JP5590435B2 - 初期開封容易な包装用袋及びその製造方法 - Google Patents
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Description
前記1対の第1及び第2開封線は、前記前面及び後面袋シート面内方向に相互に離隔する部分が存在するように投影される配置状態に、前記袋シートの幅方向の全幅に亘って形成され、前記袋シートの端部に別途切込みやノッチを設けることなく前記第1及び第2開封線から容易に切り裂かれることを特徴とする。
11 袋シート
11A 前面袋シート
11B 後面袋シート
11a 内容物収納部
11b 切り取り部
12 固定部
13 係止手段又はシール手段
14、14A、14B、14C 第1開封線
14a、14Aa、15a、15Aa 傾斜線部
14b、14Ab、15b、15Ab 略水平線部
14c 外面係合部(鋸歯)
15、15A、15B、15C 第2開封線
16、16A、16B、16C 初期開封機構
20、31 初期開封機構製造手段本体
21 略矩形板状部材
22 電源線
22a 端子
24、24’ 第1ヒーター線
24a、25a 傾斜線部
24b、25b 略水平線部
25、25’ 第2ヒーター線
30 押圧手段
31A 第1押圧板
31B 第2押圧板
40 当て板
Claims (9)
- 重ね合された一対の柔軟性を有する樹脂製シート材料からなる前面袋シート及び後面袋シートの周囲を相互に固定し密閉した内部に内容物収納部を形成するとともに、前記周囲の一端近傍部位に前記相互に対面する前面及び後面袋シートの双方を切り取って前記内容物収納部を容易に開封させる初期開封機構を有する包装用袋であって、
前記初期開封機構は、前記前面及び後面袋シートの幅方向の全幅に亘って内面又は外面に対向して設けられ、それぞれ切裂き容易な適宜深さの凹溝状の直線、折れ線、曲線又は山谷を有する波線が形成された第1開封線及び第2開封線からなり、
前記第1及び第2開封線は、前記前面及び後面袋シートの内面又は外面の面内方向に相互に離隔する部分が存在するように投影される状態に前記第1及び第2開封線に沿って配置し固着され、電源線に接続された、前記袋シートの幅より僅かに長い一対の第1ヒーター線及び第2ヒーター線を直接又は前記前面及び後面袋シートを介して押圧手段によりサンドウィッチ状に挟むように同時に押圧しながら、前記電源線に所定時間通電して加熱された第1及び第2ヒーター線に沿って当接した前面及び後面袋シートの内面被加熱部分がそれぞれ軟化して切裂き容易な深さの凹溝状に同時に刻印され、前記袋シートの幅方向の全幅に亘って形成され、
前記袋シートの端部に別途切込み又はノッチを設けることなく前記第1及び第2開封線から容易に切り裂かれることを特徴とする初期開封容易な包装用袋。 - 前記第1及び第2開封線は、前記前面及び後面袋シート面内方向に片端側部分が共に略重なり、他端側部分が相互に離隔して投影される配置状態に形成されることを特徴とする請求項1記載の初期開封容易な包装用袋。
- 前記第1及び第2開封線は、前記前面及び後面袋シート面内方向に両端側部分が相互に離隔して投影される配置状態に形成されることを特徴とする請求項1記載の初期開封容易な包装用袋。
- 前記第1及び第2開封線は、前記前面及び後面袋シート面内方向に両端側部分が共に略重なり、その中間部に相互に離隔する部分が存在するように投影される配置状態に形成されることを特徴とする請求項1記載の初期開封容易な包装用袋。
- 前記第1及び第2開封線からなる初期開封機構と前記内容物収納部との間に開封自在な係止手段又はシール手段が設けられることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか1項記載の初期開封容易な包装用袋。
- 一対の柔軟性を有する樹脂製シート材料からなる前面袋シート及び後面袋シートを重ね合せ、周囲を相互に固定し密閉した内部に内容物収納部を形成するとともに、前記周囲の一端近傍部位に相互に対面する前記前面及び後面袋シートの双方を切り取って前記内容物収納部を容易に開封させる初期開封機構を有する包装用袋の製造方法において、
いずれも前記前面及び後面袋シートの幅より僅かに広い幅を有する、電気絶縁材料からなる略矩形板状部材の表裏面にそれぞれ幅方向に亘って背面対向するように配置して電源線に接続された一対の任意断面形の直線、折れ線、曲線又は山谷を有する波線状に形成された第1ヒーター線及び第2ヒーター線を固着して設けた初期開封機構形成手段本体と、1対の板状部材からなる押圧手段と、を備えた初期開封機構形成手段を用いて、
前記初期開封機構形成手段本体をサンドウィッチ状に挟むように配置して長手方向に連続的に供給される1対の前面袋シートと後面袋シートの両外面を、さらに前記押圧手段の1対の板状部材の間にサンドウィッチ状に挟むように重ね合せる初期開封機構形成手段重ね合せ工程と、
前記押圧手段で前記前面及び後面袋シートの両外面を押圧しながら、前記電源線に所定時間通電して加熱された第1及び第2ヒーター線に沿って当接した前面及び後面袋シートの内面被加熱部分がそれぞれ軟化して切裂き容易な深さの凹溝状の直線、折れ線、曲線又は山谷を有する波線が刻印された1対の第1開封線及び第2開封線からなる初期開封機構を同時に形成する初期開封機構形成工程と、
前記初期開封機構が形成された一対の前面及び後面袋シートの周囲を相互に固定して密閉した内部に内容物収納部を形成する内容物収納部形成工程と、を有し、
前記1対の第1及び第2開封線は、前記前面及び後面袋シート面内方向に相互に離隔する部分が存在するように投影される配置状態に、前記袋シートの幅方向の全幅に亘って形成され、
前記袋シートの端部に別途切込みやノッチを設けることなく前記第1及び第2開封線から容易に切り裂かれることを特徴とする初期開封容易な包装用袋の製造方法。 - 一対の柔軟性を有する樹脂製シート材料からなる前面袋シート及び後面袋シートを重ね合せ、周囲を相互に固定し密閉して内部に内容物収納部を形成するとともに、前記周囲の一端近傍部位に相互に対面する前記前面及び後面袋シートの双方を切り取って前記内容物収納部を容易に開封させる初期開封機構を有する包装用袋の製造方法において、
いずれも前記前面及び後面袋シートの幅より僅かに広い幅を有する、略矩形板状部材からなる当て板と、電気絶縁材料からなる一対の略矩形板状部材の内面にそれぞれ幅方向に亘って対向するように配置して電源線に接続された一対の任意断面形の直線、折れ線、曲線又は山谷を有する波線状に形成された第1ヒーター線及び第2ヒーター線を固着して設けた一対の第1押圧板及び第2押圧板からなる初期開封機構形成手段本体と、を備えた初期開封機構形成手段を用いて、
前記当て板をサンドウィッチ状に挟むように配置されて長手方向に連続的に供給される1対の前面袋シート及び後面袋シートの両外面を、さらに前記初期開封機構形成手段本体の第1押圧板及び第2押圧板の間にサンドウィッチ状に挟むように重ね合せる初期開封機構形成手段重ね合せ工程と、
前記第1及び第2押圧板で前記前面及び後面袋シートの両外面を押圧しながら、前記電源線に所定時間通電して加熱された第1及び第2ヒーター線に沿って当接した前面及び後面袋シートの外面被加熱部分がそれぞれ軟化して切裂き容易な深さの凹溝状の直線、折れ線、曲線又は山谷を有する波線が刻印された1対の第1開封線及び第2開封線からなる開封機構を同時に形成する初期開封機構形成工程と、
前記初期開封機構が形成された一対の前面及び後面袋シートの周囲を相互に固定して密閉した内部に内容物収納部を形成する内容物収納部形成工程と、を有し、
前記1対の第1及び第2開封線は、前記前面及び後面袋シート面内方向に相互に離隔する部分が存在するように投影される配置状態に、前記袋シートの幅方向の全幅に亘って形成され、
前記袋シートの端部に別途切込みやノッチを設けることなく前記第1及び第2開封線から容易に切り裂かれる形成されることを特徴とする初期開封容易な包装用袋の製造方法。 - 前記第1及び第2開封線からなる初期開封機構と前記内容物収納部との間に開封自在な係止手段又はシール手段を設ける係止手段又はシール手段形成工程をさらに有することを特徴とする請求項6又は請求項7記載の初期開封容易な包装用袋の製造方法。
- 前記前面及び後面袋シートの周囲の連続する固定部を二分するように切断して個別の包装用袋を順次形成する分断工程をさらに有することを特徴とする請求項6乃至請求項8のいずれか1項記載の初期開封容易な包装用袋の製造方法。
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