JP5647798B2 - 紙葉取扱装置 - Google Patents

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Description

本発明は、紙葉を取り扱う紙葉取扱装置にに関する。
近年、紙葉取扱装置は、諸外国でも利用され、多様な紙葉を取り扱う機会が増えている。地域によっては、状態の悪い紙葉が多い場合もあり、紙葉の状態が悪い場合であっても、搬送ジャムを低減し、安定した紙葉の搬送が求められる。
従来、紙葉取扱装置において紙葉が搬送される搬送路の分岐部の構成としては、上流の搬送路から搬送されてきた紙葉の搬送先を互いに方向の異なる2方向の搬送路のいずれかに切り替えるための切り替えゲートにより搬送先を切替える構成(特許文献1)が提案されている。
特開2008‐150173号公報
特許文献1に記載された紙葉取扱装置の分岐部の構成においては、上流から搬送されてきた紙葉が直進方向へ搬送される場合には、切替ゲートは搬送路の搬送面よりも下部に潜り込む必要がある。このため切替ゲートに対向する搬送面の下部に、切替ゲートを退避する空間が必要となる。一方、略垂直方向へ紙葉を搬送する場合に、搬送路が切替ゲートを退避する空間を有すると、紙葉を安定して搬送するための搬送ガイドを十分に配置できなくなる。
本発明の目的は、切替ゲートを退避する空間を確保した場合であっても、安定した紙葉の搬送を行う紙葉取扱装置を提供することにある。
上記課題を達成するために、紙葉を取り扱う紙葉取扱装置であって、紙葉が搬送される搬送路と、搬送路が分岐する分岐部と、分岐部において、搬送路を切替える切替ゲートと、切替ゲートと対向し、搬送路の搬送面を形成し、可動である可動搬送ガイドと、を備え、切替ゲートは、可動搬送ガイドを押下可能である。
本発明によれば、紙葉を搬送する搬送路の分岐部において、安定した紙葉の搬送が可能となる。
現金自動取引装置100の外観を示す斜視図である。 現金自動取引装置100と各ユニットとの制御関係を示す制御ブロック図である。 紙幣取扱装置200の透過側面図である。 紙幣取扱装置200の制御関係を示す制御ブロック図である。 分岐部の切替ゲート、可動搬送ガイドを示す斜視図である 第一の実施形態の分岐部を示す側面図である。 図6の搬送ガイド、切替ゲートが形成する搬送面を示す図である。 紙葉が矢印B方向に搬送される際の第一の実施形態の分岐部を示す側面図である。 紙葉が矢印C方向に搬送される際の第一の実施形態の分岐部を示す側面図である。 紙葉が矢印E方向から搬送される際の第一の実施形態の分岐部を示す側面図である。 紙葉が矢印F方向から搬送される際の第一の実施形態の分岐部を示す側面図である。 紙幣が矢印C方向に搬送される際の第二の実施形態の分岐部を示す側面図である。 紙葉が矢印B方向に搬送される際の第二の実施形態の分岐部を示す図である。 図5のY−Y’における分岐部の側面図である。 図5のZ−Z’における分岐部の側面図である。
本実施形態に係る紙葉取扱装置では、紙葉が搬送される搬送路と、紙葉を搬送する搬送ローラと、搬送路が分岐する分岐部と、分岐部において、搬送路を切替える切替ゲートと、前記搬送路の搬送面を形成する搬送ガイドと、切替ゲートと対向し、搬送路の搬送面を形成し、可動である可動搬送ガイドとを備え、前記可動搬送ガイドを、前記搬送路の幅方向に、前記搬送ローラを挟む位置に配置し、切替ゲートは、可動搬送ガイドを押下可能であり、前記搬送路は、第一の搬送路と第二の搬送路とを含み、前記分岐部は、前記第一の搬送路と前記第二の搬送路とを分岐し、前記切替ゲートは、前記分岐部において、第一の案内面と第二の案内面とを有し、前記一の案内面に切替えて前記第一の搬送路を形成し、前記第二の搬送路を遮断し、前記可動搬送ガイドは、前記搬送ガイドの案内面の裏側に当接する第一のストッパと、該可動搬送ガイドの案内面の裏側に設けられ、前記搬送ガイドが備える第二のストッパと当接する当接部とを有し、前記第一のストッパが前記搬送ガイドの案内面の裏側に当接する、又は前記第二のストッパが前記当接部に当接することにより、前記可動搬送ガイドは、第一のストッパと第二のストッパとを有し、前記第一のストッパ又は前記第二のストッパのいずれかが前記搬送ガイドの案内面の裏側に当接することにより、前記第一の搬送路又は前記第二の搬送路のいずれかを形成する。
切替ゲートが可動搬送ガイドを押下可能な構成とすることで、安定した紙葉の搬送が可
能となる。また、可動搬送ガイドを、搬送力を有する搬送ローラを挟むように配置することで、搬送ローラが紙葉を挟持する挟持面の位置と、搬送ガイドが形成する搬送面の位置とが近くなり、搬送ローラに紙葉が巻き込まれることを抑制し、適度な搬送力を得ることが可能となる。
また、本実施形態に係る紙葉取扱装置では、切替ゲートを搬送路の幅方向に複数配置し、可動搬送ガイドは、複数の切替ゲートのうちの一部と対向し、搬送路の搬送面を形成する。
搬送路の幅方向のうち、効果の大きい位置に限定して可動搬送ガイドを配置することにより、搬送路の幅方向全面に可動搬送ガイドを配置する場合よりもコスト低減が可能となる。
また、本実施形態に係る紙葉取扱装置では、可動搬送ガイドは、第一の案内面と対向し、第一の搬送路の搬送面を形成する第一の状態と、第一の搬送路に凹部を形成する第二の状態とを有する。
上述の通り、可動搬送ガイドは、搬送される紙葉を案内する搬送面を形成する第一の状態(可動搬送ガイドが搬送面位置にある状態)と、前記切替部を退避する退避空間を形成する第二の状態(可動搬送ガイドが退避位置にある状態)とを有する。これにより、紙葉が搬送される際に、可動搬送ガイドを第一の状態とすることで、搬送面に切替部を潜り込ませる凹部が存在しなくなるため、安定した紙葉の搬送が可能となる。
また、本実施形態に係る紙葉取扱装置では、可動搬送ガイドを前記第一の状態における第一の位置と、前記第二の状態における第二の位置とで移動させる駆動部を備え、駆動部は、切替ゲートが搬送路を切替える切替え動作に伴い、可動搬送ガイドを第一の位置と、第二の位置とで移動させる。
切替ゲートの動作に伴い、可動搬送ガイドの第一の位置と第二の位置とを切替えることにより、迅速な切替動作が可能となる。
また、本実施形態に係る紙葉取扱装置では、駆動部は、可動搬送ガイドを第一の位置に保持する保持部材と、切替ゲートと有し、保持部材が可動搬送ガイドを第一の位置に保持する力に抗して、切替ゲートが可動搬送ガイドを押圧することにより、可動搬送ガイドは第一の位置から第二の位置に移動し、切替ゲートが可動搬送ガイドに対する押圧を解放することにより、可動搬送ガイドは保持部材の保持する力により第二の位置から第一の位置に移動する。
可動搬送ガイドの移動の駆動源を、切替ゲートの切替動作とすることにより、可動搬送ガイドに新たな駆動源、すなわち切替ゲートの駆動源とは別の駆動源を設ける必要がなくなるため、低コスト、装置の小型化が可能となる。
以下、本発明の第一の実施形態について図面を用いて説明する。
図1は、紙葉取扱装置の一つである紙幣取扱装置200を実装する現金自動取引装置100の外観を示す斜視図である。現金自動取引装置100は、カード、紙幣、通帳等を媒体とし、利用者との間で預け入れ、支払い、振り込みなどの処理を行う。
現金自動取引装置100は、カードを受付けカード情報を読み取るカード処理部及び明細票を発行する明細票発行部を備えるカード・明細票処理部110と、通帳を受付け記帳を行う通帳処理部180と、利用者に取引内容を表示する表示部及び利用者からの操作を受け付ける入力部を備える顧客操作部120と、紙幣を取り扱う紙幣取扱装置200を備える。
図2は、現金自動取引装置100と各ユニットとの制御関係を示す制御ブロック図である。
現金自動取引装置100の本体制御部130は、図示しないCPUとメモリを有し、カード・明細票処理部110、通帳処理部180、顧客操作部120、紙幣取扱装置200のそれぞれの制御部に制御指令を送ると共に、各ユニットの制御部から各種情報を収集し、現金自動取引装置100全体の制御を行う。
また、図1には示していないが、現金自動取引装置100は、外部の電子機器と情報の送受信を行う外部インターフェース部140、保守時に係員による操作を受付ける係員操作部150、本体制御部130が処理するデータを格納する外部記憶部160、各装置に電力を供給する電源部170を備える。なお、係員操作部150は、顧客操作部120と兼用としてもよい。
続いて、図3を用いて紙幣取扱装置200の詳細について説明する。
図3は、紙幣取扱装置200の透過側面図である。図3において、図の右側が現金自動取引装置100の正面側にあたり、図の左側が後方側にあたる。紙幣取扱装置200は、紙幣取扱装置200の上側のユニットである上部紙幣機構202と、下側のユニットである下部紙幣機構204とを備える。
上部紙幣機構202は、閉状態のシャッタ212を開状態にすることにより、入金・振り込み時に利用者から紙幣を投入され、出金時に利用者により紙幣を取り出される紙葉入出金部210と、紙幣の真偽、額面の判別を行う紙幣判別部220と、取引成立までの間入金された紙幣を一時的に収納する一時収納庫230と、後述する下部紙幣機構204の紙幣収納庫311−314へ紙幣を装填し、下部紙幣機構204の紙幣収納庫311−314からの紙幣を回収する装填回収庫240と、紙幣が搬送される搬送路251−257とを備える。
また、上部紙幣機構202は、図3に示すように、入出金部210を上部紙幣機構202の正面前部に配置し、入出金部210の後方に一時収納庫230を配置し、一時収納庫230の後方に紙幣判別部220を配置し、紙幣判別部220の後方に装填回収庫240を配置する。
下部紙幣機構204は、入金された紙幣、出金される紙幣を金種別に保管する紙幣収納庫311−314と、入金されたが出金に適さない破れた紙幣や汚れた紙幣、還流させない五千円券、二千円券などを収納するリジェクト庫310と、紙幣が搬送される搬送路270−275とを備える。なお、紙幣取扱装置200は、紙幣判別部220により判別された紙幣の額面及び紙幣の破損の度合いに基づき、紙幣をリジェクト庫310に収納するか、紙幣収納庫311−314に収納するかを判断する。
また、下部紙幣機構204は、金庫300内に配置されている。金庫300は、上部紙幣機構202と下部紙幣機構204とを接続する連結部304を配置する開口部302を、金庫300の筐体上面に有する。連結部304は、下部紙幣機構204と上部紙幣機構202との間で紙幣を搬送する搬送路260を備える。
続いて、搬送路、及び搬送路の分岐部に配置される切替ゲートについて説明する。なお、分岐部とは、一の搬送路が分岐して異なる搬送路を形成する部分、言い換えると、異なる搬送路が合流して一の搬送路を形成する部分を指す。
上部紙幣機構202の搬送路251と搬送路252は、入出金部210と紙幣判別部220とを接続する。上部紙幣機構202は、搬送路251と搬送路252の間に切替ゲート281を配置し、切替ゲート281は、搬送路252と搬送路260とにより形成される搬送路と、搬送路251と搬送路252とにより形成される搬送路とを切替える。上部紙幣機構202の搬送路253、搬送路254、搬送路256は、紙幣判別部220と一時収納庫230とを接続する。上部紙幣機構202は、搬送路253と搬送路254との間に切替ゲート282を配置し、切替ゲート282は、搬送路253と搬送路257とにより形成される搬送路と、搬送路253と搬送路254とにより形成される搬送路とを切替える。上部紙幣機構202は、搬送路254と搬送路255との間に切替ゲート283を配置し、切替ゲート283は、搬送路254と搬送路255とにより形成される搬送路と、搬送路254と搬送路256とにより形成される搬送路とを切替える。
下部紙幣機構204は、搬送路270の途中に切替ゲート291−295を配置し、切替ゲート291−295は、搬送路270により形成される搬送路と、紙幣収納庫311−314、リジェクト庫310に紙幣を搬送する搬送路271−275とをそれぞれ切替える。
なお、少なくとも搬送路252−257、260、270−275は、紙幣が双方向に搬送可能な双方向搬送路である。
図4は、紙幣取扱装置200の制御関係を示す制御ブロック図である。図4を用いて本実施形態における紙幣取扱装置200の制御関係を説明する。
紙幣取扱装置200は、紙幣取扱装置200全体の制御を行う制御部330を備える。図示しないCPUとメモリを有する制御部330は、本体制御部130に接続され、本体制御部130からの指示を受けて、前述した入出金部210、紙幣判別部220、一時収納庫230、各搬送路251−257、260、270−275、各切替ゲート281−283、291−295、各紙幣収納庫311−314、リジェクト庫310の動作を制御する。
次に紙幣取扱装置200の主な処理について、図3に基づき説明する。
最初に、利用者からの紙幣の入金を受付ける入金取引処理について説明する。利用者により、入出金部210に紙幣が投入されると、制御部330は、入出金部210に紙幣を一枚ずつ繰り出させ、搬送路251、252、紙幣判別部220、搬送路253、切替ゲート282、搬送路254を介して、切替ゲート283まで紙幣を搬送させる。この際、制御部330は、紙幣判別部220に実装されるセンサ等によって紙幣の真偽、額面、正損状態を判別し、判別した結果を本体制御部130に送る。また、制御部330は、紙幣判別部220による判別結果に基づいて、切替ゲート283に搬送された紙幣を搬送路256又は搬送路255に搬送されるように振り分ける。なお、制御部330は、搬送路254に紙幣を搬送するように切替ゲート282を切替えている。
制御部330は、紙幣を受け入れ可能と判断した場合、切替ゲート283を、搬送路256に紙幣を搬送するように切替え、搬送路256を介して紙幣を一時収納庫230に搬送させる。一方、制御部330は、紙幣を判別不能と判断した場合、搬送路255を介して紙幣を入出金部210に搬送させる。
本体制御部130は、制御部330から送られた情報に基づき、入金された紙幣の総額を顧客操作部120に表示させる。本体制御部130が顧客操作部120を通じて利用者から入金取引の確定の情報を受けると、制御部330は、本体制御部130から指示を受け、一時収納庫230に一旦収納された紙幣を、搬送路256、切替ゲート283、搬送路254、切替ゲート282、搬送路253、紙幣判別部220、搬送路252、切替ゲート281、搬送路260を介して下部紙幣機構204に紙幣を搬送させる。この際、制御部330は、搬送路256から搬送路254に紙幣を搬送するように切替ゲート283を切り替え、搬送路254から搬送路253に紙幣を搬送するように切替ゲート282を切り替え、搬送路252から搬送路260に紙幣を搬送するように切替ゲート281を切り替えている。
制御部330は、下部紙幣機構204に搬送されてきた紙幣を搬送路270、切替ゲート291−295、搬送路271−275を介して、紙幣収納庫311−314又はリジェクト庫310に、下部紙幣機構204に搬送された紙幣を収納させる。この際、制御部330は、判別結果に基づいて、搬送路270から搬送路271−275に紙幣を搬送するように切替ゲート291−295を切り替え、搬送路271−275のいずれかに搬送された紙幣を、対応する紙幣収納庫311−314に搬送する。
次に、利用者に紙幣を出金する出金取引処理について説明する。現金自動取引装置100は、利用者から所定の額の出金の指示を受けると、本体制御部130が制御部330に対し、紙幣を入出金部210へ搬送するように指示を出す。制御部330は、紙幣収納庫311−314に対し一枚ずつ所定枚数分の紙幣を繰り出させ、搬送路271−275、切替ゲート291−295、搬送路270、搬送路260、切替ゲート281、搬送路252、紙幣判別部220、搬送路253を介して、切替ゲート282まで紙幣を搬送させる。この際、制御部330は、紙幣判別部220に、搬送される紙幣の真偽、額面、正損状態を判別させる。制御部330は、紙幣判別部220による判別結果に基づいて、切替ゲート282に搬送された紙幣を搬送路254又は搬送路257に搬送されるように振り分ける。なお、制御部330は、搬送路252に紙幣を搬送するように切替ゲート281を切替えている。
制御部330は、判別の結果、紙幣を出金可能と判断した場合、切替ゲート282、搬送路254、切替ゲート283、搬送路255を介して入出金部210まで紙幣を搬送させる。この際、制御部330は、搬送路254に紙幣を搬送するように切替ゲート282を切替え、搬送路255に紙幣を搬送するように切替ゲート283を切替える。
一方、制御部330は、紙幣を出金不可と判断した場合は、切替ゲート282、搬送路257を介して装填回収庫240まで紙幣を搬送させる。この際、制御部330は、搬送路257に紙幣を搬送するように切替ゲート282を切替える。
入出金部210又は装填回収庫240への紙幣の搬送動作が終了すると、本体制御部130は、シャッタ212を開状態にさせ、利用者が紙幣を取ることができるようにする。これにより出金取引処理を終了する。
図5は、搬送路が分岐する分岐部の切替ゲート、可動搬送ガイドを示す斜視図であり、切替ゲート504は、図3で示した切替ゲート281−283、291−295、を拡大したものである。
図6は、図5のX−X’における分岐部500の側面図である。
図7は、図6の搬送ガイド、切替ゲートが形成する搬送面を示す図である。図5、6、7を用いて本実施形態の分岐部の詳細について説明する。
分岐部500は、搬送路530を構成する一対の搬送ガイド501(図5では省略)、502と、搬送路531を構成する一対の搬送ガイド505、506(図5では省略)と、搬送路532を構成する一対の搬送ガイド507、508と、搬送路530及び搬送路531により形成される搬送路(第一の搬送路ともいう)と搬送路530及び搬送路532により形成される搬送路(第二の搬送路ともいう)とを切り替える切替ゲート504、搬送路531の切替ゲート504に対向し、搬送路531を形成する可動搬送ガイド509(第一のガイドともいう)と、紙幣を搬送するための搬送力を与える搬送ローラ513、搬送ベルト515と、を備え、搬送ガイド502と搬送ガイド505を同一部材で形成している。なお、搬送ベルト515はなくともよい。
図5、図6は、切替ゲート504が、搬送路530、531により形成される第一の搬送路と、搬送路530、532により形成される第二の搬送路のうち、搬送路530、531により形成される第一の搬送路を選択、切替えた場合の図である。
切替ゲート504は、紙幣を案内する第一の案内面5041と第二の案内面5042を、単一の切替ゲート504の異なる面に配置し、それぞれの案内面が異なる搬送路を形成する。切替ゲート504は、図5に示す駆動源517から動力を得て切替動作を行う。
切替ゲート504の第一の案内面5041は、搬送ガイド501、506と共に搬送面704を形成し(図7に記載)、可動搬送ガイド509のガイド面5091は、搬送ガイド502、505、518と共に搬送面701を形成し(図7に記載)、これらの搬送面が、第一の搬送路530、531を形成する。この際、切替ゲート504は、搬送路530、532から形成される第二の搬送路を遮断する。また、切替ゲート504、可動搬送ガイド509が後述する図9の状態になることで、切替ゲート504の第二の案内面5042は、搬送ガイド502、507と共に搬送面702を形成し(図7に記載)、搬送ガイド501、508により形成される搬送面703と共に第二の搬送路530、532を形成する(図7に記載)。この際、切替ゲート504は、搬送路530、531から形成される第一の搬送路を遮断する。ここで遮断とは、物理的に搬送路を完全に閉じることに限らず、隙間等があったとしても、紙幣が遮断された搬送路を搬送経路として利用しないことを意味する。
図5に示す分岐部について、図14、図15を用いて更に詳細に説明する。
図14は、図5のY−Y’における分岐部の側面図を示す。図5のY−Y’の位置では、分岐部500は、切替ゲート504を有するが、切替ゲート504に対向する部分には、搬送ガイド518又は可動搬送ガイド509ではなく、切替ゲート504を退避可能な空間535を有している。搬送ガイド518を有さないため、切替ゲート504が搬送路530、532により形成される第二の搬送路を選択する際に、切替ゲート504が退避することが可能となる。また、この空間535にも図6同様に、可動搬送ガイド509を設けても良いが、本実施形態では、可動搬送ガイド509を設置する箇所を制限し、コスト低減を可能とする。
続いて、図5のZ−Z’における分岐部の側面図を図15に示す。図5のZ−Z’の位置では、分岐部500は、切替ゲート504は有さず、搬送ガイド518を有し、ガイド面5091、搬送ガイド502、505と共に搬送面701を形成する。
図5、6、14、15に示したように、切替ゲート504は、搬送路530−532の幅方向の全幅に渡るように形成している。ここで、搬送路530−532の幅方向とは、矢印Wで示す方向であり、紙幣503が搬送される搬送面と同一面であって、紙幣の搬送される方向と垂直の方向を表す。
切替ゲート504は、紙幣503の進路を遮る位置に配置しているため、搬送路530−532の幅方向に広く配置されることで、切替ゲート504が紙幣に与える負荷を一部に集中しないようにすること、又は均等にすることが可能となり、分岐部500における紙幣503の搬送を安定したものとする。
一方、可動搬送ガイド509は、搬送路530−532の幅方向に、搬送ローラ513又は搬送ベルト515を挟むように搬送路530−532の幅方向の一部に設けている。
搬送ローラ513又は搬送ベルト515は、紙幣を挟持するため、その周囲は他の場所よりも可動搬送ガイド509を設けることによる搬送性能の向上の効果が大きいためである。また、本実施形態では、切替ゲート504が可動搬送ガイド509を押圧し、移動させる。このため可動搬送ガイド509を搬送路530−532の幅方向の一部である搬送ローラ513、搬送ベルト515を挟む位置にのみ設けることにより、切替ゲート504へが可動搬送ガイド509を押圧する際の負荷を低減し、切替ゲート504の切替え速度の低下を抑制することが可能である。
後述する図8、10のように搬送路530、531において紙幣が搬送される場合には、可動搬送ガイド509の紙幣の案内面5091は、搬送ガイド502、505、518と共に搬送面701を形成する。なお、可動搬送ガイド509を備えない切替ゲート504と対向する部分は、前述したように搬送面701に対し凹構造(空間535)を有している。
後述する図9、11のように搬送路530、532において紙幣が搬送される場合には、切替ゲート504は、可動搬送ガイド509及び前述の凹構造に退避し、潜り込み、切替ゲート504の案内面5042が、搬送ガイド502、507と共に搬送面702を形成する。
続いて、上述の切替ゲート504、可動搬送ガイド509の動作に特に関わる部分について、図6を用いて説明する。
可動搬送ガイド509は、バネ510により矢印P方向に付勢されており、紙幣が搬送されることにより生じる荷重では押し戻されない状態となっている。すなわち、バネ510は、可動搬送ガイド509を搬送面701を形成する位置に保持する保持部としての役割を果たす。また、可動搬送ガイド509は、矢印P方向の回転限度を決める上側ストッパ511により、上側ストッパ511が、搬送ガイド502の形成する搬送面の裏面に当接することにより、矢印P方向の回転が規制される。搬送ガイド505は、Q方向の回転限度を決める下側ストッパ512を備え、下側ストッパ512が、可動搬送ガイド509のの裏側に当接することにより(図9)、可動搬送ガイド509が矢印Q方向に回転するのを規制する。
バネ510によりP方向に付勢されていた可動搬送ガイド509は、切替ゲート504の押圧により、矢印Q方向に回転し、搬送路531の搬送面701から離れる方向に退避する。すなわち、可動搬送ガイド509は、搬送される紙幣を案内する搬送面701を形成する第一の状態と、切替ゲート504を退避するための退避空間(第一の搬送路に凹部)を形成する第二の状態とを有する。
すなわち、可動搬送ガイド509は、第一の状態における第一の位置と第二の状態における第二の位置とで可動である。さらに言い換えるならば、切替ゲート504は、可動搬送ガイド509を押下可能な構成を有する。
続いて、分岐部500において紙幣が搬送される場合の動作の詳細について説明する。
図8は、図5のX−X’断面等の可動搬送ガイド509を有する分岐部500において、切替ゲート504が搬送路530と搬送路531とにより形成される第一の搬送路を選択、切替えし、搬送路530から搬送路531に紙幣が搬送される状態を示す。
切替ゲート504は、上流側の搬送路530から搬送される紙幣503を、下流側の搬送路531へ振り分ける。この際、切替ゲート504は、図8の矢印R方向に回転移動することにより、可動搬送ガイド509と干渉又は当接を回避した状態となる。一方、可動搬送ガイド509は、バネ510により矢印P方向に付勢され、上側ストッパ511が搬送ガイド502の裏面に当接した状態となる。可動搬送ガイド509と干渉又は当接を回避した切替ゲート504の案内面5041と、搬送ガイド502の裏面に当接した状態となった可動搬送ガイド509の案内面5091とが、第一の搬送路を形成する。
紙幣503は、可動搬送ガイド509の案内面5091を含む搬送面701と、切替ゲート504の案内面5041を含む搬送面704、とにより形成される第一の搬送路の搬送面と擦れながら、搬送される方向を矢印Aから矢印Bの方向に変えていくこととなる。なお、バネ510は、紙幣の搬送する荷重では押し戻されない程度の荷重にて付勢することにより、可動搬送ガイド509が搬送ガイドとしての役割を果たしている。
このように、可動搬送ガイド509を有することにより、第一の搬送路を介して切替ゲート504の案内面5041に対向する面にも、紙幣の搬送を案内する案内面5091により搬送面701を形成することが可能となる。これにより、紙幣の逸脱する余地を与えないように紙幣の進路を強制し、下流側の搬送路531を形成する搬送ガイド505において紙幣が衝突や引っかかることを防止し、分岐部500における紙幣の搬送ジャムを抑制することができる。
特に、可動搬送ガイド509を、紙幣503に搬送力を与える搬送ローラ513又は搬送ベルト515の周囲に設けることで、搬送ローラ513又は搬送ベルト515に紙幣が挟まることを防止し、分岐部500における搬送ジャムを、より効果的に抑制することができる。、
なお、本実施形態とは異なり可動搬送ガイド509を有さず、切替ゲート504を退避する空間のみを有する場合は、紙幣等に搬送力を与える搬送ローラ若しくは搬送ベルトの形成する面、及び切替ゲート504と対向しない位置にある搬送ガイド502、505の形成する搬送面701と、切替ゲート504を退避する退避空間の底面との距離が広がり、曲がった紙幣等が搬送ガイド505に衝突し易くなり、また、衝突する際の衝突角が可動搬送ガイドを有するときよりも急な角度となり、安定した紙幣搬送の妨げとなる。
図9は、図5のX−X’断面等の可動搬送ガイド509を有する分岐部500において、切替ゲート504が搬送路530と搬送路532とにより形成される搬送路を選択、切替えし、搬送路530から搬送路532に紙幣が搬送される状態を示す。
切替ゲート504は、上流側の搬送路530から搬送される紙幣503を、下流側の搬送路532へ振り分ける。この際、駆動源517は、切替ゲート504を図9の矢印S方向に回転、移動し、回転、移動された切替ゲート504は、可動搬送ガイド509と干渉、当接し、可動搬送ガイド509を押圧する。バネ510によりP方向に付勢され、図6の状態を保持していた可動搬送ガイド509は、切替ゲート504の押圧により、矢印Q方向に回転し、図7の搬送面701から離れる方向に退避する。可動搬送ガイド509が退避することにより、切替ゲート504を退避する空間である退避空間が形成される。形成された退避空間に切替ゲート504を退避することにより、切替ゲート504の案内面5042と、搬送ガイド501、508とが第二の搬送路を形成する。
紙幣503は、切替ゲート504の案内面5042を含む搬送面702と、搬送ガイド508を含む搬送面703とにより形成される第二の搬送路の搬送面と擦れながら、搬送される方向を矢印Aから矢印Cの方向に変えていくこととなる。
このように、可動搬送ガイド509が退避することにより、切替ゲート504が突出することなく、第二の搬送路の搬送面702を形成し、紙幣の進路を強制し、分岐部500における紙幣の搬送ジャムを防止することが可能となる。
なお、本実施形態とは異なり可動搬送ガイド509を有さず、切替ゲート504を退避する空間を有さない場合は、切替ゲート504が搬送面702から突出し紙幣搬送の障害となり、安定した紙幣搬送の妨げとなる。
また、図8、図9で説明したように、本実施形態では、切替ゲート504が紙幣を異なる搬送路に振り分けるのであって、可動搬送ガイド509は、搬送先を振り分けるためには利用しない。
続いて、図8、図9の分岐部が双方向に搬送可能な双方向搬送路であった場合について説明する。
図10は、図8と逆方向に紙幣が搬送される場合を示し、図11は、図9と逆方向に紙幣が搬送される場合を示した図である。
図10は、分岐部500において、切替ゲート504が搬送路530と搬送路531とにより形成される搬送路を選択、切替えし、搬送路531から搬送路530に紙幣が搬送される状態を示す。
切替ゲート504は、上流側の搬送路531から搬送される紙幣503を、下流側の搬送路530へ案内する。この際、駆動源517は、切替ゲート504を図8の矢印R方向に回転移動し、回転移動された切替ゲート504は、可動搬送ガイド509と干渉、当接を回避した状態となる。一方、可動搬送ガイド509は、バネ510により矢印P方向に付勢され、上側ストッパ511が搬送ガイド502の裏面に当接した状態で保持される。可動搬送ガイド509と干渉、当接を回避した切替ゲート504の案内面5041と、搬送ガイド502の裏面に当接した状態となった可動搬送ガイド509の案内面5091とが、第一の搬送路を形成する。
紙幣503は、切替ゲート504の案内面5041を含む搬送面704と、可動搬送ガイド509の案内面5091を含む搬送面701により形成される第一の搬送路の搬送面と擦れながら、搬送される方向を矢印Eから矢印Dの方向に変えていくこととなる。なお、ばね510は、紙葉の搬送する荷重では押し戻されない程度の荷重にて付勢することにより、可動搬送ガイド509が搬送ガイドとしての役割を果たしている。
このように、可動搬送ガイド509を有することにより、第一の搬送路を介して切替ゲート504の案内面5041に対向する面にも、紙幣の搬送を案内する案内面5091により搬送面701を形成することが可能となる。これにより、紙幣の逸脱する余地を与えないように紙幣の進路を強制し、下流側の搬送路531を形成するガイド505において紙幣が衝突や引っかかることを防止し、分岐部500における紙幣の搬送ジャムを抑制することができる。
特に、可動搬送ガイド509を、紙幣503に搬送力を与える搬送ローラ513又は搬送ベルト515の周囲に設けることで、搬送ローラ513又は搬送ベルト515に紙幣が挟まることを防止し、分岐部500における搬送ジャムを、より効果的に抑制することができる。
なお、本実施形態とは異なり可動搬送ガイド509を有さず、切替ゲート504を退避する空間のみを有する場合は、紙幣等に搬送力を与える搬送ローラ又は搬送ベルトとの形成する面と、切替ゲート504を退避する空間を形成する面との間が広がり、曲がった紙幣等が搬送ガイド502に衝突し易くなり、安定した紙幣搬送の妨げとなる。
図11は、分岐部500において、切替ゲート504が搬送路530と搬送路532とにより形成される第二の搬送路を選択、切替えし、搬送路532から搬送路530に紙幣が搬送される状態を示す。
切替ゲート504は、上流側の搬送路532から搬送される紙幣503を、下流側の搬送路530へ案内する。この際、駆動源517は、切替ゲート504を図8の矢印S方向に回転、移動し、回転、移動された切替ゲート504は、可動搬送ガイド509と干渉、当接し、可動搬送ガイド509を押圧する。バネ510によりP方向に付勢され、状態を保持していた可動搬送ガイド509は、切替ゲート504の押圧により、矢印Q方向に回転し、図7の搬送面701から離間する方向に退避する。可動搬送ガイド509が退避することにより、切替ゲート504を退避する空間である退避空間が形成される。形成された退避空間に切替ゲート504を退避することにより、切替ゲート504の案内面5042と、搬送ガイド501、508とが、第二の搬送路を形成する。
紙幣503は、切替ゲート504の案内面5042を含む搬送面702と、搬送ガイド501、508を含む搬送面703とにより形成される第二の搬送路の搬送面と擦れながら、搬送される方向を矢印Fから矢印Dの方向に変えていくこととなる。
このように、可動搬送ガイド509が退避することにより、切替ゲート504が突出することなく、第二の搬送路の搬送面を形成し、紙幣の進路を強制し、分岐部500における紙幣の搬送ジャムを送防止することが可能となる。
なお、本実施形態と異なり、可動搬送ガイド509を有さず、切替ゲート504を退避する空間を有さない場合は、切替ゲート504が紙幣搬送の障害となり、安定した紙幣搬送の妨げとなる
図12、13を用いて、切替ゲート504が切替える搬送路530及び搬送路531により形成される第一の搬送路と搬送路530及び搬送路532により形成される第二の搬送路とのいずれにも可動搬送ガイド504、1002を設けた第二の実施形態について説明する。
分岐部500は、搬送路530を構成する一対の搬送ガイド501、502と、搬送路531を構成する一対の搬送ガイド505、506と、搬送路532を構成する一対の搬送ガイド507、508と、搬送路530及び搬送路531により形成される第一の搬送路と搬送路530及び搬送路532により形成される第二の搬送路とを切り替える切替ゲート504、切替ゲート504の一の面5041に対向し、搬送路531を形成する可動搬送ガイド509と、切替ゲート504の他の面5042に対向し、第二の搬送路を形成する可動搬送ガイド1002と、紙幣を搬送するための搬送ローラ513、搬送ベルト515と、を備える。なお、第二の実施形態においては、搬送ガイド502と搬送ガイド505は一部品で構成している。
図12に示すように、可動搬送ガイド1002は、バネ1003により矢印U方向に付勢されており、紙幣が搬送されることにより生じる荷重では押し戻されない状態となっている。すなわち、バネ1003は、可動搬送ガイド1002を搬送面703を形成する位置に保持する保持部としての役割を果たす。また、可動搬送ガイド1002は、矢印U方向の回転限度を決める上側ストッパ1004を備え、上側ストッパ1004が、搬送ガイド501の形成する搬送路530の裏面に当接することにより、矢印U方向の回転が規制される。
第二の搬送路において紙幣が搬送される場合には、可動搬送ガイド1002の紙幣の案内面10021は、搬送ガイド501、508と共に搬送面703を形成する。なお、切替ゲート504と対向し、可動搬送ガイド1002を備えない搬送ガイド501、508の部分は、空間535と同様に、搬送面704に対し凹構造を有しており、切替ゲートを退避することが可能となっている。
図13に示すように、搬送ガイド501は、T方向の回転限度を決める下側ストッパ1005を備え、可動搬送ガイド1002の上側ストッパ1004が、下側ストッパ1005に当接することにより、可動搬送ガイド1002が矢印T方向に回転するのを規制する。バネ1003によりU方向に付勢されていた可動搬送ガイド1002は、切替ゲート504の押圧により、矢印T方向に回転し、搬送面703から離れる方向に退避する。
第一の搬送路において紙幣が搬送される場合には、可動搬送ガイド1002が退避することにより、切替ゲート504を退避する空間である退避空間が形成される。形成された退避空間に切替ゲート504を退避することにより、切替ゲート504の案内面5041と、可動搬送ガイド509の案内面5091とが、第一の搬送路を形成する。
以上のように、可動搬送ガイド1002は、搬送される紙幣を案内する搬送面を形成する第一の状態と、切替ゲート504を退避(第二の搬送路に凹部)する第二の状態とで可動である。
なお、可動搬送ガイド509と切替ゲート504とによる搬送路の切り替えについては第一の実施形態と同様なので、これらについては説明を省略する。
続いて、分岐部において、紙幣が搬送される場合の動作の詳細について説明する。
図12は、分岐部500において、切替ゲート504が搬送路530と搬送路532とにより形成される第二の搬送路を選択、切替えし、搬送路530から搬送路532に紙幣が搬送される状態を示す。
切替ゲート504は、上流側の搬送路530から搬送される紙幣503を、下流側の搬送路532へ振り分ける。この際、切替ゲート504は、図8の矢印S方向に回転、移動し、回転、移動された切替ゲート504は、可動搬送ガイド1002と干渉又は当接を回避した状態となる。一方、可動搬送ガイド1002は、バネ1003により矢印U方向に付勢され、上側ストッパ1004が搬送ガイド501の裏面に当接した状態となる。可動搬送ガイド1002と干渉、当接を回避した切替ゲート504の案内面5042を含む搬送面702と、搬送ガイド501の裏面に当接した状態となった可動搬送ガイド1002の案内面10021を含む搬送面702とが、第二の搬送路を形成する。
紙幣503は、可動搬送ガイド1002の案内面10021を含む搬送面703と、切替ゲート504の案内面5042、とにより形成される第二の搬送路の搬送面と擦れながら、搬送される方向を矢印Aから矢印Cの方向に変えていくこととなる。なお、バネ510は、紙幣の搬送する荷重では押し戻されない程度の荷重にて付勢することにより、可動搬送ガイド1002としての役割を果たしている。
このように、可動搬送ガイド1002を有することにより、第二の搬送路を介して切替ゲート504の案内面5042に対向する面にも、紙幣の搬送を案内する案内面10021により搬送面703を形成することが可能となる。これにより、紙幣の逸脱する余地を与えないように紙幣の進路を強制し、下流側の第二の搬送路を形成するガイド508において紙幣が衝突や引っかかることを防止し、分岐部500における紙幣の搬送ジャムを抑制することができる。
なお、本実施形態とは異なり可動搬送ガイド1002を有さず、切替ゲート504を退避する空間のみを有する場合は、切替ゲート504と対向しない位置にある搬送ガイド501、508の形成する搬送面703と、切替ゲート504を退避する退避空間の底面との距離が広がり、曲がった紙幣等が搬送ガイド508に衝突し易くなり、また、衝突する際の衝突角が可動搬送ガイドを有するときよりも急な角度となり、安定した紙幣搬送の妨げとなる。
なお、紙幣が搬送路532から搬送路530へ搬送される場合でも、切替ゲート504、可動搬送ガイド509、1002の動作は同様である。
図13は、分岐部500において、切替ゲート504が搬送路530と搬送路531とにより形成される第一の搬送路を選択、切替えし、搬送路530から搬送路531に紙幣が搬送される状態を示す。
切替ゲート504は、上流側の搬送路530から搬送される紙幣503を、下流側の搬送路531へ振り分ける。この際、駆動源517は、切替ゲート504を図13の矢印R方向に回転、移動し、回転、移動された切替ゲート504は、可動搬送ガイド1002と干渉、当接し、可動搬送ガイド1002を押圧する。バネ1003によりU方向に付勢され、図12の状態を保持していた可動搬送ガイド1002は、切替ゲート504の押圧により、矢印T方向に回転し、図7の搬送面703から離れる方向に退避する。可動搬送ガイド1002が退避することにより、切替ゲート504を退避する空間である退避空間が形成される。形成された退避空間に切替ゲート504を退避することにより、切替ゲート504、搬送ガイド501、506と、可動搬送ガイド509、搬送ガイド502、505とが第一の搬送路を形成する。
紙幣503は、切替ゲート504の案内面5041を含む搬送面704と、可動搬送ガイド509の案内面5091を含む搬送面701とにより形成される搬送路531の搬送面と擦れながら、搬送される方向を矢印Aから矢印Bの方向に変えていくこととなる。
このように、可動搬送ガイド1002が退避することにより、切替ゲート504が突出することなく、第一の搬送路の搬送面704を形成し、紙幣の進路を強制し、分岐部500における紙幣の搬送ジャムを防止することが可能となる。
なお、本実施形態とは異なり可動搬送ガイド1002を有さず、切替ゲート504を退避する空間を有さない場合は、切替ゲート504が搬送面704から突出し紙幣搬送の障害となり、安定した紙幣搬送の妨げとなる。
第一の実施形態、第二の実施形態により説明した可動搬送ガイドは、図3で示した切替ゲート281−283、291−295に対向する位置に配置することが可能である。
例えば、複数の紙葉収納庫311−314に共通して紙幣を搬送する搬送路270と、共通して紙葉を搬送する搬送路270とそれぞれの紙幣収納庫311−314とを接続する搬送路271−274とを分岐する部分に、第一の実施形態、第二の実施形態の分岐部500を設けてもよい。
かかる構成を有することにより、紙幣収納庫に紙幣を搬送する第一の搬送路の紙幣搬送を安定することが可能となり、紙幣収納庫近辺でのジャムを抑制し、セキュリティを確保することができる。
また、例えば、第一の実施形態、第二の実施形態で示した搬送ガイドは、搬送路が屈曲する屈曲部が、連続するところにある分岐部に配置するとよい。
紙幣取扱装置を小型化するために、搬送路を紙幣取扱装置の空いたスペースに配置しようとすると、搬送路が屈曲部を有することがある。このような屈曲部に紙幣が到達した際には、屈曲している搬送路面に紙幣が沿うことで紙幣の搬送方向が曲がり、今まで紙幣が進行していた方向とは曲げられるため、紙幣の先端の方向が安定せず、先端が搬送ガイド内で上下に振られ、切替ゲートを有する分岐部においてジャムが発生し易くなる。
特に屈曲部が連続する箇所、図3のV等では紙幣の先端が安定しないため、ジャムが発生し易くなるが、切替ゲート504とともに可動搬送ガイド509を有することで、紙幣の暴れを小さいうちに矯正することができ、暴れの少ない搬送つまり安定した紙幣の搬送が可能となる。
第一の実施形態、第二の実施形態の可動搬送ガイドは、切替ゲートによる押圧から開放されると搬送路の搬送面を形成し、切替ゲートにより押圧されると切替ゲートの退避位置を退避する空間を形成する構成としたが、可動搬送ガイドが、搬送される紙幣を案内する搬送面位置(第一の状態ともいう)と、切替ゲートを退避する退避位置(第二の状態ともいう)を有するもの又は凹部を形成するものであれば、当該構造に限るものではない。また、切替ゲート、可動搬送ガイドは、軸を有し、回転移動する形態について示したが、平行移動する構造であっても、退避することができれば良い。
例えば、可動搬送ガイドに直接駆動源を設け、切替ゲートの動作に連動させ、可動搬送ガイドの搬送面位置と退避位置とを移動させてもよい。また、可動搬送ガイドが搬送路の幅方向にスライドする構造でもよい。なお、第一の実施形態、第二の実施形態のようにバネ等の弾性体を用いて上下方向に可動搬送ガイドが移動可能な構造とすることにより、低コストで、高速に切替え動作が可能となる。
また、第一の実施形態で示したように可動搬送ガイドは、切替ゲートに対向し、搬送ローラの両側にのみ設けているが、搬送路全面に設けても良いし、搬送路を介して切替ゲートに対向する全ての位置又は一部に設けても良い。なお、第一の実施形態で示したように可動搬送ガイドを、切替ゲートに対向し、搬送ローラの両側にのみ配置することにより、紙幣の搬送ジャムが特に発生し易い部分に搬送面を形成し、低コストで安定した紙幣の搬送が可能となる。
紙幣を取り扱う紙幣取扱装置について説明したが、紙幣を含む紙葉を取扱う紙葉取扱装置に関するものであってもよい。
100…現金自動取引装置、110…カード・明細票処理部、120…顧客操作部、130…本体制御部、140…外部インターフェース部、150…係員操作部、160…外部記憶装置、170…電源部、180…通帳処理部、200…紙葉取扱装置、202…上部紙葉機構、204…下部紙葉機構、210…入出金部、212…シャッタ、220…紙葉判別部、230…一時収納庫、240…装填回収庫、251-257,260,270-275…搬送路、281-283,291-295…切替ゲート、300…金庫、302…開口部、304…連結部、310…リジェクト庫、311−314…紙幣収納庫、330…制御部、500…分岐部、501、502…搬送ガイド、503…紙幣、504…切替ゲート、505−508…搬送ガイド、509…可動搬送ガイド、510…バネ、511…上側ストッパ、512…下側ストッパ、513…搬送ローラ、515…搬送ベルト、517…駆動源、530−532…搬送路、535…空間、701−704…搬送路の搬送面、1002…可動搬送ガイド、1003…バネ、1004…上側ストッパ、1005…下側ストッパ、5041、5042…切替ゲートの案内面、5091…搬送ガイドの案内面、10021…搬送面

Claims (6)

  1. 紙葉を取り扱う紙葉取扱装置であって、
    紙葉が双方向に搬送される搬送路と、
    紙葉を搬送する搬送ローラと、
    前記搬送路が分岐する分岐部と、
    前記分岐部において、前記搬送路を切替える切替ゲートと、
    前記搬送路の搬送面を形成する搬送ガイドと、
    前記切替ゲートと対向し、前記搬送路の搬送面を形成し、可動である可動搬送ガイドと、を備え、
    前記可動搬送ガイドを、前記搬送路の幅方向に、前記搬送ローラを挟む位置に配置し、
    前記切替ゲートは、前記可動搬送ガイドを押下可能であり、
    前記搬送路は、第一の搬送路と第二の搬送路とを含み、
    前記分岐部は、前記第一の搬送路と前記第二の搬送路とを分岐し、
    前記切替ゲートは、前記分岐部において、第一の案内面と第二の案内面とを有し、前記第一の案内面に切替えて前記第一の搬送路を形成し、前記第二の搬送路を遮断し、
    前記可動搬送ガイドは、前記搬送ガイドの案内面の裏側に当接する第一のストッパと、該可動搬送ガイドの案内面の裏側に設けられ、前記搬送ガイドが備える第二のストッパに当接する当接部とを有し、前記第一のストッパが前記搬送ガイドの案内面の裏側に当接する、又は前記第二のストッパが前記当接部に当接することにより、前記第一の搬送路又は前記第二の搬送路のいずれかを形成することを特徴とする紙葉取扱装置。
  2. 請求項1に記載の紙葉取扱装置であって、
    前記切替ゲートを前記搬送路の幅方向に複数配置し、
    前記可動搬送ガイドは、前記複数の切替ゲートのうちの一部と対向し、前記搬送路の搬送面を形成する紙葉取扱装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載の紙葉取扱装置であって、
    前記可動搬送ガイドは、前記第一の案内面と対向し、前記第一の搬送路の搬送面を形成する第一の状態と、前記第一の搬送路に凹部を形成する第二の状態とを有することを特徴とする紙葉取扱装置。
  4. 請求項1に記載の紙葉取扱装置であって、
    前記切替ゲートを前記第一の搬送路又は前記第二の搬送路の幅方向に複数配置し、
    前記可動搬送ガイドは、前記複数の切替ゲートのうちの一部と対向し、前記第一の搬送路又は前記第二の搬送路の搬送面を形成する紙葉取扱装置。
  5. 請求項3に記載の紙葉取扱装置であって、
    前記可動搬送ガイドを前記第一の状態における第一の位置と、前記第二の状態における第二の位置とで移動させる駆動部を備え、
    前記駆動部は、前記切替ゲートが前記搬送路を切替える切替え動作に伴い、前記可動搬送ガイドを前記第一の位置と第二の位置とで移動させることを特徴とする紙葉取扱装置。
  6. 請求項5に記載の紙葉取扱装置であって、
    前記駆動部は、前記可動搬送ガイドを前記第一の位置に保持する保持部と、前記切替ゲートとを有し、
    前記可動搬送ガイドは、
    前記保持部が前記可動搬送ガイドを前記第一の位置に保持する力に抗して、前記切替ゲートが前記可動搬送ガイドを押圧することにより、前記第一の位置から前記第二の位置に移動し、
    前記切替ゲートが、前記可動搬送ガイドに対する押圧を解放することにより、前記保持部材の保持する力により前記第二の位置から前記第一の位置を形成するよう移動することを特徴とする紙葉取扱装置。
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