JP6108527B2 - シール部材及びシール部材を備えるフロントフォーク - Google Patents

シール部材及びシール部材を備えるフロントフォーク Download PDF

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Description

この発明は、シール部材及びシール部材を備えるフロントフォークの改良に関する。
一般的に、作動油等の作動流体を利用して減衰力を発生する緩衝器や、作動流体を利用して対象物を駆動するシリンダ装置等は、作動流体を収容するシリンダ等の筒部材と、この筒部材内に軸方向に移動可能に挿入されるピストンロッド等の軸部材とを備えており、上記筒部材と上記軸部材との相対移動により伸縮可能となっている。そして、筒部材と軸部材との間に、シール部材を設け、このシール部材で筒部材内の作動流体の漏えいを防いでいる。
また、自動二輪車等の鞍乗型車両において前輪を懸架するフロントフォークの緩衝器は、車体側若しくは車輪側の一方に連結されるアウターチューブ(筒部材)と、車体側若しくは車輪側の他方に連結されてアウターチューブ内に軸方向に移動可能に挿入されるインナーチューブ(軸部材)とからなる緩衝器本体を備え、この緩衝器本体内に作動流体を収容し、アウターチューブとインナーチューブの重複部の間に形成される筒状隙間の外気側開口をシール部材で塞いでいる。
特に、上記フロントフォークでは、車両走行時にインナーチューブの外周面に泥や砂等(以下、異物という)が付着し易いため、緩衝器本体内の作動流体の流出を防ぐオイルリップを備えたオイルシール用のシール部材と、インナーチューブの外周面に付着した異物を掻き落とすダストリップを備えたダストシール用のシール部材とを直列に備え、このダストシール用のシール部材で異物を確実に掻き落とし、これにより、緩衝器本体内に異物が混入することを防ぐとともに、インナーチューブに付着した異物でオイルリップの摺動面が疵付き、作動流体が漏えいすることを防いでいる(例えば、特許文献1、2)。
また、上記フロントフォークでは、外力の入力により、インナーチューブが曲がったり、アウターチューブに対して傾いたりする場合があるため、ダストリップの長さを長くしてインナーチューブへの追従性を高め、ダストリップがインナーチューブから離れて口開きを起こすことを抑制している。
特開2013−002622号公報 特開2012−180883号公報
ここで、上記ダストリップは、ゴム等の弾性体からなり、インナーチューブに対して締め代を有しているため、インナーチューブの外周面に圧接されているが、劣化によりダストリップが硬化すると、インナーチューブへの追従性が低下する虞がある。また、異物を掻き落とし易くするとともに、インナーチューブがアウターチューブに進入する際にダストリップの先端がインナーチューブに連れられてアウターチューブ側に捲れ込まれることを抑制するためには、インナーチューブに対するダストリップの傾斜角度を小さく(平行に近く)することが好ましいが、この場合、ダストリップの先端がインナーチューブから離れる方向に反る、反り返りが発生する虞がある。このため、特開2012−180883号公報に開示のシール部材では、ダストリップの先端部外周にガータスプリングと称される附勢部材を装着し、追従性の低下や反り返りを抑制している。
しかしながら、ガータスプリングを利用する場合、コストが増す。また、一般的にガータスプリングは、素線を巻き回して螺旋状に形成したコイルスプリングの両端を繋いで環状に形成したものであり、内側に異物をため込み易い。そして、ガータスプリングの内側が異物でいっぱいになると、ガータスプリングによる締め付け力が低下するため、ガータスプリングを設けたことによる効果を充分に得られなくなる虞がある。さらに、ガータスプリングを装着する場合、この装着部分にあたるダストリップの先端部の肉厚を厚くする必要があり、ダストリップの先端が上を向くように配置されると、ダストリップの先端部に異物がたまり易くなる。
そこで、本発明の目的は、ダストリップに上記ガータスプリングを装着しなくても、インナーチューブ等の軸部材への追従性の低下や反り返りを抑制し、コストを低減することが可能なシール部材や、このシール部材を備えたフロントフォークを提供することである。
上記課題を解決するための手段は、インサートメタルと、上記インサートメタルを被覆する弾性体とで形成されており、筒部材と、上記筒部材内に軸方向に移動可能に挿入される軸部材との間を塞ぐシール部材であって、上記筒部材の内周に嵌合される環状の嵌合部と、上記嵌合部から内周が徐々に縮径されながら反筒部材側に延び先端部が上記軸部材の外周面に摺接する環状のダストリップと、上記嵌合部の反筒部材側端部から外周側に張り出す環状のストッパ部とを備えるシール部材、及び上記シール部材を備えるフロントフォークにおいて、上記インサートメタルは、上記筒部材の内周に沿って起立して上記嵌合部に配置される環状の補強環と、上記補強環から反筒部材側に延びるとともに先端が上記軸部材に接近するように傾斜して上記ダストリップに配置される補強延設片と、上記補強環の反筒部材側端部から外周側に張り出して上記ストッパ部に配置される環板状の補強フランジ片とを有し、環板状のワッシャの内周部を外周部に対して垂直方向に折り曲げ、折り曲げ部を斜め内側に伸ばして上記補強延設片とし、上記内周部を上記補強環、上記外周部を上記補強フランジ片としていることである。
本発明によれば、ダストリップにガータスプリングを装着しなくても、インナーチューブ等の軸部材への追従性の低下や反り返りを抑制し、コストを低減することが可能となる。
本発明の一実施の形態に係るシール部材を備えたフロントフォークの主要部を部分的に切欠いて示した正面図である。 本発明の一実施の形態に係るシール部材の切断部端面を拡大して示した図である。 本発明の他の実施の形態に係るシール部材の切断部断面を拡大して示した図である。
以下に本発明の一実施の形態に係るシール部材について、図面を参照しながら説明する。いくつかの図面を通して付された同じ符号は、同じ部品か対応する部品を示す。
図1に示すように、本実施の形態に係るシール部材1は、インサートメタル2と、このインサートメタル2を被覆する弾性体3とで形成されており、アウターチューブ(筒部材)4と、このアウターチューブ4内に軸方向に移動可能に挿入されるインナーチューブ(軸部材)5との間を塞ぐ。また、上記シール部材1は、上記アウターチューブ4の内周に嵌合される環状の嵌合部10と、この嵌合部10から内周が徐々に縮径されながら反アウターチューブ側(反筒部材側)に延び先端部が上記インナーチューブ5の外周面に摺接する環状のダストリップ11とを備えている。
そして、上記インサートメタル2は、上記アウターチューブ(筒部材)4の内周に沿って起立する環状の補強環20と、この補強環20から反アウターチューブ側(反筒部材側)に延びるとともに先端が上記インナーチューブ(軸部材)5に接近するように傾斜する補強延設片21とを備えており、上記補強環20は、上記嵌合部10に配置され、上記補強延設片21は、上記ダストリップ11に配置されている。
また、本実施の形態において、シール部材1は、自動二輪車等の鞍乗型車両において前輪を懸架するフロントフォークと称される懸架装置の緩衝器に利用されている。フロントフォークの構成は周知であり、如何なる構成を採用してもよいため、具体的に図示しないが、例えば、フロントフォークは、車体を弾性支持する懸架ばねと、減衰力を発生する緩衝器とを並列に備え、路面凹凸による衝撃を懸架ばねで吸収し、この懸架ばねによる伸縮運動を緩衝器で抑制して上記衝撃が車体に伝達されることを抑制している。
上記緩衝器は、車体側若しくは車輪側の一方に連結されるアウターチューブ4と、車体側若しくは車輪側の他方に連結されてアウターチューブ4内に軸方向に移動可能に挿入されるインナーチューブ5とを備えて、テレスコピック式に伸縮することができる。また、アウターチューブ4とインナーチューブ5とで構成される緩衝器本体Fは、車体側開口がキャップ部材(図示せず)で塞がれ、車輪側開口が緩衝器を前輪の車軸に連結するためのボトムブラケット(図示せず)で塞がれ、アウターチューブ4とインナーチューブ5の重複部の間に形成される筒状隙間Tの外気側開口がシール部材1,6で塞がれており、その内部が外気と区画されている。そして、この緩衝器本体Fの内部に、図示しないが、作動流体としての作動油や、この作動油を利用して減衰力を発生するための減衰力発生機構や、懸架ばね等が収容されている。なお、作動流体は、作動油に限られず、水、水溶液、気体等であってもよい。また、減衰力発生機構の構成は周知であり、如何なる構成を採用してもよいため、ここでの詳細な説明を省略する。
さらに、筒状隙間Tには、図示しないが、インナーチューブ5を軸支する環状の軸受けが設けられるとともに、この軸受けの摺動面を潤滑する潤滑材として作動油が収容されている。そして、筒状隙間Tの外気側開口を塞ぐシール部材1,6は、二つ直列に配置されており、アウターチューブ側(図1中下側)のシール部材6は、上記作動油の漏えいを防ぐオイルシール用に利用され、外気側となる反アウターチューブ側(図1中上側)のシール部材1は、インナーチューブ5の外周面に付着した異物を掻き落とし、緩衝器本体F内に異物が混入することを防ぐとともに、異物でオイルシール用のシール部材6が疵付き、この疵の部分から緩衝器本体F内の作動油が漏えいすることを防ぐダストシール用に利用される。なお、潤滑材として作動油(作動流体)と異なる液体や、グリース等を利用するとしてもよい。
本実施の形態において、本発明は、ダストシール用のシール部材1に具現化されており、以下、このシール部材1の構成について詳細に説明する。
図2に示すように、シール部材1は、金属製のインサートメタル2をゴム等の弾性体3で被覆したものであり、インサートメタル2は、実質的にシールとして機能する弾性体3を補強する芯金にあたる。また、シール部材1は、インサート成形により形成されているので、成形時にインサートメタル2と弾性体3が接着され、一体化される。インサートメタル2は、シール部材1がアウターチューブ4に取り付けられたとき、アウターチューブ4の内周に沿って起立する環状の補強環20と、この補強環20の反アウターチューブ側端部(図2中上端部)に連なり内周が徐々に縮径されながら上記補強環20から離れる方向に延びる環状の補強延設片21とからなる。これにより、補強延設片21は、先端(図2中上端)がインナーチューブ5に接近するように傾斜するが、補強延設片21が環状に形成されていなくてもよく、図示しないが、先端がインナーチューブ5に接近するように傾斜する複数の板体からなるとしてもよい。また、補強環20と補強延設片21が別体として形成されて組み合わせて利用されるとしても、一体形成されるとしてもよい。
また、シール部材1は、上記したように、アウターチューブ4の内周に嵌合される環状の嵌合部10と、この嵌合部10の図2中上端から内周が徐々に縮径されながら反アウターチューブ側(図2中上側)に延び先端部がインナーチューブ5の外周面に摺接する環状のダストリップ11を備えるとともに、上記嵌合部10の反アウターチューブ側端部(図2中上端部)から外周側に張り出す環状のストッパ部12と、上記嵌合部10の内周の略中央から内周が徐々に縮径されながら反アウターチューブ側(図2中上側)に延び先端部がインナーチューブ5の外周面に摺接する環状のサブダストリップ13とを備えている。
シール部材1の嵌合部10には、インサートメタル2の補強環20が配置されている。そして、この補強環20を被覆し、補強環20とともに嵌合部10を形成する弾性体3の部分を外周シール部30とすると、この外周シール部30の外周側がインサートメタル2とアウターチューブ4との間で圧縮されて弾性変形し、アウターチューブ4の内周面に密着するので、アウターチューブ4とシール部材1との間が塞がれる。
つづいて、シール部材1のダストリップ11の嵌合部側(図2中下側)部分である基端部には、インサートメタル2の補強延設片21が配置されている。そして、この補強延設片21を被覆し、補強延設片21とともにダストリップ11を形成する弾性体3の部分を内周シール部31とすると、この内周シール部31において補強延設片21から図2中上側に延びダストリップ11の先端部を形成する部分31aがインナーチューブ5の外周面に摺接するとともに、インナーチューブ5に対して所定の締め代を有しているので、インナーチューブ5とシール部材1との間が塞がれるとともに、インナーチューブ5の外周面に付着した異物をダストリップ11で掻き落とすことができる。なお、補強延設片21の長さは、インナーチューブ5に追従して動く上記弾性体3の部分31aの可動範囲を確保でき、インナーチューブ5とダストリップ11との相対移動を妨げない範囲で、適宜変更することができる。
つづいて、シール部材1のストッパ部12には、インサートメタル2が配置されておらず、弾性体3のみで形成されている。このストッパ部12を形成する弾性体3の部分を先端シール部32とすると、この先端シール部32の図2中下側がアウターチューブ4の先端に圧接されて密着するので、アウターチューブ4とシール部材1との間が塞がれる。
また、シール部材1のサブダストリップ13にもインサートメタル2が配置されておらず、弾性体3のみで形成されている。このサブダストリップ13を形成する弾性体3の部分を内周第二シール部33とすると、この内周第二シール部33においてサブダストリップ13の先端部を形成する部分(符示せず)がインナーチューブ5の外周面に摺接するとともに、インナーチューブ5に対して所定の締め代を有しているので、インナーチューブ5とシール部材1との間が塞がれるとともに、インナーチューブ5の外周面に付着した異物をサブダストリップ13でも掻き落とすことができる。また、内周シール部31と内周第二シール部33との間に形成される窪みは、異物が内周シール部31を超えて図2中下側に移動してしまったときの異物の集積部として機能する。
次に、本実施の形態に係るシール部材1を備えることによる作用効果について説明する。本実施の形態に係るシール部材1は、インサートメタル2と、このインサートメタル2を被覆する弾性体3とで形成されており、アウターチューブ(筒部材)4と、このアウターチューブ4内に軸方向に移動可能に挿入されるインナーチューブ(軸部材)5との間を塞ぐ。また、上記シール部材1は、上記アウターチューブ4の内周に嵌合される環状の嵌合部10と、この嵌合部10から内周が徐々に縮径されながら反アウターチューブ側(反筒部材側)に延び先端部が上記インナーチューブ5の外周面に摺接する環状のダストリップ11とを備えている。
そして、上記インサートメタル2は、上記アウターチューブ(筒部材)4の内周に沿って起立する環状の補強環20と、この補強環20から反アウターチューブ側(反筒部材側)に延びるとともに先端が上記インナーチューブ(軸部材)5に接近するように傾斜する補強延設片21とを備えており、上記補強環20は、上記嵌合部10に配置され、上記補強延設片21は、上記ダストリップ11に配置されている。
上記構成によれば、ダストリップ11の長さを充分に長くするとともに、インナーチューブ5に対する傾斜角度を小さくしたとしても、ダストリップ11の嵌合部側(図1,2中下側)に位置する基端部をインサートメタル2の補強延設片21で補強し、ダストリップ11の先端部がインナーチューブ側(内側)を向くよう案内しているので、従来のようにダストリップ11にガータスプリングを装着することなく、インナーチューブ(軸部材)5への追従性の低下や反り返りを抑制することができる。また、補強延設片21は、弾性体3で被覆されているため、ガータスプリングのように異物をため込むという不具合もない。さらに、ガータスプリングを廃することができるので、コストを低減するとともに、ガータスプリングを取り付けるためにダストリップ11の先端部の肉厚を厚くする必要もなく、ダストリップ11の先端が上を向いていてもダストリップ11の先端に異物が蓄積されるという不具合も解消される。
また、本実施の形態において、上記補強延設片21は、環状に形成されるとともに、先端にかけて徐々に縮径されており、上記インサートメタル2は、上記補強環22と上記補強延設片21とからなる。
したがって、インサートメタル2をシール部材1の嵌合部10からダストリップ11まで延ばしても、インサートメタル2の形状を複雑化させることがなく、インサートメタル2を形成するための加工を容易にすることができる。
また、本実施の形態において、シール部材1は、フロントフォークに利用され、筒部材であるアウターチューブ4と軸部材であるインナーチューブ5との間を塞いでいる。
特に、上記フロントフォークは、車両の前側部分に配置されているので、車両走行時に異物が付着し易く、ガータスプリングを設けた場合にガータスプリングの内側に異物をため込み易い。したがって、フロントフォークが本発明に係るシール部材1を備え、ダストリップ11にガータスプリングを装着することなく、インナーチューブ(軸部材)5への追従性の低下や反り返りを抑制することが極めて有効である。
また、本実施の形態において、上記シール部材1は、上記嵌合部10の反アウターチューブ側(反筒部材側)端部から外周側に張り出し上記アウターチューブ(筒部材)4の先端に圧接される環状のストッパ部12を備えているので、シール部材1の位置決めをすることができる。また、上記ストッパ部12は、弾性体3からなり、アウターチューブ4の先端に押し付けられて密着するので、アウターチューブ4とシール部材1との間を確実に塞ぐことができる。
また、本実施の形態において、上記シール部材1は、上記嵌合部10の内周の略中央から内周が徐々に縮径されながら反アウターチューブ側(反筒部材側)に延び先端部が上記インナーチューブ(軸部材)5の外周面に摺接する環状のサブダストリップ13を備えているので、ダストリップ11に加えて、サブダストリップ13でもインナーチューブ5の外周面に付着した異物を掻き落とすことができる。
次に、本発明の他の実施の形態に係るシール部材について、図3を参照しながら説明する。本実施の形態のシール部材7も、一実施の形態のシール部材1と同様に、フロントフォークに利用され、アウターチューブ4とインナーチューブ5との間を塞ぐダストシール用のシール部材である。また、一実施の形態と同様に、シール部材7は、インサート成形により形成され、金属製のインサートメタル8をゴム等の弾性体9で被覆したものであり、インサートメタル8は、実質的にシールとして機能する弾性体9を補強する芯金にあたる。インサートメタル8は、シール部材7がアウターチューブ4に取り付けられたとき、アウターチューブ4の内周に沿って起立する環状の補強環80と、この補強環80の反アウターチューブ側端部(図3中上端部)に連なり内周が徐々に縮径されながら上記補強環80から離れる方向に延びる環状の補強延設片81と、上記補強環80の反アウターチューブ側端部(図3中上端部)から外周側に張り出す環板状の補強フランジ片82とからなる。これにより、本実施の形態の補強延設片81も、一実施の形態の補強延設片21と同様に、先端(図3中上端)がインナーチューブ5に接近するように傾斜することになる。また、本実施の形態において、インサートメタル8は、環板状のワッシャの内周部を外周部に対して略垂直に折り曲げ、この折り曲げ部を斜め内側に伸ばして補強延設片81とし、上記ワッシャの内周部を補強環80、上記ワッシャの外周部を補強フランジ片82としている。しかし、インサートメタル8の形成方法は上記の限りではなく、適宜変更することが可能である。
また、シール部材7は、一実施の形態と同様に、アウターチューブ4の内周に嵌合される環状の嵌合部70と、この嵌合部70の図3中上端から内周が徐々に縮径されながら反アウターチューブ側(図3中上側)に延び先端部がインナーチューブ5の外周面に摺接する環状のダストリップ71と、上記嵌合部70の反アウターチューブ側端部(図3中上端部)から外周側に張り出す環状のストッパ部72と、上記嵌合部70の内周の略中央から内周が徐々に縮径されながら反アウターチューブ側(図3中上側)に延び先端部がインナーチューブ5の外周面に摺接する環状のサブダストリップ73とを備えている。
シール部材7の嵌合部70には、一実施の形態と同様に、インサートメタル8の補強環80が配置されている。そして、この補強環80を被覆し、補強環80とともに嵌合部70を形成する弾性体9の部分を外周シール部90とすると、この外周シール部90の外周側がインサートメタル8とアウターチューブ4との間で圧縮されて弾性変形し、アウターチューブ4の内周面に密着するので、アウターチューブ4とシール部材7との間が塞がれる。
つづいて、シール部材7のダストリップ71の嵌合部側(図3中下側)部分である基端部には、一実施の形態と同様に、インサートメタル8の補強延設片81が配置されている。そして、この補強延設片81を被覆し、補強延設片81とともにダストリップ71を形成する弾性体9の部分を内周シール部91とすると、この内周シール部91において補強延設片21から図3中上側に延びダストリップ71の先端部を構成する部分91aがインナーチューブ5の外周面に摺接するとともに、インナーチューブ5に対して所定の締め代を有しているので、インナーチューブ5とシール部材7との間が塞がれるとともに、インナーチューブ5の外周面に付着した異物をダストリップ71で掻き落とすことができる。なお、補強延設片81の長さは、インナーチューブ5に追従して動く上記弾性体9の部分91aの可動範囲を確保でき、インナーチューブ5とダストリップ71との相対移動を妨げない範囲で、適宜変更することができる。
つづいて、本実施の形態において、シール部材7のストッパ部72には、一実施の形態と異なり、インサートメタル8の補強フランジ片82が配置されている。そして、この補強フランジ片82を被覆し、補強フランジ片82とともにストッパ部72を形成する弾性体9の部分を先端シール部92とすると、この先端シール部92の図3中下側がアウターチューブ4の先端に圧接されて密着するので、アウターチューブ4の先端とシール部材7との間が塞がれる。
また、本実施の形態において、サブダストリップ73には、一実施の形態と同様に、インサートメタル8が配置されておらず、弾性体9のみで形成されている。このサブダストリップ73を形成する弾性体9の部分を内周第二シール部93とすると、この内周第二シール部93においてダストリップ71の先端部を形成する部分(符示せず)がインナーチューブ5の外周面に摺接するとともに、インナーチューブ5に対して所定の締め代を有しているので、インナーチューブ5とシール部材7との間が塞がれるとともに、インナーチューブ5の外周面に付着した異物をサブダストリップ73でも掻き落とすことができる。また、内周シール部91と内周第二シール部93との間に形成される窪みは、異物が内周シール部91を超えて図3中下側に移動してしまったときの異物の集積部として機能する。
次に、本実施の形態に係るシール部材7を備えることによる作用効果について説明する。本実施の形態においてもシール部材7は、インサートメタル8と、このインサートメタル8を被覆する弾性体9とで形成されており、アウターチューブ(筒部材)4と、このアウターチューブ4内に軸方向に移動可能に挿入されるインナーチューブ(軸部材)5との間を塞ぐ。また、上記シール部材7は、上記アウターチューブ4の内周に嵌合される環状の嵌合部70と、この嵌合部70から内周が徐々に縮径されながら反アウターチューブ側(反筒部材側)に延び先端部が上記インナーチューブ5の外周面に摺接する環状のダストリップ71とを備えている。
そして、上記インサートメタル8は、上記アウターチューブ(筒部材)4の内周に沿って起立する環状の補強環80と、この補強環80から反アウターチューブ側(反筒部材側)に延びるとともに先端が上記インナーチューブ(軸部材)5に接近するように傾斜する補強延設片81とを備えており、上記補強環80は、上記嵌合部70に配置され、上記補強延設片81は、上記ダストリップ71に配置されている。
上記構成によれば、ダストリップ71の長さを充分に長くするとともに、インナーチューブ5に対する傾斜角度を小さくしたとしても、ダストリップ71の嵌合部側(図3中下側)に位置する基端部をインサートメタル8の補強延設片81で補強し、ダストリップ71の先端部がインナーチューブ側(内側)を向くよう案内しているので、従来のようにダストリップ71にガータスプリングを装着することなく、インナーチューブ(軸部材)5への追従性の低下や反り返りを抑制することができる。また、補強延設片81は、弾性体9で被覆されているため、ガータスプリングのように異物をため込むという不具合もない。さらに、ガータスプリングを廃することができるので、コストを低減するとともに、ガータスプリングを取り付けるためにダストリップ71の先端部の肉厚を厚くする必要もなく、ダストリップ71の先端が上を向いていてもダストリップ71の先端に異物が蓄積されるという不具合も解消される。
また、本実施の形態において、上記シール部材7は、上記嵌合部70の反アウターチューブ側(反筒部材側)端部から外周側に張り出す環状のストッパ部72を備えるとともに、上記インサートメタル8は、上記補強環80の反アウターチューブ側端部から外周側に張り出す環板状の補強フランジ片82を備えている。そして、この補強フランジ片82は、上記ストッパ部72に配置されている。
上記構成により、インサートメタル8の補強フランジ片82をストッパ部72まで延ばしてストッパ部72を補強しているので、補強フランジ片82を設けていない場合と比較してストッパ部72の強度を高めることができる。
また、本実施の形態において、インサートメタル8は、環板状のワッシャの内周部を外周部に対して垂直方向に折り曲げ、この折り曲げ部を斜め内側に伸ばして補強延設片81とし、上記内周部を補強環80、上記外周部を補強フランジ片82としている。
したがって、インサートメタル8が補強環80、補強延設片81及び補強フランジ片82を備えていたとしても、インサートメタル8を形成するための加工を容易にすることができる。
また、本実施の形態において、シール部材7がサブダストリップ73を備えることによる作用効果や、フロントフォークがシール部材7を備えることによる作用効果は、一実施の形態と同様である。
以上、本発明の好ましい実施の形態を詳細に説明したが、特許請求の範囲から逸脱することなく改造、変形及び変更を行うことができることは理解すべきである。
例えば、上記各実施の形態において、本発明に係るシール部材1,7がフロントフォークに利用されているが、他の車両用の緩衝器や、シリンダ装置等に利用されるとしてもよい。
また、上記各実施の形態において、本発明に係るシール部材1,7は、軸部材であるインナーチューブ5の外周に付着した異物を掻き落とすためのダストリップ11,71と、サブダストリップ13,73とを備えてダブルリップ構造とされているが、サブダストリップ13,73を廃してシングルリップ構造としてもよい。さらに、本発明に係るシール部材1,7がサブダストリップ13,73に替えて嵌合部10,70から内周が徐々に縮径されながらダストリップと逆方向(アウターチューブ側)に延び先端部がインナーチューブ(軸部材)5の外周に摺接するオイルリップを備えるとしてもよく、シール部材の構成は適宜選択することが可能である。
1,7 シール部材
2,8 インサートメタル
3,9 弾性体
4 アウターチューブ(筒部材)
5 インナーチューブ(軸部材)
10,70 嵌合部
11,71 ダストリップ
20,80 補強環
21,81 補強延設片
73 ストッパ部
82 補強フランジ片

Claims (2)

  1. インサートメタルと、上記インサートメタルを被覆する弾性体とで形成されており、筒部材と、上記筒部材内に軸方向に移動可能に挿入される軸部材との間を塞ぐシール部材であって、
    上記筒部材の内周に嵌合される環状の嵌合部と、上記嵌合部から内周が徐々に縮径されながら反筒部材側に延び先端部が上記軸部材の外周面に摺接する環状のダストリップと、上記嵌合部の反筒部材側端部から外周側に張り出す環状のストッパ部とを備え、
    上記インサートメタルは、
    上記筒部材の内周に沿って起立して上記嵌合部に配置される環状の補強環と、上記補強環から反筒部材側に延びるとともに先端が上記軸部材に接近するように傾斜して上記ダストリップに配置される補強延設片と、上記補強環の反筒部材側端部から外周側に張り出して上記ストッパ部に配置される環板状の補強フランジ片とを有し、
    環板状のワッシャの内周部を外周部に対して垂直方向に折り曲げ、折り曲げ部を斜め内側に伸ばして上記補強延設片とし、上記内周部を上記補強環、上記外周部を上記補強フランジ片としている
    ことを特徴とするシール部材。
  2. 筒部材であるアウターチューブと、上記アウターチューブ内に移動可能に挿入される軸部材であるインナーチューブとを備えるフロントフォークであって、
    上記アウターチューブと上記インナーチューブとの間を塞ぐ請求項1に記載のシール部材を備えている
    ことを特徴とするフロントフォーク。
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