JP2000021566A - エレクトロルミネセンス - Google Patents
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- Electroluminescent Light Sources (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 表示品位を高めたエレクトロルミネセンスを
提供することを目的とする。 【解決手段】 透明基板1上に、特定形状の複数の画素
に区画形成されたセグメント状にて形成された表示電極
21と透明基板1の周囲側へ引き出し形成された端子2
2と表示電極21から端子22をつなぐ配線電極23と
に機能分離して形成されると共に背面電極6用に端子2
4を形成された透明電極2、透明電極2に比べて抵抗率
の小さい補助電極3、表示電極21及び端子22を除い
て透明電極2上に形成された中間層たる絶縁層4、表示
電極21及び絶縁層4上に形成された発光層5、発光層
5上に位置して表示電極21と対向する背面電極6から
成る。
提供することを目的とする。 【解決手段】 透明基板1上に、特定形状の複数の画素
に区画形成されたセグメント状にて形成された表示電極
21と透明基板1の周囲側へ引き出し形成された端子2
2と表示電極21から端子22をつなぐ配線電極23と
に機能分離して形成されると共に背面電極6用に端子2
4を形成された透明電極2、透明電極2に比べて抵抗率
の小さい補助電極3、表示電極21及び端子22を除い
て透明電極2上に形成された中間層たる絶縁層4、表示
電極21及び絶縁層4上に形成された発光層5、発光層
5上に位置して表示電極21と対向する背面電極6から
成る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、透明導電材料から
なり選択的発光により任意形状を表現するために特定形
状の複数のセグメント状にて形成された表示電極を有す
る透明電極とこれに対向する背面電極間に発光層を介在
させるエレクトロルミネセンスに関する。
なり選択的発光により任意形状を表現するために特定形
状の複数のセグメント状にて形成された表示電極を有す
る透明電極とこれに対向する背面電極間に発光層を介在
させるエレクトロルミネセンスに関する。
【0002】
【従来の技術】透明基板上に、表示電極と配線電極とに
機能分離して形成される透明電極、中間層として誘電体
材料からなる絶縁層、発光層、及び少なくとも透明電極
と対向する背面電極、とを順次積層した所謂薄膜エレク
トロルミネセンスは、例えば特許第2758785号公
報で開示されている。
機能分離して形成される透明電極、中間層として誘電体
材料からなる絶縁層、発光層、及び少なくとも透明電極
と対向する背面電極、とを順次積層した所謂薄膜エレク
トロルミネセンスは、例えば特許第2758785号公
報で開示されている。
【0003】斯かるエレクトロルミネセンスは、透明電
極と背面電極との間に数百ボルト程度の交流電圧を印加
することにより、発光層中の発光中心である蛍光物質が
励起され、励起された蛍光物質が基底状態へ戻る際に光
りを放出する。
極と背面電極との間に数百ボルト程度の交流電圧を印加
することにより、発光層中の発光中心である蛍光物質が
励起され、励起された蛍光物質が基底状態へ戻る際に光
りを放出する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】斯かるエレクトロルミ
ネセンスの透明電極は、発光層からの発光を透過させる
ために酸化インジウム錫(ITO)等の透明導電性材料
が用いられ、選択的発光により任意形状を表現するため
に特定形状の複数の画素に区画形成されたセグメント状
にて形成されるが、端子から表示電極までの途中に位置
する配線電極の抵抗値が数十Ω/□程度であって、この
配線電極における電圧降下により、配線電極の距離が異
なると各画素における印加電圧に差が発生して発光ムラ
が生じ、表示品位を低下させるという問題がある。
ネセンスの透明電極は、発光層からの発光を透過させる
ために酸化インジウム錫(ITO)等の透明導電性材料
が用いられ、選択的発光により任意形状を表現するため
に特定形状の複数の画素に区画形成されたセグメント状
にて形成されるが、端子から表示電極までの途中に位置
する配線電極の抵抗値が数十Ω/□程度であって、この
配線電極における電圧降下により、配線電極の距離が異
なると各画素における印加電圧に差が発生して発光ムラ
が生じ、表示品位を低下させるという問題がある。
【0005】また、背面電極は、抵抗率が低くて膜形成
が容易なアルミニュウム(Al)等の金属導電性材料が
用いられるが、前記膜形成により背面電極の表面は鏡面
状態となって、周囲風景が背面電極で反射して見えるこ
とがあり、表示品位を低下させるという問題がある。
が容易なアルミニュウム(Al)等の金属導電性材料が
用いられるが、前記膜形成により背面電極の表面は鏡面
状態となって、周囲風景が背面電極で反射して見えるこ
とがあり、表示品位を低下させるという問題がある。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
の本発明は、透明基板上に表示電極と配線電極とに機能
分離して形成される透明電極を形成し、この透明電極の
上に少なくとも1層の中間層及び発光層を順次形成し、
この発光層の上に前記表示電極と対向して背面電極を形
成したエレクトロルミネセンスであって、前記配線電極
上に前記透明電極に比べて抵抗率の小さい金属導電材料
からなる補助電極を形成したものである。
の本発明は、透明基板上に表示電極と配線電極とに機能
分離して形成される透明電極を形成し、この透明電極の
上に少なくとも1層の中間層及び発光層を順次形成し、
この発光層の上に前記表示電極と対向して背面電極を形
成したエレクトロルミネセンスであって、前記配線電極
上に前記透明電極に比べて抵抗率の小さい金属導電材料
からなる補助電極を形成したものである。
【0007】特に本発明は、前記背面電極及び前記補助
電極を同一材料にて形成したものである。
電極を同一材料にて形成したものである。
【0008】特に本発明は、前記背面電極及び前記補助
電極をクロム(Cr)で形成したものである。
電極をクロム(Cr)で形成したものである。
【0009】特に本発明は、前記背面電極及び前記補助
電極をアルミニュウム(AI)で形成したものである。
電極をアルミニュウム(AI)で形成したものである。
【0010】また本発明は、透明基板上に表示電極と配
線電極とに機能分離して形成される透明電極及びクロム
(Cr)からなる補助電極を全面に形成し、前記表示電
極及び前記配線電極の各個所を除いて前記透明電極及び
前記補助電極をエッチングで除去し、前記表示電極個所
を覆っている前記補助電極を除去し、その上に順次少な
くとも発光層及び背面電極を形成したものである。
線電極とに機能分離して形成される透明電極及びクロム
(Cr)からなる補助電極を全面に形成し、前記表示電
極及び前記配線電極の各個所を除いて前記透明電極及び
前記補助電極をエッチングで除去し、前記表示電極個所
を覆っている前記補助電極を除去し、その上に順次少な
くとも発光層及び背面電極を形成したものである。
【0011】また本発明は、透明基板1上に表示電極と
配線電極とに機能分離して形成される透明電極及びマス
ク用のクロム(Cr)を全面に形成し、前記表示電極個
所を除いて前記透明電極及び前記クロムをエッチングで
除去し、その上に前記配線電極となる補助電極用のアル
ミニュウム(AI)を形成し、前記表示電極個所を除い
て前記補助電極をエッチングで除去し、前記表示電極を
保護していた前記クロムを除去し、その上に順次少なく
とも発光層及びアルミニュウムからなる背面電極を形成
したものである。
配線電極とに機能分離して形成される透明電極及びマス
ク用のクロム(Cr)を全面に形成し、前記表示電極個
所を除いて前記透明電極及び前記クロムをエッチングで
除去し、その上に前記配線電極となる補助電極用のアル
ミニュウム(AI)を形成し、前記表示電極個所を除い
て前記補助電極をエッチングで除去し、前記表示電極を
保護していた前記クロムを除去し、その上に順次少なく
とも発光層及びアルミニュウムからなる背面電極を形成
したものである。
【0012】また本発明は、透明基板上に表示電極と配
線電極とに機能分離して形成される透明電極と、この透
明電極と対向して設けられる背面電極と、この背面電極
と前記透明電極との間に形成される発光層とを有し、前
記配線電極が前記透明基板の周囲側へ引き出し形成され
て端子となるエレクトロルミネセンスであって、前記表
示電極個所を除く前記透明電極上に形成される補助電極
を、少なくとも前記表示電極個所を除いて前記透明基板
の表面全体を覆うように形成したものである。
線電極とに機能分離して形成される透明電極と、この透
明電極と対向して設けられる背面電極と、この背面電極
と前記透明電極との間に形成される発光層とを有し、前
記配線電極が前記透明基板の周囲側へ引き出し形成され
て端子となるエレクトロルミネセンスであって、前記表
示電極個所を除く前記透明電極上に形成される補助電極
を、少なくとも前記表示電極個所を除いて前記透明基板
の表面全体を覆うように形成したものである。
【0013】また本発明は、透明基板上に表示電極と配
線電極とに機能分離して形成される透明電極と、この透
明電極と対向して設けられる背面電極と、この背面電極
と前記透明電極との間に形成される発光層とを有し、前
記配線電極が前記透明基板の周囲側へ引き出し形成され
て端子となるエレクトロルミネセンスであって、前記表
示電極個所を除く前記透明電極上に形成される補助電極
と、前記透明電極又は前記補助電極と前記発光層との間
に位置する中間層とを有し、この中間層は黒色等の光遮
断性の高い色彩の材料からなり、かつ、前記表示電極及
び前記端子の各個所を除いて前記透明基板の表面全体を
覆うように形成したものである。
線電極とに機能分離して形成される透明電極と、この透
明電極と対向して設けられる背面電極と、この背面電極
と前記透明電極との間に形成される発光層とを有し、前
記配線電極が前記透明基板の周囲側へ引き出し形成され
て端子となるエレクトロルミネセンスであって、前記表
示電極個所を除く前記透明電極上に形成される補助電極
と、前記透明電極又は前記補助電極と前記発光層との間
に位置する中間層とを有し、この中間層は黒色等の光遮
断性の高い色彩の材料からなり、かつ、前記表示電極及
び前記端子の各個所を除いて前記透明基板の表面全体を
覆うように形成したものである。
【0014】
【発明の実施の形態】透明基板1上に表示電極21と配
線電極23とに機能分離して形成される透明電極2を形
成し、この透明電極2の上に少なくとも1層の中間層た
る絶縁層4及び発光層5を順次形成し、この発光層5の
上に表示電極21と対向して背面電極6を形成したエレ
クトロルミネセンスであって、配線電極23上に透明電
極2に比べて抵抗率の小さい金属導電材料からなる補助
電極3を形成する。
線電極23とに機能分離して形成される透明電極2を形
成し、この透明電極2の上に少なくとも1層の中間層た
る絶縁層4及び発光層5を順次形成し、この発光層5の
上に表示電極21と対向して背面電極6を形成したエレ
クトロルミネセンスであって、配線電極23上に透明電
極2に比べて抵抗率の小さい金属導電材料からなる補助
電極3を形成する。
【0015】これにより、配線電極2上に形成された配
線電極23に比べて抵抗率の小さいクロム(Cr)等の
金属導電材料からなる補助電極3を設けることにより、
端子22から表示電極21までの途中に位置する配線電
極23における電圧降下を抑えられる。
線電極23に比べて抵抗率の小さいクロム(Cr)等の
金属導電材料からなる補助電極3を設けることにより、
端子22から表示電極21までの途中に位置する配線電
極23における電圧降下を抑えられる。
【0016】特に、背面電極6及び補助電極3を同一材
料、例えばCr又はアルミニュウム(AI)にて形成す
る。
料、例えばCr又はアルミニュウム(AI)にて形成す
る。
【0017】これにより、背面電極6を補助電極3と同
じ材料とすることにより、エレクトロルミネセンスを見
た時に補助電極3部分が背面電極6上に浮かんで見える
ことが抑えられる。
じ材料とすることにより、エレクトロルミネセンスを見
た時に補助電極3部分が背面電極6上に浮かんで見える
ことが抑えられる。
【0018】透明基板1上に表示電極21と配線電極2
3とに機能分離して形成される透明電極2及びCrから
なる補助電極3を全面に形成し、表示電極21及び配線
電極23の各個所を除いて透明電極2及び補助電極3を
エッチングで除去し、表示電極21個所を覆っている補
助電極3を除去し、その上に順次少なくとも発光層5及
び背面電極6を形成する。
3とに機能分離して形成される透明電極2及びCrから
なる補助電極3を全面に形成し、表示電極21及び配線
電極23の各個所を除いて透明電極2及び補助電極3を
エッチングで除去し、表示電極21個所を覆っている補
助電極3を除去し、その上に順次少なくとも発光層5及
び背面電極6を形成する。
【0019】これにより、エッチング選択性に優れ、工
程の簡略化が可能であり、端子22から表示電極21ま
での途中に位置する配線電極23における電圧降下を抑
えられる。
程の簡略化が可能であり、端子22から表示電極21ま
での途中に位置する配線電極23における電圧降下を抑
えられる。
【0020】透明基板1上に表示電極21と配線電極2
3とに機能分離して形成される透明電極2及びCrから
成るマスク層31を全面に形成し、表示電極21個所を
除いて透明電極2及びマスク層31をエッチングで除去
し、その上に配線電極23となる補助電極3用のAIを
形成し、表示電極21個所を除いて補助電極3をエッチ
ングで除去し、表示電極21を保護していたマスク層3
1を除去し、その上に順次少なくとも発光層5及びAl
からなる背面電極6を形成する。
3とに機能分離して形成される透明電極2及びCrから
成るマスク層31を全面に形成し、表示電極21個所を
除いて透明電極2及びマスク層31をエッチングで除去
し、その上に配線電極23となる補助電極3用のAIを
形成し、表示電極21個所を除いて補助電極3をエッチ
ングで除去し、表示電極21を保護していたマスク層3
1を除去し、その上に順次少なくとも発光層5及びAl
からなる背面電極6を形成する。
【0021】これにより、エレクトロルミネセンスを見
た時に補助電極3部分が背面電極6上に浮かんで見える
ことが抑えられる。
た時に補助電極3部分が背面電極6上に浮かんで見える
ことが抑えられる。
【0022】透明基板1上に表示電極21と配線電極2
3とに機能分離して形成される透明電極2と、この透明
電極2と対向して設けられる背面電極6と、この背面電
極6と透明電極2との間に形成される発光層5とを有
し、配線電極23が透明基板1の周囲側へ引き出し形成
されて端子22となるエレクトロルミネセンスであっ
て、表示電極21個所を除く透明電極2上に形成される
補助電極3を、少なくとも表示電極21個所を除いて透
明基板1の表面全体を覆うように形成する。
3とに機能分離して形成される透明電極2と、この透明
電極2と対向して設けられる背面電極6と、この背面電
極6と透明電極2との間に形成される発光層5とを有
し、配線電極23が透明基板1の周囲側へ引き出し形成
されて端子22となるエレクトロルミネセンスであっ
て、表示電極21個所を除く透明電極2上に形成される
補助電極3を、少なくとも表示電極21個所を除いて透
明基板1の表面全体を覆うように形成する。
【0023】これにより、エレクトロルミネセンスを見
た時に表示電極21個所以外は、補助電極3の色で統一
されるため、表示電極21と配線電極23とそれら以外
の各個所とが3つの異なる色彩で見えることを抑えられ
る。
た時に表示電極21個所以外は、補助電極3の色で統一
されるため、表示電極21と配線電極23とそれら以外
の各個所とが3つの異なる色彩で見えることを抑えられ
る。
【0024】透明基板1上に表示電極21と配線電極2
3とに機能分離して形成される透明電極2と、この透明
電極2と対向して設けられる背面電極6と、この背面電
極6と透明電極2との間に形成される発光層5とを有
し、配線電極23が透明基板1の周囲側へ引き出し形成
されて端子22となるエレクトロルミネセンスであっ
て、表示電極21個所を除く透明電極2上に形成される
補助電極3と、透明電極2又は補助電極3と発光層5と
の間に位置する中間層4とを有し、この中間層4は黒色
等の光遮断性の高い色彩の材料からなり、かつ、表示電
極21及び端子22の各個所を除いて透明基板2の表面
全体を覆うように形成する。
3とに機能分離して形成される透明電極2と、この透明
電極2と対向して設けられる背面電極6と、この背面電
極6と透明電極2との間に形成される発光層5とを有
し、配線電極23が透明基板1の周囲側へ引き出し形成
されて端子22となるエレクトロルミネセンスであっ
て、表示電極21個所を除く透明電極2上に形成される
補助電極3と、透明電極2又は補助電極3と発光層5と
の間に位置する中間層4とを有し、この中間層4は黒色
等の光遮断性の高い色彩の材料からなり、かつ、表示電
極21及び端子22の各個所を除いて透明基板2の表面
全体を覆うように形成する。
【0025】これにより、エレクトロルミネセンスを見
た時に表示電極21個所以外は、補助電極3の色で統一
されるため、表示電極21と配線電極23とそれら以外
の各個所とが3つの異なる色彩で見えることを抑えられ
る。
た時に表示電極21個所以外は、補助電極3の色で統一
されるため、表示電極21と配線電極23とそれら以外
の各個所とが3つの異なる色彩で見えることを抑えられ
る。
【0026】
【実施例】本発明を、添付図面に示した実施例に基づき
説明する。
説明する。
【0027】図1〜図3は、本発明の第1実施例に係
り、1は脱脂洗浄を行ったソーダガラス等の透明基板、
2は透明基板1上に形成されたITO等の透明導電材料
からなり選択的発光により任意形状を表現するために特
定形状の複数のセグメント状にて形成された表示電極2
1と透明基板1の周囲側へ引き出し形成された端子22
と表示電極21から端子22をつなぐ配線電極23とに
機能分離して形成されると共に後述する背面電極用に端
子24を形成された透明電極、3は配線電極23上に形
成された透明電極2に比べて抵抗率の小さいクロム(C
r)等の金属導電材料からなる補助電極、4は表示電極
21及び端子22を除いて透明電極2上に形成されたア
ルミナや窒化シリコン等の誘電材料からなる中間層たる
絶縁層、5は表示電極21及び絶縁層4上に形成された
母材たる硫化亜鉛と発光中心たるマンガンとの発光材料
からなる発光層、6は発光層5上に位置して表示電極2
1と対向するように形成されたアルミニュウム(Al)
等の金属導電材料からなる背面電極であってこの背面電
極6の一部も透明電極2と同様に透明基板1の周囲側へ
引き出し形成されて端子24に接続されている。
り、1は脱脂洗浄を行ったソーダガラス等の透明基板、
2は透明基板1上に形成されたITO等の透明導電材料
からなり選択的発光により任意形状を表現するために特
定形状の複数のセグメント状にて形成された表示電極2
1と透明基板1の周囲側へ引き出し形成された端子22
と表示電極21から端子22をつなぐ配線電極23とに
機能分離して形成されると共に後述する背面電極用に端
子24を形成された透明電極、3は配線電極23上に形
成された透明電極2に比べて抵抗率の小さいクロム(C
r)等の金属導電材料からなる補助電極、4は表示電極
21及び端子22を除いて透明電極2上に形成されたア
ルミナや窒化シリコン等の誘電材料からなる中間層たる
絶縁層、5は表示電極21及び絶縁層4上に形成された
母材たる硫化亜鉛と発光中心たるマンガンとの発光材料
からなる発光層、6は発光層5上に位置して表示電極2
1と対向するように形成されたアルミニュウム(Al)
等の金属導電材料からなる背面電極であってこの背面電
極6の一部も透明電極2と同様に透明基板1の周囲側へ
引き出し形成されて端子24に接続されている。
【0028】なお、この端子24は、背面電極6の一部
を直接透明基板1の周囲側まで引き伸ばし形成してここ
に電源を接続する構成とする場合には、設ける必要はな
い。
を直接透明基板1の周囲側まで引き伸ばし形成してここ
に電源を接続する構成とする場合には、設ける必要はな
い。
【0029】これら透明電極2〜背面電極6の積層体
は、順次蒸着やスパッタリング等の適宜方法により積層
形成される。
は、順次蒸着やスパッタリング等の適宜方法により積層
形成される。
【0030】7は透明基板1に接着固定された透明基板
1と同様な材料からなる封止部材であって中央部には凹
部を有して絶縁保護液体8を収納している。この絶縁保
護液体8は、封止部材7の凹部に予めディスペンサー等
の用具を用いて注入しておき、その後に透明電極2〜背
面電極6を形成した透明基板1を、接着剤9を設けた封
止部材7に合わせて固定することにより凹部へ注入した
り、あるいは、透明電極2〜背面電極6を形成した透明
基板1に接着剤を設けた封止部材7を合わせて固定した
後に、封止部材7に用意した注入口10から絶縁保護液
体8を凹部へ注入する等の方法により形成される。
1と同様な材料からなる封止部材であって中央部には凹
部を有して絶縁保護液体8を収納している。この絶縁保
護液体8は、封止部材7の凹部に予めディスペンサー等
の用具を用いて注入しておき、その後に透明電極2〜背
面電極6を形成した透明基板1を、接着剤9を設けた封
止部材7に合わせて固定することにより凹部へ注入した
り、あるいは、透明電極2〜背面電極6を形成した透明
基板1に接着剤を設けた封止部材7を合わせて固定した
後に、封止部材7に用意した注入口10から絶縁保護液
体8を凹部へ注入する等の方法により形成される。
【0031】しかして、斯かるエレクトロルミネセンス
は、配線電極2上に形成された配線電極23に比べて抵
抗率の小さいCr等の金属導電材料からなる補助電極3
を設けることにより、端子22から表示電極21までの
途中に位置する配線電極23における電圧降下を抑えら
れることから、配線電極23の距離の差に起因して生じ
る発光ムラを改善して、見栄えを向上させることができ
る。
は、配線電極2上に形成された配線電極23に比べて抵
抗率の小さいCr等の金属導電材料からなる補助電極3
を設けることにより、端子22から表示電極21までの
途中に位置する配線電極23における電圧降下を抑えら
れることから、配線電極23の距離の差に起因して生じ
る発光ムラを改善して、見栄えを向上させることができ
る。
【0032】図3は、上記実施例において、補助電極3
としてCrを用いる場合の製造方法を示しており、透明
基板1上にITOの透明電極2とCrから成る補助電極
3を全面に形成し(同図(A))、補助電極3のCrを
エッチングの際のマスク材として利用することにより表
示電極21,端子22,配線電極23及び端子24の各
個所を除いてITOの透明電極2とCrの補助電極3を
エッチングで除去し(同図(B))、更に表示電極21
個所を覆っているCrの補助電極3を除去し(同図
(C))、その上に順次必要な層を形成して最後にAl
から成る背面電極6を形成する(同図(D))。
としてCrを用いる場合の製造方法を示しており、透明
基板1上にITOの透明電極2とCrから成る補助電極
3を全面に形成し(同図(A))、補助電極3のCrを
エッチングの際のマスク材として利用することにより表
示電極21,端子22,配線電極23及び端子24の各
個所を除いてITOの透明電極2とCrの補助電極3を
エッチングで除去し(同図(B))、更に表示電極21
個所を覆っているCrの補助電極3を除去し(同図
(C))、その上に順次必要な層を形成して最後にAl
から成る背面電極6を形成する(同図(D))。
【0033】このように、補助電極3としてCrを用い
ることにより、透明基板1,透明電極2,補助電極3と
連続して成膜後、表示電極21,端子22,配線電極2
3及び端子24のパターニングを行い、その後に表示電
極21のみ補助電極3を除去することができ、エッチン
グ選択性に優れ、工程の簡略化が可能であり、端子22
から表示電極21までの途中に位置する配線電極23に
おける電圧降下を抑えられることから、配線電極23の
距離の差に起因して生じる発光ムラを改善して、見栄え
を向上させることができる。
ることにより、透明基板1,透明電極2,補助電極3と
連続して成膜後、表示電極21,端子22,配線電極2
3及び端子24のパターニングを行い、その後に表示電
極21のみ補助電極3を除去することができ、エッチン
グ選択性に優れ、工程の簡略化が可能であり、端子22
から表示電極21までの途中に位置する配線電極23に
おける電圧降下を抑えられることから、配線電極23の
距離の差に起因して生じる発光ムラを改善して、見栄え
を向上させることができる。
【0034】なお、背面電極6を補助電極3と同じ材
料、例えば両方ともCrとすれば、エレクトロルミネセ
ンスを見た時に補助電極3部分が背面電極6上に浮かん
で見えるという不具合を解消することができ、見栄えを
向上させることができる。
料、例えば両方ともCrとすれば、エレクトロルミネセ
ンスを見た時に補助電極3部分が背面電極6上に浮かん
で見えるという不具合を解消することができ、見栄えを
向上させることができる。
【0035】図4は、本発明の第2実施例に係り、背面
電極6を補助電極3と同じ材料、例えば両方ともAlに
する場合の製造方法を示しており、透明基板1上にIT
Oの透明電極2とCrから成るマスク層31を全面に形
成し(同図(A))、表示電極21個所を除いて透明電
極2とマスク層31をエッチングで除去し(同図
(B))、その上に端子22,配線電極23及び端子2
4となるAlから成る補助電極3を形成し(同図
(C))、表示電極21個所を除いてAlの補助電極3
をエッチングで除去し(同図(D))、表示電極21を
保護していたマスク層31を除去し(同図(E))、補
助電極3を所定の形状にパターニングし(同図
(F))、その上に順次必要な層を形成して最後にAl
から成る背面電極6を形成する(同図(G))。
電極6を補助電極3と同じ材料、例えば両方ともAlに
する場合の製造方法を示しており、透明基板1上にIT
Oの透明電極2とCrから成るマスク層31を全面に形
成し(同図(A))、表示電極21個所を除いて透明電
極2とマスク層31をエッチングで除去し(同図
(B))、その上に端子22,配線電極23及び端子2
4となるAlから成る補助電極3を形成し(同図
(C))、表示電極21個所を除いてAlの補助電極3
をエッチングで除去し(同図(D))、表示電極21を
保護していたマスク層31を除去し(同図(E))、補
助電極3を所定の形状にパターニングし(同図
(F))、その上に順次必要な層を形成して最後にAl
から成る背面電極6を形成する(同図(G))。
【0036】これにより、エレクトロルミネセンスを見
た時に補助電極3部分が背面電極6上に浮かんで見える
という不具合を解消することができ、見栄えを向上させ
ることができる。
た時に補助電極3部分が背面電極6上に浮かんで見える
という不具合を解消することができ、見栄えを向上させ
ることができる。
【0037】図5は、本発明の第3実施例に係り、透明
基板1上に表示電極21と配線電極23とに機能分離し
て形成されると共に背面電極6用に端子24を形成され
た透明電極2と、この透明電極2と対向して設けられる
背面電極6と、この背面電極6と透明電極2との間に形
成される発光層5とを有し、配線電極23が透明基板1
の周囲側へ引き出し形成されて端子22となるエレクト
ロルミネセンスであって、表示電極21個所を除く透明
電極2上に形成される補助電極3を、透明電極2上だけ
でなく、少なくとも表示電極21個所を除いて(端子2
2個所を除くことも可能)透明基板1の表面全体を覆う
ように形成しているもので、4は透明電極2又は補助電
極3と発光層5との間に位置する中間層たる絶縁層であ
る。
基板1上に表示電極21と配線電極23とに機能分離し
て形成されると共に背面電極6用に端子24を形成され
た透明電極2と、この透明電極2と対向して設けられる
背面電極6と、この背面電極6と透明電極2との間に形
成される発光層5とを有し、配線電極23が透明基板1
の周囲側へ引き出し形成されて端子22となるエレクト
ロルミネセンスであって、表示電極21個所を除く透明
電極2上に形成される補助電極3を、透明電極2上だけ
でなく、少なくとも表示電極21個所を除いて(端子2
2個所を除くことも可能)透明基板1の表面全体を覆う
ように形成しているもので、4は透明電極2又は補助電
極3と発光層5との間に位置する中間層たる絶縁層であ
る。
【0038】斯かる構成により、エレクトロルミネセン
スを見た時に表示電極21個所以外は、補助電極3の色
で統一されるため、表示電極21と配線電極23とそれ
ら以外の各個所とが3つの異なる色彩で見えることがあ
るという従来の不具合を解消することができ、見栄えを
向上させることができる。
スを見た時に表示電極21個所以外は、補助電極3の色
で統一されるため、表示電極21と配線電極23とそれ
ら以外の各個所とが3つの異なる色彩で見えることがあ
るという従来の不具合を解消することができ、見栄えを
向上させることができる。
【0039】図6は、本発明の第4実施例に係り、透明
基板1上に表示電極21と配線電極23とに機能分離し
て形成されると共に背面電極6用に端子24を形成され
た透明電極2と、この透明電極2と対向して設けられる
背面電極6と、この背面電極6と透明電極2との間に形
成される発光層5とを有し、配線電極23が透明基板1
の周囲側へ引き出し形成されて端子22となるエレクト
ロルミネセンスであって、表示電極21個所を除く透明
電極2上に形成される補助電極3と、透明電極2又は補
助電極3と発光層5との間に位置する中間層たる絶縁層
4とを有し、この絶縁層4は黒色等の光遮断性の高い色
彩の絶縁材料からなり、かつ、表示電極21及び端子2
2の各個所を除いて透明基板1の表面全体を覆うように
形成している。
基板1上に表示電極21と配線電極23とに機能分離し
て形成されると共に背面電極6用に端子24を形成され
た透明電極2と、この透明電極2と対向して設けられる
背面電極6と、この背面電極6と透明電極2との間に形
成される発光層5とを有し、配線電極23が透明基板1
の周囲側へ引き出し形成されて端子22となるエレクト
ロルミネセンスであって、表示電極21個所を除く透明
電極2上に形成される補助電極3と、透明電極2又は補
助電極3と発光層5との間に位置する中間層たる絶縁層
4とを有し、この絶縁層4は黒色等の光遮断性の高い色
彩の絶縁材料からなり、かつ、表示電極21及び端子2
2の各個所を除いて透明基板1の表面全体を覆うように
形成している。
【0040】斯かる構成により、エレクトロルミネセン
スを見た時に表示電極21個所以外は、補助電極3の色
で統一されるため、表示電極21と配線電極23とそれ
ら以外の各個所とが3つの異なる色彩で見えることがあ
るという従来の不具合を解消することができ、見栄えを
向上させることができる。
スを見た時に表示電極21個所以外は、補助電極3の色
で統一されるため、表示電極21と配線電極23とそれ
ら以外の各個所とが3つの異なる色彩で見えることがあ
るという従来の不具合を解消することができ、見栄えを
向上させることができる。
【0041】なお、本発明は、透明導電材料からなり選
択的発光により任意形状を表現するために特定形状の複
数のセグメント状にて形成された表示電極を有する透明
電極とこれに対向する背面電極間に発光層を介在させる
エレクトロルミネセンスに関するもので、透明基板上
に、表示電極と配線電極とに機能分離して形成される陽
極(前記実施例の透明電極に対応)、正孔インジェクシ
ョン層(同中間層)、発光層、及び少なくとも陽極と対
向する陰極(同背面電極)とを順次積層し、陽極と陰極
との間に数十ボルト程度の直流電圧を印加することによ
り、発光層に正孔と電子とを注入し、これらの再結合時
に生じるエネルギーにより発光層から光りを放出する、
例えば特公平6−32307号公報や特開昭63−26
4692号公報等で開示されている所謂有機エレクトロ
ルミネセンスにおいても、前記実施例と同様に本発明を
実施することができる。
択的発光により任意形状を表現するために特定形状の複
数のセグメント状にて形成された表示電極を有する透明
電極とこれに対向する背面電極間に発光層を介在させる
エレクトロルミネセンスに関するもので、透明基板上
に、表示電極と配線電極とに機能分離して形成される陽
極(前記実施例の透明電極に対応)、正孔インジェクシ
ョン層(同中間層)、発光層、及び少なくとも陽極と対
向する陰極(同背面電極)とを順次積層し、陽極と陰極
との間に数十ボルト程度の直流電圧を印加することによ
り、発光層に正孔と電子とを注入し、これらの再結合時
に生じるエネルギーにより発光層から光りを放出する、
例えば特公平6−32307号公報や特開昭63−26
4692号公報等で開示されている所謂有機エレクトロ
ルミネセンスにおいても、前記実施例と同様に本発明を
実施することができる。
【0042】
【発明の効果】本発明によれば、表示品位を高めたエレ
クトロルミネセンスを提供することができる。
クトロルミネセンスを提供することができる。
【図1】 本発明の第1実施例の要部断面図。
【図2】 同上実施例の要部平面図。
【図3】 同上実施例の製造方法を説明する工程図。
【図4】 本発明の第2実施例の製造方法を説明する工
程図。
程図。
【図5】 本発明の第3実施例の要部断面図。
【図6】 本発明の第4実施例の要部平面図。
1 透明基板 2 透明電極 21 表示電極 22 端子 23 配線電極 24 端子 3 補助電極 31 マスク層 4 絶縁層(中間層) 5 発光層 6 背面電極
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3K007 AB05 AB17 AB18 CA01 CB01 CC05 DA01 DA02 DB02 DB03 EA02 EB00 EC00 FA01 FA02
Claims (8)
- 【請求項1】 透明基板上に表示電極と配線電極とに機
能分離して形成される透明電極を形成し、この透明電極
の上に少なくとも1層の中間層及び発光層を順次形成
し、この発光層の上に前記表示電極と対向して背面電極
を形成したエレクトロルミネセンスであって、前記配線
電極上に前記透明電極に比べて抵抗率の小さい金属導電
材料からなる補助電極を形成したことを特徴とするエレ
クトロルミネセンス。 - 【請求項2】 前記背面電極及び前記補助電極を同一材
料にて形成したことを特徴とする請求項1に記載のエレ
クトロルミネセンス。 - 【請求項3】 前記背面電極及び前記補助電極をクロム
(Cr)で形成したことを特徴とする請求項2に記載の
エレクトロルミネセンス。 - 【請求項4】 前記背面電極及び前記補助電極をアルミ
ニュウム(AI)で形成したことを特徴とする請求項2
に記載のエレクトロルミネセンス。 - 【請求項5】 透明基板上に表示電極と配線電極とに機
能分離して形成される透明電極及びクロム(Cr)から
なる補助電極を全面に形成し、前記表示電極及び前記配
線電極の各個所を除いて前記透明電極及び前記補助電極
をエッチングで除去し、前記表示電極個所を覆っている
前記補助電極を除去し、その上に順次少なくとも発光層
及び背面電極を形成したことを特徴とするエレクトロル
ミネセンス。 - 【請求項6】 透明基板1上に表示電極と配線電極とに
機能分離して形成される透明電極及びマスク用のクロム
(Cr)を全面に形成し、前記表示電極個所を除いて前
記透明電極及び前記クロムをエッチングで除去し、その
上に前記配線電極となる補助電極用のアルミニュウム
(AI)を形成し、前記表示電極個所を除いて前記補助
電極をエッチングで除去し、前記表示電極を保護してい
た前記クロムを除去し、その上に順次少なくとも発光層
及びアルミニュウムからなる背面電極を形成したことを
特徴とするエレクトロルミネセンス。 - 【請求項7】 透明基板上に表示電極と配線電極とに機
能分離して形成される透明電極と、この透明電極と対向
して設けられる背面電極と、この背面電極と前記透明電
極との間に形成される発光層とを有し、前記配線電極が
前記透明基板の周囲側へ引き出し形成されて端子となる
エレクトロルミネセンスであって、前記表示電極個所を
除く前記透明電極上に形成される補助電極を、少なくと
も前記表示電極個所を除いて前記透明基板の表面全体を
覆うように形成したことを特徴とするエレクトロルミネ
センス。 - 【請求項8】 透明基板上に表示電極と配線電極とに機
能分離して形成される透明電極と、この透明電極と対向
して設けられる背面電極と、この背面電極と前記透明電
極との間に形成される発光層とを有し、前記配線電極が
前記透明基板の周囲側へ引き出し形成されて端子となる
エレクトロルミネセンスであって、前記表示電極個所を
除く前記透明電極上に形成される補助電極と、前記透明
電極又は前記補助電極と前記発光層との間に位置する中
間層とを有し、この中間層は黒色等の光遮断性の高い色
彩の材料からなり、かつ、前記表示電極及び前記端子の
各個所を除いて前記透明基板の表面全体を覆うように形
成したことを特徴とするエレクトロルミネセンス。
Priority Applications (6)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10183134A JP2000021566A (ja) | 1998-06-30 | 1998-06-30 | エレクトロルミネセンス |
KR1020007002054A KR20010023412A (ko) | 1998-06-30 | 1999-05-24 | 전계발광 디스플레이 |
EP99921252A EP1022931A4 (en) | 1998-06-30 | 1999-05-24 | ELECTROLUMINESCENT SCREEN |
US09/486,631 US6624571B1 (en) | 1998-06-30 | 1999-05-24 | Electroluminescent display |
CNB998010502A CN1271892C (zh) | 1998-06-30 | 1999-05-24 | 电致发光元件 |
PCT/JP1999/002726 WO2000001204A1 (fr) | 1998-06-30 | 1999-05-24 | Ecran electroluminescent |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10183134A JP2000021566A (ja) | 1998-06-30 | 1998-06-30 | エレクトロルミネセンス |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000021566A true JP2000021566A (ja) | 2000-01-21 |
Family
ID=16130403
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10183134A Pending JP2000021566A (ja) | 1998-06-30 | 1998-06-30 | エレクトロルミネセンス |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000021566A (ja) |
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1998
- 1998-06-30 JP JP10183134A patent/JP2000021566A/ja active Pending
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