JPH11301546A - 自転車用燈火装置 - Google Patents

自転車用燈火装置

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JPH11301546A
JPH11301546A JP10112250A JP11225098A JPH11301546A JP H11301546 A JPH11301546 A JP H11301546A JP 10112250 A JP10112250 A JP 10112250A JP 11225098 A JP11225098 A JP 11225098A JP H11301546 A JPH11301546 A JP H11301546A
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JP
Japan
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emitting means
light emitting
battery
light
lighting
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Application number
JP10112250A
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English (en)
Inventor
Shosuke Kawauchi
晶介 川内
Matasuke Watanabe
又介 渡辺
Shigeru Morita
茂 森田
Yasuhiko Funabiki
靖彦 船引
Masahiro Ito
政博 伊藤
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 できるだけ電池の寿命を長く出来、なおかつ
電池の寿命が近づけばそれを使用者に知らせることを可
能とした自転車用照明装置を提供すること。 【解決手段】 本発明に係る自転車用照明装置L1は、
電池7と、電池7に接続した電池7の残量を検出する電
池残量検出装置6と、電池残量検出装置6に接続した切
替装置5と、切替装置5に別々に接続し且つ切替装置5
によって電池7との接続を選択切替される第1発光手段
点灯回路2及び第2発光手段点灯滅回路4と、第1発光
手段店頭回路2に接続した第1発光手段1と、第2発光
手段点灯滅回路4に接続した第2発光手段3と、を備え
ている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自転車の夜間走行
における安全性を向上させるための燈火装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】通常、自転車には夜間走行中の安全性を
確保するために何らかの燈火装置が備えられている。従
来最も一般的な自転車用燈火装置としては、自転車に取
付けたブロックダイナモ若しくはハブダイナモにより発
電された電力を、自転車の前方に取付けた燈火装置に供
給し、これを点灯することによるものがある。
【0003】しかしこのようなダイナモ式ランプでは、
自転車の速度により照明の光量が変化するので燈火装置
としては不安定であること、さらにダイナモの使用中は
自転車のペダルに余分な負荷がかかるため快適に自転車
を運転できないこと、等の理由により、このようなダイ
ナモ式ランプを備えた自転車を使用する者は、夜間であ
ってもこのダイナモ式ランプを点灯せずに走行する傾向
が大きく、交通安全の観点から非常に問題となってい
る。またこのようなダイナモ式ランプを備えた自転車で
は停車中は燈火装置が作動せず自転車の視認が困難であ
り、やはり問題であった。
【0004】そこでこのような問題を解決すべく、燈火
装置の電源に電池を用いた電池式ランプが種々提案され
ている。これら電池式ランプであれば前述の問題点は解
決されるので、最近ではこの電池式ランプを備えた自転
車が増えつつある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この電池式ラ
ンプであっても電池の寿命に限界があるので、電池が切
れると交換する手間と電池代が必要となる、という問題
点を有するため、夜間走行中であっても例えば近距離の
使用であれば電池式ランプを点灯せずに走行する、とい
う傾向があり、やはり交通安全の観点から問題である。
さらに電池式ランプを使用して走行中に電池が切れてし
まうと燈火装置ランプが作動しなくなり、無灯火状態で
の走行となって危険である、という問題点が存在する。
【0006】本発明は以上の点に鑑みてなされたもので
あり、その目的は、できるだけ電池の寿命を長く出来、
なおかつ電池の寿命が近づけばそれを使用者に知らせる
ことを可能とした自転車用燈火装置を提供することであ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る自転車用
燈火装置は、電池と、単数又は複数の発光装置よりなる
第1発光手段と、単数又は複数の発光装置よりなる第2
発光手段と、前記電池と前記第1発光手段との間に設け
られ前記第1発光手段を点灯させる第1発光手段点灯回
路と、前記電池と前記第2発光手段との間に設けられ前
記第2発光手段を点灯又は点滅のいずれか一方若しくは
双方の状態である点灯滅させる第2発光手段点灯滅回路
と、前記電池と、前記第1発光手段点灯回路、及び前記
第2発光手段点灯滅回路との間に設けられ、前記電池と
前記第1発光手段点灯回路との接続と、前記電池と前記
第2発光手段点灯滅回路との接続のいずれか一方又は双
方を選択するように切り替え動作する切替装置と、を備
えている。
【0008】この自転車用燈火装置では、点灯回路は第
1発光手段を点灯状態とし、点灯滅回路は第2発光手段
を点灯又は点滅のいずれか一方若しくは双方の状態であ
る点灯滅状態とする。そして、切替装置は点灯回路又は
点灯滅回路のいずれか一方若しくは双方を選択する。ま
た点灯用の専用回路である第1発光手段点灯回路と点灯
滅用の専用回路である第2発光手段点灯滅回路とを設け
ているので、切替装置は発光手段を確実に点灯状態又は
点灯滅状態とする。さらに、点灯用及び点灯滅用の専用
の発光手段を備えるので、2つの発光手段の寿命も長く
する。また発光手段を点滅状態にすると、発光手段を点
灯状態で使用し続けるよりも電池の寿命を長く保ち、ひ
いては自転車用燈火装置の照明可能時間を長くする。さ
らに電池を電源とするので、この自転車用燈火装置は一
定の安定した光量を得る。
【0009】請求項2に係る自転車用燈火装置は、電池
と、単数又は複数の発光装置よりなる発光手段と、前記
電池と前記発光手段との間に設けられ前記発光手段を点
灯させる点灯回路と、前記電池と前記発光手段との間に
設けられ前記発光手段を点滅させる点滅回路と、前記電
池と前記点灯回路及び前記点滅回路との間に設けられ、
前記電池と前記点灯回路の間を接続する点灯接続状態
と、前記電池と前記点滅回路の間を接続する点滅接続状
態と、のいずれかを選択し切替える切替装置とを備えた
ことを特徴としたものである。
【0010】この自転車用燈火装置では、点灯回路は発
光手段を点灯状態とし、点滅回路は発光手段を点滅状態
とする。また切替装置は発光手段を点灯状態又は点滅状
態にする。また点灯用の専用回路と点滅用の専用回路を
設けているので、切替装置は発光手段を確実に点灯状態
又は点滅状態とする。さらに発光手段を点滅状態にする
ことで、発光手段を点灯状態で使用し続けるよりも電池
の寿命を長く保ち、ひいては自転車用燈火装置の照明可
能時間を長くする。さらに電池を電源とするので、この
自転車用燈火装置は一定の安定した光量を得る。
【0011】請求項3に係る自転車用燈火装置は、電池
と、単数又は複数の発光装置よりなる発光手段と、前記
電池と前記発光手段との間に設けられ前記発光手段を点
灯させる点灯回路と、前記電池と前記点灯回路との間に
設けられ、該両者間を接続する点灯接続状態と、該両者
間を断続的に接続する点滅接続状態とのいずれかとする
スイッチ装置とを備えた事を特徴としたものである。
【0012】この自転車用燈火装置では、スイッチ装置
は発光手段を点灯状態若しくは点滅状態にする。また使
用する回路数が少ないので、自転車用燈火装置に用いる
回路を単純なものとする。さらに発光手段を点滅状態に
することで、発光手段を点灯状態で使用し続けるよりも
電池の寿命を長く保ち、ひいては自転車用燈火装置の照
明可能時間を長くする。さらに電池を電源とするので、
この自転車用燈火装置は一定の安定した光量を得る。
【0013】さらに請求項4記載のように、請求項1か
ら請求項3の何れかに記載の自転車用燈火装置におい
て、前記電池残量が所定の設定値以下となったことを検
出し、前記スイッチ装置若しくは前記切替装置に接続切
替信号を出力する電池残量検出装置を備えたり、請求項
5記載のように、請求項1から請求項3の何れかに記載
の自転車用燈火装置において、前記スイッチ装置若しく
は前記切替装置に手動による接続切替信号を与える手動
選択装置を備えたり、請求項6記載のように、請求項1
から請求項3の何れかに記載の自転車用燈火装置におい
て、前記電池残量が所定の設定値以下となったことを検
出し、前記スイッチ装置若しくは前記切替装置に接続切
替信号を出力する電池残量検出装置と、前記スイッチ装
置若しくは前記切替装置に手動による接続切替信号を与
える手動選択装置と、を備えたりすることは好ましい実
施の形態である。
【0014】電池残量検出装置は、その出力をスイッチ
装置又は切替装置に接続切替信号を出力することで、ス
イッチ装置又は切替装置が発光手段に接続する回路を点
灯回路又は点滅回路若しくは点灯滅回路とする。また発
光手段を点灯状態から点滅状態へと切り替えることによ
り、使用者に対し電池残量の低下を知らせる。又、発光
手段を点灯状態で使用し続けるよりも電池の寿命を長く
保ち、ひいては自転車用燈火装置の照明可能時間を長く
する。また手動選択装置は、電池の残量が十分である時
でも状況に応じて照明状態を点灯状態又は点滅状態とす
る。そして使用方法を工夫すればより電池の寿命を長く
保ち、長時間の視認を可能とする。
【0015】又、請求項7記載のように、請求項1から
請求項6の何れかに記載の自転車用燈火装置において、
前記電池が充電池であって、前記充電池の充電用電源と
して少なくとも1つの発電手段を備えていることも好ま
しい。充電池を用いることで乾電池が切れるたびに買い
換える、というような出費を無くす。また少なくとも1
つは備えられている発電手段として例えば太陽電池を用
いると明るい場所の下で常に充電が可能となり、またハ
ブダイナモ又はブロックダイナモにより発電する電力を
充電用とすれば、自転車を運転している時に充電が可能
となる。
【0016】更に、請求項8記載のように、請求項1か
ら請求項7の何れかに記載の自転車用燈火装置におい
て、外光照度を検出する光検知部と、自転車への人又は
物の搭載を検出する搭載検出部とを有し、外光照度が所
定値以下となり、自転車の人又は物の搭載が検出された
時、前記スイッチ装置若しくは前記切替装置に対し接続
切替信号を出力する光検知・搭載検出装置を備えること
は好ましい。光検知部が外光照度を検出して昼間か夜間
かを判定し、また搭載検出部により自転車が使用中が未
使用中かを判定するので、この2つの装置を組み合わせ
て用いると、夜間に自転車を使用すると自動的に自転車
用燈火装置の点灯及び消灯を行う。
【0017】請求項9に係る自転車用燈火装置は、単数
又は複数の発光装置よりなる第1発光手段と、第1発光
手段用電源である第1電池又は発電機と、単数又は複数
の発光装置よりなる第2発光手段と、第2発光手段用電
源である第2電池と、前記第1発光手段用電源と前記第
1発光手段との間に設けられ前記第1発光手段を点灯さ
せる第1発光手段点灯回路と、前記第2発光手段用電源
と前記第2発光手段との間に設けられ前記第2発光手段
を点灯又は点滅のいずれか一方若しくは双方の状態であ
る点灯滅させる第2発光手段点灯滅回路と、前記第1発
光手段用電源と前記第1発光手段点灯回路との間、及び
前記第2発光手段用電源と前記第2発光手段点灯滅回路
との間に設けられ、前記第1発光手段用電源と前記第1
発光手段点灯回路の接続、及び前記第2発光手段用電源
と前記第2発光手段点灯滅回路の接続、のいずれか一方
又は双方を選択するように切替え動作する切替装置と、
前記切替装置と前記第1発光手段用電源及び前記第2発
光手段用電源との間に設けられ、前記第1発光手段用電
源及び前記第2発光手段用電源と、前記第1発光手段及
び前記第2発光手段との間の通電状態を制御する通電制
御装置と、を備えたことを特徴としている。
【0018】この自転車用燈火装置では、第1発光手段
点灯回路は第1発光手段を点灯状態とし、第2発光手段
点灯滅回路は第2発光手段を点灯又は点滅のいずれか一
方若しくは双方の状態である点灯滅状態とする。そし
て、切替装置は接続回路を第1発光手段点灯回路又は第
2発光手段点灯滅回路に切替えて、発光手段を点灯状態
又は点灯滅状態にする。また点灯用の専用回路と点灯滅
用の専用回路を設けているので、発光手段を確実に点灯
状態から点滅状態へと切り替える。さらに、点灯用及び
点灯滅用の専用の発光手段を備えるので、2つの発光手
段の寿命も長くする。さらに、点灯用及び点灯滅用の専
用の電源を備えるので、2つの電源の寿命も長くする。
また発光手段を点滅状態にすると、発光手段を点灯状態
で使用し続けるよりも電池の寿命を長く保ち、ひいては
自転車用燈火装置の照明可能時間を長くする。さらに電
池を電源とする場合には、この自転車用燈火装置は一定
の安定した光量を得る。
【0019】ここで請求項10に記載のように、請求項
1又は請求項9に記載の自転車用燈火装置において、第
1発光手段と第2発光手段が同時に発光する時は、第2
発光手段の発光する発光装置数よりも第1発光手段の発
光する発光装置数の方が同じ又は多いように構成すれ
ば、第1発光手段が主な発光手段として作用する。
【0020】また請求項11に記載のように、請求項9
に記載の自転車用燈火装置において、前記通電制御装置
を外光照度を検出する光検知装置、又は第1電池もしく
は第2電池の電池残量を検出する電池残量検出装置の一
方若しくは双方とすることが可能である。光検知装置を
用いた場合であれば、外光照度により、また電池残量検
出装置であれば、電池残量により、通電制御装置は切替
装置に第2発光手段への回路を選択接続するように接続
切替信号を出力する。
【0021】さらに請求項12に記載のように、請求項
11に記載の自転車用燈火装置において、前記通電制御
装置を、前記第1発光手段と前記第1発光手段用電源と
の間の通電状態を手動で制御する手動通電制御装置と、
前記第2発光手段と前記第2発光手段用電源との間の通
電状態を上記光検知装置により検出した光量に応じて制
御する光量通電制御装置とにより構成してなることが可
能である。この場合、光量通電制御装置により外光照度
に応じて第2発光手段の点灯滅状態を制御し、また手動
通電制御装置により、周囲の情況に応じて使用者が任意
に第1発光手段の点灯状態を制御する。
【0022】そして請求項13記載のように、請求項9
に記載の自転車用燈火装置において、前記第1電池又は
第2電池のどちらか一方若しくは双方が充電池であっ
て、前記充電池の充電用電源として少なくとも1つの発
電手段を備えてなることも好ましい実施の形態である。
このように充電池を用いると乾電池が切れるたびに買い
換える、というような出費を無くす。また少なくとも1
つは備えられている発電手段として、例えば太陽電池を
用いると明るい場所の下で常に充電が可能となり、また
ハブダイナモ又はブロックダイナモにより発電する電力
を充電用とすれば、自転車を運転している時に充電が可
能となる。
【0023】請求項14記載のように、請求項1又は請
求項9に記載の自転車用燈火装置において、第2発光手
段の消費電力量が第1発光手段の消費電力量よりも少な
いようにしておけば、より自転車用燈火装置の照明可能
時間を長くする。
【0024】また請求項15記載のように、請求項1又
は請求項9又は請求項12に記載の自転車用燈火装置に
おいて、第1発光手段は自転車の進行方向を照らし、第
2発光手段は自転車の進行方向以外も照らすようにして
おけば、第1発光手段で自転車の前方からの視認を可能
とし、第2発光手段で自転車の側方などからの視認を可
能とする。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を参照しながら説明する。尚、ここで示すもの
はあくまでも一例であって、必ずしもこれらの実施の形
態に限定されるものではない。
【0026】(実施の形態1)図1は本発明に係る自転
車用燈火装置L1の実施の形態の一例を示した側面図で
あり、図2はこの自転車用燈火装置L1の正面図であ
り、図3はこの図2中のA−A線による概略断面図であ
る。
【0027】これら図1〜図3に示すように、この自転
車用燈火装置L1は、電池7と、電池7に接続した電池
7の残量を検出する電池残量検出装置6と、電池残量検
出装置6に接続した切替装置5と、切替装置5に別々に
接続し且つ切替装置5によって電池7との接続を選択切
替される第1発光手段点灯回路2及び第2発光手段点灯
滅回路4と、第1発光手段点灯回路2に接続した第1発
光手段1と、第2発光手段点灯滅回路4に接続した第2
発光手段3と、を備えている。そして第1発光手段1は
ランプカバーc1に覆われ、第2発光手段3はランプカ
バーc2に覆われている。
【0028】第1発光手段点灯回路2は第1発光手段1
を点灯させるための回路であるが、この第1発光手段点
灯回路2に電流が流れると、第1発光手段点灯回路2は
第1発光手段1を常時点灯状態とするように構成されて
いる。また第2発光手段点灯滅回路4は第2発光手段3
を点灯又は点滅のいずれか一方若しくは双方の状態であ
る点灯滅させるための回路であるが、この第2発光手段
点灯滅回路4に電流が流れると、第2発光手段3を点灯
又は点滅のいずれか一方若しくは双方の状態である点灯
滅状態とするように構成されている。さらに第2発光手
段点灯滅回路4について述べると、予め第2発光手段3
の消費電力量が第1発光手段1の消費電力量より少なく
なるように設定しておけば、例え第2発光手段3が点灯
状態であっても電池7の消費電力量は押さえられるし、
また第2発光手段3を点滅状態とするようにしておけ
ば、より確実に電池7の消費電力量を押さえることが出
来るのである。さらに、図示はしないが、例えばタイマ
ー等を設けることにより、切替装置5により点灯滅回路
4側に通電するようになった後に、第2発光手段3に通
電直後は点灯状態であり、一定時間経過後にこれが点滅
状態になるように回路を設定することも考えられる。第
1発光手段1及び第2発光手段3に対して第1発光手段
点灯回路2及び第2発光手段点灯滅回路4がこのように
作用するように構成されていれば、その詳細については
特に限定はしないので、ここでは第1発光手段点灯回路
2及び第2発光手段点灯滅回路4の構成についての詳細
な説明は省略する。
【0029】なお、第1発光手段1として用いられる発
光装置の具体例としては従来の自転車用燈火装置に用い
られるクリプトン球等の電球を用いることが可能である
が、その他のものでも構わないし、また第1発光手段1
として使用する発光装置の数も1つに限らず、複数個で
あってもよい。また第2発光手段3としては同じく従来
の自転車用燈火装置に用いられるクリプトン球等の電球
であっても構わず、その部材や形状、使用数については
特に限定はしないが、電池7の消費を少しでも押さえる
ためには、第1発光手段1に比べて消費電力の少ない電
球、例えばニップル球等を用いることが好ましく、また
発光ダイオードとすればより消費電力量を少ないものと
できるので非常に好ましい。
【0030】さらに第2発光手段3の設置場所は、この
自転車用燈火装置L1では図1〜図2に示すように第1
発光手段1の周囲に4個所設けているが、この数や場所
についてはこれに限定されるものではない。さらに図5
及び図6に示す自転車用燈火装置L1’のように、例え
ば第1発光手段1と第2発光手段3を略同形もしくは全
くの同形にして、それぞれ1つづつを上下又は左右など
に隣接して設けたり、又は1つの第1発光手段1の周囲
に複数の第2発光手段3を設けるような構造としても構
わない。ただ、この図1〜図2に示すように、自転車用
燈火装置L1の形状を側方からも第2発光手段3の照明
が確認できるようにしておくと、第2発光手段3が点滅
を開始すると、自転車用燈火装置L1の前方から視認可
能であるばかりでなく、自転車用燈火装置L1の側方か
らの視認も可能となるので大変好適なものと出来る。し
かも第2発光手段3は点滅するように構成されているの
で、より確実な側方からの視認が可能となり好ましい。
【0031】これらの各部材は図4に示す本発明に係る
自転車用燈火装置L1のブロック図に示すように構成さ
れている。この構成について説明する。まず、電池7が
電源として利用される。そして、電池7からの出力が電
池残量検出装置6に入力される。この電池残量検出装置
6は、電池7の残りの寿命、即ち電池7の残量を判断す
るように構成されていればよいが、ここで示す自転車用
燈火装置L1に用いる電池残量検出装置6の電池7残量
の判定方法は電池7から電池残量検出装置6に流れてく
る電流に基づき入力電圧値を得、これにより判定するも
のとする。
【0032】電池残量検出装置6は、これに予め一定の
基準入力電圧値を設定しておき、電池7から電池残量検
出装置6に入力される実際の入力電圧値が基準入力電圧
値を下回った時は電池7の残量が少なくなったと判定
し、この判定結果を接続切替信号として出力するように
構成されている。このように作動する電池残量検出装置
6であれば、その構成については特に限定するものでは
ないので、ここでは電池残量検出装置6の構成について
のさらなる詳細な説明は省略する。また、この電池残量
検出装置6が電池7の残量を判定する方法として、前述
の入力電流量や入力電圧値以外の方法で電池7の残量を
判断する構成としても構わない。
【0033】電池残量検出装置6には切替装置5が接続
されており、切替装置5の下流側には第1発光手段点灯
回路2と第2発光手段点灯滅回路4とが別々に接続され
ている。切替装置5は、電池残量検出装置6から出力さ
れる接続切替信号に従って第1発光手段点灯回路2又は
第2発光手段点灯滅回路4のいずれか一方を選択し、選
択した回路に上流側からの電流を伝える装置である。
【0034】電池7と電池残量検出装置6と切替装置5
は次のような関係にある。まず電池残量検出装置6が、
前述のような方法で電池7の残量が少なくなったと判定
すると、接続切替信号を切替装置5に出力する。一方、
切替装置5では、上流側からの電流は始めは第1発光手
段点灯回路2のみに伝えるように設定してあるが、接続
切替信号が電池残量検出装置6から切替装置5に入力さ
れると、今度は上流側からの電流を第2発光手段点灯滅
回路4にのみ伝えるように、その接続を第1発光手段点
灯回路2から第2発光手段点灯滅回路4へと切り替える
のである。尚、切替装置5はこのような選択及び回路の
切り替えが可能であれば、その構成については特に限定
しないので、ここでは切替装置5の構成についての詳細
な説明は省略する。また切替装置5は第1発光手段点灯
回路2と第2発光手段点灯滅回路4を同時に選択するよ
うに構成することも考えられるが、ここでは前述のよう
に第1発光手段点灯回路2と第2発光手段点灯滅回路4
のいずれか一方を選択するように構成するものとする。
【0035】また電池7の残量がまだ十分にある場合
は、電池残量検出装置6は電池残量が十分にあるという
情報を切替装置5に出力するように構成しても良いし、
特に何も情報出力を行わないように構成してあっても良
い。電池残量検出装置6が電池7の残量が十分にあると
いう情報を切替装置5に出力する場合、切替装置5はこ
の情報を入力した場合は回路を切替えないように構成す
ればよく、また、電池残量検出装置6が電池7の残量が
十分にあるという情報を切替装置5に出力しない場合
は、切替装置5は電池7残量が残り少ないという電池残
量検出装置6からの情報を入力された場合のみに接続の
切替をするように構成しておけば良いのである。
【0036】以上のような構成の自転車用燈火装置L1
は次のようにして利用される。まず、使用開始前に、電
池残量検出装置6は予め設定した基準入力電圧値によっ
て電池残量を判定するように構成する。また電池残量検
出装置6の入力電圧値がこの予め定められた基準入力電
圧値を下回った場合にのみ、その情報を接続切替信号と
して切替装置5に出力するように設定しておく。切替装
置5は電池7から第1発光手段1又は第2発光手段3へ
の接続において、電池7からの電流を始めは第1発光手
段点灯回路2に流すように接続し、接続切替信号が電池
残量検出装置6から入力された場合に、接続を切替える
ことで電池7からの電流を第2発光手段点灯滅回路4に
流すよう設定しておく。尚、ここでは第2発光手段点灯
滅回路4によって第2発光手段3は常時点滅状態になる
ものとする。
【0037】この自転車用燈火装置L1を使用すると、
まず開始直後から暫くの間、即ち電池7の残量がまだ十
分にある時は電池7からの電流は電池残量検出装置6に
入るが、この時点ではまだ実際の入力電圧値が予め設定
された基準入力電圧値を上回っているので、電池残量検
出装置6は電池7の残量はまだあると判定し、特に何も
情報を切替装置5に出力することをしない。そして電池
7からの電流はそのまま切替装置5を通って第1発光手
段点灯回路2に伝えられ、そして第1発光手段1が常時
点灯することになる。
【0038】そして自転車用燈火装置L1を使用開始し
て時間が経過し、電池7の残量が少なくなると、電池7
から流れる電流量が少なくなり、即ち電池残量検出装置
6に入力される実際の入力電圧値が予め設定された基準
入力電圧値を下回ると、電池残量検出装置6では電池7
の残量が少なくなったと判定し、その情報を接続切替信
号として切替装置5に出力する。この接続切替信号が入
力された切替装置5は、それまで電流を第1発光手段点
灯回路2に流すように接続していたものを、今度は第2
発光手段点灯滅回路4のみに流すように接続を切り替え
る。すると、それまで常時点灯していた第1発光手段1
が消灯し、代わって第2発光手段3が常時点滅すること
になる。
【0039】この自転車用燈火装置L1は上述のように
構成され作動するので、自転車用燈火装置L1を使用中
に電池7の残量が無くなり突然無灯火状態となることを
回避することができるので、大変好適である。また、第
1発光手段1が消灯し、第2発光手段3が点滅を開始す
ることで電池7の残量が残り少なくなったことを容易に
判別可能とする。さらに電池7の残量が少なくなると自
動的に第2発光手段3の点滅が開始されるので、視認可
能な状態を保ちつつ、電池7を少しでも長持ちさせるこ
とが可能となるので好適である。
【0040】なお、詳細な説明は省くが、この自転車用
燈火装置L1において電源を電池7としたが、これを充
電池50とし、この充電池50の電源である、図3中仮
想線で示される充電用電源51として太陽電池やブロッ
クダイナモ、ハブダイナモ等の発電機を用いることも可
能である。この場合は、電池7ををその消耗の都度取り
替えるのに比べて、充電池50を必要の都度充電して長
期間使用でき、また環境問題の観点からも好ましいとと
もに、経済的なメリットも得ることが出来る。
【0041】(実施の形態2)次に第1の実施の形態に
さらに付加機能を追加した例について、その一例を第2
の実施の形態として例示する。図7はこの第2の実施の
形態による自転車用燈火装置L2のブロック図である。
【0042】この自転車用燈火装置L2では、自転車用
燈火装置L1において、さらに手動選択装置40を設け
たことを特徴としている。
【0043】この手動選択装置40とは、電池残量検出
装置6の検出結果にかかわらず、使用者の意図に応じて
第1発光手段1と第2発光手段3から任意に選択するこ
とにより使用状態に応じて消費電力を抑えることが可能
となるものである。例えば電池7の残量が十分であっ
て、切替装置5が接続を第1発光手段点灯回路2につな
ぎ、第1発光手段1が常時点灯している状態であって、
利用者が周囲の状況に応じて第1発光手段1ではなく、
第2発光手段3を利用することを望む時、切替装置5よ
りも手動選択装置40の出力が優先されるようにしてお
けば、利用者は手動選択装置40を操作して第2発光手
段3を利用することが可能となるように構成されている
のである。また,第1発光手段1を常時点灯させつつ第
2発光手段3も常時点滅させるように選択可能にするよ
うに構成することも考えられる。尚、ここでこのような
目的を達成することが可能であれば良いのであって、こ
の構成については特に限定するものではなく、ここでは
構成に関する詳細な説明は省略する。
【0044】このような手動選択装置40を設けておく
と、前述のように周囲の状況に応じてこの自転車用燈火
装置L2の照明として、第1発光手段1と第2発光手段
3と、適した方を選択可能とするので、電池7の消費を
押さえることが可能となり、利用を工夫すればさらに長
時間の利用が可能となる。又、第2発光手段3の消費電
力量が第1発光手段1のものよりも少なく、また第2発
光手段3は常時点滅するように設定されてあって、例え
ば夜間において、周囲が適度に明るい場所でこの自転車
用燈火装置L2を使用する場合、第2発光手段3を選択
することで、より電池7の消費を押さえることが可能と
なり、利用を工夫すればさらに長時間の利用が可能とな
る。また第2発光手段3を利用することで前方及び側方
からの視認を確保できるので、大変好ましいものと出来
る。
【0045】(実施の形態3)次に前述の自転車用燈火
装置L2において、さらに電池7を充電可能な充電池5
0とし、充電用電源51を同時に備えた自転車用燈火装
置L3を第3の実施の形態として説明する。図8はこの
自転車用燈火装置L3のブロック図である。
【0046】この自転車用燈火装置L3では電池7を充
電池50とし、さらに充電用電源51を備えているの
で、乾電池を使用する場合に比べてより経済的なものと
出来る。この充電池50としては公知の充電池が利用で
きる。また、充電用電源51としては、例えば太陽電池
やブロックダイナモ、ハブダイナモ等の利用が可能であ
る。太陽電池を用いた場合は明るい場所であれば常に充
電され、またブロックダイナモやハブダイナモを自転車
に装着して用いれば、自転車を運転している間に自然と
充電が行われるので、充電し忘れることを防止できて好
ましい。
【0047】(実施の形態4)次に前述の自転車用燈火
装置L3において、さらに光検知部60及び搭載検知部
61を有する光検知・搭載検知装置62を備えたことを
特徴とする本発明に係る自転車用燈火装置L4を、第6
の実施の形態として説明する。図9はこの自転車用燈火
装置L4のブロック図である。
【0048】この自転車用燈火装置L4は外光の照度を
検知する光検知部60と、自転車が実際に使用状態下に
あるか否かを検知する搭載検知部61とを有する光検知
・搭載検知装置62を備えている。まず光検知部60に
ついて説明すると、これは外光の照度を測定して、自転
車用燈火装置L4の点灯が必要か否かを判断する装置で
あるが、例えば充電用電源51として太陽電池を用いて
おけば、光検知部60をこの太陽電池とリンクして構成
することが考えられる。即ち太陽電池の受光量の大小に
より、照度を判定するのである。例えば外光照度が十分
であれば太陽電池の受光量も大きいので、外光照度は十
分であると判定し、自転車用燈火装置L4の点灯は不要
であると判断可能であり、また外光照度が不十分であれ
ば太陽電池の受光量は少なくなり、外光照度は不十分で
あると判定し、自転車用燈火装置L4の点灯が必要であ
ると判断可能となるのである。但しこれはあくまでも例
示であり、このような判断が可能であればその構成につ
いては特に限定するものではないので、ここでその構成
についての詳細な説明は省略する。
【0049】しかし、この光検知部60のみであれば、
例えば夜間であって外光照度が不十分であると判断すれ
ば、例え自転車が駐車中等のように利用していない状況
下であっても自転車用燈火装置L6が自動的に点灯して
しまい、充電池50の電力を無駄に利用してしまうこと
になる。そこでこのような事態を防ぐために、自転車が
実際に利用されているかどうかを判定するための搭載検
知部61を光検知・搭載検知装置62に備えておけば良
いのである。
【0050】この搭載検知部61は、自転車に人又は物
が載ったことを検知する装置であるが、即ち自転車を利
用する場合は必ず人又は物が載せられるはずであり、そ
の状態を自動的に検知することにより、自転車が使用状
態にあるか否かを判断するように構成されている。
【0051】例えば、自転車が動き出すと少なくとも自
転車の車輪が回転して自転車が振動するはずであるが、
この搭載検知部61として自転車の車輪の回転を検知す
る振動センサを備えておけば自転車の運転が開始された
ことを検知するので、自転車が運転されている状態であ
ることが判る。
【0052】また、例えば自転車を運転するときは必ず
ハンドルを操作するはずであるから、ハンドルに使用者
がハンドルを持ったことを検知する接触センサをハンド
ルに備えておけば、自転車が運転されている状態である
ことが判る。接触センサとしてはこの他にも、例えばサ
ドルに使用者が座したことを検知する接触センサや、荷
台や荷籠に荷物を載せたことを検知する接触センサなど
を用いることも考えられる。
【0053】そしてこのようなセンサを搭載検知部61
と先述の光検知部60からなる光検知・搭載検知装置6
2をこの自転車用燈火装置L4に設けておけば、光検知
部60により外光照度が少ないことを検知して自転車用
燈火装置L4の点灯が必要であること判断し、なおかつ
搭載検知部61で自転車が使用中であると判断すれば、
この2つの判断を組み合わせることで自転車用燈火装置
L4の点灯が自動的に行われる。即ち、夜間に実際の使
用状態において点灯させることを確実に行うことが出来
る自転車用燈火装置とすることが出来る。
【0054】(実施の形態5)次に自転車用燈火装置L
1の機能の一部を簡潔にしたものを、第5の実施の形態
として説明する。図10はこの第5の実施の形態に係る
自転車用燈火装置L5の正面図であり、図11はこの自
転車用燈火装置L5のブロック図である。
【0055】この自転車用燈火装置L5では、自転車用
燈火装置L1で使用していた第1発光手段1及び第2発
光手段3を、図10に示すように、一つの発光手段20
にまとめたことを特徴としている。この場合は自転車用
燈火装置L5に使用される発光手段の数が減るので、メ
ンテナンスが楽になる、という利点を生じる。また自転
車用燈火装置L2は図10に示すように自転車用燈火装
置L1に比べて簡素な形態とすることが可能となる。そ
してこの場合、ランプカバーc3の形状を工夫すること
で、側方からの視認を確保することも可能である。尚、
この発光手段20やランプカバーc3の形状、さらには
自転車用燈火装置L5の形状はあくまでも例示であり、
これに限定されるものではない。
【0056】また、図8に示したブロック図から判るよ
うに、発光手段20には点灯回路22と点滅回路21と
が接続されているが、これらの回路は共に共通の発光手
段20を常時点灯させたり、常時点滅させるように構成
されているので、自転車用燈火装置L1の場合と同様、
電池残量検出装置6から出力された接続切替信号に基づ
く切替装置5の働きにより電池7からの電流がそれぞれ
の回路に流されることで、発光手段20の照明状態が変
化するのである。
【0057】なおここでは詳細な説明は省くが、この自
転車用燈火装置L5において電源を電池7としたが、こ
れを充電池50とし、この充電池50の電源である充電
用電源51として太陽電池やブロックダイナモ、ハブダ
イナモ等の発電機を用いることも可能である。さらに図
示はしないが、この自転車用燈火装置L2に、先述の手
動選択装置40を設けたり、光検知部60と搭載検出部
61を有した光検知・搭載検知装置62を設けることも
可能である。
【0058】(実施の形態6)さらに図12に示すブロ
ック図に例示される第6の実施の形態による本発明に係
る自転車用燈火装置L6について説明する。
【0059】この自転車用燈火装置L6では、前述の自
転車用燈火装置L5において、点滅回路21を省略した
ものである。と同時に切替装置5の代わりに電池と点灯
回路22との間に、両者を接続する点灯接続状態と、両
者を断続的に接続する点滅接続状態のいずれかとするス
イッチ装置30を設けたことを特徴としている。
【0060】このスイッチ装置30について説明する
と、電池残量検出装置6により電池7の残量が少なくな
った場合、スイッチ装置30は電池7から発光手段20
への接続を断続的にオン・オフし、これにより発光手段
20が点滅する。
【0061】このように構成した場合、この自転車用燈
火装置L6の構成回路数は自転車用燈火装置L1及びL
5に比べて少なくなり、より簡潔かつ安価な構成となす
ことが出来る。
【0062】なおここでは詳細な説明は省くが、この自
転車用燈火装置L6において電源を電池7としたが、こ
れを充電池50とし、この充電池50の電源である充電
用電源51として太陽電池やブロックダイナモ、ハブダ
イナモ等の発電機を用いることも可能である。さらに図
示はしないが、この自転車用燈火装置L6に、先述の手
動選択装置40や、光検知部60と搭載検出部61を有
した光検知・搭載検知装置62を備えることも可能であ
る。
【0063】(実施の形態7)最後に自転車用燈火装置
L1において電源を複数用意した自転車用燈火装置L7
を、図13に示すブロック図を参照しながら、第7の実
施の形態として説明する。尚、この自転車用燈火装置L
7の正面図は自転車用燈火装置L6の正面図を示した図
10と共通である。
【0064】この自転車用燈火装置L7では、第1発光
手段用点灯回路2を備えた第1発光手段1用の電源とし
て、第1発光手段用電源70が、同じく第2発光手段点
灯滅回路4を備えた第2発光手段3用の電源として、第
2発光手段用電源71が備えられている。第1発光手段
用電源70としては電池を用いても構わないし、又はブ
ロックダイナモやハブダイナモなどの発電機とすること
も可能であるが、ここでは電池としておく。同じく第2
発光手段用電源71としては電池を用いることが好まし
い。第1発光手段用電源70と第2発光手段用電源71
に用いる電池はそれぞれ別のものとしても良いし、共通
の一つの電池としてあっても構わないが、ここではそれ
ぞれを第1電池、第2電池として別のものとしておく。
【0065】また、この自転車用燈火装置L7には第1
発光手段用電源70から第1発光手段点灯回路2を経て
第1発光手段1に接続して通電した状態と、第2発光手
段用電源71から第2発光手段点灯滅回路4を経て第2
発光手段3に接続して通電した状態と、どちらか一方の
状態を選択し、選択した回路に上流側からの電流を伝え
る装置である切替装置5が備えられている。この切替装
置5は先述の通りの構成であるが、ここでは、第1発光
手段点灯回路2及び第2発光手段点灯滅回路4のいずれ
か一方の接続を選択するように構成してある。しかし、
必ずしもこれに限定されるものではなく、例えば両方を
選択可能と構成することも考えられる。
【0066】この切替装置5には通電制御装置73が接
続されているが、例えば第1発光手段用電源70を第1
電池とした場合はこの第1電池の残量を検知する電池残
量検知装置6を通電制御装置73としてこれを第1電池
と切替装置5との間に設けておいて、第1電池の残量が
少なくなったときに切替装置5に接続切替信号を出力
し、第2発光手段用電源71から第2発光手段3へのみ
通電するように構成しておけば、第1発光手段用電源7
1である第1電池の電池残量が少なくなると自動的に第
2発光手段3の点滅が開始される。
【0067】又、外光照度を測定する光検知装置72を
通電制御装置73として、これを切替装置5に接続して
おき、外光照度が低くなり、周囲が暗くなったと光検知
装置72が判断すると、その情報を切替装置5に出力
し、この信号を入力された切替装置5が、第1発光手段
用電源70である第1電池から第1発光手段1への通電
状態から第2発光手段用電源71である第2電池から第
2発光手段3への通電状態に切替えるように構成してあ
っても良い。この場合は、周囲が暗くなると第2発光手
段3の点灯滅が開始される。
【0068】このように構成することで、第1電池の残
量を保ちつつこの実施の形態に係る自転車用燈火装置の
視認性を長時間確保することが可能となるのである。
尚、ここでは第2発光手段3に接続する第2発光手段点
灯滅回路4によって第2発光手段3は常時点滅するよう
に予め設定されているものとするが、必ずしも第2発光
手段3は常時点滅に限定されるものではない。又、第1
発光手段1及び第2発光手段3に用いる部材は自転車用
燈火装置L1で説明した通りである。
【0069】さらに図14のブロック図に示すように、
第1発光手段用電源70と切替装置5の間に手動通電制
御装置74を設け、同時に第2発光手段用電源71と切
替装置5との間に光検知装置72を備えた光量通電制御
装置75を設けた自転車用燈火装置L7’とすることも
考えられる。光検知装置72については先に説明した通
りのものであり、外光照度を測定してその情報を光量通
電制御装置75に出力するものである。また手動通電制
御装置74は、切替装置5に入力された接続切替信号に
無関係に使用者が任意に第1発光手段用電源70と第1
発光手段1とを通電したり、通電を遮断したりすること
が可能とする装置であるが、この通電状態を任意に制御
できるような構成であれば、その内容については特に限
定はせず、またここでの詳細な説明は省略する。
【0070】この場合では、例えば外光照度が低くな
り、即ち夜間になって周囲が薄暗くなると切替装置5に
よって第2発光手段用電源71と第2発光手段3のみが
通電されて第2発光手段3が点滅するので、周囲に自転
車の存在を認知させる。また使用者が周囲の状況により
必要に応じて、さらに第1発光手段1も同時に点灯する
ことを望む場合に手動通電制御装置74を操作すれば第
1発光手段1も同時に点灯可能となるので、より確実に
視認が可能となり、交通安全の観点から大変好ましいも
のとなる。さらに自転車用燈火装置L1の説明に用いた
図1及び図2に示した一例のように、第2発光手段3が
側面からも視認出来るように第2発光手段の形状や配置
を工夫すれば、より周囲に対して自転車の存在を認知さ
せられるので、より好適なものと出来る。
【0071】さらに、ここでは詳細な説明は省くが、上
述の第1電池及び第2電池の一方若しくは両方を充電可
能な充電池として、別途ハブダイナモやブロックダイナ
モ等の発電機や太陽電池を充電池の充電用電源として備
えた自転車用燈火装置とすることも考えられる。この場
合は電池を用いる場合に比べて充電池の再利用が可能で
あるので経済的なメリットを期待でき、好ましい。
【0072】
【発明の効果】以上の記載より明らかなように、本発明
は次のような効果を奏する。請求項1記載の自転車用燈
火装置によれば、点灯用の第1発光手段と、点灯又は点
滅のいずれか一方若しくは双方の状態である点灯滅状態
とする点灯滅用の第2発光手段を備えるので、それぞれ
の発光手段を単独で使用し続ける場合に比べてその寿命
を長く保て、経済的であり好ましい。切替装置が第1発
光手段の点灯状態から第2発光手段の点灯滅状態に切り
替わるように構成しておけば、第2発光手段の点灯滅状
態が開始することで使用者は電池の残量が少ないことを
知ることが出来る。つまり使用者は電池の交換時期を容
易に知ることが出来て好適なものとなる。また第2発光
手段を常時点滅するように構成すれば、より長く電池の
寿命を保てるので好ましい。このようにすれば使用者は
電池の寿命が尽きる前に電池を交換することが可能とな
るので、例えば自転車の走行中に突然電池の寿命が尽き
て無灯火状態となり使用者が危険な状況に置かれる事態
を防止し、使用者の安全性を高めることが出来る。また
電池残量が少なくなると発光手段が点滅状態となること
で、発光手段を点灯状態で使用し続けるよりも電池の寿
命を長く保ち、ひいては自転車用燈火装置の照明可能時
間を長くするので、長時間の視認性を確保出来るだけで
なく、経済的でもあり好適である。また第1発光手段に
専用の点灯回路を、第2発光手段に専用の点灯滅回路を
設けてあるので回路の傷みが少なくなり、つまりは故障
しにくい回路となるので好適である。
【0073】請求項2記載の自転車用燈火装置によれ
ば、切替装置の作用で発光手段が点灯状態又は点滅状態
となるので、電池残量が少なくなると発光手段が点滅状
態になるように構成しておけば、電池の残量が少なくな
ると発光手段が点滅状態となり、使用者は電池の残量が
少ないことを知ることが出来る。つまり、使用者は電池
の交換時期を容易に知ることが出来て好適なものとな
る。そして使用者は電池の寿命が尽きる前に電池を交換
することが可能となるので、例えば自転車の走行中に突
然電池の寿命が尽きて無灯火状態となり使用者が危険な
状況に置かれる事態を防止し、使用者の安全性を高める
ことが出来る。また電池残量が少なくなると発光手段が
点滅状態と構成しておくことで、発光手段を点灯状態で
使用し続けるよりも電池の寿命を長く保ち、ひいては自
転車用燈火装置の照明可能時間を長くするので、長時間
の視認性を確保出来るだけでなく、経済的でもある。ま
た発光手段を常時点灯させる点灯回路と常時点滅させる
点滅回路をそれぞれ設けてあるので回路の傷みが少なく
なり、つまりは故障しにくい回路になるので好適であ
る。さらに電池を電源とするので、本発明に係る自転車
用燈火装置は一定の安定した光量を得る事が出来るので
安定した視認性を確保できてよい。
【0074】請求項3記載の自転車用燈火装置によれ
ば、スイッチ装置が発光手段を点灯状態若しくは点滅状
態にするので電池の残量が少なくなると発光手段が点滅
状態を開始するように構成しておけば、発光手段が点滅
状態になることで使用者に電池の残量が少ないことを知
らせるので、使用者は電池の交換時期を容易に知ること
が出来て好適なものとなる。つまり、使用者は電池の寿
命が尽きる前に電池を交換することが可能となるので、
例えば自転車の走行中に突然電池の寿命が尽きて無灯火
状態となり使用者が危険な状況に置かれる事態を防止
し、使用者の安全性を高めることが出来る。また電池残
量が少なくなると発光手段が点滅状態となることで、発
光手段を点灯状態で使用し続けるよりも電池の寿命を長
く保ち、ひいては自転車用燈火装置の照明可能時間を長
くするので、長時間の視認性を確保出来るだけでなく、
経済的でもある。また前述のように1つの回路を接続し
たり非接続にしたりすることで発光手段の点灯状態と点
滅状態を作り出すので、本発明に係る自転車用燈火装置
に使用する回路数が少なくて済み、つまりは自転車用燈
火装置に用いる回路を単純なものとする。さらに電池を
電源とするので、本発明に係る自転車用燈火装置は一定
の安定した光量を得る事が出来、ひいては安定した視認
性を確保できるのでよい。
【0075】請求項4記載の自転車用燈火装置によれ
ば、電池残量が所定の設定値以下になると接続切替信号
を出力する電池残量検出装置を備えているので、この出
力した接続切替信号をスイッチ装置や切替装置に入力す
るように構成しておけば、自動的に電池残量に応じた回
路の切替が可能となるので、より確実に電池の寿命を保
てるようになり大変好適であるといえる。また請求項5
記載の自転車用燈火装置によれば、スイッチ装置や切替
装置に対して手動で接続切替信号を与える手動選択装置
を備えているので、例えば周囲の状況に応じて使用者が
任意に照明の状況を選択出来るようになり好ましい。さ
らに請求項6記載の自転車用燈火装置ではこの電池残量
検出装置と手動選択装置が備えられているので、より柔
軟に周囲の状況に応じて自転車用燈火装置の照明状態を
選択可能となり、ひいては電池の寿命を長く保ち、長時
間の視認を可能とするので、非常に好適なものとなる。
【0076】又、請求項7記載の自転車用燈火装置によ
れば、電池が充電池であって、この充電池の充電用電源
として少なくとも1つの発電手段を備えているので、こ
の発電手段が例えば太陽電池やハブダイナモ、ブロック
ダイナモ等であれば、充電池が充電して再利用可能であ
る限りは電源の心配はほぼ無用のものとなり、例えば乾
電池が切れるたびに買い換える、というような出費が無
くなるので経済的に好ましいものとなり、またこの本発
明に係る自転車用燈火装置を使用する時には、夜間走行
中に電源が不足してランプが点滅を開始し、さらにその
まま消灯してしまう、という危険な事態をほぼ完全に回
避できるので、安全性の観点からも、より好ましいもの
となる。また充電用の電源として太陽電池を用いれば、
常に明るい場所の下であれば常時充電が自然になされ、
またハブダイナモ又はブロックダイナモにより発電する
電力を充電用とすれば、自転車を運転している時に充電
が自然になされるので、充電の手間もかからずに好まし
いものとなる。
【0077】更に、請求項8記載の自転車用燈火装置に
よれば、外光照度を検出する光検知部と、自転車への人
又は物のいずれか一方若しくは双方の搭載を検出する搭
載検出部を有した光検知・搭載検出装置によりスイッチ
装置又は切替装置に接続切替信号を出力するので、この
自転車用燈火装置では光検地部が外光照度を検出して昼
間か夜間かを判定し、また搭載検出部が自転車が使用中
が未使用中かを判定することが出来るので、夜間に自転
車を使用する時に自動的に自転車用燈火装置の点灯及び
消灯が行えるので便利である。又この場合に、搭載検出
部を振動センサ、接触センサのいずれか1つもしくは複
数とすることが可能であるが、例えば振動センサを用い
た場合は、自転車の振動を感知することで、自転車を運
転すると自動的に振動センサが作動し、また接触センサ
であれば自転車に人若しくは物が載った場合に接触セン
サが作動するので、自転車を使用する状況において確実
に本発明に係る自転車用燈火装置が作動し点灯し、また
自転車の使用を終了する時は、やはり確実に、自転車用
燈火装置が消灯するので、自転車用燈火装置を点灯又は
消灯し忘れることを防止できて、好適である。
【0078】請求項9記載の自転車用燈火装置によれ
ば、点灯用の第1発光手段と、点灯又は点滅のいずれか
一方若しくは双方の状態である点灯滅状態とする点灯滅
用の第2発光手段を備えるので、それぞれの発光手段を
単独で使用し続ける場合に比べてその寿命を長く保て、
経済的であり好ましい。また通電制御装置により切替装
置が回路を第1発光手段を点灯する点灯回路から第2発
光手段を点灯滅する点灯滅回路へと切り替えるので、例
えば請求項11記載のように通電制御装置として電池残
量検出装置を用いれば、電池の残量が少なくなると第1
発光手段は消灯し、代わって第2発光手段が点灯又は点
滅を開始して使用者に電池の残量が少ないことを知ら
せ、使用者は電池の交換時期を容易に知ることが出来て
好適なものとなる。つまり使用者は電池の寿命が尽きる
前に電池を交換することが可能となるので、例えば自転
車の走行中に突然電池の寿命が尽きて無灯火状態となり
使用者が危険な状況に置かれる事態を防止し、使用者の
安全性を高めることが出来る。また電池残量が少なくな
ると発光手段が点滅状態となることで、発光手段を点灯
状態で使用し続けるよりも電池の寿命を長く保ち、ひい
ては自転車用燈火装置の照明可能時間を長くするので、
長時間の視認性を確保出来るだけでなく、経済的でもあ
り好適である。同様に請求項11記載のように光検知装
置を通電制御装置として用いれば、外光照度が低くなっ
たときに自動的に第2発光手段の点灯又は点滅が開始さ
れるので、電池の消費を押さえると共に、周囲が暗くな
ると自動的に点灯又は点滅させることが可能となるので
好ましい。
【0079】また請求項10記載のように、請求項1又
は請求項9に記載の自転車用燈火装置において、第1発
光手段と第2発光手段が同時に発光する時に、第2発光
手段の発光する発光装置数よりも第1発光手段の発光す
る発光装置数の方が同じ又は多いように構成すれば、第
1発光手段が主燈火装置として作用するので、自転車の
進行方向の方が明るく燈火され、対向する自動車等から
の視認が容易なものとなる。
【0080】又、請求項12記載のように、前記第1発
光手段と第1発光手段用電源との間に手動通電制御装置
を設け、前記第2発光手段と第2発光手段用電源との間
に外光照度を検出する光検知装置を備えた光量通電制御
装置設け、前記手動通電制御装置と前記光量通電制御装
置によって前記通電制御装置を構成するようにしておけ
ば、周囲の状況に応じて第1発光手段と第2発光手段を
同時に点灯可能となるので、より高い視認性を確保で
き、交通安全の観点からも大変好適なものとなる。
【0081】更に又、請求項13記載の自転車用燈火装
置によれば、第1発光手段用電源として用いる第1電池
又は第2発光手段用電源として用いる第2電池の一方若
しくは双方が充電池であって、この充電池の充電用電源
として太陽電池、ハブダイナモ、ブロックダイナモのい
ずれか1つ若しくは複数を用いれば、充電池が充電して
再利用可能である限りは電源の心配はほぼ無用のものと
なり、例えば乾電池が切れるたびに買い換える、という
ような出費が無くなるので経済的に好ましいものとな
り、またこの本発明に係る自転車用燈火装置を使用する
時には、夜間走行中に電源が不足してランプが点滅を開
始し、さらにそのまま消灯してしまう、という危険な事
態をほぼ完全に回避できるので、安全性の観点からも、
より好ましいものとなる。また充電用の電源として太陽
電池を用いれば、常に明るい場所の下であれば常時充電
が自然になされ、またハブダイナモ又はブロックダイナ
モにより発電する電力を充電用とすれば、自転車を運転
している時に充電が自然になされるので、充電の手間も
かからずにより好ましいものとなる。
【0082】また請求項1又は請求項9に記載の自転車
用燈火装置において、第2発光手段を請求項14記載の
ように、第2発光手段の消費電力量が第1発光手段の消
費電力量よりも少なくしておけば、より電池の寿命を長
く保ち、長時間の視認を可能とするので、より交通安全
の観点からも非常に好適なものと出来る。更に請求項1
5記載のように、第1発光手段が自転車の進行方向を照
らし、第2発光手段が自転車の進行方向以外も照らすよ
うに構成すると、第1発光手段が対向する自動車などか
らの視認を容易なものとし、また第2発光手段が側方か
らの視認を可能とするので、安全性を向上できて好まし
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る自転車用燈火装置の側面図であ
る。
【図2】 本発明に係る自転車用燈火装置の正面図であ
る。
【図3】 図2中A−A線における概略断面図である。
【図4】 本発明に係る自転車用燈火装置のブロック図
である。
【図5】 第1の実施の形態における別の実施の形態に
よる自転車用燈火装置の正面図である。
【図6】 第1の実施の形態における別の実施の形態に
よる自転車用燈火装置の側面図である。
【図7】 第2の実施の形態による自転車用燈火装置の
ブロック図である。
【図8】 第3の実施の形態による自転車用燈火装置の
ブロック図である。
【図9】 第4の実施の形態による自転車用燈火装置の
ブロック図である。
【図10】 第5の実施の形態による自転車用燈火装置
の正面図である。
【図11】 第5の実施の形態による自転車用燈火装置
のブロック図である。
【図12】 第6の実施の形態による自転車用燈火装置
のブロック図である。
【図13】 第7の実施の形態による自転車用燈火装置
のブロック図である。
【図14】 第7の実施の形態における別の実施の形態
による自転車用燈火装置のブロック図である。
【符号の説明】
L1、L1’、L2、L3、L4、L5、L6、L7、
L7’自転車用燈火装置 1 第1発光手段 2 第1発光手段点灯回路 3 第2発光手段 4 第2発光手段点灯滅回路 5 切替装置 6 電池残量検出装置 7 電池 c1、c2、c3 ランプカバー 20 発光手段 21 点滅回路 22 点灯回路 30 スイッチ装置 40 手動選択装置 50 充電池 51 充電用電源 60 光検知部 61 搭載検知部 62 光検知・搭載検知装置 70 第1発光手段用電源 71 第2発光手段用電源 72 光検知装置 73 通電制御装置 74 手動通電制御装置 75 光量通電制御装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 船引 靖彦 大阪府柏原市片山町13番13号 ナショナル 自転車工業株式会社内 (72)発明者 伊藤 政博 大阪府柏原市片山町13番13号 ナショナル 自転車工業株式会社内

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電池と、単数又は複数の発光装置よりな
    る第1発光手段と、単数又は複数の発光装置よりなる第
    2発光手段と、 前記電池と前記第1発光手段との間に設けられ前記第1
    発光手段を点灯させる第1発光手段点灯回路と、前記電
    池と前記第2発光手段との間に設けられ前記第2発光手
    段を点灯又は点滅のいずれか一方若しくは双方の状態で
    ある点灯滅させる第2発光手段点灯滅回路と、 前記電池と、前記第1発光手段点灯回路、及び前記第2
    発光手段点灯滅回路との間に設けられ、前記電池と前記
    第1発光手段点灯回路との接続と、前記電池と前記第2
    発光手段点灯滅回路との接続のいずれか一方又は双方を
    選択するように切り替え動作する切替装置と、を備えた
    自転車用燈火装置。
  2. 【請求項2】 電池と、単数又は複数の発光装置よりな
    る発光手段と、 前記電池と前記発光手段との間に設けられ前記発光手段
    を点灯させる点灯回路と、 前記電池と前記発光手段との間に設けられ前記発光手段
    を点滅させる点滅回路と、 前記電池と前記点灯回路及び前記点滅回路との間に設け
    られ、前記電池と前記点灯回路の間を接続する点灯接続
    状態と、前記電池と前記点滅回路の間を接続する点滅接
    続状態と、のいずれかを選択し切替える切替装置とを備
    えた、自転車用燈火装置。
  3. 【請求項3】 電池と、単数又は複数の発光装置よりな
    る発光手段と、 前記電池と前記発光手段との間に設けられ前記発光手段
    を点灯させる点灯回路と、 前記電池と前記点灯回路との間に設けられ、該両者間を
    接続する点灯接続状態と、該両者間を断続的に接続する
    点滅接続状態とのいずれかとするスイッチ装置とを備え
    た事を特徴とする、自転車用燈火装置。
  4. 【請求項4】 請求項1から請求項3の何れかに記載の
    自転車用燈火装置において、 前記電池残量が所定の設定値以下となったことを検出
    し、前記スイッチ装置若しくは前記切替装置に接続切替
    信号を出力する電池残量検出装置を備えたことを特徴と
    した、自転車用燈火装置。
  5. 【請求項5】 請求項1から請求項3の何れかに記載の
    自転車用燈火装置において、 前記スイッチ装置若しくは前記切替装置に手動による接
    続切替信号を与える手動選択装置を備えたことを特徴と
    した、自転車用燈火装置。
  6. 【請求項6】 請求項1から請求項3の何れかに記載の
    自転車用燈火装置において、 前記電池残量が所定の設定値以下となったことを検出
    し、前記スイッチ装置若しくは前記切替装置に接続切替
    信号を出力する電池残量検出装置と、 前記スイッチ装置若しくは前記切替装置に手動による接
    続切替信号を与える手動選択装置と、を備えたことを特
    徴とした、自転車用燈火装置。
  7. 【請求項7】 請求項1ないし請求項6の何れかに記載
    の自転車用燈火装置において、 前記電池が充電池であって、前記充電池の充電用電源と
    して少なくとも1つの発電手段を備えてなる、自転車用
    燈火装置。
  8. 【請求項8】 請求項1ないし請求項7の何れかに記載
    の自転車用燈火装置において、 外光照度を検出する光検知部と、自転車への人又は物の
    搭載を検出する搭載検知部とを有し、 外光照度が所定値以下となり、自転車の人又は物の搭載
    が検出された時、前記スイッチ装置若しくは前記切替装
    置に対し接続切替信号を出力する光検知・搭載検出装置
    を備えたことを特徴とする、自転車用燈火装置。
  9. 【請求項9】 単数又は複数の発光装置よりなる第1発
    光手段と、第1発光手段用電源である第1電池又は発電
    機と、単数又は複数の発光装置よりなる第2発光手段
    と、第2発光手段用電源である第2電池と、 前記第1発光手段用電源と前記第1発光手段との間に設
    けられ前記第1発光手段を点灯させる第1発光手段点灯
    回路と、前記第2発光手段用電源と前記第2発光手段と
    の間に設けられ前記第2発光手段を点灯又は点滅のいず
    れか一方若しくは双方の状態である点灯滅させる第2発
    光手段点灯滅回路と、 前記第1発光手段用電源と前記第1発光手段点灯回路と
    の間、及び前記第2発光手段用電源と前記第2発光手段
    点灯滅回路との間に設けられ、前記第1発光手段用電源
    と前記第1発光手段点灯回路の接続、及び前記第2発光
    手段用電源と前記第2発光手段点灯滅回路の接続、のい
    ずれか一方又は双方を選択するように切替え動作する切
    替装置と、 前記切替装置と前記第1発光手段用電源及び前記第2発
    光手段用電源との間に設けられ、前記第1発光手段用電
    源及び前記第2発光手段用電源と、前記第1発光手段及
    び前記第2発光手段との間の通電状態を制御する通電制
    御装置と、 を備えたことを特徴とした、自転車用燈火装置。
  10. 【請求項10】 請求項1又は請求項9に記載の自転車
    用燈火装置において、 第1発光手段と第2発光手段が同時に発光する時は、第
    2発光手段の発光する発光装置数よりも第1発光手段の
    発光する発光装置数の方が同じ又は多いことを特徴とし
    た、自転車用燈火装置。
  11. 【請求項11】 請求項9に記載の自転車用燈火装置に
    おいて、 前記通電制御装置を外光照度を検出する光検知装置、又
    は第1電池もしくは第2電池の電池残量を検出する電池
    残量検出装置の一方若しくは双方としたことを特徴とし
    た、自転車用燈火装置。
  12. 【請求項12】 請求項11に記載の自転車用燈火装置
    において、 前記通電制御装置を、前記第1発光手段と前記第1発光
    手段用電源との間の通電状態を手動で制御する手動通電
    制御装置と、前記第2発光手段と前記第2発光手段用電
    源との間の通電状態を上記光検知装置により検出した光
    量に応じて制御する光量通電制御装置とにより構成した
    ことを特徴とした、自転車用燈火装置。
  13. 【請求項13】 請求項9に記載の自転車用燈火装置に
    おいて、 前記第1電池及び第2電池のどちらか一方若しくは双方
    が充電池であって、前記充電池の充電用電源として少な
    くとも1つの発電手段を備えてなる、自転車用燈火装
    置。
  14. 【請求項14】 請求項1又は請求項9に記載の自転車
    用燈火装置において、 第2発光手段の消費電力量が第1発光手段の消費電力量
    よりも少ないことを特徴とした、自転車用燈火装置。
  15. 【請求項15】 請求項1又は請求項9又は請求項12
    に記載の自転車用燈火装置において、 第1発光手段は自転車の進行方向を照らし、 第2発光手段は自転車の進行方向以外も照らすことを特
    徴とした、自転車用燈火装置。
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