JP5591273B2 - ワイヤロープ清掃治具 - Google Patents
ワイヤロープ清掃治具 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5591273B2 JP5591273B2 JP2012075281A JP2012075281A JP5591273B2 JP 5591273 B2 JP5591273 B2 JP 5591273B2 JP 2012075281 A JP2012075281 A JP 2012075281A JP 2012075281 A JP2012075281 A JP 2012075281A JP 5591273 B2 JP5591273 B2 JP 5591273B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wire rope
- wiper
- scraper
- reinforcing member
- wiper assembly
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
- 238000004140 cleaning Methods 0.000 title claims description 63
- 239000011347 resin Substances 0.000 claims description 86
- 229920005989 resin Polymers 0.000 claims description 86
- 230000003014 reinforcing effect Effects 0.000 claims description 65
- 239000002184 metal Substances 0.000 claims description 45
- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 claims description 45
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 23
- 238000007790 scraping Methods 0.000 claims description 16
- 230000002265 prevention Effects 0.000 claims description 7
- 238000005192 partition Methods 0.000 claims description 4
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 claims description 3
- 230000001154 acute effect Effects 0.000 claims 2
- 239000004519 grease Substances 0.000 description 58
- 239000000463 material Substances 0.000 description 6
- 239000004809 Teflon Substances 0.000 description 4
- 229920006362 Teflon® Polymers 0.000 description 4
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 3
- 238000011084 recovery Methods 0.000 description 3
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 2
- 230000000712 assembly Effects 0.000 description 2
- 238000000429 assembly Methods 0.000 description 2
- 239000011248 coating agent Substances 0.000 description 2
- 238000000576 coating method Methods 0.000 description 2
- PCHJSUWPFVWCPO-UHFFFAOYSA-N gold Chemical compound [Au] PCHJSUWPFVWCPO-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 239000010931 gold Substances 0.000 description 2
- 229910052737 gold Inorganic materials 0.000 description 2
- JEIPFZHSYJVQDO-UHFFFAOYSA-N iron(III) oxide Inorganic materials O=[Fe]O[Fe]=O JEIPFZHSYJVQDO-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 239000010959 steel Substances 0.000 description 2
- 230000002079 cooperative effect Effects 0.000 description 1
- 230000000875 corresponding effect Effects 0.000 description 1
- 238000005520 cutting process Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000007613 environmental effect Effects 0.000 description 1
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 230000002787 reinforcement Effects 0.000 description 1
- 239000012779 reinforcing material Substances 0.000 description 1
- 238000011144 upstream manufacturing Methods 0.000 description 1
Images
Classifications
-
- B08B1/32—
-
- B08B1/165—
-
- B08B1/20—
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B08—CLEANING
- B08B—CLEANING IN GENERAL; PREVENTION OF FOULING IN GENERAL
- B08B11/00—Cleaning flexible or delicate articles by methods or apparatus specially adapted thereto
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B66—HOISTING; LIFTING; HAULING
- B66B—ELEVATORS; ESCALATORS OR MOVING WALKWAYS
- B66B7/00—Other common features of elevators
- B66B7/12—Checking, lubricating, or cleaning means for ropes, cables or guides
Description
従来のワイヤロープ清掃治具として、切り込み部を有し、穴の内周面はロープ表面のストランドの撚りをかたどった形状である樹脂製ワイパーをロープに取り付け、回転支持板に載せられた状態で使用されるものが開示されている(例えば、特許文献1参照)。
第2の発明に係るワイヤロープ清掃治具は、ワイヤロープの縒りをかたどった内面を有し中心から一定距離オフセットしワイヤロープの中心軸と平行な面で切断された樹脂ワイパーと、樹脂ワイパーの上部端面上に配置され、ワイヤロープの外径より大きな内周形状を有する金属プレートと、樹脂ワイパーを上下および中心方向に圧縮して固定する補強部材から構成されるワイパーアッセンブリと、ワイヤロープの回りに回転するワイパーアッセンブリを支持する回転支持部材と、ワイヤロープに近接しワイパーアッセンブリの上部端面の上部に配置され、ワイヤロープからワイヤロープ上の付着物を掻き取るスクレイパーと、ワイパーアッセンブリとスクレイパーを覆うカバーと、から構成され、ワイヤロープをワイパーアッセンブリの金属プレートから樹脂ワイパー方向に相対的に移動させ、補強部材は、中心から一定距離オフセットしワイヤロープの中心軸と平行な面で切断された略円環状の第1の補強部材と第2の補強部材から構成され、樹脂ワイパーと金属プレートを第1の補強部材と第2の補強部材の間に挟み込み、第1の補強部材および第2の補強部材の一方または両方の内周側面と樹脂ワイパーの外周側面の間に板バネを設けて、上下および中心方向に圧縮する構造としたワイパーアッセンブリを備えたものである。
第2の発明に係るワイヤロープ清掃治具は、ワイヤロープの縒りをかたどった内面を有し中心から一定距離オフセットしワイヤロープの中心軸と平行な面で切断された樹脂ワイパーと、樹脂ワイパーの上部端面上に配置され、ワイヤロープの外径より大きな内周形状を有する金属プレートと、樹脂ワイパーを上下および中心方向に圧縮して固定する補強部材から構成されるワイパーアッセンブリと、ワイヤロープの回りに回転するワイパーアッセンブリを支持する回転支持部材と、ワイヤロープに近接しワイパーアッセンブリの上部端面の上部に配置され、ワイヤロープからワイヤロープ上の付着物を掻き取るスクレイパーと、ワイパーアッセンブリとスクレイパーを覆うカバーと、から構成され、ワイヤロープをワイパーアッセンブリの金属プレートから樹脂ワイパー方向に相対的に移動させ、補強部材は、中心から一定距離オフセットしワイヤロープの中心軸と平行な面で切断された略円環状の第1の補強部材と第2の補強部材から構成され、樹脂ワイパーと金属プレートを第1の補強部材と第2の補強部材の間に挟み込み、第1の補強部材および第2の補強部材の一方または両方の内周側面と樹脂ワイパーの外周側面の間に板バネを設けて、上下および中心方向に圧縮する構造としたワイパーアッセンブリを備えたものであるため、伸びたワイヤロープに付着したグリスや高い粘度のグリスも掻き取ることができ、かつ、途中でワイヤロープを停止させることなく連続的に清掃することが可能である。
実施の形態1は、ワイヤロープの縒りをかたどった内面を有し中心から一定距離オフセットしワイヤロープの中心軸と平行な面で切断された樹脂ワイパーと、樹脂ワイパーの上部端面上に配置され、ワイヤロープの外径より大きな内周形状を有する金属プレートと、樹脂ワイパーと金属プレートを上下および中心方向に圧縮して固定する中心から一定距離オフセットした面で切断された上部、下部補強部材から構成されたワイパーアッセンブリと、ワイパーアッセンブリの回転を支持する回転支持部材と、ワイヤロープに付着したグリスを掻き取るスクレイパーと、カバーから構成されるワイヤロープ清掃治具に関するものである。
実施の形態1に係るワイヤロープ清掃治具1は、図1および図2に示すとおり、取り付け作業上は大きく3つのアッセンブリおよび部品で構成される。第1は清掃を行うワイヤロープ2に取り付けられるワイパーアッセンブリ3である。第2はワイヤロープ2の走行中、ワイパーアッセンブリ3をワイヤロープ2の移動に抗して一定の位置に保持し、かつ、ワイパーアッセンブリ3上に堆積するワイヤロープ2上の付着物であるグリス4を掻き取り、回収容器20へ誘導する支持ベースアッセンブリ5である。第3はグリス清掃中、グリス4の周辺への飛散を防ぐカバー6である。
図3はワイパーアッセンブリ3の斜視図である。ワイパーアッセンブリ3は、1対の樹脂ワイパー9a、9b(以降、総称していうときは、樹脂ワイパー9という)と、一対の金属プレート10a、10b(以降、総称していうときは、金属プレート10という)と、2つのヒンジ付補強部材である上部補強部材11および下部補強部材12(以降、総称していうときは、ヒンジ付補強部材11、12という)からなる。
樹脂ワイパー9は2つの略円弧状の部品9aと9bからなり、円弧の中心にはワイヤロープ2を通すための略半円状の切り欠きが形成されている。切り欠きの内周面はワイヤロープ2のストランドの撚りをかたどった形状の凹凸が設けられており、この凸部がワイヤロープ2のストランドの谷間に食い込むことにより、谷間に溜まったグリス4を掻き出すことができる。
金属プレート10a、10bは樹脂ワイパー9a、9bの形状に合わせて、略円弧状である。
次にこれを2つ割にするが、このとき、割りの断面が、図4のように、ワイヤロープ2の中心より一定距離オフセットした面となるように切断する。このように切断することで、ワイヤロープ2の伸びによりわずかに減径しても、掻き取り能力の低下を抑制することができる。
なお、図4では樹脂ワイパー9の構造に注目しているため、ヒンジ付補強部材11、12の切断面は中心より一定距離オフセットしていないように描いているが、後述するようにヒンジ付補強部材11、12も樹脂ワイパー9と同様に、中心より一定距離オフセットした切断面を有する。
一方、ワイヤロープ2の中心よりオフセットした面で切断したときのワイヤロープ2と樹脂ワイパー9の位置関係は図6(a),(b)のようになる。ワイヤロープ2の伸びが少ないときは、樹脂ワイパー9を閉じたとき、図面上では隙間を生じる。しかし、実使用においては、樹脂ワイパー9はヒンジ付補強部材11、12のネジ13、14により締め込まれるため、樹脂ワイパー9は弾性変形して、樹脂ワイパー9の突合せ面は図5(a)に近い状態にまで密着するので、実用上問題はない。
一方、ワイヤロープ2に伸びが生じたときは図6(b)のような位置関係となる。後述するようにヒンジ付補強部材11、12の切断面も、ワイヤロープ2の中心からオフセットし、そのオフセット量は、樹脂ワイパー9よりも大きくとっている。これにより、樹脂ワイパー9同士が切断面で当接しても、ヒンジ付補強部材11、12には、まだ締代が残り、これらをネジ13、14で締めて詰めることにより、樹脂ワイパー9が内周側に突出しワイヤロープ2との隙間が埋まる。このため、図5(b)と比較して、ワイヤロープ2と樹脂ワイパー9の間に生じる隙間が減少するため、掻き取り能力の低下が大幅に抑制できる。
一方、図8(b)のように金属プレート10がある場合、まずその外層部分のグリス4が金属プレート10により掻き取られる。これにより、金属プレート10の下側にある樹脂ワイパー9が負担するグリス4の量が少なくなるため、グリス4が高粘度となっても、掻き残しが抑制できる。
支持ベースアッセンブリ5は、図9に示すように、機能上2つに大別される。1つは支持ベース21であり、もうひとつは樋8を備えたスクレイパー7である。
支持ベースアッセンブリ5は、スクレイパー7、樋8、支持ベース21、樋取付台22、逆走防止ストッパー23、隔壁24から構成される。
樋取付台22は、ヒータ取付部材29と側板30から構成される。ヒータ取付部材29の上にスクレイパー7と樋8が配設される。
図11に示すように、回転支持部材26は、ワイヤロープ2に取り付けられたワイパーアッセンブリ3がワイヤロープ2とともに下降することを阻止し、かつ、ワイパーアッセンブリ3がワイヤロープ2のストランドの撚りにしたがって滑らかに回転できるよう摩擦力を軽減するために設置される。
実施の形態1に係るワイヤロープ清掃治具1の設置作業の際は、U字形の切り欠き27のR部中心と、ワイヤロープ2の中心軸とが概ね一致するように支持ベース21を設置する。支持ベース21の支持梁25の間には、それらの間隔を保持するため板材28が配設されており、この板材28をワイヤロープ2周辺の足場(H鋼など)に、例えばシャコ万力で挟み込むことにより支持ベース21を固定する。
本実施の形態1では、図12に示すようにスクレイパー7に樋8が連結され,一体構成としている。
スクレイパー7は、ワイパーアッセンブリ3上に堆積するワイヤロープ2上の堆積物であるグリス4を、ワイパーアッセンブリ3と協同して掻き取る。樋8は、この掻き取られたグリス4を回収容器20へ移動させるための斜行流路である。
実施の形態1において、スクレイパー7と樋8は一体構成となっているが、加工容易性を考慮して別部品として製作してもよい。
スクレイパー7の両側の側壁のうち、ワイパーアッセンブリ3の回転方向に関し上流側の側壁は、グリス4のスクレイパー7への進入を妨げないよう、取り払われているか、ワイパーアッセンブリ3上方にオーバーラップしないようワイパーアッセンブリ3の外側に折り曲げられている。一方、ワイパーアッセンブリ3の回転方向に関し下流側の側壁はグリス4をスクレイパー7さらに樋8の流路方向へ効率よく導けるように、グリス4が側壁に衝突するときの入射角に対し、その仮想反射角A(現実はグリス4の粘性により反射しない)がワイパーアッセンブリ3の外方向に向くよう配設されている。
隔壁24は、グリス清掃中、グリス4の飛散を防ぐとともに、U字形の切り欠き部27からの落下を防止する。
ヒータ31へは、ヒータ用ケーブル32から電源が供給され、ヒータ31は加熱されている。実施の形態1では、スクレイパー7と樋8は、一体構成(部品)となっているためヒータ31から樋8に伝導した熱は、効率良くスクレイパー7に伝わるため、スクレイパー7の先端部で掻き取られたグリス4を早く液化して、掻き取り効率を上げることができる。
また、ヒータ31をスクレイパー7の下部まで延ばして、熱をより伝えやすくすることも有効である。
さらに、ヒータでスクレイパーおよび樋を加熱することで、スクレイパーの先端部で掻き取られたグリスを早く液化して、掻き取り効率を上げることができる。
実施の形態2のワイヤロープ清掃治具は、実施の形態1のワイヤロープ清掃治具のスクレイパーに庇を設けたものである。
なお、図15において、実施の形態1の図2、図11と同一あるいは相当部分には、同一の符号を付している。
このような構造にすることで、スクレイパー7および樋8を加熱するヒータを省略することができる。樋8の加熱がない場合、グリス4表面の粘性が高くなり、ワイパーアッセンブリ3からスクレイパー7に移ったグリス4は、ワイパーアッセンブリ3とのオーバーラップ区間近傍に堆積する傾向がある。この傾向を軽減するため、スクレイパー7と樋8の内面にテフロン(登録商標)加工等の低摩擦化コーティングを行う。それでもなお、堆積してしまうグリス4が、上方に積みあがり続け、ある量に達したときスクレイパー7の外へ漏れ出てしまうのを防ぐため、スクレイパー7の流路方向へグリス4を誘導するための庇41を設置している。そのため、庇41の内面にもテフロン(登録商標)加工等が施されている。
さらに、スクレイパーおよび樋の表面にテフロン(登録商標)加工を施すことで、摩擦を低くし、グリスを流路方向へ効率良く導くことができる。
実施の形態3のワイヤロープ清掃治具は、実施の形態1のワイパーアッセンブリを樹脂ワイパーと金属プレートを円環状の第1の補強部材と第2の補強部材の間に挟み込み、第1および第2の補強部材の内周側面と樹脂ワイパーの外周側面の間に板バネを設けて、上下および中心方向に圧縮する構造としたものである。
樹脂ワイパー51は2つの略直方体の部品51aと51bからなり、中心にはワイヤロープ2を通すための略半円状の切り欠きが形成されている。切り欠きの内周面はワイヤロープ2のストランドの撚りをかたどった形状の凹凸が設けられており、この凸部がワイヤロープ2のストランドの谷間に食い込むことにより、谷間に溜まったグリス4を掻き出すことができる。
樹脂ワイパー51は、略直方体形状をしており、実施の形態1で説明した方法で製作され、これを2つ割にする際ワイヤロープ2の中心より一定距離オフセットした面となるように切断される。
金属プレート52a、52bも樹脂ワイパー51a、51bの形状に合わせて、略正方形である。
また、実施の形態3では、樹脂ワイパー51aと補強部材53の間および樹脂ワイパー51bと補強部材54の間にそれぞれ板バネを装着する構成としたが、一方のみに板バネを装着してもよい。
さらに、ワイヤロープの長手方向にわずかな径の変化が生じた際にも、樹脂ワイパー51が自動的に追従するため、グリス4の掻き残しが軽減される。
4 グリス、6 カバー、7 スクレイパー、8 樋、
9a,9b,51a,51b 樹脂ワイパー、
10a,10b,52a,52b 金属プレート、11 ヒンジ付上部補強部材、
12 ヒンジ付下部補強部材、20 回収容器、23 逆走防止ストッパー、
24 隔壁、29 ヒータ取付部材、31 ヒータ、41 庇、53 第1の補強部材、54 第2の補強部材、55 板バネ。
Claims (13)
- ワイヤロープの縒りをかたどった内面を有し中心から一定距離オフセットし前記ワイヤロープの中心軸と平行な面で切断された樹脂ワイパーと、前記樹脂ワイパーの上部端面上に配置され、前記ワイヤロープの断面と相似形で、かつその平均径が前記ワイヤロープより大きい内周形状を有し前記ワイヤロープ上の付着物を掻き取る金属プレートと、前記樹脂ワイパーを上下および中心方向に圧縮して固定する補強部材から構成されるワイパーアッセンブリと、
前記ワイヤロープの回りに回転する前記ワイパーアッセンブリを支持する回転支持部材と、
前記ワイヤロープに近接し前記ワイパーアッセンブリの上部端面の上部に配置され、前記ワイヤロープから前記ワイヤロープ上の付着物を掻き取るスクレイパーと、
前記ワイパーアッセンブリと前記スクレイパーを覆うカバーと、
から構成され、
前記ワイヤロープを前記ワイパーアッセンブリの前記金属プレートから前記樹脂ワイパー方向に相対的に移動させるワイヤロープ清掃治具。 - 前記補強部材は、上部補強部材と下部補強部材とを備え、前記上部補強部材と前記下部補強部材とは、前記ワイヤロープの中心軸と平行かつ前記中心軸から一定距離オフセットした面で切断された略円環状の部材であり、前記樹脂ワイパーと前記金属プレートを前記上部補強部材と前記下部補強部材の間に挟み込み上下および中心方向に圧縮する構造とした前記ワイパーアッセンブリを備えた請求項1に記載のワイヤロープ清掃治具。
- ワイヤロープの縒りをかたどった内面を有し中心から一定距離オフセットし前記ワイヤロープの中心軸と平行な面で切断された樹脂ワイパーと、前記樹脂ワイパーの上部端面上に配置され、前記ワイヤロープの外径より大きな内周形状を有する金属プレートと、前記樹脂ワイパーを上下および中心方向に圧縮して固定する補強部材から構成されるワイパーアッセンブリと、
前記ワイヤロープの回りに回転する前記ワイパーアッセンブリを支持する回転支持部材と、
前記ワイヤロープに近接し前記ワイパーアッセンブリの上部端面の上部に配置され、前記ワイヤロープから前記ワイヤロープ上の付着物を掻き取るスクレイパーと、
前記ワイパーアッセンブリと前記スクレイパーを覆うカバーと、
から構成され、
前記ワイヤロープを前記ワイパーアッセンブリの前記金属プレートから前記樹脂ワイパー方向に相対的に移動させ、
前記補強部材は、中心から一定距離オフセットし前記ワイヤロープの中心軸と平行な面で切断された略円環状の第1の補強部材と第2の補強部材から構成され、前記樹脂ワイパーと前記金属プレートを前記第1の補強部材と前記第2の補強部材の間に挟み込み、前記第1の補強部材および前記第2の補強部材の一方または両方の内周側面と前記樹脂ワイパーの外周側面の間に板バネを設けて、上下および中心方向に圧縮する構造とした前記ワイパーアッセンブリを備えたワイヤロープ清掃治具。 - 前記ワイパーアッセンブリの上部に、逆走防止ストッパーを備えた請求項1から請求項3のいずれか1項に記載のワイヤロープ清掃治具。
- 前記ワイヤロープの反対側の前記スクレイパー端部に一端が配置され、前記ワイヤロープ上から掻き取られた前記付着物を受けて流す樋と、
前記樋の他端部に配置された前記付着物を受ける回収容器と、
を備えた請求項1から請求項4のいずれか1項に記載のワイヤロープ清掃治具。 - 前記樋に加熱用のヒータを配置した請求項5に記載のワイヤロープ清掃治具。
- 前記スクレイパーと前記樋にヒータを配置した請求項5に記載のワイヤロープ清掃治具。
- 前記スクレイパーに続く前記樋の底部平面と、前記ワイパーアッセンブリ上部端面とが、平行または鋭角をなす請求項5から請求項7のいずれか1項に記載のワイヤロープ清掃治具。
- 前記樋は、略コの字状の断面を有し、前記スクレイパーから前記回収容器まで斜行しており、さらに前記樋の斜行部にヒータを配置した請求項5のワイヤロープ清掃治具。
- 前記ヒータは、前記スクレイパーの下方から前記回収容器まで伸びるヒータ取付部材に設置されている請求項9に記載のワイヤロープ清掃治具。
- 前記ヒータ取付部材の前記ワイパーアッセンブリに対向する平面が水平面と鋭角をなし、前記スクレイパーから前記樋の斜行部にかけて、前記平面が前記スクレイパーから離間する方向に傾いている請求項10に記載のワイヤロープ清掃治具。
- 前記スクレイパーの下部に、前記ワイパーアッセンブリを囲む隔壁を設けた請求項1から請求項11のいずれか1項に記載のワイヤロープ清掃治具。
- 前記スクレイパーの上部に庇を設けた請求項1から請求項12のいずれか1項に記載のワイヤロープ清掃治具。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012075281A JP5591273B2 (ja) | 2012-03-29 | 2012-03-29 | ワイヤロープ清掃治具 |
KR1020120137134A KR101425282B1 (ko) | 2012-03-29 | 2012-11-29 | 와이어 로프 청소 지그 |
CN201210501981.9A CN103357599B (zh) | 2012-03-29 | 2012-11-30 | 钢丝绳清扫工具 |
TW101150429A TWI469831B (zh) | 2012-03-29 | 2012-12-27 | 鋼索清掃輔助具 |
HK14101216.0A HK1188415A1 (en) | 2012-03-29 | 2014-02-11 | Wire rope wiping device |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012075281A JP5591273B2 (ja) | 2012-03-29 | 2012-03-29 | ワイヤロープ清掃治具 |
Publications (3)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2013202541A JP2013202541A (ja) | 2013-10-07 |
JP2013202541A5 JP2013202541A5 (ja) | 2013-12-26 |
JP5591273B2 true JP5591273B2 (ja) | 2014-09-17 |
Family
ID=49360345
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2012075281A Expired - Fee Related JP5591273B2 (ja) | 2012-03-29 | 2012-03-29 | ワイヤロープ清掃治具 |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5591273B2 (ja) |
KR (1) | KR101425282B1 (ja) |
CN (1) | CN103357599B (ja) |
HK (1) | HK1188415A1 (ja) |
TW (1) | TWI469831B (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP3533743A1 (en) * | 2018-03-02 | 2019-09-04 | Otis Elevator Company | Rope cleaning device |
Families Citing this family (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103867874A (zh) * | 2014-03-20 | 2014-06-18 | 上海市崇明县海塘管理所 | 一种新型钢丝绳清洁头和钢丝绳自动清洁润滑装置 |
CN104671032B (zh) * | 2015-02-12 | 2017-06-13 | 铁法煤业(集团)有限责任公司晓南矿 | 钢丝绳油泥清理装置 |
JP6571055B2 (ja) * | 2016-09-07 | 2019-09-04 | 株式会社日立ビルシステム | ワイヤーロープ清掃装置 |
JP6767934B2 (ja) * | 2017-06-07 | 2020-10-14 | 株式会社日立ビルシステム | ワイヤロープ清掃器 |
JP6462819B1 (ja) * | 2017-10-03 | 2019-01-30 | 東芝エレベータ株式会社 | 締付器具及びロープ清掃方法 |
JP6561364B1 (ja) * | 2018-10-12 | 2019-08-21 | 理研興業株式会社 | ワイヤロープ用回転移動体 |
CN111762660B9 (zh) * | 2020-07-29 | 2021-08-13 | 广东恒伟电梯有限公司 | 一种智能电梯运行拽引钢丝绳日常维护处理方法 |
CN112218452B (zh) * | 2020-10-13 | 2021-08-03 | 北京凯盛安达电梯服务有限公司 | 一种便于操作的电梯安装检修调试模拟系统 |
CN114852290B (zh) * | 2022-03-31 | 2023-06-27 | 广州大学 | 模块化水下桩基结构自适应清理及损伤检测机械臂 |
CN115028095A (zh) * | 2022-08-11 | 2022-09-09 | 杭州未名信科科技有限公司 | 一种用于塔吊维护保养的智能机器人及智能塔吊 |
Family Cites Families (18)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3116811A (en) * | 1961-04-27 | 1964-01-07 | Clair V Stevenson | Portable cable cleaner and lubricator |
FR2045155A5 (ja) * | 1969-06-10 | 1971-02-26 | Tractel Sa | |
JPS4933147B1 (ja) * | 1970-04-01 | 1974-09-05 | ||
JPH02137987U (ja) * | 1989-04-20 | 1990-11-16 | ||
RO108426B1 (ro) * | 1993-10-25 | 1994-05-31 | Mihai Stroescu | Dispozitiv de curățare mecanică, la interior, a conductelor |
JP3719464B2 (ja) * | 1997-02-21 | 2005-11-24 | 石川島検査計測株式会社 | ワイヤロープ清掃装置 |
JP2002265164A (ja) * | 2001-01-05 | 2002-09-18 | Hitachi Building Systems Co Ltd | 2対1ローピングエレベータの主ロープ交換方法およびその主ロープ交換用装置 |
JP2003190888A (ja) * | 2001-12-27 | 2003-07-08 | Ishikawajima Harima Heavy Ind Co Ltd | ワイヤロープの清掃治具 |
JP2004238762A (ja) * | 2003-02-06 | 2004-08-26 | Nippon Gurisutaa Service Kk | ワイヤロープのグリス塗布装置 |
CN2872052Y (zh) * | 2005-12-12 | 2007-02-21 | 吴德彬 | 钢丝绳清洁润滑器 |
CA2638033C (en) * | 2006-01-27 | 2013-08-06 | H & H Engineering Llc | Cylindrical member maintenance device |
JP2008023446A (ja) * | 2006-07-20 | 2008-02-07 | Chugoku Electric Power Co Inc:The | ワイヤーロープからの劣化ロープグリース除去装置及び劣化ロープグリース除去方法 |
CN201264853Y (zh) * | 2008-07-22 | 2009-07-01 | 山西潞安环保能源开发股份有限公司常村煤矿 | 一种钢丝绳刮油器 |
JP5374428B2 (ja) * | 2010-03-24 | 2013-12-25 | 三菱電機株式会社 | ロープ清掃装置 |
JP2011225288A (ja) * | 2010-04-15 | 2011-11-10 | Mitsubishi Electric Building Techno Service Co Ltd | エレベーター用ロープの清掃装置 |
CN201883335U (zh) * | 2010-08-18 | 2011-06-29 | 洛阳百克特摩擦材料有限公司 | 一种钢丝绳除油器 |
KR101420985B1 (ko) * | 2010-09-23 | 2014-07-17 | 미쓰비시 덴키 빌딩 테크노 서비스 가부시키 가이샤 | 와이어 로프 청소 기구 |
CN202479170U (zh) * | 2012-01-11 | 2012-10-10 | 陈怀奇 | 钢丝绳除油装置 |
-
2012
- 2012-03-29 JP JP2012075281A patent/JP5591273B2/ja not_active Expired - Fee Related
- 2012-11-29 KR KR1020120137134A patent/KR101425282B1/ko active IP Right Grant
- 2012-11-30 CN CN201210501981.9A patent/CN103357599B/zh not_active Expired - Fee Related
- 2012-12-27 TW TW101150429A patent/TWI469831B/zh not_active IP Right Cessation
-
2014
- 2014-02-11 HK HK14101216.0A patent/HK1188415A1/xx not_active IP Right Cessation
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP3533743A1 (en) * | 2018-03-02 | 2019-09-04 | Otis Elevator Company | Rope cleaning device |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
TWI469831B (zh) | 2015-01-21 |
CN103357599A (zh) | 2013-10-23 |
CN103357599B (zh) | 2015-08-05 |
KR20130111184A (ko) | 2013-10-10 |
KR101425282B1 (ko) | 2014-08-01 |
TW201338879A (zh) | 2013-10-01 |
JP2013202541A (ja) | 2013-10-07 |
HK1188415A1 (en) | 2014-05-02 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5591273B2 (ja) | ワイヤロープ清掃治具 | |
JP5389269B2 (ja) | ワイヤロープ清掃器具 | |
AU2010246420B2 (en) | Lift for transporting a load by means of a movable belt-like traction means | |
JP5374428B2 (ja) | ロープ清掃装置 | |
JP2013202541A5 (ja) | ||
JP6571055B2 (ja) | ワイヤーロープ清掃装置 | |
JP2007191309A (ja) | エレベータロープ清掃装置 | |
JP5442404B2 (ja) | エレベータのロープ清掃装置 | |
JP2011225288A (ja) | エレベーター用ロープの清掃装置 | |
CN208701406U (zh) | 一种油槽一体式钢丝绳表面涂油装置 | |
CN203853386U (zh) | 压延机擦线部件 | |
JP7352975B2 (ja) | ワイヤロープ清掃装置 | |
JP6254224B2 (ja) | ロープ清掃器具 | |
JP4916032B2 (ja) | 汚泥掻寄装置 | |
CN104671032B (zh) | 钢丝绳油泥清理装置 | |
CN210140359U (zh) | 一种电梯润滑用滴油润滑装置 | |
CN209698456U (zh) | 成型机液压剪辅助定位装置 | |
EP3129553A1 (fr) | Piece pour dispositif ferroviaire sans graissage | |
US20190060966A1 (en) | Cleaning device for internal cleaning of drain or sewer pipes | |
CN200940662Y (zh) | 具润滑液注口的链条链片构造 | |
CN212862933U (zh) | 一种粉料输送系统用新型无动力毛刷清洁箱 | |
KR100859582B1 (ko) | 아연도 강관의 용사 가이드 및 용사 찌꺼기 제거 장치 | |
CN219519697U (zh) | 一种塔吊钢丝绳除油装置 | |
JPH036109B2 (ja) | ||
CN105525247A (zh) | 一种钢丝热镀锌抹锌方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20131107 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20131107 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20140320 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20140401 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20140528 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20140701 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20140729 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5591273 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |