JP5608603B2 - 洗濯機 - Google Patents

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Description

本発明は、洗濯機に関する。
洗濯機における洗いは、洗剤の化学的な洗浄力を有効に活用することによって洗濯物に対して作用させる機械力を軽減しながら、高い洗浄力を得ることができる。また、最近では、地球温暖化防止のために家電製品の省エネ化が進んでいる。洗濯機では、節水が有効であるが、水量を減らすと、洗濯物に十分に洗濯水が行き渡らずに、洗浄力やすすぎが悪化する。そこで、下記特許文献1には、洗濯水循環機構を有する洗濯機が記載されている。洗濯水循環機構は、循環ポンプと洗濯槽上方に設けた散水ノズルで構成され、洗濯槽の底部に溜まっている洗濯水を循環ポンプでくみ上げ散水ノズルから洗濯物に散布している。
特開2007−282934号公報
上述した従来の洗濯機では、洗濯水をいかに均一に洗濯物に散布するかが重要となる。そこで、散水ノズルは上面が閉じ下面の中央に円形の吐出口を有する円筒形で、入水口を円筒外周面の接線方向に設けている。洗濯水は、散水ノズル内で旋回し、その遠心力で吐出口から下方に広がる円錐状となって散水される。散水ノズルは、洗濯槽へ洗濯物を投入しやすくするため、洗濯槽の中心軸から離れた位置に設けてあるため、散水ノズルから出た洗濯水は洗濯槽内全体に均一に散布されない。ただし、洗濯物の量が少ない場合は洗濯槽底部の回転翼盤で攪拌され、洗濯槽内での位置が刻々と変化しているため、洗濯水はほぼ均一に洗濯物に行き渡る。
しかし、洗濯物の量が増えると散水ノズルと洗濯物上面との距離が小さくなり、洗濯水がかからない部分が増加するとともに、洗濯槽内での洗濯物の動きも悪化する。このため、洗濯水の均一散布度合いが悪化し、洗いむらが増加したり、洗浄力が低下したりする。
上記散水ノズルの場合、循環ポンプの圧力を高くすると、円錐状の開き角が大きくなり、より広範囲への散布が可能であるが、洗濯機用の循環ポンプで糸屑詰まりを起こさないようにするため高圧化は困難である。さらに、散水を均一化するためには、面積の小さな多数の散水口を設けた散水ノズルも考えられるが、面積が小さい散水口は糸屑詰まりを考えると適当ではない。
本発明の目的は、このような問題を解決して、洗濯水を洗濯物にむらなく散布し洗浄力を高め、洗いむらを低減することにある。
本発明は、洗濯水を溜める外槽内に回転可能に設けた洗濯兼脱水槽である内槽と、前記内槽内の底部に位置させて回転可能に設けた回転翼盤と、前記内槽内に給水する給水電磁弁と、前記外槽内の洗濯水を前記内槽の上方から該内槽内に水を降り掛けるように循環させる洗濯水循環機構を備えた洗濯機において、前記洗濯水循環機構は、前記内槽の上方であって内槽の中心から後ろ側に設けられた散水ノズルを有し、該散水ノズルは、下方に開口して円錐状に散水する第一の吐出口と、洗濯物投入口側に向かい側方に開口し前記第一の吐出口からの散水よりも上方へ扇状に散水する第二の吐出口とを備え、前記給水電磁弁が前記内槽内に給水した後、前記第一の吐出口からの水は、前側が前記回転翼盤より前へ落下し、後ろ側が前記内槽の後壁面へ落下するように散水され、前記第二の吐出口からの水は、前記内槽の前壁面へ落下するように散水され、前記内槽を静止させつつ前記回転翼盤を回転させた状態で前記散水ノズルから水を振り掛ける。
また、この洗濯水循環機構が、循環ポンプと循環路と内槽上方に設けた散水ノズルとで構成される
更に、前記散水ノズルは中心軸が略垂直方向の円筒で、概円筒の外周面に接線方向に接続した入水口と、前記円筒の底面中央に設けた円形の前記第一の吐出口と、前記円筒の外周面に略水平方向に開口し前記第二の吐出口とから構成する。
そして、前記散水ノズルを前記内槽の回転中心軸から離れた位置に設け、前記第二の吐出口を前記内槽の回転中心軸側に向けて開口し、前記第二の吐出口は水平方向に長い矩形状とする。あるいは、前記第二の吐出口は垂直方向に長い矩形状とする。
このように構成した洗濯機は、外槽底部に溜めた高洗剤濃度の洗い水を洗濯水循環機構で円筒形ノズル内に導き旋回流を発生させ、この旋回流による遠心力を利用し前記円筒形ノズルに設けた第一の吐出口と第二の吐出口から洗濯物に降り掛け、洗濯物にむらなく浸透させることによって、高濃度洗剤液の浸透作用や油汚れの可溶化作用などの化学的な洗浄力により洗濯物から汚れを浮き上がらせ、その後、この高洗剤濃度の洗い水を循環させ洗濯物に降り掛けながら脈動翼盤を正逆回転させて洗濯物に上下方向の振動を発生させて洗うことで、洗濯物から浮き上がっていた汚れを洗濯物から離脱させ、節水で高い洗浄効率を得ることができる。
また、外槽底部に溜めたすすぎ水に関しても、上記と同様に洗濯物に振り掛けることができるため、洗濯物にすすぎ水がむらなく行き渡たり、洗い水を効率よく希釈でき、高いすすぎ効率を得ることができる。
また、円筒形ノズルによる遠心力を利用して洗濯水を広範囲に散布しているので、第一の吐出口及び第二の吐出口の面積を小さくしなくてもよく、洗濯水中に含まれる糸屑がノズルの吐出口へ詰まるのを防止できる。
本発明の洗濯乾燥機を示す外観図である。 本発明の洗濯乾燥機の概略構造を示す縦断面図である。 本発明の洗濯乾燥機における脈動翼盤の斜視図である。 本発明の洗濯乾燥機における槽カバー上面の平面図である。 図4に示した槽カバー下面の循環水カバー取り付け部の部分平面図である。 図5における循環水カバーに設けたノズルの詳細図である。 図6のノズルの注水パターンである。 別の形状のノズルの詳細図である。 図8のノズルの注水パターンである。 図2に示した洗濯乾燥機の制御系のブロック線図である。 図10に示した制御系のコントローラにおけるマイクロコンピュータが実行する制御処理の一部を示すフローチャートである。 図10に示した制御系のコントローラにおけるマイクロコンピュータが実行する制御処理の他の一部を示すフローチャートである。
以下、本発明の一実施例について、図面を参照し説明する。
図1は、本実施例の洗濯乾燥機の外観図であり、図2は内部構造を示す縦断面図である。1は、外郭を構成する四角筒状の外枠である。2は、外枠1の上部に取り付けられたトップカバーである。3は、トップカバー2に取り付けられた外蓋3である。外蓋3は、中央で折り曲げて開くようになっており、その前側に各種操作ボタンスイッチ6,6aや表示器7,25を備えた操作パネル8を設けてある。操作パネル8は、機体底部に設けた制御装置14に電気的に接続している。5はトップカバー2の前面に設けた電源スイッチである。トップカバー2の後部には給水電磁弁4やヒータ20,送風ファン19などの給水,乾燥に関連する部品を、トップカバー2の前側には洗剤・仕上げ剤容器28を内蔵している。
9は、洗濯兼脱水槽で、その外周壁に通水および通風のための複数の小さな貫通穴9aを有し、その底壁に通水および通風のための複数の貫通穴9bを有し、その上縁部に流体バランサー9cを備え、底部の内側には回転自在に脈動翼盤11を回転可能に設置する。
前記脈動翼盤11は、図3に示すように、その上面に、回転することによって該洗濯兼脱水槽9内に投入されて脈動翼盤11上に乗っている洗濯物に上向きの動きを繰り返し発生するように、回転方向になだらかに傾斜した複数の傾斜面を形成する隆起部11aと、多数の水抜き貫通穴11bを備える。隆起部11aは、回転方向に山形に傾斜し、且つ外周部位が順次に高くなるように径方向に傾斜し、更に、外周端面11cは上部を中心側に倒すように傾斜させた傾斜面とする。本実施例では、隆起部11aを2個設けてある。
脈動翼盤11が回転すると、この脈動翼盤11上の洗濯物は、脈動翼盤11上を滑りながら該脈動翼盤11の回転方向に回転すると共に隆起部11aに押されて上下方向に振動する。この時、洗濯水を循環しながら洗濯物の上方から振り掛け、洗濯物へ洗濯水を行き渡らせる。こうすることで、洗濯兼脱水槽9内に洗濯水を溜めなくても、洗濯物を洗濯することができ、大幅な節水が可能である。したがって、洗濯物へ洗濯水を均一散布ができないと十分な洗浄力を実現できない。
10は、前記洗濯兼脱水槽9を内包する外槽であり、その底部の外側には洗濯脱水駆動装置を取り付ける。この外槽10は、図示説明は省略するが、外枠1の上端部の四隅部に設けた隅板に係止して垂下させた4本の支持棒に緩衝装置を介して該外槽10の四方位を係合させて均等に支持することにより該外枠1の中心部に懸垂する。前記洗濯脱水駆動装置は、インバータ駆動電動機または可逆回転型のコンデンサ分相単相誘導電動機を使用した洗濯脱水駆動電動機13と電磁操作クラッチ機構12と遊星歯車減速機構を内蔵し、洗濯脱水駆動電動機13と電磁操作クラッチ機構12を制御することによって、洗濯兼脱水槽9を静止させるように係止または自由に回転できるように解放した状態で脈動翼盤11を繰り返し正逆回転させる洗濯駆動モードと、洗濯兼脱水槽9と脈動翼盤11を一体的に同一方向に回転させる脱水駆動モードを選択的に実行する駆動機能を有する。
27は振動センサで、外槽10の側面外側に設置してあり、洗濯兼脱水槽9が高速回転する脱水時の振動を検出する。
10aは外槽10の上面に設けた槽カバーである。図4は、槽カバー10aを上方から見た平面図である。槽カバー10aの前側から約2/3の部分には洗濯物投入口10a1を有し、後面10a2には槽カバー10aの上面と下面を連通する温風吹き出し口22a,給水入口32,循環水入口33が設けてある。また、槽カバー10aの前方には、洗剤・柔軟仕上げ剤入口28aが設けてある。23は、洗濯物投入口10a1を覆うように設けた内蓋である。内蓋23は、ヒンジ23bで開閉自在に取り付けられており、取っ手23aを上方に持ち上げることで、内蓋23のロック(図示せず)が解除され、取っ手23aを下方に押すことでロックされるようになっている。
30は槽カバー10a後ろ側の下面(洗濯兼脱水槽9側)に設けた循環水カバーである。図5は、循環水カバー30および給水カバー36を取り付けた槽カバー10aの後ろ側を下方から見た平面図で、図6は循環水カバーに設けたノズルの詳細で、図6(A)は循環水カバー30を洗濯物投入口10a1側から見た側面図、図6(B)は図6(A)中の二点鎖線A−Aで切断した断面図である。
循環水カバー30は、循環水入口33から流入した洗濯水を槽カバー10aの洗濯物投入口10a1側に導き、洗濯兼脱水槽9内に散水するために設けたものである。給水カバー36は、給水入口32から流入した水道水を洗濯物投入口10a1側に導き、洗濯兼脱水槽9内に散水するために設けたものである。給水カバー36には、洗濯兼脱水槽9内に向かって開口した複数個の散水口35が設けてある。
循環水カバー30には循環水路37が形成されている。循環水路37は一端が循環水入口33とつながっており、他端はノズル34に接続している。ノズル34は、槽カバー10aの左右方向の略中央で、槽カバー10aの後面10bの前縁付近にあり、洗濯兼脱水槽9の中心から後ろ側に位置している。循環水路37の途中には糸屑フィルタ38が着脱可能に設けてあり、内蓋23を開き取っ手23aを洗濯物投入口10a1側に引くことで取り外すことができる。
ノズル34は円筒状の旋回室34aと、旋回室34aの側壁に設けた入口34bと、底面中央に設けた円形の出口34c(第1の吐出口)と、旋回室34aの側壁下部に設けた略矩形の出口34d(第2の吐出口)とで構成されている。入口34bは、少なくとも一方の壁が旋回室34aの側壁に対して略接線方向に接続している。出口34cは垂直方向に開口しており、出口34dは洗濯物投入口10a1側に向かい略水平方向に開口している。
給水電磁弁4は、本実施例では4方向に給水を行えるよう4連弁を使用している。一つ目は洗濯給水電磁弁で、給水入口32に接続され、給水路36の散水口35から洗濯兼脱水槽9内に給水する。二つ目は洗剤給水電磁弁で、洗剤・仕上げ剤容器28の洗剤投入室に接続されている。三つ目は仕上げ剤給水電磁弁で、洗剤・仕上げ剤容器28の仕上げ剤投入室に接続されている。洗剤・仕上げ剤容器28は、洗剤・仕上げ剤入口28aとつながっており、外槽10内に洗剤や仕上げ剤が供給される。四つ目は後述する除湿機構2bに接続されている。
外槽10の底面には、エアトラップ21aが設けてあり、内部の圧力がチューブ21bを介して水位センサ21に伝えられ、外槽9内の洗濯水の水位を検知する。
17は洗濯水の循環パイプで、外槽底部に設けた通水通気口10bと循環水入口33との間を接続する。循環パイプ17の途中には、機体底部に設けた循環ポンプ16,異物トラップ18があり、異物トラップ18には排水弁15を介して排水ホース24が接続している。循環ポンプ16を運転すると、外槽10内の洗濯水は、外槽底部に設けた通水通気口10bから循環パイプ17を通り外槽10の上部に運ばれ、循環水入口33から循環水カバー30の循環水路37に入り、糸屑フィルタ38で糸屑を取り除かれ、ノズル34から洗濯兼脱水槽9内に流れ込む(図5の矢印参照)。
循環水路37からノズル34に入る水の流れは、図6(B)中の矢印で示したようになる。水は、入口34bから旋回室34aの側壁に沿ってノズル34内に流れ込み旋回流となる。そして、一部は、側壁下部の出口34dから洗濯兼脱水槽9内に、残りは底面の出口34cから洗濯兼脱水槽9内に吐き出される。出口34c,34dからの注水パターンを図7に示す。旋回室34a内の水には旋回による遠心力が作用しているため、出口34cから出た水は、注水Zに示すように旋回しながら下方に広がる円錐形の薄膜状になって洗濯物に散布される。また、出口34dから出た水は、注水Rに示すように左右及び前方向に広がる扇状の膜状になって洗濯物に散布される。注水Rは、扇状に広がるが、旋回室34a内での旋回の影響で、旋回の回転方向に偏った流れとなり、入口34bに近い34d1側より遠い34d2側の流量が多くなる。そこで、出口34dの左右方向の幅を、旋回室34aの幅方向中心Yに対して右側(旋回の回転方向の下流側)L2より左側(旋回の回転方向の上流側)L1を長くしてある。さらに、出口34dの高さを入口34bに近い側(旋回の回転方向の上流側)H1を大きく、遠い側(旋回の回転方向の下流側)H2を小さくしてある。このようにすることで、左右方向でほぼ均一に洗濯水を散布できる。
ノズル34は、洗濯兼脱水槽9の中心から奥側にずれた場所にある。このため、出口34cからの注水Zは、洗濯物の量が少ない時はほぼ洗濯物全体に行き渡るが、洗濯物の量が増えるに従い洗濯物の上面が出口34cに近づくため、洗濯兼脱水槽9の前側にある洗濯物に洗濯水がかかり難くなる(図7)。しかし、出口34dを設けることで、注水Zでカバーできない範囲へ注水Rで散水することが可能となる。なお、洗濯物全体に均一に洗濯水を散水するためには、注水Zと注水Rの流量バランスを調整すればよい。一般には、出口34dの高さ方向の幅を大きくし面積を大きくすると、ノズル34内の水の圧力が低下し注水Zの届く範囲が減少するが、本実施例では、旋回による遠心力が作用しているため、洗濯兼脱水槽9の前側まで十分に注水が可能である。また、出口34dの高さ方向の幅を大きくできるため、狭い出口が必要なく、洗濯水中に含まれる糸屑やゴミが狭い部分に詰まることがないという利点もある。
本発明のノズル34を適用した定格容量9kgの洗濯乾燥機による洗浄試験(日本工業規格:家庭用電気洗濯機の性能測定方法JIS C 9811−1999による洗濯性能)の結果、洗濯物の量が5kgの場合で洗浄率が約5%向上、洗いむらが約5%減少、定格の9kgの場合で洗浄率が約4%向上、洗いむらが約40%減少となった。どの場合も洗浄力が向上し洗いむらが減少しているが、洗濯物が動きにくい定格の場合に洗いむらの減少が顕著で、洗濯水の均一散布による効果が明確にであった。
22は、乾燥ダクトで、乾燥通水通気口10bと温風吹き出し口22aとの間を接続する。乾燥ダクト22の途中には、送風ファン19,ヒータ20,リントフィルタ(図示せず),除湿機構22b,温度センサ26が設けてある。送風ファン19を運転し、ヒータ20に通電すると、洗濯兼脱水槽9内に温風が吹き込み、洗濯物を温め水分が蒸発する。高温多湿となった空気は、貫通穴9a,9bを通り外槽10に出て、通水通気口10bから乾燥ダクト22に吸い込まれ、除湿機構2bを流下する冷却水で冷却除湿されて乾いた低温空気となり、ヒータ20で再度加熱され、洗濯兼脱水槽9内に吹き込むように循環する。
29a,29b,29c,29d,29e,29fは、ゴム製の蛇腹管で、振動変位する外槽10や外槽カバー10aと固定側(外枠1やトップカバー2など)に設けた乾燥ダクト22や給水電磁弁4,循環ポンプ16などとの接続用に用いている。
次に、ノズル34の別の出口形状の実施例について図8,図9を用いて説明する。図8(A)は循環水カバー30を洗濯物投入口10a1側から見た側面図、図8(B)は図8(A)中の二点鎖線B−Bで切断した断面図である。図9は、出口34c,34eからの注水パターンである。図6(A),(B)と同一符号は同一部分を示すので説明は省略する。ノズル34は円筒状の旋回室34aと、旋回室34aの側壁に設けた入口34bと、底面中央に設けた円形の出口34cと、旋回室34aの側壁下部に設けた略矩形の出口34eとで構成されている。出口34eは洗濯物投入口10a1側に向かい鉛直方向Hに長く開口している。本実施例では、出口34eを2個(34e1,34e2)設けた場合を示してあるが、数については散水の均一性を考慮して適宜決定すればよい。
循環水路37からノズル34に入る水の流れは、図8(B)中の矢印で示したようになる。水は、入口34bから旋回室34aの側壁に沿ってノズル34内に流れ込み旋回流となる。そして、一部は、側壁下部の出口34eから洗濯兼脱水槽9内に、残りは底面の出口34cから洗濯兼脱水槽9内に吐き出される。出口34eから出た水は、注水R1に示すように鉛直方向に広がる扇状の膜状になって洗濯物に散布される。また、洗濯兼脱水槽9の半径方向については、線状に散水されるため、脈動翼盤11の回転による洗濯物の動きと合わせることにより、周方向へ水を拡散させている。このような構成によって、注水Zでカバーできない範囲への散水が可能となる。注水の鉛直方向の広がり具合は、出口34e高さを変えることで行うこともできる。
なお、本実施例でも旋回室34a内での旋回の影響で、注水R1の噴出方向が旋回方向に偏るため、旋回室の幅方向中心Yからの距離を、入口に近い左側の出口34e1(L3)より遠い右側の出口23e2(L4)を近くにして、中心Yから略対称に注水R1を散水するようにしてある。
また、図6で示した出口34dと図8で示した出口34eを両方設けてもよい。こうすることで、出口34dからの洗濯兼脱水槽9の左右方向に散水される注水Rと、出口34eからの洗濯兼脱水槽9の半径方向に線状に散水される注水R1が組み合わされ、より均一な洗濯水の散布が可能となる。
図10は、洗濯乾燥機の制御部のブロック図である。40はマイクロコンピュータで、各スイッチ6,6aに接続される操作ボタン入力回路41や水位センサ21,温度センサ26,振動センサ27と接続され、使用者のボタン操作や洗濯工程,乾燥工程での各種情報信号を受ける。マイクロコンピュータ40からの出力は、駆動回路42に接続され、給水電磁弁4,クラッチ12,排水弁15,循環ポンプ16,電動機13,送風ファン19,ヒータ20などに接続され、これらの開閉や回転,通電を制御する。また、使用者に洗濯機の動作状態を知らせるための7セグメント発光ダイオード表示器25や発光ダイオード7,ブザー43に接続される。
前記マイクロコンピュータ40は、電源スイッチ5が押されて電源が投入されると起動し、図11および図12に示すような洗濯および乾燥の基本的な制御処理プログラムを実行する。
ステップS101
洗濯乾燥機の状態確認および初期設定を行う。
ステップS102
操作パネル8の表示器7を点灯表示し、操作ボタンスイッチ6からの指示入力に従って洗濯コースを設定する。指示入力がない状態では、標準の洗濯コースまたは前回実施の洗濯コースを自動的に設定する。
ステップS103
操作パネル8の操作ボタンスイッチ6におけるスタートスイッチ6aからの指示入力を監視して処理を分岐する。
ステップS104
洗剤量検出処理を実行する。この洗剤量検出は、洗い水を給水する前の乾布状態において、洗濯兼脱水槽9を静止させた状態で脈動円盤11を一方向に回転させたときに、該脈動円盤11に作用する回転負荷量に基づいて洗濯物の布量を検出するように洗濯脱水駆動装置における洗濯脱水駆動電動機13と電磁操作クラッチ機構12を制御し、検出した布量に基づいて洗剤の適量(洗剤量)を求めることによって行う。洗剤量は、予め設定した布量と洗剤量の対照テーブルを参照することによって求める。具体的には、布量の検出は、洗濯脱水駆動電動機13としてインバータ駆動電動機を使用した構成では、洗濯脱水駆動電動機13を回転させるように所定時間給電した時の到達回転速度を検出することによって行う。洗濯脱水駆動電動機13としてコンデンサ分相単相誘導電動機を使用した構成では、洗濯脱水駆動電動機13を飽和回転速度まで上昇させるように給電した状態で断電した後の惰性回転減速特性を検出することによって行う。そして、好ましい洗剤量は、予め設定した布量と洗剤量の対照テーブルを参照することによって求める。
洗濯水量は、布量が所定の布量の範囲(適量)内のときには脈動翼盤11を越えない水位を維持して外槽10の底部に溜まるように洗濯水量(水位h1)を設定する。
また、この検出結果(布量)に基づいて洗濯時間を求めて設定する。布量検出が行われない時には、標準の洗濯時間を設定する。
ステップS105
求めた洗剤量を操作パネル8の表示器25に表示する。
ステップS106
洗剤給水電磁弁を開き、洗剤・柔軟仕上げ剤容器28の洗剤投入室に洗剤給水を実行する。使用者は、表示された量の粉末洗剤を洗剤・柔軟仕上げ剤容器28洗剤投入室に投入した後、外蓋3を閉じるように操作する。洗剤給水が流れている洗剤投入室に投入された粉末洗剤は、洗剤給水の水と共に洗剤・柔軟仕上げ剤入口38を通り外槽6の底部に落下する。
ステップS107
洗剤溶かし水位まで給水したら給水を停止する。この実施例では、洗剤給水量を洗剤量(布量)に関わらず約10リットルに設定した。この水量は、この後の洗剤溶かし工程(ステップS108)で洗濯兼脱水槽9を回転させたときに、洗濯兼脱水槽9の底で給水した水と洗剤を攪拌するのに十分な水量で、かつ水面が脈動翼盤11の下面の高さより低くなる(洗濯物が洗剤溶かし前に濡れない)ように設定したものである。
ステップS108
洗濯兼脱水槽9と脈動翼盤11を一体的に一方向に緩速回転(約毎分70回転)させることによって、該洗濯兼脱水槽9の底面で外槽10の底部に投入された洗剤溶かし水と粉末洗剤を攪拌して高洗剤濃度の洗い水を生成する洗剤溶かしを実行する。洗剤溶かしの時間は、1分間あれば十分である。低温(低水温)、溶けにくい粉末洗剤の条件でも約90%の溶解率となる。生成した洗い水の洗剤濃度は、約7倍である。ここで、標準濃度は、粉末洗剤量20グラム/洗い水量30リットルの割合である。
ステップS109
前洗いを実行する。この前洗いは、洗濯兼脱水槽9を静止させた状態で脈動翼盤4を正逆回転させる撹拌を間欠的に行い、脈動翼盤11の正逆回転中に循環ポンプ16を運転することによって外槽10の底部の洗い水をノズル34から洗濯物上に降り掛ける。脈動翼盤11と循環ポンプ16の停止期間中に水位センサ21の検出信号を参照しながら洗剤給水電磁弁および洗濯給水電磁弁を開いて水位が設定水位(h1)を越えないように補給水する。この運転を複数回繰り返すことによって洗濯物を洗い水に馴染ませて脈動翼盤11上に分散させるように行う。
第1回目の正逆回転時には、洗剤濃度が約7倍の洗い水が洗濯物に降り掛かって該洗濯物内に浸透していく。高濃度の洗い水は、ノズル34の二つの出口34c,34dから満遍なく洗濯物に散布されるため、洗剤の浸透作用で洗濯物にむらなく浸透する。洗濯物に浸透した高濃度の洗い水は、油の溶解能力が高く、油脂汚れを溶解し、洗濯物から汚れが浮き上がらせる効果が非常に大きく、高い洗浄力が得られる。
補給水を繰り返すことによって洗濯物に降り掛かる洗い水の洗剤濃度が低下して行き、前洗い終了段階では、標準濃度の2倍程度となる。
ステップS110
本洗いを実行する。この本洗いでは、先ず、前述と同様な方法で布量検出を行って設定されている洗濯時間を補正して設定する。その後に、洗濯兼脱水槽9を静止させた状態で脈動翼盤11を正逆回転させながら循環ポンプ16を運転して外槽10の底部に溜った洗い水をノズル34から洗濯物に降り掛ける洗い水循環を行う約2分間の撹拌と、洗濯水循環ポンプ32の運転を停止して洗い水の循環を止めた状態で脈動翼盤4を正逆回転させる約1分間の布ほぐし撹拌を繰り返す。ノズル34から散水される洗い水は、薄い膜状に広がっているため、洗濯物に当たったときの水跳ねを抑える効果がある。さらに、本洗い中に洗濯兼脱水槽9内に発生する洗剤の泡を消す効果もあるため、必要以上な発泡を抑制できる。このため、洗剤の泡のクッション作用による洗浄力の低下を防ぐことができる。さらに、本洗い後の排水をスムーズにでき、脱水時の発泡現象を防止できる効果もある。
最後に、洗濯水循環ポンプ32の運転を停止して洗い水の循環を止めた状態で脈動翼盤4を正逆回転させる約1分間の均一化撹拌を実行して本洗い時間を終了させるようにする。
ステップS111
第1回目の溜めすすぎを実行する。この溜めすすぎでは、先ず、排水弁15を開いて外槽10の底部に溜っている洗い水を排水した後に、洗濯兼脱水槽9と脈動翼盤11を一体的に一方向に回転させて洗濯物に含まれている洗い水を遠心脱水する。この洗い水脱水時の洗濯兼脱水槽9と脈動翼盤11の回転速度は、後述する最終脱水における回転速度(約1000rpm)と同様に設定し、高い脱水率を実現するように脱水運転を行う。
その後、排水電磁弁15を閉じて洗濯兼脱水槽9と脈動翼盤11を一体的に一方向に緩速回転(35〜40rpm)させながら洗濯給水電磁弁を開放して水道水を散水口35から脈動翼盤11上の洗濯物に降り掛けるように給水する。
次に、洗濯兼脱水槽9と脈動翼盤11の回転を停止した状態で外槽10の底部の水位が設定水位h1を越えないようにすすぎ水給水を行う。
次に、本洗いにおける押し洗い撹拌と同様に、洗濯兼脱水槽9を静止させた状態で脈動翼盤11を正逆回転させながら洗濯水循環ポンプ16を運転して外槽9の底部に溜ったすすぎ水をノズル34から脈動翼盤11上の洗濯物に降り掛けるように循環させるすすぎ水循環撹拌すすぎを実行する。
次に、脈動翼盤4の回転と洗濯水循環ポンプ16の運転を停止した状態で外槽10の底部に溜るすすぎ水の水位を検出しながら水位が設定水位h1を越えないように補給水を行う。
次に洗濯兼脱水槽9を静止させた状態で脈動翼盤11を正逆回転させながら洗濯水循環ポンプ16を運転して外槽10の底部に溜ったすすぎ水をノズル34から脈動翼盤11上の洗濯物に降り掛けるように循環させるすすぎ水循環撹拌すすぎを実行する。ノズル34の二つの出口34c,34dから出るすすぎ水は洗濯物にむらなく掛かり、洗濯物に含まれる洗剤成分を効率よく希釈でき、すすぎ性能を高くできる。
その後、電動循環ポンプ16を停止してすすぎ水の循環を止めた状態で脈動翼盤11の正逆回転を継続する均一化撹拌を行う。
ステップS112
第2回目の溜めすすぎを実行する。この第2回目の溜め濯ぎは、柔軟仕上げ剤給水電磁弁を開いて洗剤・柔軟剤投入容器28における柔軟仕上げ剤投入室に給水することによって、該柔軟仕上げ剤投入室内の柔軟仕上げ剤を外槽9の底部に導入する制御を付加する。それ以外の動作は、第1回目の溜め濯ぎと同様に行う。
ステップS113
最終脱水処理を実行する。最終脱水は、排水電磁弁15を開放としたままの状態で洗濯兼脱水槽9と脈動翼盤11を一体的にして一方向に約1000rpmの高速回転させるように洗濯脱水駆動装置を運転して洗濯兼脱水槽9内の洗濯物を遠心脱水するように行う。この最終脱水の運転時間は、所望の脱水率が得られる時間に設定する。
ステップS114
洗濯乾燥コースが設定されているかどうかを確認して処理を分岐する。
ステップS115
洗濯乾燥コースが設定されている場合は、乾燥を実行する。この乾燥は、排水電磁弁15を開放したままの状態として、洗濯工程と同様に、洗濯兼脱水槽9を静止させた状態で脈動翼盤11を正逆回転させながら、乾燥ダクト22の途中に設けた送風ファン19を運転することによって外槽9内の空気を通水通気口10bから乾燥ダクト22内に吸い出し、この乾燥ダクト22内を通過するときに該乾燥ダクト22内に設置した除湿機構22bから流れ落ちる冷却水に触れさせて冷却除湿した後にリントフィルタを通して糸屑を捕集し、ヒータ20によって加熱した後に温風吹き出し口22aから洗濯兼脱水槽2内に吹き込むことにより行う。
乾燥は、温度センサ26により温風の温度を監視しながら実行し、温度変化の割合が所定の値になったときに終了する。
尚、上述の実施例では、外槽10内の洗濯水を、循環ポンプ16を用いて洗濯兼脱水槽9の上方から振り掛ける場合の散水ノズルについて説明したが、水道水から給水する場合にも、上述と同様の散水ノズルを給水カバーに設けて、洗濯兼脱水槽9内の衣類にシャワーを振り掛ける構成としても良い。
1 外枠
4 給水電磁弁
9 洗濯兼脱水槽
10 外槽
10a 槽カバー
11 脈動翼盤
13 洗濯脱水駆動電動機
14 制御装置
15 循環ポンプ
30 給水カバー
34 ノズル
34a 旋回室
34b 入口
34c,34d,34e 出口
40 マイクロコンピュータ

Claims (7)

  1. 洗濯水を溜める外槽内に回転可能に設けた洗濯兼脱水槽である内槽と、前記内槽内の底部に位置させて回転可能に設けた回転翼盤と、前記内槽内に給水する給水電磁弁と、前記外槽内の洗濯水を前記内槽の上方から該内槽内に水を降り掛けるように循環させる洗濯水循環機構を備えた洗濯機において、
    前記洗濯水循環機構は、前記内槽の上方であって内槽の中心から後ろ側に設けられた散水ノズルを有し、該散水ノズルは、下方に開口して円錐状に散水する第一の吐出口と、洗濯物投入口側に向かい側方に開口し前記第一の吐出口からの散水よりも上方へ扇状に散水する第二の吐出口とを備え、
    前記給水電磁弁が前記内槽内に給水した後、
    前記第一の吐出口からの水は、前側が前記回転翼盤より前へ落下し、後ろ側が前記内槽の後壁面へ落下するように散水され、
    前記第二の吐出口からの水は、前記内槽の前壁面へ落下するように散水され、
    前記内槽を静止させつつ前記回転翼盤を回転させた状態で前記散水ノズルから水を振り掛けることを特徴とする洗濯機。
  2. 洗濯水を溜める外槽内に回転可能に設けた洗濯兼脱水槽である内槽と、前記内槽内の底部に位置させて回転可能に設けた回転翼盤と、前記内槽内に給水する給水電磁弁と、前記外槽内の洗濯水を該内槽の上方から該内槽内に降り掛けるように循環させる洗濯水循環機構とを備えた洗濯機において、
    前記洗濯水循環機構は、循環ポンプと循環路と内槽上方であって内槽の中心から後ろ側に設けた散水ノズルを有し、該散水ノズルは、下方に開口して円錐状に散水する第一の吐出口と、洗濯物投入口側に向かい側方に開口し前記第一の吐出口からの散水よりも上方へ扇状に散水する第二の吐出口とを備え、
    前記給水電磁弁が前記内槽内に給水した後、
    前記第一の吐出口からの水は、前側が前記回転翼盤より前へ落下し、後ろ側が前記内槽の後壁面へ落下するように散水され、
    前記第二の吐出口からの水は、前記内槽の前壁面へ落下するように散水され、
    前記内槽を静止させつつ前記回転翼盤を回転させた状態で前記散水ノズルから水を振り掛けることを特徴とする洗濯機。
  3. 洗濯水を溜める外槽内に回転可能に設けた洗濯兼脱水槽である内槽と、前記内槽内の底部に位置させて回転可能に設けた回転翼盤と、前記内槽内に給水する給水電磁弁と、前記外槽内の洗濯水を該内槽の上方から該内槽内に降り掛けるように循環させる洗濯水循環機構とを備えた洗濯機において、
    前記洗濯水循環機構は、循環ポンプと循環路と内槽上方であって内槽の中心から後ろ側に設けた散水ノズルを有し、該散水ノズルは、下方に開口して円錐状に散水する第一の吐出口と、洗濯物投入口側に向かい側方に開口して前記円錐状の散水よりも上方へ扇状に散水する第二の吐出口を備え、
    前記給水電磁弁が前記内槽内に給水した後、
    前記第一の吐出口からの水は、前側が前記回転翼盤より前へ落下し、後ろ側が前記内槽の後壁面へ落下するように散水され、
    前記第二の吐出口からの水は、前記内槽の前壁面へ落下するように散水され、
    前記内槽を静止させつつ前記回転翼盤を回転させた状態で前記散水ノズルから水を振り掛けることを特徴とする洗濯機。
  4. 請求項1において、前記散水ノズルは中心軸が略垂直方向の円筒で、概円筒の外周面に接線方向に接続した入水口と、前記円筒の底面中央に設けた略円形の前記第一の吐出口と、前記円筒の外周面に略水平方向に開口した前記第二の吐出口とから構成し、前記入水口から前記円筒内に入った洗濯水に旋回流を発生させ、該旋回による遠心力を利用し前記第一の吐出口と前記第二の吐出口から散水することを特徴とする洗濯機。
  5. 請求項4において、前記散水ノズルを前記内槽の回転中心軸から離れた位置に設け、前記第二の吐出口を前記内槽の回転中心軸側に向けて開口したことを特徴とする洗濯機。
  6. 請求項5において、前記第二の吐出口は水平方向に長い矩形状であることを特徴とする洗濯機。
  7. 請求項5において、前記第二の吐出口は鉛直方向に長い矩形状であることを特徴とする洗濯機。
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