JP5284917B2 - 内視鏡 - Google Patents

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    • A61B1/00Instruments for performing medical examinations of the interior of cavities or tubes of the body by visual or photographical inspection, e.g. endoscopes; Illuminating arrangements therefor
    • A61B1/00064Constructional details of the endoscope body
    • A61B1/00071Insertion part of the endoscope body
    • A61B1/00078Insertion part of the endoscope body with stiffening means

Description

本発明は、挿入部に硬度可変機構を備える内視鏡に関する。
医療分野で使用される内視鏡は、観察のみならず各種処置等に使用される。
内視鏡の挿入部は、屈曲した挿入経路内にも挿入できるように、先端から順に、硬性な先端部、湾曲自在な湾曲部、及び可撓性を有する可撓管部を連設して構成されている。
内視鏡の挿入部を体内の目的部位まで挿入する際、術者は、一方の手で可撓管部を把持し、他方の手で操作部を把持する。そして、術者は、挿入部を押し込む手元操作、操作部に設けられた操作具を操作して湾曲ワイヤを牽引弛緩させて湾曲部を所望の方向へ湾曲させる手元操作等を行って、挿入部を目的部位に向けて挿入していく。しかし、挿入部が可撓性を有するために、手元側に対し先端部の方向が定まらず、目標とする方向に導入することが困難になる場合がある。
近年では、この不具合を解消する内視鏡として、図1に示すように挿入部1の内部にコイルパイプ2と硬度可変ワイヤ3とで構成した硬度可変機構を設けた内視鏡が使用されている。この内視鏡では、内視鏡検査を行う術者が硬度可変リング4を回転操作することにより、挿入部1の硬度を可変させて屈曲した挿入経路内への挿入を行えるようになっている。
湾曲部を湾曲操作する湾曲ワイヤ、或いは硬度可変機構の硬度可変ワイヤは、繰り返し使用されることにより伸びが生じる。すると、湾曲部が所望する湾曲状態に湾曲動作しなくなる不具合、挿入部が所望する硬度に調整されなくなるという不具合が発生する。
このため、特許文献1には硬度調整手段を繰り返し使用した場合でも、硬度調整機能が大きく劣化することを防止した内視鏡が示されている。
内視鏡の操作部5内には、コイルパイプ2、硬度可変ワイヤ3及び湾曲ワイヤの他に送気、送水、吸引等の流体管路、撮像素子から延出する撮像ケーブル、照明光を供給するライトガイドファイバー或いは照明用の発光素子に電力を供給するケーブル等が挿通している。
このため、ユーザーから湾曲部、或いは硬度可変機構以外の不具合、例えば、内視鏡画像が乱れる等の修理依頼があった場合であっても、操作部5を構成する把持部ケーシング6を取り外して操作部5内の確認をすることになっている。
その際、作業者は、以下のグリップ取り外し手順にしたがって、把持部ケーシング6の取り外しを行う。
1.ゴムカバー7を破断、或いは破壊する。このことによって、折れ止めユニット8を後端口金9に一体に固定するチューブ抑えピン10が露出する。
なお、折れ止めユニット8は、折れ止めチューブ8aと支持部材8bとで構成され、ゴムカバー7は支持部材8bに配設されたチューブ抑えピン10を覆っている。
2.露出されたチューブ抑えピン10を取り外す。このことによって、折れ止めユニット8と後端口金9との固定状態が解除されて、折れ止めユニット8の操作部5からの取り外しが可能になる。
3.折れ止めユニット8を操作部5から取り外す。このとき、折れ止めユニット8を操作部長手軸に沿って挿入部側に移動させて、折れ止めユニット8の支持部材8bを硬度可変リング4の内周面から抜去する。このことによって、硬度可変リング4の操作部長手軸の挿入部側に対する規制が解除される。
なお、操作部5から取り外した折れ止めユニット8は、挿入部1の外周に沿って挿入部1の先端方向にずらして、図2に示すように挿入部1上の所望の位置に配置しておく。
4.硬度可変リング4を操作部5から取り外す。このとき、硬度可変リング4を操作部長手軸に沿って挿入部側に移動させることによって、まず、硬度可変リング4とカムリング11との係合状態を解除し、その後、硬度可変リング4をカムリング11から取り外す。
すると、管状の硬度可変部枠体12、およびその外周に配置された、摺動リング13、カムリング11、シールリング14が露出される。摺動リング13、カムリング11、シールリング14は、この順で、挿入部1側から操作部5側に配列されている。
なお、摺動リング13は、摺動リング抑えピン15によって操作部長手軸挿入部側への移動が規制されている。また、硬度可変リング4は、挿入部1の外周に沿ってその先端方向に移動された後、図2に示すように折れ止めユニット8に並べて挿入部1上に配置される。符号22は、操作部枠体であり、硬度可変部枠体12にビス23を介して一体的に固定されている。
5.摺動リング抑えピン15を環状部材16から取り外す。このことによって、摺動リング13の操作部長手軸の挿入部側に対する規制が解除される。
なお、環状部材16は、硬度可変部枠体12にネジ17によって固定されている。
6.摺動リング13を、硬度可変部枠体12から取り外す。そして、摺動リング13を、挿入部1の外周に沿って先端方向に移動し、図2に示すように硬度可変リング4に並べて挿入部1上に配置する。
7.カムリング11に設けられているカムピン18を取り外す。このことによって、カムリング11の操作部長手軸挿入部側に対する規制が解除される。
8.カムリング11を硬度可変部枠体12から取り外す。そして、カムリング11を、挿入部1の外周に沿って先端方向に移動し、図2に示すように摺動リング13に並べて挿入部1上に配置する。
9.シールリング固定ピン19を硬度可変部枠体12から取り外す。このことによって、シールリング14の硬度可変部枠体12に対する固定状態が解除される。
10.シールリング14を硬度可変部枠体12から取り外す。そして、シールリング14を、挿入部1の外周に沿って先端方向に移動し、図2に示すようにカムリング11に並べて挿入部1上に配置する。
11.グリップリング20と硬度可変部枠体12との螺合状態を解除し、グリップリング20を硬度可変部枠体12から取り外す。そして、グリップリング20を、挿入部1の外周に沿って先端方向に移動し、図2に示すようにシールリング14に並べて挿入部1上に配置する。
12.最後に、口金21を把持部ケーシング6から抜去する。このことにより、把持部ケーシング6の操作部長手軸の挿入部側に対する規制が解除される。
したがって、作業者が、把持部ケーシング6を操作部長手軸挿入部側に移動することによって、操作部5から把持部ケーシング6が取り外さて、操作部5内が露出され、観察等を行える。
そして、取り外した把持部ケーシング6を操作部5に取り付ける場合、作業者は、上述した手順と逆の手順で組み付け行う。
特開2001−258828号公報
しかしながら、硬度可変機構を備える内視鏡では、硬度可変部枠体12の外周側に摺動リング13、カムリング11、シールリング14、グリップリング20が配列され、硬度可変機構の主要部であるコイル2、硬度可変ワイヤ3、カムリング11、摺動リング13、及びカムピン18等には良好な摺動性を得る目的でグリスが塗布されている。
そのため、前記手順で把持部ケーシング6の取り外しを行った場合、作業者は、硬度可変リング4を操作部5から取り外した後、前記作業に加えて、グリスを拭き取る作業を行わなければならない。そして、組み付け作業の際には、グリスを再塗布しつつ組み付け作業を行わなければならなくなる。
したがって、内視鏡画像が乱れるとの理由の修理依頼であった場合でも、把持部ケーシング6の取り外しを行うために硬度可変機構を稼働させる摺動リング13、カムリング11等を取り外す必要が生じるため、作業者にとって、グリップ取り外し作業、及び組み付け作業は煩わしい作業であった。
本発明は、上記事情に鑑みなされたものであって、操作部を構成する把持部ケーシングの取り外し工数の低減を図れ、且つ把持部ケーシングの取り外し、組み付けの際に、硬度可変機構を稼働させる部品に塗布されているグリスの拭き取り、及び再塗布を不要にする内視鏡を提供することを目的にしている。
本発明の内視鏡は、可撓管部の硬度を可変させる硬度変更用ワイヤ及び硬度変更用コイルで構成された硬度可変機構を備える挿入部と、前記挿入部の基端側に連設する、把持部ケーシング及び操作部ケーシングで構成され、少なくとも前記把持部ケーシング内に先端側が前記挿入部に連結された操作部枠体を備える操作部と、前記可撓管部と前記操作部との接続部に設けられ、当該可撓管部の座屈を防止する折れ止めユニットと、前記折れ止めユニットと前記把持部ケーシングとの間に回動自在に保持され、前記操作部枠体の外周に周接されるカムリングを内周面側に一体に係合する係合部を備え、操作部長手軸回りの回動操作によって一体に係合された前記カムリングを回転させて、当該操作部枠体の内周に周接されている移動枠を操作部長手軸方向に移動させて前記硬度可変機構を稼働させる硬度可変リングと、前記操作部枠体に形成された雄ネジ部に螺合する雌ネジ部を備え、前記操作部枠体の外周面に配置されている把持部ケーシングを当該操作部枠体の所定位置に保持するグリップリングと、を具備する内視鏡であって、
前記硬度可変リングの内径及び前記グリップリングの内径を前記折れ止めユニットの最大外径より大径に形成し、前記操作部枠体を前記グリップリングが配設される操作部胴部、及びこの操作部胴部より細径で前記硬度可変リングと一体に係合するカムリングが周接される硬度可変胴部を有する段付き形状に形成している。
この構成によれば、硬度可変リングとカムリングとの係合状態解除後、この硬度可変リングを折れ止めユニットを取り外すことなく操作部から取り外せ、且つ、硬度可変リングを取り外し後には、硬度可変胴部に周接されているカムリング及び折れ止めユニット等を取り外すことなく操作部からグリップリングを取り外せる。その結果、操作部枠体の操作部胴部の外周面に配置されている把持部ケーシングも、カムリング及び折れ止めユニットを取り外すことなく操作部から取り外すことが可能になる。
本発明によれば、操作部を構成する把持部ケーシングの取り外し工数の低減を図れ、且つ把持部ケーシングの取り外し、組み付けの際に、硬度可変機構を稼働させる部品に塗布されているグリスの拭き取り、及び再塗布を不要にする内視鏡を実現できる。
挿入部に硬度可変機構を備える内視鏡の操作部の構成を説明する図 把持部ケーシングを取り外すまでの手順を説明する図であり、手順に従って操作部から取り外された部品を示す図 図3−図5は本発明の実施形態に係り、図3は硬度可変機構を備える内視鏡を説明する図 内視鏡の硬度可変機構を稼働させる硬度可変リングを備える操作部の構成を説明する図 把持部ケーシングを取り外すまでの手順を説明する図であり、手順に従って操作部から取り外された部品を示す図 挿入部に硬度可変機構を備えていない内視鏡の折れ止め及びその近傍の操作部の構成を説明する図 挿入部に硬度可変機構を備えていない内視鏡において、操作部からグリップ部を容易に取り外すことを可能にする折れ止めユニットの構成を説明する図 折れ止めユニットを構成する本体カバー部の他の構成を説明する図 折れ止めユニットの他の構成を説明する図 シールリング部とグリップリング部とを一体に設けた本体カバー部の構成を説明する図 図10のシールリング部の代わりにリップ部を設けた本体カバー部の構成を説明する図
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。
図3−図5を参照して硬度可変機構を備える内視鏡を説明する。
図3に示すように本実施形態の内視鏡30は、挿入部31に硬度可変機構54を備えている。
内視鏡30は、細長の挿入部31と、この挿入部31に連設する操作部32と、この操作部32の側部から延出するユニバーサルコード33とを備えて、主に構成されている。
挿入部31は、先端側から順に、硬質の先端部34と、湾曲自在な湾曲部35と、可撓性を有する可撓管部36とを連設して構成されている。湾曲部35は、複数の湾曲駒37を回動自在に連接して、例えば上下左右方向に湾曲する構成になっている。
可撓管部36と操作部32との接続部には、可撓管部36の座屈を防止する折れ止めユニット38が設けられている。
操作部32は、操作部ケーシング39と、この操作部ケーシング39の先端側に水密的に連結された把持部ケーシング(以下、グリップ部と記載する)40とで構成されている。
操作部ケーシング39には、湾曲部35を湾曲動作させる図示しない湾曲操作ノブ、送気送水ボタン41、吸引ボタン42等が設けられている。送気送水ボタン41は、先端部34に設けられた図示しない送気、送水ノズルから水、空気を噴出させる際に操作される。吸引ボタン42は、先端部34に設けられた処置具挿通チャンネル(図4の符号45)を兼ねる吸引チャンネル(図4の符号46)の開口から体液等を吸引する際に操作される。
一方、グリップ部40には把持鉗子などの処置具を処置具挿通チャンネル35に導くための処置具用口金43が設けられている。処置具用口金43は、分岐部材(図4の符号44参照)に着脱自在に連結される。
そして、グリップ部40と折れ止めユニット38との間には、操作部32の長手軸回りに回動する硬度可変リング51が設けられている。硬度可変リング51は、時計回り、或いは反時計回りに操作されて、挿入部31内に配置された硬度変更用ワイヤ(以下、ワイヤと略記する)52及び硬度変更用コイル(以下、コイルと略記する)53で構成された硬度可変機構54を稼働させて、可撓管部36の硬度を可変する構成になっている。
なお、挿入部31内には、ワイヤー52及びコイル53の他に、照明光を伝送するライトガイド47、先端部34に設けられた対物レンズ48の結像位置に撮像面を備えるCCD等の撮像素子49から延出する信号ケーブル50、湾曲部35を湾曲動作させる湾曲ワイヤ35a等が挿通している。
図4に示すように操作部32の先端側外装は、主に、折れ止めユニット38、ゴムカバー55、硬度可変リング51、及びグリップ部40によって構成されている。
折れ止めユニット38は、折れ止めチューブ38aと支持部材38bとで構成されている。チューブ38aは樹脂製で座屈を防止する可撓性を有する。支持部材38bは金属製であって、折れ止めユニット38は、例えばインサート成形によって形成されている。
支持部材38bは、折れ止めチューブ38aの基端面から露出される外周面に、後述する硬度可変リング保持リング(図中66))が配設される周溝38cを有している。
支持部材38bは、後端口金61に例えばビス(不図示)によって一体に固定されている。後端口金61の先端側は、可撓管部36の基端側を構成する蛇管部36eに固定され、その基端側には操作部枠体62の前側端が固定される。なお、後端口金61には、この後端口金61の外周面と支持部材38bの内周面との間の水密を保持する第1Oリング91が配置される。
本実施形態の操作部枠体62は、段付き形状で、硬度可変胴部63と、この硬度可変胴部63より大径な操作部胴部64とを備えている。操作部胴部64の基端側部は、操作部本体枠65の前端部にビス99によって一体に固定される。この操作部胴部64の外周面には、グリップ部40の先端側が配置されている。
操作部枠体62を構成する硬度可変胴部63の外周面には、リング状の摺動リング71の内周面及び管状のカムリング72の内周面が周接されるとともに、これら摺動リング71及びカムリング72が硬度可変胴部63から操作部長手軸挿入部側に移動することを規制する支持部材38bの基端部38dが配置される。
なお、支持部材38bの基端部38dには、この基端部38dの外周面と硬度可変リング51内周面との間の水密を保持する第2Oリング92が配置される。
一方、操作部枠体62の操作部胴部64の外周面には管状のシールリング73の内周面が周接されると共にリング状のグリップリング74が螺合により固定されている。グリップ部40は、グリップリング74の雌ネジ部74aが操作部胴部64の雄ネジ部64aに螺合されることにより、操作部胴部64上での操作部長手軸挿入部側への移動が規制される。
操作部胴部64上に配置される、シールリング73、グリップリング74及びグリップ部40の内径寸法は、折れ止めユニット38の最大外径部分より所定寸法だけ大径に設定されている。言い換えれば、操作部胴部64の外径寸法は、折れ止めユニット38の最大外径部分より所定寸法だけ大径である。したがって、シールリング73、グリップリング74及びグリップ部40は、操作部32に設けられた折れ止めユニット38を通過することが可能な内径の貫通孔を有する構成になっている。
硬度可変リング51は、管状部材であり、外周面には硬度可変リング51の軸回りの回転操作を補助する指掛け用溝51aが形成されている。
硬度可変リング51は、貫通孔51bを備え、貫通孔51bの基端側には、貫通孔51bの内径より大径なシールリング配置用凹部51cとこのシールリング配置用凹部51cより大径なグリップ部配置用凹部51dとが形成されている。
貫通孔51bの内径寸法は、折れ止めユニット38の最大外径部分より所定寸法だけ大径に設定されている。即ち、硬度可変リング51も、折れ止めユニット38を通過することが可能な構成になっている。
そして、貫通孔51b内には、硬度可変胴部63の外周面に配置された支持部材38bの基端部、摺動リング71及びカムリング72が配置される。また、シールリング配置用凹部51c内には操作部胴部64の外周面に配置されたシールリング73が配置される。また、グリップ部配置用凹部51d内には操作部胴部64の外周面に配置されたグリップ部40の先端部が配置される。
摺動リング71は、例えば樹脂製で、カムリング72の先端面に当接する。
カムリング72の周部には、所定の形状のカム溝72aが形成されている。カムリング72の外周面には周方向に複数の係合凸部(図5の符号72b参照)が突出して配列されている。係合凸部72bは、硬度可変リング51の貫通孔51bの内周面に形成された係合溝51eに嵌め込まれるように構成されている。
したがって、硬度可変リング51の貫通孔51b内にカムリング72を配置させるとき、係合溝51eと係合凸部72bとを一致させた状態で、例えば硬度可変リング51を長手軸方向に移動させていくことによって、別体であったカムリング72と硬度可変リング51とが係合によって一体になる。この結果、硬度可変リング51の軸回りの回転に伴って、カムリング72も回転可能になる。
シールリング73は、例えば樹脂製で、外周面側に2つの周溝73a、73bと、凸部73cと、を有する。凸部73cは、周溝73aと周溝73bの間に位置する。凸部73cの基端側側面は、グリップ部40の先端面に当接して、シールリング73の基端面とグリップリング74の先端面との間に所定の隙間を形成する。
周溝73aには第3Oリング93が配置され、周溝73bには第4Oリング94が配置される。周溝73aに配置された第3Oリング93は、シールリング配置用凹部51cの内周面に密着してシールリング73の外周面と硬度可変リング51の凹部51cの内周面との間の水密を図る。
一方、周溝73bに配置された第4Oリング94は、グリップ部40の後述する先端側凹部40fの内周面に密着してシールリング73の外周面とグリップ部40の先端側凹部40fの内周面との間の水密を図る。
グリップ部40は、先端側の外周に凸部40aを備える。凸部40aには処置具用口金43が配置される連通孔40bが形成されている。連通孔40bは、グリップ部40の長手軸方向に形成されている貫通孔40cと外部とを連通する。処置具用口金43は、連通孔40bに挿通されて分岐部材44に連結されるようになっている。
貫通孔40cは、先端側孔40dと、基端側孔40eとを有して構成されている。先端側孔40dは、開口側に先端側凹部40fを備えている。基端側孔40eは、先端側孔40dより大径に構成されている。
先端側孔40dは、操作部枠体62の操作部胴部64の外周面に配置され、基端側孔40eには操作部本体枠65が配設される。先端側凹部40fには操作部胴部64に配設されたシールリング73の基端側部、及びグリップリング74が配設される。
上述したようにグリップリング74の内周面には雌ネジ部74aが形成されており、この雌ネジ部74aは、操作部胴部64に形成されている雄ネジ部64aに螺合する。グリップリング74は、グリップ部40が操作部長手軸挿入部側に移動することを規制する規制部材である。
ゴムカバー55は、硬度可変リング保持リング(以下、保持リングと略記する)66を被覆する。
保持リング66は、図5に示すように例えば2つに分割された分割リング66aによって構成される。分割リング66aは、支持部材38bに形成されている分割リング配置溝38c内に配置され、ビス98によって支持部材38bに固定される。
分割リング配置溝38cに固定された分割リング66aは、折れ止めユニット38の外周面より所定量突出して硬度可変リング51の先端面に当接して、この硬度可変リング51が操作部長手軸挿入部側に移動することを規制する。即ち、保持リング66は、硬度可変リング51を保持する保持部材である。
なお、本実施形態において、操作部枠体62の操作部胴部64の外径寸法は、折れ止めユニット38の最大外径より所定寸法だけ大径に設定した硬度可変リング51の内径寸法より大径である。このことによって、硬度可変リング51の基端側端面が操作部胴部64の先端面に当接するようになっている。
また、貫通孔51b内に配置される、折れ止めユニット38の支持部材38bの基端部、摺動リング71、カムリング72のうち、少なくともカムリング72の外径寸法は、折れ止めユニットの最大外径より所定寸法だけ大径である。支持部材38bの基端部、摺動リング71、及びカムリング72の外径寸法は、カムリング72の外径寸法より小さく設定される。
符号75は移動リングである。移動リング75の外周面は、硬度可変胴部63の内周面に周接されている。
符号76はカムピン76である。カムピン76の一端部は、移動リング75に螺合により固定されている。カムピン76の他端部は、硬度可変胴部63の側部に形成された長孔63aを介して硬度可変胴部63の外周面より突出してカムリング72のカム溝72a内に配置されている。
長孔63aは、操作部長手軸に平行に形成されている。
符号77はワイヤーストッパーである。ワイヤーストッパー77は、ワイヤー52の基端部に固定されている。
符号78はコイルストッパーである。コイルストッパー78は、環状部材79に図示しないビスで一体的に固定されるようになっている。コイルストッパー78は、穴部78aを備え、コイル53の端部が穴部78a内で固定されている。符号78bは、穴部78aと外部とを連通する貫通孔であり、ワイヤー52が挿通される。
この構成によれば、硬度可変リング51を回動操作することによって、この硬度可変リング51と一体なカムリング72が回転する。すると、カムリング72のカム溝72aに配置されているカムピン76が長孔63aに沿って操作部長手軸挿入部側、或いはその反対側に移動する。この結果、移動リング75が操作部長手軸挿入部側、或いはその反対側に移動されて、硬度可変機構54が稼働される。
そして、移動リング75が、操作部長手軸挿入部側とは反対側に移動されてコイル53に圧縮力を与えることにより、コイル53の可撓性を低い状態、つまり屈曲しにくい硬度(より正確には屈曲に対する硬度)が高くなり、可撓管部36の硬度が硬い状態に設定される。
ここで、内視鏡30のグリップ部40の操作部32からの取り外しについて説明する。
作業者は、以下のグリップ取り外し手順にしたがって、グリップ部40の取り外しを行う。
1.ゴムカバー55を破断、或いは破壊する。このことによって、硬度可変リング51を保持する保持リング66である分割リング66aが露出する。
2.露出された分割リング66aを分割リング配置溝38cから取り外す。このことによって、硬度可変リング51の操作部長手軸挿入部側への規制が解除されて、硬度可変リング51の取り外しが可能になる。
3.硬度可変リング51を操作部32から取り外す。その際、硬度可変リング51を操作部長手軸に沿って挿入部側に移動させることによって、硬度可変リング51とカムリング72との係合状態を解除する。そして、係合状態解除後、硬度可変リング51を操作部32から取り外し、硬度可変リング51を折れ止めユニット38を通過させ、挿入部31から取り外す。
硬度可変リング51を取り外すことによって、操作部枠体62の硬度可変胴部63に配置された支持部材38bの基端部、摺動リング71、及びカムリング72が露出されるとともに、操作部胴部64に配置されたシールリング73の先端側部が露出する。
4、シールリング73を操作部胴部64からら取り外す。シールリング73は、硬度可変胴部63に配置されたカムリング72、摺動リング71、支持部材38bの基端部及び折れ止めユニット38を通過して挿入部31から取り外される。
5.グリップリング74と操作部胴部64との螺合状態を解除し、螺合状態解除後、グリップリング74を操作部胴部64から取り外す。グリップリング74も、シールリング73と同様に、硬度可変胴部63に配置されたカムリング72、摺動リング71、支持部材38bの基端部及び折れ止めユニット38を通過して挿入部31から取り外される。
6.最後に、処置具用口金43をグリップ部40の連通孔40bから抜去する。このことにより、グリップ部40の操作部長手軸挿入部側に対する規制が解除される。
したがって、作業者が、グリップ部40を操作部長手軸挿入部側に移動していくことによって、グリップ部40もシールリング73及びグリップリング74と同様に、硬度可変胴部63に配置されたカムリング72、摺動リング71、支持部材38bの基端部及び折れ止めユニット38を通過して挿入部31から取り外される。
即ち、本実施形態によれば、操作部32から摺動リング71、カムリング72及びカムピン76と、折れ止めユニット38とを取り外すことなく、操作部32からグリップ部40を取り外して、操作部32内を露出させて観察等を行うことができるようになる。
そして、取り外したグリップ部40を操作部32に取り付ける場合、作業者は、上述した手順と逆の手順で組み付け行う。
このように、操作部枠体62を硬度可変胴部63と操作部胴部64とを備える段付き形状に形成し、硬度可変リング51の貫通孔51bの内径寸法と、操作部枠体62の操作部胴部64上に配置される、シールリング73、グリップリング74及びグリップ部40の内径寸法とを、折れ止めユニット38の最大外径部分より所定寸法だけ大径に設定するとともに、折れ止めユニット38の支持部材38bの基端部を操作部枠体62の硬度可変胴部63の外周面に配置して、硬度可変胴部63の外周面に配置された摺動リング71及びカムリング72の操作部長手軸挿入部側への移動を規制することにより、操作部32から折れ止めユニット38を取り外すことなく、且つ摺動リング71カムリング72、カムピン76を取り外すことなくグリップ部40を容易に取り外すことができる。
このことによって、グリップ部40の取り外し、組み付けの工数が大幅に低減されると共に、取り外しの際に塗布されているグリスを拭き取る作業、及び組み付ける際にグリスを再塗布する作業が不要になる。
ところで、図6に示すように挿入部101に硬度可変機構を備えていないタイプの内視鏡100では、操作部102からグリップ部103を取り外して、操作部102内を露出させる場合、作業者は以下の手順でグリップ部103の取り外し作業を行う。
即ち、折れ止めチューブ104aと支持部材104bとで構成されている折れ止めユニット104を挿入部101に沿って先端側にずらして移動する。次に、第1操作部枠体105に配設されているシールリング106を取り外す。次いで、第1操作部枠体105に螺合されているグリップリング107を取り外す。最後に口金108をグリップ部103から取り外す。その後、グリップ部103を操作部102から取り外す。
符号109は後端口金であり、先端側は可撓管部110の基端側を構成する蛇管部111に固定され、その基端側は第1操作部枠体105の前側端に固定されている。符号112は第2操作部枠体である。符号113はOリングであり、シールリング106の周溝114に配置されて、シールリング106の外周面とグリップ部103の先端側凹部115の内周面との間の水密を図る。
挿入部101に硬度可変機構を備えていないタイプの内視鏡100においては、折れ止めユニット104をずらすのが煩わしく、この内視鏡100においても上述した硬度可変機構54を備える内視鏡30ように折れ止めユニット104を取り外すことなくグリップ部103の取り外しが可能な構成が望まれている。
図7に示す内視鏡120は、折れ止め本体121と、支持部材122と、本体カバー部123とで構成された折れ止めユニット124を備えている。
折れ止め本体121は、樹脂製で座屈を防止する可撓性を有する。折れ止め本体121は、傾斜面部125と管部126とを備えて構成されている。傾斜面部125は、先端側に向かうにしたがって径寸法が細径になる。
支持部材122は金属製であって、折れ止め本体121と支持部材122とは、例えばインサート成形によって一体に形成されている。支持部材122は、後端口金109にビス127によって一体に固定されている。本実施形態において、管部126の径寸法及び支持部材122の外径寸法は、第1操作部枠体105の外径寸法より細径に設定されている。
本体カバー部123は、所定の弾性を有する樹脂製であり、シールリング部128を一体に備えて構成されている。即ち、本体カバー部123は、管部126、支持部材122及び第1操作部枠体105とを被覆する。
なお、支持部材122にはOリング129を配設するための周溝130が形成されている。このことにより、支持部材122の外周面と本体カバー部123の内周面との水密が図られている。また、本体カバー部123の先端側は、例えば、折れ止め本体121からの段落を防止するため接着固定されている。
本実施形態の内視鏡120では、操作部102からグリップ部103を取り外して、操作部102内を露出させる場合、以下の手順で行う。
まず、折れ止めユニット124の本体カバー部123を取り外す。次に、第1操作部枠体105に螺合されているグリップリング107を取り外す。最後に、口金108をグリップ部103から取り外す。
このことによって、折れ止め本体121を取り外すことなく、即ち、グリップ部103は、支持部材122及び折れ止め本体121を通過して挿入部101から取り外される。
このように、折れ止めユニット124を、傾斜面部125及び管部126を有する折れ止め本体121と、支持部材122と、シールリング部を兼ねる本体カバー部123とで構成し、折れ止め本体121の管部126の径寸法及び支持部材122の外径寸法を、第1操作部枠体105の外径寸法より細径に形成する。このことによって、本体カバー部123を操作部102から取り外した後、グリップリング107、口金108を取り外して、折れ止め本体121を移動させることなく、容易にグリップ部103を操作部102から取り外すことができる。
なお、図8に示すように本体カバー部123Aの支持部材122に対向する内周面の所定位置に段差部131を設けることによって、本体カバー部123Aの内面と支持部材122とが接触する長手方向の面積を少なくすることができる。このことにより、本体カバー部123Aの取り外しを容易に行える。
また、図9に示すように折れ止め本体121Aの管部126の先端側に接着だまり132を設けることによって、本体カバー部の先端側をより確実に接着固定することができる。
さらに、図9に示すように一体に形成される折れ止め本体121Aの外径を支持部材122の外径より細径にして、折れ止め本体121Aと支持部材122との境界に段部133を設ける。そして、本体カバー部123Bに、段部133に対応する段差部134を形成すると共に、支持部材122から露出される折れ止め本体121Aの外周面に密着配置されるリップ部135を設ける。
このことによって、Oリング129を設けることなく、支持部材122の外周面と本体カバー部123Bの内周面との水密を図れる。
又、図10に示す本体カバー部123Cは、所定の弾性を有する樹脂製であり、シールリング部128とグリップリング部136とを一体に備えて構成されている。そして、本体カバー部123Cは、第1操作部枠体105に螺合によって取り付けられる。
このことにより、本体カバー部123Cの第1操作部枠体105への螺合状態を解除した後、口金108を取り外すことによって、折れ止め本体121Aを移動させることなく、より容易にグリップ部103を操作部102から取り外すことができる。
なお、本体カバー部123Cを第1操作部枠体105に螺合するとき、或いはこの螺合状態を解除するとき、一体に構成された折れ止め本体121Aと支持部材122とが回動するおそれがある。この不具合を解消するため、後端口金109には回り止めピン137を設け、支持部材122には回り止めピン137が係入する係入穴138を形成する。
また、接着だまり132を設ける代わりに、本体カバー部123Cを穴嵌合部140に嵌めて固定するようにしてもよい。
さらに、図10に示すようにシールリング部128とグリップリング部136とを一体にする構成において、シールリング部128を設ける代わりに、図11の本体カバー部123Dに示すように本体カバー部基端部141の外周面に先端側凹部115の内周面に密着配置されるリップ部142を設けて、Oリングを不要な構成にするようにしてもよい。
尚、本発明は、以上述べた実施形態のみに限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形実施可能である。
1…挿入部 2…コイル 3…硬度可変ワイヤー 4…硬度可変リング
5…操作部 6…把持部ケーシング 7…ゴムカバー 8…折れ止めユニット
8a…折れ止めチューブ 8b…支持部材 9…後端口金
10…チューブ抑えピン 11…カムリング 12…硬度可変部枠体
13…摺動リング 14…シールリング 15…摺動リング抑えピン
16…環状部材 17…ネジ 18…カムピン 19…シールリング固定ピン
20…グリップリング 21…口金 22…操作部枠体 30…内視鏡
31…挿入部 32…操作部 33…ユニバーサルコード 34…先端部
35…湾曲部 35a…湾曲ワイヤー 36…可撓管部 36e…蛇管部
37…湾曲駒 38…折れ止めユニット 38a…折れ止めチューブ
38b…支持部材 38c…分割リング配置溝 38d…基端部
39…操作部ケーシング 40…グリップ部 40a…凸部 40b…連通孔
40c…貫通孔 40d…先端側孔 40e…基端側孔 40f…先端側凹部
41…送気送水ボタン 42…吸引ボタン 43…処置具用口金 44…分岐部材
45…処置具挿通チャンネル 47…ライトガイド 48…対物レンズ
49…撮像素子 50…信号ケーブル 51…硬度可変リング
51a…指掛け用溝 51b…貫通孔 51c…シールリング配置用凹部
51d…グリップ部配置用凹部 51e…係合溝 52…ワイヤー 53…コイル
54…硬度可変機構 55…ゴムカバー 61…後端口金 62…操作部枠体
63…硬度可変胴部 63a…長孔 64…操作部胴部 64a…雄ネジ部
65…操作部本体枠 66…保持リング 66a…分割リング 71…摺動リング
72…カムリング 72a…カム溝 72b…係合凸部 73…シールリング
73a…周溝 73b…周溝 73c…凸部 74…グリップリング
74a…雌ネジ部 75…移動リング 76…カムピン
77…ワイヤーストッパー 78…コイルストッパー 78a…穴部
79…環状部材 91…第1Oリング 92…第2Oリング 93…第3Oリング
94…第4Oリング 100…内視鏡 101…挿入部 102…操作部

103…グリップ部 104…折れ止めユニット 104a…折れ止めチューブ
104b…支持部材 105…第1操作部枠体 106…シールリング
107…グリップリング 108…口金 109…後端口金 110…可撓管部
111…蛇管部 112…第2操作部枠体 113…Oリング 114…周溝
115…先端側凹部 120…内視鏡 121…折れ止め本体 122…支持部材
123…本体カバー部 124…折れ止めユニット 125…傾斜面部
126…管部 128…シールリング部 129…Oリング 130…周溝
131…段差部 133…段部 134…段差部 135…リップ部
136…グリップリング部 137…回り止めピン 138…係入穴
140…穴嵌合部 141…本体カバー部基端部 142…リップ部

Claims (4)

  1. 可撓管部の硬度を可変させる硬度変更用ワイヤ及び硬度変更用コイルで構成された硬度可変機構を備える挿入部と、
    前記挿入部の基端側に連設する、把持部ケーシング及び操作部ケーシングで構成され、少なくとも前記把持部ケーシング内に先端側が前記挿入部に連結された操作部枠体を備える操作部と、
    前記可撓管部と前記操作部との接続部に設けられ、当該可撓管部の座屈を防止する折れ止めユニットと、
    前記折れ止めユニットと前記把持部ケーシングとの間に回動自在に保持され、前記操作部枠体の外周に周接されるカムリングを内周面側に一体に係合する係合部を備え、操作部長手軸回りの回動操作によって一体に係合された前記カムリングを回転させて、当該操作部枠体の内周に周接されている移動枠を操作部長手軸方向に移動させて前記硬度可変機構を稼働させる硬度可変リングと、
    前記操作部枠体に形成された雄ネジ部に螺合する雌ネジ部を備え、前記操作部枠体の外周面に配置されている把持部ケーシングを当該操作部枠体の所定位置に保持するグリップリングと、を具備する内視鏡において、
    前記硬度可変リングの内径及び前記グリップリングの内径を前記折れ止めユニットの最大外径より大径に形成し、前記操作部枠体を前記グリップリングが配設される操作部胴部、及びこの操作部胴部より細径で前記硬度可変リングと一体に係合するカムリングが周接される硬度可変胴部を有する段付き形状に形成したことを特徴とする内視鏡。
  2. 前記操作部胴部に、前記把持部ケーシングの内周面に押圧配置される水密保持部材が配置される周溝、及び前記硬度可変リングの内周面に押圧配置される水密保持部材が配置される周溝を外周面側に有する、シールリングを周接させたことを特徴とする請求項1に記載の内視鏡。
  3. 前記折れ止めユニットが、可撓管部の座屈を防止する折れ止めチューブと、前記硬度可変胴部の外周面側に端部が配置される支持部材とを備える構成において、
    前記支持部材の外周面に周溝を形成し、その周溝に前記硬度可変リングの移動を規制する保持部材を設けたことを特徴とする請求項1に記載の内視鏡。
  4. 前記保持部材は、分割して構成され、主溝に螺合によって配置されることを特徴とする請求項3に記載の内視鏡。
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