JPS61258999A - 送風装置 - Google Patents

送風装置

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JPS61258999A
JPS61258999A JP9858885A JP9858885A JPS61258999A JP S61258999 A JPS61258999 A JP S61258999A JP 9858885 A JP9858885 A JP 9858885A JP 9858885 A JP9858885 A JP 9858885A JP S61258999 A JPS61258999 A JP S61258999A
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JP
Japan
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blade
air
blower
sound
noise
Prior art date
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Pending
Application number
JP9858885A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigeru Akaike
赤池 茂
Masashi Takagi
正支 高木
Koji Ito
功治 伊藤
Keiichi Kitamura
圭一 北村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Corp
Original Assignee
NipponDenso Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by NipponDenso Co Ltd filed Critical NipponDenso Co Ltd
Priority to JP9858885A priority Critical patent/JPS61258999A/ja
Publication of JPS61258999A publication Critical patent/JPS61258999A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、自動車用空調装置等に用いられて有効な送風
装置に関し、さらに詳細には送風装置から発生する騒音
の低減に関する。
〔従来の技術〕
従来この種の送風装置としては、例えば渦巻形ケーシン
グ内にシロッコ型の遠心ファンを収納し自動モータによ
って該遠心ファンを回転させて送風を行うシロッコ型遠
心送風装置等が知られている。
ところでこの種の遠心送風装置は送風に伴って騒音の発
生が避けられず、例えば車両用空調装置に用いられた場
合には近年の車両の高級化、静粛化に伴って送風装置か
ら発生する騒音は大きな問題のひとつとなっている。
このような騒音を低減させる手段としては、実開昭57
−80698号公報に開示されているように吸音材を内
面に貼付した消音ボックス内に遠心送風装置を収納する
方法が知られている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら上記従来技術においては、送風装置を収納
し、かつ送風装置に吸入される空気と、送風装置から吹
出される空気の流路を形成した消音ボックスは非常に大
型となり、例えば自動車用空調装置遠心送風装置にあっ
ては取付はスペースが限られているためにこのような構
成を採用することは非常に困難であった。
ところで、このような送風装置から発生する騒音の原因
のひとつとして前記遠心ファンに設けられたファンブレ
ード間を通過する空気流に起因するもが知られている。
すなわち、第10図にそのブレード6の断面形状を説明
するように円弧状断面を有するブレード6に囲まれて形
成される空気流路間を流れる空気は、流路中央部Aとブ
レード6の表面に近い部分Bとでは流速が異なるために
ブレード6の表面近傍で空気流れの剥離現象が生じ易く
、この剥離渦は空気流れの乱れをおこし騒音を発生させ
ることがわかっている。
そこで本発明者らは、上記点に鑑み送風装置を大型化す
ることなく騒音の低減をはかることを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
上記目的を達成するための本発明の手段とは、ファンを
構成するブレードの表面のうち少な(とも風の流れに面
した曲面部を吸音部材で構成させるというものである。
〔作 用〕
上記の構成によれば、空気の流れの剥離渦によって発生
する騒音のうちブレード表面に設けられた吸音部材に向
かって伝播する音を吸着部材によっ゛て吸収させること
によって送風機下流側に伝播する騒音を低減することが
できる。
〔発明の効果〕
従って本発明によれば、送風装置を何ら大型化すること
なく騒音を低減させることができ、自動車用、家庭用空
調装置等、送風装置取付用スペースが眼られている場合
にも有効に取付は使用できるという優れた効果を有する
〔実施例〕
以下本発明を図に示す実施例について説明する。
第2図は、本発明の自動車用空調装置の遠心送風装置の
構造を説明する断面図で、1は回転によって送風を行う
シロッコ型の遠心ファンでポリプロピレン等の樹脂の一
体成形により製作されている。2は遠心ファン1の回転
軸回りに渦巻形をなす樹脂製ケーシング、3はケーシン
グ2に固定され遠心ファン1を回転させる回転用モータ
である。
ケーシング1は遠心ファン1の軸方向に2分割できる構
造を備えており、その−半部のケーシング2aには内気
導入口5aと外気導入口5aとから内外気を切替えて導
入させる内外気切替ダンパ4を収納した内外気切替箱5
が一体的に成形されている。そして遠心ファン1の回転
によって内気又は外気を遠心送風装置の吸気口2bから
吸入し、吹出口2c(第2図では紙面垂直方向に開口し
ている)から遠心風霜装置下流に設けられたヒータユニ
2.ット、クーラーユニットで構成された空調ユニット
(図示しない)を経て車室内に調和空気を送風するよう
構成されている。
第3図は、第2図における遠心ファン1の形状を説明す
る斜視図で、円弧状断面形状を有するブレード6を、縁
板7a、7b間に多数配設して一体成形されており、回
転によって遠心ファン1の内側の空気を外側へ吹き出す
ことが可能なように構成されている。また、一方の縁板
7aは円錐状゛のポス部8と一体に形成されておりこの
ボス部8の中央に設けられた取付穴9を回転用モータ3
の回転軸3aに通して固定用ナフ)3bで螺合固定して
いる。
次にブレード6の形状を第1図に基づいて更に詳細に説
明する。
円弧状断面形状を有する多数のブレード6は、風の流れ
方向に対して一定の方向を向くように互いに並行に取付
けられており、それぞれのブレード6の凹面側には全面
にわたって、ピッチ等の粘結性材料を混入させたウレタ
ン発泡フォ″−ムからなるシート状の吸音材11が接着
材によって強固に貼り付けられている。この吸音材は、
ピッチを混入させているが揮発性成分がほとんどないた
め臭気はな(、またウレタン発泡フオームに適当な固さ
を与えるために、長時間流速の速い大きい場所に貼付さ
れていても風化せず長期にわたって安定した特性が得ら
れる。
また従来このブレード6形状は、第4図に示すように断
面方向の曲面形状を円弧で近位することが多かった。そ
のため第4図における1方向の空気流路断面積の変化を
第5図に説明するように、風の流れに対してブレード6
の前端部6a(ri)から一旦空気流路断面積は拡大し
、x2で最大になり、再び縮小してブレード6の風の流
れ後端部6 c (x3 )で最小となるように構成さ
れていた。
そのため中央の空気流路断面積拡大部での剥離渦を誘発
しやすくなっていた。本発明では、吸音材の厚みを風の
流れ方向に中央部で厚くなるように変化させて、第6図
に示すように中央部の拡大部がなくなるように構成させ
ていることによって更に騒音低減効果を高めている。
上記構成においてその作動を説明すると、回転用モータ
3の起動によって、遠心ファン1が高速回転し、円弧状
断面形状を有するブレード6の前端部6aが遠心ファン
1の内部に存在する空気を掬い上げ、ブレード6表面に
沿って遠心力により遠心ファン1の外部に連続的に吹き
飛ばすことによって、第2図に示すケーシング2の遠心
ファン1に対向する位置に設けられた吸気口2bから空
気を流入させ、渦巻状ケーシング2内を旋回してケーシ
ング2の吹出口2cから図示しないクーラーユニット、
ヒーターユニット等から成る空調ユニ゛ットヘ送風され
る。
上記のような送風作動時に、例えば第1図に示すように
ブレード6凸面部で発生した剥離渦によって発生する音
のうち対向する隣接ブレード6の凹面部に向かった音は
貼付された吸音材11によって吸収されるので、ブレー
ド6間を空気が通過する際に発生する騒音は低減される
第7図は、吸音材を貼付しない従来のものと、本発明の
遠心送風装置の騒音レベルを騒音の周波数帯域ごとに測
定した結果を説明する特性図である。図より本発明の遠
心送風装置では1500Hz以上の高音域での低減効果
が大きいことが明らかであり、全体騒音レベルでは、従
来の69.0 d Bから68.7 d Bと0.3 
d Bの低減となった。なお、実験条件は、車両用空調
装置において、車両インスツルメンタルパネル部に設け
られた空気吹出口から空調空気を吹出すベントモードに
おいて空気流量418n(/hを流した場合の空気吹出
口部で測定した結果である。
次に本発明の他の実施例について説明する。本発明にお
ける吸音部材としては、上記実施例の他に、ピッチ等を
混入させないウレタン発泡フオームであってもよく、ま
たポリ塩化ビニリデン等の軟性フィルム材を表面スキン
層として密着させたものも同様に用いられる。この場合
を厚みを変化させて空気流量断面積の拡大部が生じない
よう構成してもよい。
また本発明における吸音部材の貼付場所は上記実施例に
示すブレード6の表面凹部に全面に貼付する以外にその
一部例えば空気流路中央部の断面積拡大部のみであって
もよく、また第8図に示すように凸部表面の一部または
全部であってもよい。
もちろん両面であってもかまわない。
さらに第9図に示すようにブレード6のすべてを吸音材
で構成してもよい。この場合の吸音材は表面を発泡フオ
ーム状に形成させたポリプロピレン等の樹脂や、その他
発泡金属、発泡セラミック材料等が使用できる。
また本発明は、上記実施例のシロッコ型遠心送風機の他
にターボ送風機等への応用が可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のブレードの構造を説明する断面図、第
2図は本発明の遠心送風装置を用いた車両用空調装置の
構成を説明する断面図、第3図は第2図における遠心フ
ァンの形状を説明する斜視図、第4図は従来のブレード
形状を説明する断面図、第5図は第4図におけるブレー
ド間の空気流路のX方向断面積の変化を説明する特性図
、第6図は第1図におけるX方向の空気流路断面積の変
化を説明する特性図、第7図は本発明の送風機と従来の
ものとの騒音特性を説明する特性図、第8図、第9図は
本発明の他の実施例のブレード形状を説明する断面図、
第10図は従来の羽根形状と風の流れを説明する断面図
である。 6・・・ブレード、11・・・吸音材。 代理人弁理士  岡 部   隆 第1図 1!H2図 へh 第3図 第6図 第8図    1!9図 第10図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】  ファンを回転させることにより送風を行う送風装置に
    おいて、 前記ファンを構成するブレードの表面のうち少なくとも
    風の流れに面した曲面部を吸音部材で構成したことを特
    徴とする送風装置。
JP9858885A 1985-05-09 1985-05-09 送風装置 Pending JPS61258999A (ja)

Priority Applications (1)

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JP9858885A JPS61258999A (ja) 1985-05-09 1985-05-09 送風装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9858885A JPS61258999A (ja) 1985-05-09 1985-05-09 送風装置

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Family

ID=14223803

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JP9858885A Pending JPS61258999A (ja) 1985-05-09 1985-05-09 送風装置

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