JP3982403B2 - 車両用空調装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、自動車等の車両の車室内に吹き出す空調風の吹出風量および吹出温度を調節するための車両用空調装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、自動車等の車両の車室内に吹き出す空調風の吹出風量および吹出温度を調節するための空調ユニットを備えた車両用空調装置がある。そのような空調ユニットは、車室内に吹き出す空調風の風量を調節する遠心式送風機と、空気を冷却および除湿するエバポレータ等の冷却用熱交換器を内蔵するクーラユニットと、空気を加熱するヒータコア等の加熱用熱交換器を内蔵するヒータユニットとを備えている。
【0003】
また、空調ユニットは、一般的に、車両の車室内前方側に搭載されて、内部に空気通路を形成した空調ケースを備えている。そのような空調ケースは、車両のエンジンルームと車室内とを区画するファイヤーウォール(ダッシュパネル)に取り付けられているので、エンジンルーム内に搭載されたエンジンの振動(エンジン振動)がダッシュパネルを介して伝わると、あるいは遠心式送風機の振動(モータ振動)が伝わると、図4(a)に示したように、空調ケース101の側壁板102が波を打ったように振動して発音体となり、車両乗員が不快となる程度の騒音を発生する可能性がある。
【0004】
特に、このような現象は、図6(a)、(b)および図7に示したように、隣設するユニットケースとの結合部との間のスパンが非常に長い側壁板102や、例えば隣設する補強リブ間隔が非常に長い側壁板102を有する略角筒形状の空調ケース101に顕著に現れるため、空調ケース101の側壁板102全体に外側補強リブ103を梯子状または格子状に一体的に形成したり、空調ケース101に対して別途形成された矩形状の重り104を貼り付けたりすることによって、空調ケース101の側壁板102の振動を抑え、低騒音化を図るようにしている。なお、図7中のhは外側補強リブ103の高さ寸法である。
【0005】
ここで、従来より、遠心式ファンを取り囲む渦巻き形状の空気通路が内部に形成されるスクロールケーシングの底壁板、特に駆動モータを支持固定するフランジ板に、駆動モータを取り囲むようにリング状または放射状の外側補強リブを設けることで、駆動モータおよび遠心式ファンの回転速度のばらつきによってスクロールケーシングが振動するのを抑制して低騒音化を図るようにした遠心式送風機が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
【0006】
【特許文献1】
特開平11−62896号公報(第1−4頁、図1−図4)
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、従来の車両用空調装置においては、図6(a)、(b)および図7に示したように、その空調ケース101の側壁板102全体に外側補強リブ103を梯子状または格子状に一体的に形成したり、矩形状の重り104を貼り付けたりしているので、空調ケース101自体の体格が大きくなり、車両の車室内前方側への設置スペースが大きくなってしまう。
【0008】
しかし、空調ユニットの車両の車室内前方側への設置スペースに制約が有る場合には、外側補強リブ103の突出量分または重り104の板厚分だけ、空調ケース101内に形成される空気通路の通路断面積を縮小化する必要がある。このため、空調ケース101内に形成される空気通路中を流れる空気の流れ方向に直交するように、つまり空気通路を塞ぐようにエバポレータやヒータコアを配置する場合には、エバポレータやヒータコアの有効熱交換面積が小さくなり、空調ユニットにおける冷房性能や暖房性能等の空調性能が低下するという問題が生じている。
【0009】
【発明の目的】
本発明の目的は、空調ユニットの連結ダクトの体格を小さくしながらも、空調ユニットの連結ダクトの振動を抑制することで、低騒音化を図ることができ、且つ空調性能の低下を防止することのできる車両用空調装置を提供することにある。また、格子状の外側補強リブを廃止することで、空調ユニットの連結ダクトを樹脂一体成形する際の樹脂成形型の型費用を低減することができ、且つ矩形状の重りを廃止することで、例えば分割型樹脂ケースの組付工数を低減することのできる車両用空調装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の発明によれば、空調ユニットは、渦巻き状の通風路を形成するスクロールケーシング、このスクロールケーシングの通風路内において空気流を発生する遠心式ファン、この遠心式ファンを回転駆動する駆動モータを有する遠心式送風機と、通過する空気を冷却する冷却用熱交換器を収容するクーラユニットと、遠心式送風機の吐出口とクーラユニット内の冷却用熱交換器の空気吸込口との間に設けられて、側壁板内に空気通路を形成する連結ダクトを備えている。そして、連結ダクトの側壁板、空調ユニットの連結ダクトの振動を抑制するように、板厚の異なる複数の部分側壁板に区分けされている。そして、複数の部分側壁板は、遠心式ファンの回転軸方向において複数に区分けされており、その回転軸方向に区分けされた複数の部分側壁板は、互いに厚さが異なることにより、格子状の外側補強リブを廃止しながらも、空調ユニットの連結ダクトの振動を抑制することができるので、車両の車室内を空調する空調ユニットの低騒音化を図ることができる。これにより、格子状の外側補強リブを廃止したり、また、矩形状の重りを廃止したりすることができるので、空調ユニットの連結ダクトの体格を小さくすることもできる。また、空調ユニットの連結ダクトの組付工数を低減することができる。
【0011】
請求項2に記載の発明によれば、請求項1に記載のような連結ダクトを備えた空調ユニットを、車両の車室内前方側または車室内後方側に搭載することにより、空調ユニットの車両の車室内前方側への設置スペースに制約が有る場合でも、空調ユニットの連結ダクト内に形成される空気通路の通路断面積を縮小化する必要はない。これにより、空調ユニットの連結ダクト内に形成される空気通路中を流れる空気の流れ方向に直交するように、つまり空気通路を塞ぐように冷却用熱交換器や加熱用熱交換器を配置する場合でも、冷却用熱交換器や加熱用熱交換器の有効熱交換面積が小さくなることはない。したがって、空調ユニットにおける冷房性能や暖房性能等の空調性能の低下を抑制することができる。
【0012】
請求項3に記載の発明によれば、隣設する2つの部分側壁板の一方側の部分側壁板の方の、空気通路側の内壁面から外部側の外壁面までの板厚方向の寸法を、空調ユニットの連結ダクトの側壁板の振動抑制効果に応じて、隣設する2つの部分側壁板の他方側の部分側壁板よりも所定寸法(例えば5mm程度)だけ薄くしたり、あるいは厚くしたりして、少なくとも1つ以上の側壁板に複数の部分側壁板が部分的に設けられている。これにより、請求項1の発明の効果を向上できる。
【0013】
請求項4に記載の発明によれば、複数の部分側壁板は、空調ユニットの連結ダクトの側壁板の振動抑制効果に応じた所定の面積割合で、且つ所定の形状で、且つ所定の広さの平端面を有している。そして、複数の部分側壁板のうちの少なくとも1つの部分側壁板は、その1つの部分側壁板の面方向に渡って同一の板厚を有している。これにより、請求項1の発明の効果を向上できる。
【0014】
請求項5に記載の発明によれば、空調ユニットは、空気の流れ方向の上流側に、インテークユニットを備えている。そして、そのインテークユニットは、複数の吸込口を選択的に開閉する内外気切替手段と車室内に吹き出す空調風の風量を調節する遠心式送風機とが結合されることで構成されていることを特徴としている。また、請求項6に記載の発明によれば、空調ユニットは、インテークユニットよりも空気の流れ方向の下流側に、エアコンユニットを備えている。そして、そのエアコンユニットは、車室内に空調風を吹き出す複数の吹出口を選択的に開閉する吹出口切替手段と、通過する空気を冷却する冷却用熱交換器を収容するクーラユニットと、通過する空気を加熱する加熱用熱交換器を収容するヒータユニットとが結合されることで構成されていることを特徴としている。
【0015】
請求項7に記載の発明によれば、連結ダクトは、インテークユニットとエアコンユニットとを連結ていることを特徴としている。また、請求項8に記載の発明によれば、空調ユニットの連結ダクトとして、樹脂一体成形された分割型樹脂ケースを採用したことにより、梯子状または格子状の外側補強リブを廃止することができるので、空調ユニットの連結ダクトを樹脂一体成形する際の樹脂成形型の型費用を低減することができる。
【0016】
【発明の実施の形態】
[実施形態の構成]
図1ないし図3は本発明の実施形態を示したもので、図1はインテークユニットとエアコンユニットとを連結する連結ダクトを示した図で、図2は車両用空調装置の空調ユニットの全体構成を示した図である。
【0017】
本実施形態の車両用空調装置は、例えば内燃機関(走行用エンジン)または走行用モータを搭載する自動車等の車両の車室内を空調する空調ユニット10における各空調状態可変手段(アクチュエータ)を、空調制御装置または手動操作レバーによってオートコントロールまたはマニュアルコントロールするように構成されている。本実施形態の空調ユニット10は、自動車等の車両の車室内前方側に搭載されて、車両のエンジンルームと車室内とを区画するファイヤーウォール(ダッシュパネル)の車室内側面に固定ボルトや締結ネジ等のスクリューを用いて締め付け固定されている。この空調ユニット10は、インテークユニット4と、エアコンユニット5と、連結ダクト(空調ケース)3とを備えており、インテークユニット4が車両の進行方向中心線に対して助手席側にオフセットして配置され、エアコンユニット5が車両の進行方向中心線上(車幅方向の略中央部)に配置されている。
【0018】
インテークユニット4は、例えば図3に示したように、内外気切替手段と遠心式送風機とが一体的に結合されて、図示上下方向に樹脂一体成形された分割型樹脂ケース(内外気切替箱13、スクロールケーシング14)を備えている。内外気切替手段は、車室外空気(外気)を導入するための外気吸込口11と車室内空気(内気)を導入するための内気吸込口12とが形成された内外気切替箱13を備えている。この内外気切替箱13内には、外気吸込口11と内気吸込口12とを選択的に開閉する複数の内外気切替ドア(図示せず)が収容されている。複数の内外気切替ドアは、リンク機構15によって一体的に動作可能(連動可能)に収容されている。
【0019】
また、遠心式送風機は、渦巻き形状の通風路6を形成するスクロールケーシング14と、このスクロールケーシング14の通風路6内において空気流を発生する遠心式ファン(図示せず)と、この遠心式ファンを回転駆動すると共に、スクロールケーシング14の底側壁に取り付けられたフランジ板(図示せず)に支持固定される駆動モータ(図示せず)とから構成されている。なお、内外気切替箱13の図示下部、あるいはスクロールケーシング14の図示上部には、遠心式ファンの内周部に空気を吸い込むためのベルマウス状の吸込口(図示せず)が形成されている。
【0020】
エアコンユニット5は、吹出口切替手段とクーラユニットとヒータユニットとが結合されて、図示上下方向に樹脂一体成形された分割型樹脂ケース(ユニットケース24)を備えている。吹出口切替手段は、センタフェイス開口部21およびサイドフェイス開口部22と、フット開口部(図示せず)と、デフロスタ開口部23とが形成されたユニットケース24を備えている。このユニットケース24内には、複数の開口部を選択的に開閉する複数の吹出口切替ドア(図示せず)が動作可能に収容されている。
【0021】
なお、センタフェイス開口部21およびサイドフェイス開口部22は、車両乗員の上半身(主に頭胸部)やサイドウインドガラスの内面に向けて空調風(主に冷風)を吹き出すためのフェイス吹出口(図示せず)にフェイスダクト(図示せず)を介して連通している。また、フット開口部は、車両乗員の下半身(主に足元部)に向けて空調風(主に温風)を吹き出すためのフット吹出口(図示せず)にフットダクト(図示せず)を介して連通している。また、デフロスタ開口部23は、フロントウインドガラスの内面に向けて空調風(主に温風)を吹き出すためのデフロスタ吹出口(図示せず)にデフロスタダクト(図示せず)を介して連通している。
【0022】
また、クーラユニットは、通過する空気を冷却するエバポレータ(冷却用熱交換器:図示せず)等から構成され、ユニットケース24の空気の流れ方向の上流側の通風路全体を塞ぐようにエバポレータが収容されている。また、ヒータユニットは、通過する空気を加熱するヒータコア(加熱用熱交換器:図示せず)等から構成され、エバポレータよりも空気の流れ方向の下流側の通風路を部分的に塞ぐようにヒータコアが収容されている。また、ヒータコアの空気の流れ方向の上流側または下流側には、ヒータコアを通過する空気量とヒータコアを迂回する空気量とを調節して車室内に吹き出す空気の吹出温度を調整するためのエアミックスドア(吹出温度調節手段:図示せず)が動作可能に収容されている。
【0023】
連結ダクト3は、図1(a)、(b)および図2に示したように、インテークユニット4とエアコンユニット5とを気密的に連結すると共に、樹脂一体成形された略角筒形状の樹脂ケースである。この連結ダクト3は、遠心式送風機の通風路6の吐出口に連通し、その吐出口よりも空気の流れ方向の下流側に設けられる空気吸込部31、およびこの空気吸込部31よりも空気の流れ方向の下流側に設けられてユニットケース24内のエバポレータの空気吸込口に連通する空気吐出部32等から構成されている。
【0024】
空気吸込部31は、略口の字状の断面を有する略角筒形状の第1側壁板1内に空気通路7が形成されている。その第1側壁板1は、車両の床面に対して傾斜した天側壁板、車両の床面と同一方向に延ばされた底壁板、および天壁板と底側壁板とを繋ぐ前後壁板等より構成され、空気の流れ方向の上流側から下流側に向けて空気通路7の断面積が徐々に拡大するように設けられている。
【0025】
また、空気吐出部32は、略口の字状の断面を有する略角筒形状の第2側壁板2内に空気通路7が形成されている。その第2側壁板2は、車両の床面と同一方向に延ばされた天壁板、この天壁板に対向するように設けられた底壁板、および天壁板と底壁板とを繋ぐ前後壁板等より構成され、空気の流れ方向の上流側から下流側に向けて空気通路7の断面積が略変化しないように設けられている。
【0026】
なお、連結ダクト3の空気吐出部32は、その空気吸込部31内に形成される空気通路7から空気吐出部32内に流入した空気が、空気吐出部32内に形成される空気通路7中で、略直角方向に曲げられてエバポレータの空気吸込口に向かうように設けられている。すなわち、エアコンユニット5内の空気の流れ方向中心線に対して略直角方向(図示左右方向)となるように連結ダクト3の空気吐出部32が配置されている。
【0027】
ここで、本実施形態の略角筒形状の第1、第2側壁板1、2のうちの少なくとも1つの側壁板(本例では前壁板)は、図1および図2に示したように、連結ダクト3の空気吸込部31および空気吐出部32の振動を抑制するように、板厚の異なる複数個(本例では6個)の部分側壁板a〜fに面方向に渡って区分けされている。これらの部分側壁板a〜fは、連結ダクト3の第1、第2側壁板1、2の振動抑制効果に応じた所定の面積割合で、且つ所定の形状で、且つ所定の広さの平端面を有しており、複数個の部分側壁板a〜fの各々は、各部分側壁板a〜fの面方向に渡って同一の板厚を有している。
【0028】
なお、本実施形態では、連結ダクト3(複数個の部分側壁板a〜fの各々)の空気通路7側の内壁面は、連結ダクト3内に形成される空気通路7の通路断面積が縮小化しないようにする目的で平坦な平面とされ、連結ダクト3(複数個の部分側壁板a〜fの各々)の外部側の外壁面を二段の凸凹状、あるいは多段階の階段状としている。また、連結ダクト3の空気吸込部31では、隣設する2つの部分側壁板e、fの一方側の部分側壁板の方の、空気通路7側の内壁面から外部側の外壁面までの板厚方向の寸法(板厚)を、連結ダクト3の第1側壁板1の振動抑制効果に応じて、隣設する2つの部分側壁板e、fの他方側の部分側壁板の板厚(例えば1.5mm程度)よりも所定寸法(例えば1.5〜3.mm程度)だけ厚くして設けられている。
【0029】
そして、連結ダクト3の空気吐出部32では、隣設する2つの部分側壁板a、bの一方側の部分側壁板aの方の、空気通路7側の内壁面から外部側の外壁面までの板厚方向の寸法(板厚)を、連結ダクト3の第2側壁板2の振動抑制効果に応じて、隣設する2つの部分側壁板a、bの他方側の部分側壁板bの板厚(例えば.5mm程度)よりも所定寸法(例えば1.5〜3.5mm程度)だけ厚くして設けられている。また、空気吐出部32では、隣設する2つの部分側壁板c、dの一方側の部分側壁板cの方の、空気通路7側の内壁面から外部側の外壁面までの板厚方向の寸法(板厚)を、連結ダクト3の第2側壁板2の振動抑制効果に応じて、隣設する2つの部分側壁板c、dの他方側の部分側壁板dの板厚(例えば1.5mm程度)よりも所定寸法(例えば1.〜3.5mm程度)だけ厚くして設けられている。
【0030】
そして、図示下方側で、且つ空気の流れ方向の下流側から上流側に向かって順に設けられた部分側壁板b、d、fは、図1(b)および図4(b)に示したように、両側の部分側壁板b、fの方の、空気通路7側の内壁面から外部側の外壁面までの板厚方向の寸法を、中間の部分側壁板dよりも所定寸法(例えば1.0〜3.6mm程度)だけ薄くしたり、あるいは厚くしたりして設けられている。この場合、図1(b)および図4(b)に示したように、部分側壁板dの両側に形成される部分側壁板b、fの板厚を異ならせても良い。例えば部分側壁板bの板厚を2.5mm程度に形成し、また、部分側壁板dの板厚を1.5mm程度に形成し、また、部分側壁板fの板厚を5.1mm程度に形成する。
【0031】
また、図示上方側で、且つ空気の流れ方向の下流側から上流側に向かって順に設けられた部分側壁板a、c、eは、両側の部分側壁板a、eの方の、空気通路7側の内壁面から外部側の外壁面までの板厚方向の寸法を、中間の部分側壁板cよりも所定寸法(例えば1.03.6mm程度)だけ厚くしたり、あるいは薄くしたりして設けられている。この場合、部分側壁板cの両側に形成される部分側壁板a、eの板厚を異ならせても良い。例えば部分側壁板aの板厚を5.1mm程度に形成し、また、部分側壁板cの板厚を2.5mm程度に形成し、また、部分側壁板eの板厚を1.5mm程度に形成する。
【0032】
[実施形態の作用]
次に、本実施形態の車両用空調装置の作用を図1ないし図4に基づいて簡単に説明する。
【0033】
図示しない空調ユニット10の運転スイッチ(例えばA/Cスイッチ)がオン(A/C・ON)されると、遠心式送風機の駆動モータが通電されて、駆動モータが遠心式ファンを回転駆動する。すると、遠心式ファンは、内周部から外周部へ向けて空気を吐き出し、結果的に、複数の内外気切替ドアによって選択的に開放された外気吸込口11または内気吸込口12のいずれかの吸込口よりベルマウス状の吸込口を経て空気(外気または内気)を遠心式ファンの内周部に吸引し、遠心式ファンの外周部からスクロールケーシング14内に形成される渦巻き形状の通風路6へ放出する。
【0034】
通風路6内に放出された空気は、スクロールケーシング14の曲面形状の内壁面に沿って流れ、スクロールケーシング14の吐出口から連結ダクト3の空気吸込部31内に形成される空気通路7に吐出される。空気吸込部31の空気通路7内に吐出された空気は、平坦な内壁面とされた空気吸込部31および空気吐出部32内に形成される空気通路7を通過する際に、渦流等の乱流を生起することなく、空気吐出部32内に形成される空気通路7中で、エバポレータの空気吸込口に向かうように略直角方向に曲げられた後に、エバポレータの空気吸込口に流入する。
【0035】
エバポレータ内に流入した空気は、冷凍サイクルのコンプレッサ(図示せず)によってエバポレータ中に送り込まれた冷媒と熱交換することで、冷却および除湿された後に、エアミックスドアのドア開度に応じて、ヒータコアを通過して再加熱される空気量とヒータコアを迂回する空気量とが例えば車両乗員によって設定された設定温度に対応した最適な所定値となるように調節される。そして、最適な吹出温度に調整された空気は、複数の吹出口モード切替ドアによって選択的に開放された各開口部に連通する吹出口より車室内に吹き出される。これにより、車両の車室内の温度を所望の温度に空調することができる。
【0036】
[実施形態の特徴]
ここで、従来の車両用空調装置の空調ユニットにおいては、図6(a)、(b)および図7に示したように、空調ケース101の側壁板102全体に外側補強リブ103を梯子状または格子状に一体的に形成したり、矩形状の重り104を貼り付けたりして、空調ケース101の側壁板102の面全体の強度アップを狙うようにしている。
【0037】
上記の従来の技術に対して、本実施形態の車両用空調装置の空調ユニット10においては、外側補強リブ103や重り104等によって連結ダクト3の第1、第2側壁板1、2の面全体の強度アップを狙うのではなく、連結ダクト3の第1、第2側壁板1、2の振動モードおよび振動特性に着目し、第1、第2側壁板1、2を複数個の平面または平板よりなる部分側壁板a〜fの、隣設するもの同士の板厚を互いに異ならせる。例えば連結ダクト3の第1、第2側壁板1、2の外側面形状を、空気通路7内を流れる空気の流れ方向(またはこの空気の流れ方向に直交する方向)に向かって、所定の平面を有する階段状または凸凹状となるように樹脂材によって一体的に形成(樹脂一体成形)する。
【0038】
それによって、第1、第2側壁板1、2の振動モードおよび各部分側壁板a〜fの振動特性をずらすことができるので、連結ダクト3の第1、第2側壁板1、2の面全体として振動を小さくできる。これにより、エンジンルーム内に搭載されたエンジンのエンジン振動や自動車等の車両振動がダッシュパネルを介して連結ダクト3に伝わっても、あるいは遠心式送風機のモータ振動がスクロールケーシング14を介して連結ダクト3に伝わっても、連結ダクト3の第1、第2側壁板1、2の面全体として振動が小さくなるので、騒音の発生を抑えることができる。
【0039】
また、空調ケース101の側壁板102全体に外側補強リブ103を梯子状または格子状に一体的に形成したり、矩形状の重り104を貼り付けたりする方法と比較して、空調ユニット10の連結ダクト3の第1、第2側壁板1、2の一部の板厚を残部の板厚よりも厚くすることで、振動抑制効果を得ることができるので、樹脂ケースとしての質量を低減することができる。また、梯子状または格子状の外側補強リブ103を設けなくても、振動抑制効果を得ることができるので、梯子状または格子状の外側補強リブ103を廃止できる。これにより、空調ユニット10の連結ダクト3を樹脂一体成形する際の樹脂成形型の型費用を低減することができる。また、矩形状の重り104を貼り付けなくても、振動抑制効果を得ることができるので、矩形状の重り104を廃止することができるので、空調ユニット10の連結ダクト3の組付工数を低減することができる。
【0040】
[実施形態の実験結果]
次に、図5(a)の空調ケースの側壁板形状に示したような、空調ケースの側壁板をいくつかの部分側壁板▲1▼〜▲6▼に区分けしたタイプ、また、図5(b)の空調ケースの側壁板形状に示したような、空調ケースの側壁板に1つの長方形状の部分側壁板を設けたタイプを使用し、周波数を種々変化させて、各モデルのイナータンスがどのように変化するかについて調査した実験について説明する。実験は、ベースおよび各モデルの周波数を変化させ、各モデルのイナータンスについて調査したもので、その実験結果(前後過振、前後加速度応答)を図5(c)のグラフに示した。
【0041】
ベースモデル(bace)は、図5(b)に示した空調ケースの側壁板全体の板厚を所定値(t=2.1mm)に設定したもので、第1モデル(model1)は、ベースモデル(bace)に対して、図5(a)に示した空調ケースの部分側壁板▲1▼、▲2▼の板厚を所定値(t=2.5mm)に設定したものである。また、第2モデル(model2)は、ベースモデル(bace)に対して、図5(a)に示した空調ケースの部分側壁板▲1▼、▲2▼の板厚を所定値(t=2.5mm)に設定し、図5(a)に示した空調ケースの部分側壁板▲5▼、▲6▼の板厚を所定値(t=1.5mm)に設定したものである。
【0042】
また、第3モデル(model3)は、ベースモデル(bace)に対して、図5(a)に示した空調ケースの部分側壁板▲1▼、▲4▼、▲5▼の板厚を所定値(t=2.5mm)に設定し、図5(a)に示した空調ケースの部分側壁板▲2▼、▲3▼、▲6▼の板厚を所定値(t=1.5mm)に設定したものである。また、第4モデル(model4)は、ベースモデル(bace)に対して、図5(a)に示した空調ケースの部分側壁板▲1▼、▲2▼の板厚を所定値(t=2.5mm)に設定し、図5(a)に示した空調ケースの部分側壁板▲3▼上部、▲4▼下部の板厚を所定値(t=1.5mm)に設定したものである。また、第5モデル(model5)は、ベースモデル(bace)に対して、図5(b)に示した空調ケースの部分側壁板の長方形状の平面(例えば60mm×66mm)の板厚を所定値(t=5.1mm)に設定したものである。
【0043】
この図5(c)のグラフからも確認できるように、車両用空調装置の空調ユニット10の空調ケース(連結ダクト3)の設置スペースを例えば5mm程度余分に使うだけで、振動抑制効果が得られるので、空調ユニット10の空調ケース(連結ダクト3)の体格を、従来の車両用空調装置の空調ユニットの空調ケースと比較して小さくすることができる。したがって、空調ユニット10の空調ケース(連結ダクト3)の体格を小さくしながらも、空調ケース(連結ダクト3)の振動を抑制することで、低騒音化を図ることができる。
【0044】
ここで、車両用空調装置の空調ユニット10の空調ケース(連結ダクト3)の設置スペースを例えば5mm程度余分に使うだけで、振動抑制効果を得ることができるので、空調ケース(連結ダクト3)を備えた空調ユニット10の車両の車室内前方側への設置スペースに制約が有る場合でも、空調ケース(連結ダクト3)内に形成される空気通路7の通路断面積が縮小化されることはない。これにより、空調ケース(連結ダクト3)内に形成される空気通路7中を流れる空気の流れ方向に直交するように、つまり空調ケース(連結ダクト3)内に形成される空気通路7を塞ぐようにエバポレータまたはヒータコアまたはフィルターを配置する場合でも、エバポレータやヒータコアの有効熱交換面積またはフィルターの有効空気浄化面積が小さくなることはない。したがって、空調ユニット10における冷房性能や暖房性能や空気清浄性能等の空調性能の低下を抑制することができる。
【0045】
[他の実施形態]
本実施形態では、インテークユニット4とエアコンユニット5とを気密的に連結する連結ダクト3を設けているが、連結ダクト3を、ユニットケース24の空気の流れ方向の上流側に、あるいは内外気切替箱13またはスクロールケーシング14の空気の流れ方向の下流側に樹脂一体成形しても良い。また、本実施形態では、略角筒形状の空調ケース(連結ダクト3)を備えた空調ユニット10を、車両の車室内前方側に搭載しているが、略角筒形状の空調ケース(連結ダクト3)を備えた空調ユニットを、車両の車室内後方側に搭載しても良い。
【0046】
本実施形態では、本発明を、車両用空調装置の空調ユニット10の連結ダクト3の第1、第2側壁板1、2の一部の板厚を残部の板厚よりも厚くしたり、また、薄くしたりしたが、本発明を、車両用空調装置の空調ユニット10のインテークユニット4の内外気切替箱13またはスクロールケーシング14の側壁板の一部、あるいは駆動モータを支持固定するフランジ板(側壁板に相当する)の一部の板厚を残部の板厚よりも厚くしたり、また、薄くしたりしても良い。また、複数個の部分側壁板a〜fのうちの少なくとも1つの部分側壁板の内壁面または外壁面を、テーパ状としても良い。つまり、複数個の部分側壁板a〜fのうちの少なくとも1つの部分側壁板の板厚を徐々に厚くしたり、また、徐々に薄くしたりしても良い。
【0047】
また、複数個の部分側壁板a〜fの内壁面または外壁面に凸状または凹状の湾曲面または平坦面を設けても良い。また、部分側壁板e、fの内壁面を空気通路7側に突出させ、部分側壁板c、dの外壁面を外部側に突出させ、部分側壁板a、bの内壁面を空気通路7側に突出させるようにしても良い。また、部分側壁板e、fの外壁面を外部側に突出させ、部分側壁板c、dの内壁面を空気通路7側に突出させ、部分側壁板a、bの外壁面を外部側に突出させるようにしても良い。
【0048】
なお、複数個の部分側壁板a〜fのうちの少なくとも1つの部分側壁板の平面形状を矩形状または長方形状または略三角形状としているが、第1、第2側壁板1、2の振動抑制効果(振動モードおよび振動特性)に応じて、部分側壁板の平面形状を正方形等の多角形状や円形状や楕円形状としても良く、また、平坦な面の面積も第1、第2側壁板1、2の振動抑制効果(振動モードおよび振動特性)に応じて実施例よりも任意に広くしても、また、任意に狭くしても良い。
【0049】
本実施形態の連結ダクト3を、通過する空気を加熱するヒータコア等の加熱用熱交換器を収容するヒータユニット、あるいは通過する空気を冷却するエバポレータ等の冷却用熱交換器を収容するクーラユニット、あるいは通過する空気を濾過するフィルター等の空気清浄器を収容するフィルターユニットを構成する空調ケースに代えても良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)はインテークユニットとエアコンユニットとを連結する連結ダクトを示した模式図で、(b)は(a)のA−A断面図である(実施形態)。
【図2】車両用空調装置の空調ユニットの全体構成を示した斜視図である(実施形態)。
【図3】インテークユニットの一例を示した斜視図である(実施形態)。
【図4】(a)は従来の空調ケースの側壁板が振動する様子を示した模式図で、(b)は本発明の連結ダクトの第1、第2側壁板を示した断面図である(実施形態)。
【図5】(a)、(b)は実験で用いた各モデルの側壁板形状を示した正面図で、(c)は実験結果を示したグラフである。
【図6】(a)は従来の車両用空調装置の空調ケースを示した斜視図で、(b)は(a)のB−B断面図である(従来の技術)。
【図7】従来の車両用空調装置の空調ケースを示した斜視図である(従来の技術)。
【符号の説明】
a 部分側壁板
b 部分側壁板
c 部分側壁板
d 部分側壁板
e 部分側壁板
f 部分側壁板
1 第1側壁板
2 第2側壁板
3 連結ダクト(空調ケース)
4 インテークユニット
5 エアコンユニット
7 空気通路
10 空調ユニット
11 外気吸込口
12 内気吸込口

Claims (8)

  1. 車両の車室内を空調する空調ユニットを備えた車両用空調装置において、
    前記空調ユニットは、
    渦巻き状の通風路を形成するスクロールケーシング、このスクロールケーシングの通風路内において空気流を発生する遠心式ファン、この遠心式ファンを回転駆動する駆動モータを有する遠心式送風機と、
    通過する空気を冷却する冷却用熱交換器を収容するクーラユニットと、
    前記遠心式送風機の吐出口と前記クーラユニット内の前記冷却用熱交換器の空気吸込口との間に設けられて、側壁板内に空気通路を形成する連結ダクトとを備え、
    前記連結ダクトの側壁板、前記連結ダクトの振動を抑制するように、板厚の異なる複数の部分側壁板に区分けされており、
    前記複数の部分側壁板は、前記遠心式ファンの回転軸方向において複数に区分けされており、
    前記回転軸方向に区分けされた複数の部分側壁板は、互いに厚さが異なることを特徴とする車両用空調装置。
  2. 請求項1に記載の車両用空調装置において、
    前記空調ユニットは、車両の車室内前方側または車室内後方側に搭載されていることを特徴とする車両用空調装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載の車両用空調装置において、
    前記複数の部分側壁板は、隣設する2つの部分側壁板の一方側の部分側壁板の方の、前記空気通路側の内壁面から外部側の外壁面までの板厚方向の寸法を、
    前記連結ダクトの側壁板の振動抑制効果に応じて、前記隣設する2つの部分側壁板の他方側の部分側壁板よりも薄くしたり、あるいは厚くしたりして設けられていることを特徴とする車両用空調装置。
  4. 請求項1ないし請求項3のうちのいずれか1つに記載の車両用空調装置において、
    前記複数の部分側壁板は、前記連結ダクトの側壁板の振動抑制効果に応じた所定の面積割合で、且つ所定の形状で、且つ所定の広さの平端面を有しており、
    前記複数の部分側壁板のうちの少なくとも1つの部分側壁板は、その1つの部分側壁板の面方向に渡って同一の板厚を有していることを特徴とする車両用空調装置。
  5. 請求項1ないし請求項4のうちのいずれか1つに記載の車両用空調装置において、
    前記空調ユニットは、空気の流れ方向の上流側に、インテークユニットを備えており、 前記インテークユニットは、複数の吸込口を選択的に開閉する内外気切替手段と前記遠心式送風機とが結合されることで構成されていることを特徴とする車両用空調装置。
  6. 請求項5に記載の車両用空調装置において、
    前記空調ユニットは、前記インテークユニットよりも空気の流れ方向の下流側に、エアコンユニットを備えており、
    前記エアコンユニットは、車室内に空調風を吹き出す複数の吹出口を選択的に開閉する吹出口切替手段と、前記クーラユニットと、通過する空気を加熱する加熱用熱交換器を収容するヒータユニットとが結合されることで構成されていることを特徴とする車両用空調装置。
  7. 請求項6に記載の車両用空調装置において、
    前記連結ダクトは、前記インテークユニットと前記エアコンユニットとを連結ていることを特徴とする車両用空調装置。
  8. 請求項1ないし請求項7のうちのいずれか1つに記載の車両用空調装置において、
    前記連結ダクトは、樹脂一体成形された分割型樹脂ケースであることを特徴とする車両用空調装置。
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