JP2003104394A - 保存用袋の開封機構 - Google Patents
保存用袋の開封機構Info
- Publication number
- JP2003104394A JP2003104394A JP2001324463A JP2001324463A JP2003104394A JP 2003104394 A JP2003104394 A JP 2003104394A JP 2001324463 A JP2001324463 A JP 2001324463A JP 2001324463 A JP2001324463 A JP 2001324463A JP 2003104394 A JP2003104394 A JP 2003104394A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bag
- opened
- opening
- front face
- opening mechanism
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 様々な物品が収納された密封用チャック機能
の付いた袋を開封する場合、ハサミや刃物を使用する
か、予め切断位置を示す切り込みを手でちぎって開封し
ていた。これらの方法では、袋の切り口の前面と背面と
が同一の形状のまま密着状態になり、袋の開封が困難で
あった。 【解決手段】 開封した袋の切断形状が切り口の前面と
背面とで差異が生じるような構造を特徴とし、開封した
ときに生じる袋の切り口の前面つまみ部分と、背面つま
み部分との位置がずれることによって指先の挿入や、指
先でのつまみ動作が容易になり、袋の開封が簡単に出来
るようになる保存用袋の開封機構。
の付いた袋を開封する場合、ハサミや刃物を使用する
か、予め切断位置を示す切り込みを手でちぎって開封し
ていた。これらの方法では、袋の切り口の前面と背面と
が同一の形状のまま密着状態になり、袋の開封が困難で
あった。 【解決手段】 開封した袋の切断形状が切り口の前面と
背面とで差異が生じるような構造を特徴とし、開封した
ときに生じる袋の切り口の前面つまみ部分と、背面つま
み部分との位置がずれることによって指先の挿入や、指
先でのつまみ動作が容易になり、袋の開封が簡単に出来
るようになる保存用袋の開封機構。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、あらゆる種類の物
の保存用袋の開封機構に関するものである。
の保存用袋の開封機構に関するものである。
【0002】
【従来の技術】主として食品が収納された袋の開封に際
し、通常はハサミや刃物を使用して切断したり、予め切
断位置を示す切り込みが付された位置から、手でちぎっ
て開封していた。
し、通常はハサミや刃物を使用して切断したり、予め切
断位置を示す切り込みが付された位置から、手でちぎっ
て開封していた。
【0003】
【発明が解決しょうとする課題】様々な物品が収納され
た袋を開封する場合、特に密封用チャック機能の付いた
袋では、従来の切断方法では切り口の前面と背面とが密
着状態になり、かつ切り口の形状が同一である為、袋を
開く際に指先等を挿入する隙間がほとんど無く、開封が
困難であった。
た袋を開封する場合、特に密封用チャック機能の付いた
袋では、従来の切断方法では切り口の前面と背面とが密
着状態になり、かつ切り口の形状が同一である為、袋を
開く際に指先等を挿入する隙間がほとんど無く、開封が
困難であった。
【0004】
【課題を解決するための手段】そこで本発明は、袋を開
封するための切り込みを手でちぎった時に、袋の切り口
の前面と背面とに差異が生じるよう、あるいは開封し、
中から現れる密封用チャックの前面と背面とに差異が生
じるような機構を付加した。
封するための切り込みを手でちぎった時に、袋の切り口
の前面と背面とに差異が生じるよう、あるいは開封し、
中から現れる密封用チャックの前面と背面とに差異が生
じるような機構を付加した。
【0005】
【発明の実施例】図示に基づいて詳細に説明すると、図
1は一般的な密封用チャックの付いた保存用袋に、この
袋を開封する為の、切り込み6と袋の前面側切断誘導切
り溝3、袋の背面側切断誘導切り溝4を付加したもので
ある。3,4の切り溝はミシン目であっても同等の効果
が得られる。
1は一般的な密封用チャックの付いた保存用袋に、この
袋を開封する為の、切り込み6と袋の前面側切断誘導切
り溝3、袋の背面側切断誘導切り溝4を付加したもので
ある。3,4の切り溝はミシン目であっても同等の効果
が得られる。
【0006】このことによって、切り込み6から裂かれ
た保存用袋は、それぞれの誘導切り溝3,4にそって切
れ、図2に示すように切り口の前面と背面とにできる、
つまみ部分の差異によって指先の挿入や、指先でのつま
み動作が容易になり、袋の開封が簡単にできるようにな
る。
た保存用袋は、それぞれの誘導切り溝3,4にそって切
れ、図2に示すように切り口の前面と背面とにできる、
つまみ部分の差異によって指先の挿入や、指先でのつま
み動作が容易になり、袋の開封が簡単にできるようにな
る。
【0007】また、他の方法として図3で示すように、
切断誘導線3,4の上部7を軟質、下部8を硬質にする
など、材質を異なった物にしても同等の効果が得られ
る。
切断誘導線3,4の上部7を軟質、下部8を硬質にする
など、材質を異なった物にしても同等の効果が得られ
る。
【0008】さらに他の方法として図7を説明すると、
製袋時に溶着ないし接着される密封用チャックの上端部
を波形に形成し、図8で示したように波形が交互になる
よう、左右をずらして密着させ、図9のように溶着ない
し接着して、袋全体を封じる方法。
製袋時に溶着ないし接着される密封用チャックの上端部
を波形に形成し、図8で示したように波形が交互になる
よう、左右をずらして密着させ、図9のように溶着ない
し接着して、袋全体を封じる方法。
【0009】このことによって、切り込み6から裂かれ
た保存用袋は従来通り、水平な切り口となるが、袋の中
から波形密封用チャックが現れる。
た保存用袋は従来通り、水平な切り口となるが、袋の中
から波形密封用チャックが現れる。
【0010】
【発明の効果】本発明によって袋を開封すれば、袋の切
り口や密封用チャックの前面と背面とに、位置の異なっ
たつまみ部分ができあがり、指先の挿入や指先でのつま
み動作が容易になり袋の開封が簡単にできるようにな
る。
り口や密封用チャックの前面と背面とに、位置の異なっ
たつまみ部分ができあがり、指先の挿入や指先でのつま
み動作が容易になり袋の開封が簡単にできるようにな
る。
【0011】なお、図1で示した切り溝又はミシン目
3,4による方法で開封する場合は、収納品が日用雑
貨、小間物等、様々である。また図9で示した波形密封
用チャックごと封じる方法は、特に湿気や匂いうつりを
嫌う、のり,お茶,ふりかけ等,食品や医薬品など酸化
防止のうえでも効果的である。
3,4による方法で開封する場合は、収納品が日用雑
貨、小間物等、様々である。また図9で示した波形密封
用チャックごと封じる方法は、特に湿気や匂いうつりを
嫌う、のり,お茶,ふりかけ等,食品や医薬品など酸化
防止のうえでも効果的である。
【図1】 斜視図
【図2】 切り込み6から袋の上部を開封した斜視図
【図3】 その他の実施例
【図4】 その他の実施例
【図5】 その他の実施例
【図6】 その他の実施例、切り溝3を部分的に付加す
る。
る。
【図7】 上端部を波形に形成された密着用チャック
【図8】 波形が交互になるようにチャックの前面と背
面を、ずらして密着させたもの。
面を、ずらして密着させたもの。
【図9】 波形が交互に密着したチャックを袋に取り付
け封じたもの。
け封じたもの。
【図10】密封用チャックの片面上辺に部分加熱プレス
した実施例
した実施例
【図11】密封用チャックの片面の幅寸法を異ならせる
実施例
実施例
1 袋の前面
2 袋の背面
3 袋の前面側切断誘導切り溝
4 袋の背面側切断誘導切り溝
5 密封用チャック
6 切り込み
7 誘導線上部軟質
8 誘導線下部硬質
9 チャックの上端部。波形に切り落とす部分
10 チャックの凹部
11 チャックの凸部
Claims (2)
- 【請求項1】開封した袋の切断形状が切り口の前面と背
面とで差異が生じるような構造を特徴とする保存用袋の
開封機構。 - 【請求項2】保存用袋の内側に、加圧密封機能を有する
密封用チャックが溶着ないし接着されて成る袋におい
て、密封用チャックの物品の出し入れする側の上端部が
前面と背面とで差異が生じるように形成された、保存用
袋の開封機構。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001324463A JP2003104394A (ja) | 2001-07-26 | 2001-10-23 | 保存用袋の開封機構 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001-226284 | 2001-07-26 | ||
JP2001226284 | 2001-07-26 | ||
JP2001324463A JP2003104394A (ja) | 2001-07-26 | 2001-10-23 | 保存用袋の開封機構 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003104394A true JP2003104394A (ja) | 2003-04-09 |
Family
ID=26619339
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001324463A Pending JP2003104394A (ja) | 2001-07-26 | 2001-10-23 | 保存用袋の開封機構 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003104394A (ja) |
Cited By (16)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005289396A (ja) * | 2004-03-31 | 2005-10-20 | Dainippon Printing Co Ltd | 包装袋 |
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JP2010163192A (ja) * | 2009-01-16 | 2010-07-29 | Michizo Inoue | 袋体 |
JP2011063273A (ja) * | 2009-09-15 | 2011-03-31 | Hidetaka Saito | 初期開封容易な包装用袋及びその製造方法 |
US20110268373A1 (en) * | 2010-05-03 | 2011-11-03 | Alex Polland | Pull tabs for a flexible plastic bag |
JP2012086892A (ja) * | 2010-10-20 | 2012-05-10 | Omori Mach Co Ltd | 包装体 |
JP2012096839A (ja) * | 2010-11-04 | 2012-05-24 | Dainippon Printing Co Ltd | 包装袋 |
JP2013052927A (ja) * | 2011-08-05 | 2013-03-21 | Akiyoshi Fujita | 封入袋 |
US20140353192A1 (en) * | 2013-06-03 | 2014-12-04 | S.C. Johnson & Son, Inc. | Plastic bags, rolls of plastic bags, and tubular blown film processes of making the same |
JP2015147579A (ja) * | 2014-02-04 | 2015-08-20 | 株式会社メイワパックス | 包装袋 |
JP2017154817A (ja) * | 2016-03-03 | 2017-09-07 | 敏之 赤崎 | チャック(ファスナー)付きを含む包装フィルム容器を開封した際、開封部に引手の機能をもたせる。 |
CN107472674A (zh) * | 2012-09-28 | 2017-12-15 | 约翰逊父子公司 | 具有使保藏袋有不对称外观的视觉区别特征的保藏袋 |
US10435203B2 (en) | 2012-09-28 | 2019-10-08 | S. C. Johnson & Son, Inc. | Storage bag with features to facilitate sealing and unsealing of the bag |
JP2020189677A (ja) * | 2019-05-23 | 2020-11-26 | 凸版印刷株式会社 | スリーブ付き包装容器 |
JP2021017289A (ja) * | 2019-07-22 | 2021-02-15 | 義隆 辻 | 開封ツマミ |
-
2001
- 2001-10-23 JP JP2001324463A patent/JP2003104394A/ja active Pending
Cited By (20)
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JP7427373B2 (ja) | 2019-05-23 | 2024-02-05 | Toppanホールディングス株式会社 | スリーブ付き包装容器 |
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