JP5641889B2 - スプライシング誤作業防止方法 - Google Patents

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Description

本発明は、基板上に部品を装着する部品実装機においてフィーダにリールを誤装着してスプライシングを行ったときに誤実装を発生させないようにしたスプライシング誤作業防止方法に関する。
フィーダからなる部品供給装置を備えた部品実装機においては、フィーダに多数の部品を収容したテープを巻回したリールが着脱可能に取付けられ、部品切れが生ずる場合には、スプライシングによって部品の補給を行うようになっている。すなわち、フィーダに取付けた現リールに収容された部品の残量が少なくなると、現リールを同じ種類の部品を収容した次リールに交換し、次リールに巻回したテープを部品の残量が少なくなったテープに接続するスプライシングを行い、かかるスプライシングによって部品を補給し、部品の供給作業を継続して行えるようにしている。かかるスプライシング時においては、部品の誤実装を防止するために部品照合を実行している。
例えば、特許文献1に記載の発明では、現リール(部品ユニット)の部品が無くなって次リールに交換する作業が必要になったときに、先ず、次リールの識別情報を読取って予め記憶している実装情報の識別情報(部品種データおよびリール固有データ)と照合する。この照合により両部品種データが一致しているときは、次リールの種類が正しいと認識する。次に、読取った次リールの識別情報を前回のリール交換作業時に読取った現リールの識別情報と照合する。この照合により両リール固有データが一致していないときは、現リールの識別情報の二度読み等の問題が生じていないこととなり、正しい次リールであると認識する。
また、特許文献2に記載の発明では、次リール(テーピング電気部品)の識別情報(識別情報)を読取ってからスプライシング作業を行い、その後にテープの接続部を検出するまでの時間が基準時間内であるときに、読取識別情報はスプライシング作業に伴って読取られた情報であると判定し、読取識別情報と予め記憶されている基準識別情報とを照合する。この照合により両識別情報が一致しているときは、正しい部品を収容したテープが接続されたと認識する。
特開2006−135023号公報(段落番号0081〜0088、図4) 特開2000−13092号公報(段落番号0115、図32)
上述の特許文献1に記載の発明では、現リールを次リールに交換した後に上記2回の識別情報の照合作業を行い、正しい次リールに交換されたと認識してからスプライシング作業を行うことにより部品の誤実装を防止できる。ところが、リール交換は作業者が行う作業であるため、定められた手順通りに行われる保証はなく、上記2回の識別情報の照合作業を行った後に現リールを次リールに交換した場合は、以下のような問題が発生するおそれがある。
すなわち、2回の識別情報の照合作業を行った次リールに収容されたA種の部品とは異なるB種の部品が収容されたリールを次リールと勘違いして交換してしまった場合である。この場合、A種の部品とB種の部品が異なる形状のものであれば、A種の部品を部品実装機の吸着ノズルによって吸着した際に、吸着ノズルによって吸着された部品を撮像する部品認識用カメラで撮像した画像を処理することによって、誤った部品が吸着されていることを検出できる。ところが、A種の部品とB種の部品の形状がほぼ同じ場合には、画像処理によっては異常を検出することができず、誤った部品が基板に装着されることになる。
また、上述の特許文献2に記載の発明では、次リールの識別情報の読取り時からフィーダによるテープの接続部の検出時までの時間が基準時間内であれば、正しい部品を収容したテープが接続されたと認識している。ところが、スプライシングは作業者が行う作業であるため、次リールの識別情報を読取ったときは正しい次リールであっても、次リールに収容されたA種の部品とは異なるB種の部品が収容されたリールを次リールと勘違いしてスプライシング作業を行ってしまったときは、上述の理由により誤った部品が基板に装着されることになる。
以上のように、特許文献1,2に記載の発明では、次リールに収容されたA種の部品とは異なるB種の部品が収容されたリールに交換されたり該リールのテープが繋げられても、システム的にチェックすることができず、正しくないB種の部品が吸着ノズルに吸着されたり、基板に装着されることになり、後工程が煩雑となる問題がある。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、フィーダにリールを誤装着してスプライシングを行ったときに誤実装の発生を防止できるスプライシング誤作業防止方法を提供することにある。
上述した課題を解決するために、請求項1に係る発明の構成上の特徴は、部品実装機の部品供給装置に設けられたスロットに装着されたフィーダに着脱可能に装着され、多数の部品を収容したテープが巻回された現リールに巻回された前記テープに次に前記フィーダに装着される次リールに巻回された前記テープを接続するスプライシングの誤作業防止方法であって、前記現リールの識別情報を読取手段により読取り、前記現リールに巻回された前記テープに収容された現リール部品の部品種を識別する現リール部品種識別工程と、前記次リールとして前記フィーダ近傍に搬入された搬入リールの識別情報を前記読取手段により読取り、前記搬入リールに巻回された前記テープに収容された搬入リール部品の部品種を識別する搬入リール部品種識別工程と、スプライシング後に前記次リールとして前記フィーダに装着された装着リールの識別情報を前記読取手段により読取り、前記装着リールに巻回された前記テープに収容された装着リール部品の部品種を識別する装着リール部品種識別工程と、前記現リール部品種識別工程で識別された前記現リール部品の部品種と前記搬入リール部品種識別工程で識別された前記搬入リール部品の部品種とが同一であっても、前記現リール部品種識別工程で識別された前記現リール部品の部品種と前記装着リール部品種識別工程で識別された前記装着リール部品の部品種とが異なる場合にスプライシングの誤作業と判定する判定工程と、を含むことである。
請求項2に係る発明の構成上の特徴は、部品実装機の部品供給装置に設けられたスロットに装着されたフィーダに着脱可能に装着され、多数の部品を収容したテープが巻回された現リールに巻回された前記テープに次に前記フィーダに装着される次リールに巻回された前記テープを接続するスプライシングの誤作業防止方法であって、前記現リールの識別情報を読取手段により読取り、前記現リールに巻回された前記テープに収容された現リール部品の部品種を識別する現リール部品種識別工程と、前記次リールとして前記フィーダ近傍に搬入された搬入リールの識別情報を前記読取手段により読取り、前記搬入リールに巻回された前記テープに収容された搬入リール部品の部品種を識別する搬入リール部品種識別工程と、スプライシング後に前記次リールとして前記フィーダに装着された装着リールの識別情報を前記読取手段により読取り、前記装着リールに巻回された前記テープに収容された装着リール部品の部品種を識別する装着リール部品種識別工程と、前記現リールの識別情報の前記読取手段による読取りから前記装着リールの識別情報の前記読取手段による読取りまでの経過時間が第1所定時間以上である場合にスプライシングの誤作業と判定する判定工程と、を含むことである。
請求項3に係る発明の構成上の特徴は、請求項に記載のスプライシング誤作業防止方法において、前記判定工程は、前記現リールの識別情報の前記読取手段による読取りから前記装着リールの識別情報の前記読取手段による読取りまでの経過時間が第1所定時間より短い第2所定時間以下である場合にスプライシングの誤作業と判定することである。
請求項4に係る発明の構成上の特徴は、請求項1に記載のスプライシング誤作業防止方法において、前記装着リール部品種識別工程は、スプライシング後に前記装着リールが前記フィーダに装着されたことを検知した状態で、前記次リールとして前記フィーダに装着された装着リールの識別情報を前記読取手段により読取り、前記装着リールに巻回された前記テープに収容された装着リール部品の部品種を識別し、前記判定工程は、前記装着リールが前記フィーダに装着されたことを検知し、かつ前記現リール部品種識別工程で識別された前記現リール部品の部品種と前記装着リール部品種識別工程で識別された前記装着リール部品の部品種とが異なる場合にスプライシングの誤作業と判定することである。
請求項5に係る発明の構成上の特徴は、請求項1に記載のスプライシング誤作業防止方法において、前記装着リール部品種識別工程は、スプライシング後に前記次リールとして前記フィーダに装着された前記装着リールに付された識別手段を前記フィーダに取付けられた読取手段により読取り、前記判定工程は、前記読取手段が前記識別手段を読取ったことから前記装着リールが前記フィーダに装着されたことを認識し、かつ前記現リール部品種識別工程で識別された前記現リール部品の部品種と前記装着リール部品種識別工程で識別された前記装着リール部品の部品種とが異なる場合にスプライシングの誤作業と判定することである。
請求項6に係る発明の構成上の特徴は、請求項1〜5の何れか一項に記載のスプライシング誤作業防止方法において、前記装着リール部品種識別工程は、前記装着リールの識別情報の前記読取手段による読取りがスプライシング後の新しい前記テープから前記部品が取出されるまでに行われなかった場合、前記装着リールが装着された前記フィーダからの前記部品の供給を停止することである。
請求項1に係る発明によれば、現リールの識別情報を読取手段により読取って現リール部品の部品種を識別するようにしている。よって、例えば隣接するフィーダに装着されているリールを現リールと間違えて識別情報を読取り、誤った現リール部品の部品種を識別してしまうような事態を防止することができる。また、次リールとして搬入リールの識別情報を読取手段により読取って搬入リール部品の部品種を識別するようにしている。よって、誤った部品が収容されたリールが搬入されたときにはスプライシングに移行せず無駄な作業の発生を防止することができる。また、スプライシング後に次リールとしてフィーダに装着された装着リールの識別情報を読取手段により読取って装着リール部品の部品種を識別するようにしている。よって、正しい部品が収容されたリールに交換され該リールのテープが繋げられたことをシステム的にチェックすることができ、誤った部品が基板に装着されることを防止することができる。
請求項2に係る発明によれば、現リールの識別情報の読取りから装着リールの識別情報の読取りまでの経過時間が第1所定時間以上である場合にスプライシングの誤作業と判定するようにしている。上記経過時間が第1所定時間以上であるときは、現リールの識別情報の読取りから装着リールの識別情報の読取りまでの読取作業が一連の作業として行われず、その間に別の作業が不正に行われた可能性が高い。しかし、作業時間に制限をかけて読取作業が制限時間以上掛かったときはスプライシングの誤作業と判定するので、読取作業に専念でき不正作業を防止することができる。
請求項3に係る発明によれば、現リールの識別情報の読取りから装着リールの識別情報の読取りまでの経過時間が第2所定時間以下である場合にスプライシングの誤作業と判定するようにしている。上記経過時間が第2所定時間以下であるときは、スプライシング作業が省略された可能性が高い。しかし、作業時間に制限をかけて読取作業が制限時間以下しか掛からなかったときはスプライシングの誤作業と判定するので、スプライシング作業忘れを防止することができる。
請求項4に係る発明によれば、装着リールがフィーダに装着されたことを検知し、かつ現リール部品の部品種と装着リール部品の部品種とが異なる場合にスプライシングの誤作業と判定するので、スプライシング作業忘れを防止することができる。
請求項5に係る発明によれば、装着リールがフィーダに装着されたことを検知し、かつ現リール部品の部品種と装着リール部品の部品種とが異なる場合にスプライシングの誤作業と判定するので、スプライシング作業忘れを防止することができる。
請求項6に係る発明によれば、装着リールの識別情報の読取手段による読取りがスプライシング後の新しいテープから部品が取出されるまでに行われなかった場合、装着リールが装着されたフィーダからの部品の供給を停止するようにしているので、誤った部品が基板に装着されることを防止することができる。

本発明に係るスプライシング誤作業防止方法の一実施の形態を実現可能な部品実装システムを示す斜視図である。 図1の部品実装システムのフィーダおよびその周辺部を示す概略図である。 図1の部品実装システムの制御装置の主要部を示すブロック構成図である。 図1の部品実装システムの端末機を示す平面図である。 本発明に係るスプライシング誤作業防止方法の第1の実施の形態を説明するためのフローチャートである。 本発明に係るスプライシング誤作業防止方法に使用されるリール番号と部品種との対応関係を示すテーブル構成例を示す図である。 本発明に係るスプライシング誤作業防止方法の第2の実施の形態を説明するためのフローチャートである。 本発明に係るスプライシング誤作業防止方法の第3の実施の形態を説明するためのフローチャートである。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。なお、以下の説明において、基板の搬送方向をX軸方向と称し、水平面内においてX軸方向に直角な方向をY軸方向と称し、X軸方向とY軸方向とに直角な方向をZ軸方向と称する。図1に示すように、本発明のスプライシング誤作業防止方法を実現する部品実装システムは、基板搬送装置10と、部品供給装置20および部品装着装置40を有する部品実装機1をX軸方向に複数台(図1では2台示す)直列に配置して構成された部品実装ラインと、部品実装ラインを制御する制御装置60(図3参照)と、該制御装置60と通信可能な端末機80(図4参照、本発明の「読取手段」に相当する)とから構成されている。
部品供給装置20には、フィーダ21を着脱可能に装着するスロット22(図2参照)がX軸方向に複数直列に設けられている。図2に示すように、フィーダ21には、多数の部品Pを間隔を有して一列に収容したテープ24が巻回されたリール23が着脱可能に保持されている。フィーダ21の内部には、テープ24をピッチ送りする駆動源となるモータ25によって駆動されるスプロケット26が回転可能に支承され、このスプロケット26にテープ24に形成された送り穴が係合されている。さらに、フィーダ21には、テープ24のスプライシング部(接続部)を検出するスプライシング検出装置27が設けられている。また、フィーダ21には、モータ25を制御するための制御部28が内蔵されている。
フィーダ21は、スロット22にスライド可能に係合されるようになっており、フィーダ21の差込み側の先端には、スロット22に設けられ制御装置60に接続された通信コネクタ29に接続可能な通信コネクタ30が設けられている。フィーダ21の通信コネクタ30は、フィーダ21がスロット22にスライドして装着されることにより、スロット22の通信コネクタ29に接続され、スロット22側からフィーダ21に電源が供給されるとともに、フィーダ21と制御装置60との間で必要な制御信号を送受信できるようになっている。リール23には、該リール23の識別情報を表わすバーコード32が貼付されている。このバーコード32は、端末機80によって読取られ、これによりリール23の識別情報が取得され、後述する制御装置60に送信されてRAM63に記憶される。
この部品供給装置20では、フィーダ21にリール23が保持され、スロット22にフィーダ21がスライド係合されると、リール23に巻回されたテープ24は、スプロケット26の回転によって1ピッチずつ送り出され、テープ24に収容された部品Pが、フィーダ21の先端部に設けられた部品供給位置21aに順次供給される。部品供給位置21aに供給された部品Pは、後述する部品装着装置40の吸着ノズル47に吸着され、基板搬送装置10によって部品実装位置に位置決めされた基板S上に装着される。そして、リール23に収容した部品Pの残量が少なくなると、スプライシングによって部品Pが補給される。
図1に示すように、基板搬送装置10は、一例として、2台の搬送装置11,12を並設したダブルコンベアタイプのものからなっている。搬送装置11,12は、部品装着装置40の基台41上にそれぞれ一対のガイドレール13a,13bを互いに平行に対向させてそれぞれ水平に並設し、これらガイドレール13a,13bによりそれぞれ案内される基板Sを支持して搬送する図略の一対のコンベアベルトを互いに対向させて並設して構成されている。また、基板搬送装置10には、所定位置に搬送された基板Sを持ち上げてクランプする図略のクランプ装置が設けられている。
この基板搬送装置10では、部品Pを実装する基板Sは、ガイドレール13a,13bにより案内されつつコンベアベルトによりX軸方向に部品実装位置まで搬送される。部品実装位置に搬送された基板Sは、クランプ装置によって部品装着位置に位置決めクランプされる。
図1に示すように、部品装着装置40は、XYロボットからなり、XYロボットは、基台41上に装架されて基板搬送装置10および部品供給装置20の上方に配設され、ガイドレール42に沿ってY軸方向に移動可能なY軸スライド43を備えている。Y軸スライド43は、Y軸サーボモータ44の出力軸に連結されたボールねじを有するボールねじ機構によってY軸方向に移動される。Y軸スライド43には、X軸スライド45がY軸方向と直交するX軸方向に移動可能に案内されている。Y軸スライド43にはX軸サーボモータ46が設置され、このX軸サーボモータ46の出力軸に連結された図略のボールねじ機構によってX軸スライド45がX軸方向に移動される。X軸スライド45上には、部品Pを吸着するZ軸方向に移動可能な吸着ノズル47を保持した部品装着ヘッド48が設けられている。また、X軸スライド45上には、基板認識用カメラ49が設けられている。また、基台41上には、部品認識用カメラ50が固定されている。
この部品装着装置40では、部品実装位置に位置決めされた基板S上に設けられた基板マークが、基板認識用カメラ49により検出される。そして、この基板マークの位置に基づいて部品装着ヘッド48がXY方向に位置補正される。また、吸着ノズル47に吸着された部品Pは、部品認識用カメラ50により部品供給装置20の部品供給位置21aから基板S上の所定位置に移動する途中で撮像され、吸着ノズル47の中心に対する部品Pの芯ずれ等が検出される。そして、この芯ずれ等に基づいて部品装着ヘッド48のXY方向等の移動量が補正さる。これにより、部品Pは基板S上の定められた座標位置に正確に装着される。
図3に示すように、制御装置60は、CPU61、ROM62、RAM63およびそれらを接続するバス64を備え、バス64には入出力インターフェース65が接続されている。この制御装置60は、部品実装ラインを制御する装置であるが、図3においては、部品供給装置20の制御系のみが示されている。すなわち、入出力インターフェース65には、端末機80との信号の送受信により部品照合プログラムを実行する部品照合部66、詳細は後述するが所定の作業間の経過時間を計測する計時部67、およびフィーダ21を駆動するフィーダ駆動部68等がそれぞれ接続されている。
制御装置60には、さらに、情報の入力を行うキーボードおよび情報等の表示を行う表示装置を備えた入出力装置69が接続されている。制御装置60のROM62には、部品照合プログラム、リール23の識別情報と該リール23に収容された部品の部品種情報との対応関係を表すテーブルT(図6参照)、並びに計時部67によって計測される所定の作業間の経過時間に制限をかけるための第1所定時間T1および該第1所定時間T1より短い第2所定時間T2等が保存されている。制御装置60のRAM63には、端末機80によって読取られるリール23の識別情報、計時部67によって計測される作業時間等が保存される。
図4に示すように、端末機80は、バーコード32の読取り機能を備えたバーコードリーダもしくは携帯情報端末機(PDA)等であり、液晶等でなる表示部81と、タッチキー等の入力部82と、光学式の読取部83とを備えている。この端末機80は、制御装置60と無線もしくは有線により通信可能に構成されている。端末機80が無線通信機能を備えているときは、作業者の行動範囲が規制されることはなく、離れた場所においても部品照合を確実に行うことができる。
次に、スプライシング誤作業防止方法の第1の実施形態について、図5に示すフローチャートおよび図6に示すテーブル構成例を参照して説明する。作業者は、フィーダ21に取付けた現リール23に収容された部品の残量が少なくなったことを確認したら、現リール23のバーコード32の識別情報を端末機80の読取部83により読取り、読取った識別情報を制御装置60に送信する(図5ステップ1、本発明の「現リール部品種識別工程」に相当する)。制御装置60は、作業者により端末機80から送信される現リール23の識別情報を入力したら、図6のリール識別情報と部品種情報との対応関係を表すテーブルTに基づいて現リール23に巻回されたテープ24に収容された現リール部品の部品種情報を識別する(図5ステップ2、本発明の「現リール部品種識別工程」に相当する)。例えば、読取れらた現リール23のリール番号が“a−1”であるとき、部品種は“AAA−1”と識別される。
作業者は、次リール23としてフィーダ21近傍に搬入された搬入リール23のバーコード32の識別情報を端末機80の読取部83により読取り、読取った識別情報を制御装置60に送信する(図5ステップ3、本発明の「搬入リール部品種識別工程」に相当する)。制御装置60は、作業者により端末機80から送信される搬入リール23の識別情報を入力したら、図6のリール識別情報と部品種情報との対応関係を表すテーブルTに基づいて搬入リール23に巻回されたテープ24に収容された搬入リール部品の部品種情報を識別する(図5ステップ4、本発明の「搬入リール部品種識別工程」に相当する)。
そして、制御装置60は、識別した搬入リール部品の部品種情報と現リール部品の部品種情報とが同一であるか否かを判断し(図5ステップ5)、両部品種情報が異なる場合は、次リール23として搬入されたリール23が誤りであると判断してエラーメッセージを端末機80の表示部81に表示する。そして、作業者は、エラーメッセージを確認したら、ステップ3に戻り、次リール23として別のリール23を搬入して該搬入リール23のバーコード32の識別情報を端末機80の読取部83により読取り、読取った識別情報を制御装置60に送信し、上述のステップ4以降の処理を実行する。
一方、ステップ5において、搬入リール部品の部品種情報と現リール部品の部品種情報とが同一である場合は、次リール23として搬入されたリール23が正しいと判断して搬入リール23は正しい旨のメッセージを端末機80の表示部81に表示する。そして、作業者は、搬入リール23は正しい旨のメッセージを確認したら、搬入リール23に巻回したテープ24を現リール23のテープ24に接続するスプライシングを行い(図5ステップ6、本発明の「装着リール部品種識別工程」に相当する)、現リール23をフィーダ21から取り外して次リールとして搬入リール23をフィーダ21に装着する。
作業者は、次リール23としてフィーダ21に装着された装着リール23のバーコード32の識別情報を端末機80の読取部83により読取り、読取った識別情報を制御装置60に送信する(図5ステップ7、本発明の「装着リール部品種識別工程」に相当する)。制御装置60は、スプライシング後の新しいテープ24から部品が取出されるまでに、装着リール23のバーコード32の識別情報が端末機80の読取部83により読取られたか否かを判断し(図5ステップ8、本発明の「装着リール部品種識別工程」に相当する)、装着リール23の識別情報が読取られていなかった場合、装着リール23が装着されたフィーダ21からの部品の供給を停止して生産中止指令を端末機80の表示部81に表示する(図5ステップ12、本発明の「判定工程」に相当する)。スプライシング後の新しいテープ24から部品が取出されるまでとは、例えば、次リール23が装着されてからスプライシング検出装置27が部品を検出するまで、もしくは、現リール23のテープ24の部品残数をカウントしていて部品残数をゼロになるまでが該当する。これにより、誤った部品が基板に装着されることを防止することができる。
一方、ステップ8において、装着リール23の識別情報が読取られた場合、制御装置60は、作業者により端末機80から送信される装着リール23の識別情報を入力したら、図6のリール識別情報と部品種情報との対応関係を表すテーブルTに基づいて装着リール23に巻回されたテープ24に収容された装着リール部品の部品種情報を識別する(図5ステップ9、本発明の「装着リール部品種識別工程」に相当する)。
そして、制御装置60は、識別した装着リール部品の部品種情報と現リール部品の部品種情報とが同一であるか否かを判断し(図5ステップ10、本発明の「判定工程」に相当する)、両部品種情報が異なる場合は、スプライシングが誤作業であると判定して生産中止指令を端末機80の表示部81に表示する(図5ステップ11,12、本発明の「判定工程」に相当する)。そして、作業者は、生産中止指令を確認したら、部品実装システムを停止させて現生産スケジュールにおける基板への部品の実装を中止する。一方、ステップ10において、装着リール部品の部品種情報と現リール部品の部品種情報とが同一である場合は、スプライシングが正しく行われたと判定して生産続行指令を端末機80の表示部81に表示する(図5ステップ13,14、本発明の「判定工程」に相当する)。そして、作業者は、生産続行指令を確認したら、現生産スケジュールにおける基板への部品の実装を続行する。
以上のように、本実施形態のスプライシング誤作業防止方法によれば、現リール23の識別情報を端末機80により読取って現リール部品の部品種を識別するようにしている。よって、例えば隣接するフィーダ21に装着されているリール23を現リール23と間違えて識別情報を読取り、誤った現リール部品の部品種を識別してしまうような事態を防止することができる。また、次リール23として搬入リール23の識別情報を端末機80により読取って搬入リール部品の部品種を識別するようにしている。よって、誤った部品が収容されたリール23が搬入されたときにはスプライシングに移行せず無駄な作業の発生を防止することができる。また、スプライシング後に次リール23としてフィーダ21に装着された装着リール23の識別情報を端末機80により読取って装着リール部品の部品種を識別するようにしている。よって、正しい部品が収容されたリール23に交換され該リール23のテープ24が繋げられたことをシステム的にチェックすることができ、誤った部品が基板に装着されることを防止することができる。
次に、スプライシング誤作業防止方法の第2の実施形態について、図5のフローチャートに対応させて示す図7のフローチャートを参照して説明する。なお、図7のステップにおいて図5のステップと同一動作は同一番号を付す。第2の実施形態のスプライシング誤作業防止方法は、第1の実施形態のスプライシング誤作業防止方法と比較して、ステップ21およびステップ22がステップ9とステップ10との間に追加された点で異なる動作となっており、ステップ9,21,22,10,11について以下に説明する。
制御装置60は、ステップ9において装着リール23の装着リール部品の部品種情報をテーブルTに基づいて識別したら、計時部67にて計測したステップ1における現リール23の識別情報の端末機80の読取部83による読取りからステップ7における装着リール23の識別情報の端末機80の読取部83による読取りまでの経過時間tが、予め設定されている第1所定時間T1以上であるか否かを判断する(図7ステップ21、本発明の「判定工程」に相当する)。そして、上記経過時間tが第1所定時間T1以上であるときは、スプライシングが誤作業であると判定して生産中止指令を端末機80の表示部81に表示する(図7ステップ11,12)。この生産中止は現リール23の部品が無くなった後に実行し、次リール23の部品での生産を中止するようにする。
ここで、第1所定時間T1とは、現リール23の識別情報の読取りから装着リール23の識別情報の読取までの読取作業が一連の作業として行われたときに掛かる最長時間である。上記経過時間tが第1所定時間T1以上であるときは、現リール23の識別情報の読取りから装着リール23の識別情報の読取までの読取作業が一連の作業として行われず、その間に別の作業が不正に行われた可能性が高い。しかし、作業時間に制限をかけて読取作業が制限時間以上掛かったときはスプライシングの誤作業と判定するので、読取作業に専念でき不正作業を防止することができる。
一方、ステップ21において、上記経過時間tが第2所定時間T1未満であるときは、さらに、経過時間tが予め設定されている第2所定時間T2以下であるか否かを判断する(図7ステップ22、本発明の「判定工程」に相当する)。そして、上記経過時間tが第2所定時間T2以下であるときは、スプライシングが誤作業であると判定して生産中止指令を端末機80の表示部81に表示する(図7ステップ11,12)。一方、ステップ22において、上記経過時間tが第2所定時間T1を越えているときは、装着リール部品の部品種情報と現リール部品の部品種情報とが同一であるか否かを判断し(図7ステップ10)、ステップ11以降の処理を実行する。
ここで、第2所定時間T2とは、現リール23の識別情報の読取りから装着リール23の識別情報の読取までの読取作業が一連の作業として行われたときに掛かる最短時間である。上記経過時間tが第2所定時間T2以下であるときは、スプライシング作業が省略された可能性が高い。しかし、作業時間に制限をかけて読取作業が制限時間以下しか掛からなかったときはスプライシングの誤作業と判定するので、スプライシング作業忘れを防止することができる。なお、ステップ22を省略してステップ21のみ実行するように構成してもよい。
次に、スプライシング誤作業防止方法の第3の実施形態について、図5のフローチャートに対応させて示す図8のフローチャートを参照して説明する。なお、図8のステップにおいて図5のステップと同一動作は同一番号を付す。第3の実施形態のスプライシング誤作業防止方法は、第1の実施形態のスプライシング誤作業防止方法と比較して、ステップ31がステップ6とステップ7との間に追加された点で異なる動作となっており、ステップ8を除くステップ6,31,7,9,10について以下に説明する。
作業者は、搬入リール23は正しい旨のメッセージを確認したら、搬入リール23に巻回したテープ24を現リール23のテープ24に接続するスプライシングを行い(図8ステップ6)、現リール23をフィーダ21から取り外して次リール23として搬入リール23をフィーダ21に装着する(図8ステップ31、本発明の「装着リール部品種識別工程」に相当する)。装着リール23がフィーダ21に装着されたことは、図2に示すように、フィーダ21におけるリール23の装着部に検知器31を設けることにより検知することができる。この検知器31は、接触式もしくは非接触式のオン・オフセンサであり、オン・オフ信号は制御装置60に有線もしくは無線により入力されるようになっている。
作業者は、次リール23としてフィーダ21に装着された装着リール23のバーコード32の識別情報を端末機80の読取部83により読取り、読取った識別情報を制御装置60に送信する(図8ステップ7)。制御装置60は、作業者により端末機80から送信される装着リール23の識別情報を入力したら、図6のリール識別情報と部品種情報との対応関係を表すテーブルTに基づいて装着リール23に巻回されたテープ24に収容された装着リール部品の部品種情報を識別する(図8ステップ9)。そして、制御装置60は、ステップ31において装着リール23がフィーダ21に装着されたことを検知器31からのオン信号により検知したら、装着リール部品の部品種情報と現リール部品の部品種情報とが同一であるか否かを判断し(図8ステップ10)、ステップ11以降の処理を実行する。以上のように、装着リール23がフィーダ21に装着されたことを検知し、かつ現リール部品の部品種と装着リール部品の部品種とが異なる場合には、スプライシングの誤作業と判定するので、スプライシング作業忘れを防止することができる。
また、第3の実施形態のスプライシング誤作業防止方法の変形例として、スプライシング後に次リール23としてフィーダ21に装着された装着リール23に付された識別手段をフィーダ21に取付けられた読取手段により読取る(図8ステップ7、本発明の「装着リール部品種識別工程」に相当する)構成としてもよい。識別手段としては、装着リール23に貼付されるRFID(Radio Frequency Identification)が使用され、読取手段としては、装着リール23をフィーダ21に装着したときにRFIDを検知可能なフィーダ21の位置に取付けられるIDリーダが使用される。RFIDには、装着リール23の識別情報が書き込まれている。
このような構成とすることにより、作業者は、装着リール23の識別情報を端末機80の読取部83で読取る必要はなく、装着リール23をフィーダ21に装着するのみで、制御装置60は、装着リール23の識別情報を受信することができると共に装着リール23がフィーダ21に装着されたことを認識することができる。そして、装着リール23がフィーダ21に装着されたことを検知し、かつ現リール部品の部品種と装着リール部品の部品種とが異なる場合にスプライシングの誤作業と判定するので、スプライシング作業忘れを防止することができる。
1・・・部品実装機、10・・・基板搬送装置、20・・・部品供給装置、21・・・フィーダ、22・・・スロット、23・・・リール、24・・・テープ、27・・・スプライシング検査装置、31・・・検知器、32…バーコード、40・・・部品供給装置、60・・・制御装置、66・・・部品照合部、67・・・計時部、80・・・端末機、81・・・表示部、83・・・読取部、84〜91・・・表示領域。

Claims (6)

  1. 部品実装機の部品供給装置に設けられたスロットに装着されたフィーダに着脱可能に装着され、多数の部品を収容したテープが巻回された現リールに巻回された前記テープに次に前記フィーダに装着される次リールに巻回された前記テープを接続するスプライシングの誤作業防止方法であって、
    前記現リールの識別情報を読取手段により読取り、前記現リールに巻回された前記テープに収容された現リール部品の部品種を識別する現リール部品種識別工程と、
    前記次リールとして前記フィーダ近傍に搬入された搬入リールの識別情報を前記読取手段により読取り、前記搬入リールに巻回された前記テープに収容された搬入リール部品の部品種を識別する搬入リール部品種識別工程と、
    スプライシング後に前記次リールとして前記フィーダに装着された装着リールの識別情報を前記読取手段により読取り、前記装着リールに巻回された前記テープに収容された装着リール部品の部品種を識別する装着リール部品種識別工程と、
    前記現リール部品種識別工程で識別された前記現リール部品の部品種と前記搬入リール部品種識別工程で識別された前記搬入リール部品の部品種とが同一であっても、前記現リール部品種識別工程で識別された前記現リール部品の部品種と前記装着リール部品種識別工程で識別された前記装着リール部品の部品種とが異なる場合にスプライシングの誤作業と判定する判定工程と、を含むことを特徴とするスプライシング誤作業防止方法。
  2. 部品実装機の部品供給装置に設けられたスロットに装着されたフィーダに着脱可能に装着され、多数の部品を収容したテープが巻回された現リールに巻回された前記テープに次に前記フィーダに装着される次リールに巻回された前記テープを接続するスプライシングの誤作業防止方法であって、
    前記現リールの識別情報を読取手段により読取り、前記現リールに巻回された前記テープに収容された現リール部品の部品種を識別する現リール部品種識別工程と、
    前記次リールとして前記フィーダ近傍に搬入された搬入リールの識別情報を前記読取手段により読取り、前記搬入リールに巻回された前記テープに収容された搬入リール部品の部品種を識別する搬入リール部品種識別工程と、
    スプライシング後に前記次リールとして前記フィーダに装着された装着リールの識別情報を前記読取手段により読取り、前記装着リールに巻回された前記テープに収容された装着リール部品の部品種を識別する装着リール部品種識別工程と、
    前記現リールの識別情報の前記読取手段による読取りから前記装着リールの識別情報の前記読取手段による読取りまでの経過時間が第1所定時間以上である場合にスプライシングの誤作業と判定する判定工程と、を含むことを特徴とするスプライシング誤作業防止方法。
  3. 請求項に記載のスプライシング誤作業防止方法において、
    前記判定工程は、前記現リールの識別情報の前記読取手段による読取りから前記装着リールの識別情報の前記読取手段による読取りまでの経過時間が第1所定時間より短い第2所定時間以下である場合にスプライシングの誤作業と判定することを特徴とするスプライシング誤作業防止方法。
  4. 請求項1に記載のスプライシング誤作業防止方法において、
    前記装着リール部品種識別工程は、スプライシング後に前記装着リールが前記フィーダに装着されたことを検知した状態で、前記次リールとして前記フィーダに装着された装着リールの識別情報を前記読取手段により読取り、前記装着リールに巻回された前記テープに収容された装着リール部品の部品種を識別し、
    前記判定工程は、前記装着リールが前記フィーダに装着されたことを検知し、かつ前記現リール部品種識別工程で識別された前記現リール部品の部品種と前記装着リール部品種識別工程で識別された前記装着リール部品の部品種とが異なる場合にスプライシングの誤作業と判定することを特徴とするスプライシング誤作業防止方法。
  5. 請求項1に記載のスプライシング誤作業防止方法において、
    前記装着リール部品種識別工程は、スプライシング後に前記次リールとして前記フィーダに装着された前記装着リールに付された識別手段を前記フィーダに取付けられた読取手段により読取り、
    前記判定工程は、前記読取手段が前記識別手段を読取ったことから前記装着リールが前記フィーダに装着されたことを認識し、かつ前記現リール部品種識別工程で識別された前記現リール部品の部品種と前記装着リール部品種識別工程で識別された前記装着リール部品の部品種とが異なる場合にスプライシングの誤作業と判定することを特徴とするスプライシング誤作業防止方法。
  6. 請求項1〜5の何れか一項に記載のスプライシング誤作業防止方法において、
    前記装着リール部品種識別工程は、前記装着リールの識別情報の前記読取手段による読取りがスプライシング後の新しい前記テープから前記部品が取出されるまでに行われなかった場合、前記装着リールが装着された前記フィーダからの前記部品の供給を停止することを特徴とするスプライシング誤作業防止方法。
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