JP5615388B2 - 車両用led灯火装置 - Google Patents

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Description

本発明は、車両に搭載されたLED灯火器の断線異常や短絡異常を検出するための装置に関し、特に、LED灯火器の点灯時における断線や短絡を検出する車両用LED灯火装置に関する。
従来、方向指示用灯体等の車両に搭載されたLED灯火器の断線異常や短絡異常を検出する故障検出装置としては、例えば特許文献1に示されるように、各種構造が提案されている。これらLED灯火器の故障検出装置は、基本的には、LED灯火器の両端に生じる電圧を検出することで断線や短絡の異常の有無を判別するものである。
特許第4459147号公報
しかしながら、車両に搭載されるLED灯火器は、走行時において発電機で充電されるバッテリで点灯駆動が行われるため、電源電圧の変動が生じ易く、電源電圧のバラツキを考慮して断線・短絡の判別を行う必要があるので、断線異常や短絡異常の判定が困難であるという課題が存在した。
また、電流値によって断線異常や短絡異常を判断する場合、小電流で駆動されるLEDは、断線や短絡による電流値の変化が小さいだけでなく、電源電圧のバラツキによっても電流値が変動するので、電流値による断線異常や短絡異常の判定が困難であるという現象が生じていた。
本発明は上記事情に鑑みて提案されたもので、LED灯火器を駆動する電源電圧に変動が生じた場合においても、電流値の検出による断線異常や短絡異常の判定を精度良く行うことができる車両用灯火器を提供することを目的としている。
上記目的を達成するため請求項1は、車両に搭載されたLED灯火器(20,30)の駆動制御を行う駆動制御手段(51)を備え、当該駆動制御手段(51)は、前記LED灯火器(20,30)の断線又は短絡異常を検出する異常検出手段(60)を備える車両用LED灯火装置において、次の構成を含むことを特徴としている。
前記異常検出手段(60)は、前記LED灯火器(20,30)が前記駆動制御手段(51)により駆動された時に、前記LED灯火器(20,30)に流れる電流値を検出する電流検出部(61)と、前記電流検出部(61)によって検出された電流値を所定の異常判別値と比較する比較部(62)と、前記異常判別値を車両の電源電圧の変動によって持ち替える判別値持替部(63)を備えている。
そして、前記判別値持替部(63)によって持ち替えられた異常判別値と、検出された前記電流値に基づいて前記断線又は短絡異常の有無を判断する。
請求項2は、請求項1の車両用LED灯火装置において、前記異常判別値は、断線検出用の異常判別値と、短絡検出用の異常判別値とがそれぞれ設定されることを特徴としている。
請求項3は、請求項1の車両用LED灯火装置において、前記駆動制御手段(51)は、運転者によって前記LED灯火器(20,30)の駆動操作がなされた時に、前記電源電圧に応じたパルス信号を出力するとともに当該パルス信号がオン状態の時に前記LED灯火器(20,30)が点灯状態になるように前記LED灯火器(20,30)を点滅駆動させる駆動部(67)を備え、前記電流検出部(61)は、前記パルス信号がオン状態時の前記電流値を検出することを特徴としている。
請求項4は、請求項3の車両用LED灯火装置において、前記パルス信号のオン状態は、所定のデューティ比に設定された複数の短パルスの集合体で構成され、前記電流検出部(61)は、前記LED灯火器(20,30)の駆動操作に伴って出力されたパルス信号の最初のオン状態における前記複数の短パルスのうち、最初の短パルスのオン時の電流値を検出することを特徴としている。
請求項5は、請求項4の車両用LED灯火装置において、前記電流検出部(61)は、前記最初の短パルスを含む所定数の短パルスのオン時の電流値を検出することを特徴としている。
請求項6は、請求項4または請求項5の車両用LED灯火装置において、前記駆動部(67)は、前記LED灯火器(20,30)に印加される前記電源電圧に応じて、前記短パルスのデューティ比を変化させることを特徴としている。
請求項7は、請求項6の車両用LED灯火装置において、前記短パルスのデューティ比は、前記LED灯火器(20,30)に印加される前記電源電圧が大きくなるにつれて小さくなるように設定することを特徴としている。
請求項8は、請求項1ないし請求項7のいずれか1項に記載の車両用LED灯火装置において、前記異常判別値は、短絡検出用の異常判別値について、前記LED灯火器(20,30)に印加される電源電圧に応じて変化する第1の異常判別値と、当該第1の異常判別値よりも大きく且つ固定値である第2の異常判別値とを備えることを特徴としている。
請求項9は、請求項8の車両用LED灯火装置において、前記LED灯火器(20,30)の点滅状態に合わせて点滅点灯されるインジケータ表示部(58,59)をメータ内に備え、前記LED灯火器(20,30)と前記インジケータ表示部(58,59)とが別系統で前記駆動制御手段(51)に接続されることを特徴としている。
請求項10は、請求項8または請求項9の車両用LED灯火装置において、前記車両のメータ内に、前記LED灯火器(20,30)の点滅状態に合わせて点滅点灯されるインジケータ表示部(58,59)を形成し、前記検出された電流値が前記第1の異常判別値よりも大きく、且つ前記第2の異常判別値よりも小さい時は、前記LED灯火器(20,30)と前記インジケータ表示部(58,59)の点滅周期を正常時の点滅周期よりも速めて駆動するとともに、前記検出された電流値が前記第2の異常判別値よりも大きい時は、前記LED灯火器(20,30)を消灯し、且つ前記インジケータ表示部(58,59)の点滅周期を正常時の点滅周期よりも速めて駆動することを特徴としている。
請求項1の構成によれば、電源電圧に応じて断線・短絡異常検出のための判別値を持ち替えるようにしたので、電源電圧がバラツキ易い車両搭載用のLED灯火器(20,30)であっても、電流検出部(61)によって検出された電流値の変化から精度良く断線・短絡異常を判別することができる。
請求項2の構成によれば、断線異常及び短絡異常をそれぞれ精度良く検出することができるとともに、例えば、断線が生じた時と、短絡が生じた時とで、LED灯火器(20,30)の駆動態様を異なるようにすることができる。
請求項3の構成によれば、LED灯火器(20,30)の点灯時であるパルス信号のオン状態時に合わせて異常有無の判断を行うので、灯火器を駆動する時に一緒に異常有無についての判断を行うことができる(消灯時は異常有無の判断を行わない)ため、無駄な電力消費を防止することができる。
請求項4の構成によれば、LED灯火器(20,30)に断線または短絡の異常が発生している場合に、最初のオン状態の中でも初期状態の時に素早くその異常を検出することができる。
請求項5の構成によれば、断線異常及び短絡異常の有無の判断精度を向上させることができる。
請求項6の構成によれば、電源電圧に応じて短パルスのデューティ比を変化させることで、例えば電源電圧の大きさに関わらず検出される電流値を一定にし易くなり、異常検出の有無の判断を行い易くすることができる。
請求項7の構成によれば、電源電圧の増加に伴う電流値の上昇を、短パルスのデューティ比を小さくすることで抑制することができ、電流値を安定させることができる。
特に、断線異常の有無の判断を行う場合においては、断線の異常判別値に対して正常時及び断線時の電流値を離反させることができるので判別の精度が向上できる。
また、短絡異常の有無の判断を行う場合においては、仮に短絡異常が発生している状態であっても、LED灯火器(20,30)に大きな短絡電流が流れるのを防止することができる。
請求項8の構成によれば、LED灯火器(20,30)が複数のLEDで構成されているような場合、複数のLEDの内の1灯が短絡している等の比較的に小さな短絡電流が流れる短絡異常と、LEDの全灯が短絡している等の比較的に大きな短絡電流が流れる短絡異常とを区別して検出することができる。
請求項9の構成によれば、LED灯火器(20,30)の駆動と、インジケータ表示部(58,59)の駆動とを別系統(2系統)にすることで、インジケータ表示部(58,59)の駆動がLED灯火器の断線・短絡異常の有無の判定に影響が出ないようにすることができる。
請求項10の構成によれば、電流値が第1の異常判別値よりも大きく、且つ第2の異常判別値よりも小さいような、小さな短絡電流である時は、LED灯火器(20,30)に大きな負荷がかかりにくいので、インジケータ表示部(58,59)の点滅周期を速めてユーザに知らせつつ、LED灯火器(20,30)の点滅周期を速めた状態で点滅駆動させるようにして、本来の灯火器としての機能を果たすことができる。
また、電流値が第2の異常判別値よりも大きな短絡電流である時は、直ちにLED灯火器(20,30)を消灯してLEDに負荷がかからないようにしつつ、インジケータ表示部(58,59)の点滅周期を速めてユーザに異常を知らせることができる。
本発明の車両用灯火装置が搭載された自動二輪車の側面図である。 本発明の車両用灯火装置の全体構成図である。 車両用灯火装置のウインカ制御部のブロック図である。 ウインカ制御部が出力する制御信号の波形図である。 ウインカ制御部に格納された異常検出値設定用のマップ作成のためのグラフを示すもので、(a)は断線判定マップ、(b)は短絡判定マップである。 ウインカ制御部の他の例を示すブロック図である。 制御信号におけるデューティ比設定のためのグラフである。 デューティ比が可変である場合の異常検出値設定用のマップ作成のためのグラフを示すもので、(a)は断線判定マップ、(b)は短絡判定マップである。 車両用灯火装置において異常検出処理を行うためのフローチャートである。
以下、図面を参照して本発明の好ましい実施の形態について詳細に説明する。図1は、本発明の一実施形態に係る車両用LED灯火装置が適用された自動二輪車1の側面図である。
自動二輪車1は、車体前後方向に伸びる跨ぎ部11の車幅方向左右に、乗員が足を乗せる低床フロア12が設けられたスクータ型車両である。車体フレーム2の前端部には、ステアリングステム4を回動自在に軸支するヘッドパイプ3が結合されている。ステアリングステム4の上部には左右一対の操向ハンドル5が取り付けられている。操向ハンドル5の中央位置には、運転者に各種情報を視認させるため、スピードメータ、燃料計、距離計及び各種インジケータ等が配置されたメータ部50が配設されている。ステアリングステム4の下部には、前輪WFを回転自在に軸支する左右一対のフロントフォーク6(図示は片側のみ)が取り付けられている。フロントフォーク6には、前輪WFを覆うフロントフェンダ7が取り付けられている。
ヘッドパイプ3の前方には、電力負荷としての補機類に電力を供給するバッテリ19と、エンジンの点火装置や燃料噴射装置等を制御するECU40が配設されている。このバッテリ19およびECU40を覆うように形成されるフロントカウル8には、ヘッドライト9およびウインドスクリーン10が取り付けられている。ヘッドライト9の車幅方向両端部の内部にはフロントウインカ20が配設されている。
車体フレーム2の後端部には、シートカウル16およびシート15を支持するリヤフレーム17が結合されている。車両後端には、左右のリヤウインカ30及びその中央に位置するテールランプ31が配設されている。
燃料タンク13は、跨ぎ部11の内部で車体フレーム2を上方から覆うように配設されている。燃料タンク13の後方には、後輪WRが回転自在に軸支されたユニットスイング式のパワーユニット14が取り付けられている。パワーユニット14の後部には、ベルト式の無段変速機が内設された伝動ケース24が一体に設けられており、この伝動ケース24の上部にエアクリーナボックス25が取り付けられている。パワーユニット14は、リヤフレーム17の前方側で揺動自在に軸支されると共に、リヤフレーム17の後方側でリヤショック26に吊り下げられるように支持されている。
本実施形態に係るパワーユニット14は、駆動源としてのエンジンを始動するスタータモータ(セルモータ)およびエンジンの回転駆動力で発電する発電機とを一体にしたACGスタータモータ18を備えている。なお、このスタータモータおよび発電機の構成は種々の変形が可能であり、例えば、スタータモータと発電機とを別個独立させて設けてもよい。また、ACGスタータモータ18を補助モータとして使用し、走行時にエンジンおよびモータを併用するハイブリッド車両を構成することもできる。
次に、本発明の実施形態に係る車両用LED灯火装置について、図2を参照しながら説明する。図2は、車両用LED灯火装置全体のシステム構成を示すものである。
車両に搭載されたメータ部50には、フロントウインカ(LED灯火器)20及びリヤウインカ(LED灯火器)30の点灯を制御するウインカ制御部(駆動制御手段)51及び電源電圧調整部52が内在されている。電源電圧調整部52へは、バッテリ19からメインスイッチ42を介して電源電圧が供給され、電圧調整部52で過電圧をカットすることで出力調整を行い、電源供給ライン53の電圧を10〜16Vに調整する。電源供給ライン53は、各フロントウインカ20及びリヤウインカ30の一端側に接続されている。フロントウインカ20及びリヤウインカ30は、それぞれ左右用に対応する左用フロントウインカ20(L側FR)、左用リヤウインカ30(L側RR)、右用フロントウインカ20(R側FR)、右用リヤウインカ30(R側RR)から構成されている。
各ウインカ20,30は、バッテリ19に対して並列に接続されるとともに、左用フロントウインカ20(L側FR)及び左用リヤウインカ30(L側RR)の他端側は、左側ウインカ電流ライン54を介して制御用スイッチであるFET55に接続され、右用フロントウインカ20(R側FR)及び右用リヤウインカ30(R側RR)の他端側は、右側ウインカ電流ライン56を介して制御用スイッチであるFET57に接続されている。各フロントウインカ20及びリヤウインカ30は、抵抗R,4個の発光ダイオード,ダイオードをそれぞれ直列に接続して構成されている。
FET55の制御線へは、ウインカ制御部51から制御信号が供給されるように接続され、信号供給に伴いオン・オフ動作することで、左用フロントウインカ20(L側FR)及び左用リヤウインカ30(L側RR)がそれぞれ同時に点滅動作するように制御される。同様に、FET57の制御線へは、ウインカ制御部51から制御信号が供給されるように接続され、信号供給に伴いオン・オフ動作することで、右用フロントウインカ20(R側FR)及び右用リヤウインカ30(R側RR)がそれぞれ同時に点滅動作するように制御される。FET55及びFET57の他端側は、それぞれ抵抗Rを介して接地されている。
バッテリ19へは、走行に応じて発電するACGスタータモータ(発電機)18からレギュレータ44を介して充電される。また、バッテリ19からの電源電圧は、メインスイッチ42を介してヘッドライトやテールランプ等の各種負荷45に接続されている。また、メインスイッチ42には、右左折時に応じて運転者が切り換え操作を行うウインカスイッチ46が接続されている。ウインカスイッチ46の各選択端子は、それぞれウインカ制御部51のポート1,2に接続されている。ウインカ制御部51のポート3には、ウインカ制御部51の駆動を行うため、電源供給ライン53からの電源電圧が供給されている。
ウインカ制御部51のポート4は前記したFET55の制御線に接続され、ウインカ制御部51のポート5はFET57の制御線に接続されている。また、ウインカ制御部51のポート6にはFET55のアース側が接続され、ポート7にはFET57のアース側が接続されている。
ウインカ制御部51のポート8には、ウインカスイッチ46で右側ウインカ選択時に、メータ部50内でLED灯火器の点滅状態に合わせて点滅する発光ダイオードで構成されたインジケータ(インジケータ表示部)58が接続されている。同様に、ポート9には、ウインカスイッチ46で左側ウインカ選択時に、メータ部50内で点滅する発光ダイオードで構成されたインジケータ59が接続されている。インジケータ58及びインジケータ59の他端側は、それぞれ抵抗Rを介して接地され、LED灯火器に対して別系統となるようウインカ制御部51に接続されている。
ウインカ制御部51によるFET55,57の駆動(ポート4,5)と、インジケータ58,59の駆動(ポート8,ポート9)とが別系統で行われることで、ウインカ(灯火器)20,30の点滅と、インジケータ58,59の点滅とが別々の周期で行うことを可能としている。
したがって、運転者によってウインカスイッチ46の操作(左側ウインカ選択または右側ウインカ選択)がなされた時に、ウインカ制御部51は、ポート4またはポート5から制御信号(パルス信号)を出力し、パルス信号がオン状態(FET55またはFET57がオン状態)の時にLED灯火器20,30が点灯状態になるように点滅駆動させるとともに、右側ウインカ選択時点灯用のインジケータ58または左側ウインカ選択時点灯用のインジケータ59を点滅駆動させる。
また、電源供給ライン53は、スピードメータ、タコメータ、燃料計、距離計等の各種メータ70に接続され、これらを動作させるように構成されている。
次に、フロントウインカ(LED灯火器)20及びリヤウインカ(LED灯火器)30について、断線やショートによる異常を検出するためのウインカ制御部51の構成について、図3を参照して説明する。
ウインカ制御部51は、フロントウインカ(LED灯火器)20及びリヤウインカ(LED灯火器)30の異常を検出する異常検出手段60と、電源電圧を検出する電源電圧検出部65と、ウインカスイッチ46で左右のどちらのウインカが選択されたかを検出するSW入力検出部66と、ウインカ(LED灯火器)20,30の点滅駆動及びインジケータ58,59の点滅駆動を制御するLEDウインカ・インジケータ駆動部(駆動部)67とから構成されている。
異常検出手段60は、ウインカ(LED灯火器)20,30に流れる電流を検出する電流検出部61と、検出された電流値と判別値との比較を行う比較部62と、電源電圧の変動に対して異常判別値の持ち替えを行う判別値持替部63と、異常判別値の持ち替えを行うための各種値のマップデータが記憶された記憶部64とから構成されている。
電流検出部61は、ウインカ制御部51のポート6及びポート7を介して左側ウインカ電流ライン54及び右側ウインカ電流ライン56を流れる電流を検出することで、ウインカ(LED灯火器)20,30がLEDウインカ・インジケータ駆動部(駆動部)67により駆動された時に左右の各ウインカ(LED灯火器)に流れる電流値をそれぞれ検出し、各電流値を比較部62に出力するように構成されている。
比較部62は、電流検出部61によって検出された各電流値と、異常判別値持替部63で設定された所定の異常判別値との比較を行う。異常判別値は、断線検出用の異常判別値と、短絡検出用の異常判別値とが設定され、比較することで断線異常又は短絡異常の有無を判断することができる。具体的な断線異常又は短絡異常の有無の判断手法については後述する。
判別値持替部63では、電源電圧検出部65で検出された電源電圧がLEDウインカ・インジケータ駆動部(駆動部)67を介して入力され、LED灯火器に印加される電源電圧の変動に応じて各異常判別値を設定するようになっている。尚、電源電圧検出部65で検出された電源電圧を、直接、判別値持替部63に入力するように構成しても良い。各異常判別値(断検出線用異常判別値及び短絡検出用異常判別値)は、記憶部64に予め記憶された断線マップ及び短絡マップに基づいて設定される。
記憶部64には、判別値持替部63により電源電圧の変動に応じて断線異常検出用判別値を設定するための断線マップ、及び、判別値持替部63により電源電圧の変動に応じて短絡異常検出用判別値を設定するための短絡マップが格納されている。
電源電圧検出部65は、ウインカ制御部51のポート3を介して電源供給ライン53から入力された電源電圧を検出する。
SW入力検出部66は、ウインカ制御部51のポート1及びポート2を介してウインカスイッチ46で選択された入力側を検出する。
LEDウインカ・インジケータ駆動部(駆動制御手段)67は、ウインカ制御部51のポート4又はポート5に制御信号を出力することで、FET55又はFET57をオン・オフ制御して左側ウインカ(LED灯火器)又は右側ウインカ(LED灯火器)を点滅駆動させるとともに、ポート8又はポート9を介してインジケータ58,59の点滅駆動を制御する。
LEDウインカ・インジケータ駆動部(駆動制御手段)67からポート4又はポート5に出力される制御信号は、図4に示すように、オン・オフ状態を有するパルス信号で構成され、パルス信号のオン状態は、所定のデューティ比(62.5%)に設定された複数の短パルスの集合体で構成されている。
そして、電流検出部61では、ウインカ20,30の駆動操作に伴って出力されたパルス信号の最初のオン状態における複数の短パルスのうち、最初の短パルスのオン時の電流値を検出するようになっている。電流検出部61は、最初の短パルスを含む所定数の短パルスのオン時の電流値を検出する。
次に、記憶部64に格納されている断線異常検出用判別値を設定するための断線マップ、及び、短絡異常検出用判別値を設定するための短絡マップについて、図5を参照して説明する。この例の場合、図4の制御信号を構成する短パルスのデューティ比は、62.5%に固定されている。
LED灯火器を構成するLED1個の電圧降下Vfについては、約2.0〜2.2Vの製造誤差がある。
例えば図2の左側ウインカ電流ライン54に流れる電流 0 は、
正常時における電源電圧Vccが12V、
ダイオードの電圧降下が0.6V、
Rが13Ωとし、
LEDに生じる電圧降下Vfが2.2Vである場合、
0 =2系統×デューティ比0.625×{Vcc−(Vf×4個+ダイオードの電圧降下)}/R
で算出され、0.25Aとなる。
(断線マップの例)
これに対して、LED灯火器の1灯側に断線が生じている場合、上の式において1系統分がなくなるので、左側ウインカ電流ライン54に流れる電流 0 は半減する。
LED1個の電圧降下が2.0Vまたは2.2Vである場合において、正常時における電源電圧Vccが10〜12Vの範囲で、断線が生じない場合と、1系統に断線が生じた場合の電流値を計算して表示すると図5(a)のようなグラフとなる。
LED1個の電圧降下が2.0Vである場合、正常時の電流値がA線、1灯断線時の電流値がA´線となり、LED1個の電圧降下が2.2Vである場合、正常時の電流値がB線、1灯断線時の電流値がB´線となるので、正常時と断線時との中間位置に点線で表示された断線判断ラインOが設定でき、各電源電圧Vccに対する変動する断線判断ラインOに対応する値を断線の有無判断の閾値としての断線異常判別値とした断線マップを作成することができる。
(短絡マップの例)
これに対して、LED灯火器の1灯に短絡が生じている場合、上の式において1系統分の電流値について、LED1個がショートするため、流れる電流Iは、
デューティ比0.625×{Vcc−(Vf×(4−3個)+ダイオードの電圧降下)}/R
で算出され、0.2307Aとなる。
したがって、左側ウインカ電流ライン54に流れる左側ウインカ2系統分の全体電流 0 は、
0 =0.125(正常時の1系統分)+0.2307(1灯短絡時)
≒0.356Aとなる。
LED1個の電圧降下が2.0Vまたは2.2Vである場合において、正常時における電源電圧Vccが10〜12Vの範囲で、短絡が生じない場合と、LED1個に短絡が生じた場合の電流値を計算して表示すると図5(b)のようなグラフとなる。
LED1個の電圧降下が2.0Vである場合、正常時の電流値がC線、LED1個短絡時の電流値がC´線となり、LED1個の電圧降下が2.2Vである場合、正常時の電流値がD線、LED1個短絡時の電流値がD´線となるので、正常時と短絡時との中間位置に点線で表示された短絡判断ラインPが設定でき、各電源電圧Vccに対する変動する短絡判断ラインPに対応する値を短絡の有無判断の閾値としての短絡異常判別値とした短絡マップを作成することができる。
続いて、フロントウインカ(LED灯火器)20及びリヤウインカ(LED灯火器)30について、断線やショートによる異常を検出するためのウインカ制御部51の別の実施例の構成について、図6を参照して説明する。図6において、図3と同様の構成を採る部分については、同一符号を付している。
図6のウインカ制御部51は、図3の構成に対して、LEDウインカ・インジケータ駆動部(駆動部)67と記憶部64とが信号線で接続され、LEDウインカ・インジケータ駆動部(駆動部)67において、電源電圧検出部65で検出された電源電圧の変動に応じて制御信号のデューティ比が設定できるように構成されている。
すなわち、図6の例では、LEDウインカ・インジケータ駆動部(駆動部)67から出力される制御信号(図4)における短パルスのデューティ比が、ポート3を介して電源電圧検出手段65で検出される電圧(LED灯火器に印加される電源電圧Vcc)に応じて変化するようになっている。
これに対応して記憶部64において、LEDウインカ・インジケータ駆動部67により出力される駆動信号のデューティ比を設定するためのデューティ比マップが格納されている。
デューティ比マップは、図7に示すように、短パルスのデューティ比が、LED灯火器20,30に印加される電源電圧Vccが大きくなるにつれて単調に小さくなるように設定されている。
具体的には、図7に示すように、電源電圧Vccが10V,11V,12V,13V,14V,15V,16Vと上昇した場合、デューティ比は0.99,0.99,0.625,0.45,0.35,0.29,0.246と変化するよう設定される。
次に、制御信号を構成する短パルスのデューティ比が変化する場合において、記憶部64に格納されている断線異常検出用判別値を設定するための断線マップ、及び、短絡異常検出用判別値を設定するための短絡マップについて、図8を参照して説明する。
LED灯火器を構成するLED1個の電圧降下Vfについては、2.0〜2.2Vの製造誤差がある。
例えば図2の左側ウインカ電流ライン54に流れる電流 0 は、
正常時における電源電圧Vccが12V、
LEDに生じる電圧降下Vfが2.2V、
ダイオードの電圧降下が0.6V、
Rが13Ωとすると、
0 =2系統×デューティ比×{Vcc−(Vf×4個+ダイオードの電圧降下)}/R
で算出される。
デューティ比は、図7の電源電圧Vccの変動により算出された値となる。
(断線マップの例)
これに対して、LED灯火器の1灯側に断線が生じている場合、上の式において1系統分がなくなるので、左側ウインカ電流ライン54に流れる電流 0 は半減する。
LED1個の電圧降下が2.0Vまたは2.2Vである場合において、正常時における電源電圧Vccが10〜12Vの範囲で、断線が生じない場合と、1系統に断線が生じた場合の電流値を計算して表示すると図8(a)のようなグラフとなる。制御信号を構成する短パルスのデューティ比を変化させた場合、正常時及び断線時の各電流値について、電源電圧Vccが一定値以上になった場合にほぼ直線状態にすることが可能となる。
LED1個の電圧降下が2.0Vである場合、正常時の電流値がE線、1灯断線時の電流値がE´線となり、LED1個の電圧降下が2.2Vである場合、正常時の電流値がF線、1灯断線時の電流値がF´線となるので、正常時と断線時との中間位置に点線で表示された断線判断ラインQが設定でき、各電源電圧Vccに対する変動する断線判断ラインQに対応する値を断線の有無判断の閾値としての断線異常判別値とした断線マップを作成することができる。
この例の場合、断線判断ラインQについて、電源電圧Vccが11VまではVccに応じて断線異常判別値(検出閾値電流)が増加するようにし、電源電圧Vccが11V以上では断線異常判別値(検出閾値電流)を0.2Aに固定している。断線判断ラインQは、Vccが11Vの時に出力電流 0 が0.2Aであり、Vccが10Vの時に出力電流 0 が0.14Aであるので、出力電流 0 (A)は、Vccを変数として0.06Vcc−0.46で表わすことができる。
制御信号を構成する短パルスのデューティ比を変動させることにより、電源電圧Vccが変動しても断線判断ラインQに対する正常時と断線時との差を大きく保持することができ、断線異常判別値としての検出閾値電流の設定をより一層容易にするとともに、電源電圧Vccが一定値以上の場合に固定値とすることができる。
(短絡マップの例)
これに対して、LED灯火器の1灯に短絡が生じている場合、上の式において1系統分の電流値について、LED1個がショートするため、流れる電流Iは、
デューティ比×{Vcc−(Vf×(4−3個)+ダイオードの電圧降下)}/R
で算出される。
したがって、左側ウインカ電流ライン54に流れる左側ウインカ2系統分の全体電流 0 は、
0 =(正常時の1系統分に流れる電流)+(1灯短絡時に流れる電流)
の値となる。
LED1個の電圧降下が2.0Vまたは2.2Vである場合において、正常時における電源電圧Vccが10〜12Vの範囲で、短絡が生じない場合と、LED1個に短絡が生じた場合の電流値を計算して表示すると図8(b)のようなグラフとなる。
LED1個の電圧降下が2.0Vである場合、正常時の電流値がG線、LED1個短絡時の電流値がG´線となり、LED1個の電圧降下が2.2Vである場合、正常時の電流値がH線、LED1個短絡時の電流値がH´線となるので、正常時と短絡時との中間位置に点線で表示された短絡判断ラインRが設定でき、各電源電圧Vccに対する変動する短絡判断ラインRに対応する値を短絡の有無判断の閾値としての短絡異常判別値とした短絡マップを作成することができる。
制御信号を構成する短パルスのデューティ比を変動させることにより、図8(b)のように電源電圧Vccの上昇に応じてウインカ電流ラインの電流値が高くなることがなく、短絡が発生した場合においても高電流が流れることを抑制することができる。
上述した各例の異常検出手段60の短絡異常検出においては、LED灯火器に印加される電源電圧Vccに応じて短絡マップで設定される異常判別値(閾値となる電流値)により異常判断を行ったが、この値を第1の異常判別値とし、第1の異常判別値よりも大きく且つ固定値である第2の異常判別値を設定することで段階的な短絡状態を検出するように構成してもよい。
すなわち、第1の異常判別値による判断に先立ち、固定値である第2の異常判別値により短絡を判断することで、短絡電流値が大きく短絡箇所が多い場合を検出することができる。そして、第1の異常判別値及び第2の異常判別値による短絡検出を行うことにより、検出された電流値が第1の異常判別値よりも大きく、且つ前記第2の異常判別値よりも小さい時は、ウインカ制御部51において、LED灯火器20,30とインジケータ58,59の点滅周期を正常時の点滅周期よりも速めて駆動し、検出された電流値が第2の異常判別値よりも大きい時は、LED灯火器20,30を消灯し、且つインジケータ58,59の点滅周期を正常時の点滅周期よりも速めて駆動する制御が行われる。
次に、本発明の車両用灯火装置の異常検出処理を行う場合の手順について、図9のフローチャートを参照しながら説明する。図9のフローチャートでは、ウインカ制御部51の異常検出手段60において、電源電圧Vccに応じた制御信号のデューティ比を設定し、短絡検出において第1の異常判別及び第2の異常判別値を有して短絡検出する場合の例(異常検出手段60の構成が図6のブロック図に対応)について説明する。
ウインカスイッチ46が操作されると、SW入力検出部66が入力信号を検出し、検出結果によりLEDウインカ・インジケータ駆動部67が左右のどちら側のLED灯火器を点灯させるかの判断を行う(ステップ101)。
次に、ルーティン回数が10回以上かどうかを判断する(ステップ102)。
ルーティン回数が10回に満たない場合、電源電圧検出部65にて電源電圧Vccを検出し(ステップ103)、ウインカ制御部51からFET55またはFET57への制御信号を出力する(ステップ104)。
制御信号のオン出力のデューティ比は、電源電圧検出部65で検出された電源電圧Vccに応じ図6のデューティ比マップから設定される(ステップ104)。
例えば、ウインカスイッチ46により左側が選択された場合、左側用のフロントウインカ20(L側FR)及びリヤウインカ30(L側RR)を点滅させるためにFET55へ制御信号が出力され、FET55が制御信号のパルスによりオン・オフ動作を行うことでフロントウインカ20(L側FR)及びリヤウインカ30(L側RR)に電源電圧Vccが印加されて点滅状態となる。
そして、フロントウインカ20(L側FR)及びリヤウインカ30(L側RR)に電源電圧Vccが印加されて点滅状態となった場合に、断線及び短絡検出処理が行われる。すなわち、LED灯火器(20,30)の点灯時であるパルス信号のオン状態時に合わせて異常有無の判断が行われ、灯火器を駆動する時に一緒に異常有無についての判断を行うことができるので、消灯時は異常有無の判断を行うことがなく、無駄な電力消費を防止することができる。
フロントウインカ20(L側FR)及びリヤウインカ30(L側RR)に電源電圧Vccが印加されて点滅状態となった場合には、先ず、短絡の有無についての異常検出が行われる。
ウインカ電流ライン54を流れる出力電流 0 が電流検出部61に検出され、比較部62において短絡異常検出用(短絡電流が大きい場合の検出用)の電流固定値(後述する第1の異常判別値より大きな第2の異常判別値。例えば1.0(A)。)と比較される(ステップ105)。
電流検出部61は、LED灯火器の駆動操作に伴って出力されたパルス信号の最初のオン状態における前記複数の短パルスのうち、最初の短パルスのオン時の電流値を検出する。また、電流検出部61は、最初の短パルスを含む所定数の短パルスのオン時の電流値を検出する。
出力電流 0 が短絡異常検出用の電流固定値(第2の異常判別値)以下である場合、出力電流 0 と電源電圧Vccに応じた短絡異常検出用(1灯短絡時のような短絡電流が小さい場合の検出用)の電流値(第1の異常判別値)との比較が行われる(ステップ106)。第1の異常判別値は、判別値持替部63において、電源電圧検出部65で検出された電源電圧Vccに基づいて、記憶部64に格納された短絡マップから設定された値を使用する。
出力電流 0 が短絡異常検出用の電流値(第1の異常判別値)を超える場合には短絡異常と判断し、短絡フラグ数に「1」を加算する(ステップ107)。続いて、短絡フラグ数が「3」以上であるかを判別する(ステップ108)。異常検出の判断を、短絡フラグ数が「3」以上になるまで保留するのは、異常判断の確実性を担保するためである。
短絡フラグ数が「3」以上である場合は、第1短絡異常フラグを「Hi」にし(ステップ109)、LEDウインカ・インジケータ駆動部67によりインジケータ59とLED灯火器20(L側FR),30(L側RR)をそれぞれオン・オフ周期120回/分で駆動する(ステップ110)。つまり、短絡フラグ「1」につき、短パルス1つ分に相当する。
続いて、断線の有無についての異常検出が行われる。
ウインカ電流ライン54を流れる出力電流 0 について、判別値持替部63により設定された断線検出用電流値との比較が行われる。断線検出用電流値は、記憶部64に格納された図8(a)の断線マップを基に設定されるので、Vccが11V以上の時には、出力電流 0 が0.2(A)以上であるかどうか、Vccが11Vを下回る時には、出力電流 0 がVccを変数として0.06Vcc−0.46(A)以上であるかどうかで判断する(ステップ111)。
出力電流 0 が断線検出用電流値より小さい場合には断線異常と判断し、断線フラグ数に「1」を加算する(ステップ112)。続いて、断線フラグ数が「3」以上であるかを判別し(ステップ113)、断線フラグ数が「3」以上である場合は断線異常フラグを「Hi」にし(ステップ116)、LEDウインカ・インジケータ駆動部67によりインジケータ58とLED灯火器20(L側FR),30(L側RR)をそれぞれオン・オフ周期120回/分で駆動する(ステップ117)。
ステップ113において、断線フラグ数が「2」以下である場合には、正常であると判断し(ステップ114)、LEDウインカ・インジケータ駆動部67によりインジケータ58とLED灯火器20(L側FR),30(L側RR)をそれぞれオン・オフ周期85回/分で駆動する(ステップ115)。
短絡異常検出を行うステップ108において、短絡フラグ数が「2」以下である場合も、正常であると判断し(ステップ114)、LEDウインカ・インジケータ駆動部67によりインジケータ58とLED灯火器20(L側FR),30(L側RR)をそれぞれオン・オフ周期85回/分で駆動する(ステップ115)。
ステップ102のルーティン回数が10回以上である場合は、検出された出力電流 0 のピーク電流値が1.0(A)より大きいかのみを判断し(ステップ121)、出力電流 0 が固定値である1.0Aより大きい場合は、全灯短絡等で大きな電流が生じていると判断し、第2短絡異常フラグを「Hi」にし(ステップ122)、LEDウインカ・インジケータ駆動部67の制御信号によるLED灯火器20(L側FR),30(L側RR)の点灯を中止し(ウインカ点灯出力の停止)、左側ウインカ選択時点滅用のインジケータ59のみをオン・オフ周期120回/分で点滅駆動する(ステップ123)。すなわち、LEDウインカ・インジケータ駆動部67によるインジケータ59の駆動と、LED灯火器20,30の駆動とを別々の系統で行うことができるので、LED灯火器を消灯してインジケータ59のみを点滅駆動することが可能となる。
ステップ105において、出力電流 0 が短絡異常検出用の電流固定値(第2の異常判別値)より大きい場合についても同様に、全灯短絡等で大きな電流が生じていると判断し、第2短絡異常フラグを「Hi」にし(ステップ122)、LEDウインカ・インジケータ駆動部67の制御信号によるLED灯火器20(L側FR),30(L側RR)の点灯を中止し(ウインカ点灯出力の停止)、左側ウインカ選択時点滅用のインジケータ59のみをオン・オフ周期120回/分で点滅駆動する(ステップ123)。
続いて、メインスイッチ42のオン・オフを判断し(ステップ118)、オン状態であればステップ102の処理(ルーティン回数が10回以上であるかの判断)が行われ、オフである場合には、異常フラグ(第1短絡異常フラグ、第2短絡異常フラグ、断線異常フラグ)のリセットを行い(ステップ125)、ウインカ制御部51(LEDウインカ・インジケータ駆動部67)からの駆動出力の出力停止を行う(ステップ126)。
上述した説明では、ウインカスイッチ46による左側ウインカ選択時について説明したが、ウインカスイッチ46による右側ウインカ選択時には、LED灯火器20(R側FR),30(R側RR)、及び、右側ウインカ選択時点滅用のインジケータ58について、同様の処理が行われる。
1…自動二輪車、 9…ヘッドライト、 14…パワーユニット、 18…ACGスタータモータ(発電機)、 19…バッテリ、 20…フロントウインカ(LED灯火器)、 30…リヤウインカ(LED灯火器)、 31…テールランプ、 40…ECU、 42…メインスイッチ、 46…ウインカスイッチ、 50…メータ部、 51…ウインカ制御部(駆動制御手段)、 52…電源電圧調整部、 53…電源供給ライン、 54…左側ウインカ電流ライン、 56…右側ウインカ電流ライン、 55,57…FET、 58,59…インジケータ、 60…異常検出手段、 61…電流検出部、 62…比較部、 63…判別値持替部、 64…記憶部、 65…電源電圧検出部、 66…SW入力検出部、 67…LEDウインカ・インジケータ駆動部(駆動部)。

Claims (10)

  1. 車両に搭載されたLED灯火器(20,30)の駆動制御を行う駆動制御手段(51)を備え、当該駆動制御手段(51)は、前記LED灯火器(20,30)の断線又は短絡異常を検出する異常検出手段(60)を備える車両用LED灯火装置において、
    前記異常検出手段(60)は、
    前記LED灯火器(20,30)が前記駆動制御手段(51)により駆動された時に、前記LED灯火器(20,30)に流れる電流値を検出する電流検出部(61)と、
    前記電流検出部(61)によって検出された電流値を所定の異常判別値と比較する比較部(62)と、
    前記異常判別値を車両の電源電圧の変動によって持ち替える判別値持替部(63)を備え、
    前記判別値持替部(63)によって持ち替えられた異常判別値と、検出された前記電流値に基づいて前記断線又は短絡異常の有無を判断する一方、
    前記異常判別値は、断線検出用の異常判別値と、短絡検出用の異常判別値とがそれぞれ 設定され、
    前記異常判別値は、断線検出用の異常判別値について、前記LED灯火器(20,30 )に印加される電源電圧に応じて変化させ、
    前記異常判別値は、短絡検出用の異常判別値について、前記LED灯火器(20,30)に印加される電源電圧に応じて変化する第1の異常判別値と、当該第1の異常判別値よりも大きく且つ固定値である第2の異常判別値とを備える車両用LED灯火装置。
  2. 前記LED灯火器(20,30)は、複数のダイオードが直列に接続されてなる請求項 1に記載の車両用LED灯火装置。
  3. 前記異常検出手段(60)は、断線異常の有無の判断よりも先に短絡異常の有無の判断 を行う請求項1に記載の車両用LED灯火装置。
  4. 前記駆動制御手段(51)は、運転者によって前記LED灯火器(20,30)の駆動操作がなされた時に、
    前記電源電圧に応じたパルス信号を出力するとともに当該パルス信号がオン状態の時に前記LED灯火器(20,30)が点灯状態になるように前記LED灯火器(20,30)を点滅駆動させる駆動部(67)を備え、
    前記電流検出部(61)は、前記パルス信号がオン状態時の前記電流値を検出する請求項1ないし3のいずれかに記載の車両用LED灯火装置。
  5. 前記パルス信号のオン状態は、所定のデューティ比に設定された複数の短パルスの集合体で構成され、
    前記電流検出部(61)は、前記LED灯火器(20,30)の駆動操作に伴って出力されたパルス信号の最初のオン状態における前記複数の短パルスのうち、最初の短パルスのオン時の電流値を検出する請求項に記載の車両用LED灯火装置。
  6. 前記電流検出部(61)は、前記最初の短パルスを含む所定数の短パルスのオン時の電流値を検出する請求項に記載の車両用LED灯火装置。
  7. 前記駆動部(67)は、前記LED灯火器(20,30)に印加される前記電源電圧に応じて、前記短パルスのデューティ比を変化させる請求項5または6に記載の車両用LED灯火装置。
  8. 前記短パルスのデューティ比は、前記LED灯火器(20,30)に印加される前記電源電圧が大きくなるにつれて小さくなるように設定する請求項に記載の車両用LED灯火装置。
  9. 前記LED灯火器(20,30)の点滅状態に合わせて点滅点灯されるインジケータ表示部(58,59)をメータ内に備え、前記LED灯火器(20,30)と前記インジケータ表示部(58,59)とが別系統で前記駆動制御手段(51)に接続される請求項 ないし8のいずれかに記載の車両用LED灯火装置。
  10. 前記車両のメータ内に、前記LED灯火器(20,30)の点滅状態に合わせて点滅点灯されるインジケータ表示部(58,59)を形成し、
    前記検出された電流値が前記第1の異常判別値よりも大きく、且つ前記第2の異常判別値よりも小さい時は、前記LED灯火器(20,30)と前記インジケータ表示部(58,59)の点滅周期を正常時の点滅周期よりも速めて駆動するとともに、
    前記検出された電流値が前記第2の異常判別値よりも大きい時は、前記LED灯火器(20,30)を消灯し、且つ前記インジケータ表示部(58,59)の点滅周期を正常時の点滅周期よりも速めて駆動する請求項9の車両用LED灯火装置。
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