JPH036109B2 - - Google Patents
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- JPH036109B2 JPH036109B2 JP59126391A JP12639184A JPH036109B2 JP H036109 B2 JPH036109 B2 JP H036109B2 JP 59126391 A JP59126391 A JP 59126391A JP 12639184 A JP12639184 A JP 12639184A JP H036109 B2 JPH036109 B2 JP H036109B2
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- wire
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Links
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16N—LUBRICATING
- F16N7/00—Arrangements for supplying oil or unspecified lubricant from a stationary reservoir or the equivalent in or on the machine or member to be lubricated
Description
【発明の詳細な説明】
<産業上の利用分野>
開示技術は水門扉等の釣支用に使用されるワイ
ヤロープに対するオイル供給の技術分野に属す
る。
ヤロープに対するオイル供給の技術分野に属す
る。
<要旨の概要>
而して、この発明は水門扉等の釣支用に使用さ
れる撚り線タイプのワイヤロープの外表面や撚り
目をワイヤブラシ等のスクレーパブラシで掻掃等
して塵芥、錆等を除去し、該ワイヤロープにグリ
ース等のオイルを供給するワイヤロープ自動塗油
装置に関する発明であり、特に、上記オイルが充
填されるオイルポツト壁面に該オイル中に浸漬さ
れるワイヤロープが通過する貫通孔が該ワイヤロ
ープに対するゴム製等のシール材を介して形成さ
れ、該貫通孔の外方にワイヤロープに対しその撚
り線の撚り目に沿つて当接する円形状のワイヤブ
ラシ等の除塵用スクレーパブラシが併設されたワ
イヤロープ自動塗油装置に係る発明である。
れる撚り線タイプのワイヤロープの外表面や撚り
目をワイヤブラシ等のスクレーパブラシで掻掃等
して塵芥、錆等を除去し、該ワイヤロープにグリ
ース等のオイルを供給するワイヤロープ自動塗油
装置に関する発明であり、特に、上記オイルが充
填されるオイルポツト壁面に該オイル中に浸漬さ
れるワイヤロープが通過する貫通孔が該ワイヤロ
ープに対するゴム製等のシール材を介して形成さ
れ、該貫通孔の外方にワイヤロープに対しその撚
り線の撚り目に沿つて当接する円形状のワイヤブ
ラシ等の除塵用スクレーパブラシが併設されたワ
イヤロープ自動塗油装置に係る発明である。
<従来技術>
周知の如く、撚り線タイプのワイヤロープは河
川に設置される各種用水の取水用、潅漑用等の水
門扉や、鉱山索動、ロープウエイ等の大重量物の
索引、及び、懸吊用に使用され、上記各装置にお
ける動作不良は大災害や人身事故を引き起す等社
会的影響が大きく、その保守管理の重要性が再確
認されており、特に、上記ワイヤロープの疲労、
及び、摩耗等による破断は致命的であるため、該
ワイヤロープにオイルを給油し、各鋼線間、及
び、撚り線間の滑りを良くして摩耗を減少し、
又、ワイヤロープと滑車等との接触による摩耗を
減少させて、ワイヤロープの耐久性を増すように
するメンテナンスが行われている。
川に設置される各種用水の取水用、潅漑用等の水
門扉や、鉱山索動、ロープウエイ等の大重量物の
索引、及び、懸吊用に使用され、上記各装置にお
ける動作不良は大災害や人身事故を引き起す等社
会的影響が大きく、その保守管理の重要性が再確
認されており、特に、上記ワイヤロープの疲労、
及び、摩耗等による破断は致命的であるため、該
ワイヤロープにオイルを給油し、各鋼線間、及
び、撚り線間の滑りを良くして摩耗を減少し、
又、ワイヤロープと滑車等との接触による摩耗を
減少させて、ワイヤロープの耐久性を増すように
するメンテナンスが行われている。
そして、上述のワイヤロープに対するメンテナ
ンスは法的規制もなる、したがつて、年数回、保
守要員が該ワイヤロープの水分、塵芥、錆等を除
去し、オイルのワイヤロープへの付着性、浸透性
をよくした後、グリース等のオイルの塗布して行
つていたが、ワイヤーロープは複数本の鋼線、撚
り線がスパイラル状に撚られて複合線となつてい
るため作業が煩瑣であるうえにコスト高になるの
で、充分な対応がなされていなかつたのが実情で
あり、近時、この作業性、経済性の向上を図つた
各種の自動塗油装置が案出され、例えば、オイル
をポンプアツプしてワイヤロープ上に滴下させる
装置、又は、オイルをワイヤロープに噴霧させる
装置、或は、ワイヤロープをオイル槽上に走行さ
せ、該オイル槽のオイルを掻き上げワイヤロープ
に付着させる装置等が採用されている。
ンスは法的規制もなる、したがつて、年数回、保
守要員が該ワイヤロープの水分、塵芥、錆等を除
去し、オイルのワイヤロープへの付着性、浸透性
をよくした後、グリース等のオイルの塗布して行
つていたが、ワイヤーロープは複数本の鋼線、撚
り線がスパイラル状に撚られて複合線となつてい
るため作業が煩瑣であるうえにコスト高になるの
で、充分な対応がなされていなかつたのが実情で
あり、近時、この作業性、経済性の向上を図つた
各種の自動塗油装置が案出され、例えば、オイル
をポンプアツプしてワイヤロープ上に滴下させる
装置、又は、オイルをワイヤロープに噴霧させる
装置、或は、ワイヤロープをオイル槽上に走行さ
せ、該オイル槽のオイルを掻き上げワイヤロープ
に付着させる装置等が採用されている。
<発明が解決しようとする課題>
而しながら、上述従来のワイヤロープ自動塗油
装置においては、単にオイルの塗油工程だけを自
動化した装置であるので、ワイヤロープの表面、
撚り目に付着している塵芥、又は、古いオイル等
の除去は従来同様に保守要員がワイヤブラシ等で
行わなければならず、作業効率改善の余地がまだ
残されており、又、ワイヤロープに対するオイル
の給油が部分的であり、全体に隈なく均一に塗布
されることがないので各鋼線間、及び、撚り線間
による摩耗防止が達成されていないという欠点が
あつた。
装置においては、単にオイルの塗油工程だけを自
動化した装置であるので、ワイヤロープの表面、
撚り目に付着している塵芥、又は、古いオイル等
の除去は従来同様に保守要員がワイヤブラシ等で
行わなければならず、作業効率改善の余地がまだ
残されており、又、ワイヤロープに対するオイル
の給油が部分的であり、全体に隈なく均一に塗布
されることがないので各鋼線間、及び、撚り線間
による摩耗防止が達成されていないという欠点が
あつた。
<発明の目的>
この発明の目的は上述従来技術に基づくワイヤ
ロープ自動塗油装置の問題点を解決すべき技術的
課題とし、ワイヤロープに対するオイルの給油が
効率よく、簡単に行うことが出来、耐久性が向上
されて、ワイヤロープに信頼性が増大されるよう
にして建設産業における保守管理技術利用分野に
益する優れたワイヤロープ自動塗油装置を提供せ
んとするものである。
ロープ自動塗油装置の問題点を解決すべき技術的
課題とし、ワイヤロープに対するオイルの給油が
効率よく、簡単に行うことが出来、耐久性が向上
されて、ワイヤロープに信頼性が増大されるよう
にして建設産業における保守管理技術利用分野に
益する優れたワイヤロープ自動塗油装置を提供せ
んとするものである。
<課題を解決するための手段・作用>
上述目的に沿い先述特許請求の範囲を要旨とす
るこの発明の構成は、前述課題を解決するため
に、撚り線タイプのワイヤーロープに対するオイ
ルが充填されるオイルポツトに該ワイヤロープが
貫通する貫通孔をシール材を介して形成し、該貫
通孔に対する一側外方にワイヤロープにし、撚り
線の撚り目に当接するスクレーパブラシを併設
し、ワイヤロープを挿通通過させるプロセスで該
ワイヤロープに付着している水分、塵芥、錆等を
スクレーパブラシで確実に除去した後に、ワイヤ
ロープをオイルポツトに充填されたオイル中に浸
漬通過させて、ワイヤロープに対する除塵等の前
処理工程とオイルの塗油工程が連続的に自動処理
されるようにし、作業能率が向上され、ワイヤロ
ープに対して確実なオイル給油がされて、耐久性
が向上されるようにした技術的手段を講じたもの
である。
るこの発明の構成は、前述課題を解決するため
に、撚り線タイプのワイヤーロープに対するオイ
ルが充填されるオイルポツトに該ワイヤロープが
貫通する貫通孔をシール材を介して形成し、該貫
通孔に対する一側外方にワイヤロープにし、撚り
線の撚り目に当接するスクレーパブラシを併設
し、ワイヤロープを挿通通過させるプロセスで該
ワイヤロープに付着している水分、塵芥、錆等を
スクレーパブラシで確実に除去した後に、ワイヤ
ロープをオイルポツトに充填されたオイル中に浸
漬通過させて、ワイヤロープに対する除塵等の前
処理工程とオイルの塗油工程が連続的に自動処理
されるようにし、作業能率が向上され、ワイヤロ
ープに対して確実なオイル給油がされて、耐久性
が向上されるようにした技術的手段を講じたもの
である。
<実施例>
次に、この発明の1実施例を第1図以下の図面
に基づいて説明すれば以下の通りである。
に基づいて説明すれば以下の通りである。
1はワイヤロープ自動塗油装置であり、この発
明の要旨を成し、当該実施例においては河川に設
置された潅漑用の水門扉2の懸吊用のスパイラル
型の撚り線タイプのワイヤロープ3に使用される
態様であつて、第1図に示す様に、オイルとして
のグリース4が充填される円筒状のオイルポツト
5が円筒軸心に沿つて二分され、その一側がヒン
ジ6,6により支持され、該オイルポツト5を開
閉自在にし、他の一側がオイルポツト5の直胴部
より延設されたアーム7,7において、ボルト
8,8により緊締され、適宜パツキンを介してシ
ールされている。
明の要旨を成し、当該実施例においては河川に設
置された潅漑用の水門扉2の懸吊用のスパイラル
型の撚り線タイプのワイヤロープ3に使用される
態様であつて、第1図に示す様に、オイルとして
のグリース4が充填される円筒状のオイルポツト
5が円筒軸心に沿つて二分され、その一側がヒン
ジ6,6により支持され、該オイルポツト5を開
閉自在にし、他の一側がオイルポツト5の直胴部
より延設されたアーム7,7において、ボルト
8,8により緊締され、適宜パツキンを介してシ
ールされている。
更に、オイルポツト5の直胴部にはグリース4
の入口ノズル9、出口ノズル10がオイルポツト
5の円筒軸心を介して対称に付設され、又、オイ
ルポツト5の天板、及び、底板の中心にはワイヤ
ロープ3が貫通し、摺動する摺動孔が適宜パツキ
ンを介して形成されている。
の入口ノズル9、出口ノズル10がオイルポツト
5の円筒軸心を介して対称に付設され、又、オイ
ルポツト5の天板、及び、底板の中心にはワイヤ
ロープ3が貫通し、摺動する摺動孔が適宜パツキ
ンを介して形成されている。
そして、11,11′はシールボツクスであり、
オイルポツト5の摺動孔に対向して付設され、円
筒状の箱形に形成され、開放側にそれぞれフラン
ジ12,12′を有し、箱状底面中央に設定径の
ワイヤロープ3を貫通される孔が形成されてお
り、更に、該シールボツクス11,11′の内側
にはそれぞれシール材としてのネオプレン製のパ
ツキン13,13′がワイヤロープ3に対し相対
摺接する貫通孔14,14′を、第1図に示す様
に、ラビリンス状に形成して嵌装され、該シール
ボツクス11,11′にビス止めされており、シ
ールボツクス11,11′はフランジ12,1
2′でオイルポツト5を挟持するようにボルト1
5,15…で固定されている。
オイルポツト5の摺動孔に対向して付設され、円
筒状の箱形に形成され、開放側にそれぞれフラン
ジ12,12′を有し、箱状底面中央に設定径の
ワイヤロープ3を貫通される孔が形成されてお
り、更に、該シールボツクス11,11′の内側
にはそれぞれシール材としてのネオプレン製のパ
ツキン13,13′がワイヤロープ3に対し相対
摺接する貫通孔14,14′を、第1図に示す様
に、ラビリンス状に形成して嵌装され、該シール
ボツクス11,11′にビス止めされており、シ
ールボツクス11,11′はフランジ12,1
2′でオイルポツト5を挟持するようにボルト1
5,15…で固定されている。
又、16,16は一対のスクレーパブラシであ
つて、回転円形状のロータリー式のワイヤブラシ
から成り、モーター17,17の回転軸に設定角
度傾斜して固定され、該各スクレーパブラシ16
が該ワイヤロープ3を挟装し、該ワイヤロープ3
の撚り線の撚り目に沿つて回転されるようにさ
れ、各モーター17は一方のシールボツクス1
1′の外側に固定して、併設されている。
つて、回転円形状のロータリー式のワイヤブラシ
から成り、モーター17,17の回転軸に設定角
度傾斜して固定され、該各スクレーパブラシ16
が該ワイヤロープ3を挟装し、該ワイヤロープ3
の撚り線の撚り目に沿つて回転されるようにさ
れ、各モーター17は一方のシールボツクス1
1′の外側に固定して、併設されている。
而して、ワイヤロープ自動塗油装置1は、第3
図に示す様に、入口ノズル9、出口ノズル10が
オイルタンク18に適宜配管接続され、更に、該
オイルタンク18はコンプレツサ19より圧送さ
れる圧縮空気により加圧されるようにされてい
る。
図に示す様に、入口ノズル9、出口ノズル10が
オイルタンク18に適宜配管接続され、更に、該
オイルタンク18はコンプレツサ19より圧送さ
れる圧縮空気により加圧されるようにされてい
る。
尚、第3図において、20はヒーターであり、オ
イルタンク18内に貯留されるグリース4を一定
温度に保温し、又、第2図において、21はワイ
ヤ巻上機である。
イルタンク18内に貯留されるグリース4を一定
温度に保温し、又、第2図において、21はワイ
ヤ巻上機である。
上述構成において、第2図に示す様に、ワイヤ
ロープ自動塗油装置1をワイヤ巻上機21の近傍
に適宜鉛直状に固定し、ワイヤロープ3をセツト
した後、コンプレツサ19を起動して、グリース
4をオイルタンク18よりオイルポツト5に移送
し、オイルポツト5内にグリース4を設定量充填
する。
ロープ自動塗油装置1をワイヤ巻上機21の近傍
に適宜鉛直状に固定し、ワイヤロープ3をセツト
した後、コンプレツサ19を起動して、グリース
4をオイルタンク18よりオイルポツト5に移送
し、オイルポツト5内にグリース4を設定量充填
する。
そして、水門扉2を引き上げるに際し、ワイヤ
巻上機21を作動させ、ワイヤロープ3を、第
1,2図の図上矢印方向に巻き上げると同時に、
ワイヤロープ自動塗油装置1の各スクレーパブラ
シ16用の各モータ17を起動させ、コンプレツ
サ19を起動させて、ワイヤロープ自動塗油装置
1を運転状態にすると、各スクレーパブラシ16
がワイヤロープ3の撚り線の撚り目に沿つて回転
し、ワイヤロープ3に付着している汚れた油、水
分、塵芥等を確実に除去し、その後、ワイヤロー
プ3はシールボツクス11′の貫通孔14′を通過
し、オイルポツト5に導入され、該オイルポツト
5に充填されたグリース4に浸漬されて、ワイヤ
ロープ3の全周に亙り、及びワイヤロープ3の各
鋼線間、並びに、撚り線間に隈なく均一にグリー
ス4が塗布され、給油されて、ワイヤロープ3の
各鋼線、及び、各撚り線は相互に滑り易くなり、
摩耗が減少する。
巻上機21を作動させ、ワイヤロープ3を、第
1,2図の図上矢印方向に巻き上げると同時に、
ワイヤロープ自動塗油装置1の各スクレーパブラ
シ16用の各モータ17を起動させ、コンプレツ
サ19を起動させて、ワイヤロープ自動塗油装置
1を運転状態にすると、各スクレーパブラシ16
がワイヤロープ3の撚り線の撚り目に沿つて回転
し、ワイヤロープ3に付着している汚れた油、水
分、塵芥等を確実に除去し、その後、ワイヤロー
プ3はシールボツクス11′の貫通孔14′を通過
し、オイルポツト5に導入され、該オイルポツト
5に充填されたグリース4に浸漬されて、ワイヤ
ロープ3の全周に亙り、及びワイヤロープ3の各
鋼線間、並びに、撚り線間に隈なく均一にグリー
ス4が塗布され、給油されて、ワイヤロープ3の
各鋼線、及び、各撚り線は相互に滑り易くなり、
摩耗が減少する。
又、上述したグリース4塗油後のワイヤロープ
3はシールボツクス11を通過し、その際、パツ
キン13の貫通孔14に形成されたラビリンス部
に於いてグリース4はシールされる。
3はシールボツクス11を通過し、その際、パツ
キン13の貫通孔14に形成されたラビリンス部
に於いてグリース4はシールされる。
そして、更に、ワイヤロープ3はワイヤ巻上機
21に巻回され、該ワイヤ巻上機21の滑車等に
より曲げられる際に、鋼線、及び、撚り線による
摩耗は減少され、又、ワイヤロープ3と滑車等と
の摩擦係数は減少されて、ワイヤロープ3の摩
耗、及び、疲労による寿命短縮が防止される。
21に巻回され、該ワイヤ巻上機21の滑車等に
より曲げられる際に、鋼線、及び、撚り線による
摩耗は減少され、又、ワイヤロープ3と滑車等と
の摩擦係数は減少されて、ワイヤロープ3の摩
耗、及び、疲労による寿命短縮が防止される。
尚、上述塗油工程において、オイルポツト5は
コンプレツサ19により加圧されたオイルタンク
18から常にグリース4が補給され、又、余剰の
グリース4はオイルポツト5の出口ノズル10か
ら配管を介してオイルタンク18にリサイクルさ
れる。
コンプレツサ19により加圧されたオイルタンク
18から常にグリース4が補給され、又、余剰の
グリース4はオイルポツト5の出口ノズル10か
ら配管を介してオイルタンク18にリサイクルさ
れる。
又、シールボツクス11′は水門扉2を降下さ
せる場合に、ワイヤロープ3がワイヤロープ自動
塗油装置1に対し上述塗油工程の時の走行方向と
逆方向に移動する際のシール作用として働く。
せる場合に、ワイヤロープ3がワイヤロープ自動
塗油装置1に対し上述塗油工程の時の走行方向と
逆方向に移動する際のシール作用として働く。
<他の実施例>
尚、この発明の実施態様は上述実施例に限るも
のでないことは勿論であり、例えば、オイルポツ
トはワイヤロープを浸漬させればよいのであつ
て、密封性を有する必要はなく、該ワイヤロープ
の水平走行等にする部位に使用される場合には、
開放型油槽状にしてもよいし、又、オイルポツト
内にワイヤロープの全周面に当接するブラシを配
設して、高粘度のオイルに対しても充分に給油効
果を上げるようにしてもよい等種々の態様が採用
可能である。
のでないことは勿論であり、例えば、オイルポツ
トはワイヤロープを浸漬させればよいのであつ
て、密封性を有する必要はなく、該ワイヤロープ
の水平走行等にする部位に使用される場合には、
開放型油槽状にしてもよいし、又、オイルポツト
内にワイヤロープの全周面に当接するブラシを配
設して、高粘度のオイルに対しても充分に給油効
果を上げるようにしてもよい等種々の態様が採用
可能である。
<発明の効果>
以上、この発明によれば、撚り線タイプのワイ
ヤロープに対する除塵工程と塗油工程が自動連続
的に行われ、作業性が向上され、又、ワイヤロー
プの耐久性が向上され、更に、メンテナンスコス
トが低減されるという優れた効果が奏される。
ヤロープに対する除塵工程と塗油工程が自動連続
的に行われ、作業性が向上され、又、ワイヤロー
プの耐久性が向上され、更に、メンテナンスコス
トが低減されるという優れた効果が奏される。
而して、オイルが充填されるオイルポツトにワ
イヤロープが該オイル中に浸漬通過する貫通孔を
該ワイヤロープに対するシール材を介して形成
し、該オイルポツトの該貫通孔外方にワイヤロー
プの撚り線の撚り目に沿つて当接するロータリー
式の除塵用スクレーパブラシをワイヤーロープに
傾斜させて併設したことにより、ワイヤロープに
付着している汚れた油、水分、塵芥等を除去する
工程と、オイルを給油する塗油工程が自動的、且
つ、連続的に行われ、保守要員の手を煩わすこと
もなく、メンテナンスの作業性が向上され、短期
間に行うことが出来、したがつて、メンテナンス
コストが低減されて経済的であるという優れた効
果が奏される。
イヤロープが該オイル中に浸漬通過する貫通孔を
該ワイヤロープに対するシール材を介して形成
し、該オイルポツトの該貫通孔外方にワイヤロー
プの撚り線の撚り目に沿つて当接するロータリー
式の除塵用スクレーパブラシをワイヤーロープに
傾斜させて併設したことにより、ワイヤロープに
付着している汚れた油、水分、塵芥等を除去する
工程と、オイルを給油する塗油工程が自動的、且
つ、連続的に行われ、保守要員の手を煩わすこと
もなく、メンテナンスの作業性が向上され、短期
間に行うことが出来、したがつて、メンテナンス
コストが低減されて経済的であるという優れた効
果が奏される。
又、ワイヤロープは上述スクレーパブラシによ
る撚り目に対する除塵工程が確実に行われた後、
オイルポツトに於いてオイル浸漬され、充分な給
油が行われることにより、ワイヤロープは全周に
亙り新しいオイルが給油され、更に、ワイヤロー
プの各鋼線間、並びに、撚り線間に隈なく均一に
給油されて、上記各鋼線、及び、撚り線は相互に
滑り易くされ、又、ワイヤロープと滑車等との接
触面での摩擦係数も減少されて、ワイヤロープの
摩擦、及び、疲労に対する耐久性が向上し、信頼
性が極めて増大するという優れた効果が奏され
る。
る撚り目に対する除塵工程が確実に行われた後、
オイルポツトに於いてオイル浸漬され、充分な給
油が行われることにより、ワイヤロープは全周に
亙り新しいオイルが給油され、更に、ワイヤロー
プの各鋼線間、並びに、撚り線間に隈なく均一に
給油されて、上記各鋼線、及び、撚り線は相互に
滑り易くされ、又、ワイヤロープと滑車等との接
触面での摩擦係数も減少されて、ワイヤロープの
摩擦、及び、疲労に対する耐久性が向上し、信頼
性が極めて増大するという優れた効果が奏され
る。
図面はこの発明の1実施例を示すものであり、
第1図はワイヤロープ自動塗油装置の部分断面正
面図、第2図は同概略取付側面図、第3図は同第
1図正面図、第4図はシステムフロー図である。 3……ワイヤロープ、16……スクレーパブラ
シ、4……オイル(グリース)、5……オイルポ
ツト、1……ワイヤロープ自動塗油装置、14,
14′……貫通孔、13,13′……シール材。
第1図はワイヤロープ自動塗油装置の部分断面正
面図、第2図は同概略取付側面図、第3図は同第
1図正面図、第4図はシステムフロー図である。 3……ワイヤロープ、16……スクレーパブラ
シ、4……オイル(グリース)、5……オイルポ
ツト、1……ワイヤロープ自動塗油装置、14,
14′……貫通孔、13,13′……シール材。
Claims (1)
- 1 撚り線タイプのワイヤロープに対する除塵用
スクレーパを有すると共にオイル供給オイルポツ
トを有するワイヤロープ自動塗油装置において、
上記オイルが充填されるオイルポツト壁面に上記
ワイヤロープが該オイル中に浸漬通過する貫通孔
が該ワイヤロープに対するシール材を介して形成
され、該貫通孔の外方に上記ワイヤロープの撚り
線の撚り目に沿つて当接するロータリー式の除塵
用スクレーパブラシがワイヤーロープに対し傾斜
状に併設されていることを特徴とするワイヤロー
プ自動塗油装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12639184A JPS6133476A (ja) | 1984-06-21 | 1984-06-21 | ワイヤロ−プ自動塗油装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12639184A JPS6133476A (ja) | 1984-06-21 | 1984-06-21 | ワイヤロ−プ自動塗油装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6133476A JPS6133476A (ja) | 1986-02-17 |
JPH036109B2 true JPH036109B2 (ja) | 1991-01-29 |
Family
ID=14933976
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12639184A Granted JPS6133476A (ja) | 1984-06-21 | 1984-06-21 | ワイヤロ−プ自動塗油装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6133476A (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2650366B1 (fr) * | 1989-07-27 | 1992-03-06 | Roland Georges | Appareil pour lubrifier les cables d'ascenseurs ou les cables d'engins de levage et de traction |
JP4985363B2 (ja) * | 2007-10-12 | 2012-07-25 | 三菱電機ビルテクノサービス株式会社 | 乗客コンベアの自動給油装置 |
JP6278875B2 (ja) * | 2014-10-14 | 2018-02-14 | 東京製綱株式会社 | 耐火山性ガス防食グリース,ワイヤロープの防食方法および塗油装置 |
CN115388312A (zh) * | 2022-09-21 | 2022-11-25 | 于彦达 | 一种具有自动上油功能与抹匀去杂功能的多功能电机 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4731885U (ja) * | 1971-04-20 | 1972-12-09 | ||
JPS4737559U (ja) * | 1971-05-18 | 1972-12-26 |
-
1984
- 1984-06-21 JP JP12639184A patent/JPS6133476A/ja active Granted
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4731885U (ja) * | 1971-04-20 | 1972-12-09 | ||
JPS4737559U (ja) * | 1971-05-18 | 1972-12-26 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6133476A (ja) | 1986-02-17 |
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