JP2012144214A - 空気通路開閉装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】従動側ギヤをガイド溝から外れた位置に配置した場合においても、シール性の悪化、およびガイド溝の幅が狭くなることを抑制する。
【解決手段】ケース11には、ケース側シール面17a、19aおよびガイド壁面35で構成されたガイド溝36が形成され、ドア本体部30の両端部はガイド溝36の内部に配置され、ギヤ機構31は、ドア本体部30に設けられた従動側ギヤ32と、従動側ギヤ32と噛み合う駆動側ギヤ33とを有し、従動側ギヤ32は、ドア本体部30のうちガイド溝36よりも幅方向Wの内側に位置する部位において、スライドドア26の移動方向Xと平行に延びるように形成され、ドア本体部30のうちガイド壁面35と対向する部位、またはガイド壁面35のうちドア本体部30と対向する部位には、ドア本体部30とガイド壁面35との間に介在する介在部40、41が形成されている。
【選択図】図3

Description

本発明は、スライドドアにより空気通路を開閉する空気通路開閉装置に関する。
従来、この種の空気通路装置を用いた車両用空調装置が特許文献1に開示されている。この従来技術では、板状のドア本体部を有するスライドドアをスライド移動させることによって、樹脂製のケースに形成された空気通路を開閉するようになっている。
また、この従来技術では、ドア本体部の風上側の板面にラック(従動側ギヤ)を配置し、このラックにピニオン(駆動側ギヤ)を噛み合わせることによってスライドドアを駆動している。ラック(従動側ギヤ)は、ドア本体部の風上側の板面のうちドア幅方向の両端部において、風上側に突出し且つドア移動方向に延びるように形成されている。
また、この従来技術では、スライドドアのスライド移動をガイド(案内)するガイド溝をケースに形成している。 このガイド溝の内部に、ドア本体部のうちドア幅方向の両端部が配置されることで、スライドドアのスライド移動が案内(ガイド)されるようになっている。
ガイド溝は、ドア本体部の板面と対向するケース側シール面およびガイド壁面で構成されている。スライドドアが空気通路を閉じているときには、風圧を利用してドア本体部の板面をケース側シール面に当接させることによってシール性を発揮する。
なお、この従来技術では、ラック(従動側ギヤ)が、ドア本体部のうちドア幅方向の両端部に形成されているので、ラック(従動側ギヤ)もガイド溝の内部に配置されている。また、この従来技術では、ガイド溝はケースと一体成形されている。
特開2009−40390号公報
図10(a)、(b)は、上記従来技術を示す斜視図である。本発明者の詳細な検討によると、上記従来技術では、ラック32(従動側ギヤ)がガイド溝36の内部に配置されているので、スライドドア26がスライド移動するとラック32とガイド壁面35とが摺動する。このように、ラック32がガイド溝36の内部に配置されていると、ピニオン33(駆動側ギヤ)と噛み合うラック32の歯またはガイド壁面35の面が荒れ、摺動に影響を及ぼすことがわかった。
図10(c)に示す検討例は、上記点を鑑み、ラック32をガイド溝36から外れた位置(ドア幅方向の内側)に配置したものである。この検討例では、ケース側シール面24a、25bとドア本体部26aとの間の隙間が大きくなるので、シール性が悪化して好ましくない。
図10(d)に示す検討例は、図10(c)の検討例における隙間を埋めるためにガイド溝36の幅を狭くしたものである。この検討例では、薄い型でガイド溝36を成形することとなるので、型の強度が不足して好ましくない。
本発明は上記点に鑑みて、従動側ギヤをガイド溝から外れた位置に配置した場合においても、シール性の悪化を抑制するとともにガイド溝の幅を確保することを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明では、空気通路(17、19)を形成するケース(11)と、
板状に形成された樹脂製のドア本体部(30)を有し、ケース(11)内にスライド移動可能に配置されて空気通路(17、19)を開閉するスライドドア(26)と、
スライドドア(26)を駆動するギヤ機構(31)とを備え、
ケース(11)には、空気通路(17、19)のうちドア本体部(30)の幅方向(W)における両縁部に位置してドア本体部(30)が当接するケース側シール面(17a、19a)、およびケース側シール面(17a、19a)と対向するガイド壁面(35)で構成されたガイド溝(36)が形成され、
ドア本体部(30)のうち幅方向(W)における両端部は、ガイド溝(36)の内部に配置され、
ギヤ機構(31)は、ドア本体部(30)に設けられた従動側ギヤ(32)と、従動側ギヤ(32)と噛み合う駆動側ギヤ(33)とを有し、
従動側ギヤ(32)は、ドア本体部(30)のうちガイド溝(36)よりも幅方向(W)の内側に位置する部位において、スライドドア(26)の移動方向(X)と平行に延びるように形成され、
ドア本体部(30)のうちガイド壁面(35)と対向する部位、またはガイド壁面(35)のうちドア本体部(30)と対向する部位には、ドア本体部(30)とガイド壁面(35)との間に介在する介在部(40、41)が形成されていることを特徴とする。
これによると、ドア本体部(30)とガイド壁面(35)との間に介在部(40、41)が介在しているので、従動側ギヤ(32)をガイド溝(36)から外れた位置に配置しても、ケース側シール面(17a、19a)とドア本体部(30)との間の隙間が大きくなってシール性が悪化することを抑制できるとともに、ガイド溝(36)の幅を確保できる。
請求項2に記載の発明では、請求項1に記載の空気通路開閉装置において、介在部(40、41)は、スライドドア(26)の移動方向(X)に配列された複数個の突起で構成され、
複数個の突起同士の間隔は、従動側ギヤ(32)の歯同士の間隔よりも大きくなっていることを特徴とする。
これによると、ドア本体部(30)のうち突起同士の間の部位によって突起の振動を良好に吸収することができるので、突起の摺動音を良好に抑制することができる。
具体的には、請求項3に記載の発明のように、請求項2に記載の空気通路開閉装置において、従動側ギヤ(32)のモジュール値をmとしたとき、
複数個の突起同士の間隔は、2×m×π以上になっていることが好ましい。
請求項4に記載の発明では、請求項1ないし3のいずれか1つに記載の空気通路開閉装置において、介在部(40、41)は、従動側ギヤ(32)の歯に比べて、スライドドア(26)の移動方向(X)の曲げ剛性が高いものであることを特徴とする。
これによると、介在部(40、41)の曲げ変形および振動を抑制することができるので、介在部(40、41)の摺動音を抑制することができる。
請求項5に記載の発明のように、請求項4に記載の空気通路開閉装置において、介在部(40、41)は、根元長さ寸法(L1)が高さ寸法(H1)よりも大きい突起形状を有していることが好ましい。
請求項6に記載の発明のように、請求項4または5に記載の空気通路開閉装置において、介在部(40、41)は、根元長さ寸法(L1)が先端長さ寸法(L2)よりも大きい突起形状を有していることが好ましい。
請求項7に記載の発明のように、請求項1ないし6のいずれか1つに記載の空気通路開閉装置において、介在部(40、41)は、ドア本体部(30)に一体成形されていればよい。
請求項8に記載の発明のように、請求項1ないし9のいずれか1つに記載の空気通路開閉装置において、介在部(40、41)は、ガイド壁面(35)に一体成形されていてもよい。
これによると、ケース側シール面(19a、17a)とガイド壁面(35)全体との間の隙間管理が不要であり、介在部(40、41)とケース側シール面(19a、17a)との間のみでの隙間管理で済むので、成形を容易化できる。
請求項9に記載の発明では、請求項7または8に記載の空気通路開閉装置において、介在部(40、41)には、中空状の肉盗み空間(40a)が形成されていることを特徴とする。
これにより、介在部(40、41)を成形する際に、いわゆる「ひけ」が発生することを抑制できる。
請求項10に記載の発明のように、請求項9に記載の空気通路開閉装置において、肉盗み空間(40a)は、幅方向(W)を向いて開口していればよい。
請求項11に記載の発明のように、請求項9に記載の空気通路開閉装置において、肉盗み空間(40a)は、突起部(40、41)の突出方向と平行な方向を向いて開口していてもよい。
なお、この欄および特許請求の範囲で記載した各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものである。
第1実施形態における車両用空調装置の室内空調ユニットの断面図である。 第1実施形態における室内空調ユニットの要部斜視図である。 第1実施形態における室内空調ユニットの要部断面図である。 第1実施形態におけるドア本体部および従動側ギヤの平面図である。 第1実施形態におけるドア本体部および従動側ギヤの斜視図および断面図である。 第1実施形態における突起部の断面図である。 第2実施形態における室内空調ユニットの要部断面図である。 第3実施形態における室内空調ユニットの要部断面図である。 他の実施形態における室内空調ユニットの要部断面図である。 従来技術および検討例を示す斜視図および断面図である。
(第1実施形態)
以下、第1実施形態について図1〜図6に基づいて説明する。図1は、本実施形態の車両用空調装置における室内空調ユニット10の断面図である。なお、図1の前後上下の各矢印は、室内空調ユニット10の車両搭載状態における方向を示している。
室内空調ユニット10は、車室内最前部の計器盤(インストルメントパネル)の内側のうち、車両幅方向(左右方向)の略中央部に配置されている。また、室内空調ユニット10は、その外殻を形成するとともに、車室内へ向かって送風される室内送風空気の空気通路を形成するケース11を有している。このケース11は、ある程度の弾性を有し、強度的にも優れた樹脂(例えば、ポリプロピレン)にて成形されている。
ケース11は、車両幅方向の略中央部に車両上下方向の分割面S(後述の図4を参照)を有しており、この分割面Sで左右2つの分割部11a、11bに分割できる。これら左右2つの分割部11a、11bは、その内部に後述する蒸発器14、ヒータコア15等の各構成機器を収容した状態で、金属バネ、クリップ、ネジ等の締結手段によって一体に結合されている。
図1に示すように、ケース11の車両前方側かつ上方側であって、ケース11に形成された空気通路の最上流部には、内気(車室内空気)と外気(車室外空気)とを切替導入する内外気切替部12が設けられている。この内外気切替部12には、ケース11内に内気を導入させる内気導入口12aおよび外気を導入させる外気導入口12bが形成されている。
内外気切替部12の内部には、内気導入口12aおよび外気導入口12bを開閉する内外気切替ドア13が回転自在に配置されている。具体的には、この内外気切替ドア13は、板状のドア本体部13aの一端側に、車両幅方向に延びる回転軸部13bが一体に結合された、いわゆる片持ちドアである。
内外気切替部12では、図示しないサーボモータあるいはマニュアル操作によって回転軸部13bを回転させ、ドア本体部13aを回転変位させることによって、内気導入口12aおよび外気導入口12bの開口面積を連続的に調整できるようになっている。
内外気切替部12の空気流れ下流側には、蒸発器14が略上下方向(略鉛直方向)に配置されている。蒸発器14は、周知の蒸気圧縮式冷凍サイクル(図示せず)を構成する機器の1つであり、冷凍サイクル内の低圧冷媒を蒸発させて吸熱作用を発揮させることで、室内送風空気を冷却する冷却用熱交換器である。
蒸発器14の空気流れ上流側には、蒸発器14の熱交換面(コア面)の全面を覆うように、フィルタ14aが設けられている。このフィルタ14aは、内外気切替部12からケース11内へ流入した内気および外気中の粉塵等を捕捉するものである。
蒸発器14の空気流れ下流側の車両後方側かつ上方側には、ヒータコア15が配置されている。ヒータコア15は、図示しないエンジン冷却水回路を循環する高温のエンジン冷却水を内部に流入させ、エンジン冷却水と蒸発器14にて冷却された冷風とを熱交換させて、冷風を再加熱する加熱用熱交換器である。
このヒータコア15も略上下方向に配置されているが、上側よりも下側が車両後方側へ若干傾斜するように配置されている。これにより、後述するエアミックスドア20の作動空間を確保している。なお、蒸発器14およびヒータコア15が略上下方向に配置されるとは、その熱交換面(コア面)が略上下方向に延びるように配置されることを意味する。
蒸発器14の後方かつ上方側には、ヒータコア15の通風路である温風通路17が形成されている。ヒータコア15の車両後方側には、温風通路17の内壁面の一部を構成する壁部16がケース11と一体に形成されている。
この壁部16は車両上下方向に円弧状に湾曲して延びている。これにより、ヒータコア15の車両後方側では温風通路17が上方から下方へ向かって延びるように形成され、ヒータコア15にて加熱された温風が上方から下方へ向かって流れることとなる。
温風通路17の最下流部には、温風の流れをガイドする温風ガイド部材18が配置されている。この温風ガイド部材18は、内外気切替ドア13と同様の片持ちドア構造の構成になっている。
したがって、図示しないサーボモータあるいはマニュアル操作によって、車両幅方向に延びる回転軸部18bを回転させ回転軸部18bに結合された板状の本体部18aを回転変位させることによって、温風の流れ方向を変化させることができるようになっている。
蒸発器14の後方側であって、かつ、ヒータコア15の下方側には、冷風通路19が形成されている。この冷風通路19は、蒸発器14通過後の冷風がヒータコア15を迂回して流れるバイパス通路である。
蒸発器14の直後には、温風通路17側へ流入させる冷風および冷風通路19側へ流入させる冷風の風量割合を調整するエアミックスドア20が配置されている。このエアミックスドア20は、本発明におけるスライドドアに該当するものであり、樹脂にて板状に形成されたドア本体部30を有している。このドア本体部30を、ギヤ機構31を介して、図示しないサーボモータあるいはマニュアル操作によってドア本体部30の湾曲方向に駆動変位させるように構成されている。
より具体的には、エアミックスドア20のドア本体部30を車両上方に移動(スライド)させることによって、冷風通路19側の通路開度を増加させ、温風通路17側の通路開度を減少させる。逆に、ドア本体部30を車両下方に移動(スライド)させることによって、冷風通路19側の通路開度を減少させ、温風通路17側の通路開度を増加させる。
そして、このエアミックスドア20の開度調整によって、送風機21へ吸入される冷風および温風の風量割合が調整され、送風機21から、車室内に向けて送風される室内送風空気の温度調整がなされる。つまり、エアミックスドア20は、室内送風空気の温度調整手段を構成する。
車室内に向けて空気を送風する送風機21は、蒸発器14およびヒータコア15の空気流れ下流側、より具体的には、温風通路17の下流側(車両下方側)および冷風通路19の下流側(車両後方側)に配置されている。
送風機21は、車両幅方向に延びる回転軸C回りに一定間隔で環状に配置された複数枚のブレードを有する周知の遠心式多翼ファン21a、この遠心式多翼ファン21aを収容するとともに、この遠心式多翼ファン21aから流出した空気が通過する流出通路21cを形成するスクロールケーシング21b等を有して構成される。
スクロールケーシング21bは、流出通路21cの通路断面積が、遠心式多翼ファン21aの回転方向に向かって徐々に拡大する渦巻き形状のファンケーシングであり、ケース11と一体に形成されている。また、遠心式多翼ファン21aの空気吸込口に対応する部位に開口部が設けられている。したがって、この開口部を介して、遠心式多翼ファン21aの空気吸込口へ空気が吸入される。
なお、遠心式多翼ファン21aは、図示しない電動モータから回転駆動力を伝達されて空気を送風する。
ケース11の上面部であって、車両前後方向略中央部には、送風機21から送風された空気を車両前面窓ガラスに向けて吹き出すデフロスタ開口部24が設けられている。
このデフロスタ開口部24を通過した空気は、図示しないデフロスタダクトおよび車両計器盤上面に設けられたデフロスタ吹出口を介して、車両前面窓ガラスの内面に向けて吹き出される。
ケース11の上面部であって、デフロスタ開口部24の後方には、送風機21から送風された空気を車室内乗員の顔部側へ向けて吹き出すフェイス開口部25が設けられている。具体的には、このフェイス開口部25を通過した空気は、図示しないフェイスダクトおよび車両計器盤前面等に設けられたフェイス吹出口を介して、車室内乗員に向けて吹き出される。
デフロスタ開口部24およびフェイス開口部25の直下には、デフロスタ開口部24を通過させる空調風およびフェイス開口部25を通過させる空調風の風量を調整するデフロスタ・フェイスドア(吹出モード切替ドア)26が配置されている。
デフロスタ・フェイスドア26は、板状のドア本体部26aを有している。このドア本体部26aを、ギヤ機構31を介して、図示しないサーボモータあるいはマニュアル操作によってドア本体部30の湾曲方向に駆動変位させるように構成されている。
より具体的には、デフロスタ・フェイスドア26のドア本体部26aを車両後方に移動させることによって、デフロスタ開口部24の開度を増加させ、逆に、ドア本体部26aを車両前方に移動させることによって、フェイス開口部25の開度を増加させることができる。
ケース11の車両幅方向両側面の上方部には、送風機21から送風された空気を車室内乗員の足元側へ向けて吹き出すフット開口部27が設けられている。具体的には、このフット開口部27を通過した空気は、図示しないフットダクトおよび車室内の乗員の足元近傍に設けられたフット吹出口を介して、車室内乗員の足元側に向けて吹き出される。
また、各フット開口部27には、フット開口部27を開閉するフットドア(吹出モード切替ドア)28が配置されている。このフットドア28は、板状のドア本体部28aの略中央部に車両前後方向に延びる回転軸部28bが一体に結合された、いわゆるバタフライドアである。そして、図示しないサーボモータあるいはマニュアル操作によって回転軸部28bを回転させ、ドア本体部28aを回転変位させることで、フット開口部27を開閉する。
図2は、エアミックスドア20の構成の詳細を示す室内空調ユニット10の要部斜視図である。
図2中、矢印Wはエアミックスドア20のドア本体部30の幅方向(以下、ドア幅方向Wと言う。)を示し、矢印Xはエアミックスドア20の移動方向(以下、ドア移動方向Xと言う。)を示している。図示の都合上、図2では、ケース11を構成する左右2つの分割部11a、11bのうち一方の分割部11aのみを図示している。
本例では、ドア幅方向Wを車両幅方向と一致させ、ドア移動方向Xを車両上下方向と略平行にしている。
冷風通路19の周縁部にはケース側シール面19aが形成されている。エアミックスドア20が冷風通路19を閉じてドア本体部30が風圧を受けると、ドア本体部30の風下側(図2の上方側)の板面30aがケース側シール面19aに当接することによってシール性を発揮するようになっている。
温風通路17の周縁部にもケース側シール面17aが形成されており、エアミックスドア20が温風通路17を閉じてドア本体部30が風圧を受けると、ドア本体部30の風下側の板面30aがケース側シール面17aに当接することによってシール性を発揮するようになっている。
なお、風下側の板面30aに発泡ウレタン等からなるシール部材を貼り付けて、このシール部材を介して風下側の板面30aをケース側シール面17a、19aに当接させるようにしてもよい。
ケース11の側面壁部には、ドア移動方向Xに延びてケース側シール面17a、19aと対向するガイド壁面35が形成されている。ケース側シール面17a、19aおよびガイド壁面35は、ドア幅方向Wから見たときに円弧状に湾曲した形状を有している。ケース側シール面17a、19aとガイド壁面35との間の隙間寸法は一定になっている。
ケース側シール面17a、19aとガイド壁面35との間に、ドア本体部30のうちドア幅方向Wにおける両端部が挿入されている。ドア本体部30は、単体状態では平板状であるが、その両端部がケース側シール面17a、19aとガイド壁面35との間に挿入された状態では、ケース側シール面17a、19aおよびガイド壁面35の湾曲形状に沿って湾曲変形している。
ケース側シール面17a、19aおよびガイド壁面35は、ドア本体部30のスライド移動をガイドするガイド溝36を構成している。
ドア本体部30を駆動するギヤ機構31は、ドア本体部30と一体成形された樹脂製の従動側ギヤ32(ラック)と、従動側ギヤ32と噛み合う円形の駆動側ギヤ33(ピニオン)とを有している。
従動側ギヤ32は、ドア移動方向Xと平行に延びるラックであり、ドア本体部30の風上側(図2の下方側)の板面30bから風上側に向かって突出している。また、従動側ギヤ32は、ドア本体部30のうちガイド溝36の外部に位置する部位(ドア幅方向Wにおける両端部よりも内側の部位)に形成されている。
駆動側ギヤ33は、ドア幅方向Wに延びる駆動軸33aに連結されている。駆動軸33aの両端部は、ケース11の側面壁部の軸受け穴(図示せず)により回転自在に支持されている。駆動軸33aの一端部は図示しないドア駆動装置(サーボモータ等)に結合されている。本例では、駆動側ギヤ33と駆動軸33aとを樹脂にて一体成形している。
図3は、ドア本体部30、従動側ギヤ32およびガイド溝36の断面図であり、図4は、ドア本体部30および従動側ギヤ32の平面図であり、図5は、ドア本体部30および従動側ギヤ32の斜視図である。
図3は、冷風通路19における断面を示しているが、温風通路17における断面も図3と同様である。したがって、図3の括弧内に温風通路17における断面に対応する符号を付し、温風通路17における断面の図示を省略している。
ドア本体部30のうちガイド溝36の内部に位置する部位(ドア幅方向Wにおける両端部)には、ガイド壁面35側(図3の下方側)に向かって突出する複数個の突起40が一体成形されている。
複数個の突起40は、ドア移動方向Xと平行に並んで形成されており、ドア本体部30とガイド壁面35との間に介在している。したがって、複数個の突起40を介在部と表現することもできる。
複数個の突起40は、互いに間隔を空けて配置されている。これにより、ドア本体部30の湾曲変形が突起40によって妨げられないようになっている。
図6は、突起40の断面図である。突起40同士の間隔は、従動側ギヤ32の歯同士の間隔よりも大きくなっている。具体的には、突起40同士のピッチ寸法P1は、2×m×π以上になっている。mは、従動側ギヤ32のモジュール値である。すなわち、ピッチ寸法P1は、従動側ギヤ32のピッチ寸法の2倍以上になっている。
各突起40は、従動側ギヤ32の歯に比べて、ドア移動方向Xの曲げ剛性が高くなっている。具体的には、各突起40は、根元長さ寸法L1が先端長さ寸法L2および高さ寸法H1よりも大きい形状を有している。
図3、図5(b)に示すように、突起40には、中空状の肉盗み空間40aが形成されている。肉盗み空間40aは、ドア幅方向Wを向いて開口している。
本例では、肉盗み空間40aを、ドア幅方向Wにおいてドア本体部30の中央側(図3の左方側)から外側(図3の右方側)に向かって開口させている。換言すれば、肉盗み空間40aを外側から横抜きにしている。
なお、デフロスタ・フェイスドア26の基本構成は上述のエアミックスドア20と同様であるので、デフロスタ・フェイスドア26の構成の詳細については説明を省略する。
次に、本実施形態の電気制御部の概要を説明する。上述したエアミックスドア20、デフロスタ・フェイスドア26およびフットドア28用の各サーボモータならびに送風機21用の電動モータ23等の各種アクチュエータは、図示しない空調制御装置の出力側に接続されており、空調制御装置から出力される制御信号によって、その作動が制御される。
空調制御装置は、CPU、ROMおよびRAM等を含む周知のマイクロコンピュータとその周辺回路から構成される。この空調制御装置は、そのROM内に空調装置制御プログラムを記憶しており、その空調装置制御プログラムに基づいて各種演算、処理を行い、出力側に接続された空調制御機器の作動を制御する。
空調制御装置の入力側には、外気温Tam、内気温Tr、車室内に入射する日射量Ts等の車両環境状態を検出するセンサ群、および、車両用空調装置の作動指令信号を出力する作動スイッチ、車室内目標温度Tsetを設定する温度設定スイッチ等が設けられた操作パネルが接続される。
次に、上記構成において本実施形態の作動を説明する。車両作動状態において、作動スイッチが投入されると空調制御装置がROMに記憶している空調装置制御用プログラムを実行する。空調装置制御用プログラムが実行されると、前述のセンサ群により検出された検出信号および操作パネルの操作信号が読込まれる。そして、これらの信号に基づいて、車室内吹出空気の目標吹出温度TAOが算出される。
さらに、空調制御装置は目標吹出温度TAO等に基づいて、送風機21の回転数(送風量)、デフロスタ・フェイスドアおよびフットドアの開閉状態(吹出モード)、エアミックスドア20の目標開度等を決定し、決定した制御状態が得られるように各種アクチュエータに制御信号を出力する。
そして、再び、操作信号および検出信号の読込み→TAOの算出→新たな制御状態の決定→制御信号の出力といったルーチンを繰り返す。
空調制御装置が図示しないドア駆動装置に制御信号を出力して駆動軸33aを回転駆動すると、駆動側ギヤ33(ピニオン)と従動側ギヤ32(ラック)との噛み合いによってドア本体部30がスライド移動する。このとき、ドア本体部30のスライド移動はガイド溝36(ケース側シール面17a、19aおよびガイド壁面35)によってガイドされる。
ドア本体部30が冷風通路19を閉じてドア本体部30が風圧を受けると、ドア本体部30の風下側の板面30aがケース側シール面19aに当接することによってシール性を発揮する。同様に、ドア本体部30が温風通路17を閉じてドア本体部30が風圧を受けると、ドア本体部30の風下側の板面30aがケース側シール面17aに当接することによってシール性を発揮する。
本実施形態によると、従動側ギヤ32がガイド溝36から外れた位置に配置されているので、ピニオン33(駆動側ギヤ)と噛み合うラック32の歯またはガイド壁面35の面が荒れることがない。また、従動側ギヤ32によるスティックスリップ音が発生しない。スティックスリップ音とは、従動側ギヤ32(ラック)の歯がガイド壁面35に引っ掛かって曲げ変形して振動することによって発生する異音のことである。
さらに、ドア本体部30とガイド壁面35との間に突起40が介在しているので、ケース側シール面17a、19aとドア本体部30との間の隙間が大きくなってシール性が悪化することを抑制できるとともに、ガイド溝36の幅を確保できる。ガイド溝36の幅を確保できるので、ガイド溝36を成形する型が薄くなって型の強度が不足することを回避できる。
本実施形態では、突起40は複数個設けられ、ドア移動方向Xに配列されている。複数個の突起40同士の間隔は、従動側ギヤ32の歯同士の間隔よりも大きくなっていることが好ましい。具体的には、従動側ギヤ32のモジュール値をmとしたとき、複数個の突起40同士の間隔は、2×m×π以上になっていることが好ましい。ドア本体部30のうち突起40同士の間の部位で突起40の振動を吸収して突起40の摺動音を抑制できるからである。
また、突起40は、従動側ギヤ32の歯に比べて、ドアの移動方向Xの曲げ剛性が高いものであることが好ましい。具体的には、突起40は、根元長さ寸法L1が高さ寸法H1よりも大きい突起形状を有していることが好ましい。また、突起40は、根元長さ寸法L1が先端長さ寸法L2よりも大きい突起形状を有していることが好ましい。突起40の曲げ変形および振動を抑制して突起40の摺動音を抑制できるからである。
本実施形態では、突起40に中空状の肉盗み空間40aが形成されているので、突起40をドア本体部30と一体成形する際に、いわゆる「ひけ」が発生することを抑制できる。
肉盗み空間40aはドア幅方向Wを向いて開口しているので、「ひけ」の発生を抑制しつつ、ドア本体部30とケース側シール面17aとの当接面積を確保してシール性を確保することができる。
(第2実施形態)
上記第1実施形態では、突起40の肉盗み空間40aがドア幅方向Wを向いて開口しているが、本第2実施形態では、図7に示すように肉盗み空間40aが突起40の突出方向と平行な方向を向いて開口している。
本例では、肉盗み空間40aを突起40の先端側(図3の下方側)から根元側(図6の上方側)に向かって開口させている。換言すれば、肉盗み空間40aを突起40の根元側から縦抜きにしている。
本実施形態によると、肉盗み空間40aの開口方向が、ドア本体部30と突起40とを一体成形する際の型抜きの方向と一致するので、型抜きが容易である。
(第3実施形態)
上記第1実施形態では、突起40がドア本体部30に形成されているが、本第3実施形態では、図8に示すように、突起部41がガイド壁面35に形成されている。具体的には、突起部41は、ガイド壁面35からドア本体部30に向かって突出するように形成されている。突起部41の形状、寸法および配置間隔については、上記第1実施形態の突起40と同様であるので説明を省略する。
本実施形態によると、ドア本体部30に突起40が形成されていないので、ドア本体部30がケース側シール面17a、19aおよびガイド壁面35の湾曲形状に沿って湾曲変形しやすくなってケース側シール面17a、19aに馴染みやすくなる。そのため、シール性を向上することができる。
また、本実施形態によると、ガイド溝36の隙間管理が容易である。すなわち、ドア本体部30をスムーズにスライド移動可能にするためにガイド溝36の隙間管理が重要であるところ、上記第1実施形態ではガイド溝36全体について隙間管理が必要であるが、本実施形態では突起部41とケース側シール面17a、19aとの間のみでの隙間管理で済む。その結果、型のチューニングが簡単になり、成形を容易化できる。
(他の実施形態)
なお、上記各実施形態では、本発明を車両用空調装置の吹出モード切替ドアに適用した例を説明しているが、これに限定されず、車両用空調装置のエアミックスドア、内外気切替ドアにも適用することができる。
また、住宅やビル等に設置される空調装置における空気通路開閉装置等、種々の空気通路開閉装置に広く本発明を適用できる。
また、上記各実施形態では、ドア本体部30とガイド壁面35との間に介在する介在部として複数個の突起40、41を設けているが、これに限定されるものではなく、介在部の個数、形状および配置等を種々変形可能である。
また、上記各実施形態のような介在部40、41を設けず、図9に示すようにガイド溝36自体の幅を狭くしてもよい。この場合、ガイド溝を成形するための型が非常に薄くなって強度が弱くなるという問題がある。その対策として、ケース側シール面17a、19aとガイド壁面35とでケースを別体化し、ケース側シール面17a、19aとガイド壁面35とを別々の型で成形するようにすればよい。この場合、突起を設けなくても良いため、型構造が簡単になる。また、凹凸のない平滑な面同士の摺動となるため、摺動音が小さくなる。
11 ケース
17 温風通路(空気通路)
17a ケース側シール面
19 冷風通路(空気通路)
19a ケース側シール面
20 エアミックスドア(スライドドア)
30 ドア本体部
32 従動側ギヤ
33 駆動側ギヤ
35 ガイド壁面
36 ガイド溝
40 介在部
40a 肉盗み空間
W ドア幅方向(ドア本体部の幅方向)
X ドア移動方向(スライドドアの移動方向)

Claims (11)

  1. 空気通路(17、19)を形成するケース(11)と、
    板状に形成された樹脂製のドア本体部(30)を有し、前記ケース(11)内にスライド移動可能に配置されて前記空気通路(17、19)を開閉するスライドドア(26)と、
    前記スライドドア(26)を駆動するギヤ機構(31)とを備え、
    前記ケース(11)には、前記空気通路(17、19)のうち前記ドア本体部(30)の幅方向(W)における両端部に位置して前記ドア本体部(30)が当接するケース側シール面(17a、19a)、および前記ケース側シール面(17a、19a)と対向するガイド壁面(35)で構成されたガイド溝(36)が形成され、
    前記ドア本体部(30)のうち前記幅方向(W)における両端部は、前記ガイド溝(36)の内部に配置され、
    前記ギヤ機構(31)は、前記ドア本体部(30)に設けられた従動側ギヤ(32)と、従動側ギヤ(32)と噛み合う駆動側ギヤ(33)とを有し、
    前記従動側ギヤ(32)は、前記ドア本体部(30)のうち前記ガイド溝(36)よりも前記幅方向(W)の内側に位置する部位において、前記スライドドア(26)の移動方向(X)と平行に延びるように形成され、
    前記ドア本体部(30)のうち前記ガイド壁面(35)と対向する部位、または前記ガイド壁面(35)のうち前記ドア本体部(30)と対向する部位には、前記ドア本体部(30)と前記ガイド壁面(35)との間に介在する介在部(40、41)が形成されていることを特徴とする空気通路開閉装置。
  2. 前記介在部(40、41)は、前記スライドドア(26)の移動方向(X)に配列された複数個の突起で構成され、
    前記複数個の突起同士の間隔は、前記従動側ギヤ(32)の歯同士の間隔よりも大きくなっていることを特徴とする請求項1に記載の空気通路開閉装置。
  3. 前記従動側ギヤ(32)のモジュール値をmとしたとき、
    前記複数個の突起同士の間隔は、2×m×π以上になっていることを特徴とする請求項2に記載の空気通路開閉装置。
  4. 前記介在部(40、41)は、前記従動側ギヤ(32)の歯に比べて、前記スライドドア(26)の移動方向(X)の曲げ剛性が高いものであることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1つに記載の空気通路開閉装置。
  5. 前記介在部(40、41)は、根元長さ寸法(L1)が高さ寸法(H1)よりも大きい突起形状を有していることを特徴とする請求項4に記載の空気通路開閉装置。
  6. 前記介在部(40、41)は、根元長さ寸法(L1)が先端長さ寸法(L2)よりも大きい突起形状を有していることを特徴とする請求項4または5に記載の空気通路開閉装置。
  7. 前記介在部(40、41)は、前記ドア本体部(30)に一体成形されていることを特徴とする請求項1ないし6のいずれか1つに記載の空気通路開閉装置。
  8. 前記介在部(40、41)は、前記ガイド壁面(35)に一体成形されていることを特徴とする請求項1ないし6のいずれか1つに記載の空気通路開閉装置。
  9. 前記介在部(40、41)には、中空状の肉盗み空間(40a)が形成されていることを特徴とする請求項7または8に記載の空気通路開閉装置。
  10. 前記肉盗み空間(40a)は、前記幅方向(W)を向いて開口していることを特徴とする請求項9に記載の空気通路開閉装置。
  11. 前記肉盗み空間(40a)は、前記突起部(40、41)の突出方向と平行な方向を向いて開口していることを特徴とする請求項9に記載の空気通路開閉装置。
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