JPWO2020026336A1 - 内視鏡システムおよび曲針デリバリー方法 - Google Patents

内視鏡システムおよび曲針デリバリー方法 Download PDF

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Abstract

内視鏡システムは、近位端と遠位端を有し、近位端から遠位端まで延びた主ルーメンおよびサブルーメンが形成されたオーバーチューブと、チャンネルを有し、主ルーメンに挿入される内視鏡と、サブルーメン内に進退自在に配置された可撓性のシャフトと、シャフトの先端に設けられ、曲針を保持する針ホルダとを備え、針ホルダは、シャフトの操作により、保持した曲針がサブルーメンの先端開口から突出する位置に移動可能であり、シャフトの長手軸周りの回動に伴って、サブルーメンの先端開口から突出した針ホルダによって保持された曲針の一部を、サブルーメンの先端開口の前方の位置から、主ルーメンに挿入された内視鏡の前記チャンネルの前方の位置まで移動させることが可能に構成されている。

Description

本発明は、オーバーチューブを備えた内視鏡システムおよび曲針デリバリー方法に関する。
現在、軟性内視鏡を消化管に導入して各種処置が行われている。軟性内視鏡を使ってより幅広い手技を行うことが検討されており、縫合を伴う手技も対象となっている。
特許文献1には、曲針が内蔵されたオーバーチューブが開示されている。
日本国特開2003−284722号公報
特許文献1に記載のオーバーチューブでは、曲針がオーバーチューブと連結されているため、オーバーチューブから離れた位置での縫合が困難である。また、連結された曲針を回動して縫合を行うため、可能な縫合の態様も限られる。
他の曲針導入方法として、内視鏡に通した持針器等で曲針をつかみ、オーバーチューブ内に通して体内に曲針を導入する方法が知られている。しかし、消化管が体内で強く湾曲している等の場合、曲針がオーバーチューブの内面と干渉し、導入が困難になる場合がある。
上記事情を踏まえ、本発明は、曲針を容易に消化管内に導入でき、多様な縫合に対応できる内視鏡システムおよび曲針デリバリー方法を提供することを目的とする。
本発明の第一の態様は、内視鏡システムである。
この内視鏡システムは、近位端と遠位端を有し、近位端から遠位端まで延びた主ルーメンおよびサブルーメンが形成されたオーバーチューブと、チャンネルを有し、主ルーメンに挿入される内視鏡と、サブルーメン内に進退自在に配置された可撓性のシャフトと、シャフトの先端に設けられ、曲針を保持する針ホルダと、先端と後端を有し、針ホルダに保持された曲針とを備える。
針ホルダは、シャフトの操作により、保持した前記曲針が前記サブルーメンの先端開口から突出する位置に移動可能であり、シャフトの長手軸周りの回動に伴って、サブルーメンの先端開口から突出した針ホルダによって保持された曲針の一部を、サブルーメンの先端開口の前方の位置から、主ルーメンに挿入された内視鏡のチャンネルの前方の位置まで移動させることが可能に構成されている。
本発明の第二の態様は、内視鏡システムを使った曲針デリバリー方法である。
内視鏡システムは、近位端と遠位端を有するオーバーチューブと、チャンネルを有し、オーバーチューブ内に挿入可能な内視鏡と、オーバーチューブ内に進退自在に設けられた可撓性のシャフトと、シャフトの先端に設けられた針ホルダと、先端と後端を有し、針ホルダに保持された曲針とを備える。
曲針デリバリー方法は、曲針の先端がオーバーチューブの壁内に収容された状態で内視鏡が挿入されたオーバーチューブとともに曲針を消化管内に導入するステップAと、ステップAの後で、曲針をオーバーチューブから突出させるステップBと、ステップBの後に、曲針の一部を、オーバーチューブに挿入された内視鏡のチャンネルの前方に移動させるステップCと、内視鏡の前記チャンネルに持針器を挿入するステップDと、持針器をチャンネルから突出させ、且つ、針ホルダにより保持された曲針の一部を持針器で把持するステップEと、ステップEの後に、持針器で把持された曲針から針ホルダを取り外すステップFとを備える。
本発明によれば、曲針を容易に消化管内に導入でき、多様な縫合に対応できる。
本発明の第一実施形態に係る内視鏡システムを示す図である。 同内視鏡システムに係る軟性内視鏡の先端部を示す図である。 同内視鏡システムに係るオーバーチューブの断面図である。 同オーバーチューブの本体を遠位端側から見た図である。 同オーバーチューブに係る曲針保持具の先端部を拡大した図である。 第一実施形態に係る曲針デリバリー方法のステップCを示す図である。 同曲針デリバリー方法のステップEを示す図である。 同曲針デリバリー方法のステップFを示す図である。 本発明の第二実施形態に係る内視鏡システムの軟性内視鏡を示す図である。 曲針の好適な把持範囲を示す図である。 第二実施形態において、曲針をつかみやすい軟性内視鏡とオーバーチューブとの位置関係の一例を示す図である。 変形例の曲針の一部および針ホルダを示す図である。
本発明の第一実施形態について、図1から図8を参照して説明する。
図1は、本実施形態の内視鏡システム1を示す図である。内視鏡システム1は、軟性内視鏡100と、軟性内視鏡100が通されるオーバーチューブ10とを備えている。
軟性内視鏡100は、可撓性を有する細長の挿入部110を備える。挿入部110の基端部に操作部120が設けられている。操作部120を操作することにより、挿入部110の湾曲部111を所望の方向に湾曲できる。挿入部110内には、持針器や鉗子等の処置具を通すチャンネルが設けられている。公知の軟性内視鏡を、本実施形態の軟性内視鏡100として使うことができる。
図2は、挿入部110の先端部を示す図である。挿入部110の先端部には、観察対象を照明する照明部112と、観察対象の映像を取得するための観察機構113とが配置されている。観察機構113は、レンズを含む光学系や、撮像素子等を含む。挿入部110内を延びたチャンネル114は、挿入部110の先端に開口している。チャンネル114の基端は、操作部120付近に鉗子口115(図1参照)として開口している。
オーバーチューブ10は、筒状の本体11と、本体11に取り付けられたアタッチメント18および曲針保持具(needle holding device)20とを備える。
図3は、オーバーチューブ10先端側の断面図である。本体11は、細長で可撓性を有する。本体11は、軟性内視鏡100の挿入部110が通される主ルーメン12と、本体11内の管壁内に延びるサブルーメン16とを有する。主ルーメン12およびサブルーメン16は、本体11の近位端11a(図1参照)から遠位端11bまで延びている。
サブルーメン16は、本体11の長手方向に延びており、本体11の周方向に延びる曲針収容部16bを先端部に有する。図4は、アタッチメント18が取り付けられていない状態の本体11を遠位端11b側から見た図である。図4に示すように、曲針収容部16bは、本体11の先端に開口した略円弧状の溝であり、サブルーメン16の先端に接続されてサブルーメン16と連通している。すなわち、曲針収容部16bは、オーバーチューブ10の壁に形成された溝であり、サブルーメン16の先端に開口している。
アタッチメント18は、本体11の先端に取り付けられる筒状の部材であり、オーバーチューブ10の挿入性を向上する。アタッチメント18は、柔軟な部材で形成され、図3に示すように、本体11と嵌合する基端部18aと、テーパー形状の先端部18bとを有する。基端部18aには、糸19が取り付けられており、オーバーチューブ10の内腔に延びている。
アタッチメント18は、帯状の部材がらせん状に巻かれることにより筒状を呈している。したがって、後述する操作で帯状に変形させることにより、本体11内を経由して体外に回収できる。
曲針保持具20は、図3に示すように、細長のシャフト21と、シャフト21の先端に取り付けられた針ホルダ22とを有する。
シャフト21は、可撓性を有し、かつ基端側における長手軸まわりの回転を先端に伝達できる程度の回転伝達性を有する。シャフト21の具体例としては、金属素線で形成したコイルワイヤなどが挙げられる。
図5は、曲針保持具20先端部の拡大図である。
図5に示すように、本実施形態の針ホルダ22は、貫通孔22aを有する板状の部材である。針ホルダ22は、サブルーメン16に収容可能であれば、棒状等の他の形状であってもよい。貫通孔22a内には、ゴムやエラストマー等の弾性部材22bが配置されている。貫通孔22aからスリット22cが延びており、針ホルダ22の先端に達している。スリット22cの幅は、保持される曲針50(図4参照)の径より大きい。
図4に示すように、曲針50は、鋭利な先端50aと、縫合糸51が接続された後端50bとを有する略円弧状の針である。曲針50は、貫通孔22a内に通されて弾性部材22bを弾性変形させている。すなわち、曲針50は、弾性部材22bの復元力により針ホルダ22に支持されている。曲針50は、針ホルダ22に支持された状態で曲針収容部16b内に収容されている(第一状態)。縫合糸51は、サブルーメン16のどの部位に収容されてもよい。
図3に示すように、シャフト21はサブルーメン16に通されている。本体11の基端側に突出したシャフト21の基端部には、図1に示すように、ハンドル24およびストッパ23が取り付けられている。使用者は、ハンドル24をつかんでシャフト21を操作することにより、第一ルーメン内で曲針保持具20をサブルーメン16の長手方向に移動(進退)させたり、曲針保持具20を長手軸まわりに回転させたりすることができる。
ストッパ23は、本体11と干渉することにより、曲針保持具20の最大前進量を制限する。ストッパ23の固定位置は、シャフト21の長手方向に移動できる。ストッパ23の固定位置を変更することにより、曲針保持具20の最大前進量を調節できる。ストッパ23は、使用前の状態において、本体11と接触している。したがって、使用前の状態において、シャフトは本体11に対し前進できない。
図3に示すように、本体11に取り付けられたアタッチメント18は、サブルーメン16の先端開口を覆っている。すなわち、アタッチメント18が取り付けられた状態において、曲針50は主ルーメン12内、本体11外のいずれにも突出していない。
上記のように構成された内視鏡システム1の使用時の動作について説明する。
術者は、オーバーチューブ10の近位端11a側から軟性内視鏡100の挿入部110を主ルーメン12に挿入する。
術者は、オーバーチューブ10および軟性内視鏡100を消化管内に挿入し、軟性内視鏡100で体内を観察しながら、処置対象部位の近くまでオーバーチューブ10の先端を移動させる(ステップA)。
ステップAにより、オーバーチューブ10内に収容された曲針50および縫合糸51も患者の消化管内に導入される。
術者は、軟性内視鏡100をオーバーチューブ10から突出させ、チャンネル114から突出させた各種処置具を使って対象部位を処置する。処置具は、オーバーチューブ10が処置対象部位付近に到達した後にチャンネル114に挿入してもよいし、軟性内視鏡100をオーバーチューブ10に挿入する際に予めチャンネル114に挿入しておいてもよい。
対象部位の処置が縫合を行う段階に進んだら、術者は、軟性内視鏡100をオーバーチューブ10に対して少し後退させて、アタッチメント18の基端部18aの位置を特定する。チャンネル114から突出させた鉗子で基端部18aから延びる糸19を把持しつつ、軟性内視鏡100をオーバーチューブ10から抜去する。アタッチメント18は、基端部18aが引かれることにより帯状に変形して本体11の遠位端11bから外れ、体外に回収される。
アタッチメント18が本体11から外れることにより、本体11に形成されたサブルーメン16の先端開口が露出する。
術者は、軟性内視鏡100を再びオーバーチューブ10に挿入し、軟性内視鏡100の先端を本体11の遠位端11b付近に移動させる。術者は、曲針保持具20のストッパ23をハンドル24寄りの位置に移動し、ハンドル24を押し込む。ハンドル24の押し込み動作により、曲針保持具20は本体11に対して前進し、針ホルダ22が移動して針ホルダ22に支持された曲針50がサブルーメン16から突出する(第二状態、ステップB)。
ステップBの直後において、曲針50は、シャフト21の長手方向に前進しただけであるため、本体11の正面視において、本体11の壁とおおむね重なる位置関係にある。軟性内視鏡100と組み合わせて使う一般的な処置具は、進退および回転しかできないため、この位置にある曲針をつかむことは難しい。
術者がハンドル24を操作して曲針保持具20を長手軸まわりに回転させると、針ホルダ22および曲針50を回転させて、図6に示すように、曲針50の一部を軟性内視鏡100の先端に開口したチャンネル114の前方に移動させる(ステップC)ことができる。
術者は、鉗子口115から持針器(needle grasper)を挿入し(ステップD)、図7に示すように、チャンネル114から突出させた持針器131で、曲針50をつかむ(ステップE)。ステップDにおいて、曲針50の一部がチャンネル114の前方に移動しているため、持針器131を前進させるだけで、容易に曲針50をつかむことができる。
術者は、持針器131で曲針50を把持しつつ、ハンドル24を引いて曲針保持具20を本体11および持針器131に対し後退させる。この操作により、針ホルダ22は、シャフト21の長手方向に沿って、持針器131から離間する。さらに、持針器131に把持された曲針50は、弾性部材22bを押し分けてスリット22cを通り、針ホルダ22から抜ける。この操作により、図8に示すように、曲針50が曲針保持具20から持針器131に受け渡される(ステップF)。
術者は、曲針50を把持した持針器131を使って、対象部位に対し、所望の縫合を行う。軟性内視鏡100は、オーバーチューブ10に対して相対移動できるため、オーバーチューブ10から離れた部位の縫合も容易であり、様々な態様の縫合に対応できる。
縫合終了後、術者は縫合糸を切断する。曲針50を把持した持針器131を軟性内視鏡100とともにオーバーチューブに対して後退させ、持針器131で把持した曲針50を、本体の主ルーメン12内に移動させる。曲針50が主ルーメン12内に位置する状態を保持しつつオーバーチューブ10および軟性内視鏡100を抜去する。
本実施形態の曲針デリバリー方法は、上述したステップAからFを備える。ステップAにより、軟性内視鏡100のチャンネル114に収容できない寸法の曲針であっても、消化管に接触させずに消化管内に導入できる。ステップCにより、自身が湾曲できない持針器131でもステップEを実行できる。
本実施形態の内視鏡システム1は、上述したオーバーチューブ10を備える。オーバーチューブ10のサブルーメン16が、略円弧状の曲針収容部16bを有するため、曲針50を本体11の壁内に完全に収容することができる。その結果、曲針50の鋭利な先端50aが主ルーメン12内に突出せず、主ルーメン12内に挿入した軟性内視鏡100と干渉しない。
曲針保持具20が本体11に対してシャフト21の長手軸まわりに回転できるため、ステップCを容易に実行できる。
針ホルダ22は、貫通孔22aから針ホルダの先端まで延びるスリット22cを有するため、持針器131で曲針50を把持しつつ、曲針保持具20を本体11に対して後退させるだけで、ステップFを容易に実行できる。
曲針保持具20がストッパ23を有するため、アタッチメント18が本体11から取り外された後に、意図せず曲針がサブルーメン16外に移動することを防げる。
内視鏡システム1を使って本実施形態の曲針デリバリー方法を行う場合、ステップCおよびDをスムーズに行うためには、軟性内視鏡100のチャンネル114と曲針保持具20とを適切な位置関係にする必要がある。
この位置合わせは、以下に例示するように、様々な方法で行うことができる。
・オーバーチューブ10および軟性内視鏡100の一方または両方に、位置合わせの目安となるマーカーを設ける。
・オーバーチューブ10および軟性内視鏡100の一方にキーを、他方にキー溝を設ける。キーおよびキー溝は、両者が嵌合したときにチャンネル114と曲針保持具20とが適切な位置関係となる位置に設ける。
その他にも、本実施形態に係る内視鏡システムおよび曲針デリバリー方法については、種々の変更が行われてよい。以下にいくつか変更を例示するが、これらはすべてではなく、それ以外の変更も可能である。これらの変更が2以上適宜組み合わされてもよい。
・曲針収容部16bの一部が主ルーメンに開口していてもよい。さらに、開口から先端50aを除く曲針10の一部が突出してもよい。
・本体11の外周面に、サブルーメンと連通する開口を形成し、この開口から曲針50に接続された縫合糸51の端部を引き出してもよい。
・曲針保持具20にハンドル24を設けず、シャフト21をつかんで操作する構成にしてもよい。
・シャフト21に、ストッパ23を移動させる位置の目安となる指標を設けてもよい。例えば、指標に位置させたストッパ23が本体11と干渉するまで曲針保持具20を前進させると、針ホルダ22に支持された曲針50とチャンネル114から突出した持針器131とが、好適な位置および大きさで軟性内視鏡100の視野内に位置すると好ましい。
・ステップDは、ステップCやBの前に行ってもよい。頻度は低いが、対象部位に対して縫合しか行わない場合は、ステップAの前に行ってもよい。
・ステップFにおいて、曲針保持具20がシャフト21の長手軸まわりに回転されてもよい。この場合、貫通孔22aと連通するスリットを、シャフトの長手軸と直交する方向のいずれかに延ばして開口させればよい。
本発明の第二実施形態について、図9から図12を参照して説明する。以降の説明において、既に説明したものと共通する構成については、同一の符号を付して重複する説明を省略する。
図9に、本実施形態に係る軟性内視鏡200の先端部を示す。軟性内視鏡200の挿入部210には、2本の外付けチャンネル211、212が取り付けられている。外付けチャンネル211、212には、それぞれ持針器231および持針器232が通されている。持針器231および持針器232は、それぞれ湾曲部231a、232aを有する。湾曲部231a、232aは、軟性内視鏡100の湾曲部111と同様の構造を有し、術者が操作することにより、所望の方向に湾曲させることができる。すなわち、持針器231および持針器232は、第一実施形態の持針器131よりも高い自由度を有する。
軟性内視鏡200とオーバーチューブ10とを備えた本実施形態の内視鏡システムで曲針デリバリー方法を実行する場合、ステップCにおいて、例えば図11に示す状態から針ホルダ22を回転させると、曲針50の一部が外付けチャンネル211の前方に移動し、外付けチャンネル211から突出した持針器231で容易に曲針を把持できる。
本実施形態の内視鏡システムで曲針デリバリー方法を実行する場合、持針器231の自由度が高いため、必ずしもステップCを行わなくてもよい。すなわち、ステップBにより本体11外に移動した曲針50の一部が外付けチャンネル211の前方に位置しなくても、持針器231の湾曲部231aを操作して持針器231の先端を曲針50に向かって移動させることで、持針器231で曲針50をつかむことができる。したがって、本実施形態の曲針保持具は、シャフトの長手軸まわりに回転可能でなくてもよい。
さらに、ステップFにおいては、曲針50をつかんだ持針器231の先端部を針ホルダ22から遠ざかる方向に移動させることで、曲針50を貫通孔22aから引き抜くことにより、曲針50の受け渡しを行うことができる。したがって、本実施形態の針ホルダ22においては、スリット22cは必須ではない。
持針器が曲針50をつかむ位置により、縫合のしやすさが変わる。図10に示す曲針において、長手方向中間部Cと後端50bとの間の一定範囲R1を持針器がつかむと、縫合がしやすい。以下では、曲針を受け渡す際に持針器が範囲R1をつかみやすい、軟性内視鏡200とオーバーチューブ10との位置関係の例を示す。
図11に示す位置関係の例では、曲針収容部16b内に収容された曲針50の後端50bが、外付けチャンネル211よりも高い位置にある。その結果、範囲R1が外付けチャンネル211とおおむね同じ高さに位置し、範囲R1と外付けチャンネル211との距離が近い。したがって、範囲R1をつかむために必要な持針器231の移動量が少なくなり、ステップEの動作が簡便になる。
さらに、針ホルダ22は、中間部Cと先端50aとの間で曲針50を支持しているため、持針器231が範囲R1をつかむ動作を妨げない。
本実施形態に係る内視鏡システムおよび曲針デリバリー方法については、種々の変更が行われてよい。以下にいくつか変更を例示するが、これらはすべてではなく、それ以外の変更も可能である。これらの変更が2以上適宜組み合わされてもよい。
・外付けチャンネルの数は、1つでもよいし、3つ以上でもよい。
・サブルーメン16において、曲針収容部よりも基端側に横断面が非円形の内部空間を設けてもよい。この構成では、曲針保持具20の進退範囲を調節して針ホルダ22の基端部を非円形の内部空間内に位置させることにより、ステップC以降のステップにおいて、針ホルダ22を回転不能にできる。その結果、持針器231で曲針20を受け取る際に、針ホルダ22が意図せず回転して、受け渡しの妨げになることを防止できる。
・図12に示すように、貫通孔22aに通される曲針50の部位を、先端50aに近づくにつれて徐々に径が小さくなる形状にしてもよい。この場合、弾性部材22bの復元力が、曲針50を後端50b側に移動させるため、持針器231が曲針を貫通孔22aから引き抜く動作を弾性部材22bが補助することができる。
以上、本発明の各実施形態について説明したが、本発明の技術範囲は上記実施形態および適用例に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において構成要素の組み合わせを変えたり、各構成要素に種々の変更を加えたり、削除したりすることが可能である。
本発明は、内視鏡システムおよび曲針デリバリー方法に適用することができる。
1 内視鏡システム
10 オーバーチューブ
11a (オーバーチューブの)近位端
11b (オーバーチューブの)遠位端
12 主ルーメン
16 サブルーメン
16b 曲針収容部
21 シャフト
22 針ホルダ
50 曲針
50a (曲針の)先端
50b (曲針の)後端
100、200 軟性内視鏡
114 チャンネル

Claims (8)

  1. 近位端と遠位端を有し、前記近位端から前記遠位端まで延びた主ルーメンおよびサブルーメンが形成されたオーバーチューブと、
    チャンネルを有し、前記主ルーメンに挿入される内視鏡と、
    前記サブルーメン内に進退自在に配置された可撓性のシャフトと、
    前記シャフトの先端に設けられ、曲針を保持する針ホルダと、
    先端と後端を有し、前記針ホルダに保持された曲針と、
    を備え、
    前記針ホルダは、
    前記シャフトの操作により、保持した前記曲針が前記サブルーメンの先端開口から突出する位置に移動可能であり、
    前記シャフトの長手軸周りの回動に伴って、前記サブルーメンの先端開口から突出した前記針ホルダによって保持された前記曲針の一部を、前記サブルーメンの先端開口の前方の位置から、前記主ルーメンに挿入された前記内視鏡の前記チャンネルの前方の位置まで移動させることが可能に構成されている、
    内視鏡システム。
  2. 前記サブルーメンは、前記曲針の少なくとも先端を収容可能な曲針収容部を有し、
    前記針ホルダは、前記シャフトの操作により、保持した前記曲針の先端が前記曲針収容部に収容される位置に移動可能に構成されている、
    請求項1に記載の内視鏡システム。
  3. 前記曲針収容部は、前記オーバーチューブの壁内に形成された溝であり、かつ前記サブルーメンの先端に開口している、
    請求項2に記載の内視鏡システム。
  4. 前記溝は弧状に形成され、前記曲針全体を収容可能に構成されている、
    請求項3に記載の内視鏡システム。
  5. 前記サブルーメンは、前記曲針収容部よりも基端側に横断面が非円形の内部空間を有し、前記針ホルダの一部が前記内部空間内に位置するときに、前記針ホルダの回転が規制される、
    請求項3に記載の内視鏡システム。
  6. 近位端と遠位端を有するオーバーチューブと、チャンネルを有し、前記オーバーチューブ内に挿入可能な内視鏡と、前記オーバーチューブ内に進退自在に設けられた可撓性のシャフトと、前記シャフトの先端に設けられた針ホルダと、先端と後端を有し、前記針ホルダに保持された曲針と、を備える内視鏡システムを使った曲針デリバリー方法であって、
    前記曲針の先端が前記オーバーチューブの壁内に収容された状態で前記内視鏡が挿入された前記オーバーチューブとともに前記曲針を消化管内に導入するステップAと、
    前記ステップAの後で、前記曲針を前記オーバーチューブから突出させるステップBと、
    前記ステップBの後に、前記曲針の一部を、前記オーバーチューブに挿入された前記内視鏡の前記チャンネルの前方に移動させるステップCと、
    前記内視鏡の前記チャンネルに持針器を挿入するステップDと、
    前記持針器を前記チャンネルから突出させ、且つ、前記針ホルダにより保持された前記曲針の一部を前記持針器で把持するステップEと、
    前記ステップEの後に、前記持針器で把持された前記曲針から前記針ホルダを取り外すステップFと、
    を備える、
    曲針デリバリー方法。
  7. 前記ステップFは、前記針ホルダにより保持された前記曲針の一部を、前記持針器が前記チャンネル外で把持した状態で、前記持針器に対して前記針ホルダを前記シャフトの長手軸に沿って相対移動させる動作を含む、
    請求項6に記載の曲針デリバリー方法。
  8. 前記ステップCは、前記曲針を保持した前記針ホルダを、前記シャフトの長手軸まわりに回転させる動作を含む、
    請求項6に記載の曲針デリバリー方法。
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