JP5617105B1 - 医王石・戸室石粉末を含む食品添加材料及びこれを使用した食品の製造方法 - Google Patents

医王石・戸室石粉末を含む食品添加材料及びこれを使用した食品の製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 医王石・戸室石の種種の効能を食品全般に応用することができ、麺類、パン・菓子類などを製造する際の材料の元になる医王石・戸室石粉末を含む食品添加材料及びその食品の製造方法を提供する。【解決手段】 米糠、味噌、又は、麹に、粒状・粒子状・粉末状の戸室石・医王石を混ぜ合わせた。水を加えて混ぜ合わせて、浮き上がる成分を除去すると、殺菌効果が生じるとともに体内への吸収が良くなり、食品に幅広く応用できる。前記米糠、味噌、又は、麹を加熱・焼成し、前記粒状・粒子状・粉末状の戸室石・医王石を混ぜ合わせると、更に良く混ざり合い、長期保存も可能になる。【選択図】 なし

Description

本発明は、医王石・戸室石粉末を含む食品添加材料及びこれを使用した食品の製造方法に関する。
従来の技術
糠漬け、粕漬け(酒かす漬け、なら漬け)、麹漬け、味噌漬け、浅漬け等、日本にはたくさんの漬物があり、野菜や魚、肉などを漬けて、これらの漬物(例えば、糠漬けや味噌漬けなどの漬物)を食するが、野菜や魚などを漬けるに際しては、漬物床(漬け床とも呼ばれる。)を使用する。すなわち、漬物(つけものどこ)、漬床(つけどこ)とは糠、麹、味噌などを利用し、野菜や魚、肉などの材料の味に、発酵を利用した独特の旨味と香りを加えた漬物を作るためのものであり、交通の便が悪かった山間部などでは、冬期に新鮮な野菜を入手することが困難なため、保存法の一つとして手持ちの野菜を漬物に加工することが多かった。桶や壺、バットなどに詰めるのが普通であるが、最近では手入れの際に手に匂いがつくことを避けるため、ポリ袋に入ったものも売られている。
従来の漬物床を用いた漬物は、糠床から取り出して1日も経つと新鮮な色が失われ、茶褐色化してくる。また、時が経つに従い、味が酸味を帯びてくる。また、米糠の醗酵による悪臭が発生することが避けられない。しかも、糠床には、毎日欠かさず手を入れて混ぜて異常醗酵を防ぐことが必要であった。また、糠床には、数日で黴が生える。さらに、糠床は、糠が手にベタついてこれを手から除くのに手間が掛かる煩わしさがあった。
このため、特許文献1には、麦飯石と米糠とからなり、麦飯石は粉末であるぬか漬け用床材および漬物用床材が開示されている。
しかしながら、本願出願人の実験によれば、麦飯石の場合は、粘土状に固まってしまい、胡瓜や茄などを漬ける状態としては必ずしも好ましいものとはいえなかった。なお、一般に市販されている色鮮やかな漬物には漬からないことが通常である。これは市販されているものの多くは着色剤や色止め剤を使用しているためである。
また、糠床には、毎日欠かさず手を入れなくとも、取り扱いが容易で、カビの発生が抑制され、悪臭の発生も抑制されるものの(上記従来公報では5日程度にすぎない。)、更に長時間これらを維持することはできなかった。しかも、美味しさの点でも、更にこれらを凌駕するものが期待されるところである。
そこで、本願出願人は、取り扱いが容易で、カビの発生や悪臭の発生が抑制され、より長く保存可能な医王石・戸室石粉末を含む漬物床に関する特許出願を行なっている(特願2012−234236)。
特開平5−176675号公報
ところで、戸室石(とむろいし)は石川県金沢市東部の医王山、戸室山やキゴ山で採れる石であり、医王石とも呼ばれ、マイナスイオン放出効果があり、その放出量はトルマリンの2倍といわれており、優れた防腐、浄水効果が得られるとされるが、から認可されている。1985(昭和60)年には「医王石」として厚生労働省(旧厚生省)から食品添加物の認定を受けている。しかし、その食品・飲料での活用としては、浄水等に限られた例しかない。
ここで、本願出願人の実験によれば、医王石・戸室石は、各種健康増進の効能はあるが、更なる効能・効果が期待できることが明らかになった。例えば、ラーメンやそば・うどん・に混ぜるとコシが高められることや、冷蔵保存からお湯で戻してもコシの強さが落ちないことや、最中やアイスを入れる皮やコーン・ウエハースなどを製造するときの食品材料に混ぜると、パリパリ感が著しく高められたり、サクっと割れるようになり、耐水性も良くなるとともに、長期保存が可能になるなどである。パンやお菓子の表皮側が綺麗に焼けて薫り高くなり、モチモチ感が高くなるなどして製造できる。
そこで、本発明の目的は、医王石・戸室石の種種の効能を食品全般に応用することができ、麺類、パン・菓子類などを製造する際の材料の元になる医王石・戸室石粉末を含む食品添加材料及びその食品の製造方法を提供することにある。
本発明の医王石・戸室石粉末を含む食品添加材料は、米糠、味噌、又は、麹に、粒状・粒子状・粉末状の戸室石・医王石を混ぜ合わせ、水を加えて混ぜ合わせて、浮き上がる成分を除去することを特徴とする。上記医王石・戸室石は、パウダー状に粉砕して、粒状・粒子状・粉末状にするが、できる限り細かなことが好ましい。例えば、100〜300メッシュのものでも良いが、更に細かく、300〜900メッシュのものが好ましい。
本発明によれば、医王石・戸室石粉末を含む食品添加材料を、ラーメンやそば・うどんを製造する原料(小麦粉、米粉等)に混ぜると、コシが高められる。また、最中やアイスを入れる皮やコーン・ウエハースなどを製造するときの食品材料に混ぜると、パリパリ感が著しく高められたり、サクっと割れるようになり、口の中での接触感(ベタツクような感触)が著しく軽減されるとともに、耐水性も良くなり、長期保存が可能になる。メロンパン・フランスパン・食パンのキメが細かくなり、モチモチ感が高められる。また、メロンパン・フランスパンの皮の部分(表皮)や食パンの皮(耳部)から出る薫りが高くなるとともに、長期保存が可能になる。
また、本発明は、米糠、味噌、又は、麹を加熱・焼成し、前記粒状・粒子状・粉末状の戸室石・医王石を混ぜ合わせ、水を加えて混ぜ合わせて、浮き上がる成分を除去することを特徴とする。この場合、加熱・焼成の際の水分を若干残しても良い。これに、自然に含まれる酵素、あるいは細菌の酵素などを利用して、食品にうま味や風味を出す、柔らかくするなど、品質を向上させるため熟成させても良い。
本発明によれば、前記米糠、味噌、又は、麹を加熱・焼成することで、前記粒状・粒子状・粉末状の戸室石・医王石を混ぜ合わせると、良く混ざり合うとともに、上記加熱・焼成温度により前記粒状・粒子状・粉末状の戸室石・医王石の殺菌効果を生じさせる。また、医王石パウダーの鉄分やミネラル分等が溶け込んで、体内の中に吸収し易くなる。
本発明としては、前記米糠、味噌、又は、麹を加熱・焼成し、前記粒状・粒子状・粉末状の戸室石・医王石を混ぜ合わせることを特徴とする。この場合、加熱・焼成の際の水分を若干残しても良い。これに、自然に含まれる酵素、あるいは細菌の酵素などを利用して、食品にうま味や風味を出す、柔らかくするなど、品質を向上させるため熟成させても良い。
本発明によれば、前記米糠、味噌、又は、麹を加熱・焼成することで、前記粒状・粒子状・粉末状の戸室石・医王石を混ぜ合わせると、良く混ざり合うとともに、上記加熱・焼成温度により前記粒状・粒子状・粉末状の戸室石・医王石の殺菌効果を生じさせる。また、医王石パウダーの鉄分やミネラル分等が溶け込んで、体内の中に吸収し易くなる。
本発明としては、前記米糠、味噌、又は、麹を50〜100℃で加熱・焼成した後、前記粒状・粒子状・粉末状の戸室石・医王石を混ぜ合わせることを特徴とする。ここで、前記焼成温度は50〜100℃であり、更に好ましくは70〜90℃であり、その焼成時間は5分〜15分であることが好ましい。例えば、前記米糠、味噌、又は、麹を1.0Kgに対して10〜50重量%混ぜ合わせて、上記加熱・焼成を行う。
ここで、米糠、味噌、又は、麹の加熱・焼成温度が高すぎると、これらの成分を失わせてしまい、あまり低いと前記各石の殺菌効果が生じない。すなわち、前記各石の殺菌のためには高温処理が好ましいが、各石の成分効果を活かすためには余りに高温を避ける必要がある。
本発明としては、前記粒状・粒子状・粉末状の戸室石・医王石が50〜100℃で加熱・焼成したものであることを特徴とする。ここで、前記各石の焼成温度は50〜100℃であり、更に好ましくは50〜90℃であり、その焼成時間は5分〜15分であることが好ましい。例えば、前記米糠、味噌、又は、麹を1.0Kgに対して10〜50重量%混ぜ合わせて、上記加熱・焼成を行う。
前記各石の殺菌のためには高温処理が好ましいが、各石の成分効果を活かすためには余りに高温を避ける必要がある。50℃以上であれば、米糠は焼成せずとも、そのまま各石と混ぜ合わせても、塩や米糠にも焼成効果を及ぼす。一方、米糠、味噌、麹を加熱して焼成した戸室石・医王石と混合する場合は、50℃以下でも加熱・焼成効果が得られる。塩や麹の場合は、糠の場合よりも低い温度で加熱や焼成したほうが良く、加熱したものを加熱や焼成した医王石などと混ぜて、つまり焼成した医王石の加熱温度を利用して加熱しても良い。
このように、前記米糠、味噌、又は、麹を加熱・焼成したり、前記粒状・粒子状・粉末状の戸室石・医王石を加熱・焼成することで、良く混ざり合うとともに、上記加熱・焼成温度により前記粒状・粒子状・粉末状の戸室石・医王石の殺菌効果を生じさせる。
本発明としては、前記食品添加材料に水を加えてペースト状にしたことを特徴とする。
本発明によれば、上記加熱・焼成した後に、前記食品添加材料に水を加えてペースト状にすると、殺菌効果の優れた医王石・戸室石粉末を含む食品添加材料になる。そして、各種料理に幅広く使用できることになり、また、漬物床としても使用できる。本発明のペースト状の食品添加材料は、漬物床として使用するときのように、前記米糠、味噌、或いは、麹に、粒状・粒子状・粉末状の戸室石・医王石を混ぜ合わせたパウダー状の食品添加材料、又は、前記加熱・焼成した米糠、味噌、或いは、麹に、粒状・粒子状・粉末状の戸室石・医王石を混ぜ合わせたパウダー状の食品添加材料を日数の経過とともに少しずつ加えて行くと、長期保存ができる。
また、本発明の医王石・戸室石粉末を含む食品添加材料は、粒状・粒子状・粉末状の戸室石・医王石を加熱・焼成して、これらのうちの少なくとも一種と、加熱・焼成した塩、米糠、麹、又は、味噌のうちの少なくとも一種と混ぜ合わせても良い。
本発明によれば、これらが粉状であると、取り扱いが容易で、カビの発生、悪臭の発生等もより良く抑制される。これらが水を加えたペースト状であると、水を加えて浮き上がるときの成分を除去することで、殺菌効果があるとともに、両者が良く混ざり合う。
そして、胡瓜や茄などの野菜や魚、肉などを漬けるときにも使用できる。つまり、漬物床として使用すると、漬物床自体の長期保存が可能になり、日持ちが長く、色艶なども優れた糠漬け・漬物ができる。なお、上記医王石・戸室石粉末を含む食品添加材料(糠床等)に塩を入れておくと、糠の臭みが消え、手を入れても匂きにくくなるが、焼成した塩を混ぜると、より糠の臭みが消え、より手を入れても匂きにくくなる。また、高熱で焼成した塩を混ぜるか、焼成した(炒った)米糠とともに混ぜ合わせると(塩の量としては、米糠1.0Kgに対して、1〜10重量%程度)、有害な物質を分解・消去して、安全性にも優れた食品となる。
本発明としては、請求項1ないし5のいずれか1項記載の医王石・戸室石粉末を含む食品添加材料を、菓子・パン類、そば・うどん・ラーメンなどの麺類、餃子・春巻きなど皮類を製造する原料に1〜10重量%含ませる。ここで、菓子・パン類には、お好み焼き・たこ焼き・もんじゃ焼きや、ホットケーキ・ハンバーガーなどの菓子類にも適用できる。米粉パン・菓子が食パン、コッペパン、バターロール、揚げパン、菓子パン、フランスパン、ドイツパン、デニッシュパン、中華饅頭、ピザもしくはナン、またはケーキ、パイ、シュークリームなどである。
本発明によれば、米糠などの成分が香りできるが、米糠などの甘み・旨味成分が抽出される。また、菓子・パン類に使用すると、モチモチ感が高められることが実感できる。そして、長期保存が可能になる。
前記菓子・パンがメロンパン・コッペパン・フランスパン、食パン、シュークリームであり、これらの原料に前記医王石・戸室石粉末を含む食品添加材料を1〜3重量%含ませることを特徴とする。
本発明によれば、メロンパンなどの皮の部分(表皮)や食パンの皮(耳部)から出る薫りが高くなるとともに、長期保存が可能になる。モチモチ感が高められることが実感できる。
本発明としては、前記菓子・パンが最中の皮やアイスの皮、アイスクリームなどを入れるウエハースであり、これらの原料に前記医王石・戸室石粉末を含む食品添加材料1〜3重量%含ませることを特徴とする。
本発明によれば、最中やアイスを入れる皮やコーン・ウエハースなどを製造するときの食品材料に混ぜると、パリパリ感が格段に高められることが実感できる。長期保存が可能になる。また、耐水性も良くなる。なお、もち米、もち米粉を使用すると、餡やアイスクリームとあわせた際のサックリとした食感を高めることができる。
本発明としては、前記そば・うどん・ラーメンなどの麺類の原料に前記医王石・戸室石粉末を含む食品添加材料1〜5重量%含ませて製造した後、冷凍保存しておき、お湯に入れて戻して食用にすることを特徴とする。
本発明によれば、ラーメンやそば・うどんを製造する原料(小麦粉等)に混ぜると、コシが高められる。そして、やや多めの1〜5重量%含ませて製造すると、冷凍保存しても長期保存ができ、お湯に入れて戻して食用にするときに、多めの前記医王石・戸室石粉末を含む食品添加材料を適度に除去でき、医王石パウダーの持つザラザラ感も抑制できる。前記医王石・戸室石粉末を含む食品添加材料5重量%以上含ませると、苦味が残るとともに、ザラザラ感も残る。
本発明によれば医王石・戸室石粉末を含む食品添加材料を、ラーメンやそば・うどんを製造する原料(小麦粉等)に混ぜると、コシが高められる。また、最中やアイスを入れる皮やコーン・ウエハースなどを製造するときの食品材料に混ぜると、パリパリ感が著しく高められたり、サクっと割れるようになり、口の中での接触感(ベタツクような感触)が著しく軽減されるとともに、耐水性も良くなり、長期保存が可能になる。メロンパン・フランスパンの皮の部分(表皮)や食パンの皮(耳部)から出る薫りが高くなるとともに、長期保存が可能になる。
本発明によれば、本発明に係る医王石・戸室石粉末を含む食品添加材料に適量の水を混ぜてペースト状にすると、水を加えて水に浮き上がる成分を除去すると殺菌効果を生じさせるとともに、両者が良く混ざり合うことになる。また、医王石パウダーのザラザラ感を抑制することができる。そして、本発明によれば、医王石パウダーの鉄分やミネラル分等が溶け込んで、体内の中に吸収し易くなる。このように、食品の原材料に含ませて、食品の製造に幅広く使用できる。
以下、本発明の実施の形態を詳細に説明する。なお、まず、本願出願人の出願に係る特願2012―234236の実施形態を再度説明してから、本発明の実施の形態(第3の実施の形態〜第5の実施の形態)を説明する。
(第1の実施形態)
本発明を適用した第1の実施形態は、粒状・粒子状・粉末状のゼオライト、麦飯石、或いは、戸室石・医王石を焼成して、塩を添加して漬物床とする。かかる状態では、水が含まれていないので、取り扱い(運搬や販売等)が容易である。また、焼成する前の粒子状・粉末状のものと比較しても、嵩張らず取り扱い(運搬や販売等)が容易であり、日持ちも長くなる。ここで、焼成した塩と混ぜ合わせた漬物床とすることも可能である。焼成した医王石等の各種石を焼成したものと焼成した塩と混ぜ合わせた漬物床とすると、より日持ちが長くなる。
戸室石(とむろいし)は石川県金沢市東部の医王山、戸室山やキゴ山で採れる石であり、医王石とも呼ばれる。学術名は「石英閃緑玲石」であり、何億年もの間海底の堆積物として地底の元素を吸収しながら生成されたものが地上に隆起したもので、生命に必要とされている良質の海洋ミネナルを豊富にバランスよく含まれており、加賀前田藩では秘薬石として珍重されたとう文献が存在する。この戸室石・医王石にはマイナスイオン放出効果があり、その放出量はトルマリンの2倍といわれており、優れた防腐、浄水効果が得られるとされる。
戸室山の溶岩の青灰色のものを青戸室、噴火の際の酸化作用で赤色となったものを赤戸室といい、これらの石は、金沢城の石垣、兼六園の庭石、辰巳用水の石管などに利用されている。赤戸室石の化学組成は、無水ケイ素(SiO2)51.23%、アルミナ(Al2O3)20.62%、酸化カリウム(K2O)12.30%、酸化ナトリウム(Na2O)4.27%、酸化第二鉄(Fe2O3)5.90%、酸化カルシウム(CaO)3.35%、酸化マグネシウム(MgO)0.80%、酸化チタン(TiO2)0.65%と報告されている。青戸室石は、溶岩が空気酸化により鉄サビのような酸化第二鉄になる前の、淡緑色の硫酸第一鉄(FeSO4)などの成分を含むと言われている。また、石川県の医王山には、医王石という薬石が存在し、その成分を取りこんだ「医王水」は、医者いらずの水と呼ばれ、秘伝の名水として古来より珍重されてきている。
医王山と戸室山は別の山であり、そこから医王石と戸室石を区別して表現することもある。本明細書では、医王石と戸室石を区別して表現するが、特許請求の範囲では、医王石と戸室石とが統一的に解釈されるよう医王石・戸室石として表現する。
まず、戸室石を粉砕した粉末状(100〜300メッシュ)にしたものを焼成して(80〜90℃)、焼成時間は5分〜15分として、塩を加え攪拌して漬物床S1を製造した。上記粉末状の戸室石1.7Kgに対し塩を100gをそのまま(焼成していないものを)混ぜ合わせて漬物床S1を作成した。そして、上記漬物床S1に所定量(1〜2L)の水を加えて、胡瓜や茄子などの漬物を製造した。上記塩は、焼成したものが取り扱いの点からも殺菌上も好ましいが、塩そのものを焼成せずとも、焼成した戸室石・医王石と混ぜ合わせるだけでも、その焼成効果が十分に発揮される。
また、医王石を粉砕した粒状・粒子状・粉末状にしたものを焼成して(70〜90℃)、焼成時間は5分〜15分として焼成した塩、焼成した米糠と混ぜ合わせた漬物床T2を作成した。米糠は、玄米を精米するときに出る胚芽や表皮が米糠であり、米糠には脂肪分が含まれているが、油分があると保存性が悪くなってしまうので、これを除くためにも焼成が有効である。米糠には、ビタミンE・ミネラル・食物繊維・ポリフェノールを多く含有し、栄養豊富なため有効微生物群を育てる。
ここで、戸室石・医王石を粉砕した粒状・粒子状・粉末状にしたものを塩、麹、或いは、味噌のうちの少なくとも一種とを混ぜ合わせながら焼成しても良い。また、戸室石や医王石にゼオライト、麦飯石を混ぜても良く、ゼオライト、麦飯石のいずれかを混ぜても良い。また、米糠、麹、或いは、味噌のいずれか1種でも良いが、これらを混ぜ合わせても良い。焼成して使用するので、良く混ざり合い、特に、混ぜ合わせながら焼成すると、混ざり合い具合が良くなる。また、前記各石の焼成温度が高温であると(例えば90〜100℃)であると、塩や米糠は焼成しないものでも、その焼成効果を混ぜ合わせ時に得ることができる。これらの漬物床T1,I2に水を所定量加えて、野菜、魚、肉と混ぜて漬物を製造するが、野菜、魚、肉の種類に応じて焼成温度等を変えることが好ましい。例えば、塩の加熱温度は余り高くないほうが良く、特に食塩などを使用する場合は、前記各主意氏の焼成したものにそのまま混ぜることが好ましい。このようにして製造した漬物床T2,I2は冷蔵庫で保管する。そして、漬物を製造する場合は、重石をして冷蔵庫で保管する。
まず、前記塩を加えた漬物床S1で胡瓜と茄子の浅付けを作成した。焼成しない塩の場合も、焼成した塩の場合も、一方、ゼオライトや麦飯石を焼成したものを混ぜ合わせしたが、いずれも申し分のない浅付けが製造できた(表3、実施例3−4)。塩分が控えめの方が健康上は好ましく、いずれも申し分のない漬物が出来たが、漬物床の長期保存の点からは、多いほうが好ましい。
また、味噌や麹を使用して、味噌漬けと麹付けを作成したが、いずれも申し分のない味噌漬けと麹付けが製造できた(表3、実施例3−5,3−6)。
Figure 0005617105
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次に、戸室石・医王石を粒子状(50〜100メッシュ)にしたものを焼成して、米糠と混合した漬物床(粒状などの戸室石の場合をT2とし、粒状などの医王石の場合をI2とする。)T2,S2を作成した。また、同じようにして、麹、味噌とを混ぜ合わせながら焼成した漬物床を別に作成した。すなわち、米糠1.0Kgに対して戸室石を10重量%、20重量%、30重量%、50重量%混合した。そして、両者を混合しながら焼成した。
漬物を製造する場合は、前記漬物床T2,I2に水を所定量加えて、野菜、魚、肉と混ぜて漬物を製造する。水分の量は、製造する漬物の種類によって異なるが、例えば、胡瓜や茄子などの浅漬けを作るときは、上記漬物床T2,I2に500cc程度の水を混ぜて漬物床とする。水分の量は、製造する漬物の種類によって異なるが、本実施の形態の漬物床T2,I2は、焼成しない場合よりも水の使用量を抑制することができる。
ここで、胡瓜を漬ける場合は、両端は切らないほうがよく、胡瓜は良く洗い塩をすり込まないでそのまま米糠と混ぜ合わせた糠漬け用漬物床に漬込み、約24時間漬け込むと糠漬けが食べごろになる。また、胡瓜を洗い塩をすり込まないでそのまま塩と混ぜ合わせた漬物床に漬込み、約24時間漬け込むと浅漬けが食べごろになる。一方、米糠だけで漬けた漬物(胡瓜、茄)は水っぽく、臭いが強かった(表1の実施例1−1、実施例1−3、表3の比較例3−1)。上述した戸室石や医王石の成分から、このように製造した胡瓜と茄子の漬物は、鉄分、ナトリウム成分、亜鉛成分が多い成分を有すると考えられる。これは水の濾過に戸室石や医王石を使用する結果からも推測できる。
上記漬物床T2,S2に水を所定量加えて、胡瓜と茄子の漬物を製造して、これらの変色度合いを調べた。焼成しない戸室石や医王石を混ぜた場合の変色は7日程度であったのと比較して、焼成した戸室石や医王石を混ぜた場合は14日以上(20日以上も)変色しなかった(表4)。この実験は8月の暑い日に行なったものである。一方、焼成しない麦飯石の場合は、従来例の引用文献では5日程度で変色があると説明されている。麦飯石については、本実施の形態の実施例とともに実験したが、5日から7日程度で変色が生じた。しかし、焼成した麦飯石の場合は、これよりも長く(7日から10日程度)変色を防止することができた。また、ゼオライトの場合も、上記麦飯石の場合とほぼ同じ結果が得られた。カビの発生については、冷蔵庫を使用した場合は、糠だけのものは5日目にはカビが生えたが、戸室石・医王石を混ぜたものは、7日経ってもカビが生えなかった。一方、冷蔵庫を使用しない場合は、焼成した戸室石・医王石を混ぜたものは、2〜3日目にカビが生えたが、焼成した戸室石・医王石を混ぜたものは、5〜6日目にカビが生えた。
上記漬物床T1,I2は、戸室石や医王石を焼成しないものと比較すると、悪臭の発生やカビの発生がより抑制され、しかも、より日持ち長さを長くすることができる(表1と表2)。そして、上記漬物床T1,T2に水を加えて漬物を漬けると、より美味しい漬物が早く製造できた。なお、冷蔵庫で保管したものは、上記漬物床T1,I2で茄子や胡瓜を漬けた場合の漬り具合は、糠だけのものとは、まったく違い野菜がこしがあり、ふやけていない。また、色が鮮明になる特徴(鮮やかさを増す)を有する。
上記漬物床T1,I2は、焼成していない粒状・粒子状・粉末状にした麦飯石とを比較して、野菜、魚、肉と混ぜて漬物を製造することとした。実験結果からすると、麦飯石の場合は、粒状・粒子状・粉末状にしたものに水を加えると、粘土状に固まってしまう。戸室石・医王石も、粒状・粒子状・粉末状にしたものに水を加えると、粘土状に固まってしまうが、麦飯石の場合よりも粘土状の度合いは弱く、さらに焼成しているので、殺菌効果も高い。
(第2の実施形態)
本発明を適用した第2の実施形態は、粒状と粉末状(100〜300メッシュ)の戸室石・医王石を焼成して、塩を添加して漬物床とする。かかる状態では、水が含まれていないので、取り扱い(運搬・販売等)が容易である。また、焼成する前の粒状・粒子状・粉末状と比較しても、嵩張らず取り扱い(運搬・販売等)が容易であり、日持ちする。ここで、焼成した医王石等の各種石を焼成したものと焼成した塩と混ぜ合わせた漬物床とすると、より日持ちが長くなる。
漬物を製造する場合は、前記漬物床に水を所定量加えて、野菜、魚、肉と混ぜて漬物を製造する。米糠1.0Kgに対して戸室石を10重量%、20重量%、30重量%、50重量%と混合した。ここでは、粒状と粉末状の医王石を焼成したものに、焼成した米糠を混ぜ合わせ物床T2,I2を製造した。
ここで、茄子を漬ける場合は、上記漬物床T2,I2を使用して、次のようにつけると良い。水分は医王水を150ccとビール350ccとした。
茄は良く洗い濡れている間に小さじ一杯の塩を手の平に取り茄に摺りこみ、しっかりとく満遍なくすり込む。このとき、塩を添加した漬物床S1や各種石を焼成したものと焼成した塩と混ぜ合わせた漬物床S2を使用すると良い。
次に、茄の紫色の汁が手に付くようになれば洗わずに塩が付いたまま、茄のがく(へた)の部分を残し縦に包丁で切る。その切れ目に糠漬け用漬物床の糠をはさみ(サンドイッチ風)にして糠漬け用漬床(漬物床)T2に漬け込む。冷蔵庫で茄が新鮮な物であれば約24時間ぐらいで浅漬状態になる。
米糠だけで漬けた漬物(胡瓜、茄)は水っぽく、臭いが強かった。これに対して、戸室石を混ぜたもので漬けた漬物(胡瓜、茄)は水っぽく、臭いが強かった。なお、日が経てばたつほど匂いは、薄くなっている。
一方、漬かりすぎたもの(古漬け)を美味しく食べるためには薄くスライスして水に浸し塩抜きの必要がある。このような場合は、上記塩を加えた漬物床S1で漬けると良い。長時間さらすと糠漬けのうま味も養分も抜けるのが通常であるが、本実施の形態の焼成した塩と混合した漬物床1の場合は、うま味や養分が戻るようになる。
ここで、戸室石を混ぜたもので漬けた漬物(胡瓜、茄)は、水っぽくなく、かたさ・色艶も良いが、苦味がある。混合量を多くすると、苦味を増した。これらに対して、医王石を20%で漬けた糠漬けは、かたさ・色艶が申し分なく良く、苦味もほとんどなかった(表3、実施例3−2)。
なお、焼成しない米糠だけで漬けた漬物(胡瓜、茄)は水っぽく、臭いが強かった。
次に、葉大根の糠漬けを作る実験を行なった。葉大根の糠漬けを作る場合、予備漬けと本漬けを行なうことが一般的である。特に本実施の形態の漬物床(米糠漬用床)を使用する場合は、一般的に予備漬けと本漬けを行なう。
まず予備漬をした。葉大根の大根部分のひげ根を取り、大根部分が太い場合は太い部分に切り込みを入れる。
2.ボールに3%濃度の塩水(例えば500ccの水なら塩が15g)を作る。水は、戸室石や医王石で濾過したものを使用すると更に良い。塩を添加した漬物床S1や各種石を焼成したものと焼成した塩と混ぜ合わせた漬物床S2を使用すると良い。その中に野菜を浸して野菜が浮いてこないように落し蓋(重し)をして沈めて置く。しんなりするまで冷蔵庫で保管する(半日から2日程度)。
しんなりしたら取り出し余分な水分をとり糠漬け用床に漬込む(本漬)。束にせずに横に並べ葉と葉の間に糠漬け用床を挟み込むようにして漬け込みます。大根の部分が太い場合は早く漬かるように縦に切り込みを入れているときは切り込みの間にも糠漬け用床を詰める。この漬け込み後1−2日すれば美味しく食べられるようになる。一般的には、5日程度、従来の麦飯石の場合でも5日〜7日程度の日持ちであるが、本実施の形態の漬物床T2,I2の場合は、一週間から10日程度の間に美味しく食べることができ、カビの発生を長期間(20日以上)防止でき、変色も長期間(14日以上)なくすことができ(表2、実施例2−2,2−4)、酸味の発生も長期間(14日以上)なくすことができる。
ここで、通常は予備と本漬けの2回行なうことが多いが、本実施の形態の漬物床T2,S2を使用する場合、本漬けのみでも(予備は行なわない)、上記結果と略同じ結果が得られた。
なお、漬かりすぎたものを美味しく食べるためには水に浸し塩抜きの必要がある。塩を添加した漬物床S1や各種石を焼成したものと焼成した塩と混ぜ合わせた漬物床S2を使用すると良い。
(第3の実施形態)
本発明としては、米糠に、粒状・粒子状・粉末状の戸室石・医王石を混ぜ合わせて、これを食品材料に添加する食品添加材料として使用できる(以下、「医王石パウダー」とも言う。)(実施例5−1)。また、この医王石パウダーに水を加えて混ぜ合わせて、浮き上がる成分を除去して、これを食品材料に添加する食品添加材料として使用できる(以下、「医王石ペースト」とも言う。)。また、米糠を加熱・焼成して粒状・粒子状・粉末状の戸室石・医王石を混ぜ合わせたものも製造した(実施例5−2)。また、粒状・粒子状・粉末状の戸室石・医王石も加熱・焼成して混ぜ合わせたものも製造した(実施例5−3)
本実施の形態では、米糠1.0Kgに、粒状・粒子状・粉末状の戸室石・医王石を10〜50重量%混ぜ合わせた。粒状・粒子状・粉末状の戸室石・医王石としては、300〜900メッシュのものを使用したが、100〜300メッシュのものでも良い。これらは、漬物用床としても使用可能であるが、これら粉状とペースト状の食品添加材料に、水や塩とともに野菜・魚・肉などを漬け込んでから、漬物の製造が可能であり、本発明の上記医王石ペーストとしても使用できる。なお、塩を更に添加して、米糠とともに混ぜ合わせたり、焼成した(炒った)塩を加えて混合させても良い。塩の量としては、米糠1.0Kgに対して、1〜10重量%程度で良い。
ここで、表5に示すように、上記医王石パウダーと医王石ペーストの実施例(5−1、5−2、5−3)と、米糠のみの保存状態を比較した。これらが室温でカビが生えるかどうかを目視により比較した。表6に示すように、上記医王石パウダーと医王石ペーストは、米糠のみよりも長期保存がきくことが分かる。ここで、医王石ペーストについては、数日経過ごとに、上記医王石パウダー(実施例5−1、5−2、5−3)を追加して混ぜ合わせると、カビの発生を更に遅らせることができる。
Figure 0005617105
Figure 0005617105
そして、ラーメン、そば、うどんなどの麺類を製造した。パンの製造用粉(小麦粉など)に、上記実施例5−1、5−2、5−3を10重量%、5重量%、3重量%、2重量%としたラーメンの麺を製造した。この麺をラーメンとして調理すると、ツルツル感が良くなり、こしが強くなることが明らかに感じられた。これらは、配合量が多いほど良好になる。一方、医王石パウダーのもつザラザラ感は、3重量%で強く感じられた(表5)。
また、冷凍保存した状態にした状態からお湯に入れて戻すときに、ザラザラ感の生じるパウダー部分を抑制(減少)できた。お湯を入れて戻すときに、ザラザラ感が除去されたと考えられる。これらは、実施例5−1、5−2、5−3の量が5重量%以下の時に良好に感じられた(5%重量でも弱く感じられた)。冷凍保存状態も良好になると考えられる。ラーメンの場合、緑色は目立たないが、冷凍保存した状態にした状態からお湯に入れて戻すときに、緑色の現象も抑制(減少)できた。上記塩を加えた場合も、上記お湯を入れて戻すときに、強めの塩分が除去できるとともに、更に長期保存が効くようになる。
ここで、うどんも同じ様に製造できる。うどんのツルツル感が良くなるが、うどんの色に変化が生じた(緑色が強くでた)。また、そば、うどんの場合は、糠の量は極めて少量が良い(小麦粉に対する医王石パウダー、医王石ペーストの割合が1〜2%重量)。糠の臭いが強いからである。しかし、糠の量を少なくしてもコシの強さに影響が出ない。なお、そば・うどんの場合は、若干切り難くなることがあったが、それ以外では特に問題は感じられなかった。
また、本発明の食品添加材料を含むラーメン(実施例8−1)と含まないラーメンの保存状態を比較した。これらが室温でカビが生えるかどうかを目視により比較した。表8に示すように、本発明の食品添加材料を含むラーメン(実施例8−1)が米糠のみの比較例よりも長期保存がきくことが分かる。これらは、上記冷凍保存のものをお湯で戻したもので実験した。
Figure 0005617105
戸室石(とむろいし)は石川県金沢市東部の医王山、戸室山やキゴ山で採れる石であり、医王石とも呼ばれる。学術名は「石英閃緑玲石」であり、何億年もの間海底の堆積物として地底の元素を吸収しながら生成されたものが地上に隆起したもので、生命に必要とされている良質の海洋ミネナルを豊富にバランスよく含まれており、加賀前田藩では秘薬石として珍重されたとう文献が存在する。この戸室石・医王石にはマイナスイオン放出効果があり、その放出量はトルマリンの2倍といわれており、優れた防腐、浄水効果が得られるとされる。
戸室山の溶岩の青灰色のものを青戸室、噴火の際の酸化作用で赤色となったものを赤戸室といい、これらの石は、金沢城の石垣、兼六園の庭石、辰巳用水の石管などに利用されている。赤戸室石の化学組成は、無水ケイ素(SiO2)51.23%、アルミナ(Al2O3)20.62%、酸化カリウム(K2O)12.30%、酸化ナトリウム(Na2O)4.27%、酸化第二鉄(Fe2O3)5.90%、酸化カルシウム(CaO)3.35%、酸化マグネシウム(MgO)0.80%、酸化チタン(TiO2)0.65%と報告されている。青戸室石は、溶岩が空気酸化により鉄サビのような酸化第二鉄になる前の、淡緑色の硫酸第一鉄(FeSO4)などの成分を含むと言われている。また、石川県の医王山には、医王石という薬石が存在し、その成分を取りこんだ「医王水」は、医者いらずの水と呼ばれ、秘伝の名水として古来より珍重されてきている。
医王山と戸室山は別の山であり、そこから医王石と戸室石を区別して表現することもある。本明細書では、医王石と戸室石を区別して表現するが、特許請求の範囲では、医王石と戸室石とが統一的に解釈されるよう医王石・戸室石として表現する。
次に、医王石・戸室石を粉砕した粉末状(300〜900メッシュ)にしたものを焼成して(80〜90℃)、焼成時間は5分〜15分として、塩を加え攪拌して医王石・戸室石粉末を含む食品添加材料S1を製造した。上記粉末状の医王石・戸室石1.0Kgに対し塩を10〜200gをそのまま(焼成していないものを)混ぜ合わせて医王石・戸室石粉末を含む食品添加材料S1を作成した。そして、上記医王石・戸室石粉末を含む食品添加材料S1に所定量(1〜2L)の水を加えた。これは食品添加物としても使用できるが、胡瓜や茄子などの漬物を製造する漬物床としても使用できる。上記塩は、焼成したものが取り扱いの点からも殺菌上も好ましいが、塩そのものを焼成せずとも、焼成した戸室石・医王石と混ぜ合わせるだけでも、その焼成効果が十分に発揮される。
米糠は、玄米を精米するときに出る胚芽や表皮が米糠であり、米糠には脂肪分が含まれているが、油分があると保存性が悪くなってしまうので、これを除くためにも焼成が有効である。米糠には、ビタミンE・ミネラル・食物繊維・ポリフェノールを多く含有し、栄養豊富なため有効微生物群を育てる。
また、戸室石・医王石を粉砕した粒状・粒子状・粉末状にしたものを塩、麹、或いは、味噌のうちの少なくとも一種とを混ぜ合わせながら焼成しても良い。また、米糠、麹、或いは、味噌、これらを混ぜ合わせても良い。焼成したものを使用すると、良く混ざり合い、特に、混ぜ合わせながら焼成すると、混ざり合い具合が良くなる。また、前記各石の焼成温度が高温であると(例えば90〜100℃)であると、塩や米糠は焼成しないものでも、その焼成効果を混ぜ合わせ時に得ることができる。このようにして製造した医王石・戸室石粉末を含む食品添加材料2は冷蔵庫で保管すると良い。
次に、前記米糠を50〜100℃で加熱・焼成した後、前記粒状・粒子状・粉末状の戸室石・医王石を混ぜ合わせる。ここで、前記焼成温度は50〜100℃であり、更に好ましくは70〜90℃であり、その加熱・焼成時間は5分〜15分であることが好ましい。加熱・焼成は、「炒る」というイメージ(水分をなくする)と、粉状になり(医王石パウダー)、水分を残すようにすると、医王石ペーストになる。
ここで、米糠の加熱・焼成温度が高すぎると(100℃よりも高い)、これらの成分を失わせてしまい、あまり低いと前記各石の殺菌効果が生じない。すなわち、前記各石の殺菌のためには高温処理が好ましいが、各石の成分効果を活かすためには余りに高温を避ける必要がある。
前記粒状・粒子状・粉末状の戸室石・医王石が50〜100℃で加熱・焼成したものである。ここで、前記各石の焼成温度は50〜100℃であり、更に好ましくは70〜90℃であり、その焼成時間は5分〜15分であることが好ましい。
前記各石の殺菌のためには高温処理が好ましいが、各石の成分効果を活かすためには余りに高温を避ける必要がある。50℃以上であれば、米糠は焼成せずとも、そのまま各石と混ぜ合わせても、塩や米糠にも焼成効果を及ぼす。一方、米糠、味噌、麹を加熱して焼成した戸室石・医王石と混合する場合は、50℃以下でも加熱・焼成効果が得られる。塩や麹の場合は、糠の場合よりも低い温度で加熱や焼成したほうが良く、加熱したものを加熱や焼成した医王石などと混ぜて、つまり焼成した医王石の加熱温度を利用して加熱しても良い。
上記加熱・焼成した医王石パウダーと、上記加熱・焼成した医王石ペーストを使用して、メロンパン、コッペパン、食パンを製造した。これらを製造するに際して、小麦粉などに、上記実施例5−1、5−2、5−3を10重量%混ぜてメロンパンとコッペパンを製造した。その結果を表9に示す。これらのパンの製造用粉に10重量%以上にして混ぜても良い。このように製造したメロンパンとコッペパンは、糠の香りが高くキメが細かく、糠の甘味が高く出るとともに、モチモチ感が強くでて、噛みごたえがでる。これらの原因は、糠と医王石パウダーとの相乗効果によるものと考えられる。また、同じ様に、フランスパン、耳部を有する食パンを製造したところ、糠の香りが高くキメが細かく、糠の甘味が高く出るとともに、モチモチ感が強くでて、噛みごたえがでる。
Figure 0005617105
次に、最中の皮、アイスクリーム用のコーン、ウエハースを製造した。最中の皮はアイスクリーム用のコーンとしても使用できるが、原料にもち米を使用した。もち米に、上記実施例5−1、5−2、5−3を、その製造用粉を、10重量%、5重量%、3重量%、1〜2重量%混ぜてとして製造した。その結果を表10に示す。少量のコーンスターチ・水飴等を原料の生地に食品添加材料とともに加えて良い。なお、前記医王石・戸室石粉末を含む食品添加材料を少量(1〜2重量%で良い)含ませれば良い。
Figure 0005617105
本実施の形態によれば、最中やアイスを入れる皮やコーン・ウエハースなどを製造するときの食品材料に混ぜると、パリパリ感が格段に高められることが実感できる。また、長期保存が可能になり、サクっと割れるようになり、口の中での接触感(ベタツクような感触)が著しく軽減される。さらに、耐水性も良くなる。なお、もち米、もち米粉を使用すると、餡やアイスクリームとあわせた際のサックリとした食感を高めることができる。このような食品のぱりぱり感を向上させるものとしては、ポテトチップスへの利用が考えられる。
次に、餃子の皮を製造した。餃子の皮は、原料に小麦粉を使用した。小麦粉に、上記実施例2と3を、その製造用粉を、10重量%、5重量%、3重量%、1〜2重量%混ぜて製造した。
本実施の形態によれば、医王石パウダーよりも医王石ペーストの方が混ぜ合わせ易くザラザラ感も抑制できた。長期保存が可能で、変色も生じ難くなった。なお、春巻きの皮も同じ様に製造可能である。
次に、ピザ、お好み焼きを製造した。原料に小麦粉を使用した。小麦粉に、上記実施例5−1、5−2と5−3を、その製造用粉を10重量%、5重量%、3重量%、1〜2重量%として製造した。
本実施の形態によれば、医王石パウダーよりも医王石ペーストの方が混ぜ合わせ易くザラザラ感も抑制できた。長期保存が可能で、変色も生じ難くなった。そして、モチモチ感が強くなり、生地のキメが細かなものが焼き上がった。焼いたときの香りが高く、長期保存が可能で、変色も生じ難くなった。
(第4の実施形態)
味噌1.0Kgに、粒状・粒子状・粉末状の戸室石・医王石を10〜50重量%混ぜ合わせた(実施例6−1:表6)。また、味噌を50〜100℃で加熱・焼成した後(炒った後)、前記粒状・粒子状・粉末状の戸室石・医王石を混ぜ合わせた。味噌1.0Kgに、粒状・粒子状・粉末状の戸室石・医王石を10〜50%重量を加熱・焼成して混ぜ合わせた(実施例6−2)。また、粒状・粒子状・粉末状の戸室石・医王石も加熱・焼成して混ぜ合わせたものも製造した(実施例6−3)。ここで、味噌の加熱・焼成温度は50〜100℃であり、更に好ましくは70〜90℃であり、その焼成時間は5分〜15分であることが好ましい。
味噌を加熱すると、大豆成分が浮き上がるようになるが、これをそのままにしても良いが、除去することが好ましい。上記浮き上がる成分には、混ざり合わされなかった医王石パウダーであり、これらを除去することで、見た目が良くなるが、医王石パウダーのザラザラ感をなくし、医王石パウダーによる変色を防止し、医王石パウダーの殺菌効果が生じる。
上記医王石・戸室石粉末を含む食品添加材料(粉状)に水を加えて、ペースト状(味噌ペースト)にして、これを使用して、前記米糠ペーストと同じように、菓子・パンや、ラーメンなどを製造すると、味噌風味で、麺類ではこしがあり、パン・菓子類ではモチモチ感のある菓子・パンが製造可能である。また、漬物用床としても使用可能であり、実施例4の味噌の食品添加材料(粉状)に、水や塩とともに野菜・魚・肉などを漬け込んでから、漬物の製造が可能である。
また、本実施の形態では、上記医王石・戸室石粉末を含む食品添加材料(粉状)を使用して、フライパンでゴマ、わかめ、じゃこなどの材料とともに炒ることにより、梅じゃこわかめが出来上がる。また、例えば、ごま油を熱して、ごぼうと生姜を炒め、上記医王石・戸室石粉末を含む食品添加材料(味噌を混合した粉状)を使用して、調味料を加えて炒りつけると、水分が飛んでごぼうが柔らかくなる。そして、ねぎや胡麻を炒め合わせると、ごぼうのふりかけができる。これらは、電子レンジでも作ることができ、野菜(大根の葉、パセリ等)を、上記医王石・戸室石粉末を含む食品添加材料(粉状)を使用して一緒にペーパータオルを敷いた皿の上に置いて数分電子レンジで可熱すると、上記野菜がパリパリになる。通常はペーパータオルを交換する必要があるが、上記医王石・戸室石粉末を含む食品添加材料(味噌を混合した粉状)を混ぜ合わせて使用すると、交換が不要になり、上記野菜がパリパリになる。これにゴマやネギなどと混ぜ合わせて、ふりかけが製造できる。また、ちりめん山椒、佃煮なども作ることができるが、栄養効果が高く、長期保存がきく、ふりかけが製造できる。
上記医王石・戸室石粉末を含む食品添加材料に水を所定量加えて、胡瓜と茄子の漬物を製造して、これらの変色度合いを調べた。焼成しない戸室石や医王石を混ぜた場合の変色は7日程度であったのと比較して、焼成した戸室石や医王石を混ぜた場合は20日以上も変色しなかった(表4)。この実験は8月の暑い日に行なったものである。また、医王石・戸室石粉末を含む食品添加材料は、戸室石や医王石を焼成しないものと比較すると、悪臭の発生やカビの発生がより抑制され、しかも、より日持ち長さを長くすることができる(表1と表2)。そして、上記医王石・戸室石粉末を含む食品添加材料に水を加えて漬物を漬けると、より美味しい漬物が早く製造できた。なお、冷蔵庫で保管したものは、上記医王石・戸室石粉末を含む食品添加材料で茄子や胡瓜を漬けた場合の漬り具合は、糠だけのものとは、まったく違い野菜がこしがあり、ふやけていない。また、色が鮮明になる特徴(鮮やかさを増す)を有する。
(第5の本実施の形態)
麹1.0Kgに、粒状・粒子状・粉末状の戸室石・医王石を10〜50重量%混ぜ合わせた(実施例7−1:表7)。また、麹を50〜100℃で加熱・焼成した後、前記粒状・粒子状・粉末状の戸室石・医王石を混ぜ合わせて、麹1.0Kgに、粒状・粒子状・粉末状の戸室石・医王石を10〜50重量%混ぜ合わせた(実施例7−2:表7)。また、粒状・粒子状・粉末状の戸室石・医王石も加熱・焼成して混ぜ合わせたものも製造した(実施例7−3:表7)。ここで、麹の加熱・焼成温度は50〜100℃であり、更に好ましくは70〜90℃であり、その焼成時間は5分〜15分であることが好ましい。
麹を加熱すると、大豆成分が浮き上がるようになるが、これをそのままにしても良いが、除去することが好ましい。上記浮き上がる成分には、混ざり合わされなかった医王石パウダーであり、これらを除去することで、医王石パウダーのザラザラ感をなくし、医王石パウダーによる変色を防止し、医王石パウダーの殺菌効果が生じる。
この麹ペーストを使用して、前記米糠ペーストや上記味噌ペーストと同じように、菓子・パンや、ラーメンなどを製造すると、麹風味で、麺類ではこしがあり、パン・菓子類ではモチモチ感のある菓子・パンが製造可能である。また、漬物用床としても使用可能であり、実施例4の麹の食品添加材料(粉状)に、水や塩とともに野菜・魚・肉などを漬け込んでから、漬物の製造が可能である。
本実施の形態では、次のようにして麹ペーストを製造した。熱湯に塩を入れて溶かし冷まし、これに麹を入れて(麹もみほぐして入れて)混ぜる。麹が柔らかくなったら、そのまま常温で冷ます。毎日一回かき回しながら発酵を確かめ、一週間程で出来あがる。冷蔵庫に保存して所定量を使う分だけ取り出して使用する。なお、毎日一回かき回すときに、日数の経過とともに、粉状に製造した粉末を含む食品添加材料(粉状)を少量ずつ加えてゆくと良い。そして発酵を確かめて使用する。
上記麹ペーストの使い方としては、野菜の場合は、野菜の麹ペーストを使用する分を取り出して入れて(麹に上記麹ペーストを10〜50%重量加える。)、所定時間(一晩)寝かせて使用すると良い。肉・魚の場合は、素材(肉・魚)の表面に薄く塗り、所定時間(一晩)寝かせると良い。肉・魚の場合は、麹ペーストを洗わずに、そのまま焼いて食すると良い。野菜の場合は、麹ペーストを洗って除去しても良いが、洗わずに焼くなどしても良い。
Figure 0005617105
以上、本発明としては、上記実施の形態に限らず、幅広く食品に適用可能である。例えば、もち、中華饅頭、ポテトチップス、バターロール、揚げパン、ドイツパン、ベーグル、デニッシュパン、イーストドーナツ、プレッツェル、ピザやナン、ケーキ、パイ、スコーン、マフィン等である。
S1,S2 焼成した戸室石・医王石と塩を混ぜ合わせた漬物用床、
T1,T2 焼成した戸室石と糠を混ぜ合わせた漬物用床、
I1,I2 焼成した医王石と糠を混ぜ合わせた漬物用床、

Claims (8)

  1. 米糠、味噌、又は、麹に、粒状・粒子状・粉末状の戸室石・医王石を混ぜ合わせ、水を加えて混ぜ合わせて、浮き上がる成分を除去することを特徴とする医王石・戸室石粉末を含む食品添加材料。
  2. 米糠、味噌、又は、麹を加熱・焼成し、粒状・粒子状・粉末状の戸室石・医王石を混ぜ合わせ、水を加えて混ぜ合わせて、浮き上がる成分を除去することを特徴とする医王石・戸室石粉末を含む食品添加材料。
  3. 米糠、味噌、又は、麹を50〜100℃で加熱・焼成した後、粒状・粒子状・粉末状の戸室石・医王石を混ぜ合わせることを特徴とする医王石・戸室石粉末を含む食品添加材料。
  4. 前記粒状・粒子状・粉末状の戸室石・医王石が50〜100℃で加熱・焼成したものであることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項記載の医王石・戸室石粉末を含む食品添加材料。
  5. 前記食品添加材料に水を加えてペースト状にしたことを特徴とする請求項3又は4記載の医王石・戸室石粉末を含む食品添加材料。
  6. 請求項1ないし5のいずれか1項記載の医王石・戸室石粉末を含む食品添加材料を、菓子・パン類、そば・うどん・ラーメンなどの麺類、餃子・春巻きなど皮類を製造する原料に1〜10重量%含ませることを特徴とする食品の製造方法。
  7. 前記菓子・パンがメロンパン・コッペパン・フランスパン、食パンであり、これらの原料に前記医王石・戸室石粉末を含む食品添加材料を1〜3重量%含ませることを特徴とする請求項記載の食品の製造方法。
  8. 前記菓子・パンが最中の皮やアイスの皮、アイスクリームなどを入れるウエハースであり、これらの原料に前記医王石・戸室石粉末を含む食品添加材料1〜3重量%含ませることを特徴とする請求項記載の食品の製造方法。
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