JP4526498B2 - 内視鏡 - Google Patents

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Description

本発明は、操作部に対して挿入部がその中心軸の軸周り方向に回転可能な内視鏡に関する。
内視鏡の挿入部では、上下左右の四方向に湾曲作動される湾曲部も用いられているが、湾曲機構を簡単化して挿入部の細径化を実現するために、二方向にのみ湾曲作動される湾曲部も用いられる。このような二方向湾曲内視鏡では、挿入部をその中心軸の軸周り方向に半回転させることにより、上下左右への湾曲を実現している。
特許文献1の内視鏡では、操作部に対して、挿入部を回転自在な状態と、所定の回転付勢力を付与された状態と、固定された状態との間で切替え可能である。回転付勢力を付与された状態では、回転付勢力以上の力を付与することにより挿入部を回転させることができ、この力を解除することにより挿入部を自動的に元の状態に復帰させることができる。
特許文献2の内視鏡では、操作部の先端部の操作部口金に、挿入部の基端部の挿入部口金が軸周り方向に回転自在に内嵌されている。操作部口金の内周面及び挿入部口金の外周面には、夫々、互いに摺動自在に押圧され先端側へと拡径するテーパ面が形成されている。これらテーパ面間に摩擦力発生部材としてのOリングが介設されており、操作部に対して挿入部が一定の力以下では回転されないようになっている。
特許文献3の内視鏡では、挿入部の基端部に外挿固定されている回転制御ホイールを回転操作することにより、挿入部を回転させることが可能である。そして、操作部の先端部に配設されているブレーキハンドルを回転駆動して、ブレーキ部材を直線駆動して回転制御ホイールに押圧して、ブレーキ部材に対して回転制御ホイールを固定することで、操作部に対して挿入部を固定することが可能である。
特開平7−345号公報 特開2004−305413号公報 米国特許第6,749,572号明細書
特許文献1及び2の内視鏡では、操作部に対して挿入部を回転操作する際の摩擦抵抗を連続的に調節することができない。このため、回転操作に必要な操作力量を連続的に調節することができず、操作性が悪くなっている。
また、特許文献3の内視鏡では、ブレーキ部材と回転制御ホイールとの間で回転操作に抗する摩擦抵抗を発生させているが、これら両部材は剛性部材によって形成されているため、両部材間で作用する押圧力を微細に調節することができず、摩擦力を微細に調節することができない。このため、回転操作に必要な操作力量を微細に調節することができず、操作性が悪くなっている。
本発明は、上記課題に着目してなされたもので、その目的とするところは、操作性が向上されている内視鏡を提供することである。
本発明の一実施態様の内視鏡は、操作部と、前記操作部に、前記操作部に対してその中心軸の軸周り方向に回転可能にその一端部が接続されている細長い挿入部と、前記操作部に設けられている操作部側部材と、前記挿入部に設けられ、前記挿入部と一体的に回転可能な挿入部側部材と、前記操作部側部材と前記挿入部側部材との一方の部材に設けられている弾性部材と、前記操作部側部材と前記挿入部側部材との他方の部材に設けられ、前記弾性部材に押圧されて前記挿入部を回転させた場合に前記弾性部材との間で回転に抗する摩擦力を発生させる摩擦面と、前記操作部側部材と前記挿入部側部材とを相対的に移動させて、前記弾性部材と前記摩擦面との間で作用する押圧力を前記弾性部材を変形させつつ連続的に調節する移動調節機構と、を具備することを特徴とする。
この内視鏡では、操作部側部材と挿入部側部材とを相対的に移動させて、弾性部材と摩擦面との間で作用する押圧力を弾性部材を変形させつつ連続的に調節することにより、操作部に対する挿入部の回転操作において弾性部材と摩擦面との間で発生する回転に抗する摩擦力を連続的に調節し、挿入部を回転操作するのに必要な操作力量を連続的に調節する。
本発明の好ましい一実施態様の内視鏡は、前記操作部側部材と前記挿入部側部材とは、互いに略共軸に配置されている外側筒状部材と内側筒状部材とであり、前記摩擦面は、前記外側筒状部材と前記内側筒状部材との一方の筒状部材の、他方の筒状部材側の周面部に形成され、軸方向に略直交しており、前記弾性部材は、前記外側筒状部材と前記内側筒状部材との他方の筒状部材の、一方の筒状部材側の周面部に設けられており、前記移動調節機構は、前記外側筒状部材と前記内側筒状部材とを相対的に軸方向に移動させ、前記摩擦面に前記弾性部材を押圧させる、ことを特徴とする。
この内視鏡では、外側筒状部材と内側筒状部材とを相対的に軸方向に移動させ、軸方向に略直交する摩擦面に弾性部材を押圧させて、弾性部材を変形させつつ押圧力を調節する。
本発明の好ましい一実施態様の内視鏡は、前記操作部側部材と前記挿入部側部材とは、互いに略共軸に配置されている外側筒状部材と内側筒状部材とであり、前記摩擦面は、前記外側筒状部材と前記内側筒状部材との一方の筒状部材の、他方の筒状部材側の周面部に形成され、軸方向の一端側から他端側へと他方の筒状部材側に向かうテーパ面を有し、前記弾性部材は、前記外側筒状部材と前記内側筒状部材との他方の筒状部材の、一方の筒状部材側の周面部に設けられており、前記移動調節機構は、前記外側筒状部材と前記内側筒状部材とを相対的に軸方向に移動させ、前記テーパ面で前記弾性部材を軸方向に摺動させる、ことを特徴とする。
この内視鏡では、外側筒状部材と内側筒状部材とを相対的に軸方向に移動させ、軸方向の一端側から他端側へと他方の筒状部材側に向かうテーパ面において、弾性部材を軸方向に摺動させて、弾性部材を変形させつつ押圧力を調節する。
本発明の好ましい一実施態様の内視鏡は、前記摩擦面は、前記テーパ面に対して軸方向の他端側に連続的に形成されている周面を有する、ことを特徴とする。
この内視鏡では、外側筒状部材と内側筒状部材とを相対的に軸方向に移動させ、テーパ面に対して軸方向の他端側に連続的に形成されている周面に弾性部材を押圧して、外側筒状部材と内側筒状部材とを相対的に固定して、操作部に対して挿入部を固定する。
本発明の好ましい一実施態様の内視鏡は、前記摩擦面は、前記摩擦面の軸方向の他端側に形成され前記弾性部材と係合する凹凸形状を有する、ことを特徴とする。
この内視鏡では、外側筒状部材と内側筒状部材とを相対的に軸方向に移動させ、摩擦面の軸方向の他端側に形成されている凹凸形状に弾性部材を係合し、外側筒状部材と内側筒状部材とを相対的に固定して、操作部に対して挿入部を固定する。
本発明の好ましい一実施態様の内視鏡は、前記弾性部材は、前記摩擦面の軸方向の他端側において前記摩擦面と係合する凹凸形状を有する、ことを特徴とする。
この内視鏡では、外側筒状部材と内側筒状部材とを相対的に軸方向に移動させ、摩擦面の軸方向の他端側において、摩擦面に弾性部材の凹凸形状を係合し、外側筒状部材と内側筒状部材とを相対的に固定して、操作部に対して挿入部を固定する。
本発明によれば、内視鏡の操作性が向上されている。
以下、本発明の第1実施形態を図1乃至図4を参照して説明する。
図1を参照し、本実施形態の内視鏡10は、体腔内に挿入される細長い挿入部12を有する。この挿入部12は、先端硬性部14、二方向に湾曲作動される湾曲部16、長尺で可撓性の可撓管部18を先端側から順に連結することにより形成されている。挿入部12の基端部は操作部20の先端部に接続されており、挿入部12は操作部20に対して自身の中心軸の軸周り方向に回転自在である。なお、挿入部12の基端部には、挿入部12と操作部20との接続部における挿入部12の折曲を防止するための折止部21が配設されている。そして、操作部20の先端部には、操作部20に対して挿入部12を回転操作するのに必要な操作力量を調節するための調節リング22が配設されている。この調節リング22は、操作力量を最小とする解放位置と、操作力量を最大とする固定位置との間で回転操作可能である。また、操作部20の基端側には、湾曲部16を湾曲操作するための湾曲レバー23が配設されている。
図2A乃至図4を参照して、操作力量を調節するための操作力量調節機構について説明する。
図2Aを参照し、操作部20のハウジングの先端部には、操作部口金24が突設されている。即ち、ハウジングの先端側は略円筒状であり、ハウジングの先端部の内周面には、第1の嵌合凸部25が全周にわたって延設されている。この第1の嵌合凸部25の中央開口には、略円筒状の操作部口金24の基端側が嵌挿されている。この操作部口金24の基端部の外周面には、径方向外向きに突出している第2の嵌合凸部26が全周にわたって延設されている。また、操作部口金24の中間部の外周面には雄ねじが形成されており、内周面に雌ねじが形成されている第1の連結リング27が螺着されている。この第1の連結リング27を捻じ込んで、第1の連結リング27と操作部口金24の基端部の第2の嵌合凸部26とによってハウジングの第1の嵌合凸部25を挟持することにより、ハウジングに操作部口金24が固定されている。
なお、ハウジングの第1の嵌合凸部25の内周面と操作部口金24の外周面との間には、水密を保持するためのOリングが介設されている。
操作部口金24の先端側には、接続リング28が略共軸に外装固定されている。即ち、接続リング28の先端側の内周面には、全周にわたって第3の嵌合凸部29が延設されている。この第3の嵌合凸部29は、操作部口金24の先端側の外周面に全周にわたって延設されている嵌合凹部30に嵌合されている。操作部口金24では、嵌合凹部30の先端側に並設されて雄ねじが形成されており、この雄ねじに内周面に雌ねじが形成されている第2の連結リング31が螺着されている。この第2の連結リング31を捻じ込んで、第2の連結リング31と操作部口金24の嵌合凹部30の基端面とによって接続リング28の第3の嵌合凸部29を挟持することにより、操作部口金24に接続リング28が固定されている。
接続リング28の基端部は、上述した第1の連結リング27の外周面に外嵌されている。そして、接続リング28の基端部の内周面と第1の連結リング27の外周面との間には、水密を確保するためのOリングが介設されている。
図2A、図3及び図4を参照し、接続リング28には調節リング22が略共軸に外挿されており、この調節リング22は接続リング28に対して自身の中心軸の軸周り方向に回転自在である。この調節リング22の中間部の内周面には、カムピン32が径方向内向きに突設されている。このカムピン32は、接続リング28において周方向に略90°にわたって延設されている第1の貫通溝33に、周方向に摺動自在に挿通されている。そして、調節リング22が解放位置にある場合には、カムピン32は第1の貫通溝33の解放側端壁に当接され(図3中、実線参照)、調節リング22が固定位置にある場合には、カムピン32は第1の貫通溝33の固定側端壁に当接される(図3中破線参照)。
なお、接続リング28の外周面と調節リング22の内周面との間には、カムピン32の両側において、水密を確保するためのOリングが夫々介設されている。
また、接続リング28には、操作部側部材即ち外側筒状部材としてのカムリング34が略共軸に内挿されており、このカムリング34は接続リング28に対して自身の中心軸の軸周り方向に回転不能かつ軸方向に摺動自在である。そして、接続リング28の第1の貫通溝33から突出されているカムピン32の突出端部は、カムリング34に螺旋状に形成されているカム溝35に挿入係止されている。そして、カムピン32が第1の貫通溝33の解放側端壁に当接される場合には、カムピン32はカム溝35の基端部の解放側端部に配置され(図4中、実線参照)、カムリング34は先端位置に配置される。一方、カムピン32が第1の貫通溝33の固定側端壁に当接される場合には、カムピン32はカム溝35の先端部の固定側端部に配置され(図4中破線参照)、カムリング34は基端位置に配置される。
なお、カムリング34においてカム溝35の先端側の側方は先端側へと開口されている。一方、接続リング28の内周面にはカムリング34に対して基端側に雌ねじが形成されており、この雌ねじに外周面に雄ねじが形成されているばね受リング38が螺着固定されている。そして、カムリング34とばね受リング38との間にばね40が圧縮配設されている。このばね40によってカムリング34が先端側へと付勢されて、カム溝35とカムリング34とが係止されている。
ここで、カムリング34は、金属、樹脂等の剛性部材によって形成されている。ここでは、剛性部材とは、部材の変形により生じる反発力について、変形量の変位による反発力の変位が充分に大きい部材のことをいう。そして、カムリング34の先端側の内周面には、摩擦用凸部が全周にわたって延設されている。この摩擦用凸部の基端環状面は、軸方向に略直交しており、後に詳述する摩擦面36を形成している。
一方、図2Aを参照し、挿入部12の基端部では、可撓管42の基端部に挿入部口金44が略共軸に連結されている。この挿入部口金44の基端側は、操作部20の操作部口金24に自身の軸周り方向に回転自在に内挿されている。なお、挿入部口金44と操作部口金24との間には、滑り性のよい樹脂製のワッシャーが介設されている。ここで、挿入部口金44の先端側の外周面には雄ねじが形成されており、この雄ねじには内周面に雌ねじが形成されている第3の連結リング45が螺着固定されている。この第3の連結リング45の先端側の外周面には、折止部21の基端部が外嵌固定されている。また、第3の連結リング45の基端側の外周面は接続リング28の先端部の内周面に内挿されており、第3の連結リング45は挿入部口金44と一体的に接続リング28に対して回転可能である。
なお、第3の連結リング45の基端側の外周面と接続リング28の先端部の内周面との間には、第3の連結リング45の回転時であっても水密を確保するためのOリングが介設されている。
操作部口金24の基端部には径方向にねじ穴が貫通形成されている。このねじ穴に固定ピン46の末端部が螺着固定されており、固定ピン46の頭部が径方向外向きに突設されている。この固定ピン46の頭部は、操作部口金24の中間部において周方向に延設されている第2の貫通溝47に挿通されている。さらに、固定ピン46の頭部は、操作部口金24の基端部に自身の軸周り方向に回転自在に外挿されている挿入部側部材即ち内側筒状部材としての回転リング48の固定孔に嵌挿固定されている。即ち、挿入部口金44と回転リング48とは、固定ピン46を介して連結され、操作部口金24に対して一体的に自身の中心軸の軸周り方向に回転自在である。
回転リング48の先端側には外径の小さな細径部が形成されており、この細径部にOリング形態の弾性部材50が外嵌され接着固定されている。ここでは、弾性部材50とは、部材の変形により生じる反発力について、変形量の変位による反発力の変位が比較的小さい部材のことをいう。本実施形態では、弾性部材50は、シリコンゴム、フッ素ゴム等によって形成されている。
カムリング34が先端位置にある場合には、カムリング34の摩擦面36と回転リング48の弾性部材50とは互いに離間されている。一方、カムリング34が基端位置にある場合には、弾性部材50は最大限圧縮されており、摩擦面36と弾性部材50とは互いに最大限押圧されている。そして、摩擦面36と弾性部材50とが互いに押圧されている状態で、カムリング34を軸方向に移動させることにより、摩擦面36と弾性部材50との間で作用する押圧力を弾性部材50を変形させつつ連続的に調節することが可能である。
このように、本実施形態では、調節リング22、カムピン32、カム溝35によって、カムリング34と回転リング48とを相対的に移動させて、弾性部材50と摩擦面36との間で作用する押圧力を弾性部材50を変形させつつ連続的に調節する移動調節機構が形成されている。
そして、摩擦面36と弾性部材50とが互いに押圧されている状態で、操作部20に対して挿入部12を回転させることにより、摩擦面36と弾性部材50との間で作用する押圧力に応じて、摩擦面36と弾性部材50との間に回転に抗する摩擦力が発生する。
次に、本実施形態の内視鏡10の作用について説明する。内視鏡10を用いて体腔内の観察を行う際には、操作部20に対して挿入部12を回転操作すると共に湾曲部16を二方向に湾曲作動させて、先端硬性部14を所望の方向に向けて挿入部12を体腔内に挿入していく。
図2Aを参照し、操作部20に対して挿入部12を迅速に回転操作したい場合には、調節リング22を解放位置に設定する。この結果、カムリング34が先端位置に配置され、カムリング34の摩擦面36と回転リング48の弾性部材50とが互いに離間される。操作部20に対して挿入部12を回転操作する際には、摩擦面36と弾性部材50との間に回転に抗する摩擦力は発生せず、回転操作に必要な操作力量は充分に小さくなる。
操作部20に対して挿入部12を繊細に回転操作したい場合には、調節リング22を解放位置から固定位置側に所定量だけ回転操作する。この結果、カムリング34が先端位置から基端側に所定量だけ移動され、摩擦面36と弾性部材50とが互いに押圧されて、弾性部材50が圧縮変形される。操作部20に対して挿入部12を回転操作する際には、摩擦面36と弾性部材50との間で作用する押圧力に応じて、摩擦面36と弾性部材50との間に回転に抗する摩擦力が発生し、回転操作には所定の操作力量が必要となる。
ここで、回転操作に必要な操作力量を僅かに小さくしたい場合には、調節リング22を解放位置側に僅かに回転操作する。この結果、カムリング34が先端側に僅かに移動され、弾性部材50が僅かに拡張変形して、摩擦面36と弾性部材50との間で作用する押圧力が僅かに減少される。ここで、弾性部材50では、変形量の変位による反発力の変位は比較的小さいので、摩擦面36と弾性部材50との間で作用する押圧力は微細に変化される。そして、操作部20に対して挿入部12を回転操作する際には、摩擦面36と弾性部材50との間に発生する回転に抗する摩擦力が僅かに減少されることとなり、回転操作に必要な操作力量が僅かに小さくなる。
反対に、回転操作に必要な操作力量を僅かに大きくしたい場合には、調節リング22を固定位置側に僅かに回転操作する。この結果、カムリング34が基端側に僅かに移動され、弾性部材50が僅かに圧縮されて、摩擦面36と弾性部材50との間で作用する押圧力が僅かに増大される。そして、操作部20に対して挿入部12を回転操作する際には、摩擦面36と弾性部材50との間に発生する回転に抗する摩擦力が僅かに増大されることとなり、回転操作に必要な操作力量が僅かに大きくなる。
図2Bを参照し、操作部20に対して挿入部12を固定したい場合には、調節リング22を固定位置に設定する。この結果、カムリング34が基端位置に配置され、弾性部材50が最大限圧縮されて、摩擦面36と弾性部材50とが最大限押圧される。この状態では、挿入部12の回転を開始するのに必要な力(以下、固定力量と称する)が大きくなっており、操作部20に対して挿入部12が実質的に固定されている。
従って、本実施形態の内視鏡10は次の効果を奏する。本実施形態の内視鏡10では、カムリング34と回転リング48とを相対的に移動させて、弾性部材50と摩擦面36との間で作用する押圧力を弾性部材50を変形させつつ連続的に調節しているため、弾性部材50と摩擦面36との間で作用する押圧力を微細に調節することが可能となっている。ここで、操作部20に対する挿入部12の回転操作において、弾性部材50と摩擦面36との間で発生する回転に抗する摩擦力は、弾性部材50と摩擦面36との間で作用する押圧力に応じているため、摩擦力を微細に調節することが可能となっている。従って、挿入部12を回転操作するのに必要な操作力量を微細に調節することが可能となっており、内視鏡10の操作性が向上されている。
また、本実施形態では、調節リング22、接続リング28、第1及び第3の連結リング27,45、並びに、挿入部口金44によって形成される内部空間に、カムリング34及び回転リング48が収容されており、外部と内部空間とを連通する可能性のある全てのクリアランスには、水密を保持するためのOリングが配置されている。即ち、外部に対して内部空間が水密に保持されており、操作部20に対する挿入部12の回転操作において回転に抗する摩擦力を発生するカムリング34の摩擦面36と回転リング48の弾性部材50とが水密に保持されている。ここで、摩擦面36及び弾性部材50が水密に保持されていない場合には、水や血液等の付着によって摩擦面36と弾性部材50との間の摩擦力が低下してしまったり、逆に、付着した血液、粘液の乾燥等によって摩擦面36と弾性部材50とが固着されてしまったりして、回転に必要な操作力量を適切に設定することができなくなる。本実施形態では、摩擦面36と弾性部材50とが水密に保持されており、かかる事態が防止されている。
図5は、本発明の第2実施形態を示す。第1実施形態と同様な機能を有する構成には、同一の参照符号を付して説明を省略する。本実施形態の回転リング48では、回転リング48の周方向に互いに離間して、複数の弾性部材50が互いに並設されている。このため、第1実施形態と比較して、摩擦面36に押圧される弾性部材50の面積が減少されており、摩擦面36と弾性部材50との間で作用する押圧力が増大されることとなる。従って、調節リング22を固定位置に配置した際には、摩擦面36と弾性部材50との間で作用する押圧力が比較的大きくなるため、固定力量が比較的大きくなり、操作部20に対して挿入部12を比較的確実に固定することが可能となっている。
図6は、本発明の第3実施形態を示す。第1実施形態と同様な機能を有する構成には、同一の参照符号を付して説明を省略する。
本実施形態の弾性部材50は、周方向に直交する断面が台形の台形リングであり、回転リング48にインサート成型によって形成されている。また、本実施形態の摩擦面36は、基端側から先端側へと回転リング48に向かう即ち内径の減少するテーパ面36aによって形成されている。
そして、調節リング22を回転操作してカムリング34を軸方向に移動させると、弾性部材50はテーパ面36aで摺動されつつ徐々に変形されて、テーパ面36aと弾性部材50との間で作用される押圧力が調節される。
このため、第1実施形態のように、弾性部材50をカムリング34の軸方向に略直交する摩擦面36に押圧させて押圧力を調節する場合と比較して、弾性部材50が微妙に変形されるため、押圧力を一層微細に調節することが可能となっている。従って、挿入部12を回転操作するのに必要な操作力量を一層微細に調節することが可能となっており、内視鏡10の操作性が一層向上されている。
図7乃至図8Cは、本発明の第4実施形態を示す。第1実施形態と同様な機能を有する構成には、同一の参照符号を付して説明を省略する。
図7及び図8Aを参照し、本実施形態では、カムリング34の内周面に全周にわたって弾性部材50が延設されており、弾性部材50の内周面には周方向に凸部50aと凹部50bとが順次並設されて凹凸形状をなしている。一方、回転リング48の外周面に全周にわたって摩擦面36が延設されており、この摩擦面36は、先端側から基端側へとカムリング34に向かう、即ち、外径の増大するテーパ面36aによって形成されている。
図8Bを参照し、調節リング22を回転させてカムリング34を軸方向に移動させると、弾性部材50の凸部50aがテーパ面36aで摺動されつつ徐々に変形されて、テーパ面36aと弾性部材50の凸部50aとの間で作用される押圧力が調節される。そして、図8Cを参照し、調節リング22を固定位置に設定した際には、カムリング34が基端位置へと移動され、弾性部材50の凹部50bがテーパ面36aに押圧され、弾性部材50の凹凸形状がテーパ面36aと係合される。なお、図8Cにおいて、変形前の弾性部材50の形状を点線で示している。
このように、本実施形態では、調節リング22を固定位置に設定した際に、弾性部材50の凹凸形状がテーパ面36aと係合されており、大きな固定力量が提供され、操作部20に対して挿入部12を確実に固定することが可能となっている。
図9A及び9Bは、本発明の第5実施形態を示す。第1実施形態と同様な機能を有する構成には、同一の参照符号を付して説明を省略する。
図9Aを参照し、本実施形態では、カムリング34の内周面に全周にわたって弾性部材50が延設されている。即ち、カムリング34の内周面には全周にわたって固定溝が延設されており、この固定溝に弾性部材50の径方向外側部分が嵌入され固定されている。
一方、回転リング48の外周面には、全周にわたって摩擦面36が延設されている。この摩擦面36の先端側は、先端側から基端側へとカムリング34に向かう即ち外径の増大するテーパ面36aによって形成されている。また、摩擦面36の基端側は、テーパ面36aと連続的に接続されている周面36bによって形成されている。
なお、本実施形態では、第3の連結リング45は挿入部口金44に螺着されていない。代わって、第3の連結リング45には径方向にねじ穴が貫通形成されており、このねじ穴に固定ねじ56を捻じ込んで挿入部口金44に当接させることにより、第3の連結リング45を挿入部口金44に固定している。また、第3の連結リング45の基端部の外周部には、ねじ穴の径方向外側開口を覆って、バンド部材54が周方向の全周にわたって水密に覆設されている。本実施形態では、バンド部材54はゴムバンドによって形成されている。このバンド部材54の外周面には、径方向外向きに突出している突出部54aが全周にわたって延設されている。この突出部54aの突出端部は接続リング28の先端部の内周面に周方向に摺動自在に当接されており、第3の連結リング45の回転時であっても接続リング28と第3の連結リング45との間の水密を確保する。
次に、本実施形態の内視鏡10の作用について説明する。調節リング22を回転させてカムリング34を軸方向に移動させると、弾性部材50が摩擦面36のテーパ面36aで摺動されつつ徐々に変形されて、テーパ面36aと弾性部材50との間で作用される押圧力が調節される。そして、図9Bを参照し、調節リング22を固定位置に設定した際には、カムリング34が基端位置へと移動され、弾性部材50は摩擦面36の周面36bに配置される。この結果、弾性部材50は最大限圧縮されて、摩擦面36の周面36bに最大限押圧されて係止される。なお、図9Bにおいて、変形前の弾性部材50の形状を点線で示している。
また、操作部20に対して挿入部12を回転させる際には、第3の連結リング45の突出部54aの突出端部が接続リング28の先端部の内周面に当接された状態で摺動されて、第3の連結リング45が接続リング28に対して水密に回転される。
従って、本実施形態の内視鏡10は次の効果を奏する。本実施形態では、操作部20に対して挿入部12を固定する際には、弾性部材50を摩擦面36の周面36bに押圧して係止している。このため、弾性部材50を摩擦面36のテーパ面36aに押圧して係止する場合と比較して、弾性部材50を摩擦面36に安定的に係止することが可能となっており、安定的な固定力量が提供され、操作部20に対して挿入部12を安定的に固定することが可能となっている。
また、本実施形態では、操作部20に対して挿入部12を回転させる際には、第3の連結リング45の突出部54aの突出端部が接続リング28の先端部の内周面に当接された状態で摺動されている。このため、第3の連結リング45と接続リング28との間にOリングを介設した場合と比較して、接続リング28に対して第3の連結リング45を滑らかに回転させることができ、操作部20に対して挿入部12を円滑に回転させることが可能となっている。
図10A乃至図11は、本発明の第6実施形態を示す。第5実施形態と同様な機能を有する構成には、同一の参照符号を付して説明を省略する。
図10Aを参照し、本実施形態の回転リング48では、摩擦面36のテーパ面36aの基端部から周面36bの全体にわたって複数の溝部58が軸方向に延設されており、これら複数の溝部58は周方向に所定の間隔をおいて並設されている。このように、摩擦面36の周面36bには凹凸形状が形成されている。
図10B及び図11を参照し、調節リング22を固定位置に設定した際には、弾性部材50が摩擦面36の周面36bに配置され、最大限圧縮されて、周面36bに最大限押圧されて係止されると共に、弾性部材50と周面36bの凹凸形状とが互いに係合される。なお、図11において、変形前の弾性部材50の形状を点線で示している。
このように、本実施形態では、操作部20に対して挿入部12を固定する際には、弾性部材50を摩擦面36の周面36bに押圧して係止すると共に、弾性部材50を周面36bの凹凸形状に係合させている。このため、弾性部材50が摩擦面36に安定的かつ確実に係合することが可能となっており、安定的かつ大きな固定力量が提供され、操作部20に対して挿入部12を安定的かつ確実に固定することが可能となっている。
凹凸の形状、個数を変更しても、同様の効果が得られる。
本発明は、操作部に対して挿入部を回転操作するのに必要な操作力量を微細に調節可能な、操作部に対して挿入部がその中心軸の軸周り方向に回転可能な内視鏡を提供する。
本発明の第1実施形態の内視鏡を示す側面図。 本発明の第1実施形態の内視鏡の操作力量調節機構を、解放状態において示す縦断面図。 本発明の第1実施形態の内視鏡の操作力量調節機構を、固定状態において示す縦断面図。 本発明の第1実施形態の内視鏡の操作力量調節機構のカム機構を示す横断面図。 本発明の第1実施形態の内視鏡の操作力量調節機構のカム機構を示す模式図。 本発明の第2実施形態の内視鏡の操作力量調節機構の回転リング及び弾性部材を示す横断面図。 本発明の第3実施形態の内視鏡の操作力量調節機構を示す縦断面図。 本発明の第4実施形態の内視鏡の操作力量調節機構のカムリング及び弾性部材を示す横断面図。 本発明の第4実施形態の内視鏡の操作力量調節機構を、解放状態において示す縦断面図。 本発明の第4実施形態の内視鏡の操作力量調節機構を、調節状態において示す縦断面図。 本発明の第4実施形態の内視鏡の操作力量調節機構を、固定状態において示す縦断面図。 本発明の第5実施形態の内視鏡の操作力量調節機構を、解放状態において示す縦断面図。 本発明の第5実施形態の内視鏡の操作力量調節機構を、固定状態において示す縦断面図。 本発明の第6実施形態の内視鏡の操作力量調節機構を、解放状態において示す縦断面図。 本発明の第6実施形態の内視鏡の操作力量調節機構を、固定状態において示す縦断面図。 本発明の第6実施形態の内視鏡の操作力量調節機構を、固定状態において示す横断面図。
符号の説明
10…内視鏡、12…挿入部、20…操作部、34…操作部側部材、48…挿入部側部材、36…摩擦面、22,32,35…移動調節機構、50…弾性部材。

Claims (6)

  1. 操作部と、
    前記操作部に、前記操作部に対してその中心軸の軸周り方向に回転可能にその一端部が接続されている細長い挿入部と、
    前記操作部に設けられている操作部側部材と、
    前記挿入部に設けられ、前記挿入部と一体的に回転可能な挿入部側部材と、
    前記操作部側部材と前記挿入部側部材との一方の部材に設けられている弾性部材と、
    前記操作部側部材と前記挿入部側部材との他方の部材に設けられ、前記弾性部材に押圧されて前記挿入部を回転させた場合に前記弾性部材との間で回転に抗する摩擦力を発生させる摩擦面と、
    前記操作部側部材と前記挿入部側部材とを相対的に移動させて、前記弾性部材と前記摩擦面との間で作用する押圧力を前記弾性部材を変形させつつ連続的に調節する移動調節機構と、
    を具備することを特徴とする内視鏡。
  2. 前記操作部側部材と前記挿入部側部材とは、互いに略共軸に配置されている外側筒状部材と内側筒状部材とであり、
    前記摩擦面は、前記外側筒状部材と前記内側筒状部材との一方の筒状部材の、他方の筒状部材側の周面部に形成され、軸方向に略直交しており、
    前記弾性部材は、前記外側筒状部材と前記内側筒状部材との他方の筒状部材の、一方の筒状部材側の周面部に設けられており、
    前記移動調節機構は、前記外側筒状部材と前記内側筒状部材とを相対的に軸方向に移動させ、前記摩擦面に前記弾性部材を押圧させる、
    ことを特徴とする請求項1に記載の内視鏡。
  3. 前記操作部側部材と前記挿入部側部材とは、互いに略共軸に配置されている外側筒状部材と内側筒状部材とであり、
    前記摩擦面は、前記外側筒状部材と前記内側筒状部材との一方の筒状部材の、他方の筒状部材側の周面部に形成され、軸方向の一端側から他端側へと他方の筒状部材側に向かうテーパ面を有し、
    前記弾性部材は、前記外側筒状部材と前記内側筒状部材との他方の筒状部材の、一方の筒状部材側の周面部に設けられており、
    前記移動調節機構は、前記外側筒状部材と前記内側筒状部材とを相対的に軸方向に移動させ、前記テーパ面で前記弾性部材を軸方向に摺動させる、
    ことを特徴とする請求項1に記載の内視鏡。
  4. 前記摩擦面は、前記テーパ面に対して軸方向の他端側に連続的に形成されている周面を有する、
    ことを特徴とする請求項3に記載の内視鏡。
  5. 前記摩擦面は、前記摩擦面の軸方向の他端側に形成され前記弾性部材と係合する凹凸形状を有する、
    ことを特徴とする請求項3及び4に記載の内視鏡。
  6. 前記弾性部材は、前記摩擦面の軸方向の他端側において前記摩擦面と係合する凹凸形状を有する、
    ことを特徴とする請求項3乃至5に記載の内視鏡。
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