JP4242793B2 - 超音波処置装置 - Google Patents

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本発明は、被検体外から被検体内を観察しつつ超音波で被検体内の患部の処置を行う超音波処置装置に関するものである。
従来、被検体外から超音波で被検体内の患部の処置を行う装置が知られている。この装置は、第1の構成として、ハウジング、変換器組立体、取付具、カテーテル本体、伝達ロッドおよびエンドエフェクタを主に備えている。変換器組立体は、例えば超音波振動子などが用いられてなり、電気エネルギーに応答して超音波周波数で駆動する。取付具は、第1および第2の端部を有して第1の端部を変換器組立体に組み合わせてあり変換器組立体より受けた超音波振動を第1の端部から第2の端部に伝える。変換器本体および取付具は、ハウジングに支持してある。カテーテル本体は、第1の端部、第2の端部およびこれを通って長手方向に伸びる内腔を有し第1の端部がハウジングに組み合わせてある。伝達ロッドは、カテーテル本体の内腔を通って長手方向に伸びる可撓性のものであって第1および第2の端部を有し、第1の端部を取付具の第2の端部に組み合わせて取付具からの超音波振動を第2の端部に伝える。エンドエフェクタは、伝達ロッドの第2の端部に組み合わせてあり被検体内の患部に接触するようにカテーテル本体の第2の端部より先に伸びてある。すなわち、カテーテル本体の第2の端部を被検体内に通し、被検体外にあるハウジングに支持した変換器組立体からの超音波振動を取付具および伝達ロッドを介してエンドエフェクタに伝えて、当該エンドエフェクタによって患部の処置を行う。一方、第2の構成として、カテーテル本体の第2の端部に変換器組立体を設けて、取付具および伝達ロッドを用いずに変換器組立体にエンドエフェクタを組み合わせてある(例えば、特許文献1参照)。
ところで、被検体外から被検体内を観察しつつ超音波で被検体内の患部の処置を行う場合に、上述した従来の装置を、内視鏡と組み合わせて用いることになる。この場合に第1の構成では、カテーテル本体を、内視鏡に設けた処置具挿通用のチャンネルに通し、内視鏡の観察部先端からエンドエフェクタを伸び出して処置を行う。また、第2の構成においても、近年における変換器組立体の小型化によって、カテーテル本体を、内視鏡に設けた処置具挿通用のチャンネルに通し、内視鏡の観察部先端からエンドエフェクタを伸び出して処置を行う。
特表2001−502216号公報
しかしながら、上述のように従来の装置を内視鏡と組み合わせて用いた場合、第1の構成では、変換器組立体とエンドエフェクタとの間に長手状で可撓性の伝達ロッドを有しているため、伝達ロッドによって超音波振動エネルギーのロスがあり電力の無駄使いとなる。この超音波振動エネルギーのロスによって処置に時間がかかってしまう。
また、従来の装置を内視鏡と組み合わせて用いた場合、第2の構成では、変換器組立体が小型化されているので出力不足になる。このため、大きい腫瘍や硬い腫瘍を処置する場合、変換器組立体を長時間連続して駆動することになるので、発熱し易くなり、この発熱によって出力が低下して処置に時間がかかってしまう。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、超音波振動エネルギーのロスや、出力不足を生じることなく処置能力を向上することができる超音波処置装置を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明の請求項1に係る超音波処置装置は、被検体に挿入される長尺な挿入部の先端側に観察部を有するとともに前記挿入部の基端側から先端側に連通する挿通用チャンネルを有した内視鏡と、被検体に挿入される長尺なケーブルの先端側に超音波発生部を有した超音波処置具と、前記内視鏡の挿通用チャンネルに挿通され、前記挿入部より先に被検体に挿入した超音波発生部を確保して後から被検体に挿入した前記挿入部の先端側に前記超音波発生部を保持する固定具とを備えたことを特徴とする。
本発明の請求項2に係る超音波処置装置は、上記請求項1において、前記超音波処置具は、前記超音波発生部によって発生した超音波振動を伝達するホーンの周りを囲むカバー部材を有していることを特徴とする。
本発明の請求項3に係る超音波処置装置は、被検体に挿入される長尺な挿入部の先端側に超音波発生部を有し当該超音波発生部の先端部位が超音波振動を伝達するホーンの先端形状に沿って狭窄形成してなる超音波処置具と、狭窄形成した前記超音波発生部の先端部位に設けた観察部とを備えたことを特徴とする。
本発明の請求項4に係る超音波処置装置は、上記請求項3において、前記観察部は、前記超音波発生部に対して着脱可能に設けてあることを特徴とする。
本発明にかかる超音波処置装置は、超音波処置具の超音波発生部を先に被検体内に挿入し、その後内視鏡の挿入部を被検体内に挿入して当該内視鏡の挿通用チャンネルを通した固定具によって超音波発生部を確保して挿入部の先端に保持する。これにより、超音波発生部を被検体内に挿通できる最大限の大きさに設計することができる。この結果、被検体外から被検体内を観察しつつ超音波で被検体内の患部の処置を行う場合に、超音波振動エネルギーのロスや、出力不足を生じることなく超音波振動による処置能力を向上することができる。また、超音波発生部によって発生した超音波振動を伝達するホーンの周りを囲むカバー部材を超音波処置具が有していることにより、カバー部材によってホーンの先端以外が患部以外の部位に接触しないように保護して患部以外の部位への超音波振動の影響を防ぐことができる。
本発明にかかる超音波処置装置は、被検体内に挿入される挿入部の先端側に超音波発生部を有し、超音波発生部の先端部位をホーンの先端形状に沿って狭窄形成して、この先端部位に観察部を取り付けてある。このため、超音波発生部の先端部位に取り付けられた状態の観察部が、超音波発生部の外径に対してほぼ同じ外径内に収められる。これにより、超音波発生部を被検体内に挿通できる最大限の大きさに設計することができる。この結果、被検体外から被検体内を観察しつつ超音波で被検体内の患部の処置を行う場合に、超音波振動エネルギーのロスや、出力不足を生じることなく超音波振動による処置能力を向上することができる。また、観察部を超音波発生部に対して着脱可能に設ければ、観察部に故障があった場合に取り替えが容易である。
以下に添付図面を参照して、本発明に係る超音波処置装置の好適な実施の形態を詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は本発明に係る超音波処置装置の実施の形態1の内視鏡を示す側面図、図2は図1に示した内視鏡の挿入部を示す側断面図、図3は図1に示した内視鏡の挿入部を示す正面図、図4は本発明に係る超音波処置装置の実施の形態1の固定具を示す側面図、図5は本発明に係る超音波処置装置の実施の形態1の超音波処置具を示す側断面図である。
実施の形態1における超音波処置装置は、図1〜図5に示すように、内視鏡1、固定具2および超音波処置具3を備えている。内視鏡1は、図1に示すように、長尺な挿入部11を有している。この挿入部11は、被検体内に挿入されるものであり、長尺とした基端側が可撓性を有した管状の可撓管部11Aをなし、長尺とした先端側が湾曲操作可能な湾曲管部11Bをなしている。このように、挿入部11は、軟性を有して長尺に形成してある。
可撓管部11Aは、図には明示しないが、内部が中空で柔軟に撓む形態とした長尺な管体の外周を防水性のゴムチューブなどの外皮で覆ってある。湾曲管部11Bは、可撓管部11Aの内部に連通する態様で、図2に示すように、内部が中空な湾曲駒11Baを複数連結して長尺に形成してある。湾曲駒11Baの外周は、可撓管部11Aの外皮と連続する防水性のゴムチューブなどの外皮11Bbで覆ってある。
挿入部11の先端側であって湾曲管部11Bの先端側には、図2および図3に示すように、先端金物12が設けてある。この先端金物12には、観察部13としての照明部14および撮像部15と、開口部12Aとを有した先端ユニットを構成して、湾曲管部11Bの先端部の湾曲駒11Baに固定してある。
照明部14は、先端金物12の先端面の2箇所に照明レンズを有している。図には明示しないが、照明部14は、照明レンズより先端金物12の内方にライトガイドを有している。ライトガイドは、挿入部11の基端側(可撓管部11Aの基端側)から当該挿入部11の内部を通して照明レンズに対して光を導き、照明レンズから被検体内を照明する照明光を照射するためのものである。
撮像部15は、図2および図3に示すように、先端金物12の先端面に対物レンズ15Aを有し、この対物レンズ15Aより先端金物12の内方に固体撮像素子(CCD)15Bを有している。また、固体撮像素子15Bより先端金物12の内方には、固体撮像素子15Bのリードを内装してある電装ケーブル15Cが挿入部11の内部を通して当該挿入部11の基端側(可撓管部11Aの基端側)に延設してある。なお、対物レンズ15Aおよび固体撮像素子15Bは、ホルダ15Dを介して先端金物12に固定してある。この撮像部15は、照明部14で照明された被写体を対物レンズ15Aによって固体撮像素子15Bに結像する。固体撮像素子15Bは、結像データを電装ケーブル15Cによって送信する。
開口部12Aは、先端金物12の先端側から基端側に貫通して設けてある。この開口部12Aには、後述する挿通用チャンネル16Aが連通してある。
上記挿入部11の基端側(可撓管部11Aの基端側)には、操作部16が連結してある。操作部16は、被検体外で手に持つものであって、図1に示すように、挿通用チャンネル16A、操作ノブ16Bおよびユニバーサルコード16Cを有している。
挿通用チャンネル16Aは、操作部16の側部で基端16Aaが開口し、挿入部11の内部を通じて先端金物12の開口部12Aに先端16Abが連通してある。
操作ノブ16Bは、その回動操作によって挿入部11の湾曲管部11Bを被検体外から遠隔操作するものであって2個設けてある。一方の操作ノブ16Bは、湾曲管部11Bを例えば上下方向に湾曲操作する。他方の操作ノブ16Bは、湾曲管部11Bを例えば左右方向に湾曲操作する。
ユニバーサルコード16Cは、操作部16の側部から延在してあり、挿入部11の先端側(湾曲管部11Bの先端側)に設けた観察部13としての照明部14のライトガイド(図示せず)および撮像部15の電装ケーブル15Cが内装してある。このユニバーサルコード16Cの延在端には、コネクタ16Caが設けてあって、光源や画像処理装置17に対して接続される。
固定具2は、図4に示すように、操作部21、保持部22、シース23および固定ワイヤ24を有している。操作部21は、棒状の案内部21Aの長手方向の基端側に、例えば親指を挿通する支持部21Aaを設けてある。案内部21Aには、操作ハンドル21Bが長手方向に摺動可能に設けてある。操作ハンドル21Bには、例えば人差し指と中指とを挿通する支持部21Baが設けてある。また、操作ハンドル21Bには、案内部21Aに対して操作ハンドル21Bを摺動した位置で固定するためのロック機構21Bbが設けてある。保持部22は、案内部21Aの長手方向の先端側に設けてある。この保持部22は、上述した内視鏡1の挿通用チャンネル16Aの基端16Aaの部分に係合する。シース23は、中空のチューブからなり、保持部22から延在してある。固定ワイヤ24は、保持部22およびシース23に挿通してあり、基端側が操作ハンドル21Bに連結してある。固定ワイヤ24の先端側は、シース23の先端側から環状に延出した固定部24Aを有している。シース23および当該シース23に挿通してある固定ワイヤ24は、内視鏡1の挿通用チャンネル16Aに挿通される。
この固定具2は、案内部21Aの支持部21Aaに親指を挿通し、操作ハンドル21Bの支持部21Baに人差し指と中指とを挿通した状態で、人差し指と中指とを親指に近づけることにより、操作ハンドル21Bが案内部21Aの基端側(支持部21Aa側)に摺動する。これにより、固定ワイヤ24が引っ張られて、シース23の先端側から環状に延出してある固定部24Aがシース23内に引き込まれる。この結果、固定部24Aの環が縮小されることになる。一方、固定部24Aの環が縮小された状態から、人差し指と中指とを親指から遠ざけることにより、操作ハンドル21Bが案内部21Aの先端側(保持部22側)に摺動する。これにより、固定ワイヤ24が押し戻されて、シース23の先端側から環状に延出してある固定部24Aがシース23外に押し出される。この結果、固定部24Aの環が元の状態に拡張されることになる。また、操作ハンドル21Bの摺動した位置はロック機構21Bbで固定できる。
超音波処置具3は、図5に示すように、超音波振動子31をケーシング32に内設した超音波発生部30を有している。超音波振動子31は、円板状の圧電素子31Aを複数(本実施の形態では2個)積層して円板状のフランジ部31Bと裏打板31Cとの間に配置し、ボルトなどで締め付け固定してある。各圧電素子31Aには、それぞれ電極31Dが接続してあり、この電極31Dは長尺な可撓ケーブル33に通してある。また、フランジ部31Bにおいて圧電素子31Aを固定してある反対側には、円錐状に窄みつつ棒状の先端を有したホーン31Eが設けてある。
ケーシング32は、円筒状に形成してあり、先端側の開口に超音波振動子31のフランジ部31Bを固定して水密に閉塞してある。ケーシング32の基端側は、円筒状の外周部と一体にして閉塞してあり、その外部に可撓ケーブル33を水密にして引き出してある。また、ケーシング32の円筒状の外周部には、その円周に沿って係合溝32Aが設けてある。
超音波振動子31は、フランジ部31Bから基端側にある圧電素子31A、裏打板31Cおよび電極31Dをケーシング32の内部に内装してあり、フランジ部31Bから先端側にあるホーン31Eをケーシング32の外部に延在してある。また、可撓ケーブル33の基端側には、電源部34に着脱自在なコネクタ33Aが設けてある。そして、超音波振動子31は、電源部34からの電圧が電極31Dに印可されることによって、圧電素子31Aが電気エネルギーに応答して超音波周振動を発生し、この超音波周振動をホーン31Eの先端に伝える。なお、ケーシング32に固定したフランジ部31Bは、超音波振動の節部の位置にあり、ホーン31Eの先端は、フランジ部31Bから超音波振動の周波数に対して1/4波長の長さで延在した超音波振動の腹部の位置にある。
上述した実施の形態1における超音波処置装置の使用について以下に説明する。図6〜図10は本発明に係る超音波処置装置の実施の形態1における使用状態を示す図、図11は固定具によって内視鏡に超音波処置具を保持した状態の一部裁断拡大側面図である。
図6〜図10に示す使用状態では、被検体100の開口(口)101から被検体内である胃102に超音波処置装置を導入して、胃102にある患部の処置を行う使用状態を例示してある。
初めに、中空のチューブ4を用意する(図6〜図10参照)。チューブ4は、被検体100の口101から胃102に到達する長さを有し、また、口101から胃102に導入できる外径と、本超音波処置装置である内視鏡1の挿入部11や超音波処置具3の超音波発生部30を挿通できる内径とを有している。
まず、図6に示すように、超音波処置具3のホーン31Eを先に向けた状態で超音波発生部30をチューブ4の中に入れる。続いて、このチューブ4を被検体100の口101から胃102に向けて導入する。この際、チューブ4の導入先端からホーン31Eの先端が出ないように可撓ケーブル33の長さを調節する。
次いで、図7に示すように、チューブ4の導入先端が所望の部位である胃102に到達した後、チューブ4の導入先端から超音波発生部30を出す。この際、チューブ4の基端は、被検体100の外部であって口101の外に延出してある。
次いで、図8に示すように、チューブ4の基端から内視鏡1の挿入部11を挿入する。チューブ4の内部には、超音波処置具3の可撓ケーブル33があるだけなので、挿入部11をチューブ4の導入先端に向けて円滑に挿入することが可能である。
次いで、図9に示すように、内視鏡1の挿入部11の先端側がチューブ4の導入先端から出たところで、内視鏡1の挿通用チャンネル16Aに固定具2のシース23を挿通する。続いて、挿通用チャンネル16Aの先端16Abから固定部24Aを出す。続いて、先に胃102に導入した超音波処置具3の超音波発生部30のホーン31Eの先端に固定部24Aを掛けて、超音波発生部30を固定部24Aの環に通す。
次いで、図10に示すように、固定部24Aの環がケーシング32の係合溝32Aの部位に位置したところで、固定具2を操作する。この固定具2の操作は、固定ワイヤ24を引っ張る方向に操作ハンドル21Bを摺動して固定部24Aの環を縮小させる。これにより、縮小した固定部24Aの環がケーシング32の係合溝32Aに係合して超音波発生部30が確保される。そして、ロック機構21Bbによって操作ハンドル21Bの摺動位置を固定する。さらに、この状態からシース23を引っ張ることにより、ケーシング32の基端側が内視鏡1の挿入部11の先端面に突き当たって挿入部11の先端側に超音波発生部30が保持されることになる。
図11に示すように、固定具2によって内視鏡1に超音波処置具3を保持した状態においては、内視鏡1の撮像部15における撮像範囲内に超音波処置具3のホーン31Eの先端が存在する。このように、超音波処置具3は、内視鏡1の撮像範囲内で当該内視鏡1に対して一体に保持される。この状態で、図10に示すように、被検体100外から内視鏡1で被検体100内の胃102を観察しながら操作ノブ16Bを操作してホーン31Eの先端を患部の位置に誘導した後、超音波処置具3による超音波振動で患部の処置を行う。
したがって、上述した実施の形態1における超音波処置装置では、超音波処置具3の超音波発生部30を先に被検体に挿入し、その後内視鏡1の挿入部11を被検体に挿入して当該内視鏡1の挿通用チャンネル16Aを通した固定具2によって超音波発生部30を確保して挿入部11の先端に保持する。これにより、超音波発生部30を被検体100内に挿通できる最大限の大きさに設計することが可能になる。この結果、被検体100外から被検体100内を観察しつつ超音波で被検体100内の患部の処置を行う場合に、超音波振動エネルギーのロスや、出力不足を生じることなく超音波振動による処置能力を向上することが可能である。
ところで、図12は超音波処置具の変形例を示す側断面図である。図12に示すように、上述した実施の形態1の超音波処置具3について、ケーシング32の先端側を延設して、ホーン31Eの先端が突出する態様で当該ホーン31Eの周りを囲むカバー部材32Bを設けてもよい。すなわち、カバー部材32Bにより、ホーン31Eの先端以外が患部以外の部位に接触しないように保護して患部以外の部位への超音波振動の影響を防ぐことが可能である。
(実施の形態2)
図13は本発明に係る超音波処置装置の実施の形態2を示す側断面図、図14は図13に示した超音波処置装置を示す斜視図である。
実施の形態2における超音波処置装置は、図13および図14に示すように、超音波処置具5および観察部6を備えている。超音波処置具5は、図13に示すように、長尺な挿入部51を有している。この挿入部51は、被検体内に挿入されるものであり、長尺としたほぼ全体が湾曲操作可能な湾曲管部51Aをなしている。このように、挿入部51は、軟性を有して長尺に形成してある。湾曲管部51Aは、内部が中空で可撓性を有した管体からなり、その長尺方向に沿って所定間隔を置いて設けた切欠51Aaを有している。この湾曲管部51Aは、図には明示しないが長尺な管体の外周を防水性のゴムチューブなどの外皮で覆ってある。
挿入部51の先端側であって湾曲管部51Aの先端側には、超音波発生部52が設けてある。超音波発生部52は、超音波振動子53をケーシング54に内設してなる。超音波振動子53は、円板状の圧電素子53Aを複数(本実施の形態では2個)積層して円板状のフランジ部53Bと裏打板53Cとの間に配置し、ボルトなどで締め付け固定してある。各圧電素子53Aには、それぞれ電極53Dが接続してあり、この電極53Dは長尺な可撓ケーブル55に通してある。また、フランジ部53Bにおいて圧電素子53Aを固定してある反対側には、円錐状に窄みつつ棒状の先端を有したホーン53Eが設けてある。
ケーシング54は、主に円筒状に形成してあり、先端側の開口に超音波振動子53のフランジ部53Bを固定して水密に閉塞してある。ケーシング54の基端側は、円筒状の外周部と一体にして閉塞してあり、その外部に可撓ケーブル55を水密にして引き出してある。さらに、ケーシング54の基端側は、湾曲管部51Aの先端側に固定してある。また、ケーシング54の先端部位は延設してあり、ホーン53Eの先端が突出する態様で当該ホーン53Eの周りを囲むカバー部材54Aを設けてある。このカバー部材54Aは、図13および図14に示すように、ホーン53Eの円錐形状に沿って狭窄形成してあり、かつ、ホーン53Eの棒状に沿ってほぼ平坦な取付面54Aaを有している。取付面54Aaの面には、取付部として凸条をなすホゾ54Abが設けてある。
超音波振動子53は、フランジ部53Bから基端側にある圧電素子53A、裏打板53Cおよび電極53Dをケーシング54の内部に内装してあり、フランジ部53Bから先端側にあるホーン53Eをケーシング54の外部に延在してある。また、可撓ケーブル55は、挿入部51(湾曲管部51A)の内部を通して当該挿入部51の基端側に延設してある。さらに、図には明示しないが、可撓ケーブル55の基端側には、電源部に接続してある。そして、超音波振動子53は、電源部からの電圧が電極53Dに印可されることによって、圧電素子53Aが電気エネルギーに応答して超音波周振動を発生し、この超音波周振動をホーン53Eの先端に伝える。なお、ケーシング54に固定したフランジ部53Bは、超音波振動の節部の位置にあり、ホーン53Eの先端は、フランジ部53Bから超音波振動の周波数に対して1/4波長の長さで延在した超音波振動の腹部の位置にある。
挿入部51の基端側であって湾曲管部51Aの基端側には、操作部56が連結してある。操作部56は、被検体外で手に持つものであって、図13に示すように、操作ノブ56Aを有している。
操作ノブ56Aは、その回動操作によって挿入部51の湾曲管部51Aを被検体外から遠隔操作するものである。具体的には、操作ノブ56Aとともに回動する回動子56Aaに操作ワイヤ56Abの中途部が掛け渡してある。操作ワイヤ56Abの両端部は、挿入部51(湾曲管部51A)の内部を通して当該挿入部51の先端側に延設してあって、ケーシング54に連結してある。そして、操作ノブ56Aの回動操作によって、操作ワイヤ56Abの各端部が相対的に進退することでケーシング54の向きが可変して、湾曲管部51Aが切欠51Aaの部分で曲がることになる。なお、操作部56には、操作ワイヤ56Abの撓みを除去するテンション機構56Acが設けてある。
観察部6は、照明部61および撮像部62をケーシング63に内設してなる。照明部61は、図14に示すように、ケーシング63の先端面の2箇所に照明レンズを有している。図には明示しないが、照明部61は、照明レンズよりケーシング63の奥方に発光ダイオード(例えば白色LED)などの発光体を有している。
撮像部62は、図13に示すように、ケーシング63の先端面に対物レンズ62Aを有し、この対物レンズ62Aよりケーシング63の内方に固体撮像素子(CCD)62Bを有している。また、固体撮像素子62Bよりケーシング63の内方には、固体撮像素子62Bのリードを内装してある可撓ケーブル62Cがケーシング63の外部に長尺に延設してある。この可撓ケーブル62Cには、照明部61の発光体のリードも内装してある。可撓ケーブル62Cの基端側には、電源や画像処理装置64に着脱自在なコネクタ62Caが設けてある。この撮像部62は、照明部61で照明された被写体を対物レンズ62Aによって固体撮像素子62Bに結像する。固体撮像素子62Bは、結像データを可撓ケーブル62Cによって送信する。
ケーシング63は、照明部61および撮像部62を内部に水密にして内装してあり、可撓ケーブル62Cを外部に延在して形成してある。また、ケーシング63は、図14に示すように、その外側にほぼ平坦な取付面63aを有している。取付面63aの面には、取付部として凹条をなすホゾ受63bが設けてある。このホゾ受63bは、超音波処置具5のケーシング54(カバー部材54A)に設けたホゾ54Abに係合する。すなわち、観察部6は、超音波処置具5に対して取り付けられる。また、ホゾ54Abとホゾ受63bとの係合は、着脱自在であるため、観察部6は超音波処置具5に対して着脱可能に設けられている。
観察部6が取り付けられる超音波処置具5の取付面54Aaは、上述したように超音波処置具5のケーシング54(カバー部材54A)をホーン53Eの円錐形状に沿って狭窄形成したケーシング54の先端部位に設けてある。すなわち、取付面54Aaは、ケーシング54の外径よりも小径とした部分である。このように構成した取付面54Aaに取り付けた状態の観察部6は、図13に示すように、超音波処置具5のケーシング54の外径に対してほぼ同じ外径内に収められていることになる。また、超音波処置具5に観察部6を取り付けた状態においては、観察部6の撮像部62における撮像範囲内に超音波処置具5のホーン53Eの先端が存在する。
上述した実施の形態2における超音波処置装置の使用については、図には明示しないが、例えば、被検体の開口(口)から被検体内である胃に超音波処置装置を導入して、胃にある患部の処置を行う使用状態がある。この場合に、被検体の口から胃に到達する長さを有し、さらに口から胃に導入できる外径と、観察部6を取り付けた超音波処置具5の挿入部51を挿通できる内径とを有したチューブを用意する。そして、超音波処置具5のホーン53Eを先に向けた状態で挿入部51をチューブの中に入れる。続いて、このチューブを被検体の口から胃に向けて導入する。この際、チューブの導入先端からホーン53Eの先端が出ないように挿入部51の長さを調節する。次いで、チューブの導入先端が所望の部位である胃に到達した後、チューブの導入先端から挿入部51の先端(超音波発生部52)を出す。次いで、被検体外から観察部6によって被検体内の胃を観察しながら操作ノブ56Aを操作してホーン53Eの先端を患部の位置に誘導した後、超音波処置具5による超音波振動で患部の処置を行う。なお、ホーン53Eの周りを囲むカバー部材54Aにより、ホーン53Eの先端以外が患部以外の部位に接触しないように保護して患部以外の部位への超音波振動の影響を防ぐことが可能である。
したがって、上述した実施の形態2における超音波処置装置では、被検体内に挿入される挿入部51の先端側に超音波発生部52を有し、超音波発生部52のケーシング54(カバー部材54A)の先端部位をホーン53Eの円錐形状に沿って狭窄形成して、この先端部位に観察部6を取り付けてある。このため、ケーシング54の先端部位に取り付けられた状態の観察部6が、ケーシング54の外径に対してほぼ同じ外径内に収められる。これにより、超音波発生部52を被検体内に挿通できる最大限の大きさに設計することが可能になる。この結果、被検体外から被検体内を観察しつつ超音波で被検体内の患部の処置を行う場合に、超音波振動エネルギーのロスや、出力不足を生じることなく超音波振動による処置能力を向上することが可能である。
また、観察部6は、超音波発生部52に対して着脱可能に設けてあるため、観察部6に故障があった場合に取り替えが容易である。
(実施の形態3)
図15は本発明に係る超音波処置装置の実施の形態3を示す側断面図、図16は図15に示した超音波処置装置を示す側面図、図17は図15に示した超音波処置装置を示す斜視図である。
実施の形態3における超音波処置装置は、図15〜図17に示すように、内視鏡7および超音波処置具8を備えている。内視鏡7は、長尺な挿入部71を有している。この挿入部71は、被検体内に挿入されるものであり、上述した実施の形態1あるいは実施の形態2と同様に軟性を有して長尺に形成してある。
挿入部71の先端側には、観察部72が設けてある。観察部72は、照明部73および撮像部74を有してなる。照明部73は、図17に示すように、挿入部71の先端面の2箇所に照明レンズを有している。図には明示しないが、照明部73は、照明レンズより挿入部71の内方にライトガイドを有している。ライトガイドは、挿入部71の基端側から当該挿入部71の内部を通して照明レンズに対して光を導き、照明レンズから被検体内を照明する照明光を照射するためのものである。
撮像部74は、図15および図17に示すように、挿入部71の先端面に対物レンズ74Aを有している。図15に示すように、撮像部74は、対物レンズ74Aより挿入部71の内方にイメージガイド74Bを有している。イメージガイド74Bは、対物レンズ74Aによって結像した像を挿入部71の先端側から当該挿入部71の内部を通して基端側に送信するためのものである。
また、挿入部71の先端側であって、観察部72の側部には、コネクタ部75が設けてある。コネクタ部75は、観察部72を有する挿入部71の先端面よりも挿入部71の基端側に奥まった端面に設けてあり、係合孔75Aと、リードが接続された端子孔75Bとを有している。なお、リードは、挿入部71に挿通して基端部に通じる可撓ケーブル76に内装してある。この可撓ケーブル76の基端側には、電源部(図示せず)に着脱自在なコネクタ(図示せず)が設けてある。
挿入部71の基端側には、図には明示しないが、上述した実施の形態1の操作部16あるいは実施の形態2の操作部56と同様に操作部が連結してある。すなわち、操作部によって挿入部71の湾曲を被検体外から遠隔操作する。
超音波処置具8は、図15に示すように、超音波振動子81をケーシング82に内設した超音波発生部80を有している。超音波振動子81は、円板状の圧電素子81Aを複数(本実施の形態では2個)積層して円板状のフランジ部81Bと裏打板81Cとの間に配置し、ボルトなどで締め付け固定してある。各圧電素子81Aには、それぞれ電極81Dが接続してあり、各電極81Dはそれぞれ端子部83Bに接続してある。また、フランジ部81Bにおいて圧電素子81Aを固定してある反対側には、円錐状に窄みつつ棒状の先端を有したホーン81Eが設けてある。
ケーシング82は、円筒状に形成してあり、先端側の開口に超音波振動子81のフランジ部81Bを固定して水密に閉塞してある。ケーシング82の基端側は、円筒状の外周部と一体にして閉塞してあり、その端面に端子部83Bを水密にして引き出してある。また、ケーシング82の基端面には、端子部83Bとともにコネクタ部83なす係合突起83Aが設けてある。すなわち、ケーシング82は、その基端側のコネクタ部83の係合突起83Aが挿入部71に設けたコネクタ部75の係合孔75Aに係合するとともに、端子部83Bが端子孔75Bに挿通して挿入部71の先端側に電気的に接続される。また、内視鏡7に超音波処置具86を取り付けた状態においては、観察部72の撮像部74における撮像範囲内に超音波処置具8のホーン81Eの先端が存在する。
超音波振動子81は、フランジ部81Bから基端側にある圧電素子81A、裏打板81Cおよび電極81Dをケーシング82の内部に内装してあり、フランジ部81Bから先端側にあるホーン81Eをケーシング82の外部に延在してある。そして、超音波振動子81は、電源部からの電圧が電極81Dに印可されることによって、圧電素子81Aが電気エネルギーに応答して超音波周振動を発生し、この超音波周振動をホーン81Eの先端に伝える。なお、ケーシング82に固定したフランジ部81Bは、超音波振動の節部の位置にあり、ホーン81Eの先端は、フランジ部81Bから超音波振動の周波数に対して1/4波長の長さで延在した超音波振動の腹部の位置にある。
上述した実施の形態3における超音波処置装置の使用については、図には明示しないが、例えば、被検体の開口(口)から被検体内である胃に超音波処置装置を導入して、胃にある患部の処置を行う使用状態がある。この場合に、被検体の口から胃に到達する長さを有し、さらに口から胃に導入できる外径と、超音波処置具8を取り付けた観察部72の挿入部71を挿通できる内径とを有したチューブを用意する。そして、超音波処置具8のホーン81Eを先に向けた状態で挿入部71をチューブの中に入れる。続いて、このチューブを被検体の口から胃に向けて導入する。この際、チューブの導入先端からホーン81Eの先端が出ないように挿入部71の長さを調節する。次いで、チューブの導入先端が所望の部位である胃に到達した後、チューブの導入先端から挿入部71の先端(超音波発生部80)を出す。次いで、被検体外から観察部72によって被検体内の胃を観察しながら操作部を操作してホーン81Eの先端を患部の位置に誘導した後、超音波処置具8による超音波振動で患部の処置を行う。
したがって、上述した実施の形態3における超音波処置装置は、被検体に挿入される長尺な挿入部71の先端側に光学像を伝送するイメージガイド74Bを主体としてなる観察部72を有した内視鏡7と、超音波発生部80を有して前記挿入部71の先端側に着脱可能にして設けた超音波処置具8とを備えたことを特徴とする。すなわち、実施の形態3における超音波処置装置は、観察部72がイメージガイド74Bを主体としてなるために、極めて細径に形成することが可能なため、超音波発生部80を被検体内に挿通できる極力大径の大きさに設計することが可能になる。この結果、被検体外から被検体内を観察しつつ超音波で被検体内の患部の処置を行う場合に、超音波振動エネルギーのロスや、出力不足を生じることなく超音波振動による処置能力を向上することが可能である。
また、超音波処置具8は、内視鏡7に対して着脱可能に設けてあるため、超音波処置具8に故障があった場合に取り替えが容易である。
ところで、上述した実施の形態3の超音波処置具8について、ケーシング82の先端側を延設して、ホーン81Eの先端が突出する態様で当該ホーン81Eの周りを囲むカバー部材(図示せず)を設けてもよい。すなわち、カバー部材により、ホーン81Eの先端以外が患部以外の部位に接触しないように保護して患部以外の部位への超音波振動の影響を防ぐことが可能である。
なお、上述した全ての実施の形態において、挿入部11,51,71を軟質の構成として説明しているがこの限りでなく、挿入部11,51,71を硬質の構成としてもよい。
本発明に係る超音波処置装置の実施の形態1の内視鏡を示す側面図である。 図1に示した内視鏡の挿入部を示す側断面図である。 図1に示した内視鏡の挿入部を示す正面図である。 本発明に係る超音波処置装置の実施の形態1の固定具を示す側面図である。 本発明に係る超音波処置装置の実施の形態1の超音波処置具を示す側断面図である。 本発明に係る超音波処置装置の実施の形態1における使用状態を示す図である。 本発明に係る超音波処置装置の実施の形態1における使用状態を示す図である。 本発明に係る超音波処置装置の実施の形態1における使用状態を示す図である。 本発明に係る超音波処置装置の実施の形態1における使用状態を示す図である。 本発明に係る超音波処置装置の実施の形態1における使用状態を示す図である。 固定具によって内視鏡に超音波処置具を保持した状態の一部裁断拡大側面図である。 超音波処置具の変形例を示す側断面図である。 本発明に係る超音波処置装置の実施の形態2を示す側断面図である。 図13に示した超音波処置装置を示す斜視図である。 本発明に係る超音波処置装置の実施の形態3を示す側断面図である。 図15に示した超音波処置装置を示す側面図である。 図15に示した超音波処置装置を示す斜視図である。
符号の説明
1 内視鏡
11 挿入部
11A 可撓管部
11B 湾曲管部
11Ba 湾曲駒
11Bb 外皮
12 先端金物
12A 開口部
13 観察部
14 照明部
15 撮像部
15A 対物レンズ
15B 固体撮像素子
15C 電装ケーブル
15D ホルダ
16 操作部
16A 挿通用チャンネル
16Aa 基端
16Ab 先端
16B 操作ノブ
16C ユニバーサルコード
16Ca コネクタ
17 画像処理装置
2 固定具
21 操作部
21A 案内部
21Aa 支持部
21B 操作ハンドル
21Ba 支持部
21Bb ロック機構
22 保持部
23 シース
24 固定ワイヤ
24A 固定部
3 超音波処置具
30 超音波発生部
31 超音波振動子
31A 圧電素子
31B フランジ部
31C 裏打板
31D 電極
31E ホーン
32 ケーシング
32A 係合溝
32B カバー部材
33 可撓ケーブル
33A コネクタ
34 電源部
4 チューブ
100 被検体
101 口
102 胃
5 超音波処置具
51 挿入部
51A 湾曲管部
51Aa 切欠
52 超音波発生部
53 超音波振動子
53A 圧電素子
53B フランジ部
53C 裏打板
53D 電極
53E ホーン
54 ケーシング
54A カバー部材
54Aa 取付面
54Ab ホゾ
55 可撓ケーブル
56 操作部
56A 操作ノブ
56Aa 回動子
56Ab 操作ワイヤ
56Ac テンション機構
6 観察部
61 照明部
62 撮像部
62A 対物レンズ
62B 固体撮像素子
62C 可撓ケーブル
62Ca コネクタ
63 ケーシング
63a 取付面
63b ホゾ受
64 画像処理装置
7 内視鏡
71 挿入部
72 観察部
73 照明部
74 撮像部
74A 対物レンズ
74B イメージガイド
75 コネクタ部
75A 係合孔
75B 端子孔
76 可撓ケーブル
8 超音波処置具
80 超音波発生部
81 超音波振動子
81A 圧電素子
81B フランジ部
81C 裏打板
81D 電極
81E ホーン
82 ケーシング
83 コネクタ部
83A 係合突起
83B 端子部

Claims (6)

  1. 被検体に挿入される長尺な可撓ケーブルの先端側に、被検体外の外部電源と接続される観察部を有した観察プローブと、
    被検体に挿入される長尺な可撓ケーブルの先端側に、被検体外の外部電源と接続される超音波発生部を有した超音波処置具と、
    前記観察部側または前記超音波処置具側に設けられ、前記観察部側の先端部と前記超音波処置具側の先端部とを固定する固定部と、
    を備えたことを特徴とする超音波処置装置。
  2. 前記観察プローブは、被検体に挿入される長尺な挿入部の先端側に観察部を有するとともに前記挿入部の基端側から先端側に連通する挿通用チャンネルを有した内視鏡であり、
    前記固定部は、前記内視鏡の挿通用チャンネルに挿通され、前記挿入部より先に被検体に挿入した前記超音波発生部を確保して、後から被検体に挿入した前記挿入部の先端側に前記超音波発生部を保持することを特徴とする請求項1に記載の超音波処置装置。
  3. 前記超音波処置具は、前記超音波発生部によって発生した超音波振動を伝達するホーンの周りを囲むカバー部材を有していることを特徴とする請求項2に記載の超音波処置装置。
  4. 前記超音波処置具は、被検体に挿入される長尺な挿入部の先端側に超音波発生部を有し、前記超音波発生部によって発生した超音波振動を伝達するホーン周りを囲むカバー部材を備え、
    前記固定部は、前記カバー部材を介して、該カバー部材の先端部位と前記観察部を固定することを特徴とする請求項1に記載の超音波処置装置。
  5. 前記超音波処置具は、前記カバー部材の先端部位が超音波振動を伝達するホーンの先端形状に沿って狭窄形成され、
    前記固定部は、狭窄形成された前記カバー部材を介して、該カバー部材の先端部位と前記観察部を固定することを特徴とする請求項4に記載の超音波処置装置。
  6. 前記観察部は、前記カバー部材に対して着脱可能に設けてあることを特徴とする請求項4に記載の超音波処置装置。
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