JP5139216B2 - 内視鏡 - Google Patents

内視鏡 Download PDF

Info

Publication number
JP5139216B2
JP5139216B2 JP2008241708A JP2008241708A JP5139216B2 JP 5139216 B2 JP5139216 B2 JP 5139216B2 JP 2008241708 A JP2008241708 A JP 2008241708A JP 2008241708 A JP2008241708 A JP 2008241708A JP 5139216 B2 JP5139216 B2 JP 5139216B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rotation
operation unit
button
unit
longitudinal axis
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2008241708A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2010069108A (ja
Inventor
究 藤谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Olympus Medical Systems Corp
Original Assignee
Olympus Medical Systems Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Olympus Medical Systems Corp filed Critical Olympus Medical Systems Corp
Priority to JP2008241708A priority Critical patent/JP5139216B2/ja
Publication of JP2010069108A publication Critical patent/JP2010069108A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5139216B2 publication Critical patent/JP5139216B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B1/00Instruments for performing medical examinations of the interior of cavities or tubes of the body by visual or photographical inspection, e.g. endoscopes; Illuminating arrangements therefor
    • A61B1/00002Operational features of endoscopes
    • A61B1/00039Operational features of endoscopes provided with input arrangements for the user
    • A61B1/00042Operational features of endoscopes provided with input arrangements for the user for mechanical operation

Landscapes

  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Surgery (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Biophysics (AREA)
  • Medical Informatics (AREA)
  • Nuclear Medicine, Radiotherapy & Molecular Imaging (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • Pathology (AREA)
  • Radiology & Medical Imaging (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Biomedical Technology (AREA)
  • Heart & Thoracic Surgery (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Molecular Biology (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Instruments For Viewing The Inside Of Hollow Bodies (AREA)
  • Endoscopes (AREA)

Description

本発明は、挿入部が操作部に対して周方向に回動可能な内視鏡に関する。
一般的に、挿入部は、操作部に一体に固定されている。体内の管腔臓器に向けて挿入部を体内に挿入する際、挿入部と操作部とを同時に捻る操作が必要である。そのとき、挿入部と操作部との捻り量が大きい場合やその状態で挿入部と操作部とを保持する場合は術者の負担になっている。
そのため、近年、内視鏡には、挿入部を操作部に対して挿入部の軸周りに回動する回動機構が備えられている。また内視鏡には、回動機構によって回動する挿入部の回動を規制(ロック)する規制機構が備えられている。この規制機構は、折れ止め部材と操作部との間に配設されている。折れ止め部材は、挿入部と操作部との間に配設される。規制機構は、例えばダイアル式のロック機構でもある。規制機構において、ダイアルが回動することにより、挿入部の回動を規制する。
このような挿入部を回動させる操作は、規制が解除された際に、ダイアル部から離れた折れ止め部を把持して折れ止め部と共に挿入部を操作部に対して回動させる、または挿入部を把持して挿入部に対して操作部を直接回動させることとなる。
例えば特許文献1には、挿入部の外径を極力細く設定でき、湾曲部を360°回転自在とし、湾曲部の湾曲方向と回動規制の領域とを一致させて操作性の向上化を得る内視鏡が開示されている。この内視鏡は、挿入部を挿入軸周りに回動させる回動機構部と、回動機構部の回動を規制するストッパ機構とを有している。
また例えば特許文献2には、複数の処置具挿通用チャンネルの先端開口から処置具を突出させて内視鏡的処置を行う際の操作性及び作業性に優れた内視鏡が開示されている。この内視鏡は、挿入部を回転させる回転操作リングを有し、回転ストッパ構造を内蔵している。
特開2005−124632号公報 特開2005−254002号公報
上述した回動機構と規制機構(ロック機構)とを備える内視鏡において、挿入部の回動を規制する動作と、挿入部を回動させる動作とは、回動させる動作及び方向が同一であるため、間違いやすい。
また上述した内視鏡は、挿入部を回動させるために回動機構を操作する操作部と、挿入部の回動を規制するために規制機構を操作する操作部とを有している。これら操作部同士は、互いに離れている。そのため術者は、挿入部の回動の規制を解除した後、挿入部を回動させる際に、操作のために移動しなければならず、操作に手間がかかり、操作が煩雑となってしまう。
そのため本発明は、上記課題を鑑みて、挿入部の回動を規制させる操作と、挿入部を操作部に対して回動させる操作との間違いを防止でき、挿入部の回動の規制を解除した後、挿入部を操作部に対して回動させる操作が簡易な内視鏡を提供することを目的とする。
本発明は目的を達成するために、操作部に対して挿入部が挿入部の長手軸方向に対する周方向に回動自在な内視鏡であって、前記挿入部に一体的に固定され、前記周方向に回動することで前記挿入部を前記周方向に回動させる回動操作を行う回動操作部と、前記回動操作部に配設され、前記周方向とは異なる方向に移動することで、前記挿入部の回動を規制するための規制操作を行う規制操作部を含む回動規制機構と、を具備することを特徴とする内視鏡を提供する。
本発明によれば、挿入部の回動を規制させる操作と、挿入部を操作部に対して回動させる操作との間違いを防止でき、挿入部の回動の規制を解除した後、挿入部を操作部に対して回動させる操作が簡易な内視鏡を提供することができる。
以下、図面を参照して本発明の実施形態について詳細に説明する。
図1乃至図3を参照して第1の実施形態について説明する。
図1に示すように内視鏡1は、体腔内に挿入される細長い挿入部2と、挿入部2の基端部に連結され、術者が把持して種々の操作を行う操作部3(固定部材)3と、操作部3より延出したユニバーサルコード4と、ユニバーサルコード4の先端部に連結されたコネクタ部5とで主に構成されている。
挿入部2は、操作部3に対して挿入部2の長手軸方向に対する周方向に回動自在であり、後述する回動機構2aによって回動し、回動規制機構2bによって回動を規制される。操作部3は、挿入部2の後述する湾曲部7の方向を変位させる操作を行う。コネクタ部5は、図示しない光源装置及び図示しないカメラコントロールユニットに接続される。
挿入部2は、基端部が操作部3側に連結された長尺の可撓管部(可撓管)6と、可撓管部6の先端と連結された例えば2方向(上下方向であるUP方向とDOWN方向)に湾曲変形可能な湾曲部7と、湾曲部7の先端と連結された硬質な先端硬性部8とを有する。先端硬性部8には、図示しない観察光学系と、照明光学系と、処置具挿通チャンネルの先端開口部と、送気送水ノズルなどが配設されている。
可撓管部6の基端部6aには、後述する可撓管部6と操作部3との連結構造を座屈から保護するために、弾力性を有している例えばゴム製の折れ止め部材20が配設されている。
操作部3には、湾曲部7を操作するための湾曲操作レバー9が配設されている。また操作部3内には、湾曲操作レバー9の操作に連動して湾曲操作ワイヤを牽引する湾曲操作機構が配設されている。湾曲操作ワイヤの基端は湾曲操作機構と接続し、湾曲操作ワイヤの先端は挿入部2を挿通し先端硬性部8と接続している。湾曲操作レバー9の操作に連動して湾曲操作機構が駆動され、図示しない湾曲操作ワイヤを牽引操作して湾曲部7を2方向に遠隔的に湾曲操作させるようになっている。これにより挿入部2は、目的部位に向かって湾曲することとなっている。
さらに、操作部3には、処置具挿通チャンネルに連結された処置具挿入部10と、各種の操作スイッチ11などが配設されている。
次に挿入部2と操作部3との回動機構2aと回動規制機構2bとについて図2Aと図2Bとを参照して説明する。
基端部6aの外周面側には、例えば金属製の可撓管部口金60の先端部60cが一体的に配設されている。操作部3の先端部3cの内周面側には、例えば金属製の操作部口金30の基端部30aが一体的に配設されている。可撓管部口金60の基端部60aは、操作部口金30の先端部30cに対して挿入部2の長手軸方向に対する周方向に回動可能に内挿されている。これにより挿入部2(可撓管部6)は、操作部3に対して周方方向に回動自在に連結する。
このように連結する挿入部2(可撓管部6)と操作部3との外周には、操作部3に対して挿入部2(可撓管部6)を回動させる回動機構2aと操作部3に対する挿入部2(可撓管部6)の回動を規制する回動規制機構2bとを有するダイアル部40が配設されている。ダイアル部40は、可撓管部口金60と操作部口金30とを覆うように配設されている。
回動機構2aは、挿入部2の可撓管部6に一体的に固定され、挿入部2の長手軸方向に対する周方向に回動することで操作部3に対して挿入部2を周方向に回動させる回動操作を行う例えばプラスチック製の回動操作部41を有している。
この回動操作部41は、連結している可撓管部口金60と操作部口金30との外周側に配設されている。また回動操作部41は、可撓管部6に対して回動操作を行う操作部であり、ダイアル部40を把持するための把持部である。
回動操作部41は、折れ止め部材20と例えばプラスチック製の第1のピン21によって連結されている。また折れ止め部材20は、先端部60cの外周面60d側と例えばプラスチック製の第2のピン22によって連結されている。つまり回動操作部41は、挿入部2と一体的に固定されている。
回動操作部41が周方向に回動することで、折れ止め部材20と可撓管部口金60とも回動する。これにより可撓管部6は、操作部3に対して回動する。より詳細には、回動操作部41は、操作部3と操作部口金30と後述するハウジング23とに対して、可撓管部6と折れ止め部材20とを回動させることで、操作部3に対して挿入部2を回動させる。このとき、操作部3と操作部口金30と後述するハウジング23とは、回動せず、固定されたままである。
この回動操作部41は、挿入部2の長手軸方向に直交する方向(以下、直交方向)に沿って形成される貫通孔41aを有している。
なお挿入部2の長手軸方向と直交方向とは、周方向とは異なる方向であることを示す。 また直交方向は、挿入部2の中心軸から外周側に向かう方向であり、後述するボタン42を操作する方向である。
なお回動機構2aは、折れ止め部材20と可撓管部口金60とを有していてもよい。
回動規制機構2bは、貫通孔41aに配設され、回動操作部41から直交方向に移動することで、挿入部2の回動を規制する規制操作を行う例えば樹脂製の規制操作部であるボタン42と、ボタン42をカバーするために回動操作部41の外周面41bに配設される例えば樹脂製のボタンカバー43と、可撓管部口金60上に配置され、ボタン42の下部42aにおける側面42bに係合し、ボタン42の進退移動に応じて挿入部2の長手軸方向に沿ってスライド移動可能な例えばプラスチック製の連結部材44と、連結部材44に配設され、連結部材44のスライド移動に応じて操作部3(操作部口金30の先端部30c)を挿入部2の長手軸方向に付勢する付勢力を有し、付勢した際の付勢力によって回動操作部41の回動を規制し、操作部3に対する挿入部2の回動を規制する例えばゴム製の付勢部材46と、ボタン42の底面42cに配設され、ボタン42を直交方向に付勢する(進退移動させる)付勢力を有し、可撓管部口金60の中端部60bと接続している例えばバネなどの付勢部材47と、を有している。
ボタン42は、貫通孔41aに配設されているために、回動操作部41の外周面41bから進退自在に突出し、回動操作部41に配設されることとなる。ボタン42は、湾曲部7の湾曲方向側に配設されている。より詳細には、ボタン42は、湾曲部7がUP方向に湾曲した際に、湾曲部7のUP方向側に配設されている。
ボタン42の上部42dは、外周面41bから略1cm以内の範囲で回動操作部41から突出していることが好適である。つまり外周面41bからのボタン42の突出量は、略1cm以下である。
また下部42aは、貫通孔41aを介して回動操作部41の内周面41c側から挿入部2の中心軸側に向かって突出している。側面42bは、連結部材44に対向しており、テーパ形状を有し、直交方向において拡開しており、より詳細には、挿入部2の中心軸に向かって広がっている。側面42bは、ボタン42の進退移動に応じて、ボタン42と同方向に進退移動する。この下部42aは、ボタン42(下部42a)が付勢部材47の付勢力によって回動操作部41(外周面41b)から突出することを防止する防止部である。
側面42bは、連結部材44と当接し、連結部材44の側面44aに配設される係合溝44bと係合するための凸部42eを有している。
つまりボタン42は、凸部42eを有するテーパ形状の側面42bを有している。
連結部材44は、側面42bに対向するテーパ形状の側面44aを有している。連結部材44は、この側面44aに、凸部42eと係合する凹部である係合溝44bを有している。
連結部材44は、係合溝44bが凸部42eに係合することで、ボタン42と係合する。ボタン42が進退移動すると、凸部42eは係合溝44bをスライド移動する。
これにより連結部材44は、ボタン42の進退移動に応じて挿入部2の長手軸方向に沿って、可撓管部口金60の中端部60bと基端部60aとの間(先端部30cと側面42bとの間)をスライド移動する。このように連結部材44がスライド移動する際、凸部42eは係合溝44bをスライド移動する。
付勢部材46は、連結部材44のスライド移動に応じて操作部3(先端部30c)を付勢し、このときの付勢力によって回動操作部41の回動を規制し、操作部3に対する可撓管部6の回動を規制する。
付勢部材46は、周方向における1箇所に配設される。上述したように回動操作部41が周方向に回動する際、貫通孔41aと可撓管部口金60における付勢部材47とによってボタン42も回動する。同時に、凸部42eが係合溝44bと係合しているため、連結部材44もボタン42と共に回動する。また連結部材44が回動することで、連結部材44に配設されている付勢部材46も回動する。つまり回動操作部41が回動すると、折れ止め部材20と可撓管部口金60とボタン42と連結部材44と付勢部材46と付勢部材47とが回動する。
回動規制機構2bにおけるボタン42と連結部材44と付勢部材46とは、回動操作部41内部に配設され、回動操作部41が回動する回動方向とは異なる方向である直交方向と挿入部2の長手軸方向とのいずれかに移動することで、操作部3に対する可撓管部6の回動を規制する。
このように本実施形態では、挿入部2(可撓管部6)に対して回動操作を行うための操作部である回動操作部41と挿入部2(可撓管部6)の回動の規制を操作するための操作部であるボタン42とは、別体である。
上述した操作部口金30は、先端部30cの外周面30d側において例えばプラスチック製のハウジング23と例えばプラスチック製の第3のピン24によって連結されている。ハウジング23は、ハウジング23の軸方向である挿入部2の長手軸方向の先端部23aにおいて、直交方向に出っ張っている出っ張り部25を有している。先端部30cは、付勢部材46によって付勢される。
中端部23bに形成される凸部23cと先端部3cとの間には、例えば樹脂製のOリング26が配設される。
凸部23cを含む中端部23bと、Oリング26と、出っ張り部25とは、回動操作部41に当接する。
回動操作部41が回動する際、操作部3と操作部口金30とハウジング23とは回動方向に対して固定されている固定部である。
次に本実施形態の動作方法について図2Aと図2Bと図3とを参照して説明する。
まず操作部3に対する挿入部2の回動動作について説明する。
ボタン42が挿入部2の中心軸側に向かって押し込まれると、下部42aも押し込まれる。このとき連結部材44において、係合溝44bは、凸部42eに沿って基端部60a側から中端部60b側に向って移動する。これにより連結部材44は、可撓管部口金60上を基端部60a側から中端部60b側に移動する。つまり連結部材44は、ボタン42の進退移動に応じて挿入部2の長手軸方向に沿って基端部60a側から中端部60b側にスライド移動する。またこれにより操作部口金30に対する付勢部材46の付勢は、開放される。
付勢部材46の付勢が開放されると、回動操作部41が回動可能となる。回動操作部41が操作部3と操作部口金30とハウジング23とに対して周方向に回動すると、回動操作部41と共に折れ止め部材20と可撓管部口金60とボタン42と連結部材44と付勢部材46と付勢部材47とが回動する。これにより可撓管部6(挿入部2)は、操作部3に対して回動する。
次に操作部3に対する挿入部2の回動規制動作について説明する。
ボタン42は、挿入部2の中心軸側に向かって押し込まれないと、付勢部材47によって付勢され外周面41bから突出する。このボタン42の突出量は、外周面41bから略1cm以下である。このときボタン42は、防止部である下部42aによって、回動操作部41から突出されることを防止される。また連結部材44において、係合溝44bは、凸部42eに沿って中端部60b側から基端部60a側に向って移動する。これにより連結部材44は、可撓管部口金60上を中端部60b側から基端部60a側に移動する。またこれにより付勢部材46は、操作部口金30を付勢する。つまり付勢部材46は、連結部材44のスライド移動に応じて操作部3を挿入部2の長手軸方向に付勢する。
付勢部材46が操作部口金30を付勢すると、回動操作部41はこの付勢力によって回動を規制される。これにより可撓管部6(挿入部2)は、操作部3に対する回動を規制される。
このように本実施形態では、直交方向において挿入部2の外周側に向かってボタン42が移動すると可撓管部6を操作部3に対して回動を規制可能である。また本実施形態では、直交方向において中心軸側に向かってボタン42を移動させ、回動操作部41を周方向に回動させることで、可撓管部6を操作部3に対して回動可能である。
言い換えると本実施形態では、回動操作部41とボタン42とは別体であり、操作部3に対する可撓管部6の回動を規制するためにボタン42を操作する方向(直交方向)と回動操作部41が回動する回動方向とは異なる。これにより本実施形態では、挿入部2の回動を規制させる操作(方向)と、挿入部2を回動させる操作(方向)との間違いを防止できる。また本実施形態では、挿入部2の回動の規制を解除した後、挿入部2を操作部3に対して回動させる操作を簡易にすることができる。
また本実施形態では、挿入部2の回動の規制を操作する操作部であるボタン42を、挿入部2に対して回動操作を行う操作部である回動操作部41の貫通孔41aに配設し、ボタン42を回動操作部41に配設している。よって本実施形態では、例えばボタン42によって挿入部2の回動の規制を解除した後、回動操作部41によって挿入部2を操作部3に対して簡易に回動させる操作を行うことができる。つまり本実施形態では、挿入部2の回動の規制を解除した後、挿入部2を操作部3に対して回動させる際に、操作のために移動する必要がなく、操作の手間を省くことができ、操作を簡易にすることができる。
また本実施形態では、凸部42eと係合溝44bとによって、ボタン42の進退移動に応じて連結部材44をスライド移動させることができる。よって本実施形態では、ボタン42に加わる操作力を連結部材44に無駄なく伝達することができ、回動操作部41の回動を容易に規制することができる。
また本実施形態では、ボタン42を湾曲部7の湾曲方向側に配設している。よって本実施形態では、挿入部2を回動させた際であっても、ボタン42を湾曲部7の湾曲方向の指標とすることができる。
また本実施形態では、回動操作部41からのボタン42の突出量を略1cm以下とすることで、挿入部2の回動の規制のための操作を容易にすることができる。
また本実施形態では、付勢部材46を周方向における1箇所にて配設しているため、付勢する箇所を1箇所とすることができる。よって本実施形態では、付勢部材46の付勢力を容易に開放でき、挿入部2を容易に回動させることができる。
次に図4Aと図4Bとを参照して第2の実施形態について説明する。第1の実施形態と同一の構成については第1の実施形態と同一の参照符号を付すことにより説明を省略する。
上述した第1の実施形態では、挿入部2(可撓管部6)に対して回動操作を行う回動操作部41と、挿入部2の回動を規制する規制操作を行う規制操作部であるボタン42とは、別体であるが、本実施形態では、一体化している。
本実施形態において、操作部口金30は、先端部30cにおける外周面30d側において例えばプラスチック製のハウジング28aと例えばプラスチック製の第4のピン29aによって連結されている。
また本実施形態において、可撓管部口金60は、先端部60cの外周面60d側において例えばプラスチック製のハウジング28bと例えばプラスチック製の第5のピン29bによって連結されている。
ハウジング28aとハウジング28bとにはそれぞれ凹部28d,28eが配設されている。凹部28d,28eには、Oリング26が配設されている。
また中端部60bの外周面60dには、ハウジング28aとハウジング28bとの間に挟まれるように例えばプラスチック製のハウジング28cが配設されている。
直交方向において、ハウジング28aとハウジング28bとは同じ高さ位置を有し、ハウジング28cの高さ位置はハウジング28aとハウジング28bとの高さ位置よりも低い。
本実施形態における回動操作部41は、周方向とは異なる方向である挿入部2の長手軸方向にスライド移動可能であり、挿入部2の長手軸方向にスライド移動することにより、挿入部2の回動を規制する規制操作を行う規制操作部を兼ねる。つまり回動操作部41は、回動操作を行う回動操作部と、規制操作を行う規制操作部とを兼ねる。そのため回動操作部と、規制操作部とは一体である。
回動操作部41は、ハウジング28aとハウジング28bとに載置される長辺部41eと、ハウジング28cに載置され長辺部41eの中端部にて凸設されている短辺部41fとを有している。
短辺部41fの操作部3側には、回動操作部41が操作部3側に向って挿入部2の長手軸方向にスライド移動した際に、操作部3(ハウジング28a)を挿入部2の長手軸方向に付勢する付勢力を有し、付勢した際の付勢力によって回動操作部41の回動を規制し、操作部3に対する挿入部2の回動を規制する例えばゴムなどの付勢部材46が配設されている。
またハウジング28bとハウジング28cと長辺部41eと短辺部41fとによって囲まれる空間には、付勢部材46の付勢力よりも強い付勢力を有し、この付勢力によって回動操作部41を挿入部2の長手軸方向に沿って操作部3(ハウジング28a)側にスライド移動させる例えばコイルバネなどの付勢部材48が配設されている。
本実施形態において回動規制機構2bは、回動操作部41と、付勢部材46と、付勢部材48とを備えていることとなる。
回動操作部41と付勢部材46と付勢部材48とは、ハウジング28cの外周上にて、周方向において例えば全周状に配設されている。
回動操作部41は、短辺部41fを介してハウジング28c上を、及び長辺部41eを介してハウジング28a,28b上を、挿入部2の長手軸方向にスライド移動可能である。このとき付勢部材46がハウジング28aを付勢することにより、回動操作部41は操作部3に対する可撓管部6の回動を規制する。
また回動操作部41とハウジング28cとは、例えばDカット形状等によって互いに同時に回動可能となるように連結されている。これにより回動操作部41は、短辺部41fを介してハウジング28c上を、及び長辺部41eを介してハウジング28a,28b上を、周方向に回動可能である。
回動操作部41が周方向に回動すると、ハウジング28b,28cと可撓管部口金60と折れ止め部材20とも回動する。これにより可撓管部6は、操作部3に対して回動する。またこのとき、ハウジング28aと操作部口金30と操作部3とは、回動せず、固定されたままである。
このように本実施形態の回動機構2aは、回動操作部41を備えている。
なお回動機構2aは、折れ止め部材20と可撓管部口金60とハウジング28b,28cとを有していてもよい。
次に本実施形態の動作方法について図4Aと図4Bとを参照して説明する。
まず操作部3に対する挿入部2の回動動作について説明する。
回動操作部41が例えば術者によって把持され、回動操作部41が例えば術者によって付勢部材48の付勢力以上の力で挿入部2の長手軸方向に沿ってハウジング28b側に向かってスライド移動すると、ハウジング28aに対する付勢部材46の付勢は、開放される。
付勢部材46の付勢が開放されると、回動操作部41が回動可能となる。回動操作部41が操作部3と操作部口金30とハウジング28aとに対して周方向に回動すると、回動操作部41と共に折れ止め部材20と可撓管部口金60とハウジング28b,28cとが回動する。これにより可撓管部6は、操作部3に対して回動する。
次に操作部3に対する挿入部2の回動規制動作について説明する。
回動操作部41が手放されると、回動操作部41は付勢部材48の付勢力によって挿入部2の長手軸方向に沿ってハウジング28aに向かって付勢され、スライド移動する。これにより付勢部材46は、ハウジング28aを付勢する。このとき回動操作部41は、付勢部材46の付勢力によって回動を規制される。これにより可撓管部6は、操作部3に対して回動を規制される。
このように本実施形態では、第1の実施形態と同様の効果を得ることができる。また本実施形態において、回動操作部41が、回動操作部と、規制操作部とを兼ねている。そのため本実施形態では、回動する操作と、回動を規制する操作とをより簡易とすることができる。
また本実施形態では、付勢部材48の付勢力を付勢部材46の付勢力よりも強くしている。これにより本実施形態では、回動操作部41を手放すことで、常に挿入部2の回動を規制することができ、例えば手術中に術者の意図しない挿入部2の回動を防止することができる。
また本実施形態では、付勢部材46と付勢部材48とを全周上に配設することも可能なために、より強固に挿入部2の回動を規制することができる。
また本実施形態では、部品点数を削減でき、簡易な構成であるため、安価な内視鏡を提供することができる。
本発明は、上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合せにより種々の発明を形成できる。
図1は、本発明の第1の実施形態における内視鏡の概略構成を示す斜視図である。 図2Aは、第1の実施形態における可撓管部と操作部との回動機構と回動規制機構との外部構成を示す図である。 図2Bは、第1の実施形態における可撓管部と操作部との回動機構と回動規制機構との内部構成を示す図である。 図3は、第1の実施形態における連結部材とボタンの係合状態を示す図であり。図2B中のB−B線に沿った図である。 図4Aは、第2の実施形態における可撓管部と操作部との回動機構と回動規制機構との外部構成を図である。 図4Bは、第2の実施形態における可撓管部と操作部との回動機構と回動規制機構との内部構成を図である。
符号の説明
1…内視鏡、2…挿入部、2a…回動機構、2b…回動規制機構、3…操作部、3c…先端部、6…可撓管部、6a…基端部、7…湾曲部、8…先端硬性部、20…折れ止め部材、23…ハウジング、30…操作部口金、30a…基端部、30c…先端部、30d…外周面、33…操作部、40…ダイアル部、41…回動操作部、41a…貫通孔、41b…外周面、41c…内周面、42…ボタン、42a…下部、42b…側面、42c…底面、42d…上部、42e…凸部、43…ボタンカバー、44…連結部材、44a…側面、44b…係合溝、46…第1の付勢部材、47…第2の付勢部材、60…可撓管部口金、60c…先端部、60a…基端部、60b…中端部、60d…外周面。

Claims (6)

  1. 操作部に対して挿入部が挿入部の長手軸方向に対する周方向に回動自在な内視鏡であって、
    前記挿入部に一体的に固定され、前記周方向に回動することで前記挿入部を前記周方向に回動させる回動操作を行う回動操作部と、
    前記回動操作部に配設され、前記周方向とは異なる方向に移動することで、前記挿入部の回動を規制するための規制操作を行う規制操作部を含む回動規制機構と、
    を具備することを特徴とする内視鏡。
  2. 前記回動規制機構は、
    前記規制操作部であり、前記異なる方向である前記挿入部の長手軸方向に直交する直交方向において、前記回動操作部から進退自在に突出するボタンと、
    前記ボタンの進退移動に応じて前記挿入部の長手軸方向に沿ってスライド移動可能な連結部材と、
    前記連結部材のスライド移動に応じて前記操作部を前記挿入部の長手軸方向に付勢する付勢力を有し、付勢した際の前記付勢力によって前記回動操作部の回動を規制し、前記操作部に対する前記挿入部の回動を規制する付勢部材と、
    を具備することを特徴とする請求項1に記載の内視鏡。
  3. 前記ボタンは、凸部を有するテーパ形状の側面を有し、
    前記連結部材は、前記ボタンの側面に対向し、前記凸部と係合する係合溝を有するテーパ形状の側面を有し、
    前記連結部材が前記ボタンの進退移動に応じて前記挿入部の長手軸方向に沿ってスライド移動する際に、前記凸部は前記係合溝をスライド移動することを特徴とする請求項2に記載の内視鏡。
  4. 前記ボタンは、前記挿入部における湾曲部の湾曲方向側に配設されていることを特徴とする請求項3に記載の内視鏡。
  5. 前記回動操作部から突出する前記ボタンの突出量は、略1cm以下であることを特徴とする請求項4に記載の内視鏡。
  6. 前記回動操作部は、前記回動操作部が回動する前記周方向とは異なる方向である前記挿入部の長手軸方向にスライド移動可能であり、前記回動操作部は、前記挿入部の長手軸方向にスライド移動することにより、前記挿入部の回動を規制する規制操作を行う前記規制操作部を兼ね、
    前記回動規制機構は、
    前記規制操作部を兼ねる前記回動操作部と、
    前記回動操作部が前記操作部側に向かって前記挿入部の長手軸方向にスライド移動した際に、前記操作部を前記挿入部の長手軸方向に付勢する第1の付勢力を有し、付勢した際の前記付勢力によって前記回動操作部の回動を規制し、前記操作部に対する前記挿入部の回動を規制する第1の付勢部材と、
    前記第1の付勢力よりも強い第2の付勢力を有し、前記第2の付勢力によって前記回動操作部を前記挿入部の長手軸方向に沿って前記操作部側にスライド移動させる第2の付勢部材と、
    を具備することを特徴とする請求項1に記載の内視鏡。
JP2008241708A 2008-09-19 2008-09-19 内視鏡 Active JP5139216B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008241708A JP5139216B2 (ja) 2008-09-19 2008-09-19 内視鏡

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008241708A JP5139216B2 (ja) 2008-09-19 2008-09-19 内視鏡

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010069108A JP2010069108A (ja) 2010-04-02
JP5139216B2 true JP5139216B2 (ja) 2013-02-06

Family

ID=42201426

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008241708A Active JP5139216B2 (ja) 2008-09-19 2008-09-19 内視鏡

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5139216B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2016042843A1 (ja) 2014-09-16 2016-03-24 オリンパス株式会社 内視鏡
EP3235417A4 (en) * 2014-12-19 2018-09-12 Olympus Corporation Endoscope system

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3255761B2 (ja) * 1993-06-15 2002-02-12 オリンパス光学工業株式会社 内視鏡
JP2005124632A (ja) * 2003-10-21 2005-05-19 Olympus Corp 内視鏡
JP2005254002A (ja) * 2005-05-23 2005-09-22 Olympus Corp 内視鏡
JP4526498B2 (ja) * 2006-03-07 2010-08-18 オリンパスメディカルシステムズ株式会社 内視鏡

Also Published As

Publication number Publication date
JP2010069108A (ja) 2010-04-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8591405B2 (en) Bending operation device for endoscope and the endoscope
US20090062606A1 (en) Endoscope guiding tube device
JP5253676B2 (ja) 内視鏡
WO2017130460A1 (ja) 内視鏡
WO2015087939A1 (ja) 内視鏡処置具
CN108601600B (zh) 内窥镜工具
WO2019187390A1 (ja) 内視鏡及び長尺部材の取付け方法
JP5139216B2 (ja) 内視鏡
JP2005124632A (ja) 内視鏡
JP6982700B2 (ja) 内視鏡用チャンネルユニット
WO2017175280A1 (ja) 内視鏡用処置具
US20230096539A1 (en) Endoscope
JP5284917B2 (ja) 内視鏡
JP2018143583A (ja) 内視鏡
JP2011072413A (ja) ガイドチューブ、該ガイドチューブを具備する内視鏡装置
JP2018175291A (ja) シースセット及び内視鏡システム
JP6854932B2 (ja) 内視鏡
WO2016042843A1 (ja) 内視鏡
JP6747800B2 (ja) 処置具挿通具
US20170336621A1 (en) Distal end hood for endoscope
WO2015198641A1 (ja) 内視鏡システム
US11224331B2 (en) Advance and retreat assisting tool for treatment instrument and endoscope system
JPWO2020026336A1 (ja) 内視鏡システムおよび曲針デリバリー方法
JP6655396B2 (ja) 処置具挿通具
JP2006110053A (ja) 内視鏡と内視鏡システム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20110322

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20121025

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20121106

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20121115

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 5139216

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20151122

Year of fee payment: 3

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250