の形態においては、姿勢維持具A,A1の軸方向に沿って開口A10が形成され、姿勢維持具A,A1を弾性変形させてフロントフォークFに着脱するとしているがこの限りではなく、図示しないが、姿勢維持具を左右に分割可能にしてフロントフォークFに着脱するとしても良い。
また、一実施の形態に係る姿勢維持具Aを用いてフロントフォークFへの気体の封入量を確認するとしても良いことは勿論である。
A 姿勢維持具
B1 車体側ブラケット
B2 車輪側ブラケット
F フロントフォーク
1 アウターチューブ
2 インナーチューブ
3 シール部材
4 スペーサ
5 シール保護部材
6 ゲージ部材
30 オイルシール
31 ダストシール
32 ダストシール基部
33 ダストシールリップ
60 ゲージ孔

Claims (9)

  1. アウターチューブと、このアウターチューブ内に摺動自在に挿入されるインナーチューブと、上記アウターチューブのインナーチューブ挿入側開口部内周に取り付けられて上記インナーチューブ外周に摺接する環状のシール部材とを備えるフロントフォークの上記アウターチューブから露出する上記インナーチューブ外周に着脱自在に取り付けられてなり、
    筒状に形成されるスペーサと、このスペーサのアウターチューブ側に直列に配置されて上記シール部材を保護する環状のシール保護部材とを備え、上記アウターチューブを下支えすることを特徴とするフロントフォーク用の姿勢維持具。
  2. 上記フロントフォークが一定量圧縮したとき、上記スペーサが上記シール保護部材を介して上記アウターチューブを下支えすることを特徴とする請求項1に記載のフロントフォーク用の姿勢維持具。
  3. 上記スペーサは、軸方向に沿う開口を有して断面C字状に形成されてなることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のフロントフォーク用の姿勢維持具。
  4. 上記シール保護部材は、上記スペーサに一体的に連設されると共に、上記開口と対応する位置に開口を有してC字状に形成されることを特徴とする請求項3に記載のフロントフォーク用の姿勢維持具。
  5. 上記シール部材がオイルシールと、このオイルシールの外側に直列に配置されるダストシールとからなり、このダストシールが上記アウターチューブのインナーチューブ挿入側開口端に固定されるダストシール基部と、このダストシール基部の内周側に連設されて先端部が上記インナーチューブ外周に摺接するダストシールリップとを備え、
    上記シール保護部材は、上記インナーチューブ外周に取り付けられた状態において、内周が上記アウターチューブから露出する上記ダストシールリップ外周よりも大きく、上記ダストシール基部の外径よりも小さく形成され、上記シール保護部材が上記ダストシール基部に当接することを特徴とする請求項4に記載のフロントフォーク用の姿勢維持具。
  6. 上記シール保護部が上記シール部材よりも軟質の素材からなり、上記シール保護部材が上記シール部材に当接することを特徴とする請求項1から請求項3の何れかに記載のフロントフォーク用の姿勢維持具。
  7. 上記シール保護部材のアウターチューブ側に起立するゲージ部材を備えることを特徴とする請求項1から請求項6の何れかに記載のフロントフォーク用の姿勢維持具。
  8. 上記ゲージ部材は、上記シール保護部材の外周に連設されてなり、このゲージ部材の内周面が上記アウターチューブのインナーチューブ挿入側開口部外周に対向可能に設けられることを特徴とする請求項7に記載のフロントフォーク用の姿勢維持具。
  9. 上記ゲージ部材は、軸方向に沿って開穿されるゲージ孔を備えてなり、このゲージ孔は、幅狭に形成される上下のNG領域と、幅広に形成される中央のOK領域と、上記各NG領域と上記OK領域との境界にそれぞれ形成される上下の目盛りとからなることを特長とする請求項8に記載のフロントフォーク用の姿勢維持具。
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