JP5586813B1 - 回転ユニット、挿入装置、挿入体、この挿入体が配設される挿入装置、及び、挿入体と挿入装置とを有する挿入システム - Google Patents
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Abstract
Description
特開2005−329000号公報に開示された回転ユニットを挿入本体に取り付ける場合、挿入本体に対して回転ユニットを配設し、さらに固定リング部材を摺動パイプに螺合させる必要がある。このため、内視鏡等の挿入装置を使用状態にするためには、挿入本体の外周に回転ユニットを配置し、さらに固定リング部材で回転ユニットの位置を固定するという作業を必要とする。
図1に示すように、この実施形態に係る内視鏡システム10は、内視鏡(挿入装置)12と、図示しない画像プロセッサ等の画像処理ユニットを含みシステム10全体を制御する制御ユニット14と、光源ユニット16と、モニタ等の表示ユニット18と、キーボード、マウス等の入力ユニット20とを有する。
光源ユニット16は、制御ユニット14に電気的に接続されている。制御ユニット14には、表示ユニット18及び入力ユニット20が電気的に接続されている。なお、光源ユニット16は、内視鏡12の後述する挿入部32の先端硬性部52に光源が配設される場合、不要となり得る。
内視鏡12は、管孔内等の狭い孔内に挿入される挿入部32と、挿入部32の基端部に設けられた操作部34とを有する。挿入部32は、例えば大腸の内部、小腸の内部等の管腔に挿入される。操作部34には、ユニバーサルケーブル36の一端が接続されている。ユニバーサルケーブル36の他端には、スコープコネクタ36aが配設されている。スコープコネクタ36aは、制御ユニット14及び光源ユニット16に接続されている。
挿入本体42は、先端から基端に向かって順に、先端硬性部52と、能動湾曲部54と、外力の作用を受けて受動的に湾曲する受動湾曲部56と、第1の蛇管部58と、第2の蛇管部60とを有する。挿入本体42の先端(先端硬性部52の先端)及び基端(第2の蛇管部60の基端)によって挿入部32の中心軸Cが規定される。
能動湾曲部54と受動湾曲部56との間は、湾曲管接続部62により接続されている。受動湾曲部56と第1の蛇管部58との間は、中継接続部64により接続されている。第1の蛇管部58と第2の蛇管部60との間は、蛇管接続部66により接続されている。第2の蛇管部60と操作部34との間には折レ止メ68が配設されている。すなわち、挿入本体42は、先端硬性部52、能動湾曲部54、受動湾曲部56、第1の蛇管部58及び第2の蛇管部60に加えて、湾曲管接続部62、中継接続部64及び蛇管接続部66を有する。
なお、後述するが、操作部34は、処置具挿入口72に並設され、駆動源24を着脱可能な装着部222(図10A参照)を有する。
図4に示すように、能動湾曲部54は、金属製の複数の第1の節輪102を有する。それぞれの第1の節輪102は、隣接する第1の節輪102に対して回動可能に連結されている。最も先端方向側に位置する図示しない第1の節輪には、前述した図示しない湾曲ワイヤの先端が固定されている。湾曲ワイヤが牽引された際には、第1の節輪102が隣接する第1の節輪102に対して回動し、能動湾曲部54が湾曲する。
第1及び第2の先端側口金134,136は、ここでは図示しない延設部材12a(図4参照)が挿通される空洞134a,136aを有する。同様に、接続口金132は、ここでは図示しない延設部材12a(図4参照)が挿通され、第1及び第2の先端側口金134,136の空洞134a,136aに連通する空洞132aを有する。
第2の先端側口金136は接続口金132にビス142で固定されている。接続口金132の外周には、回転体140が挿入本体42の接続口金132の中心軸Cに沿って移動可能かつ、回転力伝達ユニット22の後述する回転ギア202の回転により中心軸Cの軸回りに回転可能に配設されている。回転体140の先端は第2の先端側口金136の基端のフランジ144に接離可能に当接される。なお、回転体140の外周面は中心軸Cに対してフランジ144の外周面よりも径方向外方に突出している。
筒状体152の外周面(外周部)152aは、回転ユニット44の例えばチューブ基端部88の後述する嵌合面(嵌合部)266に嵌合するように、円形以外の形状、例えば、略正八角形等の多角形形状に形成されている。筒状体152にはチャンネル30に連通する複数の開口156が中心軸Cに向かって適宜の間隔に形成されている。開口156は筒状体152の外周面152aの例えば正八角形等の多角形形状の平面ごとに形成されていることが好適である。
筒状体152と内方フランジ154との境界付近には、回転ユニット44の後述する押圧部(当接部)268が当接されるように当接部158が形成されている。当接部158はこの実施形態では径方向外方かつ中心軸Cに沿って先端側を向くように傾斜している。
筒状体152の基端には、後述するコイルバネ(付勢部)180の先端が当接されて支持される環状の先端側バネ支持部160が形成されている。先端側バネ支持部160は環状に形成され、中心軸Cの軸方向に沿って接続口金132の外周面の大径円周状面(摺動面)172を移動可能である。なお、コイルバネ180の先端は先端側バネ支持部160の外周に配置される。
円筒面174の基端側には、円筒面174よりも大径で径方向外方に突出し、回転ユニット44のチューブ基端部88の後述する係合部(凸状部)262に係合される、例えば円環状の係合部176が形成されている。すなわち、係合部176は接続口金132の外周面に、中心軸Cに対しての径方向外方に突出するように形成されている。係合部176は、環状凸部(凸状部)176aと、その基端に隣接した環状凹部(凹状部)176bとを連続的に有する。回転ユニット44のチューブ基端部88の係合部262は、環状凸部176aを乗り越えて環状凹部176bに係合される。
接続口金132には、後述するギア配置空洞192の後端側に近接した支持部193にビス184により板バネ(弾性押圧体)182が固定されている。板バネ182の先端(ビス184に対する遠位端)は回転力伝達ユニット22の後述するカラー(支持筒)206の凹溝(挿入体側係合部)206aに嵌合可能な弾性押圧体としての突起(挿入装置側係合部)182aを有する。突起(凸部)182aは例えば略球状等に形成され、特に先端側及び基端側に傾斜面が形成されていることが好ましい。
板バネ182の突起182aが凹溝206aに係合した状態では、カラー206がチャンネル30の支持部193に対して摺動しながら長手軸Lの軸回りに回転するので、回転力伝達ユニット22が回転可能であるが、軸方向の移動を規制する。図8Bに示すように、板バネ182は弾性変形するが、板バネ182の弾性変形は回転体140の筒状体152の内周面により規制される。すなわち、挿入本体42の回転体140の筒状体152は、特にその内周面が、板バネ182の突起182aがカラー206の凹溝206aに対する係合状態を維持するのを補助することが可能な補助部として機能する。このため、回転力伝達ユニット22が回転して回転体140が回転しているときに、回転力伝達ユニット22が長手軸Lの軸方向に移動するのが防止されている。
図示しないが、第1の蛇管部58の内部の空間、先端側口金134の空洞134a、接続口金132の空洞132a、基端側口金138の空洞138a、さらには第2の蛇管部60の内部の空間はそれぞれ連通し延設部材12aが挿通されている。
なお、ギア配置空洞192には、回転ギア202の先端の凹部202bを回転可能に支持する支持体192aが配設されている。
チャンネルチューブ196はチャンネル口金194に水密に固定され、かつ、延設部材12aの1つである処置具チャンネルチューブに並設されている。
回転ギア202は、その外周に外周ギア部(外歯)202aを有する。外周ギア部202aはチャンネル30内で長手軸L回りに回転可能で回転体140の内歯140aに噛み合わせ可能である。回転ギア202の先端には、例えば略円錐状に凹部202bが形成され、回転ギア202の凹部202bがギア配置空洞192に配設された支持体192aで回転可能に支持される。また、回転ギア202の基端側に配置されたカラー206の外周面と支持部193との間には殆ど隙間が存在しないので、回転ギア202は、支持体192a及び支持部193により両持ちされた状態で回転する。このため、回転ギア202の回転を安定化することができる。
なお、回転ギア202の先端の外周面は、板バネ182の突起182aを容易に押し退けて弾性変形させるように斜面202cが形成されていることが好ましい。
ドライブシャフト204は回転ギア202の基端部から長手軸Lに沿って基端側に延出され基端に長手軸L回りの回転力が加えられると回転ギア202を回転させることができる。ドライブシャフト204は例えば金属素線を円筒網状に編んだものが重ね合わせられて多層に形成されたり、又は、右巻き及び左巻き線材が重ね合わせられた多層ワイヤで形成されたりしており、回転追従性及び柔軟性を有する。図2Bに示すように、ドライブシャフト204の基端は例えば円形状に形成されている。ドライブシャフト204の基端には、駆動源24の後述するD字状の回転軸214が嵌合されるD字状の凹部208が形成されている。このため、駆動源24の回転軸214の回転がドライブシャフト204に伝達され、ドライブシャフト204の回転が回転ギア202に伝達される。
カラー206は、図6に示すように回転ギア202の外周面に配置されていても、ドライブシャフト204の先端部の外周面に配置されていても良いし、又は、回転ギア202及びドライブシャフト204の両者の外周面にまたがって配設されていても良い。すなわち、カラー206は回転ギア202及びドライブシャフト204の少なくとも一方の外周面に配設されている。カラー206は、挿入本体42に係合可能な環状の凹溝(挿入体側係合部)206aを有する。凹溝206aの長手軸L方向に沿う方向の幅は、板バネ182の突起182aが配設される程度である。このため、板バネ182の突起182aをカラー206の凹溝206aに係合した際にカラー206、すなわち回転力伝達ユニット22がチャンネル30の長手軸Lに沿って移動することが防止される。すなわち、カラー206は、長手軸Lの軸回りの回転を許容し長手軸Lの軸方向の移動を規制する。
なお、図5から図8Bに示すチャンネルチューブ196は、挿入本体42の内部及び操作部34の内部を通して装着部222の出口222aに連通されている。このため、チャンネルチューブ196の基端が装着部222の出口222aで開口している。
なお、チューブ基端部88は、外側筒状部254が中心軸Cの軸方向に沿って先端側に移動するのを規制する当接部256を有する。
なお、この実施形態では、外側筒状部254の内周に形成された凹部264bは複数あり、外側筒状部254の内周の全周にわたって環状に形成されているわけではない。このため、内視鏡12の使用時に内側筒状部252に対して基端側に外側筒状部254が移動したとしても、凹部264bの端部で係合部262が弾性変形するのを規制している。
図8A及び図8Bに示すように、チューブ基端部88のうち、嵌合面266よりも先端側には、嵌合面266よりも中心軸Cに向かって径方向内方に突出した押圧部268が形成されている。押圧部268は係合部262に離間して回転体140の当接部158に当接可能に設けられている。なお、押圧部268の最小内径は第1の蛇管部58の外径よりも大きく、内側筒状部252の内周面と第1の蛇管部58の外周面との間に隙間Gを有する。
回転力伝達ユニット22の回転ギア202を、図6に示す位置から図7に示す位置に移動させる。このとき、回転ギア202の斜面202cで板バネ182の突起182aを押し退けて板バネ182を弾性変形させて図7中の上側に退避させる。板バネ182の突起182aは回転ギア202の外歯202aの外周面に沿って移動する。そして、板バネ182の突起182aは、その弾性力によって、カラー206の凹溝206aに係合される。このとき、回転ギア202の凹部202bは支持体192aに支持される。そして、挿入本体42の中心軸Cに対して、回転力伝達ユニット22の長手軸Lは平行である。
なお、このとき、板バネ182の外側に回転体140は配設されていないので、板バネ182は図7中の上側に退避可能である。このため、回転力伝達ユニット22全体をチャンネル30の後端側に強く引っ張ると、板バネ182と回転力伝達ユニット22のカラー206の凹溝206aとの係合が解除される。
この状態で、図8Aに示す位置にある回転ユニット44を、接続口金132の中心軸Cの軸方向に沿って、図8Bに示す位置まで挿入本体42の基端側に相対的に移動させる。このため、回転ユニット44の押圧部268で回転体140の当接部158を基端側に押圧する。回転体140をコイルバネ180の付勢力に抗して接続口金132の中心軸Cの軸方向基端側に大径円周状面172に沿って移動させる。すなわち、押圧部(当接部)268は、コイルバネ180の付勢力に抗して回転体140を挿入本体42の基端側に移動させることが可能である。
そして、内側筒状部252の係合部262が存在する位置の外側に、外側筒状部254の規制部264aが配置された状態であれば、外側筒状部254を基端側に移動させて、内側筒状部252の係合部262の外側に凹部264bを配置する。
このようにして、回転ユニット44を挿入本体42に係合して固定する。
また、このとき、板バネ182の外周は回転体140の筒状体152が配置されているので、筒状体152の内周面によって板バネ182の突起182aが図8B中の上側に弾性変形するのが規制されている。
例えば、挿入部32の回転ユニット44を第1の方向に回転させる場合、図1に示す内視鏡システム10を起動させた状態で、図1及び図3に示す回転操作入力スイッチ78の符号78aで示す位置を押圧する。その回転操作入力スイッチ78の押圧信号がユニバーサルケーブル36、コネクタ36aを介して制御ユニット14に入力される。制御ユニット14はモータケーブル216及びモータ本体212を介して駆動源24の回転軸214を第1の方向に回転させる。回転軸214の第1の方向への回転により、ドライブシャフト204が長手軸L回りの第1の方向に回転する。ドライブシャフト204が第1の方向に回転することによって、その回転力がカラー206を介して回転ギア202に伝達され、回転ギア202が長手軸L回りの第1の方向に回転する。このため、回転ギア202に噛み合わせられた回転体140が中心軸C回りの第1の方向に回転する。回転体140が中心軸C回りの第1の方向に回転するのに伴って、回転体140に嵌合された回転ユニット44が中心軸C回りの第1の方向に回転する。
なお、挿入部32の回転ユニット44を第2の方向に回転させる場合、図1に示す内視鏡システム10を起動させた状態で、回転操作入力スイッチ78の符号78bで示す位置を押圧する。
回転ユニット44の外側筒状部254を内側筒状部252に対して基端側に移動させて、係合部262の外側に外側筒状部254の凹部264bを配置する。この状態で挿入本体42の蛇管接続部66の係合部176の環状凹部176bに配置された回転ユニット44の内側筒状部252の係合部262を弾性変形させて環状凸部176aを乗り越えさせて、回転ユニット44の係合部262を挿入本体42の係合部176よりも挿入本体42の先端側に移動させる。そして、回転ユニット44のチューブ基端部88の基端の係合部262を、蛇管接続部66の回転体140の外側を通して先端側に移動させる。
このとき、コイルバネ180は、その付勢力により係合部176,262同士の係合を解除するのを補助する力を発揮し、回転体140を挿入本体42の先端側に移動させてフランジ144の基端に当接させる。すなわち、回転体140の筒状体152の外周面152aと回転ユニット44の内側筒状部252の嵌合面266との嵌合が解除され、回転ギア202の外周ギア部202aと回転体140の内歯140aとの噛み合いを解除する。このとき、コイルバネ180により板バネ182の外周から回転体140が先端側(前方)に移動した状態を維持するので、板バネ182は弾性変形可能である。
板バネ182の突起182aは、カラー206の外周面、回転ギア202の外歯202a及び斜面202cの順に相対的に移動して、図6に示す状態になる。そして、図5に示すように、チャンネル30に対して回転力伝達ユニット22を完全に抜去する。
すなわち、回転力伝達ユニット22は、チャンネル30に対して容易に着脱可能である。
挿入本体42に対して回転ユニット44を取り付ける際に、取り付けのための部品を他に必要としない。すなわち、挿入本体42に対して回転ユニット44を取り付ける際、回転ユニット44の嵌合面266を回転体140の外周面152aに嵌合可能な状態に向きを揃えた後、押圧部268で回転体140の当接部158を挿入本体42の基端側に、コイルバネ180の付勢力に抗して押圧して、回転ユニット44の係合部262を接続口金132の係合部176に係合すれば、取り付けが完了する。このため、挿入本体42に対する回転ユニット44の取り付けを容易に行うことができる。
挿入本体42に対して回転ユニット44を取り外す際に、取り外しのための部品を他に必要としない。すなわち、挿入本体42に対して回転ユニット44を取り外す際、回転ユニット44の係合部262を挿入本体42の先端側に移動させて、接続口金132の係合部176に対して係合を解除すれば、コイルバネ180のバネ付勢力により回転体140の当接部158で回転ユニット44の押圧部268を挿入本体42の先端側に向かって移動させる。すなわち、コイルバネ180は挿入本体42に対する回転ユニット44の取り外しを補助する。回転体140は第2の先端側口金136のフランジ144で移動が規制されるが、回転ユニット44を挿入本体42の先端側に移動させることによって、挿入本体42に対する回転ユニット44の取り外しが完了する。このため、挿入本体42に対する回転ユニット44の取り外しを容易に行うことができる。
このような挿入本体42に対する回転ユニット44の取り付けや取り外しの際、回転ユニット44のチューブ基端部88の内側筒状部252に対して、外側筒状部254を中心軸Cの軸方向に移動させることによって、回転ユニット44の係合部262の変形し易さを制御することができる。すなわち、内視鏡12の使用時には回転ユニット44の係合部262を変形し難くするように係合部262の外周面を隙間なく保持し、挿入本体42に対する回転ユニット44の着脱の際には回転ユニット44の係合部262を変形し易くするように隙間(凹部264b)を設けて保持することができる。
したがって、この実施形態に係る内視鏡12は、挿入本体42に対して回転ユニット44を容易に取り付け可能で、組み立て性を向上させることができる。
特開2005−288035号公報の構造では、可撓性チューブを着脱可能であるが、可撓性チューブの内部に挿通されるトルクチューブは歯車機構に連結されている。したがって、螺旋状推進部からトルクチューブを着脱する場合、時間がかかる。このため、例えば可撓性チューブ及びトルクチューブを使い捨てにする場合、トルクチューブを歯車機構から取り外し、又は、歯車機構に取り付けるのに手間がかかる。
この実施形態では、挿入装置の所定位置に対して容易に着脱可能で、挿入装置の所定位置に対して挿入した状態ですぐに使用可能な挿入体、このような挿入体が配設される挿入装置、及び、挿入体と挿入装置とを有する挿入システムを提供することができる。
挿入本体42のチャンネル30に対して、回転力伝達ユニット22を装着する場合、板バネ182の突起182aをカラー206の凹溝206aに係合するだけで、回転力伝達ユニット22の長手軸L回りの回転を許容し、長手軸L方向の移動を規制することができる。このため、チャンネル30に対して回転力伝達ユニット22を容易に装着することができる。
一方、挿入本体42のチャンネル30に対して、回転力伝達ユニット22を取り外す場合、チャンネル30に対して回転力伝達ユニット22を基端側に強く引っ張って、板バネ182の突起182aとカラー206の凹溝206aとの間の係合を解除するだけで良い。したがって、チャンネル30から回転力伝達ユニット22を容易に取り外すことができる。
なお、このような効果を得るだけであれば、回転ユニット44には、係合部262や押圧部(当接部)268は必ずしも必要ではない。
したがって、回転力伝達ユニット22をチャンネル30に着脱するのに、例えば他の工具等の部品を要したりする等の手間やコストをかけることなく、簡単に着脱することができる。すなわち、この実施形態に係る内視鏡12は、挿入本体42に対して回転力伝達ユニット22を容易に取り付け可能で、組み立て性を向上させることができる。
なお、この実施形態では、回転力伝達ユニット22が挿入本体42のチャンネル30内に内蔵されている場合の例について説明する。
先端側口金304は、ここでは図示しない延設部材12a(図4参照)が挿通される空洞304aを有する。同様に、接続口金302は、ここでは図示しない延設部材12a(図4参照)が挿通され、先端側口金304の空洞304aに連通する空洞302aを有する。
外側筒状体314の先端側外周面には、回転ユニット44の後述する押圧部(当接部)354が当接される当接部314bが形成されている。当接部314bはこの実施形態では径方向外方かつ中心軸Cに沿って先端側を向くように傾斜している。
摺動面322の基端側には、摺動面322よりも大径で径方向外方に突出し、回転ユニット44のチューブ基端部88の後述する係合部(凸状部)356に係合される、例えば円環状の係合部(凸状部)324が形成されている。すなわち、係合部324は接続口金302の外周面に、中心軸Cに対しての径方向外方に突出するように形成されている。
接続口金302の外周面の係合部324のうち、その先端側が、中心軸Cに近接する側が先端側に、中心軸Cに対して離隔する側がそれよりも基端側にある斜面324aに形成されている。接続口金302の外周面の係合部324の基端側は、例えば中心軸Cに直交する直交面324bとして形成されている。回転ユニット44のチューブ基端部88の係合部356は、接続口金302の外周面の係合部324の斜面324aを乗り越えて基端側に移動し易いが、直交面324bに係合されると先端側に移動し難い構造となっている。
図示しないが、第1の蛇管部58の内部の空間、先端側口金304の空洞304a、接続口金302の空洞302a、さらには第2の蛇管部60の内部の空間はそれぞれ連通し延設部材12aが挿通されている。
なお、ギア配置空洞332には、回転ギア342の先端を回転可能に支持する凹状の支持部332aが形成されている。
接続口金302は、ギア配置空洞332の基端側に、内側にOリング336が配設される環状部334が形成されている。Oリング336によりチャンネル30のうちOリング336よりも基端側に液体が浸入するのを防止する。
接続口金302には、ギア配置空洞332に連通する位置に回転力伝達ユニット22用の円筒状のチャンネル口金194が固定されている。接続口金132に対してチャンネル口金194は水密に固定されている。このチャンネル口金194の外周面には回転力伝達ユニット22用のチャンネルチューブ196の先端が固定されている。このため、チャンネルチューブ196の内側には、回転力伝達ユニット22を挿通させることができる。チャンネルチューブ196は、挿入本体42の内部を中心軸Cに沿って、基端方向に延設されている。
回転ギア342は、その外周に外周ギア部(外歯)342aと、外周ギア部342aの先端側に配設され接続口金302の支持部332aに支持される突出部342bと、外周ギア部(外歯)342aの基端側に配設されOリング336が配設される環状の受部342cとを有する。
チューブ基端部88のうち、嵌合面352よりも先端側には、嵌合面352よりも中心軸Cに向かって径方向内方に突出した押圧部354が形成されている。なお、押圧部354の最小内径は第1の蛇管部58の外径よりも大きく、チューブ基端部88の内周面と第1の蛇管部58の外周面との間に隙間Gを有する。
このとき、回転ギア342はOリング336及びギア配置空洞332の先端の凹状の支持部332aで支持されているので、挿入本体42の中心軸Cに対して、回転力伝達ユニット22の長手軸Lは平行である。
この状態で、図11Aに示す位置にある回転ユニット44を、接続口金302の中心軸Cの軸方向に沿って、図11Bに示す位置まで挿入本体42の基端側に相対的に移動させる。このため、回転ユニット44の押圧部354で回転体306の当接部314bを基端側に押圧する。回転体306を接続口金302の中心軸Cの軸方向基端側に摺動面322に沿って移動させる。
このようにして、回転ユニット44を挿入本体42に係合して固定する。
挿入本体42の蛇管接続部66の係合部324の直交面324bに係合された回転ユニット44の係合部356の直交面356bを弾性変形させて蛇管接続部66の係合部324の直交面324bを乗り越えさせて、回転ユニット44の係合部356を挿入本体42の係合部324よりも挿入本体42の先端側に移動させる。そして、回転ユニット44のチューブ基端部88の基端の係合部356を、蛇管接続部66の回転体306の外側を通して先端側に移動させる。このため、回転力伝達ユニット22をチャンネル30に対して抜去可能である。
そして、回転体306を挿入本体42の先端側に移動させて先端側口金304の基端に当接させる。このとき、回転体306の開口316はギア配置空洞332に対向する位置に配置される。このため、例えば洗浄液やブラシ等をギア配置空洞192からチャンネル30の内部に入れたとき、Oリング336までの領域の洗浄等を容易に行うことができる。
挿入本体42に対して回転ユニット44を取り付ける際に、取り付けのための部品を他に必要としない。すなわち、挿入本体42に対して回転ユニット44を取り付ける際、回転ユニット44の嵌合面352を回転体306の外周面314aに嵌合可能な状態に向きを揃えた後、押圧部354で回転体306の当接部314bを挿入本体42の基端側に押圧して、回転ユニット44の係合部356を接続口金302の係合部324に係合すれば、取り付けが完了する。このため、挿入本体42に対する回転ユニット44の取り付けを容易に行うことができる。
挿入本体42に対して回転ユニット44を取り外す際に、取り外しのための部品を他に必要としない。すなわち、挿入本体42に対して回転ユニット44を取り外す際、回転ユニット44の係合部356を挿入本体42の先端側に移動させて、接続口金302の係合部324に対して係合を解除し、回転ユニット44を挿入本体42の先端側に移動させることによって、挿入本体42に対する回転ユニット44の取り外しが完了する。このため、挿入本体42に対する回転ユニット44の取り外しを容易に行うことができる。
この変形例では、回転力伝達ユニット22の回転ギア202及びカラー206の変形例について説明する。
先端側斜面402aはカラー206の先端側摺動面404aの先端側にあり、最大外径に対して先端側ほど外径が小さくなるように形成されている。基端側斜面402bはカラー206の基端側摺動面404bの基端側にあり、最大外径に対して基端側ほど外径が小さくなるように形成されている。
カラー206の先端側摺動面404a及び基端側摺動面404bと支持部193との関係によって、回転ギア202が回転しながら長手軸Lから外れるのを防止できる。また、先端側斜面402a及び基端側斜面402bを形成することにより、先端側摺動面404a及び基端側摺動面404bと支持部193との接触面積を減少させることができる。したがって、支持部193に対してカラー206を滑らかに回転させることができる。
なお、カラー206の先端側摺動面404a及び基端側摺動面404bの面積を大きく、先端側斜面402a及び基端側斜面402bの面積を小さくするほど、カラー206を長手軸Lの軸回りに回転させる際の回転を安定させることができる。
また、凹溝206aの深さを大きくし、例えば素材の選択やピン184から突起182aまでの距離を短くすることにより板バネ182を変形させ難くすればするほど、チャンネル30に対する回転力伝達ユニット22の固定力(係合力)を大きくすることができる。
図12Bに示すように、回転ギア202の外歯202aの外径が、カラー206の最大外径よりも小さく形成されている。このため、板バネ182の突起182aに沿って回転ギア202の外歯202aを移動させる際に、板バネ182の変形量を小さくすることができる。また、回転ギア202及びカラー206のうち、回転ギア202に対して板バネ182のバネ付勢力が及ぶのを極力防止できる。
この変形例ではカラー206の先端側斜面402aの先端の外径と、回転ギア202の外歯202aの基端の外径とが略同一となるように形成されている。このため、板バネ182の突起182aに対して、回転ギア202の外歯202a、カラー206の先端側斜面402aの順に当接させる際に、板バネ182の突起182aが回転ギア202とカラー206の先端との境界付近で引っ掛かるのを防止できる。すなわち、板バネ182の突起182aを、回転ギア202の斜面202c及び外歯202a、カラー206の先端側斜面402a、先端側摺動面404a、凹溝206aの順に移動させる際に、引っ掛かりなく滑らかに移動させることができる。したがって、カラー206の凹溝206aと板バネ182の突起182aとが係合する際に生じる振動を、回転ギア202やドライブシャフト204を通して回転力伝達ユニット22の挿入者に容易に認識させることができる。
この変形例では、凹溝206aは、底面406aと、底面406aの先端側に連続的に形成された環状の先端側連続斜面(第2の傾斜面)406bと、底面406aの基端側に連続的に形成された基端側連続斜面406cとを有する。
ここで、長手軸Lに対する先端側斜面402aの傾斜角度は、凹溝206aの先端側連続斜面406bの傾斜角度に比べて小さい。すなわち、長手軸Lに対する先端側斜面402aの傾斜角度は凹溝206aの先端側連続斜面406bの傾斜角度に比べてなだらかであり、言い換えると、凹溝206aの先端側連続斜面406bの傾斜角度は長手軸Lに対する先端側斜面402aの傾斜角度に比べて急である。このため、カラー206の凹溝206aと板バネ182の突起182aとを係合させる際、すなわち、板バネ182の突起182aがカラー206の先端側斜面402aを乗り越えて凹溝206aに係合される際に、引っかかりなく滑らかに移動する。一方、カラー206の凹溝206aと板バネ182の突起182aとの係合を解除する際、すなわち、板バネ182の突起182aがカラー206の凹溝206aの先端側連続斜面406bを乗り越えて先端側摺動面404aや先端側斜面402aに配置される際に、ドライブシャフト204を引っ張る力量を大きくする必要がある。すなわち、内視鏡12の使用中に板バネ182の付勢力に抗して回転力伝達ユニット12が基端側に移動するのを防止することができる。
なお、カラー206の先端側斜面402a、基端側斜面402b、先端側連続斜面406b及び基端側連続斜面406cはそれぞれ一定の傾斜角度を有するテーパ状に形成されていることが好適である。
図13Aに示すように、この変形例では、板バネ182の代わりに、図13Bに示す筒状部材412が接続口金132に固定されている。図13Aに示すように、接続口金132は、ギア配置空洞192に連続した位置に環状凹部193aを有する。環状凹部193aには、筒状部材412が配設されて固定されている。
なお、環状凹部193aには後述する係合部(弾性押圧体)416が弾性変形するのを許容する凹溝(凹部)193bが形成されている。すなわち、接続口金132の凹溝193bは係合部416が逃げる凹部を形成する。
図13A及び図13Bに示すように、筒状部材412は、筒状部414と、筒状部414に一体的に形成された係合部416とを有する。係合部416は、筒状部414の径方向内方に突出する弾性押圧体としての突出部(凸部)416aを有する。突出部(挿入装置側係合部)416aは上述した板バネ182の突起182aと同様に形成されていることが好ましい。筒状部414の内周面414aは、第1及び第2の実施の形態で説明した支持部193と同様の機能を果たす。係合部416は第1及び第2の実施の形態で説明した板バネ182と同様の役割を果たす。
このため、第1及び第2の実施の形態で説明したように、カラー206の凹溝206aに筒状部材412の係合部416の突出部416aが着脱可能に係合することができる。
なお、図13B中の係合部416は、図13Aに示すように筒状部414の全長に対して短く形成されているが、係合部416長さを調整することによりバネ強さを容易に調整できる。すなわち、カラー206の凹溝206aに対する、筒状部材412の係合部416の突出部416aの係合力(固定力)を容易に調整することができる。
また、図13A中、係合部416を先端側から基端側に向かう方向に延出するように配置したが、逆方向、すなわち、係合部416を基端側から先端側に向かう方向に延出するように形成しても良い。
図14に示すように、この変形例では、板バネ182の代わりに、筒状部材422が接続口金132に固定されている。すなわち、図14に示すように、接続口金132は、ギア配置空洞192に連続した位置に環状凹部193aを有する。環状凹部193aには、筒状部材422が配設されて固定されている。
筒状部材422は、その内周面に環状の凹溝(挿入装置側係合部)424を有する。
カラー206は凹溝206aが除去され、筒状部材422の環状の凹溝424に係合する凸部206bを有する。凸部206bは離散的に複数形成されていても良いし、環状に形成されていても良い。凸部206bを含むカラー206の外径はチャンネル30のチャンネル口金194の内径及びチャンネルチューブ196の内径よりも僅かに小さく形成されている。一方、筒状部材422の基端の内径はチャンネル口金194の内径よりも小さく形成されている。このため、筒状部材422の凹溝424にカラー206の凸部206bを係合させる場合、カラー206の凸部206b又は筒状部材422を弾性変形させて、筒状部材422の凹溝424にカラー206の凸部206bを係合させる。
図15に示す挿入本体42の蛇管接続部66は、第1の実施の形態で説明した回転体140の代わりに、別の回転体440が用いられる。この回転体440は内歯440aを有する。また、図15に示す蛇管接続部66は、第1の実施形態で説明したコイルバネ(付勢部)180が除去されている。なお、回転体440の外周面440bは第1の実施の形態で説明した回転体140の外周面152aと同様に、例えば略八角形等、回転ユニット44の内周面に嵌合される正多角形に形成されている。
なお、挿入本体42の円周状面448は、板バネ182の突起182aがカラー206の凹溝206aに対する係合状態を維持するのを補助することが可能な補助部として機能する。このため、回転力伝達ユニット22が回転して回転体440が回転しているときに、回転力伝達ユニット22が長手軸Lの軸方向に移動するのが防止されている。
図17に示すように、この変形例に係る板バネ182を固定するビス184と板バネ182の突起182aとの間の距離が、第4変形例に係るビス184と板バネ182の突起182aとの間の距離よりも短く形成されている。板バネ182は同一材料で同一の厚さであるとすると、この変形例に係る板バネ182の方が弾性変形し難い。このため、第4変形例で説明した円周状面448の内径を大きくすることができる。すなわち、接続口金132の外周面の大径円周状面172と回転ユニット44の内側筒状部252の円周状面448との間に板バネ182の弾性変形を許容する隙間を形成しても良い。このため、回転力伝達ユニット22をチャンネル30の内部に保持した状態を維持することができ、例えば緊急の場合等に、回転力伝達ユニット22を強く引っ張るだけでチャンネル30から抜去することができる。
[付記項1]
中心軸が規定され、前記中心軸の軸回りに回転可能な、内歯を有する回転体を有する、細長い挿入本体と、前記回転体の回転にしたがって前記挿入本体に対して回転可能に配設された筒状の回転ユニットと、前記挿入本体の前記中心軸に対して外れた位置に規定される長手軸に沿って配設され、前記回転体の前記内歯に連通するチャンネルとを有する挿入装置の前記チャンネルに着脱可能で前記チャンネルに配設された状態で前記回転体を介して前記回転ユニットに回転力を伝達可能な挿入体であって、
前記チャンネル内で前記長手軸回りに回転可能で外周に前記回転体の内歯に噛み合わせ可能な外歯を有する回転ギアと、
前記回転ギアの基端部から前記長手軸に沿って基端側に延出され基端に前記長手軸回りの回転力が加えられると前記回転ギアを回転させるドライブシャフトと、
前記回転ギア及び前記ドライブシャフトの少なくとも一方の外周面に配設され、前記挿入装置に対して係合可能な挿入体側係合部を有し、前記挿入装置に対して前記挿入体側係合部が係合された状態で前記長手軸の軸回りの回転を許容し前記長手軸の軸方向の移動が規制される回転筒と
を具備する挿入体。
前記回転筒の最大外径は、前記回転ギアの前記外歯の最大外径よりも大きい、付記項1に記載の挿入体。
前記挿入装置は、前記挿入本体に配設され前記チャンネル内に突出された凸部を有し、
前記回転筒の前記挿入体側係合部は、前記凸部に対して係合可能な環状の凹部を前記回転筒の外周面に有し、
前記回転筒の先端の外周面には環状に第1の傾斜面が形成され、
前記凹部のうち前記回転ギアの先端に対して近接する側には、環状に第2の傾斜面が形成され、
前記第1の傾斜面は、前記第2の傾斜面に対して、緩やかに形成されている、付記項1に記載の挿入体。
前記回転筒の外周面の先端の径は、前記回転ギアの前記外歯の基端の径と同じ又は前記回転ギアの前記外歯の基端の径よりも小さく、
前記回転筒の外周面の先端と前記挿入体側係合部との間の最大径は、前記回転ギアの前記外歯の基端の外径よりも大きい、付記項1に記載の挿入体。
前記回転体の回転にしたがって前記回転ユニットが回転する際、前記チャンネルの前記長手軸に沿って前記ドライブシャフトを前記チャンネルの基端側に移動させたとき、前記挿入体側係合部は、前記挿入装置に対する係合を解除可能に形成されている、付記項1に記載の挿入体。
付記項1に記載の挿入体が配設される挿入装置であって、
中心軸が規定され、前記中心軸の軸回りに回転可能な、内歯を有する回転体を有する、細長い挿入本体と、
前記回転体の回転にしたがって前記挿入本体に対して回転可能に配設された筒状の回転ユニットと、
前記挿入本体の前記中心軸に対して外れた位置に規定される長手軸に沿って配設され、前記回転体の前記内歯に連通するチャンネルと、
前記回転筒の前記挿入体側係合部に係合可能な挿入装置側係合部と
を具備する挿入装置。
前記挿入装置側係合部は、前記挿入体の前記回転筒を押圧する弾性押圧体を有する、付記項5に記載の挿入装置。
前記挿入本体は、前記挿入装置側係合部が挿入体側係合部に対する係合状態を維持するのを補助することが可能な補助部を有する、付記項6に記載の挿入装置。
前記挿入本体は、前記挿入装置側係合部が逃げる凹部を有する、付記項6に記載の挿入装置。
前記挿入装置側係合部は、前記チャンネルの前記長手軸に沿って前記ドライブシャフトを前記チャンネルの基端側に移動させたとき、前記挿入体側係合部に対する係合を解除可能である、付記項6に記載の挿入装置。
付記項1に記載の挿入体と、
付記項6に記載の挿入装置と
を具備する挿入システム。
Claims (21)
- 中心軸が規定されたベースと、前記ベースに対して前記中心軸の軸方向に移動可能、かつ、前記ベースの中心軸に平行な長手軸回りに回転可能な回転力伝達部の回転により前記中心軸の軸回りに回転可能に前記ベースの外周に配設された回転体とを有する細長い挿入本体に対して、取り付け可能な筒状の回転ユニットであって、
前記ベースの外周面に対して着脱可能な係合部と、
前記係合部に離間して前記回転体に当接可能に設けられ、前記係合部を前記ベースの外周面に係合させた状態で前記回転体を前記回転力伝達部の外周に配設する当接部と
を有する回転ユニット。 - 前記係合部及び前記当接部を有し、前記挿入本体の前記ベースの外側に配置され、前記中心軸の軸回りに回転可能かつ前記中心軸の軸方向に沿って移動可能な筒状部を有する請求項1に記載の回転ユニット。
- 前記当接部は、前記ベースが前記回転体を前記中心軸に沿って前記挿入本体の先端側に離隔させるように付勢する付勢部の付勢に抗して前記回転体を前記挿入本体の基端側に移動可能であり、
前記係合部は、前記ベースの前記付勢部の付勢に抗して前記ベースの外周面に係合可能である請求項1に記載の回転ユニット。 - 多角形形状に形成された外周部を有する前記回転体の前記中心軸回りの回転力が伝達されるように、前記回転体の外周面に嵌合する嵌合部をその内周面に有する請求項1に記載の回転ユニット。
- その外周に螺旋状のフィン部を有する請求項1に記載の回転ユニット。
- 請求項1に記載の回転ユニットと、
中心軸が規定されたベースと、前記ベースに対して前記中心軸の軸方向に移動可能、かつ、前記ベースの中心軸に平行な長手軸回りに回転可能な回転力伝達部の回転により前記中心軸の軸回りに回転可能に前記ベースの外周に配設された回転体とを有し、前記回転ユニットを取り付け可能な細長い挿入本体と
を有する挿入装置。 - 前記係合部は、前記ベースの外周面に対して着脱可能な凸状部に形成され、
前記係合部が係合可能な前記ベースの外周面は、前記係合部の凸状部に係合される凸状部及び凹状部の少なくとも一方を有する請求項6に記載の挿入装置。 - 前記挿入本体は、前記回転力伝達部を有する回転力伝達ユニットが挿通されるチャンネルをさらに有し、
前記回転体は前記チャンネルに連通し、洗浄材を出し入れ可能な開口を有する請求項6に記載の挿入装置。 - 前記挿入本体の前記ベースは、前記回転体を前記中心軸に沿って前記挿入本体の先端側に離隔させるように付勢する付勢部を有し、
前記回転ユニットの前記当接部は、前記付勢部の付勢力に抗して前記回転体を前記挿入本体の基端側に移動可能であり、
前記回転ユニットの前記係合部は、前記ベースの前記付勢部の付勢力に抗して前記ベースの外周面に係合可能である請求項6に記載の挿入装置。 - 前記回転体は、その外周に多角形形状に形成された外周部を有し、
前記回転ユニットは、その内周面に設けられ前記回転体の前記中心軸の回転力が伝達されるように、前記回転体の外周面に嵌合する嵌合部をその内周面に有する請求項6に記載の挿入装置。 - 中心軸が規定され、前記中心軸の軸回りに回転可能な、内歯を有する回転体を有する、細長い挿入本体と、前記回転体の回転にしたがって前記挿入本体に対して回転可能に配設された請求項1に記載の回転ユニットと、前記挿入本体の前記中心軸に対して外れた位置に規定される長手軸に沿って配設され、前記回転体の前記内歯に連通するチャンネルとを有する挿入装置の前記チャンネルに着脱可能で前記チャンネルに配設された状態で前記回転体を介して前記回転ユニットに回転力を伝達可能な挿入体であって、
前記チャンネル内で前記長手軸回りに回転可能で外周に前記回転体の内歯に噛み合わせ可能な外歯を有する回転ギアと、
前記回転ギアの基端部から前記長手軸に沿って基端側に延出され基端に前記長手軸回りの回転力が加えられると前記回転ギアを回転させるドライブシャフトと、
前記回転ギア及び前記ドライブシャフトの少なくとも一方の外周面に配設され、前記挿入装置に対して係合可能な挿入体側係合部を有し、前記挿入装置に対して前記挿入体側係合部が係合された状態で前記長手軸の軸回りの回転を許容し前記長手軸の軸方向の移動が規制される回転筒と
を具備する挿入体。 - 前記回転筒の最大外径は、前記回転ギアの前記外歯の最大外径よりも大きい、請求項11に記載の挿入体。
- 前記挿入装置は、前記挿入本体に配設され前記チャンネル内に突出された凸部を有し、
前記回転筒の前記挿入体側係合部は、前記凸部に対して係合可能な環状の凹部を前記回転筒の外周面に有し、
前記回転筒の先端の外周面には環状に第1の傾斜面が形成され、
前記凹部のうち前記回転ギアの先端に対して近接する側には、環状に第2の傾斜面が形成され、
前記第1の傾斜面は、前記第2の傾斜面に対して、緩やかに形成されている、請求項11に記載の挿入体。 - 前記回転筒の外周面の先端の径は、前記回転ギアの前記外歯の基端の径と同じ又は前記回転ギアの前記外歯の基端の径よりも小さく、
前記回転筒の外周面の先端と前記挿入体側係合部との間の最大径は、前記回転ギアの前記外歯の基端の外径よりも大きい、請求項11に記載の挿入体。 - 前記回転体の回転にしたがって前記回転ユニットが回転する際、前記チャンネルの前記長手軸に沿って前記ドライブシャフトを前記チャンネルの基端側に移動させたとき、前記挿入体側係合部は、前記挿入装置に対する係合を解除可能に形成されている、請求項11に記載の挿入体。
- 請求項11に記載の挿入体が配設される挿入装置であって、
中心軸が規定され、前記中心軸の軸回りに回転可能な、内歯を有する回転体を有する、細長い挿入本体と、
前記回転体の回転にしたがって前記挿入本体に対して回転可能に配設された請求項1に記載の回転ユニットと、
前記挿入本体の前記中心軸に対して外れた位置に規定される長手軸に沿って配設され、前記回転体の前記内歯に連通するチャンネルと、
前記回転筒の前記挿入体側係合部に係合可能な挿入装置側係合部と
を具備する挿入装置。 - 前記挿入装置側係合部は、前記挿入体の前記回転筒を押圧する弾性押圧体を有する、請求項16に記載の挿入装置。
- 前記挿入本体は、前記挿入装置側係合部が挿入体側係合部に対する係合状態を維持するのを補助することが可能な補助部を有する、請求項16に記載の挿入装置。
- 前記挿入本体は、前記挿入装置側係合部が逃げる凹部を有する、請求項16に記載の挿入装置。
- 前記挿入装置側係合部は、前記チャンネルの前記長手軸に沿って前記ドライブシャフトを前記チャンネルの基端側に移動させたとき、前記挿入体側係合部に対する係合を解除可能である、請求項16に記載の挿入装置。
- 請求項11に記載の挿入体と、
請求項16に記載の挿入装置と
を具備する挿入システム。
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