JP5639720B2 - 有機エレクトロルミネッセンス照明デバイス及びその製造方法 - Google Patents

有機エレクトロルミネッセンス照明デバイス及びその製造方法 Download PDF

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Description

本発明は、有機エレクトロルミネッセンス素子を用いた有機エレクトロルミネッセンス照明デバイスに関する。また、有機エレクトロルミネッセンス照明デバイスの製造方法に関する。
従来、有機エレクトロルミネッセンス素子(以下「有機EL素子」ともいう)を面状の照明デバイスに用いた有機エレクトロルミネッセンス照明デバイス(以下「有機EL照明デバイス」ともいう)が知られている(例えば、日本国特許第4432143号公報参照)。
有機EL照明デバイスにおいては、透明導電膜などにより構成される電極の比抵抗(電気抵抗率)が比較的高いため、電極の導電性を向上させる試みがなされている。その一つとして、外部から電極へ給電するための電極の引き出し部分に補助電極を設けることが知られている。補助電極は、高比抵抗である透明導電膜を通電補助するためのものである。例えば、国際公開公報2008/062645号公報には、陽極の縁部に金属材料の接合端子を設けることが開示されている。
上記のような補助電極においては、通常、乾式成膜法により形成しているため、製造が非常にコスト高となる。そのため、安価な製造プロセスである湿式成膜法(めっき等)や印刷法により補助電極を製造することに製造上の利点が大きい。しかしながら、透明導電膜の表面に湿式成膜法や印刷法で補助電極を形成した場合、この補助電極は密着性に問題が生じることが多い。
補助電極の密着性を向上させる方法としては、樹脂層を透明導電膜表面に形成し、この樹脂層の表面に金属膜を成膜して補助電極を形成する方法が考えられる。しかしながら、この方法では、樹脂層が透湿経路となって水分がデバイス内に浸入しやすくなり、有機EL素子が劣化してしまうおそれがあるという問題がある。すなわち、水分による劣化を抑制するため、通常、有機EL素子は対向する一対の基板などによって封止されて密封されているが、基板同士を接着する部分に樹脂層が配されると、この樹脂層を通して水分が浸入するおそれがあるのである。
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたものであり、電極の導電性を安定して向上させるとともに、有機エレクトロルミネッセンス素子への水分の浸入を抑制する有機エレクトロルミネッセンス照明デバイスを提供することを目的とするものである。
本発明に係る有機エレクトロルミネッセンス照明デバイスは、光透過性の第1電極と、前記第1電極に対向する第2電極と、前記第1電極及び前記第2電極に挟まれた発光層とを有する有機エレクトロルミネッセンス素子が、ベース基板の表面に形成されるとともに、前記ベース基板に対向して配置され中央部に凹部が形成された対向基板により封止された有機エレクトロルミネッセンス照明デバイスであって、前記ベース基板の表面には、透光性を有する電極材料により構成される透明導電層と、導電性樹脂により構成される導電性樹脂層と、前記透明導電層の材料よりも導電性の高い金属によって構成される金属膜層とがこの順に積層されて形成された補助電極部が、前記対向基板の縁部を跨って設けられており、前記補助電極部は、前記導電性樹脂層を介して外部から前記有機エレクトロルミネッセンス素子に水分が浸入するのを遮断する遮断構造が設けられていることを特徴とするものである。
この有機エレクトロルミネッセンス照明デバイスにおいて、前記対向基板は、平板状の平板体と、この平板体と別体の樹脂からなる側壁体とで前記凹部を形成していること、が好ましい。
この有機エレクトロルミネッセンス照明デバイスにおいて、前記遮断構造は、前記導電性樹脂層の少なくとも一方の側部が前記金属膜層により被覆された構造であること、又は、前記対向基板の縁部が前記金属膜層及び前記導電性樹脂層を分断した構造であること、が好ましい。
この有機エレクトロルミネッセンス照明デバイスにおいて、前記対向基板の背面側には電極接続部が形成され、この電極接続部と前記金属膜層とは、前記対向基板の側面に形成された側面配線で接続されており、この側面配線は密着性向上層を有していること、が好ましい。
この有機エレクトロルミネッセンス照明デバイスにおいて、前記対向基板の背面側外周端部には、この端部の角度を緩和する角度緩和構造を有していること、が好ましい。
本発明に係る有機エレクトロルミネッセンス照明デバイスの製造方法は、上記の有機エレクトロルミネッセンス照明デバイスを製造する方法であって、前記補助電極部を形成する工程が、前記透明導電層が形成された前記ベース基板の前記補助電極部が形成される領域に、前記導電性樹脂層の材料を塗布して前記導電性樹脂層を形成する樹脂層塗布工程と、この導電性樹脂層の表面にめっきにより前記金属膜層を形成する金属膜めっき工程とを含むことを特徴とするものである。
本発明によれば、電極の導電性を安定して向上させるとともに有機エレクトロルミネッセンス素子への水分の浸入を抑制する有機エレクトロルミネッセンス照明デバイスを得ることができる。
本発明の第1実施形態に係る有機エレクトロルミネッセンス照明デバイスの断面図である。 本発明の第2実施形態に係る有機エレクトロルミネッセンス照明デバイスの断面図である。 図3A〜図3Fは、第1実施形態における有機エレクトロルミネッセンス照明デバイスの補助電極部を形成する工程の一例を説明する図であり、図3A,図3C,図3Eは斜視図、図3B,図3D,図3Fは断面図である。 図4A〜図4Fは、第2実施形態における有機エレクトロルミネッセンス照明デバイスの補助電極部を形成する工程の一例を説明する図であり、図4A,図4C,図4Eは平面図、図4B,図4D,図4Fは断面図である。 本発明の第3実施形態に係る有機エレクトロルミネッセンス照明デバイスの断面図である。 本発明の第4実施形態に係る有機エレクトロルミネッセンス照明デバイスの断面図である。 図7A〜図7Cは、本発明の第4実施形態に係る有機エレクトロルミネッセンス照明デバイスの角度緩和構造を説明するための図である。 本発明の第4実施形態に係る有機エレクトロルミネッセンス照明デバイスの角度緩和構造を説明するための図である。
(実施形態1)
図1に、本実施形態の有機エレクトロルミネッセンス照明デバイス(有機EL照明デバイス)を示す。有機EL照明デバイスは、光透過性の第1電極2と、第1電極2に対向する第2電極4と、第1電極2及び第2電極4に挟まれた発光層3とを有する有機エレクトロルミネッセンス素子5(有機EL素子5)を備えている。そして、有機EL素子5は、ベース基板1の表面に形成されるとともに、ベース基板1に対向して配置され中央部に凹部6aが形成された対向基板6により封止されている。対向基板6の凹部6aは、有機EL素子5よりも大きく形成されており、それにより、対向基板6は、有機EL素子5を収容するとともに、対向基板6の縁部11においてベース基板1に接合されている。有機EL素子5は、通常、第1電極2(光透過性を有する電極)が陽極となり、第2電極4が陰極となるものであるが、その逆であってもよい。
有機EL素子5の発光層3は、陽極(第1電極2)から注入された正孔と、陰極(第2電極4)から注入された電子とを結合させて発光させるための層である。発光層5は、発光材料を含んで構成される発光材料層の他、正孔注入層、正孔輸送層、電子輸送層、電子注入層などの層、その他、発光や電荷輸送を助ける中間層、機能層などの層から選ばれる適宜の層を含んで構成される。
ベース基板1は、透光性を有する基板であり、ガラス、防湿性樹脂などにより形成することができる。また、対向基板6も、ガラス、防湿性樹脂などにより形成することができる。ベース基板1及び対向基板6は、それぞれ絶縁性材料から形成されている。水分の浸入をより効果的に抑制するためには、ベース基板1及び対向基板6はガラスであることが好ましい。ガラスとしては、高屈折率ガラス、ソーダガラスなどを適宜用いることができる。図1では、対向基板6は断面角括弧状に形成されている。このような対向基板6としてはカバーガラスなどを用いることができる。
ベース基板1の表面(ベース基板1の第1面;図1の上側の面)には、補助電極部10が対向基板6の縁部11を跨って設けられている。補助電極部10は、電極の通電を補助する機能を有するものである。すなわち、補助電極部10は、第1電極2よりも導電率が高い。また、電極補助部10が対向基板6よりも外側に延出することによって外部電源等との接続が容易となり、電極に給電するための電極パッドとしての機能を果たすことができる。その際、対向基板6の内側(有機EL素子5側)にも補助電極部10が配置することにより、デバイス内部に設けられた有機EL素子5を構成する電極に近い部分にまで補助電極部10を形成することができ、通電補助の効果を高めることができる。
図1に示すように、補助電極部10は、透光性を有する電極材料により構成される透明導電層7と、導電性樹脂により構成される導電性樹脂層8と、透明導電層7の材料よりも導電性の高い金属によって構成される金属膜層9とがこの順に積層されて形成されている。このように、金属膜層9は樹脂を介して透明導電層7に接着されているので、金属膜層9を密着性高くベース基板1側に接着することができる。すなわち、従来、金属膜層9を湿式で形成したような場合においては、金属膜層9と透明導電層7との間の密着性が十分でなく剥離不良が起こる可能性があった。しかしながら、本実施形態では、金属膜層9が導電性樹脂層8を介して透明導電層7に接着されるため密着性が向上し、また、導電性樹脂層8は導電性を有するため通電補助の機能を阻害することがなく、密着性と通電補助性に優れた補助電極部10を構成できるのである。そして、導電性樹脂層8によって金属膜層9が密着しているため、導電性を安定して向上することができるのである。
補助電極部10は、導電性樹脂層8を介して外部から有機EL素子5に水分が浸入するのを遮断する遮断構造20が設けられている。導電性樹脂層8は樹脂を主成分とする層であり、通常、吸湿性が金属やガラスなどよりも高いため、この樹脂層を介して水分が侵入しやすい。しかし、補助電極部10に遮断構造20が設けられることにより、水分が有機EL素子5に浸入するのが抑制され、素子の劣化を低減することができるのである。
遮断構造20は、好ましい一つの態様が、導電性樹脂層8の少なくとも一方の側部が金属膜層9により被覆された構造である。導電性樹脂層8が水分の遮断性の高い金属膜層9に覆われることにより、金属膜層9で透湿経路が遮断され、導電性樹脂層8を介して水分がデバイス内部に浸入することを抑制することができる。
本実施形態においては、遮断構造20は、導電性樹脂層8の両側部が金属膜層9に被覆された構造となっている。すなわち、導電性樹脂層8は全体として外表面(ベース基板1に平行な表面及び側面)が金属膜層9により被覆されている。そして、金属膜層9が、導電性樹脂層8の内部側の側部を被覆することにより内被覆部21を構成して内部側の遮断構造20を形成している。また、金属膜層9が、導電性樹脂層8の外部側の側部を被覆することにより外被覆部22を構成して外部側の遮断構造20を形成している。このように、導電性樹脂層8の両側部が金属膜層9に被覆されることによって、遮断構造20が内側と外側との両方に形成されるので、水分の遮断性を高く得ることができる。
ところで、本実施形態では、導電性樹脂層8の両方の側端部が金属膜層9に覆われて遮断構造20が形成されているが、一方の側端部が被覆されているものであってもよい。その場合にも、導電性樹脂層8がデバイスの外部と内部との間で遮断されるので、有機EL素子5に水分が浸入することを抑制することができる。すなわち、いずれか一方であっても、ベース基板1と対向基板6との間に、金属膜層9による水分に対するバリヤ構造が形成されるので、樹脂層を介しての水分の浸入が抑制される。また、有機EL素子5が全体として、ベース基板1、対向基板6及び金属膜層9に包まれることになるので、水分の浸入の抑制効果を高く得ることができる。水分の浸入を高く抑制するためには、少なくとも、導電性樹脂層8における対向基板6よりも外側の側部が被覆されることが好ましい。その場合、導電性樹脂層8が外部に露出しないので、導電性樹脂層8に水分が直接接触することを防ぐことができる。
金属膜層9は、透明導電層7と接触することが好ましい。金属膜層9と透明導電層7とが接触すると、金属膜層9で透明導電層7の通電を直接補助することができ、通電補助の効果をより高く得ることができる。金属膜層9と透明導電層7との接触においては、金属膜層9で導電性樹脂層8の側面を覆うようにすれば、容易に金属膜層9と透明導電層7とを接触させることができる。
本実施形態においては、導電性樹脂層8の外表面全体が、金属膜層9によって覆われている(すなわち、導電性樹脂層8の表面は、透明導電層7又は金属膜層9に接している)。これにより、導電性樹脂層8を介して水分がデバイス内部に浸入することを抑制することができ、かつ、金属膜層9で透明導電層7の通電を直接補助することができる。
要するに本実施形態では、図1に示すように、遮断構造20は導電性樹脂層8の側面を覆う構造である。本実施形態では、導電性樹脂層8の両側面が金属膜層9によって覆われる構造となっている。導電性樹脂層8の表面(図1における上面)には金属膜層9が積層されるので表面側からの樹脂への水分の浸入は抑制できるのであるが、導電性樹脂層8の側面が露出していると、この側面から水分が浸入するおそれがある。そこで、遮断構造20によって、導電性樹脂層8の側面を覆うことによって、水分の浸入を抑制できるのである。
本実施形態では、対向基板6の縁部11は、金属膜層9の表面に接合されている。そして、補助電極部10における、透明導電層7、導電性樹脂層8及び金属膜層9は連続した層として対向基板6の縁部11を跨って形成されている。これにより、対向基板6の外側と内側との両方に補助電極部10が設けられている。そのため、連続した金属膜層9によって通電を補助することができ、高い通電補助効果を得ることができる。金属膜層9と対向基板6との接着には適宜の接着材料を用いて行ってもよい。接着材料は防湿性を有する材料であることが好ましく、例えば、ガラスフリットなどを用いることができる。
補助電極部10は、平面視(ベース基板1の表面に垂直な方向から見た場合)においては、有機EL素子5を取り囲むようにその周囲に形成されることが好ましい。補助電極部10を周囲に形成することにより、通電補助の効果を高めることができる。また、第1電極2の周端部が、例えば角括弧状(角張ったU字状)などの形状で、補助電極部10により囲まれると(図3E参照)、第1電極2への給電性を向上することができる。補助電極部10は、第1電極2と導通する第1補助電極部10aと第2電極4と導通する第2補助電極部10bとにより構成されるものであってよい。この場合、第2補助電極部10bを第2電極4の電極パッドとして機能させるとともに、第1補助電極部10aを、第1電極2の通電補助部分と電極パッドとして機能させることができる。
第1電極2と、補助電極部10における透明導電層7とは、同じ透明導電膜12から形成されることが好ましい。それにより、補助電極部10と第1電極2とを容易に形成でき、デバイスの製造が容易になる。
補助電極部10の透明導電層7及び第1電極2を形成する透明導電膜12の材料としては、透明性と導電性を兼ね備えた材料であれば特に限定されるものではないが、例えば、透明金属酸化物を用いることができる。透明導電膜12は、具体的には、ITO、IZO、AZO、ZnOなどの層が例示される。透明導電膜12の厚み、すなわち、第1電極2及び透明導電層7の厚みは、例えば0.05〜1μm又は0.1〜0.5μmにすることができるが、これに限定されるものではない。
導電性樹脂層8を形成するための材料としては、導電性を有するフィラーを含有する高分子樹脂組成物を用いることができる。フィラーとしては金属粒子を用いることができる。また、樹脂としては、アクリル樹脂やエポキシ樹脂などを用いることができる。なお、導電性樹脂層8は、透明導電層7との界面に有機物質の単分子層が形成されていてもよい。単分子の厚みで層を設ければ、通電性を確保しながら、密着性を高めることができる。導電性樹脂層8の厚みは、例えば0.1〜1.0μmにすることができるが、これに限定されるものではない。
金属膜層9の材料としては、適宜の金属を用いることができる。製造上の観点からは、めっき容易で導電性の高い金属が好ましい。例えば、Cu、Niなどが例示される。金属膜層9の厚みは、例えば1.0〜2.0μmにすることができるが、これに限定されるものではない。
なお、第2電極4としては適宜の電極材料を用いることができる。例えば、金属を挙げることができる。具体的には、Alなどであってよい。第2電極4を反射性電極とすれば光をより多く取り出すことができる。
図3により、図1に示す形態の有機EL照明デバイスを製造する方法の一例を説明する。有機EL照明デバイスの製造においては、有機EL素子5の発光層3を積層するよりも前に、補助電極部10を形成する。このとき、図3の方法では、補助電極部10を形成する工程が、透明導電層7の表面に導電性樹脂層8を塗布して形成する樹脂層塗布工程と、導電性樹脂層8の表面にめっきで金属膜層9を形成する金属膜めっき工程とを含む。樹脂層塗布工程は、透明導電層7が形成されたベース基板1の補助電極部10が形成される領域に、導電性樹脂層8の材料を塗布して導電性樹脂層8を形成する工程である。金属膜めっき工程は、めっき処理によって導電性樹脂層8の表面にめっき金属を積層させて金属膜層9を形成する工程である。
図3に示す方法をより具体的に説明する。補助電極部10を形成するにあたっては、まず、図3A及び図3Bのように透明導電膜12が形成されたベース基板1を準備する。透明導電膜12は、ベース基板1に所定の形状で形成されたものであってよい。このとき、図3Aのように、第1電極2及び第1補助電極部10aを形成するための透明導電膜12の第1領域12aと、第2補助電極部10bを形成するための透明導電膜12の第2領域12bとが、区切られていることが好ましい。それにより、透明導電膜12は第1領域12aと第2領域12bとが分断されて、第1電極2と導通する第1補助電極部10aと、第2電極4と導通する第2補助電極部10bとを電気的に導通しないように形成することが可能になる。透明導電膜12の分断パターンは、ベース基板1の表面一体に形成した透明導電膜12をフォトリソグラフィーしエッチングして分断したり、ベース基板1の表面にマスク蒸着して透明導電膜12の材料を分断パターンで積層して形成したりして得ることができる。
次に、好ましくは、ベース基板1における透明導電膜12の表面に、単分子層をスピンコートなどの方法により形成する。単分子層は有機化合物の層にすることができる。例えば、アクリル酸などの重合性の有機物質を用いることができる。単分子層を形成することにより、導電性樹脂層8の成膜性や密着性を高めることができる。単分子層は、透明導電膜12の表面のうちで少なくとも補助電極部10が形成される領域に形成すればよいが、表面全面に形成してもよい。表面全体の塗布の方が、製造が容易である。そして、単分子層を形成するための材料を塗布した後、乾燥及び洗浄することにより、透明導電膜12の表面に単分子層を形成することができる。洗浄は、水や適宜の水溶液による水洗であってよい。洗浄することにより、余分な単分子層材料が取り除かれて、単分子の層を形成することがより可能になる。なお、単分子層は薄い有機物質の層であるので、導電性樹脂層8の一部と考えてもよい。
そして、ベース基板1における透明導電膜12の表面に、補助電極部10を構成するための所定形状で導電性樹脂層8の材料を塗布して、図3C及び図3Dのように導電性樹脂層8を形成する。その際、導電性樹脂層8の材料の塗布は、透明導電膜12における補助電極部10を形成する領域に行えばよい。塗布方法としては、適宜の印刷方法を使用することができ、例えば、スクリーン印刷、グラビア印刷、フレキソ印刷などが例示される。これにより、補助電極部10を形成する領域に選択的に導電性樹脂層8を容易に形成することができる。ただし、より厳密に言えば、補助電極部10を形成する領域よりもやや小さめに、後で形成する金属膜層9の膜厚分程度小さい大きさ(横幅)で、導電性樹脂層8を形成することがより好ましい。それにより、金属膜層9を形成したときに、導電性樹脂層8の側面に金属膜層9を被覆させて、補助電極部10を所望の大きさ(横幅)で形成することができる。また、導電性樹脂層8は、透明導電膜12の外縁よりも小さい範囲で形成されることが好ましい。その場合、導電性樹脂層8の外側方の下方に透明導電膜12の表面が露出することになるため、金属膜層9を形成したときに側面が被覆されやすくなる。
次いで、好ましくは、ベース基板1をめっき触媒液に浸漬する。これにより、導電性樹脂層8の表面(外部露出面)に触媒が吸着付与される。めっき触媒液としては、例えばPd触媒液を使用することができる。めっき触媒が付着されることによって、この触媒がめっき核となって、導電性樹脂層8表面へのめっき形成が容易になる。なお、めっき触媒液をベース基板1の透明導電層8が形成された表面に塗布してめっき触媒を付着させてもよい。めっき触媒を付着させた後、水や適宜の水溶液による水洗などの方法で洗浄する。洗浄することにより、余分なめっき触媒が取り除かれて、めっき核を形成することがより可能になる。ここで、導電性樹脂層8は高分子などを含む樹脂を含んで構成されているため、触媒に対する接着性が透明導電膜12よりも高い。したがって、導電性樹脂層8に、より多くのめっき触媒を付着させることが可能であり、めっき処理をした際に導電性樹脂層8の表面にめっき層を形成することが容易になる。
そして、ベース基板1における導電性樹脂層8の表面に、めっき処理により金属膜層9を形成する。めっき処理はベース基板1をめっき液に浸漬して無電解めっきで行うことができる。めっきとしては、銅めっき、ニッケルめっきなどを用いることができるが、これに限定されるものではない。めっき後、洗浄することにより、図3E及び図3Fに示すような、透明導電層7、導電性樹脂層8及び金属膜層9を有する補助電極部10が得られる。洗浄は、水や適宜の水溶液による水洗であってよい。また、酸処理を含んで洗浄を行うことも好ましい。酸処理により、単分子層など、透明導電膜12の表面(補助電極部10以外の領域)に付着した余分な層や物質を除去することができる。
ここで、上記のようにめっき処理で形成された金属膜層9は、図3Fに示すように、導電性樹脂層8の表面全体を覆うように形成される。めっき処理前の導電性樹脂層8には、露出された外表面全体、すなわちベース基板1と平行な表面だけではなく側面においてもめっき触媒が付着されている。そのため、めっき層である金属膜層9は導電性樹脂層8全体を覆うようにその表面及び側面に形成される。また、仮に導電性樹脂層8の側面にめっき触媒が付着していなかったとしても、導電性樹脂層8の表面側端部に形成されためっき層が成長して徐々に大きくなって導電性樹脂層8の側面にまで回り込むことになる。これにより、導電性樹脂層8が金属膜層9に覆われた補助電極部10を形成することができる。
そして、補助電極部10を形成した後に、有機EL素子5を形成する。有機EL素子5は、透明導電膜12の中央領域により構成される第1電極2の表面に、発光層3及び第2電極4を積層することにより形成することができる。各層の積層は蒸着や塗布などの適宜の成膜方法で行ってよい。その際、補助電極部10の部分には積層されないようにする。また、短絡を防ぐために、発光層3は第1電極2の第2補助電極部10b側の端部を覆うように形成する(図1参照)。そして、第2電極4は第2補助電極部10b側の端部が発光層3よりも外側に延出するように積層し、第2補助電極部10bに接触させて導通するように形成する。第2電極4は、例えば、Alなどの金属材料を蒸着して形成することができる。
最後に、対向基板6の凹部6aに有機EL素子5を収容しながら、対向基板6の縁部11を補助電極部10の金属膜層9の表面に接合する。対向基板6の接合は、適宜の接着材料により行うことができる。接着材料は防湿性を有することが好ましい。例えば、ガラスフリットなどで接合することができる。このとき、補助電極部10が形成されていない部分では、対向基板6の縁部11は、ベース基板1又は場合によっては透明導電膜12に接合される。その際、補助電極部10が形成されていないことにより生じる対向基板6とベース基板1との間の隙間(及び対向基板6と透明導電膜12との間の隙間)は、接着材料で充填されることが好ましい。なお、対向基板6の凹部6aに封止樹脂が充填されて有機EL素子5が封止されてもよい。その場合、この封止樹脂で対向基板6を接合してもよい。
以上の工程により、図1に示すような本実施形態の有機EL照明デバイスが得られる。このように製造された有機EL照明デバイスは、補助電極部10により導通性が向上するとともに、導電性樹脂層8により金属膜層9が強固に密着し、さらに、遮断構造20により有機EL素子5への水分の浸入が抑制されるものである。
なお、第2電極4は、その端部が対向基板6の外部まで延出されて電極パッドを構成していてもよい。すなわち、補助電極部10は第2補助電極部10bを有していなくてもよく、第2電極4が、ベース基板1上で対向基板6の縁部11を跨って設けられていてもよい。
(実施形態2)
図2に本実施形態の有機EL照明デバイスを示す。この有機EL照明デバイスは、補助電極部10の構造が異なる以外は、図1の構成(実施形態1の照明デバイス)と略同じ構成を有する。本実施形態においても、ベース基板1の表面には、補助電極部10が対向基板6の縁部11を跨って設けられている。そして、補助電極部10は、透光性を有する電極材料により構成される透明導電層7と、導電性樹脂により構成される導電性樹脂層8と、透明導電層7の材料よりも導電性の高い金属によって構成される金属膜層9とがこの順に積層されて形成されている。このように、金属膜層9は樹脂を介して透明導電層7に接着されているので、金属膜層9を密着性高くベース基板1に接着することができる。そして、金属膜層9が導電性樹脂層8を介して透明導電層7に接着されるため密着性が向上し、また、導電性樹脂層8は導電性を有するため通電補助の機能を阻害することがなく、密着性と通電補助性に優れた補助電極部10を構成できる。補助電極部10の平面視における形状は、図1の形態(第1実施形態)と同様の形状にすることができる。
そして本実施形態では、導電性樹脂層8を介して外部から有機EL素子5に水分が浸入するのを遮断する遮断構造20は、対向基板6の縁部11が金属膜層9及び導電性樹脂層8を分断した構造となっている。それにより、導電性樹脂層8が対向基板6の縁部11で分断され不連続となって水分が導電性樹脂層8を介して有機EL素子5に浸入するのが抑制され、素子の劣化を低減することができる。すなわち、対向基板6よりも内側の導電性樹脂層8が水分の遮断性の高い対向基板6に覆われることにより、水分は内部側の導電性樹脂層8に到達しなくなるので、導電性樹脂層8を介して水分が浸入することを抑制できるのである。本実施形態では、対向基板6は、金属膜層9及び導電性樹脂層8を分断して透明導電層7の表面でベース基板1に接合されている。このように、ベース基板1と対向基板6との間に、導電性樹脂層8が配置されないので、樹脂を介しての水分の浸入が抑制できるものとなっている。
本実施形態では、対向基板6の縁部11は、金属膜層9及び導電性樹脂層8を分断して形成された基板用溝13に挿入されて、透明導電層7の表面において接合されている。透明導電層7と対向基板6とは適宜の接着材料を用いて接着してよい。また、基板用溝13の幅は対向基板6の縁部11の幅と同じか少し広いものであってよい。基板用溝13の幅が広すぎると通電補助の効果が低下するおそれがあるので、この幅は狭い方が好ましい。また、基板用溝13の側面と対向基板6の縁部11の側面とが接触した構造、すなわち、対向基板6の縁部11が基板用溝13で挟まれた構造になっていてもよい。
図2に示すように、補助電極部10は、透明導電層7が連続するとともに、導電性樹脂層8及び金属膜層9が対向基板6の縁部11で分断されて対向基板6を跨っており、対向基板6の外側と内側との両方に補助電極部10が設けられている。それにより、外部側の補助電極部10を電極パッドとして機能させることができるとともに、内部側の補助電極部10を有機EL素子5を構成する電極に近い部分にまで形成することができ、通電補助の効果を高めることができる。
要するに本実施形態でも、図2に示すように、遮断構造20は導電性樹脂層8の側面を覆う構造である。本実施形態では、内部側の導電性樹脂層8の外側面が対向基板6に覆われる構造となっている。導電性樹脂層8の表面(図2における上面)には金属膜層9が積層されるので表面側からの樹脂への水分の浸入は抑制できるのであるが、導電性樹脂層8の側面が露出していると、この側面から水分が浸入するおそれがある。そこで、遮断構造20によって、導電性樹脂層8の側面を覆うことによって、水分の浸入を抑制できるのである。
図4により、図2に示す形態の有機EL照明デバイスを製造する方法の一例を説明する。図3の方法と同様、有機EL照明デバイスの製造においては、有機EL素子5の発光層3を積層するよりも前に、補助電極部10を形成する。図4の方法でも、補助電極部10を形成する工程が、透明導電層7の表面に導電性樹脂層8を塗布して形成する樹脂層塗布工程と、導電性樹脂層8の表面にめっきで金属膜層9を形成する金属膜めっき工程とを含む。このとき、図4の方法では、透明導電膜12の表面全体に導電性樹脂層8及び金属膜層9を積層した後、補助電極部10以外の領域の導電性樹脂層8及び金属膜層9を除去することにより、導電性樹脂層8及び金属膜層9が分断された補助電極部10を形成することができる。
図4に示す方法をより具体的に説明する。補助電極部10を形成するにあたっては、まず、図4A及び図4Bのように透明導電膜12が形成されたベース基板1を準備する。透明導電膜12が形成されたベース基板1は、図3の形態(実施形態1)と同様にして形成することができる。
次に、好ましくは、ベース基板1における透明導電膜12の表面に、単分子層をスピンコートなどの方法により形成する。単分子層は有機化合物の層にすることができる。例えば、アクリル酸などを用いることができる。単分子層を形成することにより、導電性樹脂層8の成膜性や密着性を高めることができる。単分子層は、透明導電膜12の表面全面に形成するようにするが、少なくとも補助電極部10が形成される領域に形成してもよい。ただし、表面全体の塗布の方が製造は容易である。そして、単分子層を形成するための材料を塗布した後、乾燥及び洗浄することにより、透明導電膜12の表面に単分子層が形成される。洗浄は、水や適宜の水溶液による水洗であってよい。洗浄することにより、余分な単分子層材料が取り除かれて、単分子の層を形成することがより可能になる。
そして、ベース基板1の透明導電膜12側の表面全体に、導電性樹脂層8の材料を塗布して導電性樹脂層8を形成する。塗布方法としては、適宜の印刷方法を使用することができるし、あるいは、ベース基板1の表面を樹脂液に浸漬させて形成してもよい。パターン形状ではなく基板表面全体に導電性樹脂層8を形成する方法では、製造が簡単になる。
次いで、好ましくは、ベース基板1をめっき触媒液に浸漬する。これにより、導電性樹脂層8の表面(外部露出面)に触媒が吸着付与される。めっき触媒液の浸漬方法としては、図3の形態(実施形態1)と同様にすることができる。
そして、ベース基板1における導電性樹脂層8の表面に、めっき処理により金属膜層9を形成する。めっき処理はベース基板1をめっき液に浸漬し、無電解めっきで行うことができる。めっきとしては、銅めっき、ニッケルめっきなどを用いることができるが、これに限定されるものではない。めっき後、水や適宜の水溶液による水洗で洗浄する。これにより、図4C及び図4Dのように、透明導電層12の表面に導電性樹脂層8及び金属膜層9が積層された積層物が得られる。
次いで、補助電極部10の領域以外の部分における導電性樹脂層8及び金属膜層9を除去する。この除去は、フォトリソグラフィー及びエッチングにより行うことができる。その際、基板用溝13を形成するパターンでエッチングを行う。これにより、図4E及び図4Fに示すような、導電性樹脂層8及び金属膜層9が中間部で分断された補助電極部10を形成することができる。
補助電極部10の形成後は洗浄することが好ましい。洗浄は、水や適宜の水溶液による水洗であってよい。また、酸処理を含んで洗浄を行うことも好ましい。酸処理により、透明導電膜12の表面(補助電極部10以外の領域)に付着した余分な樹脂などを除去することができる。
補助電極部10を形成した後、有機EL素子5を形成する。有機EL素子5の形成は、図3の形態(実施形態1)と同様に行うことができる。
最後に、対向基板6の凹部6aに有機EL素子5を収容しながら、対向基板6の縁部11を補助電極部10の基板用溝13に挿入して接合する。対向基板6の接合は、適宜の接着材料により行うことができる。接着材料は防湿性を有することが好ましい。例えば、ガラスフリットなどで接合することができる。このとき、補助電極部10が形成されていない部分では、対向基板6の縁部11は、ベース基板1又は透明導電膜12に接合される。その際、補助電極部10が形成されていないことにより生じる対向基板6とベース基板1との間の隙間(及び対向基板6と透明導電膜12との間の隙間)は、接着材料で充填されることが好ましい。なお、対向基板6の凹部6aに封止樹脂が充填されて有機EL素子5が封止されてもよい。この場合、この封止樹脂で対向基板6を接合してもよい。
以上の工程により、図2に示すような本実施形態の有機EL照明デバイスが得られる。このように製造された有機EL照明デバイスは、補助電極部10により導通性が向上するとともに、導電性樹脂層8により金属膜層9が強固に密着し、さらに、遮断構造20により有機EL素子5への水分の浸入が抑制されるものである。
(実施形態3)
図5に、本実施形態の有機EL照明デバイスを示す。本実施形態の有機EL照明デバイスは、対向基板6の構造が異なる以外は、実施形態1のデバイスと略同じ構成を有する。
本実施形態の対向基板6は、平板状の平板体61と、この平板体61とは別体の側壁体62とを有している。対向基板6は、矩形枠状の側壁体62の上面(図5における上側の面)に平板体61を接合することにより、形成される。平板体61と側壁体62とで囲まれるようにして、凹部6aが形成される。本実施形態の対向基板6は、透湿性の低い材料によって形成される。これにより、外部から対向基板6を介して水分が透過するのを抑制することができる。
側壁体62は、防湿性を有する樹脂から形成される。また、側壁体62に防湿剤などを含有させてもよい。側壁体62は、高粘度の樹脂から形成されることが好ましい。側壁体62を高粘度の樹脂から形成する場合、樹脂をディスペンサーなどを用いて補助電極部10上に所望の高さで塗布し、硬化させることで、側壁体62を形成することができる。側壁体62が粘性を有する樹脂から形成される場合、ベース基板1側の表面に段差(例えば、補助電極部10と透明導電膜12との間の段差)があったとしても、樹脂の塗布時に段差を埋めながら側壁体62を形成することができる。側壁体62の材料としては、高さ制御のしやすさから、UV硬化樹脂を用いることが好ましい。
平板体61は、ガラスや金属、防湿性を有する樹脂等から形成される。平板体61は、平板状のガラス基板(カバーガラスなど)であってもよい。
平板体61は、側壁体62の材料となる樹脂上に平板体61を設置した後、樹脂を硬化させることで、側壁体62に接合してもよい。例えば、側壁体62がUV硬化樹脂からなる場合、補助電極部10上にUV硬化樹脂を塗布し、UV硬化樹脂上に平板体61を設置し、その後UV硬化樹脂に紫外線を照射することで、側壁体62を硬化させながら平板体61を側壁体62に接合することができる。
なお、平板体61は、適宜の接着材料を用いて側壁体62に接着されてもよい。接着材料は防湿性を有する材料であることが好ましく、例えば、ガラスフリットなどを用いることができる。
側壁体62と平板体61とで囲まれた内側の空間(対向基板6の凹部6a)に封止樹脂が充填されて、有機EL素子5が封止されてもよい。封止樹脂としては、例えば、吸湿剤と緩衝材を含有したアクリル樹脂やエポキシ樹脂などを用いることができる。
本実施形態では、側壁体62の材料となる樹脂を枠状に塗布した後、この樹脂(側壁体62)で囲まれる空間内に封止樹脂を滴下して封止樹脂で満たし、その後平板体61を封止樹脂上に設置することで、対向基板6の凹部6aを封止樹脂で容易に充填することができる。
本実施形態の有機EL照明デバイスによれば、中央部に凹部6aが形成された対向基板6を、堀り込みガラス(実施形態1,2の形状のガラス基板)を使わずに製造することができるので、製造コストを低減することができる。また、凹部6a内に封止樹脂を容易に充填することができる。
なお、対向基板6をベース基板1側へ接合する方法は、上記の手順に限られない。予め平板体61と側壁体62とを接合しておいてから、適宜の接着材料(ガラスフリットなど)により対向基板6をベース基板1側へ接合してもよい。
また、本実施形態では、補助電極部10の形状を実施形態1と同様の構成としているが、実施形態2の補助電極部10と同様の構成としてもよい。
(実施形態4)
図6,7,8を参照して、本実施形態の有機EL照明デバイスについて説明する。
本実施形態の有機EL照明デバイスは、実施形態1のデバイスと略同じ構成を有しており、さらに電極接続部(電極パッド)14と側面配線15とを有している。電極接続部14および側面配線15は、導電性を有している。
本実施形態の有機EL照明デバイスでは、図6に示すように、対向基板6の背面側に電極接続部14が形成される。電極接続部14と金属膜層9とは、対向基板6の側面に形成された側面配線15で接続されている。そして、側面配線15は密着性向上層151を有している。
電極接続部14は、対向基板6の背面側(図6の上側)に形成される。電極接続部14は、第1補助電極部10aに電気的に接続される第1電極接続部14aと、第2補助電極部10bに電気的に接続される第2電極接続部14bとを有する。電極接続部14は、対向基板6に密着して形成される接着層141と、接着層141上に形成される金属層142とを有していることが好ましい。接着層141は、対向基板6に密着して形成され、金属層142と対向基板6との間の密着性を向上させる。
接着層141の材料としては、接着性の高い適宜の樹脂が用いられる。例えば、アクリル樹脂やエポキシ樹脂などであってもよい。接着層141は、例えば、樹脂材料をディスペンサーや浸漬などによって対向基板6上に塗布することで形成することができる。
金属層142の材料としては、導電性の高い適宜の金属を用いることができる。製造上の観点からは、めっき容易で導電性の高い金属が好ましい。例えば、Cu、Niなどが例示される。金属層142は、例えば、接着層141にめっき触媒液を塗布し、めっき処理(無電解めっきなど)を行うことで、接着層141上のみに金属層142を形成することが好ましい。
側面配線15は、対向基板6の側面に形成されており、補助電極部10と電極接続部14とを接続している。側面配線15は、第1補助電極部10aと第1電極接続部14aとを接続する第1側面配線15aと、第2補助電極部10bと第2電極接続部14bとを接続する第2側面配線15bとを有する。側面配線15は、導電性を有する金属層152と、密着性向上層151とを有している。密着性向上層151は、対向基板6に密着して形成され、金属層152と対向基板6との間の密着性を向上させる。
密着性向上層151の材料としては、接着性の高い適宜の樹脂が用いられる。例えば、アクリル樹脂やエポキシ樹脂などであってもよい。密着性向上層151は、例えば、樹脂材料をディスペンサーや浸漬などによって対向基板6に塗布することで形成することができる。
金属層152の材料としては、導電性の高い適宜の金属を用いることができる。製造上の観点からは、めっき容易で導電性の高い金属が好ましい。例えば、Cu、Niなどが例示される。金属層152は、例えば、密着性向上層151にめっき触媒液を塗布し、めっき処理(無電解めっきなど)を行うことで、密着性向上層151上のみに金属層152を形成することが好ましい。
電極接続部14と側面配線15とは、連続一体に形成されていてもよい。すなわち、接着層141と密着性向上層151は同一の材料から一体に形成され、金属層142と金属層152とは同一の材料から一体に形成されていてもよい。
本実施形態の有機EL照明デバイスによれば、電極接続部14が対向基板6の背面側に形成されているので、補助電極部10において対向基板6よりも外側に延出する部分の大きさ(図6における左右方向の幅)を、側面配線15の厚み程度にまで小さくすることができる。従って、照明デバイスの横幅を抑制する(狭額縁化する)ことができる。
また、複数の照明デバイスを図6の横方向に並べて使用する場合であっても、周知のワイヤボンディングなどの方法によって、各照明デバイスを容易に外部電源へ接続することができる。またこの場合、電極接続部14を形成していない場合に比べて、各ボンディングワイヤ間で短絡が発生するのを防ぐことができる。
また、電極接続部14及び側面配線15はめっきにより製造することができるので、製造コストを低減することができる。
なお、電極接続部14と側面配線15とを一体に形成する場合、例えば、対向基板6の表面全体に、接着層141と密着性向上層151との元となる樹脂膜を形成し、樹脂膜の表面全体に、金属層142と金属層152との元となる金属膜を形成し、その後、フォトリソグラフィー及びエッチングにより、電極接続部14及び側面配線15以外の部分における樹脂膜及び金属膜を除去してもよい。このようにすれば、電極接続部14(第1電極接続部14a,第2電極接続部14b)と側面配線15(第1側面配線15a,第2側面配線15b)とを、一度に形成することができる。
本実施形態において、図7A,図7B,図7Cに示すように、対向基板6の背面側外周端部には、この端部の角度を緩和する角度緩和構造6cを有していることが好ましい。すなわち、対向基板6の角部において金属層141,151が形成される部位には、角度緩和構造6cが形成されていることが好ましい。角度緩和構造6cは、対向基板6の背面側外周端部の角を研磨などで面取りすることにより、形成することができる。
本実施形態では、対向基板6のうちで金属層が形成される部位は、鈍角となっている。これにより、対向基板6上に形成された金属配線で断線が生じるのを、抑制することができる。
図7Aの構造及び図7Bの構造では、対向基板6は、上面63と側面64との間に傾斜面65が形成されている。上面63と傾斜面65との間の角度は鈍角となっており、側面64と傾斜面65との間の角度は鈍角となっている。図7Aの構造では、2箇所の角部分の間隔が大きいので、断線率をより低減することができる。また、図7Bの構造では、対向基板6の端部での厚み(強度)を維持しながら、断線率を低減することができる。
図7Cの構造では、角度緩和構造6cは、上面63と側面64との間に形成された曲面部66からなる。この構造によれば、対向基板6の強度を維持しながら断線率をより低減することができる。
なお、本実施形態では、実施形態1の有機EL照明デバイスに電極接続部14と側面配線15を設けた例について説明したが、例えば図8に示すように、実施形態2又は実施形態3の有機EL照明デバイスに本実施形態の思想を適用してもよい。

Claims (7)

  1. 光透過性の第1電極と、前記第1電極に対向する第2電極と、前記第1電極及び前記第2電極に挟まれた発光層とを有する有機エレクトロルミネッセンス素子が、ベース基板の表面に形成されるとともに、前記ベース基板に対向して配置され中央部に凹部が形成された対向基板により封止された有機エレクトロルミネッセンス照明デバイスであって、
    前記ベース基板の表面には、透光性を有する電極材料により構成される透明導電層と、導電性樹脂により構成される導電性樹脂層と、前記透明導電層の材料よりも導電性の高い金属によって構成される金属膜層とがこの順に積層されて形成された補助電極部が、前記対向基板の縁部を跨って設けられており、
    前記補助電極部は、前記導電性樹脂層を介して外部から前記有機エレクトロルミネッセンス素子に水分が浸入するのを遮断する遮断構造が設けられていることを特徴とする有機エレクトロルミネッセンス照明デバイス。
  2. 前記対向基板は、平板状の平板体と、この平板体と別体の樹脂からなる側壁体とで前記凹部を形成していることを特徴とする請求項1記載の有機エレクトロルミネッセンス照明デバイス。
  3. 前記遮断構造は、前記導電性樹脂層の少なくとも一方の側部が前記金属膜層により被覆された構造であることを特徴とする請求項1又は2に記載の有機エレクトロルミネッセンス照明デバイス。
  4. 前記遮断構造は、前記対向基板の縁部が前記金属膜層及び前記導電性樹脂層を分断した構造であることを特徴とする請求項1又は2に記載の有機エレクトロルミネッセンス照明デバイス。
  5. 前記対向基板の背面側には電極接続部が形成され、この電極接続部と前記金属膜層とは、前記対向基板の側面に形成された側面配線で接続されており、この側面配線は密着性向上層を有していることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の有機エレクトロルミネッセンス照明デバイス。
  6. 前記対向基板の背面側外周端部には、この端部の角度を緩和する角度緩和構造を有していることを特徴とする請求項5記載の有機エレクトロルミネッセンス照明デバイス。
  7. 請求項1〜3のいずれか一項に記載の有機エレクトロルミネッセンス照明デバイスを製造する方法であって、
    前記補助電極部を形成する工程が、前記透明導電層が形成された前記ベース基板の前記補助電極部が形成される領域に、前記導電性樹脂層の材料を塗布して前記導電性樹脂層を形成する樹脂層塗布工程と、この導電性樹脂層の表面にめっきにより前記金属膜層を形成する金属膜めっき工程とを含むことを特徴とする有機エレクトロルミネッセンス照明デバイスの製造方法。
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