JP5617232B2 - 空調装置 - Google Patents

空調装置 Download PDF

Info

Publication number
JP5617232B2
JP5617232B2 JP2009271150A JP2009271150A JP5617232B2 JP 5617232 B2 JP5617232 B2 JP 5617232B2 JP 2009271150 A JP2009271150 A JP 2009271150A JP 2009271150 A JP2009271150 A JP 2009271150A JP 5617232 B2 JP5617232 B2 JP 5617232B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
air
porous material
plate
flow path
soft porous
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2009271150A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2010159046A (ja
Inventor
真範 安田
真範 安田
伊藤 功治
伊藤  功治
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Corp
Soken Inc
Original Assignee
Denso Corp
Nippon Soken Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Denso Corp, Nippon Soken Inc filed Critical Denso Corp
Priority to JP2009271150A priority Critical patent/JP5617232B2/ja
Publication of JP2010159046A publication Critical patent/JP2010159046A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5617232B2 publication Critical patent/JP5617232B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60HARRANGEMENTS OF HEATING, COOLING, VENTILATING OR OTHER AIR-TREATING DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR PASSENGER OR GOODS SPACES OF VEHICLES
    • B60H1/00Heating, cooling or ventilating [HVAC] devices

Landscapes

  • Air-Conditioning For Vehicles (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Thermal Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)

Description

本発明は、空調風が流れる空気流路を有する空調装置に関し、車両用空調装置に用いて好適である。
従来、特許文献1には、空調ユニットからの吹き出し空気が流れる空調ダクトの屈曲部に吸音部材を配置し、空調ダクトのうち吸音部材の裏側の部位を外側に膨らませて吸音部材の裏側に空気室を形成することで騒音を吸音する空調装置が記載されている。
また、特許文献2には、室内機の前面パネルの内側に共鳴孔付板を前面パネルと間隔を隔てて配置して共鳴器形吸音構造を形成することで騒音を吸音する空調装置が記載されている。
また、特許文献3、4には、空気流路の外殻を形成する空調ケーシングの外側に吸音材を配置することで騒音を吸音する空調装置が記載されている。
特開2007−261421号公報 特開平5−71752号公報 特開2000−85339号公報 特開平11−287471号公報
しかしながら特許文献1の従来技術では、空調ダクトを外側に膨らませて空気室を形成しているので、空調装置の体格が空気室の分だけ大型化してしまう。
また特許文献2の従来技術では、共鳴器形吸音構造を室内機の内部に形成しているので、室内機の内部に形成される空気流路の断面積が共鳴器形吸音構造の分だけ縮小されてしまい、ひいては圧力損失が増加してしまう。
また特許文献3、4の従来技術では、吸音材を空調ケーシングの外側に配置しているので、空調装置の体格が吸音材の分だけ大型化してしまう。
本発明は上記点に鑑みて、体格の大型化および空気流路断面積の縮小を招くことなく騒音を低減することを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明では、空気が流れる空気流路の外殻を形成するケーシング(11)と、
空気流路においてケーシング(11)の内壁と間隔を隔てて配置され、空気流路における空気の流れを規制する流れ規制部材(20)と、
空気流路に配置され、空気流路の空気を加熱する加熱用熱交換器(17)とを備え、
ケーシング(11)の内部において加熱用熱交換器(17)よりも下流側の部位には、加熱用熱交換器(17)を通過した温風と加熱用熱交換器(17)をバイパスした冷風とを混合させるエアミックス空間(23、24)が構成されており、
流れ規制部材は、空気流路のうち加熱用熱交換器(17)よりも下流側の部位に位置するエアミックス空間(23、24)を複数個の並列流路(21、22)に仕切る仕切り壁(20)であり、
仕切り壁(20)は、多孔質材からなる板状吸音材(50)で形成され、
板状吸音材(50)は、多孔質材として板状の軟質多孔質材(50a)が用いられ、板状の軟質多孔質材(50a)を樹脂製または金属製の板状の格子状部材(50b)に重ね合わせて固定することによって構成されており、
板状の軟質多孔質材(50a)は、樹脂製または金属製の板状の格子状部材(50b)よりも軟質であることを特徴とする。
これによると、空気流路のうち加熱用熱交換器(17)よりも下流側の部位に位置するエアミックス空間(23、24)を仕切る仕切り壁(20)が吸音材としての役割をも果たすことができる。換言すれば、ケーシング(11)の外側に吸音構造を配置したり、ケーシング(11)の内部に仕切り壁(20)と別個の吸音材を設けたりすることなく騒音を低減することができる。このため、体格の大型化および空気流路断面積の縮小を招くことなく騒音を低減することができる。
さらに、請求項1に記載の発明では、板状吸音材(50)は、多孔質材として板状の軟質多孔質材(50a)を用い、板状の軟質多孔質材(50a)を樹脂製または金属製の板状の格子状部材(50b)に重ね合わせて固定することによって構成され、板状の軟質多孔質材(50a)は樹脂製または金属製の板状の格子状部材(50b)よりも軟質としているから、低コストと音低減効果とを両立できる。このことを詳しく説明すると、板状吸音材を多孔質材のみで構成する場合には、充分な性能を得ようとすると、多孔質材を剛性の高いアルミニウム等の金属で構成する必要があり、コストが高くなる。したがって、コスト面では、多孔質材としてウレタンフォームなどの軟質多孔質材料を用いるのが望ましい。
しかしながら、軟質多孔質材料をそのまま板状吸音材として用いる場合、剛性が低く圧力変化に追従して吸音材が振動するため、吸音材の空隙と空気粒子の摩擦による減衰効果が低下し、充分な吸音効果を得ることができない。
この点、本発明では、剛性の高い格子状部材(50b)が軟質多孔質材(50a)を支えるため、軟質多孔質材(50a)は音波の圧力変動に追従して振動することなく、その内部の空隙と空気粒子の摩擦減衰により、充分な吸音効果を得ることができる(後述する図8を参照)。このため、低コストと音低減効果とを両立できる。
請求項に記載の発明では、請求項に記載の空調装置において、樹脂製または金属製の板状の格子状部材(50b)は2つ用いられ、板状の軟質多孔質材(50a)を2つの板状の格子状部材(50b、50c)で挟み込むようにしたことを特徴とする。
これによると、軟質多孔質材(50a)の表裏両面が格子状部材(50b、50c)と摩擦するため、軟質多孔質材(50a)の片面のみが格子状部材(50b)と摩擦する場合に比べて、より大きな摩擦減衰効果を発揮する。
請求項に記載の発明では、請求項に記載の空調装置において、2つの格子状部材(50b、50c)は、互いの格子パターンが重ならないように配置されていることを特徴とする。
これによると、2つの格子状部材(50b、50c)の互いの格子パターンが重なっている場合に比べて、2枚の格子状部材(50b、50c)が重なって軟質多孔質材(50a)を挟み込んでいる箇所の面積が小さいので、当該箇所では面圧が高いが、他の箇所では面圧が低くなる。
そのため、2枚の格子状部材(50b、50c)が重なって軟質多孔質材(50a)を挟み込んでいる箇所では高い面圧で軟質多孔質材(50a)の動きが規制され、面圧が低い他の箇所では軟質多孔質材(50a)が格子状部材50b、50cに対して動いて摩擦減衰効果を発揮する。その結果、2つの格子状部材(50b、50c)の互いの格子パターンが重なっている場合に比べて、より大きな摩擦減衰効果を得ることができる。
請求項に記載の発明では、請求項ないしのいずれか1つに記載の空調装置において、軟質多孔質材(50a)の通気性は、1〜10cc/cm2 /sの範囲にあることを特徴とする。
これにより、高い吸音効果を得ることができる。このことを詳しく説明すると、通気性が小さければ、空隙を通過する流量は少なく、摩擦力で減衰するエネルギーは小さい。一方、この空隙が大きく通気性が大きければ、空隙を通過する流量は多いが摩擦力が生じる箇所の面積は小さくなり、摩擦力で減衰するエネルギーは小さい。
そのため、高い吸音効果を得ることができる通気性の範囲が存在し、具体的には通気性が1〜10cc/cm2 ・sで良好な結果が得られる(後述の図11、図12を参照)。
請求項に記載の発明では、請求項ないしのいずれか1つに記載の空調装置において、軟質多孔質材(50a)は、気泡径Rが1mm以下であり、かつ下記数式で計算される流れ抵抗σが125000〜1250000Pa・s/m2の範囲になるように気泡径Rおよび空隙率hgが設定されていることを特徴とする。
Figure 0005617232
但し、ηは粘性抵抗、Rは気泡の平均径、kは構造因子係数(=3)、hgは空隙率である。
これにより、軟質多孔質材(50a)の通気性を1〜10cc/cm2 ・sの範囲に設定して、高い吸音効果を得ることができる。
なお、この欄および特許請求の範囲で記載した各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものである。
本発明の第1実施形態における車両用空調装置の室内ユニットを示す断面図である。 図1の室内ユニットにおける騒音低減効果を説明する説明図である。 板状吸音材による減音量を測定する測定装置を示す模式図である。 図3の測定装置による減音量の測定結果を示すグラフである。 本発明の第2実施形態における車両用空調装置の室内ユニットを示す断面図である。 本発明の第3実施形態における車両用空調装置の室内ユニットを示す断面図である。 本発明の第4実施形態における板状吸音材を示す断面図である。 本発明の第4実施形態による垂直吸音率の向上効果を示すグラフである。 本発明の第4実施形態による垂直吸音率の向上効果を示すグラフである。 本発明の第4実施形態における軟質多孔質材を示す断面図である。 本発明の第4実施形態における軟質多孔質材について、通気性の適正範囲を説明するグラフである。 本発明の第4実施形態における軟質多孔質材について、通気性の適正範囲を説明するグラフである。 有効域の平均吸音率αmの定義を説明するグラフである。 本発明の第5実施形態における板状吸音材を示す断面図である。 本発明の第6実施形態における板状吸音材を示す断面図である。
(第1実施形態)
以下、本発明の第1実施形態を図1〜図4に基づいて説明する。図1は本実施形態の車両用空調装置の室内ユニット10を模式的に示す断面図である。車両用空調装置における室内ユニット10は、空気流路の外殻をなすケーシング11を有している。
室内ユニット10の全体構成は、空気流路に空気流れを発生させる送風機ユニット部12、および送風機ユニット部12からの送風空気の温度を調整する空調ユニット部13に大別される。
図示を省略しているが、室内ユニット10は、車室内最前部に設けられた計器盤(図示せず)の内部空間に配置されている。より具体的には、計器盤の内部空間のうち車両幅方向の略中央部に空調ユニット部13が配置され、送風機ユニット部12は空調ユニット部13に対して助手席側へオフセットして配置されている。
空気流路を形成するケーシング11は、ある程度の弾性を有し、強度的にも優れた樹脂(例えば、ポリプロピレン)にて成形されている。図示を省略しているがケーシング11は、成形上の型抜きの都合やケーシング11内への空調機器の組付上の理由等から、複数の分割ケーシングに分割して成形した後に、この複数の分割ケーシングを一体に締結する構成になっている。
送風機ユニット部12には、内気と外気とを切替導入する内外気切替箱(図示せず)が一体的に構成されている。図示を省略しているが、内外気切替箱には車室内空気(内気)を導入する内気導入口と、車室外空気(外気)を導入する外気導入口とが形成されている。
内気導入口および外気導入口は内外気切替箱内に配置された内外気切替ドア(図示せず)によって切替開閉される。内外気切替ドアは図示しないサーボモータによって開度調整され、内外気切替ドアの開度を調整することにより内外気の導入割合を切り替えるようになっている。
送風機ユニット部12内の空気流路には、電動モータ(図示せず)により回転駆動される送風ファン14が配置されている。本例では送風ファン14として、回転軸方向一端側(図1では紙面手前側)から空気を吸い込んで径方向外側に空気を吹き出す遠心式送風ファンを用いている。
送風機ユニット部12の空気吹出口12aは、中間ダクト部15を介して空調ユニット部13の空気流入口13aと繋がっている。空調ユニット部13内の空気流路には、送風空気の温度を調整する空調機器として、送風空気を冷却する冷却用熱交換器16、冷却用熱交換器16通過後の冷風を加熱する加熱用熱交換器17、および加熱用熱交換器17で加熱される冷風量を調整するエアミックスドア18等が配置されている。
具体的には、冷却用熱交換器16は蒸気圧縮式冷凍サイクルの蒸発器であり、加熱用熱交換器17はエンジン冷却水を熱源として送風空気を加熱するヒータコアである。エアミックスドア18は、その開度を連続的に変化させることによって、蒸発器16にて冷却された冷風のうちヒータコア17を通過させる冷風とヒータコア17をバイパスさせる冷風との風量比を連続的に変化させて送風空気の温度を調整する温度調整手段である。
エアミックスドア18は、蒸発器16通過後の冷風の流れを規制する板状のドア本体部18aと、ドア本体部18aの一端部に配置された回転軸18bとを有する片持ちドアであり、図示しないサーボモータによって開度調整される。
本例では、左右独立温度制御方式の車両用空調装置を構成している。具体的には、空調ユニット部13内において蒸発器16よりも下流側の空気流路を仕切り壁19、20によって2つの並列流路21、22に仕切り、この2つの並列流路22、23のそれぞれにエアミックスドア18を配置し、各エアミックスドア18を独立に操作することにより、2つの並列流路21、22において冷温風の風量割合をそれぞれ調整して車室内の左右2つの領域への吹き出し空気温度を独立して制御する。
仕切り壁19、20は、空気流路における空気の流れを規制する流れ規制部材であるともに、所定の剛性を有する剛性部材でもあり、多孔質材または繊維質からなる板状吸音材で形成されている。
一方の仕切り壁19は蒸発器16とヒータコア17との間に配置され、他方の仕切り壁20はヒータコア17よりも空気流れ下流側に配置されている。また、仕切り壁19、20は、ケーシング11の内壁に対して寸法L1の間隔を隔てて配置されている。
ケーシング11に対する仕切り壁19、20の固定は、例えば仕切り壁19をケーシング11内に挟み込むことで行うことができる。また、仕切り壁19、20をケーシング11に接着してもよいし、仕切り壁19、20をケーシング11と一体成形してもよい。
並列流路21、22のうちヒータコア17よりも空気流れ下流側の部位は、ヒータコア17を通過した温風とヒータコア17をバイパスした冷風とを混合させるエアミックス空間23、24を構成している。
図示を省略しているが、ケーシング11の最下流部には、車室内に空気を吹き出すためのデフロスタ開口部、フェイス開口部、フット開口部が形成されている。これらの開口部は、2つの並列流路21、22に対応して2つずつ形成されている。
エアミックス空間23、24で温度調整された空調風は、エアミックス空間23、24の空気流れ下流側に設けられた吹出モードドア(図示せず)の切替によって、デフロスタ開口部、フェイス開口部、フット開口部のいずれかの開口部を介して車室内に吹き出される。
具体的には、デフロスタ開口部からの空調風はデフロスタダクト(図示せず)を介してデフロスタ吹出口(図示せず)から車両前面窓ガラスに向けて吹き出され、フェイス開口部からの空調風はフェイスダクト(図示せず)を介してフェイス吹出口(図示せず)から乗員の顔部に向けて吹き出され、フット開口部からの空調風はフットダクト(図示せず)を介してフット吹出口(図示せず)から乗員の足元部に向けて吹き出される。吹出モードドアは、図示しないサーボモータによって駆動される。
上述した内外気切替ドアを駆動するサーボモータ、送風ファン14を駆動する電動モータ、エアミックスドア18を駆動するサーボモータ、および吹出モードドアを駆動するサーボモータ(いずれも図示せず)等のアクチュエータの作動は、図示しない空調制御装置(ECU)によって制御される。
空調制御装置は、CPU、ROMおよびRAM等を含む周知のマイクロコンピュータとその周辺回路から構成される。この空調制御装置は、そのROM内に空調装置制御プログラムを記憶しており、その空調装置制御プログラムに基づいて各種演算、処理を行い、空調制御装置の出力側に接続された空調制御機器の作動を制御する。
例えば、空調制御装置は、内気温度センサ(図示せず)により検出した内気温度Trと、外気温度センサ(図示せず)により検出した外気温度Tamと、日射センサ(図示せず)により検出した日射強度Tsと、乗員が温度設定器(図示せず)を操作することにより設定される設定温度Tsetとを読み込んで、これらのデータに基づいて目標吹出温度TAOを算出する。
そして、空調制御装置は、このTAOに基づいて上述した各アクチュエータの制御量を決定し、これらの制御量に基づいて各アクチュエータを制御する。
次に、上記構成における本実施形態の作動を説明する。車両用空調装置が稼動すると、送風機ユニット部12では電動モータ(図示せず)が送風ファン14を回転駆動し、これにより内外気切替箱(図示せず)から内気または外気を導入して空調ユニット部13へ向けて送風する。このとき、送風ファン14の翼騒音が発生することとなる。
送風ファン14から空調ユニット部13へ向けて送風された空気は、空調ユニット部13内を蒸発器16→エアミックスドア18→ヒータコア17の順に通過して所望温度に調整される。このとき、蒸発器16、エアミックスドア18およびヒータコア17から風切り音が発生することとなる。
この翼騒音および風切り音といった騒音は、ケーシング11内で反響してデフロスタ、フェイス、フットの各吹出口(図示せず)からケーシング11外部の車室内に伝播して乗員に不快感を与える。
この点、本実施形態では仕切り壁19、20を板状吸音材で形成しているため、仕切り壁19、20とケーシング11との間で騒音が反響し、仕切り壁19、20とケーシング11との間の距離L1に対応する周波数f1を中心として広い帯域で騒音を低減することができる。
この騒音低減効果を図2に基づいて説明する。ケーシング11の壁面に入射した波長λの音波はケーシング11の壁面で反射する際に位相が180°反転し、その反射波と入射波が重合して、壁面からの距離が波長λの1/4に相当する箇所で、その粒子速度は最大となる。
多孔質材または繊維質から成る板状吸音材19、20は、その内部に形成された細かな隙間で空気粒子が摩擦することで運動エネルギーを減衰し音響エネルギーを低減する原理であるため、粒子速度最大の箇所に設置することで最も吸音効果を発揮する。
そのため、多孔質材または繊維質から成る板状吸音材19、20を図2のようにケーシング11の壁面から距離Lだけ隔てて配置した場合には、L=1/(4λ)に対応する周波数f=音速c/(4L)の音を最も有効に低減することができる。したがって、距離Lが大きいほど低い周波数の音を低減できることになる。
図3は板状吸音材による減音量を測定する測定装置30を示す模式図である。この測定装置30は、角型ダクト31内において角型ダクト31の内壁から距離Lだけ隔てた位置に板状吸音材32を設置し、角型ダクト31の一端側に配置されたスピーカ33によりピンクノイズを与え、角型ダクト31を通過した通過音を角型ダクト31の他端側に配置されたマイクロフォン34で測定することで通過音の低減効果を測定するものである。
なお、スピーカ33はアンプ35に接続され、アンプ35はノイズジェネレータ36に接続されている。また、マイクロフォン34は騒音計37に接続され、騒音計37はFFT38に接続されている。
図4は測定装置30による減音量の測定結果を示すグラフである。板状吸音材32を角型ダクト31の内壁から距離L=L0だけ隔てて配置した場合には、距離L=0の場合、つまり板状吸音材32を角型ダクト31の内壁に当接させて配置した場合に比べて低い周波数f0を中心として広い周波数帯域で音を低減することができる。
距離LがL0の2倍(L=2×L0)の場合には、より低い周波数1/2f0を中心として広い周波数帯域で音が低減することができる。
以上の説明から明らかなように、本実施形態では既存の仕切り壁19、20を板状吸音材で形成しているので、仕切り壁19、20が吸音材としての役割をも果たすことができる。換言すれば、ケーシング11の外側に吸音構造を配置したり、ケーシング11の内部に仕切り壁19、20と別個の吸音材を設けたりすることなく騒音を低減することができる。このため、体格の大型化および空気流路断面積の縮小を招くことなく騒音を低減することができる。
また、仕切り壁19、20を吸音材にすることで、反響空間寸法L1を大きく確保することができる。このため、従来に比べて低い周波数帯域で有効に音を低減できる。
また、本実施形態によると、ケーシング11内の壁面同士の反射波が干渉し、特定の周波数音が増加する共鳴現象の発生を抑制することができる。すなわち、板状吸音材19、20を通常ケーシング11の中間位置に配置しているので、板状吸音材19、20を通過する音波の粒子速度を減衰して共鳴現象の発生を抑えることができる。そのため、特定周波数音を低減することにも有効である。
(第2実施形態)
上記第1実施形態では仕切り壁19、20を板状吸音材で形成しているが、本第2実施形態では図5に示すように、エアミックスドア18のドア本体部18aを板状吸音材で形成している。
ドア本体部18aは、空気流路における空気の流れを規制する流れ規制部材であるともに、所定の剛性を有する剛性部材でもある。
本実施形態によると、エアミックスドア18のドア本体部18aとケーシング11の内壁との間の距離L2に対応する周波数を中心に広い帯域で音を低減できるので、上記第1実施形態と同様に体格の大型化や内部空気流路の縮小を招くことなく騒音を低減することができる。
(第3実施形態)
上記第1実施形態ではケーシング11内の空気流路のうち蒸発器16よりも下流側の空気流路を2つの並列流路21、22に仕切る仕切り壁19、20を板状吸音材で形成しているが、本第3実施形態では図に示すように、ケーシング11内の空気流路のうち送風ファン14の近傍部位を、送風ファン14に吸い込まれる空気が流れる吸い込み流路40と、送風ファン14から吹き出された空気が流れる吹き出し流路41とに仕切り壁42によって仕切り、この仕切り壁42を板状吸音材で形成している。
仕切り壁42は、空気流路における空気の流れを規制する流れ規制部材であるともに、所定の剛性を有する剛性部材でもある。
なお図の例では、送風ファン14をヒータコア17とケーシング11の吹出口43との間に配置しており、送風ファン14は蒸発器16およびヒータコア17通過後の空気を吸い込んで吹出口43に向かって吹き出すようになっている。
また図の例では、エアミックスドア18が、ドア本体部がスライド移動するスライドドアで構成されている。また図の2点鎖線に示すように、蒸発器16の上流側に、送風空気中の塵埃を除去するフィルタ44を配置してもよい。
本実施形態によると、仕切り壁42とケーシング11の内壁との間の距離L3に対応する周波数を中心に広い帯域で音を低減できるので、上記第1実施形態と同様に体格の大型化や内部空気流路の縮小を招くことなく騒音を低減することができる。
(第4実施形態)
上記各実施形態では、板状吸音材19、20、18a、42を多孔質材または繊維質のみで形成しているが、本第4実施形態では、図7に示すように、板状吸音材50は、多孔質材として板状の軟質多孔質材50aが用いられ、軟質多孔質材50aを樹脂製または金属製の板状の格子状部材50bに重ね合わせて固定することによって構成されている。
より具体的には、1枚の軟質多孔質材50aと1枚の格子状部材50bとが接着によって貼り合わされている。なお、軟質多孔質材50aと格子状部材50bとを接着以外の手段によって固定してもよい。図7の例では、格子状部材50bの形状が十文字格子状になっているが、格子形状は十文字以外(例えば、縦格子やハニカム格子等)であってもよい。
上記各実施形態のように板状吸音材を多孔質材のみで構成する場合には、充分な性能を得ようとすると、多孔質材を剛性の高いアルミニウム等の金属で構成する必要があり、コストが高くなる。したがって、コスト面では、多孔質材としてウレタンフォーム(発泡ウレタン)などの軟質多孔質材料を用いるのが望ましい。
しかしながら、軟質多孔質材料をそのまま板状吸音材として用いる場合、剛性が低く圧力変化に追従して吸音材が振動するため、吸音材の空隙と空気粒子の摩擦による減衰効果が低下し、充分な吸音効果を得ることができない。
この点、本実施形態では、剛性の高い格子状部材50bが軟質多孔質材50aを支えるため、軟質多孔質材50aは音波の圧力変動に追従して振動することなく、その内部の空隙と空気粒子の摩擦減衰により、図8に示すように充分な吸音効果を得ることができ、低コストと音低減効果とを両立できる。図8の例では、軟質多孔質材単独で用いる場合に比べて垂直入射吸音率が0.1以上向上する。
したがって、格子状部材50bは、軟質多孔質材50aよりも硬質かつ高い通気性を有していることが好ましい。具体的には、格子状部材50bの材料としては、非発泡樹脂や無孔質金属等の硬質無孔質材料が好ましく、格子状部材50bの格子間隔としては、10mm程度が好ましい。
さらに、軟質多孔質材50aの通気性(通気率)を1〜10cc/cm2 ・sの範囲に設定することによって、図9に示すようにアルミニウム等の金属製の多孔質材に比べて吸音率が向上する。なお、図9では、軟質多孔質材50aの通気性が5cc/cm2 ・sの場合の例を示している。
なお、図8、図9において、垂直入射吸音率は、音響管による吸音率及びインピーダンスの測定−伝達関数法を用いて計測した。音響管による吸音率及びインピーダンスの測定−伝達関数法とは、一端に音源が他端に試験体が取り付けられた音響管を使い、音源によって管内に平面波を励起し、壁取付けのマイクロホン又は管内移動マイクロホンによって二つの固定位置間の複素音圧伝達関数測定を行って入射波成分と反射波成分とを分解し、この両成分から垂直入射吸音率および吸音材の比音響インピーダンスを計算する方法のことである。
ここで、吸音効果に対する多孔質材の通気性の適正値が1〜10cc/cm2 ・sである理由を説明する。図10に模式的に示すように、多孔質材60は、その内部に気泡60aが連続的に分布し、気泡60a同士の間は空間として繋がる部分と薄い膜60bで仕切られている部分とがある構成になっている。これらの気泡同士の繋がっている細かな空隙を通して、多孔質材の両側に空気が出入りする。
吸音効果は、この空隙と空気粒子の摩擦による減衰効果により生じると考えられるが、この空隙が小さく通気性が小さければ、空隙を通過する流量は少なく、摩擦力で減衰するエネルギーは小さい。一方、この空隙が大きく通気性が大きければ、空隙を通過する流量は多いが摩擦力が生じる箇所の面積は小さくなり、摩擦力で減衰するエネルギーは小さい。
そのため、図11、図12に示すように最大の吸音効果を得ることができる通気性の範囲が存在し、通気性が1〜10cc/cm2 ・sで良好な結果が得られるのである。なお、図11、図12は、音響管による吸音率及びインピーダンスの測定−伝達関数法を用いて垂直入射吸音率を計測し、有効域の平均吸音率αmを吸音効果の評価指標として、吸音効果と通気性の関係を示したものである。
図11、図12における通気率はフラジール法による試験値であり、試験条件は、差圧=125Pa、軟質多孔質材のサンプル形状の内径=φ60〜φ80、板厚t=10である。
図11、図12によると、空気層深さhが80mm以下、軟質多孔質材50aの板厚tが10mm以下の範囲において、有効域の平均吸音率αmは、空気層の深さhおよび軟質多孔質材50aの板厚tによらず、通気性1〜10cc/cm2 ・sで良好な結果を得ることができることがわかる。
但し、有効域の平均吸音率αmは、図13に示すように最大吸音率の周波数ピークf0の前後20%の周波数帯域(−0.2f0〜+0.2f0)での吸音率の平均値と定義した。因みに、空気層深さhとは、剛体壁と吸音材間の空気層の厚さのことである。
次に、軟質多孔質材50aの通気性を1〜10cc/cm2 ・sの範囲に設定する具体的方法を説明する。軟質多孔質材50aの空隙の流れ抵抗σは次の数式1で近似できる。
Figure 0005617232
但し、ηは粘性抵抗、Rは気泡の平均径、kは構造因子係数(=3)、hgは空隙率である。構造因子係数とは、空隙の構造が流体の流れの方向の流体運動にどれだけ寄与するかを示す係数であり、均質で等方性の高い多孔質材の場合k=3程度になる。
フラジール法による通気度測定によると、通気性1〜10cc/cm2 ・sに対応する流れ抵抗σの範囲は125000〜1250000Pa・s/m2 である。したがって、上記数式1により計算した流れ抵抗σが125000〜1250000Pa・s/m2 の範囲になるような気泡の平均径Rと空隙率hgとを有する軟質多孔質材50aを選べば良い。
上述の試験で用いた軟質多孔質材の気泡径の上限値は1mmであり、気泡径が1mm以下の場合、上記数式1の関係は成り立つと考えられる。
(第5実施形態)
上記第4実施形態では、1枚の軟質多孔質材50aと1枚の格子状部材50bとを貼り合わせているが、本第5実施形態では、図14に示すように、1枚の軟質多孔質材50aを2枚の格子状部材50b、50cで挟み込んでいる。2枚の格子状部材50b、50cは、互いの格子パターンが重なり合うように配置されている。
本実施形態によると、軟質多孔質材50aの表裏両面が格子状部材50b、50cと摩擦するため、軟質多孔質材50aの片面のみが格子状部材50bと摩擦する上記第4実施形態に比べて、より大きな摩擦減衰効果を発揮する。
(第6実施形態)
上記第5実施形態では、2枚の格子状部材50b、50cは、互いの格子パターンが重なり合うように配置されているが、本第6実施形態では、図15に示すように、2枚の格子状部材50b、50cは、互いの格子パターンが重ならないように配置されている。
本実施形態では、上記第5実施形態に比べて、2枚の格子状部材50b、50cが重なって軟質多孔質材50aを挟み込んでいる箇所の面積が小さいので、当該箇所では面圧が高いが、他の箇所では面圧が低くなる。
そのため、2枚の格子状部材50b、50cが重なって軟質多孔質材50aを挟み込んでいる箇所では高い面圧で軟質多孔質材50aの動きが規制され、面圧が低い他の箇所では軟質多孔質材50aが格子状部材50b、50cに対して動いて摩擦減衰効果を発揮する。その結果、上記第5実施形態に比べて、より大きな摩擦減衰効果を得ることができる。
(他の実施形態)
なお、上述の各実施形態では仕切り壁19、20、42、エアミックスドア18のドア本体部18aといった空気の流れ方向を規制する流れ規制部材を板状吸音材で形成した例を示したが、これに限定されるものではなく、空気流路においてケーシング11の内壁と間隔を隔てて配置され、所定の剛性を有することで所定の機能を発揮する板状の剛性部材を板状吸音材で形成しても、剛性部材とケーシング11の内壁との間の距離に対応する周波数を中心に広い帯域で音を低減できる。
このような剛性部材としては、例えばケーシング11の内部において蒸発器16を支持する支持部材等が挙げられる。
また上述の各実施形態では、本発明の空調装置を車両用空調装置に適用した例を示したが、これに限定されることなく、据置型の空調装置等、種々の空調装置に本発明を適用可能である。
11 ケーシング
14 送風ファン
16 蒸発器(冷却用熱交換器)
17 ヒータコア(加熱用熱交換器)
18 エアミックスドア
18a ドア本体部
19、20 仕切り壁(流れ規制部材、剛性部材)
21、22 並列流路

Claims (5)

  1. 空気が流れる空気流路の外殻を形成するケーシング(11)と、
    前記空気流路において前記ケーシング(11)の内壁と間隔を隔てて配置され、前記空気流路における前記空気の流れを規制する流れ規制部材(20)と、
    前記空気流路に配置され、前記空気流路の空気を加熱する加熱用熱交換器(17)とを備え、
    前記ケーシング(11)の内部において前記加熱用熱交換器(17)よりも下流側の部位には、前記加熱用熱交換器(17)を通過した温風と前記加熱用熱交換器(17)をバイパスした冷風とを混合させるエアミックス空間(23、24)が構成されており、
    前記流れ規制部材は、前記空気流路のうち前記加熱用熱交換器(17)よりも下流側の部位に位置する前記エアミックス空間(23、24)を複数個の並列流路(21、22)に仕切る仕切り壁(20)であり、
    前記仕切り壁(20)は、多孔質材からなる板状吸音材(50)で形成され、
    前記板状吸音材(50)は、前記多孔質材として板状の軟質多孔質材(50a)が用いられ、前記板状の軟質多孔質材(50a)を樹脂製または金属製の板状の格子状部材(50b)に重ね合わせて固定することによって構成されており、
    前記板状の軟質多孔質材(50a)は、前記樹脂製または金属製の板状の格子状部材(50b)よりも軟質であることを特徴とする空調装置。
  2. 前記樹脂製または金属製の板状の格子状部材(50b)は2つ用いられ、前記板状の軟質多孔質材(50a)を前記2つの板状の格子状部材(50b、50c)で挟み込むようにしたことを特徴とする請求項に記載の空調装置。
  3. 前記2つの格子状部材(50b、50c)は、互いの格子パターンが重ならないように配置されていることを特徴とする請求項に記載の空調装置。
  4. 前記軟質多孔質材(50a)の通気性は、1〜10cc/cm2 /sの範囲にあることを特徴とする請求項ないしのいずれか1つに記載の空調装置。
  5. 前記軟質多孔質材(50a)は、気泡径Rが1mm以下であり、かつ下記数式で計算される流れ抵抗σが125000〜1250000Pa・s/m2の範囲になるように気泡径Rおよび空隙率hgが設定されていることを特徴とする請求項ないしのいずれか1つに記載の空調装置。
    Figure 0005617232
    但し、ηは粘性抵抗、Rは気泡の平均径、kは構造因子係数(=3)、hgは空隙率である。
JP2009271150A 2008-12-09 2009-11-30 空調装置 Expired - Fee Related JP5617232B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009271150A JP5617232B2 (ja) 2008-12-09 2009-11-30 空調装置

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008312945 2008-12-09
JP2008312945 2008-12-09
JP2009271150A JP5617232B2 (ja) 2008-12-09 2009-11-30 空調装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010159046A JP2010159046A (ja) 2010-07-22
JP5617232B2 true JP5617232B2 (ja) 2014-11-05

Family

ID=42576543

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009271150A Expired - Fee Related JP5617232B2 (ja) 2008-12-09 2009-11-30 空調装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5617232B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106183712A (zh) * 2016-08-18 2016-12-07 博耐尔汽车电气系统有限公司 一种紧凑型汽车空调hvac总成
JP6790978B2 (ja) * 2017-04-11 2020-11-25 株式会社デンソー 送風装置

Family Cites Families (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5499314A (en) * 1978-01-23 1979-08-06 Toshirou Tabata Sounddabsorbing panel
JPS6131913U (ja) * 1984-07-31 1986-02-26 日産自動車株式会社 車両用エアダクトの防音構造
JPH0628266Y2 (ja) * 1989-12-25 1994-08-03 株式会社ユニックス 吸音体
JP2518949Y2 (ja) * 1990-09-13 1996-12-04 カルソニック株式会社 天井クーリングユニット
JPH07172310A (ja) * 1993-12-22 1995-07-11 Toshiba Corp 鉄道車両の室外熱交換器ユニット
JPH0830274A (ja) * 1994-07-11 1996-02-02 Nissan Motor Co Ltd 吸音構造体
JP2000016052A (ja) * 1998-07-03 2000-01-18 Zexel Corp 開閉ドア、ブロアユニット、ヒータユニット及びエアコンユニット
JP2000094928A (ja) * 1998-09-24 2000-04-04 Zexel Corp 空気調和装置
JP2001317759A (ja) * 2000-05-09 2001-11-16 Hitachi Air Conditioning System Co Ltd 空気調和装置
JP3997334B2 (ja) * 2002-09-27 2007-10-24 株式会社ジェイエスピー ブロー成形体からなるダクト
JP3948468B2 (ja) * 2004-06-25 2007-07-25 株式会社デンソー 空調装置
JP5100207B2 (ja) * 2007-05-30 2012-12-19 株式会社イノアックコーポレーション 自動車用ダクトの製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2010159046A (ja) 2010-07-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4700671B2 (ja) 防音機能付き車両シート用ファンモジュールおよび自動車のシート
JP4432992B2 (ja) 車両用空調装置
JPH11287471A (ja) 空調装置
US20080207111A1 (en) Ventilation System With Sound Barrier
JP2012144214A (ja) 空気通路開閉装置
JP5617232B2 (ja) 空調装置
CN115088032A (zh) 消音装置及送气系统
JP5029593B2 (ja) ブロワ装置
JP5499460B2 (ja) ダクト及び車両構造体
JP5101221B2 (ja) 車両用空調装置
RU2328382C1 (ru) Система отопления и вентиляции пассажирского салона легкового автомобиля (варианты)
JP3982403B2 (ja) 車両用空調装置
JP2008138661A (ja) 遠心送風機
WO2019176390A1 (ja) 空調装置
JP4081877B2 (ja) 空調装置
JP5604944B2 (ja) 空調装置
JP3873913B2 (ja) 遠心送風機
RU71600U1 (ru) Низкошумное устройство для отопления и вентиляции пассажирского салона автомобиля
US11318808B2 (en) Blower noise suppressor for HVAC system
JP2503215B2 (ja) 自動車用空気調和装置
JP2009227129A (ja) 空気通路開閉装置
JP4701498B2 (ja) 空気通路切替装置および車両用空調装置
JP2007263466A (ja) 空調ダクト
JP4016492B2 (ja) 空気通路切替装置および車両用空調装置
JPS61258999A (ja) 送風装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20120711

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20130612

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130618

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130809

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20140114

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140305

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20140819

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20140901

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5617232

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees