JP2002282587A - 洗濯機 - Google Patents
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- JP2002282587A JP2002282587A JP2001085004A JP2001085004A JP2002282587A JP 2002282587 A JP2002282587 A JP 2002282587A JP 2001085004 A JP2001085004 A JP 2001085004A JP 2001085004 A JP2001085004 A JP 2001085004A JP 2002282587 A JP2002282587 A JP 2002282587A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 洗濯物に散水して濯ぎを行う濯ぎ行程を有す
る洗濯機に関するものである。 【解決手段】 給水弁１４の他方の出口部に接続する第
１の散水ノズル１８ａと、第２の散水ノズル１８ｂとか
ら成る散水装置１８を設け、第１の散水ノズル１８ａか
ら洗濯兼脱水槽１０の上方よりその内壁面に沿って略垂
直方向に向けて散水し、第２の散水ノズル１８ｂからそ
の槽の上方より内壁面に対し斜め方向に向けて散水す
る。
る洗濯機に関するものである。 【解決手段】 給水弁１４の他方の出口部に接続する第
１の散水ノズル１８ａと、第２の散水ノズル１８ｂとか
ら成る散水装置１８を設け、第１の散水ノズル１８ａか
ら洗濯兼脱水槽１０の上方よりその内壁面に沿って略垂
直方向に向けて散水し、第２の散水ノズル１８ｂからそ
の槽の上方より内壁面に対し斜め方向に向けて散水す
る。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明は、洗濯物に散水し
て濯ぎを行う濯ぎ行程を有する洗濯機に関するものであ
る。
て濯ぎを行う濯ぎ行程を有する洗濯機に関するものであ
る。
【０００２】
【従来の技術】図１６は、例えば特開平７−２４１３９
９号公報に開示される従来の洗濯機を示す構造図であ
る。図１５において、１は外箱、２は外箱１内に配設す
る水槽、３は水槽２の外底部に配置するモータ、４はモ
ータ３の回転駆動をモータプーリ５から主軸プーリ６へ
伝達するベルト、７は主軸プーリ６の回転駆動を後述す
る洗濯兼脱水槽に伝達する減速機、８は水槽２の下方端
部に取り付けられる排水ホース９から洗濯液を外部へ排
出制御する排水バルブ、１０は水槽２内に回転自在に設
けられる洗濯兼脱水槽、１１は洗濯兼脱水槽１０の壁面
に形成する脱水孔、１２は洗濯兼脱水槽１０の内底部に
回転自在に配設する回転翼、１３は洗濯兼脱水槽１０内
に収容される洗濯物、１４は外箱１内の上方に設けられ
る給水弁、１５は給水弁１４の一方の出口部に配置し、
この給水弁１４を通じて供給される水道水を洗濯兼脱水
槽１０内に注入制御する注入装置、１６は給水弁１４の
他方の出口部に配置し給水弁１４を通じて供給される水
道水を洗濯兼脱水槽１０内に散水する複数の孔をもつ散
水装置である。
９号公報に開示される従来の洗濯機を示す構造図であ
る。図１５において、１は外箱、２は外箱１内に配設す
る水槽、３は水槽２の外底部に配置するモータ、４はモ
ータ３の回転駆動をモータプーリ５から主軸プーリ６へ
伝達するベルト、７は主軸プーリ６の回転駆動を後述す
る洗濯兼脱水槽に伝達する減速機、８は水槽２の下方端
部に取り付けられる排水ホース９から洗濯液を外部へ排
出制御する排水バルブ、１０は水槽２内に回転自在に設
けられる洗濯兼脱水槽、１１は洗濯兼脱水槽１０の壁面
に形成する脱水孔、１２は洗濯兼脱水槽１０の内底部に
回転自在に配設する回転翼、１３は洗濯兼脱水槽１０内
に収容される洗濯物、１４は外箱１内の上方に設けられ
る給水弁、１５は給水弁１４の一方の出口部に配置し、
この給水弁１４を通じて供給される水道水を洗濯兼脱水
槽１０内に注入制御する注入装置、１６は給水弁１４の
他方の出口部に配置し給水弁１４を通じて供給される水
道水を洗濯兼脱水槽１０内に散水する複数の孔をもつ散
水装置である。
【０００３】次に、こうした構成を有する洗濯機の洗濯
／脱水動作について図１５を併用して説明する。洗濯兼
脱水槽１０内に洗濯物１３を収容して洗剤を適量だけ加
え、この後で水を開状態の給水弁１４から注入装置１５
を介して洗濯兼脱水槽１０内に適量だけ供給する。そし
て、モータ５の回転駆動により回転翼１２を回転させて
洗い動作を行う。次に、洗い動作が終了した時点で排水
バルブ８を開き、洗濯兼脱水槽１０内の洗濯液を排水す
る。この後で、洗濯兼脱水槽１０を回転させた状態で給
水弁１４を開き、散水装置１６の複数の孔から図１５中
に示すようにその内壁面に張り付いた洗濯物１３の垂直
面に対してα，β，γ角度の斜め方向へ散水する。こう
した散水濯ぎ動作を終了した後で、洗濯兼脱水槽１０を
高速回転させ、洗濯物１３の水分を遠心力により分散さ
せて脱水処理を行う脱水動作が実行され、その動作の終
了でもって一連の洗濯／脱水動作が完了する。
／脱水動作について図１５を併用して説明する。洗濯兼
脱水槽１０内に洗濯物１３を収容して洗剤を適量だけ加
え、この後で水を開状態の給水弁１４から注入装置１５
を介して洗濯兼脱水槽１０内に適量だけ供給する。そし
て、モータ５の回転駆動により回転翼１２を回転させて
洗い動作を行う。次に、洗い動作が終了した時点で排水
バルブ８を開き、洗濯兼脱水槽１０内の洗濯液を排水す
る。この後で、洗濯兼脱水槽１０を回転させた状態で給
水弁１４を開き、散水装置１６の複数の孔から図１５中
に示すようにその内壁面に張り付いた洗濯物１３の垂直
面に対してα，β，γ角度の斜め方向へ散水する。こう
した散水濯ぎ動作を終了した後で、洗濯兼脱水槽１０を
高速回転させ、洗濯物１３の水分を遠心力により分散さ
せて脱水処理を行う脱水動作が実行され、その動作の終
了でもって一連の洗濯／脱水動作が完了する。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】従来の洗濯機は、前述
のように散水濯ぎ動作が洗濯兼脱水槽と一緒になって回
転する洗濯物に散水装置からの散水を当て、洗濯物に含
まれる洗濯液を脱離するものである。しかし、この方法
は洗濯物の最大収容量を想定して洗濯兼脱水槽の内壁面
の上部から下部へ跨った位置に張り付いている洗濯物の
上部、中央部、下部に、散水装置からの散水が当たるよ
うに予め設定されている。したがって、例えば洗濯物の
収容量が小の場合は洗濯兼脱水槽のコーナー部のみに洗
濯物が張り付く状態となるので、洗濯兼脱水槽の内壁面
の上部および中央部に散水装置からの散水が当たって濯
ぎ水の無駄使いが生じるという問題点を生じる。
のように散水濯ぎ動作が洗濯兼脱水槽と一緒になって回
転する洗濯物に散水装置からの散水を当て、洗濯物に含
まれる洗濯液を脱離するものである。しかし、この方法
は洗濯物の最大収容量を想定して洗濯兼脱水槽の内壁面
の上部から下部へ跨った位置に張り付いている洗濯物の
上部、中央部、下部に、散水装置からの散水が当たるよ
うに予め設定されている。したがって、例えば洗濯物の
収容量が小の場合は洗濯兼脱水槽のコーナー部のみに洗
濯物が張り付く状態となるので、洗濯兼脱水槽の内壁面
の上部および中央部に散水装置からの散水が当たって濯
ぎ水の無駄使いが生じるという問題点を生じる。
【０００５】この発明は、前述のような問題点を解決す
るためになされたもので、洗濯物が張り付いている洗濯
兼脱水槽の内壁面に対して散水装置からの散水を当て、
濯ぎ水の無駄を防止した洗濯機を提供するものである。
るためになされたもので、洗濯物が張り付いている洗濯
兼脱水槽の内壁面に対して散水装置からの散水を当て、
濯ぎ水の無駄を防止した洗濯機を提供するものである。
【０００６】
【課題を解決するための手段】この発明に係る洗濯機は
外箱内に配設される水槽と、水槽内に設けられる洗濯兼
脱水槽と、洗濯兼脱水槽内に注水する注水装置と、洗濯
兼脱水槽内に散水する散水装置と、散水装置および注水
装置への給水動作を制御する給水弁とを備え、濯ぎ行程
時に洗濯兼脱水槽を回転しながら散水装置から散水する
ようにした洗濯機において、散水装置は濯ぎ行程時に洗
濯兼脱水槽の内壁面に沿って略垂直方向に散水する第１
の散水ノズルを設け、かつ少なくとも洗濯兼脱水槽のコ
ーナ部に向けて斜め方向に散水する第２の散水ノズルを
設けるようにしたものである。
外箱内に配設される水槽と、水槽内に設けられる洗濯兼
脱水槽と、洗濯兼脱水槽内に注水する注水装置と、洗濯
兼脱水槽内に散水する散水装置と、散水装置および注水
装置への給水動作を制御する給水弁とを備え、濯ぎ行程
時に洗濯兼脱水槽を回転しながら散水装置から散水する
ようにした洗濯機において、散水装置は濯ぎ行程時に洗
濯兼脱水槽の内壁面に沿って略垂直方向に散水する第１
の散水ノズルを設け、かつ少なくとも洗濯兼脱水槽のコ
ーナ部に向けて斜め方向に散水する第２の散水ノズルを
設けるようにしたものである。
【０００７】また、外箱内に配設される水槽と、水槽内
に設けられる洗濯兼脱水槽と、洗濯兼脱水槽内に注水す
る注水装置と、洗濯兼脱水槽内に散水する散水装置と、
散水装置および注水装置への給水動作を制御する給水弁
とを備え、濯ぎ行程時に洗濯兼脱水槽を回転しながら散
水装置から散水するようにした洗濯機において、散水装
置は濯ぎ行程時に洗濯兼脱水槽の内壁面に向かって斜め
方向に散水する散水ノズルを設け、その散水ノズルは散
水の広がりを可変としたものである。
に設けられる洗濯兼脱水槽と、洗濯兼脱水槽内に注水す
る注水装置と、洗濯兼脱水槽内に散水する散水装置と、
散水装置および注水装置への給水動作を制御する給水弁
とを備え、濯ぎ行程時に洗濯兼脱水槽を回転しながら散
水装置から散水するようにした洗濯機において、散水装
置は濯ぎ行程時に洗濯兼脱水槽の内壁面に向かって斜め
方向に散水する散水ノズルを設け、その散水ノズルは散
水の広がりを可変としたものである。
【０００８】また、散水ノズルの散水の広がり範囲を洗
濯兼脱水槽内に収納された洗濯物の量に応じて変化させ
るようにしたものである。
濯兼脱水槽内に収納された洗濯物の量に応じて変化させ
るようにしたものである。
【０００９】また、外箱内に配設される水槽と、水槽内
に設けられる洗濯兼脱水槽と、洗濯兼脱水槽内に注水す
る注水装置と、洗濯兼脱水槽内に散水する散水装置と、
散水装置および注水装置への給水動作を制御する給水弁
とを備え、濯ぎ行程時に洗濯兼脱水槽を回転しながら散
水装置から散水するようにした洗濯機において、散水装
置は濯ぎ行程時に洗濯兼脱水槽の内壁面に斜め方向に散
水する散水ノズルを設け、その散水ノズルは散水方向を
上下に移動できるように可変としたものである。
に設けられる洗濯兼脱水槽と、洗濯兼脱水槽内に注水す
る注水装置と、洗濯兼脱水槽内に散水する散水装置と、
散水装置および注水装置への給水動作を制御する給水弁
とを備え、濯ぎ行程時に洗濯兼脱水槽を回転しながら散
水装置から散水するようにした洗濯機において、散水装
置は濯ぎ行程時に洗濯兼脱水槽の内壁面に斜め方向に散
水する散水ノズルを設け、その散水ノズルは散水方向を
上下に移動できるように可変としたものである。
【００１０】また、散水ノズルの移動範囲を洗濯兼脱水
槽内に収納された洗濯物の量に応じて変化させるように
したものである。
槽内に収納された洗濯物の量に応じて変化させるように
したものである。
【００１１】また、散水装置は円錐状に広がる散水領域
を有するようにしたものである。
を有するようにしたものである。
【００１２】
【発明の実施の形態】実施の形態１．図１は、この発明
の洗濯機に係る実施の形態１を示す構成図である。図１
において、従来例と同一の符号は同一または相当部分を
示す。１７は外箱１内の上方に設けられる給水弁１４の
一方の出口部に接続し、この給水弁１４を通じて供給さ
れる水を洗濯兼脱水槽１０の上方から下方に向けて注入
する注入ノズルである。１８は給水弁１４の他方の出口
部に接続され、この給水弁１４を通じて供給される水を
洗濯兼脱水槽１０の上方からその内壁面に沿って略垂直
方向に向けて散水する第１の散水ノズル１８ａと、給水
弁１４を通じて供給される水を洗濯兼脱水槽１０の上方
からその内壁面に対し斜め方向に向けて散水する第２の
散水ノズル１８ｂとから成る散水装置である。なお、第
１の散水ノズル１８ａおよび第２の散水ノズル１８ｂか
らの散水は、図１に示すように洗濯兼脱水槽１０の中心
をはさんで互いに対向する位置に行われ、かつその散水
ノズルの水出口部から遠ざかるに応じて広がり角度が図
１に示すように大きくなっており、円錐形状の散水パタ
ーンとなる。
の洗濯機に係る実施の形態１を示す構成図である。図１
において、従来例と同一の符号は同一または相当部分を
示す。１７は外箱１内の上方に設けられる給水弁１４の
一方の出口部に接続し、この給水弁１４を通じて供給さ
れる水を洗濯兼脱水槽１０の上方から下方に向けて注入
する注入ノズルである。１８は給水弁１４の他方の出口
部に接続され、この給水弁１４を通じて供給される水を
洗濯兼脱水槽１０の上方からその内壁面に沿って略垂直
方向に向けて散水する第１の散水ノズル１８ａと、給水
弁１４を通じて供給される水を洗濯兼脱水槽１０の上方
からその内壁面に対し斜め方向に向けて散水する第２の
散水ノズル１８ｂとから成る散水装置である。なお、第
１の散水ノズル１８ａおよび第２の散水ノズル１８ｂか
らの散水は、図１に示すように洗濯兼脱水槽１０の中心
をはさんで互いに対向する位置に行われ、かつその散水
ノズルの水出口部から遠ざかるに応じて広がり角度が図
１に示すように大きくなっており、円錐形状の散水パタ
ーンとなる。
【００１３】次に、こうした構成を有する洗濯機の洗濯
／脱水行程について説明する。洗濯兼脱水槽１０内に洗
濯水が溜められ、その洗濯水の中で洗濯物１３を洗う洗
い行程、その洗濯水を開状態の排水バルブ８を通じて排
出する排水行程、洗濯兼脱水槽１０を回転させて洗濯物
１３に含まれる洗濯液を遠心力の作用で絞り出す中間脱
水行程の順で動作を実行する。この後で、洗濯兼脱水槽
１０を回転させながら散水装置１８よりその槽と一緒に
なって回転する洗濯物１３に向けて散水し、洗濯物１３
に含んだ洗濯水を放出して水と置換する散水濯ぎ行程の
動作が行われる。
／脱水行程について説明する。洗濯兼脱水槽１０内に洗
濯水が溜められ、その洗濯水の中で洗濯物１３を洗う洗
い行程、その洗濯水を開状態の排水バルブ８を通じて排
出する排水行程、洗濯兼脱水槽１０を回転させて洗濯物
１３に含まれる洗濯液を遠心力の作用で絞り出す中間脱
水行程の順で動作を実行する。この後で、洗濯兼脱水槽
１０を回転させながら散水装置１８よりその槽と一緒に
なって回転する洗濯物１３に向けて散水し、洗濯物１３
に含んだ洗濯水を放出して水と置換する散水濯ぎ行程の
動作が行われる。
【００１４】ここで、散水濯ぎ行程の動作を図２および
図３に示す構成図を併用して詳細に説明する。図２は、
洗濯兼脱水槽１０内の洗濯物１３の収容量が多い場合に
おける中間脱水行程終了後の洗濯物１３の分散状態を示
す構成図である。洗濯兼脱水槽１０の内壁面からその槽
の中心側に向かって洗濯物１３の厚みが厚くなり、かつ
洗濯兼脱水槽１０の内壁面の上部即ちその内底部から第
１の高さ位置Ｈｈまで洗濯物１３が分散されて中空の円
筒形状となる。そして、第１の散水ノズル１８ａから垂
直下方向に向けて散水される水が洗濯兼脱水槽１０の内
壁面に位置する洗濯物１３の上部（図２中のＡ部）に当
たる状態となる。また、第２の散水ノズル１８ｂから斜
め方向に向けて散水される水が洗濯兼脱水槽１０の内壁
面に位置する洗濯物１３の側部（図２中のＢ部）に当た
る状態となる。
図３に示す構成図を併用して詳細に説明する。図２は、
洗濯兼脱水槽１０内の洗濯物１３の収容量が多い場合に
おける中間脱水行程終了後の洗濯物１３の分散状態を示
す構成図である。洗濯兼脱水槽１０の内壁面からその槽
の中心側に向かって洗濯物１３の厚みが厚くなり、かつ
洗濯兼脱水槽１０の内壁面の上部即ちその内底部から第
１の高さ位置Ｈｈまで洗濯物１３が分散されて中空の円
筒形状となる。そして、第１の散水ノズル１８ａから垂
直下方向に向けて散水される水が洗濯兼脱水槽１０の内
壁面に位置する洗濯物１３の上部（図２中のＡ部）に当
たる状態となる。また、第２の散水ノズル１８ｂから斜
め方向に向けて散水される水が洗濯兼脱水槽１０の内壁
面に位置する洗濯物１３の側部（図２中のＢ部）に当た
る状態となる。
【００１５】次に、第１の散水ノズル１８ａにより上部
のみ散水された洗濯物１３は洗濯兼脱水槽１０と一緒に
なって回転することで、その側部が第２の散水ノズル１
８ｂからの散水に当たる。また、第２の散水ノズル１８
ｂにより側部のみ散水された洗濯物１３は回転すること
で、その上部が第１の散水ノズル１８ａからの散水に当
たる。このように、洗濯物１３が回転して第１の散水ノ
ズル１８ａと、第２の散水ノズル１８ｂとの散水個所を
毎回通過するこで、洗濯物１３の全体にほぼ満鞭なく散
水が当たって濯ぎが行われる。なお、その散水ノズルか
らの散水に直接当たらなかった洗濯物１３の個所には、
散水が当たった洗濯物１３からの水分移動により濡れ状
態となり、洗濯物１３に含まれる洗濯液が移動された水
分と置換することになる。したがって、散水ノズル１８
が固定設置されて円錐形状の散水パターを有する水が二
方向に分かれ、かつそれらの方向は一定であっても、洗
濯兼脱水槽１０の内壁面に中空の円筒形状となるように
張り付いている洗濯物１３に対し、ほぼ全体に散水が当
たって濯ぎ効率が良好となる。
のみ散水された洗濯物１３は洗濯兼脱水槽１０と一緒に
なって回転することで、その側部が第２の散水ノズル１
８ｂからの散水に当たる。また、第２の散水ノズル１８
ｂにより側部のみ散水された洗濯物１３は回転すること
で、その上部が第１の散水ノズル１８ａからの散水に当
たる。このように、洗濯物１３が回転して第１の散水ノ
ズル１８ａと、第２の散水ノズル１８ｂとの散水個所を
毎回通過するこで、洗濯物１３の全体にほぼ満鞭なく散
水が当たって濯ぎが行われる。なお、その散水ノズルか
らの散水に直接当たらなかった洗濯物１３の個所には、
散水が当たった洗濯物１３からの水分移動により濡れ状
態となり、洗濯物１３に含まれる洗濯液が移動された水
分と置換することになる。したがって、散水ノズル１８
が固定設置されて円錐形状の散水パターを有する水が二
方向に分かれ、かつそれらの方向は一定であっても、洗
濯兼脱水槽１０の内壁面に中空の円筒形状となるように
張り付いている洗濯物１３に対し、ほぼ全体に散水が当
たって濯ぎ効率が良好となる。
【００１６】次に、図３は洗濯兼脱水槽１０内の洗濯物
１３の収容量が少ない場合における洗濯物１３の分散状
態を示す構成図である。洗濯兼脱水槽１０の内壁面から
その槽の中心側に向かって洗濯物１３の厚みが薄くな
り、かつ洗濯兼脱水槽１０の内壁面の下方即ちその内底
部から第２の高さ位置Ｈｌまで洗濯物１３が分散されて
中空の円筒形状となる。そして、第１の散水ノズル１８
ａから垂直方向に向かって散水される水が洗濯兼脱水槽
１０の内壁面に位置する洗濯物１３の上部（図３中のＡ
部）に当たる状態となる。また、第２の散水ノズル１８
ｂから斜め方向に向かって散水される水が洗濯兼脱水槽
１０の内壁面に位置する洗濯物１３の側部（図３中のＢ
部）に当たる状態となる。したがって、前述と同様の散
水濯ぎのメカニズムにより、洗濯兼脱水槽１０の内壁面
の下方に分散される洗濯物１３の全体に対し、散水装置
１８からの散水が当たることで濯ぎ効率が良好となる。
１３の収容量が少ない場合における洗濯物１３の分散状
態を示す構成図である。洗濯兼脱水槽１０の内壁面から
その槽の中心側に向かって洗濯物１３の厚みが薄くな
り、かつ洗濯兼脱水槽１０の内壁面の下方即ちその内底
部から第２の高さ位置Ｈｌまで洗濯物１３が分散されて
中空の円筒形状となる。そして、第１の散水ノズル１８
ａから垂直方向に向かって散水される水が洗濯兼脱水槽
１０の内壁面に位置する洗濯物１３の上部（図３中のＡ
部）に当たる状態となる。また、第２の散水ノズル１８
ｂから斜め方向に向かって散水される水が洗濯兼脱水槽
１０の内壁面に位置する洗濯物１３の側部（図３中のＢ
部）に当たる状態となる。したがって、前述と同様の散
水濯ぎのメカニズムにより、洗濯兼脱水槽１０の内壁面
の下方に分散される洗濯物１３の全体に対し、散水装置
１８からの散水が当たることで濯ぎ効率が良好となる。
【００１７】また、前述の散水装置に代えて例えば２つ
の散水孔が形成される１本の散水ノズルを有した散水装
置を用い、一方の散水孔は洗濯兼脱水槽１０内に対して
垂直下方向に、他方の散水孔は斜め方向に向かうよう構
成しても良い。その散水装置の側面断面図を図４に示
す。図４において、１９は散水装置の本体であって、本
体１９内に給水弁１４から給水される水を通す流路１９
ａが形成され、その流路１９ａの先端部に連通して水の
広がり機能を有する第１の散水室１９ｂが設けられる。
そして、第１の散水室１９ｂの側部に入水口１９ｃが形
成され、その下部に第１の散水孔１９ｄが形成される。
の散水孔が形成される１本の散水ノズルを有した散水装
置を用い、一方の散水孔は洗濯兼脱水槽１０内に対して
垂直下方向に、他方の散水孔は斜め方向に向かうよう構
成しても良い。その散水装置の側面断面図を図４に示
す。図４において、１９は散水装置の本体であって、本
体１９内に給水弁１４から給水される水を通す流路１９
ａが形成され、その流路１９ａの先端部に連通して水の
広がり機能を有する第１の散水室１９ｂが設けられる。
そして、第１の散水室１９ｂの側部に入水口１９ｃが形
成され、その下部に第１の散水孔１９ｄが形成される。
【００１８】また、流路１９ａの先端部に連通して水の
広がり機能を有する第２の散水室１９ｅが設けられる。
そして、第２の散水室１９ｅの側部に入水口１９ｆが形
成され、その下部に第２の散水孔１９ｇが形成される。
こうした構成により、給水弁１４から給水される水が流
路１９ａを通過し、入水口１９ｃより第１の散水室１９
ｂへ流入し、その後で第１の散水孔１９ｄから垂直方向
であって水の広がりパターンを有する水が散水される。
また、これと同時に流路１９ａを通過して入水口１９ｆ
より第２の散水室１９ｅへ流入し、その後で第２の散水
孔１９ｇから斜め方向であって水の広がりパターンを有
する水が散水される。
広がり機能を有する第２の散水室１９ｅが設けられる。
そして、第２の散水室１９ｅの側部に入水口１９ｆが形
成され、その下部に第２の散水孔１９ｇが形成される。
こうした構成により、給水弁１４から給水される水が流
路１９ａを通過し、入水口１９ｃより第１の散水室１９
ｂへ流入し、その後で第１の散水孔１９ｄから垂直方向
であって水の広がりパターンを有する水が散水される。
また、これと同時に流路１９ａを通過して入水口１９ｆ
より第２の散水室１９ｅへ流入し、その後で第２の散水
孔１９ｇから斜め方向であって水の広がりパターンを有
する水が散水される。
【００１９】図５は、そのような散水装置１９を使用し
たときの洗濯兼脱水槽１０内への洗濯物１３の収容量が
多い場合における散水状態を示す構成図、図６は同じく
その槽内への洗濯物１３の収容量が少ない場合における
散水状態を示す構成図である。図４〜図６において、１
９は給水弁１４からの散水を洗濯兼脱水槽１０の内壁面
に張り付いた状態の洗濯物１３の上部（図５と図６中の
Ａ部）に当てる第１の散水孔１９ｄと、その槽の対向す
る内壁面に張り付いた状態の洗濯物１３に斜め方向に当
てる第２の散水孔１９ｇとから成る散水装置である。そ
して、洗濯物１３が回転して散水装置１９の第１の散水
孔１９ｄと、第２の散水孔１９ｇとによる散水個所を毎
回通過することで、洗濯物１３のほぼ全体が散水される
ことになる。
たときの洗濯兼脱水槽１０内への洗濯物１３の収容量が
多い場合における散水状態を示す構成図、図６は同じく
その槽内への洗濯物１３の収容量が少ない場合における
散水状態を示す構成図である。図４〜図６において、１
９は給水弁１４からの散水を洗濯兼脱水槽１０の内壁面
に張り付いた状態の洗濯物１３の上部（図５と図６中の
Ａ部）に当てる第１の散水孔１９ｄと、その槽の対向す
る内壁面に張り付いた状態の洗濯物１３に斜め方向に当
てる第２の散水孔１９ｇとから成る散水装置である。そ
して、洗濯物１３が回転して散水装置１９の第１の散水
孔１９ｄと、第２の散水孔１９ｇとによる散水個所を毎
回通過することで、洗濯物１３のほぼ全体が散水される
ことになる。
【００２０】さらに、前述の散水装置に代えて例えば洗
濯兼脱水槽１０の一方の内壁面に位置する洗濯物１３の
上部へ垂直方向に散水し、かつ同じ位置にある洗濯物１
３の側部へ斜め方向に散水を当てるように構成された散
水装置を用いても良い。図７は、その散水装置を使用し
たときの洗濯物１３の収容量が多い場合における散水状
態を示す構成図、図８は洗濯物１３の収容量が少ない場
合における散水状態を示す構成図である。
濯兼脱水槽１０の一方の内壁面に位置する洗濯物１３の
上部へ垂直方向に散水し、かつ同じ位置にある洗濯物１
３の側部へ斜め方向に散水を当てるように構成された散
水装置を用いても良い。図７は、その散水装置を使用し
たときの洗濯物１３の収容量が多い場合における散水状
態を示す構成図、図８は洗濯物１３の収容量が少ない場
合における散水状態を示す構成図である。
【００２１】図７と図８において、２０は洗濯兼脱水槽
１０の上方に直径方向に跨って配設した散水装置で、一
端が給水弁１４に接続され他端が洗濯兼脱水槽１０の一
方の内壁面の上方に位置し、その内壁面に沿って略垂直
方向に散水して該洗濯兼脱水槽１０内の洗濯物１３の上
部（図７と図８中のＡ部）に当てる第３の散水ノズル２
０ａと、給水弁１４の近傍に設けられて洗濯兼脱水槽１
０の対向する内壁面に斜め方向に散水して下方に位置す
る洗濯物１３の側部（図７と図８中のＢ部）に当てる第
４の散水ノズル２０ｂとから成る。そして、洗濯物１３
が回転して前述のように構成された散水装置２０の第３
の散水ノズル２０ａと、第４の散水ノズル２０ｂとの散
水個所を毎回通過することで、洗濯兼脱水槽１０の内壁
面に張り付いている洗濯物１３のほぼ全体に散水が当た
ることになる。
１０の上方に直径方向に跨って配設した散水装置で、一
端が給水弁１４に接続され他端が洗濯兼脱水槽１０の一
方の内壁面の上方に位置し、その内壁面に沿って略垂直
方向に散水して該洗濯兼脱水槽１０内の洗濯物１３の上
部（図７と図８中のＡ部）に当てる第３の散水ノズル２
０ａと、給水弁１４の近傍に設けられて洗濯兼脱水槽１
０の対向する内壁面に斜め方向に散水して下方に位置す
る洗濯物１３の側部（図７と図８中のＢ部）に当てる第
４の散水ノズル２０ｂとから成る。そして、洗濯物１３
が回転して前述のように構成された散水装置２０の第３
の散水ノズル２０ａと、第４の散水ノズル２０ｂとの散
水個所を毎回通過することで、洗濯兼脱水槽１０の内壁
面に張り付いている洗濯物１３のほぼ全体に散水が当た
ることになる。
【００２２】以上のように、外箱１内の上方に洗濯兼脱
水槽１０内に対して垂直方向および斜め方向の２方向に
向けて散水するように構成された散水装置を用いたこと
により、その内壁面に張り付いている洗濯物１３にほぼ
満鞭なく散水が当たり、洗濯物１３の収容量がどのよう
な場合であっても濯ぎ水の無駄使いを防止することがで
きる。
水槽１０内に対して垂直方向および斜め方向の２方向に
向けて散水するように構成された散水装置を用いたこと
により、その内壁面に張り付いている洗濯物１３にほぼ
満鞭なく散水が当たり、洗濯物１３の収容量がどのよう
な場合であっても濯ぎ水の無駄使いを防止することがで
きる。
【００２３】実施の形態２．図９は、この発明の洗濯機
に係る実施の形態２を示す構成図である。図９におい
て、従来例又は実施の形態１と同一の符号は同一または
相当部分を示す。２１は外箱１内の上方に配設する給水
弁１４の他方の出口部に接続され、この給水弁１４を通
じて供給される水を洗濯兼脱水槽１０の上方からその内
壁面に向かって斜め方向であって、広がり角度を変化さ
せて散水する散水装置、２２は洗濯兼脱水槽１０内の洗
濯物１３の収容量即ち負荷量に応じて散水装置２１の水
の広がり角度を、図９に示すように例えばθ１〜θ３と
いう具合に変化させる広がり角度変化装置である。
に係る実施の形態２を示す構成図である。図９におい
て、従来例又は実施の形態１と同一の符号は同一または
相当部分を示す。２１は外箱１内の上方に配設する給水
弁１４の他方の出口部に接続され、この給水弁１４を通
じて供給される水を洗濯兼脱水槽１０の上方からその内
壁面に向かって斜め方向であって、広がり角度を変化さ
せて散水する散水装置、２２は洗濯兼脱水槽１０内の洗
濯物１３の収容量即ち負荷量に応じて散水装置２１の水
の広がり角度を、図９に示すように例えばθ１〜θ３と
いう具合に変化させる広がり角度変化装置である。
【００２４】また、図１０は広がり角度変化装置２２の
構成を示すブロック図である。図１０において、広がり
角度変化装置２２は洗濯物１３の負荷量を検知する負荷
量検知手段２３、負荷量検知手段２３の検知出力に基づ
いて広がり角度を設定する広がり角度設定手段２４、広
がり角度設定手段２４の出力により散水装置２１の広が
り角度機構部（図示なし）を駆動制御する駆動制御部２
５から構成する。なお、負荷量検知手段２３として例え
ば濯ぎ行程の前段階である洗い行程において、回転翼１
２の惰性回転パターンを抽出し、そのパターンに基づい
て負荷量を検知する方法が挙げられる。
構成を示すブロック図である。図１０において、広がり
角度変化装置２２は洗濯物１３の負荷量を検知する負荷
量検知手段２３、負荷量検知手段２３の検知出力に基づ
いて広がり角度を設定する広がり角度設定手段２４、広
がり角度設定手段２４の出力により散水装置２１の広が
り角度機構部（図示なし）を駆動制御する駆動制御部２
５から構成する。なお、負荷量検知手段２３として例え
ば濯ぎ行程の前段階である洗い行程において、回転翼１
２の惰性回転パターンを抽出し、そのパターンに基づい
て負荷量を検知する方法が挙げられる。
【００２５】また、図１１の（ａ），（ｂ）は広がり角
度機構部を有する散水装置２１の具体的な構成図であ
る。図１１の（ａ），（ｂ）において、２６は散水装置
本体、２７は散水装置本体２６内に形成する水流路、２
８は水流路２７に沿って設けられるシャフト、２９はシ
ャフト２８が散水装置本体２６の壁を貫通する個所に設
けられるパッキン、３０はシャフト２８の一端部に固着
されるボールである。そして、シャフト２８の他端部に
は広がり角度変化装置２２が接続される。
度機構部を有する散水装置２１の具体的な構成図であ
る。図１１の（ａ），（ｂ）において、２６は散水装置
本体、２７は散水装置本体２６内に形成する水流路、２
８は水流路２７に沿って設けられるシャフト、２９はシ
ャフト２８が散水装置本体２６の壁を貫通する個所に設
けられるパッキン、３０はシャフト２８の一端部に固着
されるボールである。そして、シャフト２８の他端部に
は広がり角度変化装置２２が接続される。
【００２６】こうした構成により、広がり角度変化装置
２２を構成する負荷量検知手段２３から洗濯物１３の収
容量が多いという出力が発生した場合に、図１１の
（ａ）に示すようにシャフト２８が駆動制御部２５によ
り所定量だけ上昇移動する。そして、シャフト２８の一
端部に固着されるボール３０は水流路２７の出口部（図
中のａ部）側に接近する。これにより、出口部の開口面
積が小さくなるために水流路２７の入口部（図中のｂ
部）から流入する水は流速を増した状態で水流路２７を
通過し、その後で出口部から流れ出る水はその個所の内
壁面（図中のｃ部）とボール３０の球面（図中のｄ部）
との隙間を勢い良く抜け出て、その球面を沿うようにし
て広がり角度の大きい即ち広がり角度θ３を有する円錐
形状の散水パターンとなる。
２２を構成する負荷量検知手段２３から洗濯物１３の収
容量が多いという出力が発生した場合に、図１１の
（ａ）に示すようにシャフト２８が駆動制御部２５によ
り所定量だけ上昇移動する。そして、シャフト２８の一
端部に固着されるボール３０は水流路２７の出口部（図
中のａ部）側に接近する。これにより、出口部の開口面
積が小さくなるために水流路２７の入口部（図中のｂ
部）から流入する水は流速を増した状態で水流路２７を
通過し、その後で出口部から流れ出る水はその個所の内
壁面（図中のｃ部）とボール３０の球面（図中のｄ部）
との隙間を勢い良く抜け出て、その球面を沿うようにし
て広がり角度の大きい即ち広がり角度θ３を有する円錐
形状の散水パターンとなる。
【００２７】また、負荷量検知手段２３から洗濯物１３
の収容量が少ないという出力が発生した場合に、図１１
の（ｂ）に示すようにシャフト２８が駆動制御部２５に
より所定量だけ下降移動する。そして、シャフト２８の
一端部に固着されるボール３０は水流路２７の出口部
（図中のａ部）側から遠ざかる。これにより、出口部の
開口面積が比較的大きくなるために、水流路２７の入口
部（図中のｂ部）から流入する水は流速を低減した状態
で水流路２７を通過する。その後で、出口部から流れ出
る水はその個所の内壁面（図中のｃ部）とボール３０の
球面（図中のｄ部）との隙間を比較的緩やかな状態で抜
け出て、その球面を沿うようにして広がり角度の小さい
即ち広がり角度θ１を有する円錐形状の散水パターンと
なる。
の収容量が少ないという出力が発生した場合に、図１１
の（ｂ）に示すようにシャフト２８が駆動制御部２５に
より所定量だけ下降移動する。そして、シャフト２８の
一端部に固着されるボール３０は水流路２７の出口部
（図中のａ部）側から遠ざかる。これにより、出口部の
開口面積が比較的大きくなるために、水流路２７の入口
部（図中のｂ部）から流入する水は流速を低減した状態
で水流路２７を通過する。その後で、出口部から流れ出
る水はその個所の内壁面（図中のｃ部）とボール３０の
球面（図中のｄ部）との隙間を比較的緩やかな状態で抜
け出て、その球面を沿うようにして広がり角度の小さい
即ち広がり角度θ１を有する円錐形状の散水パターンと
なる。
【００２８】洗濯兼脱水槽１０内の洗濯物１３の収容量
が多い場合は、図１２に示すようにその内壁面の上方か
ら下方へ跨った位置に洗濯物１３が分散される。そし
て、散水装置２１から斜め方向であって広がり角度変化
装置２２により設定される広がり角度θ３を有する散水
が、洗濯兼脱水槽１０の一方の内壁面全体に分散される
洗濯物１３の全体（図１２中のＡ部）に当たる状態とな
る。このようなメカニズムを有する散水装置２１の散水
個所を、洗濯物１３が回転して毎回通過することで、洗
濯物１３のほぼ全体が散水されることになる。
が多い場合は、図１２に示すようにその内壁面の上方か
ら下方へ跨った位置に洗濯物１３が分散される。そし
て、散水装置２１から斜め方向であって広がり角度変化
装置２２により設定される広がり角度θ３を有する散水
が、洗濯兼脱水槽１０の一方の内壁面全体に分散される
洗濯物１３の全体（図１２中のＡ部）に当たる状態とな
る。このようなメカニズムを有する散水装置２１の散水
個所を、洗濯物１３が回転して毎回通過することで、洗
濯物１３のほぼ全体が散水されることになる。
【００２９】洗濯兼脱水槽１０内の洗濯物１３の収容量
が少ない場合は、図１３に示すようにその内壁面の下方
に洗濯物１３が分散される。そして、散水装置２１から
斜め方向であって広がり角度変化装置２２により設定さ
れる広がり角度θ１を有する散水が、洗濯兼脱水槽１０
の内壁面の下方に位置する洗濯物１３の全体（図１３中
のＡ部）に当たる状態となる。したがって、前述と同様
に洗濯物１３が回転して散水装置２１の散水個所を毎回
通過することで、洗濯物１３のほぼ全体が散水されるこ
とになる。
が少ない場合は、図１３に示すようにその内壁面の下方
に洗濯物１３が分散される。そして、散水装置２１から
斜め方向であって広がり角度変化装置２２により設定さ
れる広がり角度θ１を有する散水が、洗濯兼脱水槽１０
の内壁面の下方に位置する洗濯物１３の全体（図１３中
のＡ部）に当たる状態となる。したがって、前述と同様
に洗濯物１３が回転して散水装置２１の散水個所を毎回
通過することで、洗濯物１３のほぼ全体が散水されるこ
とになる。
【００３０】以上のように、外箱１内の上方へ洗濯兼脱
水槽１０内に対して斜め方向に散水する散水装置を配設
し、洗濯物の負荷量に対応して散水装置の散水の広がり
角度を設定するように構成したことにより、その内壁面
に張り付いている回転状態の洗濯物１３に散水が当た
り、洗濯物１３の収容量に制約されることがなく、濯ぎ
水の無駄使いを防止することができる。
水槽１０内に対して斜め方向に散水する散水装置を配設
し、洗濯物の負荷量に対応して散水装置の散水の広がり
角度を設定するように構成したことにより、その内壁面
に張り付いている回転状態の洗濯物１３に散水が当た
り、洗濯物１３の収容量に制約されることがなく、濯ぎ
水の無駄使いを防止することができる。
【００３１】実施の形態３．図１４は、この発明の洗濯
機に係る実施の形態３を示す構成図である。図１４にお
いて、従来例および実施の形態１と同一の符号は同一ま
たは相当部分を示す。３１は外箱１内の上方に配設する
給水弁１４の他方の出口部に接続される首振り型散水装
置であって、洗濯兼脱水槽１０の内壁面に沿う略垂直方
向から内壁面に対し斜め方向に至る範囲で散水するもの
である。３２は洗濯兼脱水槽１０内の洗濯物１３の収容
量に応じて首振り型散水装置３１の首振り角度を変化さ
せる首振り角度変化装置である。
機に係る実施の形態３を示す構成図である。図１４にお
いて、従来例および実施の形態１と同一の符号は同一ま
たは相当部分を示す。３１は外箱１内の上方に配設する
給水弁１４の他方の出口部に接続される首振り型散水装
置であって、洗濯兼脱水槽１０の内壁面に沿う略垂直方
向から内壁面に対し斜め方向に至る範囲で散水するもの
である。３２は洗濯兼脱水槽１０内の洗濯物１３の収容
量に応じて首振り型散水装置３１の首振り角度を変化さ
せる首振り角度変化装置である。
【００３２】また、図１５は首振り角度変化装置３２の
構成を示すブロック図である。図１５において、３３は
洗濯物１３の収容量即ち負荷量を検知する負荷量検知手
段、３４は負荷量検知手段３３の出力に基づいて首振り
型散水装置３１の首振り角度を設定する首振り角度設定
手段、３５は首振り角度設定手段３４の出力に基づいて
首振り型散水装置３１を所定角度で首振り駆動させる首
振り駆動制御部である。
構成を示すブロック図である。図１５において、３３は
洗濯物１３の収容量即ち負荷量を検知する負荷量検知手
段、３４は負荷量検知手段３３の出力に基づいて首振り
型散水装置３１の首振り角度を設定する首振り角度設定
手段、３５は首振り角度設定手段３４の出力に基づいて
首振り型散水装置３１を所定角度で首振り駆動させる首
振り駆動制御部である。
【００３３】次に、首振り型散水装置３１を用いて洗濯
権脱水槽１０内の洗濯物１３に散水する濯ぎ動作を、図
１４を併用して説明する。首振り角度変化装置３２を構
成する負荷量検知手段３３から洗濯兼脱水槽１０内の洗
濯物１４の負荷量が多いという出力が発生した場合に、
首振り散水装置３１は首振り角度設定手段３４で設定さ
れる負荷量に応じた首振り角度だけ首振り駆動する。こ
れにより、首振り型散水装置３１の予め設定される水の
広がり角度θｘを有する散水領域が、洗濯兼脱水槽１０
の内壁面に対して斜め方向に対向した状態で上下方向に
大きく往復移動する。そして、洗濯兼脱水槽１０と一緒
になって回転する洗濯物１３がその散水パターンを毎回
通過することで、その内壁面の上方から下方に跨った位
置に分散される洗濯物１３に散水が満鞭なく当たること
になる。
権脱水槽１０内の洗濯物１３に散水する濯ぎ動作を、図
１４を併用して説明する。首振り角度変化装置３２を構
成する負荷量検知手段３３から洗濯兼脱水槽１０内の洗
濯物１４の負荷量が多いという出力が発生した場合に、
首振り散水装置３１は首振り角度設定手段３４で設定さ
れる負荷量に応じた首振り角度だけ首振り駆動する。こ
れにより、首振り型散水装置３１の予め設定される水の
広がり角度θｘを有する散水領域が、洗濯兼脱水槽１０
の内壁面に対して斜め方向に対向した状態で上下方向に
大きく往復移動する。そして、洗濯兼脱水槽１０と一緒
になって回転する洗濯物１３がその散水パターンを毎回
通過することで、その内壁面の上方から下方に跨った位
置に分散される洗濯物１３に散水が満鞭なく当たること
になる。
【００３４】次に、首振り角度変化装置３１を構成する
負荷量検知手段３３から洗濯兼脱水槽１０内の洗濯物１
４の負荷量が少ないという出力が発生した場合に、首振
り型散水装置３１は負荷量に応じた首振り角度だけ首振
り駆動する。これにより、首振り型散水装置３１の予め
設定される水の広がり角度θｘを有する散水領域が、洗
濯兼脱水槽１０の内壁面に対して斜め方向であって対向
した状態で上下方向に小さく往復移動する。そして、回
転する洗濯物１３がその散水領域を毎回通過すること
で、その内壁面の下方に位置する洗濯物１３に散水が満
鞭なく当たることになる。
負荷量検知手段３３から洗濯兼脱水槽１０内の洗濯物１
４の負荷量が少ないという出力が発生した場合に、首振
り型散水装置３１は負荷量に応じた首振り角度だけ首振
り駆動する。これにより、首振り型散水装置３１の予め
設定される水の広がり角度θｘを有する散水領域が、洗
濯兼脱水槽１０の内壁面に対して斜め方向であって対向
した状態で上下方向に小さく往復移動する。そして、回
転する洗濯物１３がその散水領域を毎回通過すること
で、その内壁面の下方に位置する洗濯物１３に散水が満
鞭なく当たることになる。
【００３５】以上のように、外箱１内の上方へ洗濯兼脱
水槽１０内に対して斜め下方向に散水する首振り型散水
装置３１を配設し、その散水装置３１が洗濯物１３の収
容量に対応して首振りを実行する際の首振り角度を変化
するように構成したことにより、その内壁面に張り付い
ている回転状態の洗濯物１３に散水が当たり、洗濯物１
３の収容量が大または小の場合であっても濯ぎ水の無駄
使いを防止することができる。
水槽１０内に対して斜め下方向に散水する首振り型散水
装置３１を配設し、その散水装置３１が洗濯物１３の収
容量に対応して首振りを実行する際の首振り角度を変化
するように構成したことにより、その内壁面に張り付い
ている回転状態の洗濯物１３に散水が当たり、洗濯物１
３の収容量が大または小の場合であっても濯ぎ水の無駄
使いを防止することができる。
【００３６】
【発明の効果】この発明は、以上のように構成されてい
るので以下に記載されるような効果を奏する。
るので以下に記載されるような効果を奏する。
【００３７】この発明に係る洗濯機は、水槽内に設けら
れる洗濯兼脱水槽と、洗濯兼脱水槽内に注水する注水装
置と、洗濯兼脱水槽内に散水する散水装置と、散水装置
および注水装置への給水動作を制御する給水弁とを備
え、濯ぎ行程時に洗濯兼脱水槽を回転しながら散水装置
から散水するようにした洗濯機において、散水装置は濯
ぎ行程時に洗濯兼脱水槽の内壁面に沿って略垂直方向に
散水する第１の散水ノズルを設け、かつ少なくとも洗濯
兼脱水槽のコーナ部に向けて斜め方向に散水する第２の
散水ノズルを設けるようにしたので、洗濯兼脱水槽と一
緒になって回転する洗濯物が、それらの散水ノズルの散
水領域を通過していく。したがって、洗濯兼脱水槽内の
洗濯物の収容量の多少にかかわらず、洗濯物に散水がほ
ぼ満鞭なく当たり、散水濯ぎ行程時の濯ぎ水の無駄使い
を防止する洗濯機を実現できる。
れる洗濯兼脱水槽と、洗濯兼脱水槽内に注水する注水装
置と、洗濯兼脱水槽内に散水する散水装置と、散水装置
および注水装置への給水動作を制御する給水弁とを備
え、濯ぎ行程時に洗濯兼脱水槽を回転しながら散水装置
から散水するようにした洗濯機において、散水装置は濯
ぎ行程時に洗濯兼脱水槽の内壁面に沿って略垂直方向に
散水する第１の散水ノズルを設け、かつ少なくとも洗濯
兼脱水槽のコーナ部に向けて斜め方向に散水する第２の
散水ノズルを設けるようにしたので、洗濯兼脱水槽と一
緒になって回転する洗濯物が、それらの散水ノズルの散
水領域を通過していく。したがって、洗濯兼脱水槽内の
洗濯物の収容量の多少にかかわらず、洗濯物に散水がほ
ぼ満鞭なく当たり、散水濯ぎ行程時の濯ぎ水の無駄使い
を防止する洗濯機を実現できる。
【００３８】また、外箱内に配設される水槽と、水槽内
に設けられる洗濯兼脱水槽と、洗濯兼脱水槽内に注水す
る注水装置と、洗濯兼脱水槽内に散水する散水装置と、
散水装置および注水装置への給水動作を制御する給水弁
とを備え、濯ぎ行程時に洗濯兼脱水槽を回転しながら散
水装置から散水するようにした洗濯機において、散水装
置は濯ぎ行程時に洗濯兼脱水槽の内壁面に向かって斜め
方向に散水する散水ノズルを設け、その散水ノズルは散
水の広がりを可変できるようにしたので、洗濯兼脱水槽
と一緒になって回転する洗濯物が、その散水ノズルの散
水領域を通過していく。これにより、洗濯兼脱水槽内の
洗濯物の収容量の多少にかかわらず、洗濯物に散水が当
たって散水濯ぎ行程時の濯ぎ水の無駄使いをより一層防
止する洗濯機を実現できる。
に設けられる洗濯兼脱水槽と、洗濯兼脱水槽内に注水す
る注水装置と、洗濯兼脱水槽内に散水する散水装置と、
散水装置および注水装置への給水動作を制御する給水弁
とを備え、濯ぎ行程時に洗濯兼脱水槽を回転しながら散
水装置から散水するようにした洗濯機において、散水装
置は濯ぎ行程時に洗濯兼脱水槽の内壁面に向かって斜め
方向に散水する散水ノズルを設け、その散水ノズルは散
水の広がりを可変できるようにしたので、洗濯兼脱水槽
と一緒になって回転する洗濯物が、その散水ノズルの散
水領域を通過していく。これにより、洗濯兼脱水槽内の
洗濯物の収容量の多少にかかわらず、洗濯物に散水が当
たって散水濯ぎ行程時の濯ぎ水の無駄使いをより一層防
止する洗濯機を実現できる。
【００３９】また、散水ノズルの散水の広がり範囲を洗
濯兼脱水槽内に収納された洗濯物の量に応じて変化させ
るようにしたので、洗濯兼脱水槽の内壁面に張り付く洗
濯物の量に対応して散水を行い、散水濯ぎ行程時の濯ぎ
水の無駄使いをより一層防止する洗濯機を実現できる。
濯兼脱水槽内に収納された洗濯物の量に応じて変化させ
るようにしたので、洗濯兼脱水槽の内壁面に張り付く洗
濯物の量に対応して散水を行い、散水濯ぎ行程時の濯ぎ
水の無駄使いをより一層防止する洗濯機を実現できる。
【００４０】また、外箱内に配設される水槽と、水槽内
に設けられる洗濯兼脱水槽と、洗濯兼脱水槽内に注水す
る注水装置と、洗濯兼脱水槽内に散水する散水装置と、
散水装置および注水装置への給水動作を制御する給水弁
とを備え、濯ぎ行程時に洗濯兼脱水槽を回転しながら散
水装置から散水するようにした洗濯機において、散水装
置は濯ぎ行程時に洗濯兼脱水槽の内壁面に斜め方向に散
水する散水ノズルを設け、その散水ノズルは散水方向を
上下に移動できるように可変したので、洗濯兼脱水槽と
一緒になって回転する洗濯物が、その散水ノズルの移動
状態の散水領域を毎回通過していく。これにより、洗濯
兼脱水槽内の洗濯物の収容量の多少にかかわらず散水濯
ぎ行程時の濯ぎ水の無駄使いをより一層防止する洗濯機
を実現できる。
に設けられる洗濯兼脱水槽と、洗濯兼脱水槽内に注水す
る注水装置と、洗濯兼脱水槽内に散水する散水装置と、
散水装置および注水装置への給水動作を制御する給水弁
とを備え、濯ぎ行程時に洗濯兼脱水槽を回転しながら散
水装置から散水するようにした洗濯機において、散水装
置は濯ぎ行程時に洗濯兼脱水槽の内壁面に斜め方向に散
水する散水ノズルを設け、その散水ノズルは散水方向を
上下に移動できるように可変したので、洗濯兼脱水槽と
一緒になって回転する洗濯物が、その散水ノズルの移動
状態の散水領域を毎回通過していく。これにより、洗濯
兼脱水槽内の洗濯物の収容量の多少にかかわらず散水濯
ぎ行程時の濯ぎ水の無駄使いをより一層防止する洗濯機
を実現できる。
【００４１】また、散水ノズルの移動範囲を洗濯兼脱水
槽内に収納された洗濯物の量に応じて変化させるように
したので、洗濯兼脱水槽の内壁面に張り付く洗濯物の量
に対応して散水を行い、散水濯ぎ行程時の濯ぎ水の無駄
使いをより一層防止する洗濯機を実現できる。
槽内に収納された洗濯物の量に応じて変化させるように
したので、洗濯兼脱水槽の内壁面に張り付く洗濯物の量
に対応して散水を行い、散水濯ぎ行程時の濯ぎ水の無駄
使いをより一層防止する洗濯機を実現できる。
【００４２】また、散水装置は円錐状に広がる散水領域
を有するようにしたので、洗濯兼脱水槽の内壁面に張り
付いている回転状態の洗濯物に対する散水面積を広げ、
散水濯ぎ行程時の濯ぎ水の無駄使いを防止する洗濯機を
実現できる。
を有するようにしたので、洗濯兼脱水槽の内壁面に張り
付いている回転状態の洗濯物に対する散水面積を広げ、
散水濯ぎ行程時の濯ぎ水の無駄使いを防止する洗濯機を
実現できる。
【図１】 この発明の洗濯機に係る実施の形態１を示す
構成図である。
構成図である。
【図２】 洗濯機の実施の形態１を示す構成図である。
【図３】 洗濯機の実施の形態１を示す構成図である。
【図４】 実施の形態１の散水装置を示す側面断面図で
ある。
ある。
【図５】 実施の形態１の他の例を示す構成図である。
【図６】 実施の形態１の他の例を示す構成図である。
【図７】 実施の形態１のさらに他の例を示す構成図で
ある。
ある。
【図８】 実施の形態１のさらに他の例を示す構成図で
ある。
ある。
【図９】 洗濯機の実施の形態２を示す構成図である。
【図１０】 実施の形態２の一装置に係る回路ブロック
図である。
図である。
【図１１】 実施の形態２の散水装置を示す構成図であ
る。
る。
【図１２】 洗濯機の実施の形態２を示す構成図であ
る。
る。
【図１３】 洗濯機の実施の形態２を示す構成図であ
る。
る。
【図１４】 洗濯機の実施の形態３を示す構成図であ
る。
る。
【図１５】 実施の形態３の一装置に係る回路ブロック
図である。
図である。
【図１６】 従来の洗濯機を示す構成図である。
【符号の説明】 １ 外箱、２ 水槽、３ モータ、４ ベルト、５ モ
ータプーリ、６ 主軸プーリ、７ 減速機、８ 排水バ
ルブ、９ 排水ホース、１０ 洗濯兼脱水槽、１１ 脱
水孔、１２ 回転翼、１３ 洗濯物、１４ 給水弁、１
５ 注入装置、１６ 散水装置、１７ 注入ノズル、１
８ 第１の散水装置、１９ 第２の散水装置、２０ 第
３の散水装置、２１ 第４の散水装置、２２ 広がり角
度変化装置、２３ 負荷量検知手段、２４ 広がり角度
設定手段、２５ 駆動制御部、２６ 散水装置本体、２
７ 水流路、２８ シャフト、２９ パッキン、３０
ボール、３１ 首振り型散水装置、３２ 首振り角度変
化装置、３３ 負荷量検知手段、３４ 首振り角度設定
手段、３５ 首振り駆動制御部。
ータプーリ、６ 主軸プーリ、７ 減速機、８ 排水バ
ルブ、９ 排水ホース、１０ 洗濯兼脱水槽、１１ 脱
水孔、１２ 回転翼、１３ 洗濯物、１４ 給水弁、１
５ 注入装置、１６ 散水装置、１７ 注入ノズル、１
８ 第１の散水装置、１９ 第２の散水装置、２０ 第
３の散水装置、２１ 第４の散水装置、２２ 広がり角
度変化装置、２３ 負荷量検知手段、２４ 広がり角度
設定手段、２５ 駆動制御部、２６ 散水装置本体、２
７ 水流路、２８ シャフト、２９ パッキン、３０
ボール、３１ 首振り型散水装置、３２ 首振り角度変
化装置、３３ 負荷量検知手段、３４ 首振り角度設定
手段、３５ 首振り駆動制御部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中村 新一 東京都千代田区丸の内二丁目２番３号 三 菱電機株式会社内 (72)発明者 中村 輝男 東京都千代田区丸の内二丁目２番３号 三 菱電機株式会社内 (72)発明者 斉藤 猛 千葉県船橋市山手一丁目１番１号 日本建 鐵株式会社内 Ｆターム(参考） 3B155 AA03 BB09 BB14 CA05 CA06 CB06 FA15 FA22 KA02 LA14 LB29 MA01 MA02 MA06
Claims (6)
- 【請求項１】 外箱内に配設される水槽と、この水槽内
に設けられる洗濯兼脱水槽と、この洗濯兼脱水槽内に注
水する注水装置と、前記洗濯兼脱水槽内に散水する散水
装置と、この散水装置および注水装置への給水動作を制
御する給水弁とを備え、濯ぎ行程時に前記洗濯兼脱水槽
を回転しながら前記散水装置から散水するようにした洗
濯機において、前記散水装置は濯ぎ行程時に前記洗濯兼
脱水槽の内壁面に沿って略垂直方向に散水する第１の散
水ノズルと、前記洗濯兼脱水槽の少なくともコーナ部に
向けて斜め方向に散水する第２の散水ノズルとを具備し
たことを特徴とする洗濯機。 - 【請求項２】 外箱内に配設される水槽と、この水槽内
に設けられる洗濯兼脱水槽と、この洗濯兼脱水槽内に注
水する注水装置と、前記洗濯兼脱水槽内に散水する散水
装置と、この散水装置および注水装置への給水動作を制
御する給水弁とを備え、濯ぎ行程時に前記洗濯兼脱水槽
を回転しながら前記散水装置から散水するようにした洗
濯機において、前記散水装置は濯ぎ行程時に前記洗濯兼
脱水槽の内壁面に向かって斜め方向に散水する散水ノズ
ルとを具備し、この散水ノズルはその散水の広がりを可
変としたことを特徴とする洗濯機。 - 【請求項３】 前記散水ノズルの散水の広がり範囲を前
記洗濯兼脱水槽内に収納された洗濯物の量に応じて変化
させるようにしたことを特徴とする請求項２記載の洗濯
機。 - 【請求項４】 外箱内に配設される水槽と、この水槽内
に設けられる洗濯兼脱水槽と、この洗濯兼脱水槽内に注
水する注水装置と、前記洗濯兼脱水槽内に散水する散水
装置と、この散水装置および注水装置への給水動作を制
御する給水弁とを備え、濯ぎ行程時に前記洗濯兼脱水槽
を回転しながら前記散水装置から散水するようにした洗
濯機において、前記散水装置は濯ぎ行程時に前記洗濯兼
脱水槽の内壁面に斜め方向に散水する散水ノズルとを具
備し、この散水ノズルはその散水方向を上下に移動でき
るように可変としたことを特徴とする洗濯機。 - 【請求項５】 前記散水ノズルの移動範囲を前記洗濯兼
脱水槽内に収納された洗濯物の量に応じて変化させるよ
うにしたことを特徴とする請求項４記載の洗濯機。 - 【請求項６】 前記散水装置は円錐状に広がる散水領域
を有することを特徴とする請求項１〜５の何れかに記載
の洗濯機。
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Legal Events
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|---|---|---|---|
| RD01 | Notification of change of attorney |
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| A131 | Notification of reasons for refusal |
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| A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20060920 |
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| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20061219 |
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| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20070410 |