JP6250876B2 - スプライシング誤作業検出装置 - Google Patents

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Description

本発明は、部品実装機に関し、より詳細には、フィーダに装着されるリールの部品テープをつなぎ合わせて接続するスプライシング作業の誤作業の検出に関する。
部品実装機の部品供給装置では、複数の部品を収容する部品テープが巻回されたリールがフィーダに着脱可能に取付けられており、リールをピッチ送りしながら部品テープに収容される部品を1つずつ供給している。そして、リール(以下、現在リールという)に収容される部品の残量が少なくなると、現在リールに収容される部品と同種の部品を収容するリール(以下、補給リールという)から部品を供給するために、現在リールの部品テープと補給リールの補給テープとをつなぎ合わせて接続するスプライシング作業を行っている。
部品供給装置は、複数のフィーダが並設されており、複数のフィーダで並行してスプライシング作業を行うと、例えば、作業者は、隣接する現在リールの部品テープと、補給リールの補給テープとを接続する可能性がある。このようなスプライシング作業の誤作業を防止するために、現在リールの識別情報および補給リールの識別情報を読み取り装置によって読み取り、部品テープに収容される部品の部品種と、補給テープに収容される補給部品の部品種とを照合して、現在リールの部品種と補給リールの部品種とを確認している。
このようなスプライシング作業の誤作業を検出する発明として、例えば、特許文献1および2に記載の発明が知られている。特許文献1に記載の発明では、スプライシング作業を行う前に、搬入された補給リールに収容される部品の部品種と、現在リールに収容される部品の部品種とを照合する。そして、スプライシング作業後に、フィーダに装着された補給リールに収容される部品の部品種と、現在リールに収容される部品の部品種とを照合している。つまり、スプライシング作業の前後に部品種の照合を行うことにより、スプライシング作業の誤作業の検出漏れを低減させようとしている。
また、特許文献2に記載の発明では、フィーダに補給リールを装着する際に部品種の照合を行い、部品照合情報を記憶している。そして、スプライシング作業によるテープの継目部を検出した場合に、補給リールについて部品照合情報の書き込みが行われているか否かを確認して、部品照合情報の書き込みが行われていない場合は、装置を停止させるようにしている。
特開2012−104635号公報 特開2007−109780号公報
しかしながら、特許文献1に記載の発明では、スプライシング作業の前後に部品種の照合を行うので、いずれも作業者が部品種の照合を行う可能性がある。そのため、スプライシング作業から部品種の照合まで同一の作業者が行う可能性があり、必ずしも誤作業の検出を担保することができるとは言えない。また、特許文献2に記載の発明では、1回の部品種の照合によって部品照合情報を記憶している。そのため、例えば、隣接するフィーダの部品種を照合する等、スプライシング作業の誤作業の検出漏れが生じる可能性がある。
本発明は、このような事情に鑑みて為されたものであり、スプライシング作業の誤作業の検出漏れを低減させることが可能なスプライシング誤作業検出装置を提供することを課題とする。
請求項1に記載のスプライシング誤作業検出装置は、部品実装機の部品供給装置に設けられるフィーダに着脱可能に装着され複数の部品を収容する部品テープが巻回された現在リールの前記部品テープと、前記現在リールの前記部品を補給する補給リールに巻回された複数の補給部品を収容する補給テープと、をつなぎ合わせて接続するスプライシング作業の誤作業を検出するスプライシング誤作業検出装置であって、前記スプライシング作業の正否を確認する確認者を識別する確認者識別装置と、前記現在リールから前記補給リールへ部品供給が切り替わるタイミングを取得する切り替わりタイミング取得装置と、前記補給テープに収容される前記補給部品の部品種と、前記部品テープに収容される前記部品の部品種とが前記スプライシング作業を行う作業者によって照合されたことを判定する第1判定部と、前記補給テープに収容される前記補給部品の部品種と、前記部品テープに収容される前記部品の部品種とが前記確認者識別装置によって識別された確認者によって照合されたことを判定する第2判定部と、前記切り替わりタイミング取得装置が前記部品供給の切り替わりを検出した際に、前記第1判定部および前記第2判定部による判定が行われていなかったと判断した場合に、前記補給リールからの前記補給部品の供給を停止させる供給制御部と、を備え、前記第1判定部は、前記作業者による照合によって、前記補給テープに収容される前記補給部品の部品種と、前記部品テープに収容される前記部品の部品種とが一致した場合に、当該補給テープの補給部品を2回目照合用リストに登録し、前記第2判定部は、前記第1判定部が作成した前記2回目照合用リストを取得して、前記確認者が照合の際に使用する機器の表示部に、2回目の照合を行う部品リストを表示する。
請求項に記載のスプライシング誤作業検出装置は、請求項1に記載のスプライシング誤作業検出装置において、前記作業者を識別する作業者識別装置と、前記作業者識別装置によって識別された作業者と前記確認者識別装置によって識別された確認者とが異なることを判定する作業者確認者判定部と、を備える。
請求項3に記載のスプライシング誤作業検出装置は、請求項1または2に記載のスプライシング誤作業検出装置において、前記確認者を登録する記憶装置と、前記確認者識別装置によって識別された確認者が前記記憶装置に登録された確認者であることを判定する登録者判定部と、を備える
請求項1に記載のスプライシング誤作業検出装置によれば、第1判定部および第2判定部を備えるので、作業者および確認者によって、補給テープに収容される補給部品の部品種と、部品テープに収容される部品の部品種とが照合される。そのため、作業者のみによって部品種の照合を行う場合と比べて、スプライシング作業の誤作業の検出漏れを低減させることができる。また、複数回の部品種の照合のうち少なくとも1回は、確認者識別装置によって識別された確認者が行うので、確認権限を有する特定の確認者によって、部品種の照合を行うことができる。
また、スプライシング誤作業検出装置は、供給制御部を備える。供給制御部は、切り替わりタイミング取得装置が部品供給の切り替わりを検出した際に、第1判定部および第2判定部による判定が行われていなかったと判断した場合に、補給リールからの補給部品の供給を停止させる。そのため、現在リールの部品テープに収容される部品の部品種と異なる部品種の部品が基板に装着されることを防止することができる。
請求項に記載のスプライシング誤作業検出装置によれば、作業者識別装置によって識別された作業者と確認者識別装置によって識別された確認者とが異なることを判定する作業者確認者判定部を備える。そのため、作業者識別装置によって識別された特定の作業者と、当該作業者と異なる確認者識別装置によって識別された特定の確認者とによって部品種の照合を行うことができる。
請求項に記載のスプライシング誤作業検出装置によれば、確認者識別装置によって識別された確認者が記憶装置に登録された確認者であることを判定する登録者判定部を備える。そのため、予め確認権限を有する特定の確認者を記憶装置に登録しておくことができ、登録された確認者によって部品種の照合を行うことができる。
部品実装機の一例を示す斜視図である。 フィーダとスロットの接続部分を模式的に示す模式図である。 端末機の一例を示す平面図である。 部品実装機およびホストコンピュータの概略構成を示す構成図である。 スプライシング誤作業検出装置の制御ブロックの一例を示すブロック図である。 第1判定部における制御フローの一例を示すフローチャートである。 第2判定部における制御フローの一例を示すフローチャートである。 供給制御部における制御フローの一例を示すフローチャートである。 第2実施形態に係り、スプライシング誤作業検出装置の制御ブロックの一例を示すブロック図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。各実施形態について共通する箇所には、共通の符号を付して対応させることにより重複する説明を省略する。なお、各図は概念図であり、細部構造の寸法まで規定するものではない。
<第1実施形態>
(部品実装機1Mおよびホストコンピュータ1H)
図1は、部品実装機1Mの一例を示す斜視図である。同図では、基板の搬送方向を横方向(矢印X方向)とし、水平面内で横方向(矢印X方向)に直交する方向を縦方向(矢印Y方向)とする。また、水平面の法線方向を高さ方向(矢印Z方向)とする。部品実装機1Mは、基板搬送装置3、部品供給装置4、部品移載装置5、部品カメラ6および制御装置7を有しており、これらは基台8に組み付けられている。なお、基台8は、システムベース2に対して縦方向(矢印Y方向)に移動可能に装架されている。
基板搬送装置3は、基板を実装位置に搬入し搬出する。基板搬送装置3は、部品実装機1Mの縦方向(矢印Y方向)の中央付近に配設されており、第1搬送装置31および第2搬送装置32が並設された、いわゆるダブルコンベアタイプの搬送装置である。第1搬送装置31は、基台8上に横方向(矢印X方向)と平行に並設される一対のガイドレールと、一対のガイドレールに案内され基板を載置して搬送する一対のコンベアベルトと、を有している。また、第1搬送装置31には、実装位置まで搬送された基板を基台8側から押し上げて位置決めする図示しないクランプ装置が設けられている。第2搬送装置32は、第1搬送装置31と同様の構成を有している。
部品供給装置4は、部品実装機1Mの縦方向(矢印Y方向)の前部(同図の紙面左方向側)に設けられており、カセット式の複数のフィーダ41がスロット42に着脱可能に取り付けられている。スロット42は、部品実装機1Mの横方向(矢印X方向)に直列に複数設けられており、フィーダ41がスロット42に対して縦方向(矢印Y方向と反対方向)にスライドしてスロット42と係合することにより、フィーダ41は、スロット42に装着される。
図2は、フィーダ41とスロット42の接続部分を模式的に示す模式図である。フィーダ41は、フィーダ本体部411と、フィーダ本体部411に回転可能かつ着脱可能に装着される現在リール43と、現在リール43(補給リール45)の部品テープ431(補給テープ451)をピッチ送りするスプロケット44と、現在リール43から補給リール45へ部品供給が切り替わるタイミングを取得する切り替わりタイミング取得装置46と、を備えている。
現在リール43は部品供給媒体であり、複数の部品が所定間隔で一列に収容される部品テープ431が巻回されている。部品テープ431の先端部がフィーダ41の先端部に設けられる部品取出し部47まで引き出されて、部品テープ431ごとに異なる部品が供給される。フィーダ41は、例えば、チップ部品などの比較的小型の部品を供給することができる。
現在リール43に収容されている部品が少なくなると、現在リール43の部品を補給する補給リール45から部品供給を行うために、現在リール43の部品テープ431と補給リール45の補給テープ451とをつなぎ合わせて接続するスプライシング作業が行われる。
スプロケット44は、フィーダ本体部411に回転可能に支承されており、モータ441によって部品テープ431(スプライシング作業後は補給テープ451)をピッチ送りすることができる。具体的には、部品テープ431には、ピッチ送り方向に送り孔が形成されており、部品テープ431の送り孔とスプロケット44の突起部とが係合して部品テープ431がピッチ送りされ、部品取出し部47に部品が順次、供給される。補給テープ451についても同様である。なお、モータ441は、モータ制御部442によって制御される。
また、現在リール43には、現在リール43の識別情報を表わすリール用バーコード432が貼付されており、補給リール45には、補給リール45の識別情報を表わすリール用バーコード452が貼付されている。リール用バーコード432、452は、端末機9Iによって読み取られる。
図3は、端末機9Iの一例を示す平面図である。端末機9Iは、バーコードの読み取り機能を備えた公知のバーコードリーダまたは携帯情報端末機(PDA)等を用いることができる。同図に示すように、端末機9Iは、液晶表示器等の表示部9I1と、タッチキー等の入力部9I2と、光学式の読み取り部9I3とを備えている。端末機9Iは、後述するホストコンピュータ1Hと有線または無線の通信回線1C1によって通信可能に接続されている。通信回線1C1における通信は、例えば、公知のシリアル通信やパラレル通信等を用いることができる。
端末機9Iは、現在リール43のリール用バーコード432を読み取り部9I3で読み取り、現在リール43に巻回された部品テープ431に収容される部品の部品種を取得することができる。また、端末機9Iは、補給リール45のリール用バーコード452を読み取り部9I3で読み取り、補給リール45に巻回された補給テープ451に収容される部品の部品種を取得することができる。取得された情報は、通信回線1C1を介してホストコンピュータ1Hに送信されて、メモリ1H2に記憶される。
スプライシング作業は、公知の方法で行うことができる。例えば、既にフィーダ41に装着されている現在リール43の部品テープ431の末尾部と、補給リール45の補給テープ451の先頭部とを突き合わせて、突き合わせ部分に接続用テープを貼付する。接続用テープは、部品テープ431および補給テープ451の送り孔を塞がないように、突き合わせ部分の両面から貼付する。そして、部品テープ431および補給テープ451の接続後に、補給リール45をフィーダ41に装着する。スプライシング作業により、補給テープ451のいわゆる頭出し作業を省略することができる。
切り替わりタイミング取得装置46は、現在リール43(スプライシング作業後は補給リール45)とスプロケット44との間に設けられ、テープ検出部に部品テープ431(補給テープ451)が貫入されている。テープ検出部は、公知のテープ検出器であり、例えば、光学式のテープ検出器を用いることができる。
光学式のテープ検出器は、部品テープ431(補給テープ451)に投光して、部品テープ431(補給テープ451)からの反射光を受光する。接続用テープが貼付された突き合わせ部分は、他の部分と比べて反射率が異なり反射光の受光量が異なるので、切り替わりタイミング取得装置46は、受光量の経時変化に基づいて、現在リール43の部品テープ431と補給リール45の補給テープ451との接続部を検出することができる。
そして、切り替わりタイミング取得装置46は、現在リール43から補給リール45へ部品供給が切り替わるタイミングを取得する。切り替わりタイミング取得装置46は、現在リール43の部品テープ431と補給リール45の補給テープ451との接続部を検出すると、部品テープ431に残存する部品がすべて供給されたタイミングで、後述する制御装置7に部品供給の切り替わりを通知する。
切り替わりタイミング取得装置46の配設箇所によって、当該接続部から部品取出し部47までの部品テープ431に残存する部品数が決まる。そのため、例えば、部品取出し部47で1つ部品が取り出される度に部品の供給数を計測して、計測された供給数が当該接続部の検出時に部品テープ431に残存する部品数と同数になったときに、切り替わりタイミング取得装置46は、部品供給の切り替わりであると判断することができ、部品供給の切り替わりタイミングを取得することができる。なお、テープ検出部からの当該接続部の検出信号を受けて、ホストコンピュータ1Hや制御装置7の実装制御部で、部品供給の切り替わりタイミングを判断することもできる。
また、フィーダ41の先端部には、通信コネクタ481が設けられている。通信コネクタ481は、フィーダ41がスロット42に装着されたときに、スロット42に設けられる通信コネクタ482と接続される。通信コネクタ482は、制御装置7に接続されており、スロット42側からフィーダ41に電源を供給することができ、フィーダ41と制御装置7との間で各種データおよび制御信号を送受信することができる。
部品移載装置5は、部品供給装置4から部品を吸着して、実装位置に搬入された基板上に部品を装着する。部品移載装置5は、横方向(矢印X方向)および縦方向(矢印Y方向)に移動可能ないわゆるXYロボットタイプの移載装置である。部品移載装置5は、部品実装機1Mの縦方向(矢印Y方向)の後部(図1の紙面右方向奥側)から前部(同図の紙面左方向手前側)の部品供給装置4の上方にかけて配設されている。部品移載装置5は、ヘッド駆動機構51および部品装着ヘッド52を有している。
ヘッド駆動機構51は、部品装着ヘッド52を横方向(矢印X方向)および縦方向(矢印Y方向)に駆動することができる。部品装着ヘッド52は、複数の吸着ノズル53を有しており、吸着ノズル53の先端部でそれぞれ部品を吸着して、実装位置に搬入位置決めされた基板上に部品を装着する。なお、第1搬送装置31および第2搬送装置32で交互に基板を搬入および搬出して、部品移載装置5で交互に部品の実装を行うことができる。
部品カメラ6は、部品取出し部47と第1搬送装置31との間の基台8上に配設されている。部品カメラ6は、部品装着ヘッド52の吸着ノズル53に吸着保持される複数の部品を一度に撮像することができる。そして、部品カメラ6の画像処理装置は、撮像された画像から部品の適否を判定することができ、部品の吸着状態を検出してその良否を判定することができる。例えば、部品カメラ6の画像処理装置は、吸着ノズル53に対する部品の位置ずれ及び角度ずれを検出することができ、検出結果は、部品の装着位置を補正する際に用いることができる。
図4は、部品実装機1Mおよびホストコンピュータ1Hの概略構成を示す構成図である。同図では、後述するスプライシング誤作業検出装置100に関する機器の構成を主に記載している。部品実装機1Mの制御装置7は、図1に示すカバー前側上部に配設されており、公知のマイクロコンピュータを有している。マイクロコンピュータは、CPU、メモリおよび通信インターフェースを備えている。
部品実装機1Mには、部品実装機1Mを制御するホストコンピュータ1Hが設けられている。ホストコンピュータ1Hは、公知のマイクロコンピュータを有しており、マイクロコンピュータは、CPU1H1、メモリ1H2および通信インターフェース1H3を備えている。ホストコンピュータ1Hと部品実装機1Mの制御装置7とは、有線または無線の通信回線1C2で通信可能に接続されている。通信回線1C2は、例えば、LANを用いることができ、通信回線1C2において各種データおよび制御信号を送受信することができる。
部品実装機1Mの制御装置7は、通信回線1C2を介してホストコンピュータ1Hが作成した生産プログラムをダウンロードすることができる。部品実装機1Mの制御装置7は、制御ブロックとして捉えると、部品の実装を制御する実装制御部を有している。実装制御部は、自己の部品実装機に割り当てられた生産プログラムに従って、基板に部品を装着する。なお、部品実装機1Mを複数段直列に配設して、他の部品実装機と協働して部品を装着することもできる。
実装制御部は、生産プログラムに基づいて、基板搬送装置3、部品供給装置4、部品移載装置5および部品カメラ6を作動させて基板に部品を装着する。具体的には、実装制御部の指令により、部品移載装置5の部品装着ヘッド52は、まず部品供給装置4に移動して部品を吸着する。そして、部品装着ヘッド52は、部品カメラ6の撮像部に移動して、部品カメラ6は、吸着ノズル53に吸着保持された部品を撮像する。
部品カメラ6は、吸着ノズル53に対する部品の位置ずれ及び角度ずれを検出して、部品の装着位置を補正する。また、部品装着ヘッド52は、検出された角度ずれ分、吸着ノズル53を回転させて部品の装着角度を補正する。次に、部品装着ヘッド52は、基板搬送装置3によって実装位置に搬入位置決めされた基板の部品の装着位置に移動して部品を装着し、最後に部品供給装置4に戻る。部品実装機1Mは、この一連の動作を繰り返すことにより、基板に複数の部品を装着することができる。
(スプライシング誤作業検出装置100)
スプライシング誤作業検出装置100は、現在リール43の部品テープ431と、現在リール43の部品を補給する補給リール45の補給テープ451と、をつなぎ合わせて接続するスプライシング作業の誤作業を検出する。本実施形態では、スプライシング誤作業検出装置100は、ホストコンピュータ1Hに設けられ、図4に示すように、作業者識別装置9IOおよび確認者識別装置9IC並びに既述の切り替わりタイミング取得装置46を備えている。
作業者識別装置9IOは、スプライシング作業を行う作業者を識別する識別装置である。作業者が携帯する作業者識別カードには、作業者の識別情報を表わす作業者用バーコードが記載されており、作業者識別装置9IOには、予め作業者用バーコードに対応して作業者コードが記憶されている。作業者が作業者識別装置9IOによって作業者用バーコードを読み取ると、作業者識別装置9IOは、作業者用バーコードに対応した作業者コードを取得することができ、スプライシング作業を行う作業者を識別することができる。
確認者識別装置9ICは、スプライシング作業の正否を確認する確認者を識別する識別装置である。確認者識別装置9ICは、作業者識別装置9IOと同様の方法で確認者を識別することができる。本実施形態では、既述の端末機9Iが作業者識別装置9IOおよび確認者識別装置9ICを兼用している。
図5は、スプライシング誤作業検出装置100の制御ブロックの一例を示すブロック図である。ホストコンピュータ1Hは、制御ブロックとして捉えると、作業者によって部品種の照合がされたことを判定する第1判定部11と、確認者によって部品種の照合がされたことを判定する第2判定部12と、所定条件を充足するときに補給リール45からの補給部品の供給を停止させる供給制御部13と、作業者および確認者を判定する作業者確認者判定部14と、を備えている。
ホストコンピュータ1Hのメモリ1H2には、スプライシング誤作業検出プログラムが記憶されており、後述するフローチャートに示す制御フローに従ってスプライシング誤作業検出プログラムを実行することによって、スプライシング作業の誤作業を検出することができる。以下、スプライシング作業の誤作業の検出手順について説明しつつ、スプライシング誤作業検出装置100の各制御部について説明する。
(第1判定部11)
第1判定部11は、補給テープ451に収容される補給部品の部品種と、部品テープ431に収容される部品の部品種とがスプライシング作業を行う作業者によって照合されたことを判定する。図6は、第1判定部11における制御フローの一例を示すフローチャートである。
まず、第1判定部11は、作業者識別装置9IOによって読み取られた作業者の識別情報を取得する(ステップS101)。そして、第1判定部11は、作業者にスプライシング作業を指示する(ステップS102)。具体的には、作業者が携帯する端末機9Iの表示部9I1に、スプライシング作業が必要なフィーダ41のフィーダ番号、搬入する補給リール45のリール番号等を表示して、作業者にスプライシング作業を指示する。作業者は、端末機9Iに表示された補給リール45を搬入して、現在リール43の部品テープ431と、補給リール45の補給テープ451とをつなぎ合わせて接続する。
次に、作業者は、補給リール45のリール用バーコード452を端末機9Iによって読み取り、第1判定部11は、端末機9Iから補給テープ451に収容される補給部品の部品種を取得する(ステップS103)。また、作業者は、現在リール43のリール用バーコード432を端末機9Iによって読み取り、第1判定部11は、端末機9Iから部品テープ431に収容される部品の部品種を取得する(ステップS103)。
なお、部品種の取得方法は、限定されず、例えば、スプライシング作業を行うフィーダ41のフィーダ番号を作業者が端末機9Iの入力部9I2で選択することによって、第1判定部11は、現在リール43の部品テープ431に収容される部品の部品種を取得することもできる。また、作業者は、スプライシング作業を行う前に、搬入した補給リール45のリール用バーコード452を端末機9Iによって読み取り、搬入した補給リール45の正否を確認することもできる。
次に、第1判定部11は、補給テープ451に収容される補給部品の部品種と、部品テープ431に収容される部品の部品種とが一致するか否かを判断する(ステップS104)。部品種が一致する場合(Yesの場合)は、ステップS105に進む。そして、スプライシング作業を行い部品種を取得した補給リール45の補給部品を2回目照合用リストに登録する(ステップS105)。
一方、ステップS104で、部品種が異なる場合(Noの場合)は、ステップS106に進む。そして、第1判定部11は、作業者が携帯する端末機9Iの表示部9I1にエラー表示を行う(ステップS106)。作業者は、フィーダ41のフィーダ番号や搬入した補給リール45のリール番号等を確認して、必要に応じてスプライシング作業をやり直す。
ステップS105またはステップS106の次に、第1判定部11は、スプライシング作業を行う補給リール45をすべて照合したか否かを判断する(ステップS107)。照合対象の補給リール45をすべて照合した場合(Yesの場合)は、ステップS108に進む。そして、第1判定部11は、作業者の作業履歴を記録して(ステップS108)、一旦、本ルーチンを終了する。一方、ステップS107で、照合対象の補給リール45をすべて照合していない場合(Noの場合)は、ステップS102に戻り、既述の処理および判断を繰り返す。
(第2判定部12)
第2判定部12は、補給テープ451に収容される補給部品の部品種と、部品テープ431に収容される部品の部品種とが確認者識別装置9ICによって識別された確認者によって照合されたことを判定する。図7は、第2判定部12における制御フローの一例を示すフローチャートである。
まず、第2判定部12は、確認者識別装置9ICによって読み取られた確認者の識別情報を取得する(ステップS201)。そして、第2判定部12は、確認者識別装置9ICによって識別された確認者が、スプライシング作業の確認を行うことができる確認者権限を有するか否かを確認する(ステップS202)。確認者権限を有する場合(Yesの場合)は、次のステップS203に進む。
ステップS203では、第2判定部12は、第1判定部11が作成した2回目照合用リストを読み込む(ステップS203)。そして、第2判定部12は、確認者が携帯する端末機9Iの表示部9I1に、2回目の照合を行う部品リストを表示する。確認者は、端末機9Iに表示された部品リストの中から部品を選択し、第2判定部12は、確認者が選択した部品を2回目の照合を行う照合対象部品として取得する(ステップS204)。
次に、確認者は、選択した照合対象部品の補給リール45のリール用バーコード452を端末機9Iによって読み取り、第2判定部12は、端末機9Iから補給テープ451に収容される補給部品の部品種を取得する(ステップS205)。そして、第2判定部12は、補給テープ451に収容される補給部品の部品種と、部品テープ431に収容される部品の部品種とが一致するか否かを判断する(ステップS206)。
現在リール43の部品テープ431に収容される部品の部品種は、第1判定部11が取得した部品種を用いることができる。また、照合対象部品を収容するフィーダ41のフィーダ番号を確認者が端末機9Iの入力部9I2で選択することによって、第2判定部12は、照合対象の現在リール43の部品テープ431に収容される部品の部品種を取得することもできる。
ステップS206で、部品種が一致する場合(Yesの場合)は、ステップS207に進む。そして、第2判定部12は、2回目照合用リストに登録されている照合対象の補給リール45をすべて照合したか否かを判断する(ステップS207)。照合対象の補給リール45をすべて照合した場合(Yesの場合)は、ステップS208に進み、2回目の照合完了を記録する(ステップS208)。そして、確認者の作業履歴を記録して(ステップS209)、一旦、本ルーチンを終了する。一方、ステップS207で、照合対象の補給リール45をすべて照合していない場合(Noの場合)は、ステップS204に戻り、既述の処理および判断を繰り返す。
なお、ステップS202で、確認者が確認者権限を有しない場合(Noの場合)、第2判定部12は、確認者が携帯する端末機9Iの表示部9I1にエラー表示を行う(ステップS210)。エラー表示は、確認者権限を有する確認者がスプライシング作業の確認を行う旨を警告する。そして、ステップS209に進み、確認者の作業履歴を記録して(ステップS209)、一旦、本ルーチンを終了する。
また、ステップS206で、部品種が異なる場合(Noの場合)は、ステップS211に進み、第2判定部12は、確認者が携帯する端末機9Iの表示部9I1にエラー表示を行う(ステップS211)。確認者は、フィーダ41のフィーダ番号やフィーダ41に装着されている補給リール45のリール番号等を確認して、必要に応じて作業者にスプライシング作業をやり直させる。そして、ステップS209に進み、確認者の作業履歴を記録して(ステップS209)、一旦、本ルーチンを終了する。
本実施形態では、スプライシング誤作業検出装置100は、第1判定部11および第2判定部12を備えるので、作業者および確認者によって、補給テープ451に収容される補給部品の部品種と、部品テープ431に収容される部品の部品種とが照合される。そのため、作業者のみによって部品種の照合を行う場合と比べて、スプライシング作業の誤作業の検出漏れを低減させることができる。また、複数回の部品種の照合のうち少なくとも1回は、確認者識別装置9ICによって識別された確認者が行うので、確認権限を有する特定の確認者によって、部品種の照合を行うことができる。
(供給制御部13)
供給制御部13は、切り替わりタイミング取得装置46が部品供給の切り替わりを検出するまでに第1判定部11および第2判定部12による判定が行われなかった場合に、補給リール45からの補給部品の供給を停止させる。図8は、供給制御部13における制御フローの一例を示すフローチャートである。
まず、供給制御部13は、切り替わりタイミング取得装置46が部品供給の切り替わりを検出したか否かを判断する(ステップS301)。切り替わりタイミング取得装置46が部品供給の切り替わりを検出すると、制御装置7に部品供給の切り替わりが通知され、ホストコンピュータ1Hは、通信回線1C2を介して当該通知を受信する。供給制御部13は、当該通知の受信の有無によって、切り替わりタイミング取得装置46が部品供給の切り替わりを検出したか否かを判断することができる。
切り替わりタイミング取得装置46が部品供給の切り替わりを検出した場合(Yesの場合)、供給制御部13は、第2判定部12によって2回目の照合完了が記録されているか否かを確認する(ステップS302)。図7に示すステップS208で、第2判定部12によって2回目の照合完了が記録されている場合、第1判定部11および第2判定部12による判定が行われたことを示している。
ステップS302で、2回目の照合完了が記録されていない場合(Noの場合)、供給制御部13は、当該補給リール45からの補給部品の供給を停止させる。そして、一旦、本ルーチンを終了する。具体的には、供給制御部13は、制御装置7の実装制御部に当該補給リール45からの補給部品の供給を停止させる。実装制御部は、供給制御部13から補給部品の供給停止指示を受けると、当該補給リール45が装着されているフィーダ41へのピッチ送り指示を停止する。そして、当該フィーダ41以外の他のフィーダ41から部品供給が可能であれば、他のフィーダ41から部品供給を行う。一方、他のフィーダ41から部品供給を行うことができない場合は生産を継続できないので、実装制御部は、部品実装機1Mを停止させる。
なお、ステップS301で、切り替わりタイミング取得装置46が部品供給の切り替わりを検出していない場合(Noの場合)は、一旦、本ルーチンを終了する。また、ステップS302で、2回目の照合完了が記録されている場合(Yesの場合)は、一旦、本ルーチンを終了する。
本実施形態では、スプライシング誤作業検出装置100は、供給制御部13を備えるので、現在リール43の部品テープ431に収容される部品の部品種と異なる部品種の部品が基板に装着されることを防止することができる。
(作業者確認者判定部14)
スプライシング誤作業検出装置100は、作業者確認者判定部14を備えると好適である。作業者確認者判定部14は、作業者識別装置9IOによって識別された作業者と、確認者識別装置9ICによって識別された確認者とが異なることを判定する。
例えば、作業者確認者判定部14は、作業者識別装置9IOによって取得された作業者コードと、確認者識別装置9ICによって取得された確認者コードとを比較する。作業者コードと確認者コードとが異なる場合は、作業者確認者判定部14は、作業者と確認者とが異なると判定し、作業者コードと確認者コードとが一致する場合は、作業者確認者判定部14は、作業者と確認者とが同一人であると判定する。
作業者確認者判定部14による判定結果は、第2判定部12に入力される。作業者と確認者とが異なる場合に、第2判定部12は、図7に示すステップS202で、当該確認者は確認者権限を有すると判断することができる。一方、作業者と確認者とが同一人である場合は、第2判定部12は、当該確認者は確認者権限を有しないと判断することができる。
本実施形態では、スプライシング誤作業検出装置100は、作業者確認者判定部14を備えるので、作業者識別装置9IOによって識別された特定の作業者と、当該作業者と異なる確認者識別装置9ICによって識別された特定の確認者とによって部品種の照合を行うことができる。
<第2実施形態>
本実施形態のスプライシング誤作業検出装置100は、第1実施形態と比べて、作業者確認者判定部14の代わりに登録者判定部15を備える点で異なる。また、本実施形態のスプライシング誤作業検出装置100は、第1実施形態と比べて、作業者識別装置9IOを有しないで、記憶装置1DBを備える点で異なる。図9は、スプライシング誤作業検出装置100の制御ブロックの一例を示すブロック図である。
(登録者判定部15)
登録者判定部15は、確認者識別装置9ICによって識別された確認者が記憶装置1DBに登録された確認者であることを判定する。記憶装置1DBは、ホストコンピュータ1Hに設けられ、スプライシング作業の正否を確認する確認者を登録することができる。記憶装置1DBは、例えば、部品実装機1Mにおける生産品質を管理する品質管理者を確認者として登録することができる。この場合、品質管理者が確認者としてスプライシング作業の正否を確認するので、スプライシング作業の誤作業の検出漏れを低減させることができる。
登録者判定部15は、記憶装置1DBから登録された確認者の識別情報(例えば確認者コード)を取得して、確認者識別装置9ICによって取得された識別情報(例えば確認者コード)と比較する。識別情報(確認者コード)が一致する場合は、登録者判定部15は、当該確認者が記憶装置1DBに登録された確認者であると判定し、識別情報(確認者コード)が異なる場合は、登録者判定部15は、当該確認者が記憶装置1DBに登録された確認者でないと判定する。
登録者判定部15による判定結果は、第2判定部12に入力される。確認者識別装置9ICによって識別された確認者が記憶装置1DBに登録された確認者である場合に、第2判定部12は、図7に示すステップS202で、当該確認者は確認者権限を有すると判断することができる。一方、確認者が記憶装置1DBに登録されていない場合は、第2判定部12は、当該確認者は確認者権限を有しないと判断することができる。なお、本実施形態では、作業者識別装置9IOを有しないので、図6に示すステップS101は省略され、第1判定部11による作業者の識別情報の取得は行われない。
本実施形態では、スプライシング誤作業検出装置100は、登録者判定部15を備えるので、予め確認権限を有する特定の確認者を記憶装置1DBに登録しておくことができ、登録された確認者によって部品種の照合を行うことができる。
<その他>
本発明は上記し且つ図面に示した実施形態のみに限定されるものではなく、要旨を逸脱しない範囲内で適宜変更して実施することができる。例えば、第1実施形態のスプライシング誤作業検出装置100において、さらに、登録者判定部15を備えることもできる。この場合、作業者確認者判定部14において、作業者識別装置9IOによって識別された作業者と、確認者識別装置9ICによって識別された確認者とが異なることが判定され、登録者判定部15において、当該確認者が記憶装置1DBに登録された確認者であることが判定される。
そして、作業者識別装置9IOによって識別された作業者と確認者識別装置9ICによって識別された確認者とが異なり、かつ、当該確認者が記憶装置1DBに登録された確認者である場合に、第2判定部12は、図7に示すステップS202で、当該確認者は確認者権限を有すると判断することができる。一方、作業者および確認者がこれらの条件を充足しない場合は、第2判定部12は、当該確認者は確認者権限を有しないと判断することができる。
なお、スプライシング誤作業検出装置100は、部品実装機1Mの制御装置7に設けることもでき、端末機9Iに設けることもできる。また、端末機9Iにおける処理および判断は、ホストコンピュータ1Hまたは部品実装機1Mの制御装置7で行うこともできる。
また、作業者の識別方法は、端末機9Iによって作業者用バーコードを読み取る方法に限定されるものではない。例えば、作業者が識別情報およびパスワードを入力することによって、作業者を認証することもできる。これらのことは、確認者についても同様である。
1M:部品実装機、
4:部品供給装置、
41:フィーダ、
43:現在リール、431:部品テープ、
45:補給リール、451:補給テープ、
46:切り替わりタイミング取得装置、
100:スプライシング誤作業検出装置、
11:第1判定部、
12:第2判定部、
13:供給制御部、
14:作業者確認者判定部、
15:登録者判定部、
9IC:確認者識別装置、
9IO:作業者識別装置、
1DB:記憶装置

Claims (3)

  1. 部品実装機の部品供給装置に設けられるフィーダに着脱可能に装着され複数の部品を収容する部品テープが巻回された現在リールの前記部品テープと、前記現在リールの前記部品を補給する補給リールに巻回された複数の補給部品を収容する補給テープと、をつなぎ合わせて接続するスプライシング作業の誤作業を検出するスプライシング誤作業検出装置であって、
    前記スプライシング作業の正否を確認する確認者を識別する確認者識別装置と、
    前記現在リールから前記補給リールへ部品供給が切り替わるタイミングを取得する切り替わりタイミング取得装置と、
    前記補給テープに収容される前記補給部品の部品種と、前記部品テープに収容される前記部品の部品種とが前記スプライシング作業を行う作業者によって照合されたことを判定する第1判定部と、
    前記補給テープに収容される前記補給部品の部品種と、前記部品テープに収容される前記部品の部品種とが前記確認者識別装置によって識別された確認者によって照合されたことを判定する第2判定部と、
    前記切り替わりタイミング取得装置が前記部品供給の切り替わりを検出した際に、前記第1判定部および前記第2判定部による判定が行われていなかったと判断した場合に、前記補給リールからの前記補給部品の供給を停止させる供給制御部と、
    を備え、
    前記第1判定部は、前記作業者による照合によって、前記補給テープに収容される前記補給部品の部品種と、前記部品テープに収容される前記部品の部品種とが一致した場合に、当該補給テープの補給部品を2回目照合用リストに登録し、
    前記第2判定部は、前記第1判定部が作成した前記2回目照合用リストを取得して、前記確認者が照合の際に使用する機器の表示部に、2回目の照合を行う部品リストを表示するスプライシング誤作業検出装置。
  2. 前記作業者を識別する作業者識別装置と、
    前記作業者識別装置によって識別された作業者と前記確認者識別装置によって識別された確認者とが異なることを判定する作業者確認者判定部と、
    を備える請求項1に記載のスプライシング誤作業検出装置。
  3. 前記確認者を登録する記憶装置と、
    前記確認者識別装置によって識別された確認者が前記記憶装置に登録された確認者であることを判定する登録者判定部と、
    を備える請求項1または2に記載のスプライシング誤作業検出装置。
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