JP5615388B2 - 車両用led灯火装置 - Google Patents
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Description
また、電流値によって断線異常や短絡異常を判断する場合、小電流で駆動されるLEDは、断線や短絡による電流値の変化が小さいだけでなく、電源電圧のバラツキによっても電流値が変動するので、電流値による断線異常や短絡異常の判定が困難であるという現象が生じていた。
前記異常検出手段(60)は、前記LED灯火器(20,30)が前記駆動制御手段(51)により駆動された時に、前記LED灯火器(20,30)に流れる電流値を検出する電流検出部(61)と、前記電流検出部(61)によって検出された電流値を所定の異常判別値と比較する比較部(62)と、前記異常判別値を車両の電源電圧の変動によって持ち替える判別値持替部(63)を備えている。
そして、前記判別値持替部(63)によって持ち替えられた異常判別値と、検出された前記電流値に基づいて前記断線又は短絡異常の有無を判断する。
特に、断線異常の有無の判断を行う場合においては、断線の異常判別値に対して正常時及び断線時の電流値を離反させることができるので判別の精度が向上できる。
また、短絡異常の有無の判断を行う場合においては、仮に短絡異常が発生している状態であっても、LED灯火器(20,30)に大きな短絡電流が流れるのを防止することができる。
また、電流値が第2の異常判別値よりも大きな短絡電流である時は、直ちにLED灯火器(20,30)を消灯してLEDに負荷がかからないようにしつつ、インジケータ表示部(58,59)の点滅周期を速めてユーザに異常を知らせることができる。
自動二輪車1は、車体前後方向に伸びる跨ぎ部11の車幅方向左右に、乗員が足を乗せる低床フロア12が設けられたスクータ型車両である。車体フレーム2の前端部には、ステアリングステム4を回動自在に軸支するヘッドパイプ3が結合されている。ステアリングステム4の上部には左右一対の操向ハンドル5が取り付けられている。操向ハンドル5の中央位置には、運転者に各種情報を視認させるため、スピードメータ、燃料計、距離計及び各種インジケータ等が配置されたメータ部50が配設されている。ステアリングステム4の下部には、前輪WFを回転自在に軸支する左右一対のフロントフォーク6(図示は片側のみ)が取り付けられている。フロントフォーク6には、前輪WFを覆うフロントフェンダ7が取り付けられている。
燃料タンク13は、跨ぎ部11の内部で車体フレーム2を上方から覆うように配設されている。燃料タンク13の後方には、後輪WRが回転自在に軸支されたユニットスイング式のパワーユニット14が取り付けられている。パワーユニット14の後部には、ベルト式の無段変速機が内設された伝動ケース24が一体に設けられており、この伝動ケース24の上部にエアクリーナボックス25が取り付けられている。パワーユニット14は、リヤフレーム17の前方側で揺動自在に軸支されると共に、リヤフレーム17の後方側でリヤショック26に吊り下げられるように支持されている。
車両に搭載されたメータ部50には、フロントウインカ(LED灯火器)20及びリヤウインカ(LED灯火器)30の点灯を制御するウインカ制御部(駆動制御手段)51及び電源電圧調整部52が内在されている。電源電圧調整部52へは、バッテリ19からメインスイッチ42を介して電源電圧が供給され、電圧調整部52で過電圧をカットすることで出力調整を行い、電源供給ライン53の電圧を10〜16Vに調整する。電源供給ライン53は、各フロントウインカ20及びリヤウインカ30の一端側に接続されている。フロントウインカ20及びリヤウインカ30は、それぞれ左右用に対応する左用フロントウインカ20(L側FR)、左用リヤウインカ30(L側RR)、右用フロントウインカ20(R側FR)、右用リヤウインカ30(R側RR)から構成されている。
ウインカ制御部51のポート4は前記したFET55の制御線に接続され、ウインカ制御部51のポート5はFET57の制御線に接続されている。また、ウインカ制御部51のポート6にはFET55のアース側が接続され、ポート7にはFET57のアース側が接続されている。
ウインカ制御部51によるFET55,57の駆動(ポート4,5)と、インジケータ58,59の駆動(ポート8,ポート9)とが別系統で行われることで、ウインカ(灯火器)20,30の点滅と、インジケータ58,59の点滅とが別々の周期で行うことを可能としている。
また、電源供給ライン53は、スピードメータ、タコメータ、燃料計、距離計等の各種メータ70に接続され、これらを動作させるように構成されている。
ウインカ制御部51は、フロントウインカ(LED灯火器)20及びリヤウインカ(LED灯火器)30の異常を検出する異常検出手段60と、電源電圧を検出する電源電圧検出部65と、ウインカスイッチ46で左右のどちらのウインカが選択されたかを検出するSW入力検出部66と、ウインカ(LED灯火器)20,30の点滅駆動及びインジケータ58,59の点滅駆動を制御するLEDウインカ・インジケータ駆動部(駆動部)67とから構成されている。
SW入力検出部66は、ウインカ制御部51のポート1及びポート2を介してウインカスイッチ46で選択された入力側を検出する。
LEDウインカ・インジケータ駆動部(駆動制御手段)67は、ウインカ制御部51のポート4又はポート5に制御信号を出力することで、FET55又はFET57をオン・オフ制御して左側ウインカ(LED灯火器)又は右側ウインカ(LED灯火器)を点滅駆動させるとともに、ポート8又はポート9を介してインジケータ58,59の点滅駆動を制御する。
そして、電流検出部61では、ウインカ20,30の駆動操作に伴って出力されたパルス信号の最初のオン状態における複数の短パルスのうち、最初の短パルスのオン時の電流値を検出するようになっている。電流検出部61は、最初の短パルスを含む所定数の短パルスのオン時の電流値を検出する。
例えば図2の左側ウインカ電流ライン54に流れる電流I 0 は、
正常時における電源電圧Vccが12V、
ダイオードの電圧降下が0.6V、
Rが13Ωとし、
LEDに生じる電圧降下Vfが2.2Vである場合、
I 0 =2系統×デューティ比0.625×{Vcc−(Vf×4個+ダイオードの電圧降下)}/R
で算出され、0.25Aとなる。
これに対して、LED灯火器の1灯側に断線が生じている場合、上の式において1系統分がなくなるので、左側ウインカ電流ライン54に流れる電流I 0 は半減する。
LED1個の電圧降下が2.0Vまたは2.2Vである場合において、正常時における電源電圧Vccが10〜12Vの範囲で、断線が生じない場合と、1系統に断線が生じた場合の電流値を計算して表示すると図5(a)のようなグラフとなる。
LED1個の電圧降下が2.0Vである場合、正常時の電流値がA線、1灯断線時の電流値がA´線となり、LED1個の電圧降下が2.2Vである場合、正常時の電流値がB線、1灯断線時の電流値がB´線となるので、正常時と断線時との中間位置に点線で表示された断線判断ラインOが設定でき、各電源電圧Vccに対する変動する断線判断ラインOに対応する値を断線の有無判断の閾値としての断線異常判別値とした断線マップを作成することができる。
これに対して、LED灯火器の1灯に短絡が生じている場合、上の式において1系統分の電流値について、LED1個がショートするため、流れる電流Iは、
デューティ比0.625×{Vcc−(Vf×(4−3個)+ダイオードの電圧降下)}/R
で算出され、0.2307Aとなる。
したがって、左側ウインカ電流ライン54に流れる左側ウインカ2系統分の全体電流I 0 は、
I 0 =0.125(正常時の1系統分)+0.2307(1灯短絡時)
≒0.356Aとなる。
LED1個の電圧降下が2.0Vまたは2.2Vである場合において、正常時における電源電圧Vccが10〜12Vの範囲で、短絡が生じない場合と、LED1個に短絡が生じた場合の電流値を計算して表示すると図5(b)のようなグラフとなる。
LED1個の電圧降下が2.0Vである場合、正常時の電流値がC線、LED1個短絡時の電流値がC´線となり、LED1個の電圧降下が2.2Vである場合、正常時の電流値がD線、LED1個短絡時の電流値がD´線となるので、正常時と短絡時との中間位置に点線で表示された短絡判断ラインPが設定でき、各電源電圧Vccに対する変動する短絡判断ラインPに対応する値を短絡の有無判断の閾値としての短絡異常判別値とした短絡マップを作成することができる。
図6のウインカ制御部51は、図3の構成に対して、LEDウインカ・インジケータ駆動部(駆動部)67と記憶部64とが信号線で接続され、LEDウインカ・インジケータ駆動部(駆動部)67において、電源電圧検出部65で検出された電源電圧の変動に応じて制御信号のデューティ比が設定できるように構成されている。
これに対応して記憶部64において、LEDウインカ・インジケータ駆動部67により出力される駆動信号のデューティ比を設定するためのデューティ比マップが格納されている。
具体的には、図7に示すように、電源電圧Vccが10V,11V,12V,13V,14V,15V,16Vと上昇した場合、デューティ比は0.99,0.99,0.625,0.45,0.35,0.29,0.246と変化するよう設定される。
例えば図2の左側ウインカ電流ライン54に流れる電流I 0 は、
正常時における電源電圧Vccが12V、
LEDに生じる電圧降下Vfが2.2V、
ダイオードの電圧降下が0.6V、
Rが13Ωとすると、
I 0 =2系統×デューティ比×{Vcc−(Vf×4個+ダイオードの電圧降下)}/R
で算出される。
デューティ比は、図7の電源電圧Vccの変動により算出された値となる。
これに対して、LED灯火器の1灯側に断線が生じている場合、上の式において1系統分がなくなるので、左側ウインカ電流ライン54に流れる電流I 0 は半減する。
LED1個の電圧降下が2.0Vまたは2.2Vである場合において、正常時における電源電圧Vccが10〜12Vの範囲で、断線が生じない場合と、1系統に断線が生じた場合の電流値を計算して表示すると図8(a)のようなグラフとなる。制御信号を構成する短パルスのデューティ比を変化させた場合、正常時及び断線時の各電流値について、電源電圧Vccが一定値以上になった場合にほぼ直線状態にすることが可能となる。
LED1個の電圧降下が2.0Vである場合、正常時の電流値がE線、1灯断線時の電流値がE´線となり、LED1個の電圧降下が2.2Vである場合、正常時の電流値がF線、1灯断線時の電流値がF´線となるので、正常時と断線時との中間位置に点線で表示された断線判断ラインQが設定でき、各電源電圧Vccに対する変動する断線判断ラインQに対応する値を断線の有無判断の閾値としての断線異常判別値とした断線マップを作成することができる。
制御信号を構成する短パルスのデューティ比を変動させることにより、電源電圧Vccが変動しても断線判断ラインQに対する正常時と断線時との差を大きく保持することができ、断線異常判別値としての検出閾値電流の設定をより一層容易にするとともに、電源電圧Vccが一定値以上の場合に固定値とすることができる。
これに対して、LED灯火器の1灯に短絡が生じている場合、上の式において1系統分の電流値について、LED1個がショートするため、流れる電流Iは、
デューティ比×{Vcc−(Vf×(4−3個)+ダイオードの電圧降下)}/R
で算出される。
したがって、左側ウインカ電流ライン54に流れる左側ウインカ2系統分の全体電流I 0 は、
I 0 =(正常時の1系統分に流れる電流)+(1灯短絡時に流れる電流)
の値となる。
LED1個の電圧降下が2.0Vまたは2.2Vである場合において、正常時における電源電圧Vccが10〜12Vの範囲で、短絡が生じない場合と、LED1個に短絡が生じた場合の電流値を計算して表示すると図8(b)のようなグラフとなる。
LED1個の電圧降下が2.0Vである場合、正常時の電流値がG線、LED1個短絡時の電流値がG´線となり、LED1個の電圧降下が2.2Vである場合、正常時の電流値がH線、LED1個短絡時の電流値がH´線となるので、正常時と短絡時との中間位置に点線で表示された短絡判断ラインRが設定でき、各電源電圧Vccに対する変動する短絡判断ラインRに対応する値を短絡の有無判断の閾値としての短絡異常判別値とした短絡マップを作成することができる。
すなわち、第1の異常判別値による判断に先立ち、固定値である第2の異常判別値により短絡を判断することで、短絡電流値が大きく短絡箇所が多い場合を検出することができる。そして、第1の異常判別値及び第2の異常判別値による短絡検出を行うことにより、検出された電流値が第1の異常判別値よりも大きく、且つ前記第2の異常判別値よりも小さい時は、ウインカ制御部51において、LED灯火器20,30とインジケータ58,59の点滅周期を正常時の点滅周期よりも速めて駆動し、検出された電流値が第2の異常判別値よりも大きい時は、LED灯火器20,30を消灯し、且つインジケータ58,59の点滅周期を正常時の点滅周期よりも速めて駆動する制御が行われる。
次に、ルーティン回数が10回以上かどうかを判断する(ステップ102)。
ルーティン回数が10回に満たない場合、電源電圧検出部65にて電源電圧Vccを検出し(ステップ103)、ウインカ制御部51からFET55またはFET57への制御信号を出力する(ステップ104)。
例えば、ウインカスイッチ46により左側が選択された場合、左側用のフロントウインカ20(L側FR)及びリヤウインカ30(L側RR)を点滅させるためにFET55へ制御信号が出力され、FET55が制御信号のパルスによりオン・オフ動作を行うことでフロントウインカ20(L側FR)及びリヤウインカ30(L側RR)に電源電圧Vccが印加されて点滅状態となる。
そして、フロントウインカ20(L側FR)及びリヤウインカ30(L側RR)に電源電圧Vccが印加されて点滅状態となった場合に、断線及び短絡検出処理が行われる。すなわち、LED灯火器(20,30)の点灯時であるパルス信号のオン状態時に合わせて異常有無の判断が行われ、灯火器を駆動する時に一緒に異常有無についての判断を行うことができるので、消灯時は異常有無の判断を行うことがなく、無駄な電力消費を防止することができる。
ウインカ電流ライン54を流れる出力電流I 0 が電流検出部61に検出され、比較部62において短絡異常検出用(短絡電流が大きい場合の検出用)の電流固定値(後述する第1の異常判別値より大きな第2の異常判別値。例えば1.0(A)。)と比較される(ステップ105)。
電流検出部61は、LED灯火器の駆動操作に伴って出力されたパルス信号の最初のオン状態における前記複数の短パルスのうち、最初の短パルスのオン時の電流値を検出する。また、電流検出部61は、最初の短パルスを含む所定数の短パルスのオン時の電流値を検出する。
短絡フラグ数が「3」以上である場合は、第1短絡異常フラグを「Hi」にし(ステップ109)、LEDウインカ・インジケータ駆動部67によりインジケータ59とLED灯火器20(L側FR),30(L側RR)をそれぞれオン・オフ周期120回/分で駆動する(ステップ110)。つまり、短絡フラグ「1」につき、短パルス1つ分に相当する。
ウインカ電流ライン54を流れる出力電流I 0 について、判別値持替部63により設定された断線検出用電流値との比較が行われる。断線検出用電流値は、記憶部64に格納された図8(a)の断線マップを基に設定されるので、Vccが11V以上の時には、出力電流I 0 が0.2(A)以上であるかどうか、Vccが11Vを下回る時には、出力電流I 0 がVccを変数として0.06Vcc−0.46(A)以上であるかどうかで判断する(ステップ111)。
出力電流I 0 が断線検出用電流値より小さい場合には断線異常と判断し、断線フラグ数に「1」を加算する(ステップ112)。続いて、断線フラグ数が「3」以上であるかを判別し(ステップ113)、断線フラグ数が「3」以上である場合は断線異常フラグを「Hi」にし(ステップ116)、LEDウインカ・インジケータ駆動部67によりインジケータ58とLED灯火器20(L側FR),30(L側RR)をそれぞれオン・オフ周期120回/分で駆動する(ステップ117)。
ステップ113において、断線フラグ数が「2」以下である場合には、正常であると判断し(ステップ114)、LEDウインカ・インジケータ駆動部67によりインジケータ58とLED灯火器20(L側FR),30(L側RR)をそれぞれオン・オフ周期85回/分で駆動する(ステップ115)。
Claims (10)
- 車両に搭載されたLED灯火器(20,30)の駆動制御を行う駆動制御手段(51)を備え、当該駆動制御手段(51)は、前記LED灯火器(20,30)の断線又は短絡異常を検出する異常検出手段(60)を備える車両用LED灯火装置において、
前記異常検出手段(60)は、
前記LED灯火器(20,30)が前記駆動制御手段(51)により駆動された時に、前記LED灯火器(20,30)に流れる電流値を検出する電流検出部(61)と、
前記電流検出部(61)によって検出された電流値を所定の異常判別値と比較する比較部(62)と、
前記異常判別値を車両の電源電圧の変動によって持ち替える判別値持替部(63)を備え、
前記判別値持替部(63)によって持ち替えられた異常判別値と、検出された前記電流値に基づいて前記断線又は短絡異常の有無を判断する一方、
前記異常判別値は、断線検出用の異常判別値と、短絡検出用の異常判別値とがそれぞれ 設定され、
前記異常判別値は、断線検出用の異常判別値について、前記LED灯火器(20,30 )に印加される電源電圧に応じて変化させ、
前記異常判別値は、短絡検出用の異常判別値について、前記LED灯火器(20,30)に印加される電源電圧に応じて変化する第1の異常判別値と、当該第1の異常判別値よりも大きく且つ固定値である第2の異常判別値とを備える車両用LED灯火装置。 - 前記LED灯火器(20,30)は、複数のダイオードが直列に接続されてなる請求項 1に記載の車両用LED灯火装置。
- 前記異常検出手段(60)は、断線異常の有無の判断よりも先に短絡異常の有無の判断 を行う請求項1に記載の車両用LED灯火装置。
- 前記駆動制御手段(51)は、運転者によって前記LED灯火器(20,30)の駆動操作がなされた時に、
前記電源電圧に応じたパルス信号を出力するとともに当該パルス信号がオン状態の時に前記LED灯火器(20,30)が点灯状態になるように前記LED灯火器(20,30)を点滅駆動させる駆動部(67)を備え、
前記電流検出部(61)は、前記パルス信号がオン状態時の前記電流値を検出する請求項1ないし3のいずれかに記載の車両用LED灯火装置。 - 前記パルス信号のオン状態は、所定のデューティ比に設定された複数の短パルスの集合体で構成され、
前記電流検出部(61)は、前記LED灯火器(20,30)の駆動操作に伴って出力されたパルス信号の最初のオン状態における前記複数の短パルスのうち、最初の短パルスのオン時の電流値を検出する請求項4に記載の車両用LED灯火装置。 - 前記電流検出部(61)は、前記最初の短パルスを含む所定数の短パルスのオン時の電流値を検出する請求項5に記載の車両用LED灯火装置。
- 前記駆動部(67)は、前記LED灯火器(20,30)に印加される前記電源電圧に応じて、前記短パルスのデューティ比を変化させる請求項5または6に記載の車両用LED灯火装置。
- 前記短パルスのデューティ比は、前記LED灯火器(20,30)に印加される前記電源電圧が大きくなるにつれて小さくなるように設定する請求項7に記載の車両用LED灯火装置。
- 前記LED灯火器(20,30)の点滅状態に合わせて点滅点灯されるインジケータ表示部(58,59)をメータ内に備え、前記LED灯火器(20,30)と前記インジケータ表示部(58,59)とが別系統で前記駆動制御手段(51)に接続される請求項1 ないし8のいずれかに記載の車両用LED灯火装置。
- 前記車両のメータ内に、前記LED灯火器(20,30)の点滅状態に合わせて点滅点灯されるインジケータ表示部(58,59)を形成し、
前記検出された電流値が前記第1の異常判別値よりも大きく、且つ前記第2の異常判別値よりも小さい時は、前記LED灯火器(20,30)と前記インジケータ表示部(58,59)の点滅周期を正常時の点滅周期よりも速めて駆動するとともに、
前記検出された電流値が前記第2の異常判別値よりも大きい時は、前記LED灯火器(20,30)を消灯し、且つ前記インジケータ表示部(58,59)の点滅周期を正常時の点滅周期よりも速めて駆動する請求項9の車両用LED灯火装置。
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