JP3231133U - 包装用袋切裂き具 - Google Patents
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Abstract
【課題】開封後にチャック部同士を接合させることで封緘された包装用袋を、再度開封する際には、前面フィルムと後面フィルムの上端縁を指で広げ、前面フィルム及び後面フィルムをそれぞれ指でつまんで引っ張り、開口部を広げる動作が必要となる。ところが、このフィルムの上端縁を広げる動作や、フィルムを指でつまむ動作が、指先が滑って行い難い。本考案は、上記動作を容易に行うことを可能とするための孔部を、包装用袋に設けるための包装用袋切裂き具を提供する。【解決手段】包装用袋切裂き具は、先端が尖った第一刃部と、第一刃部11の両側部から立ち上がる第二刃部12とを、一方端部に備えた板材で構成される。第一刃部と第二刃部を板材の両端に設けてもよい。【選択図】図1
Description
本考案は菓子などが封入された包装用袋を切り裂くための用具に関し、より詳しくは開封後のチャック付き包装用袋に使用される包装用袋切裂き具に関する。
開口部近傍の前面フィルムと後面フィルムそれぞれの対向する内側にチャック部を設け、チャック部同士の接離により開口部を開閉自在に構成したチャック付き包装袋が、菓子などの包装用に汎用されている。
かかる包装用袋はチャックより上方の縁部にノッチが設けられ、該ノッチから切り裂き後に形成される開口部と平行に前面フィルムと後面フィルムを切裂くことで開封し、開封後はチャック部同士を接合させることで封緘するものである。
特許文献1には、袋の上部領域の一隅部にノッチと開封補助線とを形成することで、開封を容易にした包装用袋が開示されている。
上記の通り、開封後にチャック部同士を接合させることで封緘された包装用袋を、再度開封する際には、前面フィルムと後面フィルムの上端縁を指で広げ、前面フィルム及び後面フィルムをそれぞれ指でつまんで引っ張り、開口部を広げる動作が必要となる。
ところが、加齢などで指先の油分や湿り気が減少している高齢者などは、上記フィルムの上端縁を広げる動作や、フィルムを指でつまむ動作が、指先が滑って行い難い。
そこで本考案は、上記動作を容易に行うことを可能とするための孔部を、包装用袋に設けるための包装用袋切裂き具を提供することを目的とする。
上記課題を解決する本考案の構成は、以下の通りである。
(1) 請求項1に記載の包装用袋切裂き具は、先端が尖った第一刃部と、第一刃部の両側部から立ち上がる第二刃部とを、一方端部に備えた板材である。
(2) 請求項2に記載の包装用袋切裂き具は、請求項1記載の考案において、第一刃部と第二刃部を板材の両端に設けて構成した。
(3) 請求項3に記載の包装用袋切裂き具は、請求項1記載又は請求項2記載の考案において、板材の縁部に切込みを設け、該切込みを第三刃部として構成した。
上記のように構成される本考案が、如何に作用して課題を解決するかを図面を参照しながら概説する。なお、各図におけるUとは上方を、Dは下方を、Rは右方向を、Lは左方向を意味するものである。
図6は本考案に係る包装用袋切裂き具を用いて、孔部4を形成した後の包装用袋1を示すものである。該包装用袋1は、上述のノッチから切り裂き、開口部2を形成した後の包装用袋1を示すものである。開口部2の下方内面にはチャック3が取り付けられている。
上記孔部4は包装用袋1の前面フィルムのみに形成されている。かかる構成とすることで、孔部4に指を差し込むと前面フィルムのみに指先が引っ掛かり、容易に開封することが可能となるからである。これに対し、後面フィルムまで切裂いて孔部4を形成してしまうと、孔部4の縁部において前面フィルムと後面フィルムが重なってしまい、指先の油分等が減少している高齢者等にとっては、やはり開封が困難となってしまうからである。
本考案に係る包装用袋切裂き具10は、上記孔部4を形成するために使用されるものである。具体的には図1に示されるように、板材14の端部に設けられた第一刃部11を、包装用袋に差し込み、次いで第一刃部11両側部から立ち上がる第二刃部12で包装用袋1の前面フィルム或いは後面フィルムを引き裂きながら、孔部4を形成していくものである。
この際、図2に示される一対の第二刃部12,12間の距離H1が、図6に示される孔部4の上下方向の幅H2となる。それゆえ、H1の数値の設定により、孔部4の幅H2を所望のものとすることが可能となる。具体的には孔部4の幅として5mmが好ましい場合には、H1の数値が5mmとなるように板材14を形成すればよく、8mmが好ましい場合には、H1の数値が8mmとなるように板材14を形成すればよい。
請求項3に記載の包装用袋切裂き具は、図1に示すように板材14の縁部に切込みである第三刃部13を設けてある。この第三刃部に13により包装用袋を切裂くことで、例えばノッチが設けていない包装用袋の開封や、ノッチが設けられていても老眼等で視認しづらい包装用袋の開封が容易になるものである。
以下、好ましい本考案の構成要素の実施形態につき、図面を参照しながら概説する。なお、本考案構成要素の実施形態は、下記の実施形態に何ら限定されることはなく、本考案の技術的範囲に属する限り、種々の形態を採りうる。
図1に示すように、本考案に係る包装用袋切裂き具10は、細長の平板である板材14の端部に、先端が先細に尖ったの第一刃部11が設けてある。この第一刃部11は、その両側縁部11a,11aが包装用フィルムを形成するフィルムを切り裂くことが可能な程度に肉薄に形成されている。この第一刃部11は、請求項1に記載の考案では板材14の一方端部にのみ形成されているが、請求項2に記載の考案では図1に示すように板材の両端部に設けられている。
第二刃部12は、図5に示すように、第一刃部11の両側部から略垂直に立ち上がる形状で設けられている。尚、図5は可視的にするために図1乃至図4に示される図面の3倍の大きさに作図してある。また、請求項2に記載の包装用袋10の左側面図は、図5に示される右側面図同一に表れるものである。
図4に示される第二刃部12の基部12a付近は、フィルムを切り裂くことが可能な程度に肉薄に形成されている。
第三刃部13は、図1に示されるように板材14の下辺部に、傾斜した切込みを設けることで形成される。傾斜方向側の縁部13a、図1で言えば左側に存する縁部13aは、フィルムを切り裂くことが可能な程度に肉薄に形成されている。
なお、第三刃部13は図1においては板材14の下辺部に形成されているが、むろんかかる限定を受けるものではなく、上辺に設けても構わないし、上辺と下辺の双方に設けても構わない。
上述の通り形成される包装用袋切裂き具10は、ステンレス、鋼、鋼鉄等、硬質の材料で形成されるものである。
また、板材14は図1乃至図5に示さるように、持ち手部材15内に嵌挿されている。持ち手部材15は樹脂で形成された中空の直方体であり、該中空の部位に板材14が嵌挿されるものである。
10・・包装用袋切裂き具
11・・第一刃部
12・・第二刃部
13・・第三刃部
14・・板材
15・・持ち手部材
11・・第一刃部
12・・第二刃部
13・・第三刃部
14・・板材
15・・持ち手部材
Claims (3)
- 先端が尖った第一刃部(11)と、第一刃部(11)の両側部から立ち上がる第二刃部(12)とを、一方端部に備えた板材(14)である包装用袋切裂き具(10)。
- 第一刃部(11)と第二刃部(12)を板材(14)の両端に設けた請求項1に記載の包装用袋切裂き具(10)。
- 板材(14)の縁部に切込みを設け、該切込みを第三刃部(13)とした請求項1又は請求項2に記載の包装用袋切裂き具(10)。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2020005511U JP3231133U (ja) | 2020-12-22 | 2020-12-22 | 包装用袋切裂き具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2020005511U JP3231133U (ja) | 2020-12-22 | 2020-12-22 | 包装用袋切裂き具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP3231133U true JP3231133U (ja) | 2021-03-18 |
Family
ID=74860623
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2020005511U Active JP3231133U (ja) | 2020-12-22 | 2020-12-22 | 包装用袋切裂き具 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3231133U (ja) |
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2020
- 2020-12-22 JP JP2020005511U patent/JP3231133U/ja active Active
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