JP5587688B2 - タイヤ用ゴム組成物及び空気入りタイヤ - Google Patents

タイヤ用ゴム組成物及び空気入りタイヤ Download PDF

Info

Publication number
JP5587688B2
JP5587688B2 JP2010154160A JP2010154160A JP5587688B2 JP 5587688 B2 JP5587688 B2 JP 5587688B2 JP 2010154160 A JP2010154160 A JP 2010154160A JP 2010154160 A JP2010154160 A JP 2010154160A JP 5587688 B2 JP5587688 B2 JP 5587688B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
group
carbon atoms
rubber composition
tire
mass
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2010154160A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2012017365A (ja
Inventor
亜衣 松浦
和幸 西岡
秀一朗 大野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Rubber Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Rubber Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Rubber Industries Ltd filed Critical Sumitomo Rubber Industries Ltd
Priority to JP2010154160A priority Critical patent/JP5587688B2/ja
Publication of JP2012017365A publication Critical patent/JP2012017365A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5587688B2 publication Critical patent/JP5587688B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)

Description

本発明は、タイヤ用ゴム組成物、及びこれを用いた空気入りタイヤに関する。
近年、自動車の低燃費化の要請に対応して、タイヤの転がり抵抗を低減して、発熱を抑えたタイヤの開発が進められている。特に、タイヤの部材のなかでもタイヤにおける占有比率の高いトレッドに対して、優れた低発熱性(低燃費性)が要求されている。低燃費性を向上させるために、タイヤのトレッドに使用されるゴム組成物(トレッド用ゴム組成物)において、従来補強剤として使用されているカーボンブラックを、一部シリカに置換することがなされてきた。
さらに低燃費性を満足させる方法として、補強用充填剤であるシリカの配合量を減量する方法や、補強性の小さい充填剤を用いる方法が知られているが、耐摩耗性、グリップ性能が大きく低下するという問題があった。
このように、低燃費性、耐摩耗性、グリップ性能をバランス良く得られるゴム組成物は、現在まで知られていなかった。
一方、シリカの補強性をカーボンブラックと同程度にするために、シリカの分散性を向上させたり、ゴムとシリカを化学的に結合させたりすることを目的として、シリカと共にシランカップリング剤を配合する検討がなされてきた。
シリカと共にメルカプト基を有するシランカップリング剤を用いると、低燃費性を向上できるが、ゴムとシリカがシランカップリング剤を介して化学的に結合する反応が加硫前(ゴムの混練中)に起こるため、加工性が非常に悪くなるという問題がある。一方、シリカと共にスルフィド系のシランカップリング剤を用いると、ゴムの混練中に上記反応が起こりにくく、加工性は良好であるものの、低燃費性、耐摩耗性、グリップ性能を向上する点については、改善の余地がある。
特許文献1では、シリカと、メルカプト基を有するシランカップリング剤と、シリル化剤を配合することにより、優れた加工性、低燃費性、耐摩耗性が得られることが開示されている。しかし、優れた加工性を維持しつつ、低燃費性、耐摩耗性、グリップ性能(特に、低燃費性)を向上する点については、改善の余地がある。
特開2009−263420号公報
本発明は、前記課題を解決し、優れた加工性を維持しつつ、低燃費性、耐摩耗性、グリップ性能(特に、低燃費性)を向上できるタイヤ用ゴム組成物、及び該タイヤ用ゴム組成物をタイヤの各部材(例えば、トレッド、サイドウォール)に用いた空気入りタイヤを提供することを目的とする。
本発明は、シリカと、下記式(1)で表されるシランカップリング剤とを含むタイヤ用ゴム組成物に関する。
Figure 0005587688
(式(1)中、R、R及びRは、同一若しくは異なって、水素原子、炭素数1〜8のアルキル基、炭素数1〜8のアルコキシ基、炭素数6〜30のアリール基、又は−O−(R−O)−R(m個のRは、同一又は異なって、炭素数1〜30の2価の炭化水素基を表す。Rは、炭素数1〜30のアルキル基、炭素数2〜30のアルケニル基、炭素数6〜30のアリール基又は炭素数7〜30のアラルキル基を表す。mは1〜30の整数を表す。)で表される基を表し、R、R及びRの少なくとも1つが炭素数1〜8のアルコキシ基である。Rは、炭素数1〜30のアルキレン基を表す。R及びRは、同一又は異なって、炭素数1〜30のアルキル基を表す。nの平均値は2〜5である。)
上記タイヤ用ゴム組成物は、R、R及びRの少なくとも1つが−O−(R−O)−Rで表される基であることが好ましい。
上記シリカのチッ素吸着比表面積が30〜500m/gであることが好ましい。
上記タイヤ用ゴム組成物は、トレッド用ゴム組成物又はサイドウォール用ゴム組成物として用いられることが好ましい。
本発明はまた、上記ゴム組成物を用いて作製した空気入りタイヤに関する。
本発明によれば、シリカと、上記式(1)で表されるシランカップリング剤とを含むタイヤ用ゴム組成物であるので、優れた加工性を維持しつつ、低燃費性、耐摩耗性、グリップ性能(ウェットグリップ性能)(特に、低燃費性)を向上できる。よって、該ゴム組成物をタイヤの各部材(例えば、トレッド、サイドウォール)に使用することにより、低燃費性、耐摩耗性、グリップ性能(ウェットグリップ性能)(特に、低燃費性)に優れた空気入りタイヤを提供することができる。
本発明のタイヤ用ゴム組成物は、シリカと、下記式(1)で表されるシランカップリング剤とを含む。
Figure 0005587688
(式(1)中、R、R及びRは、同一若しくは異なって、水素原子、炭素数1〜8のアルキル基、炭素数1〜8のアルコキシ基、炭素数6〜30のアリール基、又は−O−(R−O)−R(m個のRは、同一又は異なって、炭素数1〜30の2価の炭化水素基を表す。Rは、炭素数1〜30のアルキル基、炭素数2〜30のアルケニル基、炭素数6〜30のアリール基又は炭素数7〜30のアラルキル基を表す。mは1〜30の整数を表す。)で表される基を表し、R、R及びRの少なくとも1つが炭素数1〜8のアルコキシ基である。Rは、炭素数1〜30のアルキレン基を表す。R及びRは、同一又は異なって、炭素数1〜30のアルキル基を表す。nの平均値は2〜5である。)
上述のように、シリカと共に、メルカプト基を有するシランカップリング剤を用いると、低燃費性を向上できるが、加工性が非常に悪くなるという問題がある。一方、シリカと共にスルフィド系のシランカップリング剤を用いると、加工性は良好であるものの、低燃費性、耐摩耗性、グリップ性能を充分に向上できないという問題がある。
本発明では、シリカと共に、上記式(1)で表されるシランカップリング剤を配合することにより、スルフィド系のシランカップリング剤を用いた場合と同等レベルの加工性(優れた加工性)を維持しつつ、低燃費性、耐摩耗性、グリップ性能(特に、低燃費性)を向上できる。
本発明に使用されるゴム成分としては、例えば、イソプレン系ゴム、ブタジエンゴム(BR)、スチレンブタジエンゴム(SBR)、スチレンイソプレンブタジエンゴム(SIBR)、クロロプレンゴム(CR)、アクリロニトリルブタジエンゴム(NBR)等のジエン系ゴムが挙げられる。ゴム成分は、単独で用いてもよく、2種以上を併用してもよい。なかでも、優れた加工性を維持しつつ、低燃費性、耐摩耗性、グリップ性能(特に、低燃費性)を向上できるという理由から、イソプレン系ゴム、SBR、BRが好ましい。
イソプレン系ゴムとしては、イソプレンゴム(IR)、天然ゴム(NR)、改質天然ゴム等が挙げられる。NRには、脱タンパク質天然ゴム(DPNR)、高純度天然ゴム(HPNR)も含まれ、改質天然ゴムとしては、エポキシ化天然ゴム(ENR)、水素添加天然ゴム(HNR)、グラフト化天然ゴム等が挙げられる。また、NRとしては、例えば、SIR20、RSS♯3、TSR20等、タイヤ工業において一般的なものを使用できる。イソプレン系ゴムのなかでも、NRが好ましい。
ゴム成分100質量%中のイソプレン系ゴムの含有量は、好ましくは10質量%以上、より好ましくは20質量%以上である。10質量%未満であると、加工性、低燃費性、耐摩耗性が悪化するおそれがある。該イソプレン系ゴムの含有量は、好ましくは70質量%以下、より好ましくは60質量%以下である。70質量%を超えると、充分な剛性が得られず、充分なグリップ性能が得られないおそれがある。
SBRとしては特に限定されず、乳化重合スチレンブタジエンゴム(E−SBR)、溶液重合スチレンブタジエンゴム(S−SBR)等、タイヤ工業において一般的なものを使用できる。
SBRのビニル含量は、好ましくは10質量%以上、より好ましくは20質量%以上、更に好ましくは30質量%以上である。ビニル含量が10質量%未満であると、低燃費性、耐摩耗性が悪化する傾向がある。該ビニル含量は、好ましくは90質量%以下、より好ましくは80質量%以下、更に好ましくは70質量%以下である。ビニル含量が90質量%を超えると、低燃費性が悪化する傾向がある。
なお、本発明において、SBRのビニル含量は、赤外吸収スペクトル分析法によって測定できる。
SBRのスチレン含量は、好ましくは5質量%以上、より好ましくは10質量%以上である。スチレン含量が5質量%未満であると、充分な剛性が得られず、充分なグリップ性能が得られないおそれがある。該スチレン含量は、好ましくは70質量%以下、より好ましくは60質量%以下、更に好ましくは30質量%以下である。スチレン含量が70質量%を超えると、発熱性が著しく上昇し、低燃費性が低下する傾向がある。
なお、本発明において、SBRのスチレン含量は、H−NMR測定により算出される。
ゴム成分100質量%中のSBRの含有量は、好ましくは30質量%以上、より好ましくは40質量%以上である。30質量%未満であると、耐摩耗性が低下するおそれがある。SBRの含有量は、好ましくは90質量%以下、より好ましくは80質量%以下である。90質量%を超えると、充分な加工性と低燃費性が得られないおそれがある。
本発明では、シリカが使用される。上記式(1)で表されるシランカップリング剤とともに、シリカを配合することにより、良好な低燃費性及び高いゴム強度(耐摩耗性)が得られる。シリカとしては特に限定されず、例えば、乾式法シリカ(無水ケイ酸)、湿式法シリカ(含水ケイ酸)等が挙げられるが、シラノール基が多いという理由から、湿式法シリカが好ましい。
シリカのチッ素吸着比表面積(NSA)は、30m/g以上が好ましく、50m/g以上がより好ましく、100m/g以上が更に好ましい。30m/g未満では、補強効果が小さく、耐摩耗性が充分に向上できないおそれがある。また、シリカのNSAは、500m/g以下が好ましく、250m/g以下がより好ましい。500m/gを超えると、シリカの分散性が低下し、低発熱性、加工性が低下する傾向がある。
なお、シリカの窒素吸着比表面積は、ASTM D3037−81に準じてBET法で測定される値である。
シリカの含有量は、ゴム成分100質量部に対して、好ましくは5質量部以上、より好ましくは20質量部以上、更に好ましくは50質量部以上である。5質量部未満であると、シリカ配合による充分な効果が得られない傾向がある。上記シリカの含有量は、好ましくは150質量部以下、より好ましくは120質量部以下、更に好ましくは100質量部以下である。150質量部を超えると、シリカのゴムへの分散が困難になり、加工性が低下する傾向がある。
本発明では、上記式(1)で表されるシランカップリング剤が使用される。シリカと共に、上記式(1)で表されるシランカップリング剤を配合することにより、優れた加工性を維持しつつ、低燃費性、耐摩耗性、グリップ性能(特に、低燃費性)を向上できる。
上記式(1)で表されるシランカップリング剤において、R、R及びRは、同一若しくは異なって、水素原子、炭素数1〜8のアルキル基、炭素数1〜8のアルコキシ基、炭素数6〜30のアリール基、又は−O−(R−O)−R(m個のRは、同一又は異なって、炭素数1〜30の2価の炭化水素基を表す。Rは、炭素数1〜30のアルキル基、炭素数2〜30のアルケニル基、炭素数6〜30のアリール基又は炭素数7〜30のアラルキル基を表す。mは1〜30の整数を表す。)で表される基を表し、R、R及びRの少なくとも1つが炭素数1〜8のアルコキシ基である。また、優れた加工性を維持しつつ、低燃費性、耐摩耗性、グリップ性能をよりバランスよく向上できるという理由から、R、R及びRの少なくとも1つが炭素数1〜8のアルコキシ基であり、R、R及びRの少なくとも1つが−O−(R−O)−Rで表される基であることが好ましく、R、R及びRの1つが炭素数1〜8のアルコキシ基であり、R、R及びRの2つが−O−(R−O)−Rで表される基であることがより好ましい。
、R及びRの炭素数1〜8のアルキル基としては、例えば、メチル基、エチル基、n−プロピル基、イソプロピル基、n−ブチル基、iso−ブチル基、sec−ブチル基、tert−ブチル基、ペンチル基、へキシル基、へプチル基、2−エチルヘキシル基、オクチル基等が挙げられる。
、R及びRの炭素数1〜8(好ましくは炭素数1〜5、より好ましくは炭素数1〜3)のアルコキシ基としては、例えば、メトキシ基、エトキシ基、n−プロポキシ基、イソプロポキシ基、n−ブトキシ基、t−ブトキシ基等が挙げられる。なお、アルコキシ基には、シクロアルコキシ基(シクロヘキシルオキシ基等の炭素数5〜8のシクロアルコキシ基等)、アリールオキシ基(フェノキシ基、ベンジルオキシ基等の炭素数6〜8のアリールオキシ基等)も含まれる。
、R及びRの炭素数6〜30のアリール基としては、例えば、フェニル基、トリル基、キシリル基、ナフチル基、ビフェニル基等が挙げられる。
−O−(R−O)−Rで表される基のRは、同一又は異なって、炭素数1〜30(好ましくは炭素数1〜15、より好ましくは炭素数1〜8、更に好ましくは炭素数1〜3)の2価の炭化水素基を表す。
該炭化水素基としては、例えば、炭素数1〜30のアルキレン基、炭素数2〜30のアルケニレン基、炭素数2〜30のアルキニレン基、炭素数6〜30のアリーレン基等が挙げられる。なかでも、上記アルキレン基が好ましい。
上記Rの炭素数1〜30(好ましくは炭素数1〜15、より好ましくは炭素数1〜8、更に好ましくは炭素数1〜3)のアルキレン基としては、例えば、メチレン基、エチレン基、プロピレン基、ブチレン基、ペンチレン基、ヘキシレン基、へプチレン基、オクチレン基、ノニレン基、デシレン基、ウンデシレン基、ドデシレン基、トリデシレン基、テトラデシレン基、ペンタデシレン基、ヘキサデシレン基、ヘプタデシレン基、オクタデシレン基等が挙げられる。
上記Rの炭素数2〜30のアルケニレン基としては、例えば、ビニレン基、1−プロペニレン基、2−プロペニレン基、1−ブテニレン基、2−ブテニレン基、1−ペンテニレン基、2−ペンテニレン基、1−ヘキセニレン基、2−ヘキセニレン基、1−オクテニレン基等が挙げられる。
上記Rの炭素数2〜30のアルキニレン基としては、例えば、エチニレン基、プロピニレン基、ブチニレン基、ペンチニレン基、ヘキシニレン基、へプチニレン基、オクチニレン基、ノニニレン基、デシニレン基、ウンデシニレン基、ドデシニレン基等が挙げられる。
上記Rの炭素数6〜30のアリーレン基としては、例えば、フェニレン基、トリレン基、キシリレン基、ナフチレン基等が挙げられる。
−O−(R−O)−Rで表される基のmは1〜30(好ましくは1〜10、より好ましくは3〜7)の整数を表す。
−O−(R−O)−Rで表される基のRは、炭素数1〜30のアルキル基、炭素数2〜30のアルケニル基、炭素数6〜30のアリール基又は炭素数7〜30のアラルキル基を表す。なかでも、炭素数1〜30のアルキル基が好ましい。
上記Rの炭素数1〜30(好ましくは炭素数3〜25、より好ましくは炭素数10〜18、更に好ましくは炭素数10〜15)のアルキル基としては、例えば、メチル基、エチル基、n−プロピル基、イソプロピル基、n−ブチル基、iso−ブチル基、sec−ブチル基、tert−ブチル基、ペンチル基、へキシル基、へプチル基、2−エチルヘキシル基、オクチル基、ノニル基、デシル基、ウンデシル基、ドデシル基、トリデシル基、テトラデシル基、ペンタデシル基、オクタデシル基等が挙げられる。
上記Rの炭素数2〜30のアルケニル基としては、例えば、ビニル基、1−プロペニル基、2−プロペニル基、1−ブテニル基、2−ブテニル基、1−ペンテニル基、2−ペンテニル基、1−ヘキセニル基、2−ヘキセニル基、1−オクテニル基、デセニル基、ウンデセニル基、ドデセニル基、トリデセニル基、テトラデセニル基、ペンタデセニル基、オクタデセニル基等が挙げられる。
上記Rの炭素数6〜30のアリール基としては、例えば、フェニル基、トリル基、キシリル基、ナフチル基、ビフェニル基等が挙げられる。
上記Rの炭素数7〜30のアラルキル基としては、ベンジル基、フェネチル基等が挙げられる。
−O−(R−O)−Rで表される基の具体例としては、例えば、−O−(C−O)−C1123、−O−(C−O)−C1225、−O−(C−O)−C1327、−O−(C−O)−C1429、−O−(C−O)−C1531、−O−(C−O)−C1327、−O−(C−O)−C1327、−O−(C−O)−C1327、−O−(C−O)−C1327等が挙げられる。なかでも、−O−(C−O)−C1123、−O−(C−O)−C1327、−O−(C−O)−C1531、−O−(C−O)−C1327が好ましい。
上記式(1)で表されるシランカップリング剤において、Rは、炭素数1〜30のアルキレン基を表す。Rの炭素数1〜30(好ましくは炭素数1〜15、より好ましくは炭素数1〜8、更に好ましくは炭素数1〜5)のアルキレン基としては、例えば、上記Rの炭素数1〜30のアルキレン基と同様の基が挙げられる。
上記式(1)で表されるシランカップリング剤において、R及びRは、同一又は異なって、炭素数1〜30のアルキル基を表す。R及びRの炭素数1〜30(好ましくは炭素数1〜10、より好ましくは炭素数2〜6)のアルキル基としては、例えば、上記Rの炭素数1〜30のアルキル基と同様の基が挙げられる。
上記式(1)で表されるシランカップリング剤において、nの平均値は2〜5(好ましくは3〜5)である。
上記式(1)で表されるシランカップリング剤は、例えば、下記工程A、Bを有する製造方法により製造できる。
(工程A):炭化水素溶媒中で、下記式(I)で表される化合物と、下記式(II)で表される化合物とを反応させ、下記式(III)で表される化合物を得る工程。
Figure 0005587688
(式(I)、(III)のR〜R、及び式(II)、(III)のnは、上記式(1)のR〜R、nと同一である。式(II)、(III)のXは、ハロゲン原子を表す。)
工程Aで用いられる炭化水素溶媒は、脂肪族炭化水素、芳香族炭化水素、脂環族炭化水素などをあげることができる。該脂肪族炭化水素としては、プロパン、n−ブタン、iso−ブタン、n−ペンタン、iso−ペンタン、n−ヘキサン、プロペン、1−ブテン、iso−ブテン、トランス−2−ブテン、シス−2−ブテン、1−ペンテン、2−ペンテン、1−ヘキセン、2−ヘキセンなどをあげることができる。また、芳香族炭化水素としては、ベンゼン、トルエン、キシレン、エチルベンゼンをあげることができ、脂環族炭化水素としては、シクロペンタン、シクロヘキサンなどがあげられる。これらは単独で、あるいは2種以上組み合わせて用いられる。なかでも、芳香族炭化水素が好ましく、トルエンがより好ましい。
上記式(I)で表される化合物としては、例えば、3−メルカプトプロピルトリエトキシシラン、3−メルカプトプロピルトリメトキシシラン、3−メルカプトエチルトリメトキシシラン、EVONIK−DEGUSSA社製のSi363等を使用することができる。
上記式(II)、(III)のXは、ハロゲン原子を表す。ハロゲン原子としては、例えば、フッ素、塩素、臭素、ヨウ素等が挙げられる。
上記式(II)で表される化合物としては、例えば、二塩化硫黄、二臭化硫黄、二フッ化硫黄、二塩化二硫黄、二臭化二硫黄、二塩化三硫黄、フッ素、塩素、臭素等が挙げられる。
工程Aは、具体的には、例えば、上記式(II)で表される化合物を炭化水素溶媒に溶解させた溶液に、上記式(I)で表される化合物を炭化水素溶媒に溶解させた溶液を滴下することにより行うことができる。
工程Aの反応終了後、未反応物及び炭化水素溶媒を減圧下で留去することにより、上記式(III)で表される化合物を得ることができる。
(工程B):炭化水素溶媒中で、工程Aにより得られた上記式(III)で表される化合物と、下記式(IV)で表される化合物とを反応させ、下記式(1)で表されるシランカップリング剤を得る工程。
Figure 0005587688
(式(IV)のR、Rは、上記式(1)のR、Rと同一である。式(IV)のYは1価の金属原子を表す。)
工程Bで用いられる炭化水素溶媒は、工程Aと同様のものを使用できる。
上記式(IV)のYは1価の金属原子を表す。1価の金属原子としては、例えば、ナトリウム、カリウム、リチウム等が挙げられる。
上記式(IV)で表される化合物としては、例えば、ジブチルジチオカルバミン酸ナトリウム、ジブチルジチオカルバミン酸カリウム、ジエチルジチオカルバミン酸ナトリウム等が挙げられる。
工程Bは、具体的には、例えば、上記式(IV)で表される化合物を炭化水素溶媒に溶解させた溶液に、上記式(III)で表される化合物を炭化水素溶媒に溶解させた溶液を滴下することにより行うことができる。
工程Bの反応終了後、室温まで冷却し、炭化水素溶媒で洗浄ろ過した後、未反応物及び炭化水素溶媒を減圧下で留去することにより、上記式(1)で表されるシランカップリング剤を得ることができる。得られた上記式(1)で表されるシランカップリング剤は、バンドドライヤーや押出型ドライヤーなどの公知の乾燥機で乾燥してもよい。
上記式(1)で表されるシランカップリング剤の具体例としては、3−(トリメトキシシリル)プロピルジメチルカルバモ(ジチオペルオキソ)チオアート、N,N−ジメチル−4−(3−(トリメトキシシリル)プロピル)テトラスルファン−1−カルボチオアミド、3−(トリエトキシシリル)プロピルジメチルカルバモ(ジチオペルオキソ)チオアート、N,N−ジメチル−4−(3−(トリエトキシシリル)プロピル)テトラスルファン−1−カルボチオアミド、3−(トリエトキシシリル)プロピルジエチルカルバモ(ジチオペルオキソ)チオアート、3−(トリメトキシシリル)プロピルジエチルカルバモ(ジチオペルオキソ)チオアート、3−(トリエトキシシリル)プロピルジブチルカルバモ(ジチオペルオキソ)チオアート、N,N−ジブチル−4−(3−(トリエトキシシリル)プロピル)テトラスルファン−1−カルボチオアミド(下記式(A)で表される化合物)、下記式(B)で表される化合物等が挙げられ、なかでも、下記式(A)で表される化合物、下記式(B)で表される化合物が好ましい。
Figure 0005587688
上記式(1)で表されるシランカップリング剤の含有量は、シリカ100質量部に対して、好ましくは0.5質量部以上、より好ましくは4質量部以上、更に好ましくは6質量部以上である。0.5質量部未満であると、シリカと充分に反応できず、低燃費性、耐摩耗性を充分に向上できないおそれがある。また、該含有量は、シリカ100質量部に対して、好ましくは20質量部以下、より好ましくは15質量部以下、更に好ましくは12質量部以下である。20質量部を超えると、シランカップリング剤を配合することによるゴム強度及び耐摩耗性の改善効果が見られず、コストが増大する傾向がある。
本発明のゴム組成物には、前記成分以外にも、ゴム組成物の製造に一般に使用される配合剤、例えば、カーボンブラック、クレー等の補強用充填剤、酸化亜鉛、ステアリン酸、各種老化防止剤、オイル等の軟化剤、ワックス、硫黄等の加硫剤、加硫促進剤などを適宜配合することができる。
オイルの含有量は、ゴム成分100質量部に対して、好ましくは5質量部以上、より好ましくは10質量部以上である。5質量部未満であると、加工性が低下するおそれがある。上記オイルの含有量は、好ましくは40質量部以下、より好ましくは20質量部以下である。40質量部を超えると、充分な低燃費性と耐摩耗性が得られないおそれがある。
本発明のゴム組成物の製造方法としては、公知の方法を用いることができ、例えば、前記各成分をオープンロール、バンバリーミキサーなどのゴム混練装置を用いて混練し、その後加硫する方法等により製造できる。
本発明のゴム組成物は、タイヤの各部材(例えば、トレッド、サイドウォール)に好適に使用できる。
本発明の空気入りタイヤは、上記ゴム組成物を用いて通常の方法によって製造できる。すなわち、ゴム組成物を未加硫の段階でタイヤの各部材(例えば、トレッド、サイドウォール)の形状に合わせて押し出し加工し、タイヤ成形機上にて通常の方法にて成形し、他のタイヤ部材とともに貼り合わせ、未加硫タイヤを形成する。この未加硫タイヤを加硫機中で加熱加圧してタイヤを製造できる。
実施例に基づいて、本発明を具体的に説明するが、本発明はこれらのみに限定されるものではない。
以下、製造例で使用した各種薬品について、まとめて説明する。
二塩化二硫黄:関東化学(株)製
トルエン:関東化学(株)製
3−メルカプトプロピルトリエトキシシラン:信越シリコーン社製
ジブチルジチオカルバミン酸ナトリウム:大内新興化学工業(株)のノクセラーTP
Si363:EVONIK−DEGUSSA社製のSi363(下記構造のシランカップリング剤)
Figure 0005587688
(製造例1)
(シランカップリング剤Aの調製)
三つ口フラスコに二塩化二硫黄(0.61g(4.5mmol))、トルエン10mLを入れ、3−メルカプトプロピルトリエトキシシラン(0.72g(3mmol))をゆっくり滴下し、60℃で2時間攪拌した。その後、未反応物および溶媒を減圧留去して中間体1を得た。
別の三つ口フラスコにジブチルジチオカルバミン酸ナトリウム(0.68g(3mmol))、トルエン10mlを入れ、中間体1(1.01g(3mmol))を滴下し80℃で3時間攪拌した。室温に戻しトルエンで洗浄ろ過した後、溶媒を留去し、シランカップリング剤Aを得た。
(製造例2)
(シランカップリング剤Bの調製)
三つ口フラスコに二塩化二硫黄(0.61g(4.5mmol))、トルエン10mLを入れ、Si363(2.96g(3mmol))をゆっくり滴下し、60℃で2時間攪拌した。その後、未反応物および溶媒を減圧留去して中間体2を得た。
別の三つ口フラスコにジブチルジチオカルバミン酸ナトリウム(0.68g(3mmol))、トルエン10mlを入れ、中間体2(3.26g(3mmol))を滴下し80℃で3時間攪拌した。室温に戻しトルエンで洗浄ろ過した後、溶媒を留去し、シランカップリング剤Bを得た。
以下、実施例、参考例及び比較例で使用した各種薬品について、まとめて説明する。
NR:TSR20
SBR:日本ゼオン社製のNipol NS116R(ビニル含量:60質量%、スチレン含量:20質量%)
シリカ:EVONIK−DEGUSSA社製のUltrasilVN3(NSA:175m/g)
シランカップリング剤A:製造例1で調製したシランカップリング剤A(上記式(1)のR,R,R=OC5、=C6、,R=C9、nの平均値が4の化合物)
シランカップリング剤B:製造例2で調製したシランカップリング剤B(上記式(1)のR,R=O(CO)1327、=OC5、=C6、,R=C9、nの平均値が4の化合物)
シランカップリング剤C:EVONIK−DEGUSSA社製のSi69(ビス(3−トリエトキシシリルプロピル)テトラスルフィド)
シランカップリング剤D:信越化学工業(株)製のKBM803((CHO)Si(CHSH)
オイル:(株)ジャパンエナジー社製のプロセスX−140
酸化亜鉛:三井金属鉱業(株)製の亜鉛華1号
ステアリン酸:日油(株)製の椿
老化防止剤:大内新興化学工業(株)製のノクラック6C(N−(1,3−ジメチルブチル)−N’−フェニル−p−フェニレンジアミン)
硫黄:鶴見化学工業(株)製の粉末硫黄
加硫促進剤NS:大内新興化学工業(株)製のノクセラーNS(N−tert−ブチル−2−ベンゾチアゾリルスルフェンアミド)
加硫促進剤DPG:大内新興化学工業(株)製のノクセラーD(N,N’−ジフェニルグアニジン)
参考例1〜2、実施例〜4及び比較例1〜2
表1に示す配合処方にしたがい、1.7Lバンバリーミキサーを用いて、硫黄及び加硫促進剤以外の材料を4分間混練りし、混練り物を得た。次に、得られた混練り物に硫黄及び加硫促進剤を添加し、オープンロールを用いて、3分間練り込み、未加硫ゴム組成物を得た。得られた未加硫ゴム組成物を150℃で30分間加硫し、加硫ゴム組成物を得た。
得られた未加硫ゴム組成物をトレッドの形状に成形し、他のタイヤ部材とともに貼り合わせて未加硫タイヤを形成し、170℃の条件下で10分間プレス加硫し、試験用タイヤ(タイヤサイズ:195/65R15)を得た。
得られた未加硫ゴム組成物、加硫ゴム組成物、試験用タイヤについて下記の評価を行った。結果を表1に示す。
(加工性)
得られた未加硫ゴム組成物について、JIS K6300に準拠したムーニー粘度の測定方法に従い、130℃で測定した。比較例1のムーニー粘度(ML1+4)を100とし、下記計算式により指数表示した(ムーニー粘度指数)。指数が大きいほどムーニー粘度が低く、加工性に優れる。
(ムーニー粘度指数)=(比較例1のML1+4)/(各配合のML1+4)×100
(低燃費性)
粘弾性スペクトロメーターVES((株)岩本製作所製)を用いて、温度50℃、初期歪み10%、動歪み2%、周波数10Hzの条件下で各加硫ゴム組成物の損失正接(tanδ)を測定し、比較例1の損失正接tanδを100として、下記計算式により指数表示した(低燃費性指数)。指数が大きいほど転がり抵抗特性(低燃費性)が優れる。
(低燃費性指数)=(比較例1のtanδ)/(各配合のtanδ)×100
(耐摩耗性)
ランボーン摩耗試験機を用いて、温度20℃、スリップ率20%及び試験時間2分間の条件下で各加硫ゴム組成物のランボーン摩耗量を測定した。更に、測定したランボーン摩耗量から容積損失量を計算し、比較例1のランボーン摩耗指数を100とし、下記計算式により、各加硫ゴム組成物の容積損失量を指数表示した。なお、ランボーン摩耗指数が大きいほど、耐摩耗性に優れることを示す。
(ランボーン摩耗指数)=(比較例1の容積損失量)/(各配合の容積損失量)×100
(グリップ性能)
水を撒いて湿潤路面としたテストコースにて、試験用タイヤを排気量2000ccの国産FR車に装着し、速度70km/hで制動し、タイヤに制動をかけてから停車するまでの走行距離(制動距離)を測定し、その距離の逆数の値を比較例1を100として、指数表示した。指数が大きいほど、ウェットグリップ性能が高いことを示す。
Figure 0005587688
シリカと、上記式(1)で表されるシランカップリング剤とを含む実施例は、スルフィド系のシランカップリング剤を使用した比較例1と同等の優れた加工性を維持しつつ、低燃費性、耐摩耗性、グリップ性能(特に、低燃費性)を向上できた。一方、メルカプト基を有するシランカップリング剤を使用した比較例2では、加工性が著しく悪化した。

Claims (4)

  1. シリカと、
    下記式(1)で表されるシランカップリング剤とを含むタイヤ用ゴム組成物。
    Figure 0005587688
    (式(1)中、R、R及びRは、同一若しくは異なって、水素原子、炭素数1〜8のアルキル基、炭素数1〜8のアルコキシ基、炭素数6〜30のアリール基、又は−O−(R−O)−R(m個のRは、同一又は異なって、炭素数1〜30の2価の炭化水素基を表す。Rは、炭素数1〜30のアルキル基、炭素数2〜30のアルケニル基、炭素数6〜30のアリール基又は炭素数7〜30のアラルキル基を表す。mは1〜30の整数を表す。)で表される基を表し、R、R及びRの少なくとも1つが炭素数1〜8のアルコキシ基であり、かつ、R 、R 及びR の少なくとも1つが−O−(R −O) −R で表される基である。Rは、炭素数1〜30のアルキレン基を表す。R及びRは、同一又は異なって、炭素数1〜30のアルキル基を表す。nの平均値は2〜5である。)
  2. 前記シリカのチッ素吸着比表面積が30〜500m/gである請求項記載のタイヤ用ゴム組成物。
  3. トレッド用ゴム組成物又はサイドウォール用ゴム組成物として用いられる請求項1又は2記載のタイヤ用ゴム組成物。
  4. 請求項1〜のいずれかに記載のゴム組成物を用いて作製した空気入りタイヤ。
JP2010154160A 2010-07-06 2010-07-06 タイヤ用ゴム組成物及び空気入りタイヤ Active JP5587688B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010154160A JP5587688B2 (ja) 2010-07-06 2010-07-06 タイヤ用ゴム組成物及び空気入りタイヤ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010154160A JP5587688B2 (ja) 2010-07-06 2010-07-06 タイヤ用ゴム組成物及び空気入りタイヤ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2012017365A JP2012017365A (ja) 2012-01-26
JP5587688B2 true JP5587688B2 (ja) 2014-09-10

Family

ID=45602852

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010154160A Active JP5587688B2 (ja) 2010-07-06 2010-07-06 タイヤ用ゴム組成物及び空気入りタイヤ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5587688B2 (ja)

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2846394B2 (ja) * 1990-03-02 1999-01-13 株式会社ブリヂストン 空気入りタイヤ
JPH09268238A (ja) * 1996-04-01 1997-10-14 Bridgestone Corp タイヤトレッド用ゴム組成物
JP4979055B2 (ja) * 2005-10-14 2012-07-18 国立大学法人京都工芸繊維大学 ゴム材料、それを用いたゴム組成物及び架橋ゴム
JP2008138081A (ja) * 2006-12-01 2008-06-19 Yokohama Rubber Co Ltd:The タイヤ用ゴム組成物の製造方法
JP2009197237A (ja) * 2009-04-22 2009-09-03 Sumitomo Rubber Ind Ltd 変性ジエン系ゴム組成物
JP2011079882A (ja) * 2009-10-02 2011-04-21 Bridgestone Corp タイヤ

Also Published As

Publication number Publication date
JP2012017365A (ja) 2012-01-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5097803B2 (ja) タイヤ用ゴム組成物及び空気入りタイヤ
JP5539792B2 (ja) タイヤ用ゴム組成物及び空気入りタイヤ
JP4783356B2 (ja) ゴム組成物
JP6075943B2 (ja) タイヤ用ゴム組成物及び空気入りタイヤ
JP2012122015A (ja) タイヤ用ゴム組成物及び空気入りタイヤ
JP6053495B2 (ja) タイヤ用ゴム組成物及び空気入りタイヤ
JP2009263420A (ja) ゴム組成物およびそれを用いた空気入りタイヤ
JP5552158B2 (ja) タイヤ用ゴム組成物及び空気入りタイヤ
JP2012158679A (ja) タイヤ用ゴム組成物及び空気入りタイヤ
JP5698050B2 (ja) タイヤ用ゴム組成物及び空気入りタイヤ
JP5508037B2 (ja) タイヤ用ゴム組成物及びスタッドレスタイヤ
JP5426349B2 (ja) インナーライナー用ゴム組成物及び空気入りタイヤ
JP2014012750A (ja) タイヤ用ゴム組成物及び空気入りタイヤ
JP5719743B2 (ja) タイヤ用ゴム組成物及び空気入りタイヤ
JP5643081B2 (ja) タイヤ用ゴム組成物、その製造方法及び空気入りタイヤ
JP5507989B2 (ja) タイヤ用ゴム組成物及び空気入りタイヤ
JP2011148904A (ja) クリンチエイペックス又はチェーファー用ゴム組成物及び空気入りタイヤ
JP2013227452A (ja) タイヤ用ゴム組成物及び空気入りタイヤ
JPWO2013046850A1 (ja) タイヤ用ゴム組成物及び空気入りタイヤ
JP5827541B2 (ja) タイヤ用ゴム組成物及び空気入りタイヤ
JP5524740B2 (ja) タイヤ用ゴム組成物及び空気入りタイヤ
JP2013166862A (ja) タイヤ用ゴム組成物及び空気入りタイヤ
JP5587688B2 (ja) タイヤ用ゴム組成物及び空気入りタイヤ
JP6208415B2 (ja) トレッド用ゴム組成物及び空気入りタイヤ
JP5507990B2 (ja) ブレーカートッピング用ゴム組成物及び空気入りタイヤ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20130508

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20131211

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20131217

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140213

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20140708

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20140724

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5587688

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250